JPH06156828A - ロール状記録体、その終端検出方法および装置 - Google Patents

ロール状記録体、その終端検出方法および装置

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JPH06156828A
JPH06156828A JP30731492A JP30731492A JPH06156828A JP H06156828 A JPH06156828 A JP H06156828A JP 30731492 A JP30731492 A JP 30731492A JP 30731492 A JP30731492 A JP 30731492A JP H06156828 A JPH06156828 A JP H06156828A
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roll
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JP30731492A
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Hideo Kakizawa
秀夫 柿沢
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外光等に影響されることがなく、かつ種々のセ
ンサを用いて記録担体の終端を確実かつ容易に検出する
ことができるとともに、構成を簡素化することを可能に
する。 【構成】ロールフイルム20は、長尺状の光定着型感熱
フイルム22と、芯材24とを備え、前記芯材24は、
反射型光センサ32を介して前記光定着型感熱フイルム
20から得られる検出値に対し所定の値だけ低下した検
出値が得られるようこの反射型光センサ32からの検知
ビームLを吸収する手段を構成すべく、例えばその表面
を黒色に設定される。さらに、終端検出装置30は、上
記ロールフイルム20と、このロールフイルム20の中
心方向に向かって配設される反射型光センサ32とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録担体、例えば感熱
フイルムが芯材に巻回されて構成されるロール状記録
体、その終端検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、医療分野において、患部の画像
をハードコピーとして記録担体に記録すべく種々のプリ
ンタが採用されている。この種のプリンタの中、例えば
熱により発色する感熱材料の層を有するフイルム、所
謂、感熱フイルムを用いたサーマルプリンタが知られて
いる。
【0003】このサーマルプリンタでは、感熱フイルム
がロール状に巻回されて装填部に収容されており、前記
感熱フイルムが印字部に送り出され、主走査方向に複数
の発熱素子を備えたサーマルヘッドと回転駆動されるプ
ラテンローラとで挟持されて副走査方向に搬送されるこ
とにより、該感熱フイルムに二次元的に画像が記録され
る。そして、この感熱フイルムは、カッター手段によっ
て所定の長さに切断されて排出トレーに集積される。
【0004】この場合、上記サーマルプリンタには、感
熱フイルムの有無を検出するために、検知機構が設けら
れており、センサとして、例えば発光ダイオードとフォ
トトランジスタとを備えたものが知られている。
【0005】ところが、上記の検知機構では、フォトト
ランジスタに外光が入射した場合や検知機構を構成する
回路中で電気的なノイズが発生した場合等に誤動作して
しまい、感熱フイルムの終端を誤検出するという問題が
指摘されていた。そこで、本出願人は、この種の外乱に
影響されることなく画像記録材料の有無を確実に検知す
るための方法を提案し、既に特許出願をしている(特開
平1−232087号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
では、発光素子からの検出ビームを画像記録材料の搬送
路上に導いてこの画像記録材料の有無を検知している。
このため、画像記録材料が存在しない場合に検知ビーム
が不要に反射して受光素子に入射されることを阻止すべ
く、専用の反射防止用黒ラベルを前記検知ビームの光路
上、例えばサーマルヘッド等に張りつける必要があり、
この種の作業が煩雑となる場合がある。さらに、センサ
自体の検出レベルが個々に異なるため、一旦設定された
閾値に基づいて各センサを用いて画像記録材料の有無検
知作業を行うと、誤検知が発生し易いという不具合が生
ずる。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するもので
あって、外光等に影響されることがなく、かつ種々のセ
