JPH06155839A - ディフレクタ圧可変装置 - Google Patents
ディフレクタ圧可変装置Info
- Publication number
- JPH06155839A JPH06155839A JP31804092A JP31804092A JPH06155839A JP H06155839 A JPH06155839 A JP H06155839A JP 31804092 A JP31804092 A JP 31804092A JP 31804092 A JP31804092 A JP 31804092A JP H06155839 A JPH06155839 A JP H06155839A
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- JP
- Japan
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- deflector
- platen
- sheet
- pressure
- unit
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- Pending
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙の紙質に応じてプラテンに対するディフ
レクタの圧接力を調整するとともに、ラベルシートが貼
付された台紙を引き戻すときに、プラテンからディフレ
クタを離反させてラベルシートに抵抗を与えることを防
止し得るディフレクタ圧可変装置を提供する。 【構成】 プラテン1と、揺動自在に保持されたディフ
レクタ13と、このディフレクタ13に対して進退自在
に保持された操作部20と、この操作部20を任意位置
に固定する係止手段26と、操作部20とディフレクタ
13との間に設けられた加圧スプリング27と、固定部
28とディフレクタ13との間に設けられた復帰スプリ
ング29とにより構成し、操作部20の操作位置の変化
によって加圧スプリング27と復帰スプリング29との
圧力のバランスを変化させる。
レクタの圧接力を調整するとともに、ラベルシートが貼
付された台紙を引き戻すときに、プラテンからディフレ
クタを離反させてラベルシートに抵抗を与えることを防
止し得るディフレクタ圧可変装置を提供する。 【構成】 プラテン1と、揺動自在に保持されたディフ
レクタ13と、このディフレクタ13に対して進退自在
に保持された操作部20と、この操作部20を任意位置
に固定する係止手段26と、操作部20とディフレクタ
13との間に設けられた加圧スプリング27と、固定部
28とディフレクタ13との間に設けられた復帰スプリ
ング29とにより構成し、操作部20の操作位置の変化
によって加圧スプリング27と復帰スプリング29との
圧力のバランスを変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンに用紙を押え
るディフレクタ圧可変装置に関する。
るディフレクタ圧可変装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図2に従来例を示す。相対向する
フレーム(図示せず)にプラテン1が回転自在に保持さ
れている。このプラテン1に対向するペーパーパン2に
はピンチローラ3が回転自在に保持されている。また、
プラテン1と平行に架設されたキャリアシャフト4には
印字ヘッド5を保持するするキャリア6が摺動自在に嵌
合され、このキャリア6の端部には、ベースプレート7
の一部に支えられたローラ8が回転自在に設けられてい
る。プラテン1の後方には印字ヘッド5の前面に連続紙
9を供給するトラクタ10が設けられている。
フレーム(図示せず)にプラテン1が回転自在に保持さ
れている。このプラテン1に対向するペーパーパン2に
はピンチローラ3が回転自在に保持されている。また、
プラテン1と平行に架設されたキャリアシャフト4には
印字ヘッド5を保持するするキャリア6が摺動自在に嵌
合され、このキャリア6の端部には、ベースプレート7
の一部に支えられたローラ8が回転自在に設けられてい
る。プラテン1の後方には印字ヘッド5の前面に連続紙
9を供給するトラクタ10が設けられている。
【0003】また、前記印字ヘッド5の上部に位置して
