JPH06159075A - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
- Publication number
- JPH06159075A JPH06159075A JP4341395A JP34139592A JPH06159075A JP H06159075 A JPH06159075 A JP H06159075A JP 4341395 A JP4341395 A JP 4341395A JP 34139592 A JP34139592 A JP 34139592A JP H06159075 A JPH06159075 A JP H06159075A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- intake
- engine
- tumble
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/48—Tumble motion in gas movement in cylinder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
ブルを発生する吸気系において、更にエンジン冷態時の
燃料霧化等を促進する。 【構成】 吸気ポート12の内曲り部12aに、タンブ
ルポート20をポート内を通る吸入空気に対向してアシ
ストエアを噴出するように設け、且つ霧化ポート21を
吸気弁ヘッド13a付近の燃料にアシストエアを噴出す
るように設ける。そして冷態時は切換弁22によりアシ
ストエアを霧化ポート21に導いて、吸気弁ヘッド13
a付近の燃料を飛散し、暖機時は切換弁22によりアシ
ストエアをタンブルポート20に導き、ポート内を通る
吸入空気をポート外曲り側に偏流して、シリンダ3内に
軸方向に旋回するタンブルを発生する。
Description
ソリンエンジンにおいて、吸気の際にアシストエアを用
いて、シリンダ内にタンブル(縦スワール)を発生した
り、燃料の霧化を促進するように制御する吸気装置に関
する。
荷時には吸入空気量が大幅に絞られることで燃焼が悪く
なり、燃費、エミッション、運転性能が悪化する傾向に
ある。そこでこのような低負荷時の燃費等を改善する手
段としては、吸気行程でシリンダ内に種々の旋回流を生
じ、これにより着火、燃焼時に強い乱流を伴って燃焼を
促進することが有効である。
向に旋回する横スワールの場合は、混合気を均一化する
のには有効であるが、燃焼室内の乱流の利用が低い。一
方、シリンダ内の軸方向に旋回するタンブル(縦スワー
ル)では、圧縮行程後半でタンブル崩壊する際に大きく
乱れて、燃焼室内に強い乱流を生じることが期待され
る。そこでエンジンの吸気系を改善して、特に低負荷時
の吸気の際に、シリンダ内に有効にタンブルを発生する
ことが望まれる。
装置としては、略直角に曲がって形成される吸気ポート
を通る吸入空気に対してタンブルポートのアシストエア
を噴射し、その吸入空気をポート外曲り側に偏流する。
そして吸入空気を排気ポート側を経由してシリンダに流
入させ、これによりシリンダ内の軸方向に旋回するタン
ブルを発生することが提案されている。
術のものにあっては、タンブルポートが吸気ポートの吸
入空気の流れる方向と逆向きに設けられているので、特
にエンジン冷態時にはインジェクタから噴射する燃料が
ポート壁面に付着し易くなる。このため燃料の霧化が悪
くなる等の問題がある。
で、アシストエアにより吸入空気を偏流してタンブルを
発生する吸気系において、更にエンジン冷態時の燃料霧
化等を促進することを目的とする。
本発明は、吸気ポートの内曲り部に、タンブルポートを
ポート内を通る吸入空気に対向してアシストエアを噴出
するように設け、且つ霧化ポートを吸気弁のヘッド付近
の燃料にアシストエアを噴出するように設け、これらの
タンブルポートと霧化ポートとを切換弁、通路を介して
スロットル弁の上流側に連通し、制御ユニットからの信
号により切換弁をいずれか一方のポートに切換えるよう
に制御するものである。
化ポートとタンブルポートにかかって、アシストエアが
高速で噴出される。そこで例えば冷態時には切換弁が霧
化ポートに切換制御され、これにより比較的多く噴射さ
れて吸気弁のヘッド付近に付着する燃料にアシストエア
が吹付けられ、このためその燃料が有効に飛散して空気
との混合霧化が促進される。また暖機状態では切換弁が
タンブルポートに切換わることで、このポートから噴出
するアシストエアにより吸気ポートを通る吸入空気が外
曲り側に偏流され、このため吸入空気は排気ポート側を
経由してシリンダの軸方向に流入しシリンダ内に強いタ
ンブルが有効に生じて、燃焼等が促進されるようにな
る。
する。図1と図2において、2吸気弁式エンジンについ
て説明する。符号1はエンジン本体であり、シリンダブ
ロック2のシリンダ3にはピストン4が往復移動可能に
挿入され、シリンダヘッド5においてシリンダ3の頂部
に燃焼室6が設けられ、燃焼室の略中心に点火プラグ7
が配置される。
気マニホールド11がシリンダヘッド5に連結し、この
吸気マニホールド11と連通する吸気ポート12が燃焼
室6の片側に連通される。そして吸気ポート12に吸気
弁13が、弁座14に接離して開閉するように設置され
る。また吸気マニホールド11の端部にはインジェクタ
15が、吸気ポート12に燃料噴射するように取付けら
れている。
曲がって形成されているため、アシストエアにより吸入
空気を曲率半径の大きい外曲り側に偏流させることで、
タンブルを生じることが可能になる。そこでシリンダヘ
ッド5の吸気ポート12において、曲率半径の小さい内
曲り部12aの吸気弁13の上流側にタンブルポート2
0が連通して設けられる。このタンブルポート20はL
字形に屈曲して、ポート内を通る吸入空気と対向する方
向に指向して形成される。
ポート12の内曲り部12aの吸気弁13の直前に霧化
ポート21が、弁座14や吸気弁ヘッド13aの方向に
指向して設けられる。そしてこれらのタンブルポート2
0と霧化ポート21とが、通路26,27、切換弁2
2、通路23を介してスロットル弁10の上流側に連通
して、特に低負荷時にアシストエアを多く噴出すること
が可能になっている。
入力する制御ユニット25を有し、水温によりエンジン
状態を判断する。そして水温の低い冷態時には切換弁2
2を霧化ポート21に切換え、水温が上昇して暖機する
と切換弁22をタンブルポート20に切換えるようにな
っている。
る。先ずエンジン運転時の吸気行程では、所定のタイミ
ングで吸気弁13が開閉してシリンダ3内に吸気され、
シリンダ3の内部のピストン4が往復移動し、更にイン
ジェクタ15から所定の燃料が噴射される。このとき制
御ユニット25では、図3のフローチャートで示すよう
に冷却水等の水温によりエンジン状態が判断され、冷態
時には切換弁22が霧化ポート21に切換わる。そこで
特にアイドリング等の低負荷時には、霧化ポート21に
大きい吸入負圧がかかってスロットル弁10の上流から
通路23を介して空気が吸出され、このアシストエアB
が霧化ポート21から吸気弁ヘッド13aに向けて高速
で噴出する。
は制限されなくなって、燃料のポート内面に対する付着
が減少する。またこの冷態時にはインジェクタ15によ
