JPH06156075A - 自動車用ウィンドウモールディングおよびその製造方法 - Google Patents
自動車用ウィンドウモールディングおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06156075A JPH06156075A JP4313855A JP31385592A JPH06156075A JP H06156075 A JPH06156075 A JP H06156075A JP 4313855 A JP4313855 A JP 4313855A JP 31385592 A JP31385592 A JP 31385592A JP H06156075 A JPH06156075 A JP H06156075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- window
- engaging piece
- decorative
- dam
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- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダム部の有無によって脚部長さが変化して取
付け精度が低下したり、モール本体外表面の外観が悪化
することのないウィンドウモールディングを得る。 【構成】 脚部4を有するモール本体3の上面に薄肉の
ヒンジ部7を介して装飾部8を一体成形してある。装飾
部8の端部には係着片10を形成してあり、モール本体
3の端部には係着片10の端部を固着する係止部11を
形成してある。モールサイド部1Aではモール本体3の
係止部11を形成した端部の厚み方向の成形高さを大き
くして、ダム部2を形成してある。
付け精度が低下したり、モール本体外表面の外観が悪化
することのないウィンドウモールディングを得る。 【構成】 脚部4を有するモール本体3の上面に薄肉の
ヒンジ部7を介して装飾部8を一体成形してある。装飾
部8の端部には係着片10を形成してあり、モール本体
3の端部には係着片10の端部を固着する係止部11を
形成してある。モールサイド部1Aではモール本体3の
係止部11を形成した端部の厚み方向の成形高さを大き
くして、ダム部2を形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウィンドウモー
ルディングおよびその製造方法に関する。
ルディングおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ウィンドウモールディングの中
でも、特にフロントウィンドウ用のモールディングにあ
っては、フロントウィンドウ両側辺部に配置されるモー
ルサイド部には、フロントウィンドウガラスとモール本
体の装飾部との間に所要高さのダム部を備えて、フロン
トウィンドウガラス面の両側方向に流れる水をこのダム
部で受けて下方へ流下ガイドさせ、水がフロントピラー
を越えてドアウィンドウ側へ廻り込むことがないように
している。
でも、特にフロントウィンドウ用のモールディングにあ
っては、フロントウィンドウ両側辺部に配置されるモー
ルサイド部には、フロントウィンドウガラスとモール本
体の装飾部との間に所要高さのダム部を備えて、フロン
トウィンドウガラス面の両側方向に流れる水をこのダム
部で受けて下方へ流下ガイドさせ、水がフロントピラー
を越えてドアウィンドウ側へ廻り込むことがないように
している。
【0003】従って、このようなフロントウィンドウ用
のモールディングでは、フロントウィンドウ上辺部に配
置されるモールアッパ部と、フロントウィンドウ両側辺
部に配置されるモールサイド部とでは、ダム部の有無に
よって断面形状が異なってくるため、例えば特開平1−
269613号公報に示されているような方法によっ
て、ウィンドウモールディングをその断面形状を変えて
連続的に製造するようにしている。
のモールディングでは、フロントウィンドウ上辺部に配
置されるモールアッパ部と、フロントウィンドウ両側辺
部に配置されるモールサイド部とでは、ダム部の有無に
よって断面形状が異なってくるため、例えば特開平1−
269613号公報に示されているような方法によっ
て、ウィンドウモールディングをその断面形状を変えて
連続的に製造するようにしている。
【0004】これは、具体的にはモール本体と脚部とを
分離して押出し成形するのに際して、脚部の成形長さを
変化させて成形し、そして、これら脚部との連続部分に
ダム部を有する部分と、ダム部の無い部分とを連続的に
製造するものである。
