JP2005075400A - 燃料供給システム - Google Patents

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宏之 雨森
Michio Kugue
道雄 久々江
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文雄 森
Yoshiki Futamura
良樹 二村
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Abstract

【課題】 本発明は地下タンク及び管路の漏洩の有無を診断することを課題とする。
【解決手段】 燃料供給システム10は、給液所の地下に埋設された地下タンク12に貯留された燃料を計量機14から各車両の燃料タンクに供給するように構成されている。地下タンク12には、通気管路16が接続され、且つ、液面計18の挿入管18a、注油管路20、給液管路22が挿入されている。給液所の事務所26には、地下タンク12及び注油管路20、給液管路22の異常の有無を診断する診断装置28と、診断装置28による診断結果を表示する燃料供給システム監視パネル30とが設けられている。診断装置28は、地下タンク12及び管路からの漏洩の有無を判定する制御プログラムを実行する。監視パネル30は、診断装置28の診断結果として地下タンク12及び管路からの漏洩を検知した場合、漏洩の箇所を表示して係員に報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は燃料供給システムに係り、特に燃料が貯留されたタンクからの漏れの有無を判定するよう構成された燃料供給システムに関する。
例えば給液所等においては、燃料を貯蔵するための地下タンクが埋設されている。このような地下タンクに可燃性燃料を貯蔵する施設は、消防庁からの危険物関連通達により定期的に地下タンク及び地下配管の漏洩の有無を検査することが義務づけられている。
この種の検査方法としては、主に(1)地下タンクに水圧を掛けて漏洩の有無を検査する水加圧試験、(2)地下タンクに窒素ガスを充填してタンク内を加圧して漏洩の有無を検査するガス加圧試験、(3)タンク内を低圧に加圧して漏洩の有無を検査する微加圧試験、(4)真空ポンプによりタンク内を大気圧以下に減圧して漏洩の有無を検査する微減圧試験等がある。
一般には、微加圧試験が広く用いられているので、以下微加圧試験により地下タンク及び地下配管の漏洩の有無を検査する場合について説明する。尚、(1)〜(4)の各試験方法は、消防庁からの通達等により規定されており、それに沿った方法で地下タンクの圧力検査(漏洩検査)が行われる。
微加圧試験を行う場合、地下タンクを空の状態にしてから圧力検査を行っても良いし、あるいは地下タンク内に燃料が貯蔵された状態のまま圧力検査を行うことも可能である。微加圧試験の検査方法は、窒素ガスを地下タンクに封入して地下タンク内の圧力変動が生ずるか否かを一定時間監視する。そして、地下タンクの漏洩検査を行う際は、地下タンクを密閉させた状態で加圧して圧力変動の有無を確認することになる。
(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−19717号公報
しかしながら、従来は、上記のように、地下タンクの液面が変動しないように密閉させた状態でタンク検査を行うことになるので、計量機による給液を禁止しなければならず、検査が終了するまで、給液所の営業を中止しなければならないという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した燃料供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
請求項1記載の発明は、燃料を貯留するタンクと、被供給体に燃料を供給するための燃料供給機と、前記燃料供給機の稼動状況を監視する稼動状態監視手段と、前記タンクと前記燃料供給機とを接続する供給管路と、前記タンク内に貯留されている燃料の物理量を計測する計測手段と、前記稼動状態監視手段により検出された前記燃料供給機の稼動状態と、前記計測手段により計測された前記燃料の物理量変化の有無とから異常の有無を判定する判定手段と、を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記判定手段が、前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段が前記燃料の物理量変化を検出した場合には、異常があるものと判定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記判定手段が、前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の増加を示している場合には、前記異常が前記タンク内に流体が流入したことによるものであると判定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記判定手段が、前