JPH06156632A - クレーンの昇降台 - Google Patents

クレーンの昇降台

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JPH06156632A
JPH06156632A JP34143292A JP34143292A JPH06156632A JP H06156632 A JPH06156632 A JP H06156632A JP 34143292 A JP34143292 A JP 34143292A JP 34143292 A JP34143292 A JP 34143292A JP H06156632 A JPH06156632 A JP H06156632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
chuck
crane
arms
shelves
Prior art date
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Pending
Application number
JP34143292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH06156632A publication Critical patent/JPH06156632A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚16、16の間のクレーンの通路17を狭
くできるとともに、棚16に載置されるウエハカセット
C相互の間隔を短くできる。 【構成】 旋回可能な昇降台1には、第一アーム2の一
端が回動可能に取り付けられている。第1アーム2の他
端には第二アーム3の一端が回動可能に接続され、第二
アーム3の他端には一対のチャックアーム7、7を備え
たチャック部4が回動可能に取り付けられている。第1
アーム2を回動させることによりチャック部4は往復動
する。昇降台1の旋回範囲は、チャック部4のストロー
クよりも小さく、ほぼチャック部4のサイズにまで小さ
くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の入出庫を行うク
レーンに関し、特にスペースを節約することのできる構
造のクレーンの昇降台に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、8は、それぞれクリーン倉庫内で
ウエハカセットの入出庫を行う従来のクレーンの構造を
示す。図7(a)(b)のクレーン71はダブルリンク
アーム方式で、昇降台72に相互に接近離反する一対の
ダブルリンクアーム73、73を備えてなる。ダブルリ
ンクアーム73、73の先端には、ウエハカセットCの
フランジに対応する形状の把持部74、74がそれぞれ
備えられており、ダブルリンクアーム73、73を振り
出した状態で相互に接近離反させることにより、棚75
上に載せられたウエハカセットCの把持・解放を行う。
ダブルリンクアーム73、73は逆方向へも振り出し可
能なので、クレーン71を挟んで備えられた両側の棚7
5、75のいずれにも対応できるようになっている。
【0003】図8(a)(b)のクレーン81は、旋回
可能な昇降台82にスライダ83を備え、スライダ83
の上端に相互に接近離反する一対のチャックアーム8
4、84を取り付けてなる。スライダ83を前進させて
チャックアーム84、84を相互に接近離反させること
によりウエハカセットCの把持・解放を行うようになっ
ている。両側の棚85、85に対応できるように、昇降
台82は旋回して180度チャックアーム84、84の
向きを変えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すようなクレ
ーン71によると、把持部74、74を備えた幅の広い
ダブルリンクアーム73、73を棚75上に載せられた
ウエハカセットCの間に振り出すために、棚75上のウ
エハカセットCの間隔を広く取る必要がある。そのた
め、図8の棚85に比べると、棚85には同じサイズの
棚に5個のウエハカセットCを並置できるのに対し、棚
75では4個しか並置することができない。従って同じ
長さの棚ならば、収納できるウエハカセットの数が少な
かった。
【0005】また図8に示すようなクレーン81による
と、昇降台82にスライダ83を前後進させるためのガ
イドが必要となるため、昇降台82の前後長をスライダ
83のストローク以上としなければならず、旋回させる
スペースを確保するために、棚85、85の間のクレー
ンの通路86が図7の例に比べて広くなる。よって倉庫
自体の幅が大きくなっていた。
【0006】よって本発明の目的は、倉庫の幅を狭く
し、多数の物品を収納することを可能にするようなクレ
ーンの昇降台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、一端が昇降台に水平回動可能に取り付けら
れ、昇降台に搭載された駆動装置により水平回動する第
一アームと、第一アームの他端に一端が水平回動可能に
接続され、他端がチャック部に水平回動可能に取り付け
られた第二アームとにより、旋回位置とチャッキング位
置との間を往復動するチャック部を備えてクレーンの昇
降台を構成した。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0009】本発明に係るクレーンの昇降台において
は、物品のチャッキングはチャック部により行われる。
チャック部は、第一アーム及び第二アームにより往復動
可能である。第一アームの一端は昇降台に水平回動可能
に取り付けられ、昇降台に搭載された駆動装置により水
平回動する。第一アームの他端は第二アームの一端に水
平回動可能に接続されている。第二アームの他端はチャ
ック部に水平回動可能に取り付けられている。よって第
一アームと第二アームとを伸ばした姿勢にすることによ
りチャック部は振り出されてチャッキング位置へと前進
し、縮めた姿勢にすることにより旋回位置へと後退する
ように往復動する。
【0010】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0011】図1、2はそれぞれ本発明に係るクレーン
の昇降台の一実施例を示す平面図及び正面図である。
【0012】各図において、クレーンの昇降台1は旋回
して180度向きを変えることができる。昇降台1には
一対の第一アーム2、2の一端が回動可能に取り付けら
れており、昇降台1に内蔵された駆動装置(図示してい
ない)により駆動される。第一アーム2、2の昇降台1
への取付部は、昇降台1の旋回の中心軸線になるべく近
い位置に配置される。
【0013】第一アーム2、2の他端には、一対の第二
