JPH01232087A - プリンタ装置における画像記録材料検知方法 - Google Patents

プリンタ装置における画像記録材料検知方法

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JPH01232087A
JPH01232087A JP5967688A JP5967688A JPH01232087A JP H01232087 A JPH01232087 A JP H01232087A JP 5967688 A JP5967688 A JP 5967688A JP 5967688 A JP5967688 A JP 5967688A JP H01232087 A JPH01232087 A JP H01232087A
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JP
Japan
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light
recording material
image recording
film
emitting element
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Application number
JP5967688A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kuroiwa
黒岩 吉彦
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Fujifilm Holdings Corp
Japan Radio Co Ltd
Nagano Nihon Musen KK
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Nihon Musen KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプリンタ装置における画像記録材料検知方法に
関し、−層詳細には、発光素子より出力されたオンオフ
信号としての検知ビームを画像記録材料の搬送路を介し
て受光素子に導き、受光素子のオン時における受光光量
とオフ時における受光光量との差を求めることで前記画
像記録材料の有無を検知するようにしたプリンタ装置に
おける画像記録材1料検知方法に関する。
[発明の背景] 例えば、医療分野において、従来から使用されているX
線撮影装置の他、超音波映像装置、X線CTおよびDF
等の各種医療画像診断装置が広範に普及しつつある。こ
の種の医療画像診断装置では、患者の体外より超音波や
X線等を入射して前記超音波やX線等の変化を検出する
ことにより患部の画像を得、この画像を、例えば、CR
Tモニタに可視像として表示している。
従って、医師等はモニタに表示される画像を介して患部
の診断を行えばよく、特に、前記診断時に必要に応じて
他の患部等を容易に観察することが出来、診断作業を正
確に且つ迅速に遂行することが可能となる。
この場合、前記医療画像診断装置においてモニタに表示
される患部を選択的にハードコピーとして記録担体上に
恒久的に記録することが望まれる。このため、種々のプ
リンタ装置が採用されており、例えば、熱により発色し
紫外線の照射により定着する、所謂、光定着型感熱フィ
ルムを用いたサーマルプリンタ装置が知られている。
前記サーマルプリンタ装置では光定着型感熱フィルムが
ロール状に巻回して収容されており、この光定着型感熱
フィルムは、先ず、印字部へ搬送される。次いで、印字
部において、副走査搬送される光定着型感熱フィルムに
対し主走査方向に複数の発熱素子を備えたサーマルヘッ
ドにより医療画像診断装置から送給される画像信号に基
づき画像が二次元的に記録される。次に、画像の記録さ
れた前記光定着型感熱フィルムは定着部に搬送され、こ
の定着部に設けられている紫外線ランプから出力される
紫外線により前記画像の定着が行われた後、外部に搬出
される。
ここで、この種のプリンタ装置では動作中において画像
記録材料の有無を検知する検知機構が不可欠である。す
なわち、前記サーマルプリンタ装置の場合、光定着型感
熱フィルムがなくなったことを知らずに画像記録動作を
継続すると、サーマルヘッドが過剰加熱され破損する虞
があるからである。また、得られる再生画像が不完全な