ンサを用いて記録担体の終端を確実かつ容易に検出する
ことができるとともに、構成を簡素化することが可能な
ロール状記録体、その終端検出方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、長尺状の記録担体と、前記記録担体が
巻回される芯材と、を備え、前記芯材は、反射型光セン
サを介して前記記録担体から得られる検出値に対し所定
の値だけ低下した検出値が得られるよう前記反射型光セ
ンサからの検出光を吸収する手段を構成することを特徴
とする。
【0009】さらに、本発明は、芯材に長尺状の記録担
体が巻回されたロール状記録体の中心方向に向かって発
光素子をオン/オフ制御する過程と、受光素子における
該オン時の受光光量と該オフ時の受光光量との差を求め
る過程と、前記差を、前記芯材におけるオン時の受光光
量とオフ時の受光光量との差に基づいて予め設定された
閾値と比較する過程と、該差が前記閾値よりも小さくな
ることにより、前記記録担体の終端を検出する過程と、
を備えることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、芯材に長尺状の記録担
体が巻回されたロール状記録体の中心方向に向かって発
光素子をオン/オフ制御する過程と、受光素子における
該オン時の受光光量と該オフ時の受光光量との差を求め
る過程と、前記差を、前記芯材におけるオン時の受光光
量とオフ時の受光光量との差に所定の補正値を加算して
予め設定された閾値と比較する過程と、該差が前記閾値
よりも小さくなることにより、前記記録担体の終端を検
出する過程と、を備えることを特徴とする。
【0011】さらにまた、本発明は、芯材に長尺状の記
録担体が巻回されたロール状記録体と、前記ロール状記
録体の中心方向に向かって配設される反射型光センサ
と、を備え、前記芯材は、該反射型光センサを介して前
記記録担体から得られる検出値に対し所定の値だけ低下
した検出値が得られるよう前記反射型光センサからの検
出光を吸収する手段を構成することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明では、ロール状記録体の中心方向に向か
って発光素子がオン/オフ制御されて受光素子における
該オン時の受光光量と該オフ時の受光光量との差が求め
られると、この差が、芯材におけるオン時の受光光量と
オフ時の受光光量との差に基づいて予め設定された閾値
と比較される。そして、この差が閾値よりも大きけれ
ば、記録担体が存在している一方、該差が前記閾値より
も小さければ、前記記録担体の終端が存在しないことが
検出される。従って、外光等に影響されることがなく、
記録担体の終端を確実かつ容易に検出することができ
る。
【0013】さらに、本発明では、閾値が芯材における
オン時の受光光量とオフ時の受光光量との差に所定の補
正値を加算して予め設定される。このため、各反射型光
センサ自体の検出レベルの相違に影響されることがな
く、記録担体の終端を高精度に検出することが可能にな
る。
【0014】さらにまた、本発明では、反射型光センサ
から出力される検出光が記録担体で反射されて受光され
ることにより所定の検出値が得られる一方、この検出光
が芯材で吸収されることにより該所定の検出値よりも小
さな検出値が得られる。このため、ロール状記録体自体
に検出光を照射するだけで、記録担体の終端を容易かつ
確実に検出することができ、専用の反射防止手段を不要
にして構成の簡素化が図られる。
【0015】
【実施例】本発明に係るロール状記録体、その終端検出
方法および装置について実施例を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
【0016】図1および図2において、参照符号10
は、本実施例に係るロール状記録体の終端検出装置を組
み込むサーマルプリンタを示す。このサーマルプリンタ
10は、ケーシング12を備え、このケーシング12の
前面に鉛直方向から略水平方向に揺動自在な蓋体14が
装着される。この蓋体14により開閉される開口部16
に装填部18が設けられる。
【0017】この装填部18に、本実施例に係るロール
状記録体であるロールフイルム20が装填される。ロー
ルフイルム20は、長尺状の熱により発色し、紫外光の
照射により定着される光定着型感熱フイルム(記録担
体)22と、この光定着型感熱フイルム22が巻回され
る芯材24とを備え、前記芯材24は、後述する反射型
光センサを介して前記光定着型感熱フイルム22から得
られる検出値に対し所定の値だけ低下した検出値が得ら
れるようにこの反射型光センサからの検出光を吸収する
手段を構成すべく、例えばその表面を黒色に設定されて