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示している場合には、前記異常が前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記判定手段が、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量が、所定の変化量以上に減少した場合には、前記燃料供給機以外から当該タンク内の燃料が抜き取られたことによるものであると判定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記判定手段が、前記異常は前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判断した回数が所定回数以下の場合には、前記燃料供給機以外から燃料が抜き取られたことによるものと判定する抜き取り判定手段を設けたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記判定手段が、前記稼動状態監視手段により前記燃料供給機がポンプは駆動されているが、燃料供給がされていない状態で、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が減少したことが検出された場合に異常と判定することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記判定手段は、前記稼動状態監視手段により、前記燃料供給機が燃料供給状態から停止状態に移行したことを検出した後、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が増加したことが検出された場合に異常と判定する。
請求項9記載の発明は、前記判定手段は、前記計測手段により前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示していることが検出され、その後、当該燃料の減少が停止したことが検出された場合には、前記計測手段により計測された値から、前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出した位置を特定することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、稼動状態監視手段により検出された燃料供給機の稼動状態と、計測手段により計測された前記燃料の物理量変化の有無とから異常の有無を判定するため、燃料供給機による燃料供給を禁止することなく燃料の漏洩の有無を判定することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、計測手段が燃料の物理量変化を検出した場合には、異常があるものと判定するため、燃料供給機による燃料供給を禁止することなく燃料の漏洩の有無を判定することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、燃料を供給していないのに燃料の増加がある場合には、被供給体に外部からの流体(地下水など)が流入していることを判定することができる。
請求項4記載の発明によれば、燃料を供給していないのに燃料が減少した場合には、タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことを判定できる。
請求項5記載の発明によれば、燃料が所定の変化量以上に減少した場合には、燃料供給機以外から当該タンク内の燃料が抜き取られたものと判定してタンク内の燃料を不正に抜いたことを報知したり、警告することが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、燃料の外部流出回数が所定回数以下の場合には、燃料が抜き取られたものと判定してタンク内の燃料を不正に抜いたことを報知したり、警告することが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、燃料供給機のポンプが駆動されているが、燃料供給がされていない状態で、計測手段によりタンク内の燃料の物理量が減少したことが検出された場合には、タンクと燃料供給機との間を連通する給液管路の途中に孔が形成されているものと推定することができ、修理の際に漏洩箇所を探し出す作業を簡略化することができる。
請求項8記載の発明によれば、燃料供給機が燃料供給状態から停止状態に移行した後、計測手段によりタンク内の燃料の物理量が増加したことが検出された場合には、タンクと燃料供給機との間を連通する給液管路の途中に孔が形成されているものと推定することができ、修理の際に漏洩箇所を探し出す作業を簡略化することができる。
請求項9記載の発明によれば、燃料の物理量変化が燃料の減少を示していることが検出され、その後、当該燃料の減少が停止したことが検出された場合には、計測手段により計測された値から、タンクに貯留されている燃料が外部に流出した位置を特定するため、タンク内の漏洩箇所の高さ位置が分かり、修理の際に漏洩箇所を探し出す作業を簡略化することができる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。
