JPH0615712B2 - 金属蒸着高分子成型物 - Google Patents
金属蒸着高分子成型物Info
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- JPH0615712B2 JPH0615712B2 JP60213791A JP21379185A JPH0615712B2 JP H0615712 B2 JPH0615712 B2 JP H0615712B2 JP 60213791 A JP60213791 A JP 60213791A JP 21379185 A JP21379185 A JP 21379185A JP H0615712 B2 JPH0615712 B2 JP H0615712B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
- D06M11/83—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with metals; with metal-generating compounds, e.g. metal carbonyls; Reduction of metal compounds on textiles
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M2400/00—Specific information on the treatment or the process itself not provided in D06M23/00-D06M23/18
- D06M2400/01—Creating covalent bondings between the treating agent and the fibre
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は耐久性に優れた金属蒸着高分子成型物に関す
る。
る。
＜従来の技術＞ 従来、金属蒸着された繊維布帛、フイルム等の高分子成
型物は制電性、遮光性、遮熱性に優れている為、これら
の特性を利用する各種の用途に用いられている。
型物は制電性、遮光性、遮熱性に優れている為、これら
の特性を利用する各種の用途に用いられている。
しかしながら、一般に金属蒸着においては耐薬品性、耐
剥離性、特に繊維構造品の場合洗濯耐久性に劣ってい
た。
剥離性、特に繊維構造品の場合洗濯耐久性に劣ってい
た。
従来かかる欠点を改良する方法として、特開昭５６−１
６５０７０号公報で開示されている様に硫酸アルミニウ
ムを付着後アルミニウム蒸着し、パーフルオロ系撥水剤
を付着する方法や特開昭５８−１３６８９１号公報で開
示されている様にアルミニウム蒸着後特殊ポリエステル
樹脂を付着させる方法が提案されているが、耐水性、耐
水蒸気性は改良されるもののアルカリ性の温浴中で激し
く摩擦される洗濯に対して耐久性の良好なものは皆無で
あった。
６５０７０号公報で開示されている様に硫酸アルミニウ
ムを付着後アルミニウム蒸着し、パーフルオロ系撥水剤
を付着する方法や特開昭５８−１３６８９１号公報で開
示されている様にアルミニウム蒸着後特殊ポリエステル
樹脂を付着させる方法が提案されているが、耐水性、耐
水蒸気性は改良されるもののアルカリ性の温浴中で激し
く摩擦される洗濯に対して耐久性の良好なものは皆無で
あった。
又、合成樹脂成型品における金属蒸着の耐久性は接着力
から判定され、耐水性のアンカー樹脂で基体をコーテイ
ング後蒸着する方法が行われているが、塗膜が硬すぎて
剥離し易かったり、金属の密着性が不良で耐薬品性、耐
剥離性は不良であった。
から判定され、耐水性のアンカー樹脂で基体をコーテイ
ング後蒸着する方法が行われているが、塗膜が硬すぎて
剥離し易かったり、金属の密着性が不良で耐薬品性、耐
剥離性は不良であった。
又、繊維構造品においては、かかるアンカー樹脂では通
気性、ドレープを損うばかりでなく、樹脂が繊維の屈曲
に追随しない為に洗濯によって大部分金属と共に脱落
し、良好な結果は得られていない。
気性、ドレープを損うばかりでなく、樹脂が繊維の屈曲
に追随しない為に洗濯によって大部分金属と共に脱落
し、良好な結果は得られていない。
従って、耐薬品性、耐剥離性、特に繊維構造品の洗濯耐
久性は不良であると言う問題点を有する。
久性は不良であると言う問題点を有する。
＜発明が解決しようとする問題点＞ 本発明はかかる問題点を解決し、制電性、遮光性、遮熱
性に優れた耐久性のある高分子成型物の金属蒸着品を提
供するものである。
性に優れた耐久性のある高分子成型物の金属蒸着品を提
供するものである。
＜問題点を解決するための手段＞ 本発明は、高分子成型物の表面に、有機官能性シラン化