り比較的多い燃料が噴射されて弁座14や吸気弁ヘッド
13aの付近に付着するが、図1のようにこの燃料Dに
霧化ポート21のアシストエアBが吹付けられること
で、全ての燃料Dは効果的にシリンダ3内に飛散して空
気との混合霧化が促進される。このため冷態時の燃焼、
運転が安定して良好に行われる。
に低負荷時に切換弁22によりアシストエアB’が、タ
ンブルポート20から高速で噴出するように制御され
る。このため吸気ポート12を通る吸入空気Aは、タン
ブルポート20からのアシストエアB’によりポート内
の外曲り側に偏流され、この結果バルブ回りの流速分布
は、図2のように排気ポート(図示省略)側に向いたも
のになる。このため吸気ポート12からの吸入空気A
は、略直線的に排気ポート側を経由してシリンダ3内に
流入し、これによりシリンダ3と燃焼室6の内部におい
て、図1のようにシリンダ軸方向に旋回するタンブルC
が有効に発生する。
がピストン4の移動で圧縮されることで、タンブルCも
崩れるようになる。そして圧縮行程後半でタンブル崩壊
する際に混合気の流れが大きく乱れて、燃焼室6内に強
い乱流を生じる。そこで燃焼室6の中央の点火プラグ7
により着火されると、混合気は強い乱流により速い燃焼
速度で燃焼するのであり、こうして燃焼が促進される。
このため運転性能を犠牲にすることなく、希薄混合気で
燃焼することが可能になり、EGR制御によりエミッシ
ョンを向上することができる。
が、1吸気弁式エンジン以外にも同様に適応することが
できるのは勿論である。
エンジンの吸気系にタンブルポートと霧化ポートとが設
けられ、エンジンの状態により切換弁でいずれか一方に
切換えるように構成されるので、冷態時には燃料のポー
ト内面への付着を減じて、霧化ポートのアシストエアに
より燃料霧化を促進することができる。また暖機時には
タンブルポートのアシストエアによりタンブルを生じ
て、燃焼等を促進することができ、冷態時と暖機時の燃
焼性能がいずれも向上する。2種類のポートを切換弁で
切換える構成であるから、構造が簡単であり、種々の制
御を行うことも可能になる。
す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気ポートの内曲り部に、タンブルポー
トをポート内を通る吸入空気に対向してアシストエアを
噴出するように設け、且つ霧化ポートを吸気弁のヘッド
付近の燃料にアシストエアを噴出するように設け、これ
らのタンブルポートと霧化ポートとを切換弁、通路を介
してスロットル弁の上流側に連通し、制御ユニットから
の信号により切換弁をいずれか一方のポートに切換える
ように制御することを特徴とするエンジンの吸気装置。 - 【請求項2】 制御ユニットは、冷却水等の温度センサ
の信号によりエンジンの状態を判断し、冷態時は切換弁
を霧化ポートに、暖機時は切換弁をタンブルポートにそ
れぞれ切換えることを特徴とする請求項1記載のエンジ
ンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341395A JPH06159075A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341395A JPH06159075A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159075A true JPH06159075A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18345738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341395A Pending JPH06159075A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06159075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19647301A1 (de) * | 1996-11-15 | 1998-05-20 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Gemischbereitung für eine Otto-Brennkraftmaschine sowie Brennkraftmaschine zur Durchführung des Verfahrens |
CN101929920A (zh) * | 2010-06-03 | 2010-12-29 | 天津大学 | 对汽油机缸盖进气道流体参数进行测量的装置 |
FR2948728A1 (fr) * | 2009-07-30 | 2011-02-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de controle d'ecoulement d'un fluide d'admission pour un moteur a combustion interne et moteur pour la mise en œuvre dudit procede |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP4341395A patent/JPH06159075A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19647301A1 (de) * | 1996-11-15 | 1998-05-20 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Gemischbereitung für eine Otto-Brennkraftmaschine sowie Brennkraftmaschine zur Durchführung des Verfahrens |
FR2948728A1 (fr) * | 2009-07-30 | 2011-02-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de controle d'ecoulement d'un fluide d'admission pour un moteur a combustion interne et moteur pour la mise en œuvre dudit procede |
WO2011015735A1 (fr) * | 2009-07-30 | 2011-02-10 | Peugeot Citroën Automobiles SA | Procede de controle d'ecoulement d'un fluide d'admission pour un moteur a combustion interne et moteur pour la mise en œuvre dudit procede |
CN101929920A (zh) * | 2010-06-03 | 2010-12-29 | 天津大学 | 对汽油机缸盖进气道流体参数进行测量的装置 |
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