図1に示されるように、燃料供給システム10は、給液所の地下に埋設された地下タンク12に貯留された燃料を計量機(燃料供給機)14から各車両(図示せず)の燃料タンク(被供給体)に供給するように構成されている。
地下タンク12には、通気管路16が接続され、且つ、液面計18の挿入管18a、注油管路20、給液管路(供給管路)22が挿入されている。通気管路16は、給液所の所定高さ位置で大気開放されており、地下タンク12の液面の上下動に応じて空気の吸排を行う。
液面計(計測手段)18は、例えば、挿入管18aに設けられた同心円筒コンデンサの静電容量を測定する静電容量式の液面計であり、地下タンク12に挿入された挿入管18aが接触した液面位置(液位)に応じた液面検知信号を出力する。尚、本実施例では、液面計18により地下タンク12の液位(液面高さ)を計測し、その検知信号を出力するが、液面の変動を検知する方法としては、液位だけでなく、液位変化に応じた燃料の体積(量)を求めて体積(量)に応じた信号を出力するようにしても良い。
注油管路20は、タンクローリ車(図示せず)から燃料を荷卸しする際にハッチの吐出口(図示せず)に接続される。また、給液管路22の端部が連通された計量機14には、ポンプ、流量計などの給液機器が設けられ、給液ノズル24を車両の給液口(図示せず)に差し込んで、開弁操作されると、計量機14のポンプで汲み上げられた燃料が車両の燃料タンク(図示せず)に供給される。
給液所の事務所26には、地下タンク12及び注油管路20、給液管路22の異常の有無を監視し、異常が発生した場合に異常内容を判定する診断装置28と、診断装置28による診断結果を表示する燃料供給システム監視パネル30とが設けられている。診断装置28は、例えば、パーソナルコンピュータなどからなり、後述するように地下タンク12及び管路からの漏洩の有無を判定する制御プログラムを実行する。
この制御プログラムには、例えば、計量機14の停止状態、待機状態、供給状態などを監視する第一の制御プログラム(稼動状態監視手段)と、計量機14の稼動状態と液面計18により計測された燃料の液位変化の有無とから異常の有無を判定する第二の制御プログラム(判定手段)とがある。また、診断装置28は、液面計18や流量計からの各計測値を記憶させる記憶部28aを有する。
診断装置28は、上記液面計18からの液面検知信号や計量機14の流量計から流量計測信号、給液ノズル24が掛止されるノズル掛け(図示せず)に設けられたノズルスイッチからの信号が入力される。監視パネル30は、例えば、液晶パネル等のディスプレイ装置からなり、給液所に埋設された複数の地下タンク12の状態(異常の有無)を表示する。
診断装置28が監視する計量機14の稼動状態としては、(a)ポンプが停止されている停止状態、(b)ポンプが駆動されているが、燃料の供給が行われていないアイドリング状態、(c)ポンプが起動され、しかも、燃料を供給している燃料供給中の状態、(d)燃料供給が終了したが、ポンプは駆動されているアイドリング状態、(e)燃料供給が終了した後にポンプが停止された停止状態、がある。従って、診断装置28では、計量機14の稼動状態を監視し、現在の状態が上記(a)〜(e)の何れかの状態かどうかを確認している。
尚、診断装置28は、POS本体や給液所の各機器を管理する管理コンピュータ(図示せず)とも連携するようにLANによって通信可能に接続されている。あるいは、診断装置28がPOS本体や管理コンピュータを兼ねる構成とすることも可能である。
図2は燃料供給システム監視パネル30の表示例を示す図である。
図2に示されるように、燃料供給システム監視パネル30は、通常、No.1〜No.4の4基の地下タンク12a〜12dを模式的に表示する表示エリア30a〜30dを有し、各表示エリア30a〜30dには、各地下タンク12a〜12dに貯留された各燃料の貯蔵量が個別に表示されている。
図3は地下タンク12または管路で異常が発生した場合の表示例を示す図である。
図3に示されるように、燃料供給システム監視パネル30は、後述するように、診断装置28による診断結果4基の地下タンク12a〜12dのうちの何れか1基で異常が発生したことが判定された場合、異常が発生した画面をタッチすると、図2の表示画像から図3の表示画像に切り替わり、異常が発生した当該地下タンク12の画像を拡大表示して事務所26の係員に異常発生を報知する。
例えば、地下タンク12あるいは注油管路20、給液管路22でひび割れやピンホールによる漏洩が発生した場合、その漏洩箇所に異常発生マーク32を表示する。この異常発生マーク32は、例えば、地下タンク12で漏洩が発生したことを検知した場合、漏洩箇所の高さ位置を表示したり、あるいは注油管路20、給液管路22の漏洩箇所を表示して視覚的に係員に漏洩箇所を報知する。
そのため、係員は、燃料供給システム監視パネル30に表示された画像から漏洩が発生した地下タンク番号と、漏洩発生箇所が即座に分かり、直ちにメンテナンス会社に連絡して修理を依頼することができる。また、漏洩が発生したと判定された地下タンク12に燃料を荷卸しないように手配する。