いる。この芯材24の両側にスプール26が取着され、
このスプール26の軸部28が装填部18に回転自在に
支持される。
【0018】ケーシング12内には、装填部18の上方
にあって本実施例に係る終端検出装置30を構成する反
射型光センサ32がロールフイルム20の中心方向に向
かって配設される。図3に示すように、この反射型光セ
ンサ32は、赤外光である検知ビームLを出力するLE
D等の発光素子34と、光定着型感熱フイルム22およ
び芯材24によって反射された前記検知ビームLを受光
してその受光光量に応じた電気信号を生成するフォトト
ランジスタ等の受光素子36とを備える。
【0019】装填部18の下方にあって印字部40が配
設される。この印字部40は、図示しない回転駆動源に
連結された合成ゴム製のプラテンローラ42と、このプ
ラテンローラ42に係合自在なサーマルヘッド44とを
備える。サーマルヘッド44は、主走査方向(図2中、
矢印A方向)に対し光定着型感熱フイルム22の画素数
に対応して複数の発熱素子を備えており、このサーマル
ヘッド44がブラケット46に固着される(図1参
照)。このブラケット46は、ピン48を介して揺動自
在に構成されており、コイルスプリング50の弾発作用
下にサーマルヘッド44をプラテンローラ42側に押圧
している。
【0020】印字部40から光定着型感熱フイルム22
の搬送方向(矢印B方向)下流側に位置して光定着型感
熱フイルム22を所定の長さに切断するためのカッター
部52が配設される。このカッター部52は、固定型カ
ッター54と可動型カッター56とを備え、この可動型
カッター56は、支点58を中心に前記固定型カッター
54に対して揺動自在に構成される。
【0021】このカッター部52の搬送方向下流側に位
置して定着部60が配設される。この定着部60は、光
反射面62を有するホルダ部材64を備え、このホルダ
部材64の光反射面62側に第1および第2紫外線ラン
プ66、68が併設される。この第1および第2紫外線
ランプ66、68の間に押圧ローラ70が配設されると
ともに、この押圧ローラ70は、図示しない回転駆動源
に連結された駆動ローラ72と協働して光定着型感熱フ
イルム22を搬送するよう構成される。駆動ローラ72
に近接してガイド板73が配設される。このガイド板7
3の表面は、めっき等により高反射率層が形成されてお
り、該高反射率層の反射機能を介し、片面定着構造を採
用する定着部60の定着効率を向上させることができ
る。
【0022】ケーシング12の前面下部には、この定着
部60の下流側に近接して排出口74が形成され、この
排出口74に排出トレー76が離脱可能に取着される。
ケーシング12の内部後方には、制御部78が配設され
ており、一方、このケーシング12の前面には、電源ス
イッチ80とキーパネル82とLED表示部84とが設
けられている(図2参照)。
【0023】次に、このように構成されるサーマルプリ
ンタ10の動作について、本実施例に係る終端検出方法
との関連で説明する。
【0024】まず、図2に示すように、蓋体14が開か
れてロール状に巻回された光定着型感熱フイルム22
が、装填部18に収容された後、この光定着型感熱フイ
ルム22の先端部が引き出されて互いに離間しているプ
ラテンローラ42とサーマルヘッド44との間を通って
駆動ローラ72と押圧ローラ70とに挟持される。そし
て、蓋体14が閉じられた後、キーパネル82が操作さ
れることにより、制御部78を介してプラテンローラ4
2が、図1中、矢印方向に回転される。従って、光定着
型感熱フイルム22は、プラテンローラ42とサーマル
ヘッド44とに挟持されて副走査方向(矢印B方向)に
搬送されるとともに、このサーマルヘッド44に設けら
れた複数の発熱素子が選択的に駆動され、前記光定着型
感熱フイルム22に二次元的な発色作用が遂行されて所
望の階調画像が記録される。
【0025】ここで、図示しない回転駆動源の作用下に
駆動ローラ72が矢印方向に回転され、この駆動ローラ
72と押圧ローラ70とに挟持されている光定着型感熱
フイルム22の先端部が矢印B方向に搬送される。その
際、定着部60を構成する第1および第2紫外線ランプ
66、68が点灯されて光定着型感熱フイルム22のベ
ース側に紫外線が照射され、この光定着型感熱フイルム
22の定着作業が遂行される。
【0026】光定着型感熱フイルム22が、所定の長さ
だけ矢印B方向に送り出された後、カッター部52を構
成する可動型カッター56が、図示しない回転駆動源の
作用下に固定型カッター54側に揺動される。このた
め、可動型カッター56は、固定型カッター54との協
働作用下に光定着型感熱フイルム22を切断する。この
カッター部52で切断された光定着型感熱フイルム22