前記プラテン1の外周に対向するベイルローラ11が設
けられている。このベイルローラ11は回動自在に設け
られた左右一対のベイルアーム(図示せず)の端部に回
転自在に保持されている。これらの左右一対のベイルア
ームは同軸上で一体に回動するように連結され、その回
動位置によってベイルローラ11をプラテン1に接離さ
せるものである。さらに、前記ベースプレート7は、前
記プラテン1の下方に位置する平坦部12を有し、この
平坦部12の両側には、ディフレクタ13の下縁両側か
ら垂下する突片14を挿入させてこのディフレクタ13
をプラテン1に対して接離自在に保持する支点部として
のスリット15が形成されている。そして、ディフレク
タ13の突片14とベースプレート7との間にはスプリ
ング16が張設されている。
前記プラテン1の外周に対向するベイルローラ11が設
けられている。このベイルローラ11は回動自在に設け
られた左右一対のベイルアーム(図示せず)の端部に回
転自在に保持されている。これらの左右一対のベイルア
ームは同軸上で一体に回動するように連結され、その回
動位置によってベイルローラ11をプラテン1に接離さ
せるものである。さらに、前記ベースプレート7は、前
記プラテン1の下方に位置する平坦部12を有し、この
平坦部12の両側には、ディフレクタ13の下縁両側か
ら垂下する突片14を挿入させてこのディフレクタ13
をプラテン1に対して接離自在に保持する支点部として
のスリット15が形成されている。そして、ディフレク
タ13の突片14とベースプレート7との間にはスプリ
ング16が張設されている。
【0004】次に、動作について説明する。連続紙9を
使用する場合には、図示しないレリーズレバーを操作し
てピンチローラ3をプラテン1から離反させ、トラクタ
10により連続紙9をプラテン1と印字ヘッド5との間
に供給する。この場合、ディフレクタ13はスプリング
16の張力により付勢され、スリット15を支点部とし
て変位されてプラテン1に圧接されるため、プラテン1
からの連続紙9の浮きが防止される。
使用する場合には、図示しないレリーズレバーを操作し
てピンチローラ3をプラテン1から離反させ、トラクタ
10により連続紙9をプラテン1と印字ヘッド5との間
に供給する。この場合、ディフレクタ13はスプリング
16の張力により付勢され、スリット15を支点部とし
て変位されてプラテン1に圧接されるため、プラテン1
からの連続紙9の浮きが防止される。
【0005】ところで、プラテン1に巻回された連続紙
9を逆方向に戻す場合がある。例えば、プラテン1に連
続紙9が巻回された状態において、一時的に単票に印字
する必要性が生じた場合がその一例である。このような
使用形態を選択し得る機種のプリンタにおいては、オー
トパーク機構(図示せず)を有してする。このオートパ
ーク機構は、印字中にプラテン1及びトラクタ10を逆
転させ、連続紙9を一時的にプラテン1から退避させ
る。その後、単票を搬送するためにレリーズレバーを操
作してピンチローラ3をプラテン1に圧接させ、オート
ローディングレバー(図示せず)を操作することによ
り、プラテン1が時計方向に駆動され、単票はその先端
がプラテン1と印字ヘッド5との間に到達するまで搬送
される。すなわち、単票の頭出しがなされる。
9を逆方向に戻す場合がある。例えば、プラテン1に連
続紙9が巻回された状態において、一時的に単票に印字
する必要性が生じた場合がその一例である。このような
使用形態を選択し得る機種のプリンタにおいては、オー
トパーク機構(図示せず)を有してする。このオートパ
ーク機構は、印字中にプラテン1及びトラクタ10を逆
転させ、連続紙9を一時的にプラテン1から退避させ
る。その後、単票を搬送するためにレリーズレバーを操
作してピンチローラ3をプラテン1に圧接させ、オート
ローディングレバー(図示せず)を操作することによ
り、プラテン1が時計方向に駆動され、単票はその先端
がプラテン1と印字ヘッド5との間に到達するまで搬送
される。すなわち、単票の頭出しがなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、ディフレクタ1
3はプラテン1に対する圧接力が調節されるものも考え
られているが、常時プラテン1に圧接されている。一
方、長尺状の台紙に多数のラベルシートが貼付されたも