ここで、診断装置28が実行する制御処理について説明する。
図4は荷卸し判断処理を説明するためのフローチャートである。
図4に示されるように、診断装置28は、タンクローリ車のハッチ(図示せず)に積込まれた燃料を地下タンク12に荷卸する際、S11で液面上昇率が予め設定された所定値(閾値)以上かどうかを確認する。S11において、液面計18により検出された液面検知信号に基づいて得られた液面上昇率が所定値(閾値)以上であるときは、S12に進み、荷卸し信号を出力する。
続いて、S13では、荷卸し開始時に液面計18で計測された液面値を記憶部28aに記憶する。そして、S14に進み、地下タンク12の液面上昇率がゼロになったかどうかを確認する。S14において、地下タンク12の液面上昇率がゼロになると、S15に進み、荷卸し信号の出力を停止する。
次のS16では、荷卸し終了時の液面値を記憶部28aに記憶させる。続いて、S17では、タンクローリ車のハッチに積込まれた燃料の荷卸し量をタンクローリ車に搭載された荷卸しコンピュータまたはハッチカード(共に図示せず)から読み込む。S18では、荷卸し終了時の液面値と荷卸し開始時の液面値との差と、地下タンク12の幅寸法、奥行き寸法とから地下タンク12の燃料の増加量を演算する。
S19では、荷卸し量が上記増加量と等しいかどうかを確認する。S19において、荷卸し量が上記増加量と等しいときは、異常がないので、今回の処理を終了する。しかし、S19において、荷卸し量が上記増加量と等しくないときは、S20に進み、荷卸し量よりも増加量が多いか否かを判定する。
S20において荷卸し量よりも増加量が少ない場合には、S21に進み、注油系統洩れ信号を出力して注油管路20で漏洩があることを燃料供給システム監視パネル30に表示させる。この場合、注油管路20の亀裂あるいはピンホールから燃料が流出して地下タンク12の液位が荷卸し量以下にしか増加しなかったものと判定することができる。
そのため、給液所の係員は、燃料供給システム監視パネル30の表示された画像により異常発生マーク32が注油管路20に表示されることにより、注油管路20で漏洩が発生したことを容易に確認することができる。よって、給液所の係員は、直ちに注油管路20の修理をメンテナンス会社に依頼することができると共に、修理が終わるまで当該注油管路20からの荷卸しを禁止する。
また、上記S20において荷卸し量よりも増加量が多い場合には、S22に進み、荷卸し終了時の液面値が計測可能な上限値以上かどうかを確認する。そして、S22において、荷卸し終了時の液面値が計測可能な上限値以上であるときは、S23に進み、過剰荷卸し信号を出力して当該地下タンク12が過剰荷卸し状態であることを燃料供給システム監視パネル30に表示させる。このように、荷卸し終了時の液面値が計測可能な上限値以上になった場合、地下タンク12内の液面上昇により地下タンク12の上部に連通された通気管路16の水平部分にも燃料が流入する場合がある。
また、本発明では、このように、過剰荷卸しがなされた場合に、通気管路16の異常も推定できるようにしている。即ち、過剰荷卸し信号が出力された際、荷卸し作業を一旦中止し、タンクローリ車のハッチに残された燃料の量を棒状のゲージをハッチ内に挿入して、まだ荷卸していない残量を測定する。
その残量が十分荷卸しできるように地下タンク12の燃料を、例えば、燃料給油機14を駆動して車両への給液、あるいは他のタンクに取り出す。その後、タンクローリ車のハッチに残された燃料を完全に荷卸しする。
そして、作業者は、図示しない過剰解消措置終了ボタンを押圧操作して過剰解消措置が終了したことを入力する。これにより、S24では、過剰解消措置が終了したことを記憶する。さらに、地下タンク12の燃料が計量機14から取り出された量は、計量機14内の流量計によって計測されている。そのため、作業者は、計量機14の流量計による流量計測値を地下タンク12からの抜取り量として入力する。
次のS25では、荷卸し量(上記抜取り量を除くハッチ残量)と液面計18によって測定された地下タンク12の燃料増加量と比較する。S25の比較結果が、荷卸し量と地下タンク12の燃料増加量とが同じ場合は、異常なしと判断して今回の処理を終了する。
ところが、S25において、荷卸し量と地下タンク12の燃料増加量とが異なる場合は、S26に進む。すなわち、S26では、通気菅路16の異常を出力する。何故ならば、荷卸し量よりも地下タンク12の燃料増加量が少ない場合は、上記荷卸し時の液面が上限値を超えて通気管路16の水平部分にも燃料が流入してしまい、通気管路16の途中に何らかの理由(例えば、腐食等)で孔が開いており、この孔から燃料が外部に漏れたものと推定できるからである。
ここで、計量機14による給液動作に伴う制御処理について図5のフローチャートを参照して参照して説明する。
図5に示されるように、計量機14の制御装置(図示せず)は、S31でノズルスイッチがオフになってノズル外れ信号が入力されたかどうかを確認する。S31において、給液ノズル24がノズル掛け(図示せず)から外されてノズル外れ信号が入力された場合、S32に進み、最終給液量の記憶を抹消する。