ものとなり、この結果、診断作業に重大な支障を来すこ
とにもなる。
そこで、このようなプリンタ装置に設けられる検知機構
として発光ダイオードおよびフォトトランジスタを画像
記録材料の搬送路に近接配置したものが知られている。
この検知機構では前記IF4送路中に画像記録材料があ
る場合、発光ダイオードより出力された検知ビームが当
該画像記録材料によって反射されフォトトランジスタに
入射することでその存在を確認している。
従って、搬送路中に画像記録材料がない場合には発光ダ
イオードより出力された検知ビームはフォトトランジス
タに導かれず、この結果、当該画像記録材料のないこと
が検知される。
然しなから、このような検知機構を用いた場合、例えば
、搬送中の画像記録材料の位置が発光ダイオードに対し
て変動すると、フォトトランジスタにより受光される検
知ビームの受光量も変化するため、その変化量によって
は画像記録材料がないと判断される虞がある。また、フ
ォトトランジスタに対して外光が入射した場合、あるい
は検知機構を構成する回路中で電気的なノイズが発生し
た場合にも誤動作してしまう不都合が指摘されている。
[発明の目的コ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、発光素子よりオンオフ信号としての検知ビーム
を出力し画像記録材料の搬送路を介して受光素子に導く
ように構成し、発光素子のオン時における受光素子の受
光光量とオフ時における受光光量との差を求めることに
より画像記録材料の有無を外乱の影響によらず正確に検
知することの出来るプリンタ装置における画像記録材料
検知方法を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は発光素子から出
力される検知ビームを画像記録材料の搬送路を介して受
光素子に導き、前記受光素子の受光光量に基づいて当該
搬送路1ミおける前記画像記録材料の有無を検知する際
、前記発光素子をオンオフ制御し、発光素子のオン時に
おける前記受光素子の受光光量とオフ時における受光光
量との差を求め、この差を所定の閾値と比較することに
より前記画像記録材料の有無を検知することを特徴とす
る。
また、本発明は検知ビームが画像記録材料により反射さ
れることで受光素子に導かれることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るプリンタ装置における画像記録材料
検知方法について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
記録材料検知方法が適用されるサーマルプリンタ装置を
示す。サーマルプリンタ装置10はケーシング12を含
み、このケーシング12の上部には一端側を支点として
開閉自在な蓋体14が装着される。また、前記ケーシン
グ12の前部にはサーマルプリンタ装置10を操作する
ためのオペレーションパネル15が形成される。前記ケ
ーシング12の内部には、第2図に示すように、ポリエ
ステルをベースとした画像記録材料である光定着型感熱
フィルムFを巻回収納するフィルム装填部16と、前記
光定着型感熱フィルムFを加熱することで所定の画像を
形成する印字部18と、この光定着型感熱フィルムFを
所定長に切断するカッタ一部20と、前記光定着型感熱
フィルムFに紫外線を照射して定着を行う定着部22と
、所定長に切断された光定着型感熱フィルムFを排出ト
レー24に送り出す排出部26と、これらを制御するた
めの制御部28とが設けられる。
蓋体14の開閉する他端側には、第3図に示すように、
取手30が設けられており、この取手30を引き上げる
ことにより前記蓋体14の両側に設けられている爪部材
32.32が揺動してケーシング12との係合状態を解
除し、これによって当該蓋体14を開動することが出来
る。蓋体14には覗き窓として紫外線カツトフィルタ3
4(実質的には赤色フィルタ)が設けられる。この紫外
線カツトフィルタ34はフィルム装填部16に収容され
ている光定着型感熱フィルムFの残量を外部から視S忍
するためのものである。
蓋体14には、さらに、印字部18を構成するプラテン
ローラ36(実質的にはゴムローラ)が装着される。こ
のプラテンローラ36は蓋体14の側部に係着されたパ
ルスモータ等の回転駆動源38によりギヤトレイン40
を介して、第2図中、矢印方向に回転可能に構成される
