JP2005075400A - 燃料供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料供給システム10は、給液所の地下に埋設された地下タンク12に貯留された燃料を計量機14から各車両の燃料タンクに供給するように構成されている。地下タンク12には、通気管路16が接続され、且つ、液面計18の挿入管18a、注油管路20、給液管路22が挿入されている。給液所の事務所26には、地下タンク12及び注油管路20、給液管路22の異常の有無を診断する診断装置28と、診断装置28による診断結果を表示する燃料供給システム監視パネル30とが設けられている。診断装置28は、地下タンク12及び管路からの漏洩の有無を判定する制御プログラムを実行する。監視パネル30は、診断装置28の診断結果として地下タンク12及び管路からの漏洩を検知した場合、漏洩の箇所を表示して係員に報知する。
【選択図】 図1
Description
(例えば、特許文献1参照)。
請求項1記載の発明は、燃料を貯留するタンクと、被供給体に燃料を供給するための燃料供給機と、前記燃料供給機の稼動状況を監視する稼動状態監視手段と、前記タンクと前記燃料供給機とを接続する供給管路と、前記タンク内に貯留されている燃料の物理量を計測する計測手段と、前記稼動状態監視手段により検出された前記燃料供給機の稼動状態と、前記計測手段により計測された前記燃料の物理量変化の有無とから異常の有無を判定する判定手段と、を設けたことを特徴とする。
図1に示されるように、燃料供給システム10は、給液所の地下に埋設された地下タンク12に貯留された燃料を計量機(燃料供給機)14から各車両(図示せず)の燃料タンク(被供給体)に供給するように構成されている。
図2に示されるように、燃料供給システム監視パネル30は、通常、No.1〜No.4の4基の地下タンク12a〜12dを模式的に表示する表示エリア30a〜30dを有し、各表示エリア30a〜30dには、各地下タンク12a〜12dに貯留された各燃料の貯蔵量が個別に表示されている。
図3に示されるように、燃料供給システム監視パネル30は、後述するように、診断装置28による診断結果4基の地下タンク12a〜12dのうちの何れか1基で異常が発生したことが判定された場合、異常が発生した画面をタッチすると、図2の表示画像から図3の表示画像に切り替わり、異常が発生した当該地下タンク12の画像を拡大表示して事務所26の係員に異常発生を報知する。
図4は荷卸し判断処理を説明するためのフローチャートである。
図5に示されるように、計量機14の制御装置(図示せず)は、S31でノズルスイッチがオフになってノズル外れ信号が入力されたかどうかを確認する。S31において、給液ノズル24がノズル掛け(図示せず)から外されてノズル外れ信号が入力された場合、S32に進み、最終給液量の記憶を抹消する。
図6に示されるように、診断装置28は、S51で荷卸し中の信号が入力されたかどうかを確認する。S51で荷卸し中の信号が入力されたときは、今回の処理を終了する。しかし、S51において、荷卸し中の信号が入力されないときは、S52に進み、給液が開始されたかどうかを確認する。S52において、ポンプ駆動信号が出力されない(稼動状態が停止状態)ときは、給液が開始されていないものと判断し、S53に進む。
上記S53において、ポンプ駆動が停止した(稼動状態が停止状態)ときは、ポンプ停止後の診断を行うため、S59に進み、地下タンク12の液位が上昇したかどうかを確認する。S59において、給液中でないのに液面計18からの液面検知信号により液面が上昇したことが検知された場合、上記S58に進み、給液管路22に孔が形成されているものと推定して、給液管路22の異常信号を出力する。何故ならば、給液管路22に孔が形成されている場合、給液管路22内の負圧が維持できなくなり、給液管路22の燃料が地下タンク12内に逆流するため、地下タンク12の液位が一時的に上昇するからである。
また、上記S62において、地下タンク12の液面が上昇しないときは、S64に進み、液面低下率が所定の低下率以上かどうかを確認する。S64において、液面低下率が所定の低下率以上であるときは、地下タンク12から燃料が抜き取られた可能性が大きいので、S65に進み、今回が所定回数n回目に達したかどうかを確認する。S65において、所定回数n回目に達していないときは、上記S54に戻り、S54以降の処理を繰り返す。
また、上記S61で地下タンク12の液位が変化しないとき、あるいはS64において、液面低下率が所定の低下率以下であるときは、S67に進み、地下タンク12で漏洩が発生したものと判断してタンク漏れ信号を出力する。
ここで、診断装置28が実行する漏洩検知処理(2)について図7のフローチャートを参照して説明する。