次のS33では、ポンプ駆動信号を出力する。続いて、S34では、ノズル外れを記憶する。そして、S35で流量計から流量パルスが出力されて流量がゼロ以上になったかどうかを確認する。S35において、流量計から流量パルスが出力されると、車両の燃料タンクへの燃料供給が開始されたものと判断してS36に進む、S36では、給液中であることを記憶する。
次のS37では、流量計から流量パルスを積算して車両への給液量(燃料供給量)を計測する。続いて、S38に進み、ノズルスイッチがオフになってノズル外れ信号が入力されたかどうかを確認する。S38において、給液ノズル24がノズル掛け(図示せず)から外されてノズル外れ信号が入力されている場合は、上記S37に戻り、給液量(燃料供給量)の計測を行う。
また、S38において、給液ノズル24がノズル掛け(図示せず)に戻されてノズル外れ信号が入力されない場合は、S39に進み、ポンプ駆動信号の出力を停止する。続いて、S40に進み、最終給液量(積算供給量)を記憶する。そして、S41に進み、待機状態(アイドリング状態)を記憶する。
ここで、診断装置28が実行する漏洩検知処理(1)について図6のフローチャートを参照して説明する。
図6に示されるように、診断装置28は、S51で荷卸し中の信号が入力されたかどうかを確認する。S51で荷卸し中の信号が入力されたときは、今回の処理を終了する。しかし、S51において、荷卸し中の信号が入力されないときは、S52に進み、給液が開始されたかどうかを確認する。S52において、ポンプ駆動信号が出力されない(稼動状態が停止状態)ときは、給液が開始されていないものと判断し、S53に進む。
S53では、給液が終了したかどうかを確認する。S53において、ポンプ駆動が停止されていないときは、給液中である可能性が高いので、S54に進む。S54では、給液中(稼動状態が燃料供給中)かどうかを確認する。S54において、計量機14の流量計から流量パルスが出力されているときは、上記S51に戻る。
上記S52において、ポンプ駆動信号が出力されたときは、待機状態(稼動状態がアイドリング状態)における診断を行なうため、S55に進む。S55では、液面計18からの液面検知信号により液面が低下したかどうかを確認する。
S55において、液面計18からの液面検知信号により液面が低下したことが検知されない場合、地下タンク12内の液位に変化がないので、燃料の漏洩がないものと判断してS53に進む。また、S55において、液面計18からの液面検知信号により液面が低下したことが検知された場合、S56に進み、所定時間が経過したかどうかを確認する。
S56で所定時間が経過した場合は、待機状態から供給状態を含みそれ以降の状態における診断のため、S53に進む。
S56で所定時間が経過していない場合、S57に進み、流量パルスの出力の有無によって給液中かどうかを確認する。そして、S57において、流量パルスが出力されて給液中であると判定された場合、上記S55に戻り、S55以降の処理を実行する。
また、S57において、流量パルスが出力されておらず待機状態で有ると判定された場合、S58に進み、給液管路22の途中に腐食による孔が形成されているものと判断して給液管路の異常信号を出力する。何故ならば、地下タンク12と計量機14との間を連通する給液管路22に孔が形成されている場合、配管内の負圧が維持できないため、前回のポンプ停止により給液管路22の中に存在する燃料が地下タンク12内に逆流する。
そして、次のポンプ起動時には、一旦地下タンク12内に逆流した燃料を、給液管路22内を充満させる現象が起こるため、実際、被供給体(車両の燃料タンク)に燃料が供給されていないのに拘わらず、地下タンク12から燃料が汲み上げられて地下タンク12内の液面が一時的に低下する。従って、ポンプ起動後、給液が開始されていない状態のときに、地下タンク12内の液位が減少した場合には、給液管路22に孔が形成されているものと推定することができる。
これにより、燃料供給システム監視パネル30は、表示された画像(図3参照)の給液管路22に対応する箇所に異常発生マーク32を表示して係員に報知する。(上記S55、S56は、請求項7記載の判定手段に相当する。また、上記S52〜S58は、請求項4、9記載の判定手段に相当する。)
上記S53において、ポンプ駆動が停止した(稼動状態が停止状態)ときは、ポンプ停止後の診断を行うため、S59に進み、地下タンク12の液位が上昇したかどうかを確認する。S59において、給液中でないのに液面計18からの液面検知信号により液面が上昇したことが検知された場合、上記S58に進み、給液管路22に孔が形成されているものと推定して、給液管路22の異常信号を出力する。何故ならば、給液管路22に孔が形成されている場合、給液管路22内の負圧が維持できなくなり、給液管路22の燃料が地下タンク12内に逆流するため、地下タンク12の液位が一時的に上昇するからである。
そのため、計量機14が燃料供給状態から停止状態に移行したことが検出された後、地下タンク12内の燃料が増加したことが検出された場合に異常と判定する。