合物と、側鎖又は末端に前記有機官能性シラン化合物と
の縮合反応性を有する反応性シリコーンオイルとの縮合
反応物層を介して金属蒸着層を設けてなることを特徴と
する金属蒸着高分子成型物にある。
合物と、側鎖又は末端に前記有機官能性シラン化合物と
の縮合反応性を有する反応性シリコーンオイルとの縮合
反応物層を介して金属蒸着層を設けてなることを特徴と
する金属蒸着高分子成型物にある。
本発明の特徴は、高分子成型物の表面と金属蒸着層の間
に柔軟でかつ高分子成型物表面への被覆性の良好で、か
つ高分子成型物、蒸着金属両者へ接着性の良好な特殊な
シリコン系化合物を介在させることによって金属蒸着の
耐久性が著しく改良されると言う作用効果を奏する。
に柔軟でかつ高分子成型物表面への被覆性の良好で、か
つ高分子成型物、蒸着金属両者へ接着性の良好な特殊な
シリコン系化合物を介在させることによって金属蒸着の
耐久性が著しく改良されると言う作用効果を奏する。
従って、単なる樹脂の介在はもちろん有機官能性シラン
化合物のみでは耐剥離が若干向上するものの柔軟性に欠
ける為、屈曲に弱く剥離し易いし、又反応性シリコーン
オイルのみでは洗濯耐久性はほとんど向上せず、両者の
縮合反応物によってのみ初めて耐薬品性、耐剥離性、洗
濯耐久性の良好な金属蒸着高分子成型物が得られる。
化合物のみでは耐剥離が若干向上するものの柔軟性に欠
ける為、屈曲に弱く剥離し易いし、又反応性シリコーン
オイルのみでは洗濯耐久性はほとんど向上せず、両者の
縮合反応物によってのみ初めて耐薬品性、耐剥離性、洗
濯耐久性の良好な金属蒸着高分子成型物が得られる。
本発明で用いられる高分子成型物とは板、シート、フイ
ルム、糸、編物、織物、不織物等であり、疎水性の高分
子からなるものが蒸着作業上望ましいが特に限定される
ものでない。
ルム、糸、編物、織物、不織物等であり、疎水性の高分
子からなるものが蒸着作業上望ましいが特に限定される
ものでない。
本発明で用いられる有機官能性シラン化合物としては、
式 R1Ｓｉ（R2）３ （式中、R1は官能基を持つた置換基、R2は低級アルコキ
シ基）で示され、ビニルトリス（β−メトキシエトキ
シ）シラン、γ−メタアクリロキシプロルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β−（３，４−エポキシシクロヘキシル）−エチル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、Ｎ−β−（アミノエチル）−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、Ｎ−β−（アミノエチル）−γ
−アミノプロピル−メチルジメトキシシラン等の化合物
が用いられ、これらの化合物は混合物、縮合物又は部分
加水分解物として用いてもよい。特に疎水性の高分子成
型物に対してはγ−メタアクリロキシプロピルトリメト
キシシランやγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランが好ましく用いられる。使用量は高分子成型物に対
して０．１〜３重量％が好ましく用いられる。
式 R1Ｓｉ（R2）３ （式中、R1は官能基を持つた置換基、R2は低級アルコキ
シ基）で示され、ビニルトリス（β−メトキシエトキ
シ）シラン、γ−メタアクリロキシプロルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β−（３，４−エポキシシクロヘキシル）−エチル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、Ｎ−β−（アミノエチル）−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、Ｎ−β−（アミノエチル）−γ
−アミノプロピル−メチルジメトキシシラン等の化合物
が用いられ、これらの化合物は混合物、縮合物又は部分
加水分解物として用いてもよい。特に疎水性の高分子成
型物に対してはγ−メタアクリロキシプロピルトリメト
キシシランやγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランが好ましく用いられる。使用量は高分子成型物に対
して０．１〜３重量％が好ましく用いられる。
又、本発明で用いられる反応性シリコーンオイルとして
はジメチルポリシロキサンの側鎖又は末端を変性し反応
性を高めたタイプで、側鎖を水素に変性したオルガノハ
イドロジエンポリシロキサン、水酸基に末端を変性した
シラノール変性シリコーンオイル及びアルコキシ変性シ
リコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、アミ
