JPH0615644Y2 - レジャー用滑降装置 - Google Patents

レジャー用滑降装置

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JPH0615644Y2
JPH0615644Y2 JP1988164041U JP16404188U JPH0615644Y2 JP H0615644 Y2 JPH0615644 Y2 JP H0615644Y2 JP 1988164041 U JP1988164041 U JP 1988164041U JP 16404188 U JP16404188 U JP 16404188U JP H0615644 Y2 JPH0615644 Y2 JP H0615644Y2
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JP
Japan
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downhill
trolley
running
dry
leisure
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JP1988164041U
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JPH0284694U (ja
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覚 吉田
勇 奥積
耕司 池田
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株式会社石井鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、筒体状の滑降路を上下に2本連結し、当該
滑降路内面を滑降用の車輪付台車と水流でそれぞれ滑降
するように形成した乾式滑降路と流水式滑降路を併設し
たレジャー用滑降装置に関する。
(従来の技術) 筒体状の滑降路に水を供給して流水とともに滑降者が滑
降するように形成した流水式の滑り台には、例えば出願
人のなした実願昭57−130795号(実開昭59−
36387号)の考案がある。
また、水を使用する流水式滑降路と水を利用しない乾式
の滑降路とを兼用したものには、出願人のなした実願昭
62−165333号の考案がある。
またさらに、滑降路内面を車輪付台車で走行するように
形成した従来例には、例えば出願人のなした特願昭62
−326778号の発明がある。
実願昭57−130795号の考案は、プールに連接し
て水とともに滑る流水専用の滑り台である。
また、実願昭62−165333号の考案は、プールに
連接する滑降路と砂場に連接する滑降路とを途中で切り
替えて兼用に滑る滑り台で、人が直接座って滑り降りる
ものである。
またさらに、特願昭62−326778号の発明は、筒
体状に形成して滑降路内面を車輪を設けた台車で走行す
るように形成すると共に、滑降路出口に台車の停車機構
と、搭乗者の操作技量に応じて台車の走行速度を制限す
る、制動装置を設けて構成したものである。
いずれの考案も連続した一本の滑降路を設けて形成した
もので二本の筒体滑降路を上下に連接して形成したもの
は従来例には存在しない。
(考案が解決しようとする課題) 従来例に示す滑り台は、滑り台の使用が流水式又は乾式
のいずれかに限られてしまうか、また、前記紹介した本
出願人の考案による兼用のものでも滑降路を並行して同
時に使用することはできない。
また、流水式滑降路と台車を使用した乾式滑降路を連結
して設け、同時に並行して滑り降りるように形成したも
のは存在しない。
前記したように、従来例におけるレジャー用滑降装置で
は、レジャー用滑降装置の利用期間が、乾式のものと流
水式のもので、明確に別れ、いずれか一方の使用に止ま
り、レジャー用滑降装置の利用効率が低い問題点が存在
した。
また、筒体状の乾式滑降路を走行する車輪付台車も、左
右にゆさぶられて不安定になったり、旋回が円滑でなく
転倒の恐れや、円滑な制動が行われにくい問題点があっ
た。
(課題を解決するための手段) この考案は、従来技術が有する上述の問題点に鑑みてな
されたもので、筒体状の乾式滑降路と流水式滑降路を上
下二段に連結して形成し、乾式滑降路内は車輪付台車で
走行し、流水式滑降路内は滑降者が流水と共に滑降する
ように形成する。
また、車輪付台車には、走行用車輪とは別に転倒防止用
のガイド車輪を車体フレーム上部より両側面に張り出し
て筒体状滑降路の内周面と常時弾圧状に回転接触する如
く設けるとともに車体フレームから上方の略中央に突出
形成した側枠の支点より吊り座席を回動自在に吊り下げ
て設け、さらに台車の両側面に張り出して走路面との押
圧摩擦力で制動する如く、走路面の曲率に合わせて弧状
に形成したブレーキ材とを設けてなり、滑降装置の多用
性と台車の安全性を向上させたものである。
(作用) 上下二段に筒体状の滑降路を連結しているので、たわみ
に強い構造となり、さらに滑降路を二連並設に作るより