分離して押出し成形するのに際して、脚部の成形長さを
変化させて成形し、そして、これら脚部との連続部分に
ダム部を有する部分と、ダム部の無い部分とを連続的に
製造するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法によっ
て得られるウィンドウモールディングでは、脚部の長さ
が変化するために、この脚部をフロントウィンドウガラ
スと車体開口部周縁との間の間隙に挿入して装着した場
合に、この脚部の長さ変化により取付け精度が不安定に
なってしまう。
て得られるウィンドウモールディングでは、脚部の長さ
が変化するために、この脚部をフロントウィンドウガラ
スと車体開口部周縁との間の間隙に挿入して装着した場
合に、この脚部の長さ変化により取付け精度が不安定に
なってしまう。
【0006】従って、このようなウィンドウモールディ
ングにあっては極力脚部長さを一定に保っておくことが
望ましいのであるが、脚部長さを変化させずにモール本
体と脚部との間にダム部を構成しようとすると、モール
本体部分の厚み寸法を変化させることになる。
ングにあっては極力脚部長さを一定に保っておくことが
望ましいのであるが、脚部長さを変化させずにモール本
体と脚部との間にダム部を構成しようとすると、モール
本体部分の厚み寸法を変化させることになる。
【0007】この場合にはモール本体の厚み寸法が不均
一となるために成形時の冷却サイクルが変化して、モー
ル本体表面の光沢が変わって外観を悪化させてしまう問
題を生じる。
一となるために成形時の冷却サイクルが変化して、モー
ル本体表面の光沢が変わって外観を悪化させてしまう問
題を生じる。
【0008】そこで、本発明はモールサイド部とモール
アッパ部とで、ダム部の有無による断面形状の変化によ
って取付精度が不安定になったり、モール本体表面の光
沢が変わって外観を低下させたりすることのないウィン
ドウモールディングおよびその製造方法を提供するもの
である。
アッパ部とで、ダム部の有無による断面形状の変化によ
って取付精度が不安定になったり、モール本体表面の光
沢が変わって外観を低下させたりすることのないウィン
ドウモールディングおよびその製造方法を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ウィ
ンドウガラス周縁と車体開口部周縁との間の間隙に挿入
固着される脚部を有するモール本体の上部に、ウィンド
ウガラスの周縁部上方を覆う装飾部を薄肉のヒンジ部を
介して連設して、この装飾部の他端に形成した係着片の
端部をモール本体に形成した係止部に固着するように
し、かつ、ウィンドウ側辺部に配置されるモールサイド
部では、前記装飾部の係着片又はモール本体の係止部形
成部分の何れか一方の成形高さを大きくして、ウィンド
ウガラス面と装飾部との間に所要高さのダム部を形成し
てある。
ンドウガラス周縁と車体開口部周縁との間の間隙に挿入
固着される脚部を有するモール本体の上部に、ウィンド
ウガラスの周縁部上方を覆う装飾部を薄肉のヒンジ部を
介して連設して、この装飾部の他端に形成した係着片の
端部をモール本体に形成した係止部に固着するように
し、かつ、ウィンドウ側辺部に配置されるモールサイド
部では、前記装飾部の係着片又はモール本体の係止部形
成部分の何れか一方の成形高さを大きくして、ウィンド
ウガラス面と装飾部との間に所要高さのダム部を形成し
てある。
【0010】請求項2の発明は、脚部を有するモール本
体と、装飾部とを薄肉のヒンジ部を介して一体に押出し
成形する方法であって、ウィンドウ上辺部に配置される
モールアッパ部と、ウィンドウ側辺部に配置されるモー
ルサイド部とを連続的に押出し成形するのに際して、装
飾部の係着片又はモール本体の係止部形成部分に対応す
る口金の開口面積を変化させて、係着片又はモール本体
の係止部形成部分の成形高さを変えるようにしている。
体と、装飾部とを薄肉のヒンジ部を介して一体に押出し
成形する方法であって、ウィンドウ上辺部に配置される
モールアッパ部と、ウィンドウ側辺部に配置されるモー
ルサイド部とを連続的に押出し成形するのに際して、装
飾部の係着片又はモール本体の係止部形成部分に対応す
る口金の開口面積を変化させて、係着片又はモール本体
の係止部形成部分の成形高さを変えるようにしている。
【0011】
【作用】請求項1に記載のウィンドウモールディングに
あっては、モールサイド部とモールアッパ部とで脚部の
長さ変化がないため取付精度を安定化することができ
る。
あっては、モールサイド部とモールアッパ部とで脚部の
長さ変化がないため取付精度を安定化することができ
る。
【0012】また、装飾部は薄肉のヒンジ部を介してモ