S59において、給液中でないのに液面計18からの液面検知信号により液面が上昇したことが検知された場合、上記S58に進み、給液管路22で漏洩が発生しているものと判断して給液管路漏れ信号を出力する。この判断理由は、給液管路22に孔があいている場合、地下水または空気が給液管路22に流入すると、給液管路22にくみ上げられた燃料が地下タンク12内に逆流するため、地下タンク12の液位が上昇するからである。
そのため、計量機14が燃料供給状態からポンプが停止した停止状態を検出した後、所定時間経過したことが検出されたときに、地下タンク12内の燃料が増加したことが検出された場合に異常と判定する。
また、S59において、液面計18からの液面検知信号により液面が上昇したことが検知されなかった場合、S60に進み、所定時間が経過したかどうかを確認する。S60で所定時間が経過するまでS59の処理を繰り返す。そして、S60において、所定時間が経過したときは、上記S54に進む。
また、上記S54において、給液中でないときは、S61に進み、液面計18からの液面検知信号により地下タンク12の液位が変化したかどうかを確認する。S61において、地下タンク12の液位が変化したときは、S62に進み、地下タンク12の液面が上昇したかどうかを確認する。そして、S62において、地下タンク12の液面が上昇したときは、この場合、地下タンク12の亀裂あるいはピンホールから地下水が流入して地下タンク12の液位が増加したものと判定することができるので、S63に進み、タンク流入信号を出力する。これにより、燃料供給システム監視パネル30は、表示された画像(図3参照)の地下タンク12に対応する箇所に異常発生マーク32を表示して係員に報知する。(上記S62、S63は、請求項2、3記載の判定手段に相当する。)
また、上記S62において、地下タンク12の液面が上昇しないときは、S64に進み、液面低下率が所定の低下率以上かどうかを確認する。S64において、液面低下率が所定の低下率以上であるときは、地下タンク12から燃料が抜き取られた可能性が大きいので、S65に進み、今回が所定回数n回目に達したかどうかを確認する。S65において、所定回数n回目に達していないときは、上記S54に戻り、S54以降の処理を繰り返す。
また、S65において、所定回数n回目に達していないときは、S66に進み、盗難信号を出力して対応する地下タンクの画像(図2参照)に「盗難発生」といったようなメッセージを表示させる。(上記S64、S66は、請求項5記載の判定手段に相当する。また上記S65、S66は、請求項6記載の判定手段に相当する。)
また、上記S61で地下タンク12の液位が変化しないとき、あるいはS64において、液面低下率が所定の低下率以下であるときは、S67に進み、地下タンク12で漏洩が発生したものと判断してタンク漏れ信号を出力する。
次のS68では、液面低下率がゼロかどうかを確認する。S68において、液面低下率がゼロになったときは、漏洩による液面の低下が停止したため、S69で液面計18からの液面検知信号により地下タンク12の液位を読み取る。そして、S70では、漏洩検知高さ位置検出信号を出力する。これにより、燃料供給システム監視パネル30は、液面低下が停止した液位に基づいて表示された画像(図3参照)の地下タンク12の漏洩箇所に対応する箇所(高さ位置)に異常発生マーク32を表示して係員に報知する。従って、計量機14による燃料供給を禁止することなく燃料の漏洩の有無を判定することが可能になる。(上記S67〜S70は、請求項9記載の判定手段に相当する。)
ここで、診断装置28が実行する漏洩検知処理(2)について図7のフローチャートを参照して説明する。
図7に示されるように、診断装置28は、S71で給液開始かどうかを確認する。S71において、流量計からの流量パルスにより給液開始されたことを確認すると、S72に進み、給液開始時の液面値を液面計18から読み込んで記憶する。
続いて、S73に進み、給液が終了したかどうかを確認する。S73において、流量計からの流量パルスの出力が停止し、ポンプが停止した場合、給液が終了したものと判断してS74に進む。S74では、給液終了時の液面値を液面計18から読み込んで記憶する。
続いて、S75に進み、流量パルスの積算値から得られた実給液量を記憶する。そして、S76では、給液開始時の液面値から給液終了時の液面値を減算して地下タンク12の減少量を演算する。S77では、流量計で計測された実給液量と液面計18により計測された液位変化に基づく減少量との差が予め設定された誤差と等しいかどうかを確認する。S77において、流量計で計測された実給液量と液面計18により計測された液位変化に基づく減少量との差が予め設定された誤差と等しいときは、異常がないので、今回の処理を終了する。
また、上記S77において、実給液量と減少量との差があるときは、S78に進み、誤差がゼロ以上かどうかを確認する。S78において、誤差がゼロ以上のときは、S79に進み、マイナス器差信号を出力する。また、S78において、誤差がゼロ以下のときは、S80に進み、プラス器差信号を出力する。このように、流量計で計測された実給液量と液面計18により計測された液位変化に基づいて流量計の器差異常も推定できるものである。