は、排出口74から排出トレー76に収容される。
【0027】ところで、上記のように光定着型感熱フイ
ルム22に画像等の記録作業が行われている際、終端検
出装置30の駆動作用下にこの光定着型感熱フイルム2
2の有無が検知されている。この検知作業を、図4を用
いて説明すると、まず発光素子34が所定のインターバ
ルでオン/オフ制御されることにより(図4a参照)、
検知ビームLが間歇的に出力される。この検知ビームL
は、光定着型感熱フイルム22によって反射されて受光
素子36に入射する(図3参照)。このため、受光素子
36からは、図4bに示す特性の出力信号が得られる。
【0028】一方、光定着型感熱フイルム22が全て送
り出されて芯材24が装填部18に露呈すると、検知ビ
ームLがこの芯材24の黒色表面で僅かに反射されて受
光素子36に入射する。これにより、受光素子36から
は、図4cに示す特性の出力信号が得られる。そこで、
本実施例では、芯材24におけるオン時の出力信号Vo
とオフ時の出力信号voとの差信号に基づいて予め閾値
εが設定される。
【0029】次いで、発光素子34がオフである所定の
時刻T1における受光素子36からの出力信号vと、発
光素子34がオンである所定の時刻T2における受光素
子36からの出力信号Vとを検出する。そして、これら
の出力信号v、Vの差信号を求め、この差信号を上記閾
値εと比較する。この差信号が閾値εに対して、 ε<V−v …(1) である場合、光定着型感熱フイルム22が存在すること
が確認される。また、差信号が前記閾値εに対して、 ε>V−v …(2) である場合、芯材24が存在すること、すなわち光定着
型感熱フイルム22が終端であることが確認される。そ
の際には、サーマルプリンタ10による記録作業を停止
させるべく、ブザー音やLED表示部84の点滅等で警
告する。
【0030】このように、本実施例では、発光素子34
がオン/オフ制御されて受光素子36における該オン時
の出力信号Vと該オフ時の出力信号vとの差信号が求め
られ、この差信号が、(1)式あるいは(2)式のいず
れの条件に適合するかによって光定着型感熱フイルム2
2の終端(有無)の検知が行われる。従って、外光等に
よる出力信号vの影響が除去され、光定着型感熱フイル
ム22の終端を正確に検知することができるという効果
が得られる。
【0031】さらに、反射型光センサ32がロールフイ
ルム20の中心方向に向かって配設されており、発光素
子34から出力される検知ビームLが光定着型感熱フイ
ルム22で反射されて受光素子36で受光されることに
より所定の検出値が得られる一方、この検知ビームLが
芯材24の黒色表面で吸収されることにより該所定の検
出値よりも小さな検出値が得られる。このため、ロール
フイルム20自体に検知ビームLを照射するだけで、光
定着型感熱フイルム22の終端を容易かつ確実に検出す
ることが可能になり、専用の反射防止手段を設ける作業
が不要になるとともに、終端検出装置30の構造が簡素
化するという利点がある。
【0032】ところで、反射型光センサ32は、個々に
検出レベルに差異が生じており、全ての反射型光センサ
32に対して上記閾値εを適用することが困難な場合が
ある。そこで、本実施例では、図4cに示す芯材24に
おけるオン時の出力信号Voとオフ時の出力信号voと
の差信号δに所定の補正値αを加算して閾値εを設定す
ることにより、各反射型光センサ32自体の検出レベル
の差異に影響されることがなく、光定着型感熱フイルム
22の終端を高精度に検出することが可能になる。な
お、この補正値αは、キーパネル82の操作によって容
易に変更することができる。
【0033】また、制御部78において、例えばプラテ
ンローラ42を回転駆動させるための回転駆動源(図示
せず)を制御することにより、光定着型感熱フイルム2
2の使用された長さがCPU(図示せず)に記憶されて
いる。このため、光定着型感熱フイルム22の全長から
使用長さを減ずれば、この光定着型感熱フイルム22の
残量が検出されるため、この残量が、例えば標準サイズ
で10枚以下になった際、LED表示部84等に警告を
表示させて操作者に知らせることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果乃至利点が
得られる。
【0035】ロール状記録体の中心方向に向かって発光
素子がオン/オフ制御されて受光素子における該オン時
の受光光量と該オフ時の受光光量との差が求められ、こ
の差が、芯材におけるオン時の受光光量とオフ時の受光
光量との差に基づいて予め設定された閾値と比較され
る。このため、前記差が閾値よりも大きければ、記録担
体が存在している一方、該差が前記閾値よりも小さけれ
ば、前記記録担体の終端であることが検出される。従っ