ール本体上部に連設してあって、このヒンジ部を支点と
して回動して他端の係着片の端部をモール本体側の係止
部に固着することによってモール本体の上面に装着され
るから、この装飾部により覆われる部分に歪あるいは光
沢変化等が生じていても、これが外部に露呈して外観を
損なうことはない。
ール本体上部に連設してあって、このヒンジ部を支点と
して回動して他端の係着片の端部をモール本体側の係止
部に固着することによってモール本体の上面に装着され
るから、この装飾部により覆われる部分に歪あるいは光
沢変化等が生じていても、これが外部に露呈して外観を
損なうことはない。
【0013】請求項2に記載の方法にあっては、口金の
開口面積を変化させるだけで、装飾部の係着片又はモー
ル本体の係止部形成部分の成形高さを変えて、所要高さ
のダム部を構成させることができる。
開口面積を変化させるだけで、装飾部の係着片又はモー
ル本体の係止部形成部分の成形高さを変えて、所要高さ
のダム部を構成させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0015】図1〜4は自動車22のフロントウィンド
ウガラス23の周縁に装着されたウィンドウモールディ
ング1の一例を示し、このウィンドウモールディング1
は、所定高さのダム部2を有するモールサイド部1A
と、ダム部2の無いモールアッパ部1Bとを連続的に一
体に押出し成形してある。
ウガラス23の周縁に装着されたウィンドウモールディ
ング1の一例を示し、このウィンドウモールディング1
は、所定高さのダム部2を有するモールサイド部1A
と、ダム部2の無いモールアッパ部1Bとを連続的に一
体に押出し成形してある。
【0016】ウィンドウモールディング1は、フロント
ウィンドウガラス23の周縁と車体開口部周縁とのパー
ティング間隙を覆うモール本体3と、このモール本体3
の下側に一体成形された脚部4とを備え、脚部4の一側
にはフロントウィンドウガラス23の周縁に嵌合するガ
ラス嵌着溝5を、他側には車体開口部周縁の立上り壁2
4に当接するクリップ6を一体成形してあり、この脚部
4を前記パーティング間隙に挿入して接着剤25により
固着するようにしている。26は接着剤25のはみ出し
を抑えるダムラバーである。
ウィンドウガラス23の周縁と車体開口部周縁とのパー
ティング間隙を覆うモール本体3と、このモール本体3
の下側に一体成形された脚部4とを備え、脚部4の一側
にはフロントウィンドウガラス23の周縁に嵌合するガ
ラス嵌着溝5を、他側には車体開口部周縁の立上り壁2
4に当接するクリップ6を一体成形してあり、この脚部
4を前記パーティング間隙に挿入して接着剤25により
固着するようにしている。26は接着剤25のはみ出し
を抑えるダムラバーである。
【0017】モール本体3のフロントウィンドウガラス
23上方に張り出す半部の上面には薄肉のヒンジ部7を
介して装飾部8を一体に連設してある。
23上方に張り出す半部の上面には薄肉のヒンジ部7を
介して装飾部8を一体に連設してある。
【0018】装飾部8は上面に光輝フィルム9を一体に
備えていると共に、自由端部に係着片10を形成してあ
り、この係着片10をモール本体3の端部に形成した形
止部11に係合、固着することによって、モール本体3
のフロントウィンドウガラス23上方に張り出す半部上
面に装着される。
備えていると共に、自由端部に係着片10を形成してあ
り、この係着片10をモール本体3の端部に形成した形
止部11に係合、固着することによって、モール本体3
のフロントウィンドウガラス23上方に張り出す半部上
面に装着される。
【0019】前述のダム部2はモールサイド部1Aとモ
ールアッパ部1Bとの連設コーナー部Cから漸次モール
本体3の形止部11を形成した端部の厚み方向の成形高
さを大きくして成形してあり、フロントウィンドウガラ
ス23面をその両側方に流れる水をこのダム部2で受け
止めて下方へ流下ガイドさせ、水がフロントピラー27
を越えてドアウィンドウ28側へ廻り込むのを阻止す
る。
ールアッパ部1Bとの連設コーナー部Cから漸次モール
本体3の形止部11を形成した端部の厚み方向の成形高
さを大きくして成形してあり、フロントウィンドウガラ
ス23面をその両側方に流れる水をこのダム部2で受け
止めて下方へ流下ガイドさせ、水がフロントピラー27
を越えてドアウィンドウ28側へ廻り込むのを阻止す
る。
【0020】前記ウィンドウモールディング1は、図5
に示すように口金15の成形口16より脚部4を有する
モール本体3と、薄肉のヒンジ部7を介して連設する装
飾部8とが一体に押出し成形されるが、モールサイド部