ノ変性シリコーンオイル等が用いられる。特に疎水性の
高分子成型物に対してはオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンが好ましく用いられる。使用量は高分子成型物
に対して０．０５〜２重量％が好ましく用いられる。
はジメチルポリシロキサンの側鎖又は末端を変性し反応
性を高めたタイプで、側鎖を水素に変性したオルガノハ
イドロジエンポリシロキサン、水酸基に末端を変性した
シラノール変性シリコーンオイル及びアルコキシ変性シ
リコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、アミ
ノ変性シリコーンオイル等が用いられる。特に疎水性の
高分子成型物に対してはオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンが好ましく用いられる。使用量は高分子成型物
に対して０．０５〜２重量％が好ましく用いられる。
なお、反応性シリコーンオイルの硬化触媒としてオクチ
ル酸亜鉛、オクチル酸錫、ジブチル錫ジラウレート等の
有機金属化合物を反応性シリコーンオイルに対して０．
０５〜０．３重量％用いるのが好ましい。
ル酸亜鉛、オクチル酸錫、ジブチル錫ジラウレート等の
有機金属化合物を反応性シリコーンオイルに対して０．
０５〜０．３重量％用いるのが好ましい。
高分子成型物表面に有機官能性シラン化合物と反応性シ
リコーンオイルとの縮合反応物層を形成するには、有機
官能性シラン化合物と反応性シリコーンオイルをスプレ
ー塗付、浸漬等の方法により高分子成型物表面に付着
後、乾燥し加熱硬化する。加熱条件としては６０〜２０
０℃の温度で１〜３０分間が好ましく用いられる。
リコーンオイルとの縮合反応物層を形成するには、有機
官能性シラン化合物と反応性シリコーンオイルをスプレ
ー塗付、浸漬等の方法により高分子成型物表面に付着
後、乾燥し加熱硬化する。加熱条件としては６０〜２０
０℃の温度で１〜３０分間が好ましく用いられる。
なお、エマルジヨン系の反応性シリコーンオイルを付着
させた場合には、界面活性剤が残存すると蒸着が均一に
ならず脱落し易いので必要に応じて湯洗いすることが好
ましい。
させた場合には、界面活性剤が残存すると蒸着が均一に
ならず脱落し易いので必要に応じて湯洗いすることが好
ましい。
形成された縮合反応物層上に金属蒸着層を形成する為の
金属蒸着方法としては１×１０-3Torr以下の条件で行わ
れ、４０〜３００ｎｍの厚さに蒸着する。
金属蒸着方法としては１×１０-3Torr以下の条件で行わ
れ、４０〜３００ｎｍの厚さに蒸着する。
蒸着に用いられる金属はクロム、アルミニウム、ニツケ
ル、銅、金、銀等が用いられる。
ル、銅、金、銀等が用いられる。
＜実施例＞ 以下、本発明を実施例により説明する。
なお、実施例中の％は重量％を意味する。
実施例１ ７５ｄ／３６ｆのポリエステル仮撚系の１４Ｇの天竺編
地を下記処理浴でパツド後、マングルにて８０％のピツ
クアツプ率で絞って１２０℃で２０分間乾燥処理した。
次いで５×１０-5Torrの圧力下で１０分間アルミニウム
蒸着処理した。アルミニウムの蒸着量は繊維に対して
０．５４％であった。
地を下記処理浴でパツド後、マングルにて８０％のピツ
クアツプ率で絞って１２０℃で２０分間乾燥処理した。
次いで５×１０-5Torrの圧力下で１０分間アルミニウム
蒸着処理した。アルミニウムの蒸着量は繊維に対して
０．５４％であった。
得られたアルミニウム蒸着編地に対し、JIS０２１７に
規定する１０３法の洗濯条件に準じてニユービーズ（花
王石鹸社製）２g/、４０℃×５分浴比１：３０の条件
で２０回洗濯を繰り返した。
規定する１０３法の洗濯条件に準じてニユービーズ（花
王石鹸社製）２g/、４０℃×５分浴比１：３０の条件
で２０回洗濯を繰り返した。
洗濯後のアルミニウム蒸着編地はそのアルミニウム保持
率が９２％と優秀であり、風合硬化も全く優れたドレー
プ性を有していた。又アルミニウム蒸着品の特徴である
遮光については昭和電工(株)Ｄ＆Ｓ ＩＡＲＤ反射率計
で測定したところ、太陽光線に対しての透光率が６５％
と優れたものであった。なお、アルミニウム蒸着しない
ものは透光率が８８％であった。
率が９２％と優秀であり、風合硬化も全く優れたドレー
プ性を有していた。又アルミニウム蒸着品の特徴である
遮光については昭和電工(株)Ｄ＆Ｓ ＩＡＲＤ反射率計
で測定したところ、太陽光線に対しての透光率が６５％
と優れたものであった。なお、アルミニウム蒸着しない
ものは透光率が８８％であった。
比較例として有機官能性シラン化合物と反応性シリコー
ンオイルの縮合反応物を形成させること無しにアルミニ
ウム蒸着したものは洗濯２０回のアルミニウム保存率は
０．３％とほとんど耐久性が無かった。