ここで、診断装置28が実行するデータ取得処理について図8のフローチャートを参照して説明する。
図8に示されるように、診断装置28は、S81でノズル外れ信号が出力されたかどうかを確認する。S81において、ノズル外れ信号が出力されたときは、S82に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)にノズル外れ信号有りを記憶する。
次のS83では、給液開始信号が出力されたかどうかを確認する。S83において、給液開始信号が出力されたときは、S84に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)に給液開始信号有りを記憶する。
次のS85では、給液中信号が出力されたかどうかを確認する。S85において、給液中信号が出力されたときは、S86に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)に給液中信号有りを記憶する。
次のS87では、給液終了信号が出力されたかどうかを確認する。S88において、給液終了信号が出力されたときは、S88に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)に給液終了信号有りを記憶する。
次のS89では、荷卸し信号が出力されたかどうかを確認する。S89において、荷卸し信号が出力されたときは、S90に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)に荷卸し信号有りを記憶する。
次のS91では、液面計18から液面信号が出力されたかどうかを確認する。S91において、液面信号が出力されたときは、S92に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)に液面信号有りを記憶する。
このようにして機器状態データベース40に各信号が出力されたことを各時間帯ごとに分類して記憶する。従って、機器状態データベース40を検索することにより、各時間帯ごとに出力された信号の有無を検索することができる。
ここで、診断装置28が実行するデータ診断処理について図10のフローチャートを参照して説明する。尚、データ診断処理は、例えば、定期的に実行しても良いし、あるいは営業終了時、あるいは顧客が来ない時間帯など任意の時間に実行されるように設定されている。
図10に示されるように、診断装置28は、S101で機器状態データベース40に記憶された各時間帯毎のデータを読み込む。続いて、S102に進み、液面変化有りを検索する。そして、S103では、液面変化有りの時間帯(例えば、図9に示す時間8)を抽出する。
次のS104では、抽出された液面変化の時間帯でノズル外れ信号が出力されたかどうかを確認する。S104において、抽出された液面変化の時間帯でノズル外れ信号が出力されていないときは、S105に進み、抽出された液面変化の時間帯で給液開始信号が出力されたかどうかを確認する。
S105において、抽出された液面変化の時間帯で給液開始信号が出力されなかったときは、S106に進み、抽出された液面変化の時間帯で給液中信号が出力されたかどうかを確認する。
そして、S106において、抽出された液面変化の時間帯で給液中信号が出力されなかったときは、S107に進み、抽出された液面変化の時間帯で給液終了信号が出力されたかどうかを確認する。
S107において、抽出された液面変化の時間帯で給液終了信号が出力されなかったときは、S108に進み、抽出された液面変化の時間帯で荷卸し信号が出力されたかどうかを確認する。
S108において、抽出された液面変化の時間帯で荷卸し信号が出力されなかったときは、S109に進み、地下タンク12で漏洩が発生したものと判断して地下タンク漏洩信号を出力する。例えば、図9に示す機器状態データベース40では、時間8でどの信号も出力されていないのに液面値が減少しており、このような場合には地下タンク漏洩信号が出力される。
また、上記S104において、抽出された液面変化の時間帯でノズル外れ信号が出力されたときは、S110に進み、他の時間帯(図9に示す時間9〜13)を抽出し、S111で他の時間があるときは、S103に進み、S103〜S109の処理を繰り返す。また、上記S105〜S108において、各信号出力がないときは、上記S110、S111の処理を繰り返す。また、上記S111において、抽出された液面変化の時間帯で他の時間がないときは、今回の処理を終了する。
このように、機器状態データベース40に各信号が出力されたことを各時間帯ごとに記憶させておくことにより、給液所の係員の都合の良い時間に機器状態データベース40を検索して漏洩の有無を判定することが可能になり、常時漏洩の有無を監視する必要がない。従って、計量機14による燃料供給を禁止することなく燃料の漏洩の有無を判定することが可能になる。
また、上記実施例では、ガソリンや軽油等の油液を車両の燃料タンクに給液する場合を一例として挙げたが、これに限らず、油液以外の燃料(例えば、燃料電池車で消費される水素、あるいはLPG車やCNG車などで燃料として消費されるガス等)を供給する燃料供給装置にも適用できるのは勿論である。