。また、蓋体14にはプラテンローラ36と平行にガイ
ドローラ41が回転自在に支承されると共に、光定着型
感熱フィルムFの有無等を検知するための検知手段43
が装着される。この場合、検知手段43はプラテンロー
ラ36とガイドローラ41との間に配設されており、第
3図に示すように、赤外光である検知ビームLを出力す
るLED等の発光素子45と、光定着型感熱フィルムF
によって反射された前記検知ビームLを受光しその受光
光量に応じた電気信号を生成するフォトトランジスタ等
の受光素子47とから構成される。
蓋体14をケーシング12に対し閉動すると、爪部材3
2.32により前記蓋体14が前記ケーシング12に固
定され、また、プラテンローラ36がサーマルヘッド4
2に係合する。第3図に示すように、サーマルヘッド4
2には主走査方向に対し数百の発熱素子44が配列され
ており、このサーマルヘッド42はブラケット46に固
着される。なお、前記ブラケット46はフィルム装填部
16側の一端部にピン48を介してケーシング12内で
揺動自在に支承されており、このブラケット46の下部
側にコイルスプリング50の一端が係合すると共に、こ
のコイルスプリング50の他端はケーシング12内の支
持板52に係合している。
カッタ一部20は固定型の第1のカッター刃56aと可
動型の第2のカッター刃56bとを存し、前記第2カツ
ター刃56bは回転駆動源58に軸着される円板60と
、この円板60に偏心して連結される第1のリンク片6
2aおよびこの第1リンク片62aに係合する第2のリ
ンク片62bを介して揺動自在に構成される。なお、円
板60の一端部には平坦部60aが形成されており、こ
の平坦部60aに係合するリミットスイッチ64により
第2カツター刃56bの位置が検出される。
定着部22は光定着型感熱フィルムFの両面に対向して
配設される一対の紫外線ランプ68a168bを含み、
紫外線ランプ68a、68bはランプホルダ70a、7
0bに夫々保持される。なお、前記ランプホルダ70a
、70bは屈曲形成されており、夫々の内面部にアルミ
ニウム等を蒸着することで光反射面72a、72bを形
成している。
一方、定着部22に近接して排出部26が設けられる。
排出部26はギヤトレイン73を介してパルスモータ等
の回転駆動源74により回転駆動されるゴムローラ82
と、前記ゴムローラ82に摺接するニップローラ84と
から基本的に構成される。
ニップローラ84はケーシング12内で回動自在に保持
されるアーム86の一端部に支承されており、このアー
ム86の他端邪にはコイルスプリング88が係合する。
このため、コイルスプリング88の弾発力を介して前記
ニップローラ84は常時所定の押圧力でゴムローラ82
に摺接している。また、前記ニップローラ84の上方に
は取付板90が配設されており、この取付板90には除
電ブラシ92が光定着型感熱フィルムFの幅方向に延在
して植設されている。なお、ゴムローラ82の下方には
排出トレー24が着脱自在に装着されており、この排出
トレー24はケーシング12の前面部に形成されている
開口部94を介して外部に露呈している。
本実施態様に係る画像記録材料検知方法が適用されるサ
ーマルプリンタ装置は基本的には以上のように構成され
るものであり、次にその作用並びに効果について説明す
る。
この場合、サーマルプリンタ装置10は図示しないX線
CTや超音波映像装置等の各種医療画像診断装置に接続
されており、医師等はこの医療画像診断装置のモニタ等
を観察し所望の画像を光定着型感熱フィルムFにハード
コピーとして記録する。
すなわち、先ず、蓋体14に設けられている取手30を
把持しこれを引き上げると、ケーシング12に係合して
いた爪部材32.32が揺動し、これ°ら爪部材32.
32による蓋体14のロック状態が解除される。そして
、前記蓋体14を鉛直方向に揺動させた状態でフィルム
装填部16にロール状に巻回された光定着型感熱フィル
ムFを収容する。
次いで、光定着型感熱フィルムFの端部を引き出しこれ
をカッタ一部200カッター刃56a156b間に挿入
した後、蓋体14を閉動する。この結果、光定着型感熱
フィルムFは蓋体14に支承されているプラテンローラ
36とブラケット46に固着されているサーマルヘッド
42とで挟持されるに至る。また、光定着型感熱フィル
ムFの上面部にはガイドローラ41とプラテンローラ3
6との間に配設された検知手段43が近接し、当該フィ