て、外光等に影響されることがなく、記録担体の終端を
確実かつ容易に検出することができる。
【0036】さらに、本発明では、閾値が芯材における
オン時の受光光量とオフ時の受光光量との差に所定の補
正値を加算して予め設定されているため、各反射型光セ
ンサ自体の検出レベルの相違に影響されることがなく、
記録担体の終端を高精度に検出することが可能になる。
【0037】さらにまた、本発明では、反射型光センサ
から出力される検出光が記録担体で反射されて受光され
ることにより所定の検出値が得られる一方、この検出光
が芯材で吸収されることにより該所定の検出値よりも小
さな検出値が得られる。このため、ロール状記録体自体
に検出光を照射するだけで、記録担体の終端を容易かつ
確実に検出することができ、専用の反射防止手段が不要
となって装置全体の簡素化かつ小型化が容易に遂行され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るロールフイルムおよびそ
の終端検出装置を組み込むサーマルプリンタの概略構成
側面図である。
【図2】前記サーマルプリンタの前部概略斜視図であ
る。
【図3】前記終端検出装置の説明図である。
【図4】本発明の実施例に係るロールフイルムの終端検
出方法における発光素子および受光素子の出力タイムチ
ャートである。
【符号の説明】
10…サーマルプリンタ 12…ケーシング 14…蓋体 18…装填部 20…ロールフイルム 22…光定着型感熱フイルム 24…芯材 30…終端検出装置 32…反射型光センサ 34…発光素子 36…受光素子 40…印字部 42…プラテンローラ 44…サーマルヘッド 52…カッター部 60…定着部 64…ホルダ部材 66、68…紫外線ランプ 70…押圧ローラ 72…駆動ローラ 76…排出トレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の記録担体と、 前記記録担体が巻回される芯材と、 を備え、 前記芯材は、反射型光センサを介して前記記録担体から
    得られる検出値に対し所定の値だけ低下した検出値が得
    られるよう前記反射型光センサからの検出光を吸収する
    手段を構成することを特徴とするロール状記録体。
  2. 【請求項2】芯材に長尺状の記録担体が巻回されたロー
    ル状記録体の中心方向に向かって発光素子をオン/オフ
    制御する過程と、 受光素子における該オン時の受光光量と該オフ時の受光
    光量との差を求める過程と、 前記差を、前記芯材におけるオン時の受光光量とオフ時
    の受光光量との差に基づいて予め設定された閾値と比較
    する過程と、 該差が前記閾値よりも小さくなることにより、前記記録
    担体の終端を検出する過程と、 を備えることを特徴とするロール状記録体の終端検出方
    法。
  3. 【請求項3】芯材に長尺状の記録担体が巻回されたロー
    ル状記録体の中心方向に向かって発光素子をオン/オフ
    制御する過程と、 受光素子における該オン時の受光光量と該オフ時の受光
    光量との差を求める過程と、 前記差を、前記芯材におけるオン時の受光光量とオフ時
    の受光光量との差に所定の補正値を加算して予め設定さ
    れた閾値と比較する過程と、 該差が前記閾値よりも小さくなることにより、前記記録
    担体の終端を検出する過程と、 を備えることを特徴とするロール状記録体の終端検出方
    法。
  4. 【請求項4】芯材に長尺状の記録担体が巻回されたロー
    ル状記録体と、 前記ロール状記録体の中心方向に向かって配設される反
    射型光センサと、 を備え、 前記芯材は、該反射型光センサを介して前記記録担体か
    ら得られる検出値に対し所定の値だけ低下した検出値が
    得られるよう前記反射型光センサからの検出光を吸収す
    る手段を構成することを特徴とするロール状記録体の終
    端検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4900889A (en) * 1988-02-16 1990-02-13 Ag fur Elektronik Industrielle, AGIE Current supply device for movable electrodes of spark erosion machines
JP2014076866A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Tenchi Kikai Co Ltd シート供給装置

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