本発明になる燃料供給システムの一実施例を示す構成図である。 燃料供給システム監視パネル30の表示例を示す図である。 地下タンク12または管路で異常が発生した場合の表示例を示す図である。 診断装置28が実行する荷卸し判断処理を説明するためのフローチャートである。 計量機14による給液動作に伴う制御処理を説明するためのフローチャートである。 診断装置28が実行する漏洩検知処理(1)を説明するためのフローチャートである。 診断装置28が実行する漏洩検知処理(2)を説明するためのフローチャートである。 診断装置28が実行するデータ取得処理を説明するためのフローチャートである。 機器状態データベース40を模式的に示す図である。 診断装置28が実行するデータ診断処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給システム
12 地下タンク
14 計量機
16 通気管路
18 液面計
20 注油管路
22 給液管路
24 給液ノズル
28 診断装置
28a 記憶部
30 燃料供給システム監視パネル
32 異常発生マーク
40 機器状態データベース

Claims (9)

  1. 燃料を貯留するタンクと、
    被供給体に燃料を供給するための燃料供給機と、
    前記燃料供給機の稼動状況を監視する稼動状態監視手段と、
    前記タンクと前記燃料供給機とを接続する供給管路と、
    前記タンク内に貯留されている燃料の物理量を計測する計測手段と、
    前記稼動状態監視手段により検出された前記燃料供給機の稼動状態と、前記計測手段により計測された前記燃料の物理量変化の有無とから異常の有無を判定する判定手段と、
    を設けたことを特徴とする燃料供給システム。
  2. 前記判定手段は、
    前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段が前記燃料の物理量変化を検出した場合には、異常があるものと判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。
  3. 前記判定手段は、
    前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の増加を示している場合には、前記異常が前記タンク内に流体が流入したことによるものであると判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。
  4. 前記判定手段は、
    前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示している場合には、前記異常が前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判定することを特徴とする請求項1または3の何れかに記載の燃料供給システム。
  5. 前記判定手段は、
    前記計測手段により検出された前記燃料の物理量が、所定の変化量以上に減少した場合には、前記燃料供給機以外から当該タンク内の燃料が抜き取られたことによるものであると判定することを特徴とする請求項4記載の燃料供給システム。
  6. 前記判定手段が前記異常は前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判断した回数が所定回数以下の場合には、前記燃料供給機以外から燃料が抜き取られたことによるものと判定する抜き取り判定手段を設けたことを特徴とする請求項4または5の何れかに記載の燃料供給システム。
  7. 前記判定手段は、
    前記稼動状態監視手段により前記燃料供給機がポンプは駆動されているが、燃料供給がされていない状態で、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が減少したことが検出された場合に異常と判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。
  8. 前記判定手段は、
    前記稼動状態監視手段により、前記燃料供給機が燃料供給状態から停止状態に移行したことを検出した後、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が増加したことが検出された場合に異常と判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。
  9. 前記判定手段は、
    前記計測手段により前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示していることが検出され、その後、当該燃料の減少が停止したことが検出された場合には、前記計測手段により計測された値から、前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出した位置を特定することを特徴とする請求項1または2記載の燃料供給システム。
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