JPH06158603A - 枕 木 - Google Patents
枕 木Info
- Publication number
- JPH06158603A JPH06158603A JP31471292A JP31471292A JPH06158603A JP H06158603 A JPH06158603 A JP H06158603A JP 31471292 A JP31471292 A JP 31471292A JP 31471292 A JP31471292 A JP 31471292A JP H06158603 A JPH06158603 A JP H06158603A
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- Japan
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- elastic body
- sleeper
- track
- tie
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Abstract
(57)【要約】
【目的】軌道の横ずれと振動を防止することが出来る枕
木を提供する。 【構成】枕木本体１の底面に、幅方向に沿って突条２又
は／及び凹溝４が設けられ、底面に弾性体３が取着され
ている。
木を提供する。 【構成】枕木本体１の底面に、幅方向に沿って突条２又
は／及び凹溝４が設けられ、底面に弾性体３が取着され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バラスト道床に好適に
敷設される枕木に関する。
敷設される枕木に関する。
【０００２】
【従来の技術】軌道列車の輸送力増強や高速化の進展に
伴って、軌道に加わる荷重条件、振動は厳しくなるが、
その分岐部や屈曲部に於いては、列車通過時に横圧が加
わり、特にバラスト軌道の場合には、軌道の横ずれが起
り易い。
伴って、軌道に加わる荷重条件、振動は厳しくなるが、
その分岐部や屈曲部に於いては、列車通過時に横圧が加
わり、特にバラスト軌道の場合には、軌道の横ずれが起
り易い。
【０００３】そこで、ＰＣ（プレストレスドコンクリー
ト）製枕木にあっては、実開昭50−120001号公報に示す
ように、その底部の敷設面にゴム板を現場で貼付するこ
とにより、振動を吸収すると共に、バラスト軌道との摩
擦抵抗を大きくし、枕木のずれ、延いては軌道の横ずれ
を少なくするようにしていた。
ト）製枕木にあっては、実開昭50−120001号公報に示す
ように、その底部の敷設面にゴム板を現場で貼付するこ
とにより、振動を吸収すると共に、バラスト軌道との摩
擦抵抗を大きくし、枕木のずれ、延いては軌道の横ずれ
を少なくするようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現場で
のゴム板貼付作業は、殆どが夜間作業である為、ＰＣ製
枕木の貼付面が夜露等で濡れていることが多く、貼着不
能であったり、充分な接着強度が得られないという問題
があった。又、貼着したゴム板も剥離し易いと共に、ゴ
ム板が剪断変形する為、横圧に対する横抵抗力（一般に
は、枕木を軌条を締結しない状態で横方向に引張り、２
mm移動した際の荷重をいう）が不充分であった。
のゴム板貼付作業は、殆どが夜間作業である為、ＰＣ製
枕木の貼付面が夜露等で濡れていることが多く、貼着不
能であったり、充分な接着強度が得られないという問題
があった。又、貼着したゴム板も剥離し易いと共に、ゴ
ム板が剪断変形する為、横圧に対する横抵抗力（一般に
は、枕木を軌条を締結しない状態で横方向に引張り、２
mm移動した際の荷重をいう）が不充分であった。
【０００５】一方、木製もしくはガラス長繊維強化硬質
ウレタン樹脂発泡体からなる所謂合成木材製の枕木にあ
っては、底面にゴム板を貼着することなく、その儘バラ
スト道床に敷設され、その上部に軌条が敷設されている
為、防振効果を有さないと共に、軌道の分岐部、曲線部
でレールの横ずれが起り易く、軌道修正工事を頻繁に実
施しなければならなかった。
ウレタン樹脂発泡体からなる所謂合成木材製の枕木にあ
っては、底面にゴム板を貼着することなく、その儘バラ
スト道床に敷設され、その上部に軌条が敷設されている
為、防振効果を有さないと共に、軌道の分岐部、曲線部
でレールの横ずれが起り易く、軌道修正工事を頻繁に実
施しなければならなかった。
【０００６】本発明は、上記従来の問題点を解消し、軌
道の横ずれと振動を防止することが出来る枕木を提供す
ることを目的とする。
道の横ずれと振動を防止することが出来る枕木を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、枕木