ルムFの有無を常時監視し得る状態となる。
そこで、医師等がサーマルプリンタ装置10のオペレー
ションパネル15を操作することにより制御部28を介
して回転駆動源38が駆動される。
前記回転駆動源38の回転力はギヤトレイン40を介し
てプラテンローラ36に伝達され、このプラテンローラ
36が所定の回転速度で、第2図中、矢印方向に回転す
る。従って、前記プラテンローラ36とサーマルヘッド
42とにより挟持されている光定着型感熱フィルムFは
副走査方向(矢印へ方向)に搬送される。その際、サー
マルヘッド42に主走査方向に配列されている数百の発
熱素子44が制御部28の駆動作用下に発熱し、光定着
型感熱フィルムFに二次元的な発色作業が遂行され所望
の画像が記録される。
このように光定着型感熱フィルムFに対し画像記録作業
を継続していくと、光定着型感熱フィルムFの先端部は
カッタ一部20を構成する第1カツター刃56aと第2
カツター56bとの間を通過し定着部22に搬送される
。前記定着部22では夫々の紫外線ランプ68a、68
bから光定着型感熱フィルムFの両面に紫外線が照射さ
れる。
その際、紫外線ランプ53a、68bから照射される紫
外線はランプホルダ70a、70bの光反射面?2a、
?2bによって好適に反射されるため、光定着型感熱フ
ィルムFに記録された画像の定着作業が効果的に遂行さ
れる。
プラテンローラ36の回転作用下に定着部22から排出
部26側に送り出される光定着型感熱フィルムFの先端
部はギヤトレイン73を介し回転駆動源74によって矢
印方向に回転駆動されるゴムローラ82とニップローラ
84との間に臨入する。
次いで、光定着型感熱フィルムFはゴムローラ82とニ
ップローラ84との間に挟持された状態で除電ブラシ9
2を介して排出トレー24側へと導出される。
一方、光定着型感熱フィルムFが所定長だけ排出部26
側へと送り出されると、カッタ一部20を構成する回転
駆動源58が駆動される。このため、円板60が回転し
、この円板60に偏心して係着されている第1リンク片
62a並びに第2リンク片62bを介して第2カツター
刃56bが第1カツター刃56a側へと揺動し、これら
第1および第2カッター刃56a、56bにより光定着
型感熱フィルムFが切断される。なお、カッター刃56
a、56bの作動状態は円板60の平坦部60aに係合
するリミットスイッチ64によって検知される。
ここで、このサーマルプリンタ装置10では動作時にお
ける光定着型感熱フィルムFの残量とその有無を蓋体1
4に装着された紫外線カツトフィルタ34アよび検知手
段43を用いて確認あるいは検知出来るように構成して
いる。
すなわち、作業者は紫外線カツトフィルタ34を介して
ケーシング14内を覗き込むことにより、フィルム装填
部16に収容されている光定着型感熱フィルムFの残量
およびその有無を視認することが出来る。また、検知手
段43は発光素子45と受光素子47との対で構成され
ており、前記発光素子45から出力された赤外光である
検知ビームLの光定着型感熱フィルムFによる反射光を
受光素子47によって受光することで当該光定着型感熱
フィルムFの有無を検知している。
ところで、検知手段43を用いて光定着型感熱フィルム
Fの有無を検知する場合、第4図に示すように、光定着
型感熱フィルムFの位置が検知手段43に対して変動す
ると受光素子47による受光光量が変化するため、当該
光定着型感熱フィルムFの有無を誤検出する虞がある。
また、紫外線カツトフィルタ34を介して入射する外光
あるいは蓋体14の開放時において直接入射する外光に
よっても前記受光素子47の受光光量が変化し誤動作す
る虞がある。
この場合、本実施態様に係るサーマルプリンタ装置10
では発光素子45をオンオフ制御し、前記発光素子45
0オン時における受光素子47の出力信号と発光素子4
5のオフ時における出力信号との差信号に基づいて光定
着型感熱フィルムFの有無を検知することにより上述し
た誤動作の発生を解消している。そこで、次に、状況に
応じた画像記録材料検知方法について説明する。
先ず、光定着型感熱フィルムFが第4図に示す正規の位
置f1を通過する場合につき説明する。この場合、発光
素子45は、第5図aに示すように、所定のインターバ
ルでオンオフ動作を繰り返すことにより検知ビームLを
間歇的に出力する。ここで、サーマルプリンタ装置10
が一般的な明るさの室内に設置され、且つ光定着型感熱