ンオイルの縮合反応物を形成させること無しにアルミニ
ウム蒸着したものは洗濯２０回のアルミニウム保存率は
０．３％とほとんど耐久性が無かった。
又、反応性シリコーンオイルとしてのハイドロジエンポ
リシロキサンを除いた浴で処理し、本実施例と同一の工
程を通したものは風合が硬く洗濯２０回のアルミニウム
保持率は２５％と劣ったものであった。又、有機官能性
シラン化合物としてのγ−グリシキシプロピルトリメト
キシシランを除いた浴で処理し、本実施例と同一の工程
を通したものは風合は柔軟であったが洗濯２０回のアル
ミニウム保持率が１１％と劣ったものであった。
リシロキサンを除いた浴で処理し、本実施例と同一の工
程を通したものは風合が硬く洗濯２０回のアルミニウム
保持率は２５％と劣ったものであった。又、有機官能性
シラン化合物としてのγ−グリシキシプロピルトリメト
キシシランを除いた浴で処理し、本実施例と同一の工程
を通したものは風合は柔軟であったが洗濯２０回のアル
ミニウム保持率が１１％と劣ったものであった。
処理浴； γ−グリシドキシプロピルトリメトシシラン ０．８％ ハイドロジエンポリシロキサン ０．３％ オクチル酸錫 0.05% トリクロロエチレン 98.85% なお、本発明で得た製品をＸ線光電子分光分析装置 島
津７２０型による解析をした結果、表面にはシリコンが
検出されず、表面のアルミニウムの組成は蒸着後の空気
酸化による酸化アルミニウム３０％近く確認され、蒸着
の光沢低下が少ないことが確められ、又製品のプラズエ
ツチング後の解析により約７００Åの層にはシリコンピ
ークシフト値３．５ｅＶの有機ポリシロキサン結合に起
因するシリコンが存在することが確認され、本発明品は
アルミニウム蒸着層の下に繊維及びアルミニウムに強く
結合した有機官能性シラン化合物と反応性シリコーンオ
イルとの結合反応物の層が存在した耐久性に優れたもの
であった。
津７２０型による解析をした結果、表面にはシリコンが
検出されず、表面のアルミニウムの組成は蒸着後の空気
酸化による酸化アルミニウム３０％近く確認され、蒸着
の光沢低下が少ないことが確められ、又製品のプラズエ
ツチング後の解析により約７００Åの層にはシリコンピ
ークシフト値３．５ｅＶの有機ポリシロキサン結合に起
因するシリコンが存在することが確認され、本発明品は
アルミニウム蒸着層の下に繊維及びアルミニウムに強く
結合した有機官能性シラン化合物と反応性シリコーンオ
イルとの結合反応物の層が存在した耐久性に優れたもの
であった。
実施例２ １００μのポリエステルフイルムに下記処理液をスプレ
ー（ピツクアツプ率２８％）後、80℃×１分、１６０℃
×１分でそれぞれ乾燥処理後、４×１０-5Torrの圧力下
で１０分間アルミニウム蒸着処理した。蒸着させたアル
ミニウムの膜厚は８９ｎｍであった。
ー（ピツクアツプ率２８％）後、80℃×１分、１６０℃
×１分でそれぞれ乾燥処理後、４×１０-5Torrの圧力下
で１０分間アルミニウム蒸着処理した。蒸着させたアル
ミニウムの膜厚は８９ｎｍであった。
処理液； γ−メタアクリロキシプロピルトリメトキシシラン
１．３％ ハイドロジエンポリシロキサン
０．５％ ジブチル錫ジラウレート ０．１％ トルエン 98.1％ 得られたアルミニウム蒸着フイルムは５００ｇの荷重下
で綿布で５００回摩擦してもほとんど傷が無く硫酸（９
８％）５g/の酸水溶液に１時間室温下で浸漬しても何
等変化は無かった。又１mm四方の切れ目をナイフで１０
０個入れてセロハンテープ（積水化学社製JIS-Z-1522）
をはりつけ上方へはがした時に全てのます目は残ってい
た。
１．３％ ハイドロジエンポリシロキサン
０．５％ ジブチル錫ジラウレート ０．１％ トルエン 98.1％ 得られたアルミニウム蒸着フイルムは５００ｇの荷重下
で綿布で５００回摩擦してもほとんど傷が無く硫酸（９
８％）５g/の酸水溶液に１時間室温下で浸漬しても何
等変化は無かった。又１mm四方の切れ目をナイフで１０
０個入れてセロハンテープ（積水化学社製JIS-Z-1522）
をはりつけ上方へはがした時に全てのます目は残ってい
た。
比較例としてシリコーン含有処理液をスプレーせずにア
ルミニウム蒸着のみを本実施例と同様に行ったものは空
気の摩擦試験で大きく傷がつき、酸で大部分のアルミニ
ウムが脱落し、テープはがし試験では８個のます目しか
残らなかった。
ルミニウム蒸着のみを本実施例と同様に行ったものは空
気の摩擦試験で大きく傷がつき、酸で大部分のアルミニ
ウムが脱落し、テープはがし試験では８個のます目しか
残らなかった。
＜発明の効果＞ 本発明によれば、耐薬品性、耐剥離性、特に、洗剤水溶
液中で激しく揉まれ屈折させられる洗濯を数十回繰り返
しても金属蒸着層が剥離しないという洗濯耐久性に優れ