1Aの成形の際に成形口16の前記モール本体3の係止
部11を形成した端部に対応した部分16aの開口面積
を拡大変化させて、該モール本体3の端部の成形高さを
大きくすることによって、前述のダム部2が一体に成形
される。
に示すように口金15の成形口16より脚部4を有する
モール本体3と、薄肉のヒンジ部7を介して連設する装
飾部8とが一体に押出し成形されるが、モールサイド部
1Aの成形の際に成形口16の前記モール本体3の係止
部11を形成した端部に対応した部分16aの開口面積
を拡大変化させて、該モール本体3の端部の成形高さを
大きくすることによって、前述のダム部2が一体に成形
される。
【0021】装飾部8は表面にヒケが生じたり艶変化が
生じることのない肉厚で略均一の厚みに成形される。
生じることのない肉厚で略均一の厚みに成形される。
【0022】この実施例では口金15の端面に一端をピ
ン18で枢支したシャッター17を、このピン18を支
点に回動することにより成形口16の前記部分16aの
開口面積を可変制御するようにしている。
ン18で枢支したシャッター17を、このピン18を支
点に回動することにより成形口16の前記部分16aの
開口面積を可変制御するようにしている。
【0023】シャッター17の回動機構としては、図示
のようにシャッター17の端部にセクタギヤ19を設
け、このセクタギヤ19に噛合したウオーム20をモー
タ21で正逆転駆動させるものでもよいが、特にこの機
構に限定されるものではない。
のようにシャッター17の端部にセクタギヤ19を設
け、このセクタギヤ19に噛合したウオーム20をモー
タ21で正逆転駆動させるものでもよいが、特にこの機
構に限定されるものではない。
【0024】以上の実施例によれば、ウィンドウモール
ディング1の脚部4の長さは、モールサイド部1Aとモ
ールアッパ部1Bとで変わることがないため取付け精度
を安定化することができる。
ディング1の脚部4の長さは、モールサイド部1Aとモ
ールアッパ部1Bとで変わることがないため取付け精度
を安定化することができる。
【0025】また、モール本体3の係止部11を形成し
た端部は、モールサイド部1Aにあっては厚み方向の成
形高さが大きく変化しているため、その表面にヒケを生
じたり光沢の変化が生じ易いが、この端部は装飾部7で
隠蔽されるため些かも外観を損なうことはない。
た端部は、モールサイド部1Aにあっては厚み方向の成
形高さが大きく変化しているため、その表面にヒケを生
じたり光沢の変化が生じ易いが、この端部は装飾部7で
隠蔽されるため些かも外観を損なうことはない。
【0026】図6,7に示す実施例は係着片10を装飾
部7の端部に薄肉のヒンジ部10aを介して連設すると
共に、この係着片10の成形高さを変化して成形するこ
とにより、つまり、モールアッパ部1Bでは成形高さを
小さくして成形し、モールサイド部1Aでは成形高さを
大きくして成形することにより、係着片10の端部をモ
ール本体3の端部の係止部11に係合固着した場合に、
モールアッパ部1Bでは装飾部7がモール本体3上に重
合した状態に、およびモールサイド部1Aでは装飾部
7、係着片10がモール本体3上に立上がった状態に装
着されて、該係着片10でダム部2を構成するようにし
てある。
部7の端部に薄肉のヒンジ部10aを介して連設すると
共に、この係着片10の成形高さを変化して成形するこ
とにより、つまり、モールアッパ部1Bでは成形高さを
小さくして成形し、モールサイド部1Aでは成形高さを
大きくして成形することにより、係着片10の端部をモ
ール本体3の端部の係止部11に係合固着した場合に、
モールアッパ部1Bでは装飾部7がモール本体3上に重
合した状態に、およびモールサイド部1Aでは装飾部
7、係着片10がモール本体3上に立上がった状態に装
着されて、該係着片10でダム部2を構成するようにし
てある。
【0027】この実施例の場合も図示は省略したが、口
金の開口面積を変化させて前記係着片10の成形高さを
変化させればよい。
金の開口面積を変化させて前記係着片10の成形高さを
変化させればよい。
【0028】図8,9は同様の趣旨により装飾部8の係
着片10の成形高さを変化させて、モールサイド部1A
でダム部2を形成するようにしたものである。
着片10の成形高さを変化させて、モールサイド部1A
でダム部2を形成するようにしたものである。
【0029】この実施例では係着片10を装飾部8の下
側に廻り込んで一体に成形して、この係着片10の下面
でガラス嵌着溝5の上側の溝壁を形成するようにしてい
る。
側に廻り込んで一体に成形して、この係着片10の下面
でガラス嵌着溝5の上側の溝壁を形成するようにしてい