のを連続紙9として用い、ラベルシートに印字する使用
形態において、一時的に単票に印字する必要性が生じた
ときには、前述したように連続紙9を戻すことになる。
このとき、台紙上のラベルシートがディフレクタ13の
上端に引っ掛かり、ラベルシートが台紙から剥がれてし
まう。また、ラベルシートに塗布された接着剤やラベル
シート自身がディフレクタ13に付着し、ジャムの発生
原因になる問題がある。
3はプラテン1に対する圧接力が調節されるものも考え
られているが、常時プラテン1に圧接されている。一
方、長尺状の台紙に多数のラベルシートが貼付されたも
のを連続紙9として用い、ラベルシートに印字する使用
形態において、一時的に単票に印字する必要性が生じた
ときには、前述したように連続紙9を戻すことになる。
このとき、台紙上のラベルシートがディフレクタ13の
上端に引っ掛かり、ラベルシートが台紙から剥がれてし
まう。また、ラベルシートに塗布された接着剤やラベル
シート自身がディフレクタ13に付着し、ジャムの発生
原因になる問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転自在のプ
ラテンと、支点部に揺動自在に保持されて一端が前記プ
ラテンの印字ヘッド側の外周面に対向するシート状のデ
ィフレクタと、このディフレクタに対して進退自在に保
持された操作部と、この操作部を任意位置に固定する係
止手段と、前記操作部と前記ディフレクタとの間に設け
られて前記ディフレクタを前記プラテン側に付勢する加
圧スプリングと、前記ディフレクタを間にして前記操作
部とは反対側に位置する固定部と前記ディフレクタとの
間に設けられてそのディフレクタを前記プラテンから離
反させる方向に付勢する復帰スプリングとにより構成し
た。
ラテンと、支点部に揺動自在に保持されて一端が前記プ
ラテンの印字ヘッド側の外周面に対向するシート状のデ
ィフレクタと、このディフレクタに対して進退自在に保
持された操作部と、この操作部を任意位置に固定する係
止手段と、前記操作部と前記ディフレクタとの間に設け
られて前記ディフレクタを前記プラテン側に付勢する加
圧スプリングと、前記ディフレクタを間にして前記操作
部とは反対側に位置する固定部と前記ディフレクタとの
間に設けられてそのディフレクタを前記プラテンから離
反させる方向に付勢する復帰スプリングとにより構成し
た。
【0008】
【作用】本発明は、操作部の操作位置の変化によって加
圧スプリングと復帰スプリングとの圧力のバランスが変
化するため、用紙の紙質に応じてプラテンに対するディ
フレクタの圧接力が調整される。また、台紙に貼付され
たラベルシートに印字する途中でその台紙を引き戻す場
合には、加圧スプリングの圧力より復帰スプリングの圧
力が高められる位置まで操作部を操作することにより、
プラテンからディフレクタが離反される。これにより、
台紙からのラベルシートの剥離が防止され、ラベルシー
トに塗布された接着剤及びラベルシート自身がディフレ
クタに付着することが防止され、これに伴いジャムの発
生が未然に防止される。
圧スプリングと復帰スプリングとの圧力のバランスが変
化するため、用紙の紙質に応じてプラテンに対するディ
フレクタの圧接力が調整される。また、台紙に貼付され
たラベルシートに印字する途中でその台紙を引き戻す場
合には、加圧スプリングの圧力より復帰スプリングの圧
力が高められる位置まで操作部を操作することにより、
プラテンからディフレクタが離反される。これにより、
台紙からのラベルシートの剥離が防止され、ラベルシー
トに塗布された接着剤及びラベルシート自身がディフレ
クタに付着することが防止され、これに伴いジャムの発
生が未然に防止される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図2において説明した部分と同一部分は同一符号を
用い説明も省略する。プラテン1及びキャリアシャフト
4の両端を保持する左右一対のフレームには支軸17が
立設され、これらの支軸17に回動自在に保持された左
右一対の操作レバー18と連結部19とを一体に形成し
てなる操作部20が設けられている。また、一方のフレ
ームには一方の操作レバー18に形成された突片21に
対向するオートローディングスイッチ22が取り付けら
れている。さらに、操作部20の両側に立設されたピン