フィルムFがガイドローラ41とプラテンローラ36と
の間に存在している場合、発光素子45から出力された
検知ビームLは光定着型感熱フィルムFによって反射さ
れ受光素子47に入射する。この結果、受光素子47か
らは第5図すの実線で示す特性の出力信号が得られる。
一方、光定着型感熱フィルムFがガイドローラ41とプ
ラテンローラ36との間に存在しない場合、前記検知ビ
ームLは光定着型感熱フィルムFによって反射されるこ
とがなく、サーマルヘッド42に張られている反射防止
用点ラベルによって僅かに反射して受光素子47に入射
する。この結果、受光素子47からは第5図Cの実線で
示す特性の出力信号が得られる。
そこで、発光素子45がオフである所定の時刻t1にお
ける受光素子47からの出力信号Vと、発光素子45が
オンである所定の時刻t2における受光素子47からの
出力信号Vとを検出する。
そして、これらの出力信号VとVとの差信号を求め、こ
の差信号を所定の閾値εと比較する。
この場合、前記差信号が閾値εに対してε<V−v  
           ・・・(1)である場合には光
定着型感熱フィルムFの存在が確認される。また、差信
号が前記閾値εに対して ε>V−v              ・・・(2)
である場合には光定着型感熱フィルムFの存在しないこ
とが確認される。なあ、光定着型感熱フィルムFの存在
しないことを確認すると、当該サーマルプリンタ装置1
0は作業者に対してブザー音、LEDの点滅等で警告を
行う。
ここで、受光素子47には蓋体14に装着された紫外線
カツトフィルタ34を介して外光が常時入射しているた
め、発光素子45がオフの時であってもその出力信号V
は0とはならない。この場合、主として外光による前記
出力信号Vは発光素子45がオンの時の出力信号Vにも
同じく加算されており、本実施態様ではこれらの出力信
号v、Vの差信号が(1)式あるいは(2)式のいずれ
の条件に適合するかによって光定着型感熱フィルムFの
有無の検知を行っている。従って、検知手段43は外光
の影響を受けることなく光定着型感熱フィルムFの有無
を正確に検知することが出来る。
なお、蓋体14が開状態となっている場合、発光素子4
5より出力された検知ビームLは光定着型感熱フィルム
Fによって反射されることがなく、受光素子47には外
光のみが入射する。この場合、受光素子47からは第5
図dの実線で示す特性の出力信号が得られる。そこで、
前述した場合と同様に、発光素子45がオフの時の出力
信号Vとオンの時の出力信号Vとの差信号を求め、この
差信号を所定の閾値εと比較すると(2)式の判定結果
が得られる。従って、光定着型感熱フィルムFが存在し
ない場合と同一の条件で蓋体14が開放状態になってい
ることを検知することが出来る。
次に、光定着型感熱フィルムFが第4図に示す位置f2
を通過する場合について説明する。
なお、このような位置ずれは、例えば、光定着型感熱フ
ィルムFの搬送むら、あるいはカッタ一部20において
当該光定着型感熱フィルムFを切断した後、プラテンロ
ーラ36によりフィルム装填部16側へ巻き戻した場合
に生じる弛み等によって発生する。
ここで、光定着型感熱フィルムFがガイドローラ41と
プラテンローラ36との間に存在する場合には、受光素
子47からの出力信号の特性は第5図eに示すようにな
る。また、光定着型感熱フィルムFが存在しない場合に
は第5図Cに示すようになる。そこで、前述した場合と
同様に、発光素子45がオフである所定の時刻t、にお
ける受光素子47の出力信号Vと発光素子45がオンで
ある所定の時刻t2における受光素子47の出力信号V
とを検出し、これらの出力信号vSVO差信号を閾値ε
と比較する。この場合、前記差信号が(1)式の条件を
満たす時には光定着型感熱フィルムFの存在することが
検知される。また、(2)式の条件を満たす時には光定
着型感熱フィルムFの存在しないこと、あるいは蓋体1
4の開放状態になっていることが検知される。
ここで、光定着型感熱フィルムFが存在する場合、前記
出力信号Vは当該光定着型感熱フィルムFが正規の位置
f1にある時よりも小さくなる。一方、本実施態様では
、出力信号v、Vの差信号を閾値εと比較することで光
定着型感熱フィルムFの有無を検知している。この場合
、前記差信号には外光の影響が含まれないため、閾値ε
はその分だけ小さく設定することが出来る。この結果、
検知手段43は光定着型感熱フィルムFの広範囲の位置