本体の底面に、幅方向に沿って突条又は／及び凹溝が設
けられ、底面に弾性体が取着されていることを、請求項
２の発明は、枕木本体の底面に弾性体が取着され、弾性
体の底面に凸部又は／及び凹部が設けられていることを
夫々特徴とする。
本体の底面に、幅方向に沿って突条又は／及び凹溝が設
けられ、底面に弾性体が取着されていることを、請求項
２の発明は、枕木本体の底面に弾性体が取着され、弾性
体の底面に凸部又は／及び凹部が設けられていることを
夫々特徴とする。
【０００８】本発明に於いて、枕木本体の材質は、特に
限定されないが、通常は木材もしくは合成木材が用いら
れ、合成木材としては、例えばガラスロービング等の長
繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体が挙げられる。
限定されないが、通常は木材もしくは合成木材が用いら
れ、合成木材としては、例えばガラスロービング等の長
繊維で補強された熱硬化性樹脂発泡体が挙げられる。
【０００９】請求項１の発明に於いて、突条の材質は、
特に限定されないが、通常は木材同士もしくは合成木材
同士といった同一の材質となされる。
特に限定されないが、通常は木材同士もしくは合成木材
同士といった同一の材質となされる。
【００１０】請求項１の発明に於いて、枕木に設けられ
る突条もしくは凹溝は、必ずしも連続的に設けられてい
る必要はないが、連続的に設けられたものの方が、滑り
に対する面抵抗が大きくなるので好ましい。
る突条もしくは凹溝は、必ずしも連続的に設けられてい
る必要はないが、連続的に設けられたものの方が、滑り
に対する面抵抗が大きくなるので好ましい。
【００１１】突条もしくは凹溝を形成する方法は、特に
限定されず、柱状の枕木本体に突条を接着、釘着等によ
り固着しても、柱状の枕木本体の底面を切削加工して
も、注型成形法又は押出成形法により枕木本体と同時一
体成形しても、何れでもよい。
限定されず、柱状の枕木本体に突条を接着、釘着等によ
り固着しても、柱状の枕木本体の底面を切削加工して
も、注型成形法又は押出成形法により枕木本体と同時一
体成形しても、何れでもよい。
【００１２】突条もしくは凹溝の数は、特に限定されな
いが、余り多くなると加工工数が増加し、施工性も低下
するので、通常は１〜４個とするのが好ましい。
いが、余り多くなると加工工数が増加し、施工性も低下
するので、通常は１〜４個とするのが好ましい。
【００１３】突条の高さもしくは凹溝の深さは、バラス
トの粒径との関係から、貼着される弾性体の厚みを差引
いて20〜80mmとされるのが好ましい。
トの粒径との関係から、貼着される弾性体の厚みを差引
いて20〜80mmとされるのが好ましい。
【００１４】突条を枕木本体より幅広とした場合には、
枕木の横抵抗力を増大させられる。
枕木の横抵抗力を増大させられる。
【００１５】本発明枕木本体の底面に取着される弾性体
の材質は、特に限定されず、合成ゴム、軟質合成樹脂、
又はこれらの発泡体が用いられる。例えば引裂強度、磨
耗抵抗、耐老化性に優れたポリウレタン弾性体が好適に
使用される。防振性を得る為には、 100× 100mmの大き
さの試験片をＪＩＳ6385に基いて 100〜 400kgf 圧縮す
る際のばね係数が３〜15MN／ｍ、好ましくは４〜６MN／
ｍの弾性体が用いられる。ばね係数が３MN／ｍより小さ
いと、列車の走行が不安定となり、15MN／ｍより大きい
と防振効果が不充分となる。
の材質は、特に限定されず、合成ゴム、軟質合成樹脂、
又はこれらの発泡体が用いられる。例えば引裂強度、磨
耗抵抗、耐老化性に優れたポリウレタン弾性体が好適に
使用される。防振性を得る為には、 100× 100mmの大き
さの試験片をＪＩＳ6385に基いて 100〜 400kgf 圧縮す
る際のばね係数が３〜15MN／ｍ、好ましくは４〜６MN／
ｍの弾性体が用いられる。ばね係数が３MN／ｍより小さ
いと、列車の走行が不安定となり、15MN／ｍより大きい
と防振効果が不充分となる。
【００１６】弾性体を枕木本体の底面に取着する方法
は、特に限定されず、接着しても、箱状に成形して嵌着
しても、注型成形法により成形しても、押出成形法によ
り同時一体成形しても、何れでもよい。
は、特に限定されず、接着しても、箱状に成形して嵌着
しても、注型成形法により成形しても、押出成形法によ
り同時一体成形しても、何れでもよい。
【００１７】弾性体の厚みは、10〜30mmとするのが好ま
しい。10mmより薄いと、ばね係数の関係から、軟らかい
弾性体を使用せねばならず、耐久性が悪くなり、30mmよ
り厚いと、無駄となる。
しい。10mmより薄いと、ばね係数の関係から、軟らかい