た金属蒸着高分子成型物を得ることが可能である。
液中で激しく揉まれ屈折させられる洗濯を数十回繰り返
しても金属蒸着層が剥離しないという洗濯耐久性に優れ
た金属蒸着高分子成型物を得ることが可能である。
Claims (1)
- 【請求項１】高分子成型物の表面に、有機官能性シラン
化合物と、側鎖又は末端に前記有機官能性シラン化合物
との縮合反応性を有する反応性シリコーンオイルとの縮
合反応物層を介して金属蒸着層を設けてなることを特徴
とする金属蒸着高分子成型物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60213791A JPH0615712B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 金属蒸着高分子成型物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60213791A JPH0615712B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 金属蒸着高分子成型物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6274067A JPS6274067A (ja) | 1987-04-04 |
| JPH0615712B2 true JPH0615712B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=16645111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60213791A Expired - Lifetime JPH0615712B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 金属蒸着高分子成型物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615712B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980061123A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 김준웅 | 폴리아릴렌 설파이드 수지를 이용한 알루미늄 증착 성형물 제조방법 |
| KR20010046335A (ko) * | 1999-11-11 | 2001-06-15 | 이병철 | 플라스틱과 코팅되는 금속박막의 밀착성을 향상시키는 방법 |
| FR3044026B1 (fr) * | 2015-11-20 | 2017-12-22 | Mermet | Article comprenant une couche textile plastifiee et metallisee, en particulier destine a la protection solaire, et procede de greffage d'une couche metallique pour l'obtention dudit article |
| JP2020062882A (ja) * | 2018-10-17 | 2020-04-23 | 積水化学工業株式会社 | 繊維シート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533774A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-10 | Fujitsu Ltd | Production of gas discharge panel |
| JPS5726529A (en) * | 1980-07-24 | 1982-02-12 | Morinaga & Co | Method and apparatus for releasing bundle in long line |
| JPS5857508A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-04-05 | アルトウロ・ギレルモ・バレラ・ヘルナンデヌ | ワイヤ−連結固定具 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60213791A patent/JPH0615712B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6274067A (ja) | 1987-04-04 |
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