も設置場所が少なく集約して設備も安価に建設できるた
め、経済性の高いレジャー用滑降装置が得られる。
また、乾式の滑降路は車輪付台車が走行し、流水式の滑
降路は人が直接滑り降り、同時に並行して使用でき、使
用期間に季節的な拘束はなくなる。
台車は旋回部においても、筒体状滑降路の内周面と常時
弾圧状に回転接触するガイド車輪を台車の両側から張り
出したアーム車軸の先端に設けることによって側面方向
が常に弾圧状に支持されるので転倒することがない。ま
た同時に、スイングする吊り座席により搭乗者は大きく
左右にゆさぶられることが少なく、台車が旋回部中心方
向へ引き寄せられるので台車の姿勢の立て直しおよび旋
回が円滑となる。
また台車は、走路面の曲率に合わせて弧状に形成したブ
レーキ材を台車の両側面に張り出して押圧摩擦力で制動
されるので、台車が浮き上がったり走路面を傷つけるこ
とがなく円滑かつ迅速に速度制御、発車および停車が確
実に行われる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図は、本願考案に係るレジャー用滑降装置の直走路
における断面説明図、第2図は、本願考案に係るレジャ
ー用滑降装置の旋回部における断面説明図である。滑降
路は、筒体状の滑降路を上下二段に連結して設け、下段
を車輪付台車が走行する乾式滑降路(1)に、上段を水を
供給して人が滑り降りる流水式滑降路(2)に形成する。
台車は第1図、第2図および第3図に示すように、長方
形に組枠して形成した車体フレーム(5)の両側長辺縁か
ら斜交して上方のほぼ中央に突出した2本の側枠を設
け、当該側枠の交点に支点(6)を設ける。当該支点(6)の
わずか下方に両側方向にアーム車軸(4)を張り出し、当
該アーム車軸(4)の端部を上方に屈曲させて、ガイド車
輪(3)を回転自在に固定する。当該ガイド車輪(3)は筒体
状の滑降路内面の曲率に対して直角に当接するように設
ける。
なおアーム車軸(4)の付け根近部にはスプリングバネ、
板バネ等を設けて、ガイド車輪(3)が適度な押圧力をも
って滑降路に当接するように形成する。
また、支点(6)に吊り棒(7)を取り付ける。当該吊り棒
(7)は、一方端を横方向に回転自在に支点(6)に係合し、
他方端に磁石体(9)を固着して設ける。
当該吊り棒(7)に台車の座席を一体に固定したスイング
吊り座席(8)を設ける。つまり、スイング吊り座席(8)と
吊り棒(7)と磁石体(9)は一体に支点(6)を中心として台
車の側面方向つまり左右に回動するように形成する。
すなわち、第1図及び第2図に示すように、直走路では
台車は真っ直ぐな姿勢で走行し、旋回部では台車は傾斜
するとともに、スイング吊り座席(8)及び磁石体(9)は姿
勢を直す方向つまり内側重心方向に引き寄せられ移動す
る。
この際ガイド車輪(3)は、台車が転倒しないように支え
るとともに滑らかに旋回して走行するように台車を誘導
する。
なお、乾式滑降路(1)の旋回部の走路最下部に誘磁性体
(10)を設けて、台車下部の磁石体(9)が磁力により引き
合って台車が必要以上に外周方向に振り出されないよう
に形成する。
第3図は、台車の斜視説明図面である。
図中、(3)はガイド車輪、(14)はブレーキ材である。ブ
レーキ材(14)は、支柱(13)の先端に着脱自在に取り付
け、台車フレーム(5)に固定した空気圧のシリンダー(1
2)によって台車の両側に張り出すように形成する。シリ
ンダー(12)は台車の中央部の支点(6)の下方両側部に取
り付け、シリンダー(12)の駆動は、台車の後部車輪の回
転エネルギーをコンプレッサー(11)に蓄えて行う。
なお、ブレーキ材(14)は、先端部を走路面の曲率に合わ
せて弧状に形成し、全体を断面扇形の三角ブロック状に
形成する。
台車の制動はブレーキ材(14)を両側面外側に張り出し
て、筒体状の走路面の側部との押圧摩擦力によって行
い、台車が浮き上がったり走路面を傷つけることがない
ようにする。
第4図は、台車の制動状態を示す部分断面説明図であ
る。
図に示すように台車は、シリンダ(12)の操作により支柱
(13)の先端に設けたブレーキ材(14)を、台車の両側外方
向に張り出して乾式滑降路(1)の側内面と強圧接して摩
擦力により制動するように形成する。
なお、ブレーキ材(14)による制動操作は、走行中のブレ
ーキ制御時および滑降路入口での発車時および滑降路出
口での停車時に行う。
第5図は、滑り終えた台車の搬送回収時の部分側断面説
明図である。
台車は、乾式滑降路(1)内を、当該乾式滑降路(1)の天井
部に設けた滑車(17)に張り渡した巻き上げ紐(16)に、台
車の支点(6)を吊り紐(18)を接続して、出口から入口ま
で引っ張り上げ逆走させて回収するように形成する。
なお、本実施例の第1図及び第2図は、上段を流水式滑
降路(2)に形成し、下段を乾式滑降路(1)に形成してある
が、下段を流水式滑降路(2)、上段を乾式滑降路(1)に形
成したり、また、双方を乾式滑降路(1)、若しくは流水
式滑降路(2)に形成して多様的に利用しても良い。
(効果) この考案は、以上説明したように構成されているので、