弾性体を使用せねばならず、耐久性が悪くなり、30mmよ
り厚いと、無駄となる。
【００１８】請求項２の発明の弾性体に設けられる凸部
もしくは凹部は、必ずしも連続的に設けられている必要
はないが、連続的に設けられたものの方が、滑りに対す
る面抵抗が大きくなるので好ましい。
もしくは凹部は、必ずしも連続的に設けられている必要
はないが、連続的に設けられたものの方が、滑りに対す
る面抵抗が大きくなるので好ましい。
【００１９】凸部もしくは凹部を形成する方法は、特に
限定されず、板状の弾性体に凸部を接着、溶着等により
固着しても、注型成形法又は押出成形法により一体成形
しても、何れでもよい。
限定されず、板状の弾性体に凸部を接着、溶着等により
固着しても、注型成形法又は押出成形法により一体成形
しても、何れでもよい。
【００２０】板状の弾性体に別体の凸部を固着する場
合、凸部の材質を板状の弾性体より、弾性変形の小さい
材質又は非弾性体により形成すれば、横ずれ変形を小さ
く抑えることが出来る。又、弾性体と凸部とを同一材質
で形成する場合には、凸部の内部に、弾性変形を減少さ
せるよう、剛性の芯材を埋設してもよく、芯材の材質は
特に限定されない。
合、凸部の材質を板状の弾性体より、弾性変形の小さい
材質又は非弾性体により形成すれば、横ずれ変形を小さ
く抑えることが出来る。又、弾性体と凸部とを同一材質
で形成する場合には、凸部の内部に、弾性変形を減少さ
せるよう、剛性の芯材を埋設してもよく、芯材の材質は
特に限定されない。
【００２１】凸部の高さもしくは凹部の深さは、バラス
トの粒径の１／３〜２倍とされるのが好ましい。又、そ
の長さは、凸部の高さもしくは凹部の深さの３倍以上と
するのが好ましい。
トの粒径の１／３〜２倍とされるのが好ましい。又、そ
の長さは、凸部の高さもしくは凹部の深さの３倍以上と
するのが好ましい。
【００２２】凸部もしくは凹部の数は、特に限定されな
いが、余り多くなると加工工数が増加し、施工性も低下
するので、通常は１〜４個とするのが好ましい。複数の
凸部もしくは凹部を設ける場合には、その間隔はバラス
トの粒径の２倍以上とするのが好ましい。
いが、余り多くなると加工工数が増加し、施工性も低下
するので、通常は１〜４個とするのが好ましい。複数の
凸部もしくは凹部を設ける場合には、その間隔はバラス
トの粒径の２倍以上とするのが好ましい。
【００２３】弾性体を枕木の底面のみならず側面にも取
着した場合には、底面のみに取着した場合に比して、列
車通行に伴う鉛直方向振動のみならず、水平方向振動も
減衰出来るので好ましい。
着した場合には、底面のみに取着した場合に比して、列
車通行に伴う鉛直方向振動のみならず、水平方向振動も
減衰出来るので好ましい。
【００２４】
【作用】請求項１の発明は、枕木本体の底面に、幅方向
に沿って突条もしくは凹溝が設けられているので、バラ
ストに食込み、軌道の幅方向の受圧面積が増加し横抵抗
力が増大して、横ずれし難くなると共に、底面に弾性体
が取着されているので、列車通過に伴う振動を減衰せし
めて、道床の振動を防止する。請求項２の発明は、枕木
本体の底面に弾性体が取着され、弾性体の底面に凸部も
しくは凹部が設けられているので、弾性体の底面の凹凸
がバラストに食込み、軌道の幅方向の受圧面積が増加し
横抵抗力が増大して、横ずれし難くなると共に、列車通
過に伴う振動を減衰せしめて、道床の振動を防止する。
又、枕木本体の底面に凹凸を設ける場合よりも、加工が
容易である。
に沿って突条もしくは凹溝が設けられているので、バラ
ストに食込み、軌道の幅方向の受圧面積が増加し横抵抗
力が増大して、横ずれし難くなると共に、底面に弾性体
が取着されているので、列車通過に伴う振動を減衰せし
めて、道床の振動を防止する。請求項２の発明は、枕木
本体の底面に弾性体が取着され、弾性体の底面に凸部も
しくは凹部が設けられているので、弾性体の底面の凹凸
がバラストに食込み、軌道の幅方向の受圧面積が増加し
横抵抗力が増大して、横ずれし難くなると共に、列車通
過に伴う振動を減衰せしめて、道床の振動を防止する。
又、枕木本体の底面に凹凸を設ける場合よりも、加工が
容易である。
【００２５】
【実施例】以下本発明枕木の実施例を図面に基いて説明
する。図１乃至図５は請求項１の発明の夫々別の実施例
を示す斜視図であり、図６、図８及び図９は請求項２の
発明の夫々別の実施例を示す斜視図である。
する。図１乃至図５は請求項１の発明の夫々別の実施例
を示す斜視図であり、図６、図８及び図９は請求項２の
発明の夫々別の実施例を示す斜視図である。
【００２６】図１に示す第１実施例に於いて、１は枕木
本体、２は突条である。枕木本体１は、ガラス長繊維強
化硬質ウレタン樹脂発泡体からなる合成木材を素材とし