アーム3、3の一端が回動可能に接続されており、第二
アーム3、3の他端にはチャック部4が回動可能に取り
付けられている。第一アーム2と第二アーム3との長さ
は略同一である。
【0014】チャック部4は、支持ポール5、5、ハウ
ジング6、一対のチャックアーム7、7からなり、ハウ
ジング6は支持ポール5、5を介して第二アーム3、3
に支持されている。チャックアーム7、7はハウジング
6に内蔵された駆動装置(図示していない)により相互
に接近離反するように作動する。
【0015】図3、4、5はそれぞれ第一アーム2と第
二アーム3の他の実施例を示す平面図、一部切り欠き正
面図、一部切り欠き平面図である。
【0016】第一アーム2は駆動モータ8により回動す
る。駆動モータ8の駆動軸9は第一アーム2の一端に固
定されている。駆動軸9はベアリング10により軸支さ
れ、ベアリング10の外側にはタイミングプーリ11が
備えられている。よってタイミングプーリ11は第一ア
ーム2の回動に拘らず昇降台1に対して常に停止してい
る。
【0017】タイミングプーリ11には、第一アーム2
の内部を走行するタイミングベルト12がタイミングプ
ーリ13とともに巻回されている。タイミングプーリ1
3は第一アーム2の他端のベアリング14と軸線を共通
にする軸15に取り付けられることにより第二アーム3
に固定されている。タイミングプーリ11の径のサイズ
は、タイミングプーリ13の倍である。
【0018】このような構造において、駆動モータ8を
作動させて第一アーム2を回動させるとタイミングプー
リ11、タイミングベルト12、タイミングプーリ13
の作用により第二アーム3の先端の軸15の軸線は、図
3の直線Aに沿って移動する。従って第二アーム3の先
端に回動可能に取り付けられたチャック部4も往復動す
ることができる。
【0019】次に図1、2の実施例の作用について説明
する。
【0020】昇降台1は、クレーンを走行させ、昇降台
1を昇降させることにより、棚16上に載置されたウエ
ハカセットCの前面に配置される。次に、第一アーム2
と第2アーム3とが伸ばされた姿勢になるように回動さ
せることによりチャック部4がスライドし、チャックア
ーム7がウエハカセットCの側面に達する位置まで前進
する。この位置でチャックアーム7を閉め、昇降台1を
上昇させることによりウエハカセットCが把持される。
【0021】次に第一アーム2を逆方向に回動させてチ
ャックアーム7を後退させる。第一アーム2は、第二ア
ーム3の先端が第一アーム2の昇降台1への取付部を越
えて後退するまでチャック部4をスライドさせる。昇降
台1を旋回させることにより、反対側の棚等にも対応す
ることができる。
【0022】昇降台1の前後長をチャック部4のストロ
ークよりも短くすることができ、棚16、16の間の通
路17の幅を狭くすることができる。また、第一アーム
2と第二アーム3との接続部がチャック部4からはみ出
さないように、本実施例では第一アーム2の昇降台1へ
の取付部をなるべく昇降台1の中心に近づけて配置して
いる。
【0023】図6(a)(b)は図1、2に示した実施
例の適用された自動倉庫の一部を示す正面図及び平面図
である。本実施例のクレーンの昇降台1は前後長が短い
ので、通路17を狭くすることができる。また、棚16
上に載置されたウエハカセットCの間には幅の狭いチャ
ックアーム17、17を差し込めればよいので、ウエハ
カセットC相互の間隔を狭くすることができ、同じスペ
ースに多数のウエハカセットCを並置することができ
る。
【0024】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係るクレーンの昇
降台によれば、通路幅を狭くすることができ、また棚に
載置される物品相互の間隔を狭くすることができ、多数
の物品を並置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るクレーンの昇降台の一実
施例を示す平面図である。
【図2】図2は、図1の実施例の正面図である。
【図3】図3は、本発明に係るクレーンの昇降台に適用
可能なアームの構造の一例を示す平面図である。
【図4】図4は、図3のアームの内部構造を示す一部切
り欠き正面図である。
【図5】図5は、図3のアームの一部切り欠き平面図で
ある。
【図6】図6(a)(b)はそれぞれ図1に示した実施
例が適用された自動倉庫を示す正面図及び一部平面図で
ある。
【図7】図7(a)(b)はそれぞれ従来の自動倉庫の
一例を示す正面図及び一部平面図である。
【図8】図8(a)(b)はそれぞれ従来の自動倉庫の
他の例を示す正面図及び一部平面図である。
【符号の説明】
1 昇降台 2 第一アーム 3 第二アーム 4 チャック部 7 チャックアーム 16、16 棚 17 通路 C ウエハカセット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が昇降台に水平回動可能に取り付け
    られ、昇降台に搭載された駆動装置により水平回動する
    第一アームと、第一アームの他端に一端が水平回動可能
    に接続され、他端がチャック部に水平回動可能に取り付
    けられた第二アームとにより、旋回位置とチャッキング
    位置との間を往復動するチャック部を備えたことを特徴
    とするクレーンの昇降台。
JP34143292A 1992-11-27 1992-11-27 クレーンの昇降台 Pending JPH06156632A (ja)

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JP34143292A JPH06156632A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 クレーンの昇降台

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JP34143292A JPH06156632A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 クレーンの昇降台

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JPH06156632A true JPH06156632A (ja) 1994-06-03

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JP34143292A Pending JPH06156632A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 クレーンの昇降台

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