る。
【0030】また、モール本体3の係止部11は脚部4
の付け根部分に形成して、該係止部11に係着片10の
端部を係合固着するようにしている。
の付け根部分に形成して、該係止部11に係着片10の
端部を係合固着するようにしている。
【0031】一方、モールサイド部1Aで形成されるダ
ム部2は、前記係着片10の厚み方向の成形高さを大き
くすることによって形成してある。
ム部2は、前記係着片10の厚み方向の成形高さを大き
くすることによって形成してある。
【0032】従って、この実施例のウィンドウモールデ
ィング1にあっても、例えば図10に示すように口金1
5の端面に一端をピン18で枢支したシャッター17
を、このピン18を支点として回動し、成形口16の前
記係着片10に対応した部分10bの開口面積を拡大変
化させることにより、モールサイド部1Aでダム部2を
形成することができる。
ィング1にあっても、例えば図10に示すように口金1
5の端面に一端をピン18で枢支したシャッター17
を、このピン18を支点として回動し、成形口16の前
記係着片10に対応した部分10bの開口面積を拡大変
化させることにより、モールサイド部1Aでダム部2を
形成することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のウィンドウモール
ディングによれば、脚部の長さ変化が全くないため取付
け精度を安定化できると共に、モール本体の上面は装飾
部で隠蔽されるから、ダム部形成によりモール本体ある
いは係着片にヒケあるいは光沢変化が生じても、この装
飾部で外観を保つことができる。
ディングによれば、脚部の長さ変化が全くないため取付
け精度を安定化できると共に、モール本体の上面は装飾
部で隠蔽されるから、ダム部形成によりモール本体ある
いは係着片にヒケあるいは光沢変化が生じても、この装
飾部で外観を保つことができる。
【0034】また、本発明の方法によればモールサイド
部とモールアッパ部とでダム部の有無により断面形状が
異なってくるウィンドウモールディングを連続的に有利
に押出し成形することができる。
部とモールアッパ部とでダム部の有無により断面形状が
異なってくるウィンドウモールディングを連続的に有利
に押出し成形することができる。
【図1】本発明ウィンドウモールディングの一実施例の
装着状態を示す図2のA範囲部の斜視図。
装着状態を示す図2のA範囲部の斜視図。
【図2】自動車の外観斜視図。
【図3】図1のB−B線相当断面図。
【図4】図1のC−C線相当断面図。
【図5】同実施例のウィンドウモールディングの成形口
金の正面説明図。
金の正面説明図。
【図6】本発明ウィンドウモールディングの第2実施例
を示す図3と同様の断面図。
を示す図3と同様の断面図。
【図7】同実施例の図4と同様の断面図。
【図8】本発明ウィンドウモールディングの第3実施例
を示す図3と同様の断面図。
を示す図3と同様の断面図。
【図9】同実施例の図4と同様の断面図。
【図10】同実施例のウィンドウモールディングの成形
口金の正面説明図。
口金の正面説明図。
1…ウィンドウモールディング 1A…モールサイド部 1B…モールアッパ部 2…ダム部 3…モール本体 4…脚部 7…ヒンジ部 8…装飾部 10…係着片 11…係止部
Claims (2)
- 【請求項1】 ウィンドウガラス周縁と車体開口部周縁
との間の間隙に挿入固着される脚部を有するモール本体
の上部に、ウィンドウガラスの周縁部上方を覆う装飾部
を薄肉のヒンジ部を介して連設して、この装飾部の他端
に形成した係着片の端部をモール本体に形成した係止部
に固着するようにし、かつ、ウィンドウ側辺部に配置さ
れるモールサイド部では、前記装飾部の係着片又はモー
ル本体の係止部形成部分の何れか一方の成形高さを大き
くして、ウィンドウガラス面と装飾部との間に所要高さ
のダム部を形成したことを特徴とする自動車用ウィンド
ウモールディング。 - 【請求項2】 脚部を有するモール本体と、装飾部とを
薄肉のヒンジ部を介して一体に押出し成形する方法であ
って、ウィンドウ上辺部に配置されるモールアッパ部
と、ウィンドウ側辺部に配置されるモールサイド部とを
連続的に押出し成形するのに際して、装飾部の係着片又
はモール本体の係止部形成部分に対応する口金の開口面
積を変化させて、係着片又はモール本体の係止部形成部
分の成形高さを変えることを特徴とする自動車用ウィン
ドウモールディングの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4313855A JPH06156075A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動車用ウィンドウモールディングおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4313855A JPH06156075A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動車用ウィンドウモールディングおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156075A true JPH06156075A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18046322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4313855A Pending JPH06156075A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動車用ウィンドウモールディングおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06156075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08281763A (ja) * | 1995-04-17 | 1996-10-29 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | 複合長尺材およびその製造方法 |
US10173510B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-01-08 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle pillar arrangement for selective wind noise, wind throb, snow buildup and moisture control |
US10259505B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-04-16 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle pillar arrangement for selective wind noise, wind throb, snow buildup and moisture control |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4313855A patent/JPH06156075A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08281763A (ja) * | 1995-04-17 | 1996-10-29 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | 複合長尺材およびその製造方法 |
US10173510B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-01-08 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle pillar arrangement for selective wind noise, wind throb, snow buildup and moisture control |
US10259505B2 (en) | 2016-08-30 | 2019-04-16 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle pillar arrangement for selective wind noise, wind throb, snow buildup and moisture control |
US10597088B2 (en) | 2016-08-30 | 2020-03-24 | Ford Global Technologies, Llc | Active vehicle pillar arrangement for selective wind noise, wind throb, snow buildup and moisture control |
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