次に記載する効果を生ずる。
上下二段に筒体状の滑降路を連結しているので、たわみ
に強い構造となり、さらに滑降路を二連並設に作るより
も設置場所が少なく集約して設備も安価に建設できるた
め、経済性の高いレジャー用滑降装置が得られる。
また、乾式の滑降路は車輪付台車が走行し、流水式の滑
降路は人が直接滑り降り、同時に並行して使用でき、使
用期間に季節的な拘束はなくなる。
台車は旋回部においても、筒体状滑降路の内周面と常時
弾圧状に回転接触するガイド車輪を台車の両側から張り
出したアーム車軸の先端に設けることによって側面方向
が常に弾圧状に支持されるので転倒することがない。ま
た同時に、スイングする吊り座席により搭乗者は大きく
左右にゆさぶられることが少なく、台車が旋回部中心方
向へ引き寄せられるので台車の姿勢の立て直しおよび旋
回が円滑となり、心地良い安全な走行が楽しめる。
また台車は、走路面の曲率に合わせて弧状に形成したブ
レーキ材を台車の両側面に張り出して押圧摩擦力で制動
されるので、台車が浮き上がったり走路面を傷つけるこ
とがなく円滑かつ迅速に速度制御、発車および停車が確
実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願考案に係るレジャー用滑降装置の滑降路
の直走部における断面説明図、第2図は、滑降路の旋回
部における断面説明図、第3図は、本願考案に係るレジ
ャー用滑降装置の車輪付台車の斜視説明図、第4図は、
台車の制動状態を示す部分断面説明図、第5図は、台車
の搬送回収時の部分側断面説明図である。 1……乾式滑降路、2……流水式滑降路 3……ガイド車輪、5……車体フレーム 6……支点、8……吊り座席 14……ブレーキ材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒体状の滑降路よりなるレジャー用滑降装
    置において、車輪付台車で走行する乾式滑降路と流水と
    共に滑り降りる流水式滑降路とを上下二段に連結してな
    る筒体状滑降路に形成し、前記車輪付台車は、当該台車
    の走行用車輪の上方に位置し、台車の両側から張り出し
    たアーム車軸に設けた、筒体状滑降路の内周面と常時弾
    圧状に回転接触する転倒防止用のガイド車輪と、台車の
    車体フレームから上方の略中央に突出形成した側枠の支
    点より吊り下げて形成した吊り座席と、台車の両側面に
    張り出して走路面との押圧摩擦力で制動する如く、走路
    面の曲率に合わせて弧状に形成したブレーキ材とを設け
    たことを特徴とするレジャー用滑降装置。
JP1988164041U 1988-12-20 1988-12-20 レジャー用滑降装置 Expired - Lifetime JPH0615644Y2 (ja)

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JP1988164041U JPH0615644Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 レジャー用滑降装置

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JP1988164041U JPH0615644Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 レジャー用滑降装置

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Publication Number Publication Date
JPH0284694U JPH0284694U (ja) 1990-07-02
JPH0615644Y2 true JPH0615644Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31449302

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JP1988164041U Expired - Lifetime JPH0615644Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 レジャー用滑降装置

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526973A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Masaaki Suzuki Travelling method of car that utilize inclined plane and its device
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JPH0284694U (ja) 1990-07-02

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