図7に示されるように、診断装置28は、S71で給液開始かどうかを確認する。S71において、流量計からの流量パルスにより給液開始されたことを確認すると、S72に進み、給液開始時の液面値を液面計18から読み込んで記憶する。
図8に示されるように、診断装置28は、S81でノズル外れ信号が出力されたかどうかを確認する。S81において、ノズル外れ信号が出力されたときは、S82に進み、記憶部28aに格納された機器状態データベース40(図9参照)にノズル外れ信号有りを記憶する。
図10に示されるように、診断装置28は、S101で機器状態データベース40に記憶された各時間帯毎のデータを読み込む。続いて、S102に進み、液面変化有りを検索する。そして、S103では、液面変化有りの時間帯(例えば、図9に示す時間8)を抽出する。
12 地下タンク
14 計量機
16 通気管路
18 液面計
20 注油管路
22 給液管路
24 給液ノズル
28 診断装置
28a 記憶部
30 燃料供給システム監視パネル
32 異常発生マーク
40 機器状態データベース
Claims (9)
- 燃料を貯留するタンクと、
被供給体に燃料を供給するための燃料供給機と、
前記燃料供給機の稼動状況を監視する稼動状態監視手段と、
前記タンクと前記燃料供給機とを接続する供給管路と、
前記タンク内に貯留されている燃料の物理量を計測する計測手段と、
前記稼動状態監視手段により検出された前記燃料供給機の稼動状態と、前記計測手段により計測された前記燃料の物理量変化の有無とから異常の有無を判定する判定手段と、
を設けたことを特徴とする燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段が前記燃料の物理量変化を検出した場合には、異常があるものと判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の増加を示している場合には、前記異常が前記タンク内に流体が流入したことによるものであると判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記稼動状態監視手段が前記燃料供給機により燃料の供給がされていないことを検出しているときに、前記計測手段により検出された前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示している場合には、前記異常が前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判定することを特徴とする請求項1または3の何れかに記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記計測手段により検出された前記燃料の物理量が、所定の変化量以上に減少した場合には、前記燃料供給機以外から当該タンク内の燃料が抜き取られたことによるものであると判定することを特徴とする請求項4記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段が前記異常は前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出したことによるものであると判断した回数が所定回数以下の場合には、前記燃料供給機以外から燃料が抜き取られたことによるものと判定する抜き取り判定手段を設けたことを特徴とする請求項4または5の何れかに記載の燃料供給システム。
- 前記判定手段は、
前記稼動状態監視手段により前記燃料供給機がポンプは駆動されているが、燃料供給がされていない状態で、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が減少したことが検出された場合に異常と判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記稼動状態監視手段により、前記燃料供給機が燃料供給状態から停止状態に移行したことを検出した後、前記計測手段により前記タンク内の燃料の物理量が増加したことが検出された場合に異常と判定することを特徴とする請求項1記載の燃料供給システム。 - 前記判定手段は、
前記計測手段により前記燃料の物理量変化が前記燃料の減少を示していることが検出され、その後、当該燃料の減少が停止したことが検出された場合には、前記計測手段により計測された値から、前記タンクに貯留されている燃料が外部に流出した位置を特定することを特徴とする請求項1または2記載の燃料供給システム。
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2003
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