ており、通常の枕木の大きさ（幅 230mm、長さ2100mm、
高さ 140mm）の四角柱状体からなる。この枕木本体１の
底面に、幅方向に沿って幅230mm 、長さ 150mm、高さ70
mmの突条２、２が両端に接着されている。枕木本体１及
び突条２の底面には、ポリウレタン弾性体よりなる厚み
15mmの弾性体３が接着されている。
本体、２は突条である。枕木本体１は、ガラス長繊維強
化硬質ウレタン樹脂発泡体からなる合成木材を素材とし
ており、通常の枕木の大きさ（幅 230mm、長さ2100mm、
高さ 140mm）の四角柱状体からなる。この枕木本体１の
底面に、幅方向に沿って幅230mm 、長さ 150mm、高さ70
mmの突条２、２が両端に接着されている。枕木本体１及
び突条２の底面には、ポリウレタン弾性体よりなる厚み
15mmの弾性体３が接着されている。
【００２７】図２に示す第２実施例に於いては、弾性体
3aは長手方向の両端が深い箱状となされており、図１に
示す枕木本体１及び突条２が箱状の弾性体3aの中に挿入
嵌着されることにより、弾性体3aが枕木本体１の底面及
び側面に取着された恰好になっている。
3aは長手方向の両端が深い箱状となされており、図１に
示す枕木本体１及び突条２が箱状の弾性体3aの中に挿入
嵌着されることにより、弾性体3aが枕木本体１の底面及
び側面に取着された恰好になっている。
【００２８】図３に示す第３実施例に於いては、枕木本
体１の底面に幅方向に沿って凹溝４が切削加工によって
設けられており、枕木本体１及び凹溝４の底面には、弾
性体３が接着されている。
体１の底面に幅方向に沿って凹溝４が切削加工によって
設けられており、枕木本体１及び凹溝４の底面には、弾
性体３が接着されている。
【００２９】図４に示す第４実施例に於いては、枕木本
体１の底面に幅方向に沿って凹溝４が切削加工によって
設けられると共に、突条２が両端に接着されており、枕
木本体１、突条２及び凹溝４の底面には、弾性体３が接
着されている。
体１の底面に幅方向に沿って凹溝４が切削加工によって
設けられると共に、突条２が両端に接着されており、枕
木本体１、突条２及び凹溝４の底面には、弾性体３が接
着されている。
【００３０】図５に示す第５実施例に於いては、枕木本
体１の底面に、幅方向に沿って枕木本体１より幅広の突
条２及び凹溝４が注型成形によって一体に成形されてお
り、枕木本体１、突条２及び凹溝４の底面には、弾性体
３が接着されている。
体１の底面に、幅方向に沿って枕木本体１より幅広の突
条２及び凹溝４が注型成形によって一体に成形されてお
り、枕木本体１、突条２及び凹溝４の底面には、弾性体
３が接着されている。
【００３１】図６に示す第６実施例に於いて、１は枕木
本体、３は板状弾性体である。枕木本体１は、ガラス長
繊維強化硬質ウレタン樹脂発泡体からなる合成木材を素
材としており、通常の枕木の大きさ（幅 230mm、長さ21
00mm、高さ 140mm）の四角柱状体からなる。この枕木本
体１の底面には、幅方向に沿って幅230mm 、長さ 100m
m、高さ30mmの同一材質の突条状凸部５が中央及び両端
に接着された低発泡ポリウレタン弾性体よりなる厚み15
mmの弾性体３が接着されている。
本体、３は板状弾性体である。枕木本体１は、ガラス長
繊維強化硬質ウレタン樹脂発泡体からなる合成木材を素
材としており、通常の枕木の大きさ（幅 230mm、長さ21
00mm、高さ 140mm）の四角柱状体からなる。この枕木本
体１の底面には、幅方向に沿って幅230mm 、長さ 100m
m、高さ30mmの同一材質の突条状凸部５が中央及び両端
に接着された低発泡ポリウレタン弾性体よりなる厚み15
mmの弾性体３が接着されている。
【００３２】弾性体３は、図７に示すように、インサー
ト成形により、凸部５内に枕木本体１と同材質の芯材６
を埋設して一体成形してもよい。
ト成形により、凸部５内に枕木本体１と同材質の芯材６
を埋設して一体成形してもよい。
【００３３】図８に示す第７実施例に於いては、弾性体
3bは突条状凸部5bが一体成形された箱状となされてお
り、図１に示す枕木本体１が箱状の弾性体3bの中に挿入
嵌着されることにより、弾性体3bが枕木本体１の底面及
び側面に取着された恰好になっている。
3bは突条状凸部5bが一体成形された箱状となされてお
り、図１に示す枕木本体１が箱状の弾性体3bの中に挿入
嵌着されることにより、弾性体3bが枕木本体１の底面及
び側面に取着された恰好になっている。
【００３４】図９に示す第８実施例に於いては、板状弾
性体3cの底面の両端近傍に、凸部5cが各２列、幅方向に
沿って並設されている。凸部5cは、第３実施例の如く、
必ずしも縦横に列をなすように配設されている必要はな