変動に対しても誤動作することなく正確に光定着型感熱
フィルムFの有無を検知することが出来る。
なお、紫外線カツトフィルタ34からハロゲンランプ等
の光源により輝度の高い外光がケーシング12内に入射
した場合における受光素子47の出力特性は第5図す乃
至eの一点鎖線で示すようになる。この場合、受光素子
47からの出力信号は、第5図すに示すように、ある一
定レベル以上の人力信号に対して飽和する特性がある。
従って、例えば、受光素子47の飽和時における出力信
号と発光素子45がオフの時の出力信号との差信号δが
光定着型感熱フィルムFの有無を判別する閾値εに対し
て さくδ             ・・・(3)となる
範囲内に外光量を制限すれば、当該光定着型感熱フィル
ムFの有無を誤動作することなく正確に検知することが
出来る。また、上述した実施態様において発光素子45
がオフとなる所定の時刻1..13.1.・・・および
発光素子45がオンとなる所定の時刻t2、t4、t6
において夫々光定着型感熱フィルムFの有無を検知する
と共に、これらの検知結果を総合的に評価すれば、外光
や電気的なノイズの混入によって影響されることなく一
層正確な光定着型感熱フィルムFの検知が可能となる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、発光素子より出力され
たオンオフ信号としての検知ビームを画像記録材料の搬
送路を介して受光素子に導き、前記発光素子のオン時に
おける受光素子の受光光量とオフ時における受光光量と
の差を所定の閾値と比較することにより前記画像記録材
料の有無を検知している。この場合、受光光量の差に基
づいて判別しているため、外光の影響を受けることなく
極めて正確に画像記録材料の有無を検知することが出来
る。また、発光素子および受光素子を含む検知手段を構
成する回路中に電気的なノイズ等が混入された場合であ
っても誤動作の生じる虞はない。この結果、画像記録動
作が不必要に中断されることがなく好適に再生画像を得
ることが可能となる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、発光素子と受光素子とを画像記録材料の搬送路
を介して対向配置し、発光素子のオン時における受光光
量とオフ時における受光光量との差に基づいて画、像記
録材料の有無を検知することも可能である等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法が適用されるサーマルプリンタ装置
の斜視図、 第2図は第1図に示す装置の一部省略縦断説明図、 第3図は第1図に示す装置の一部斜視説明図、第4図は
本発明方法における検知手段および画像記録材料の説明
図、 第5図a乃至eは本発明方法における発光素子および受
光素子の出力タイムチャートである。 10・・・サーマルプリンタ装置 16・・・フィルム装填部   18・・・印字部20
・・・カッタ一部     22・・・定着部26・・
・排出部       36・・・プラテンローラ42
・・・サーマルヘッド   43・・・検知手段44・
・・発熱素子      45・・・発光素子47・・
・受光素子 68a、68b・・・紫外線ランプ L・・・検知ビーム 特許出願人    富士写真フィルム株式会社同 上 
   長野日本無線株式会社 FIG、1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発光素子から出力される検知ビームを画像記録材
    料の搬送路を介して受光素子に導き、前記受光素子の受
    光光量に基づいて当該搬送路における前記画像記録材料
    の有無を検知する際、前記発光素子をオンオフ制御し、
    発光素子のオン時における前記受光素子の受光光量とオ
    フ時における受光光量との差を求め、この差を所定の閾
    値と比較することにより前記画像記録材料の有無を検知
    することを特徴とするプリンタ装置における画像記録材
    料検知方法。
  2. (2)請求項1記載の方法において、検知ビームは画像
    記録材料により反射されることで受光素子に導かれるこ
    とを特徴とするプリンタ装置における画像記録材料検知
    方法。
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