く、千鳥状等に配設されていてもよい。又、凸部に代え
て凹部が設けられていてもよい。
性体3cの底面の両端近傍に、凸部5cが各２列、幅方向に
沿って並設されている。凸部5cは、第３実施例の如く、
必ずしも縦横に列をなすように配設されている必要はな
く、千鳥状等に配設されていてもよい。又、凸部に代え
て凹部が設けられていてもよい。
【００３５】
【発明の効果】本発明の枕木は、叙上の通り構成されて
いるので、軌道の横ずれと振動を防止することが出来、
列車の輸送力増強、高速化に対応出来ると共に、軌道の
保守作業が軽減される。
いるので、軌道の横ずれと振動を防止することが出来、
列車の輸送力増強、高速化に対応出来ると共に、軌道の
保守作業が軽減される。
【図１】本発明枕木の第１実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明枕木の第２実施例を示す斜視図である。
【図３】本発明枕木の第３実施例を示す斜視図である。
【図４】本発明枕木の第４実施例を示す斜視図である。
【図５】本発明枕木の第５実施例を示す斜視図である。
【図６】本発明枕木の第６実施例を示す斜視図である。
【図７】本発明枕木の第６実施例の変形例を示す断面図
である。
である。
【図８】本発明枕木の第７実施例を示す斜視図である。
【図９】本発明枕木の第８実施例を示す斜視図である。
１ 枕木本体 ２ 突条 ３ 弾性体 3a 弾性体 3b 弾性体 3c 弾性体 ４ 凹溝 ５ 凸部 5b 凸部 5c 凸部
Claims (2)
- 【請求項１】 枕木本体の底面に、幅方向に沿って突条
又は／及び凹溝が設けられ、底面に弾性体が取着されて
いることを特徴とする枕木。 - 【請求項２】 枕木本体の底面に弾性体が取着され、弾
性体の底面に凸部又は／及び凹部が設けられていること
を特徴とする枕木。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31471292A JPH06158603A (ja) | 1992-09-25 | 1992-11-25 | 枕 木 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-256267 | 1992-09-25 | ||
| JP25626792 | 1992-09-25 | ||
| JP31471292A JPH06158603A (ja) | 1992-09-25 | 1992-11-25 | 枕 木 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06158603A true JPH06158603A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=26542660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31471292A Pending JPH06158603A (ja) | 1992-09-25 | 1992-11-25 | 枕 木 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06158603A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005054469A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Sekisui Chem Co Ltd | まくら木、成形品、まくら木の敷設方法 |
| JP2016008487A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 泰生 佐藤 | 鉄道用ツーブロックまくらぎ |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP31471292A patent/JPH06158603A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005054469A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Sekisui Chem Co Ltd | まくら木、成形品、まくら木の敷設方法 |
| JP2016008487A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 泰生 佐藤 | 鉄道用ツーブロックまくらぎ |
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