23と、これらのピン23に弾発的に係止される複数の
凹部24を有するディテント板25とにより、係止手段
26が形成されている。ディテント板25は前記ベース
プレート7の両側に保持されている。
る。図2において説明した部分と同一部分は同一符号を
用い説明も省略する。プラテン1及びキャリアシャフト
4の両端を保持する左右一対のフレームには支軸17が
立設され、これらの支軸17に回動自在に保持された左
右一対の操作レバー18と連結部19とを一体に形成し
てなる操作部20が設けられている。また、一方のフレ
ームには一方の操作レバー18に形成された突片21に
対向するオートローディングスイッチ22が取り付けら
れている。さらに、操作部20の両側に立設されたピン
23と、これらのピン23に弾発的に係止される複数の
凹部24を有するディテント板25とにより、係止手段
26が形成されている。ディテント板25は前記ベース
プレート7の両側に保持されている。
【0010】しかして、前記操作部20の連結部19の
両側と前記ディフレクタ13の突片14とには加圧スプ
リング27が張設され、また、突片14と固定部28と
の間には復帰スプリング29が張設されている。
両側と前記ディフレクタ13の突片14とには加圧スプ
リング27が張設され、また、突片14と固定部28と
の間には復帰スプリング29が張設されている。
【0011】本実施例において、前記ディテント板25
の凹部24の数は三つであり、中央の凹部24に前記ピ
ン23が係止する状態が前記操作部20の基準位置とし
て定められている。このように、操作部20が基準位置
に静止する状態では、前記ディフレクタ13の先端はプ
ラテン1に圧接されている。
の凹部24の数は三つであり、中央の凹部24に前記ピ
ン23が係止する状態が前記操作部20の基準位置とし
て定められている。このように、操作部20が基準位置
に静止する状態では、前記ディフレクタ13の先端はプ
ラテン1に圧接されている。
【0012】このような構成において、連続紙9や単票
等の用紙はトラクタ10によりプラテン1と印字ヘッド
5との間に供給される。この場合、図1に示すように、
操作部20基準位置に位置させた状態では、復帰スプリ
ング29の張力より加圧スプリング27の張力が増す状
態である。このため、ディフレクタ13はスリット15
を支点部として時計方向に回動しプラテン1上の用紙を
圧接する。
等の用紙はトラクタ10によりプラテン1と印字ヘッド
5との間に供給される。この場合、図1に示すように、
操作部20基準位置に位置させた状態では、復帰スプリ
ング29の張力より加圧スプリング27の張力が増す状
態である。このため、ディフレクタ13はスリット15
を支点部として時計方向に回動しプラテン1上の用紙を
圧接する。
【0013】また、比較的腰の強い紙質の用紙を用いて
印字する場合には、支軸17を中心として操作部20を
時計方向に回動すると、加圧スプリング27はさらに引
っ張られて張力を増すため、プラテン1に対するディフ
レクタ13の圧接力はさらに高められる。
印字する場合には、支軸17を中心として操作部20を
時計方向に回動すると、加圧スプリング27はさらに引
っ張られて張力を増すため、プラテン1に対するディフ
レクタ13の圧接力はさらに高められる。
【0014】ここで、連続紙9に印字する使用形態にお
いて、一時的に単票に印字する必要性がある場合につい
て述べる。操作部20のピン23が、図1に示すように
中央の凹部24に係止された状態、或いは、ピン23が
ディフレクタ13側の凹部24に係止された状態におい
て、ディフクタ13から最も離れた位置に位置する凹部
24にピン23が係止されるまで、支軸17を中心に操
作部20を反時計方向に回動すると、オートローディン
グスイッチ22が突片21によりオンとなるため、この
オン信号によってプラテン1がモータに駆動されて反時
計方向に回転し、トラクタ10も逆方向に回転する。こ
れにより、連続紙9がプラテン1と印字ヘッド5との間
から引き戻される。また、このときの操作部20の反時
計方向への回動動作により、加圧スプリング27の張力
より復帰スプリング29の張力の方が強くなるため、デ
ィフレクタ13は復帰スプリング29の引張力によりプ
ラテン1から離反される。したがって、連続紙9とし
て、ラベルシートが貼付された台紙をプラテン1から引
き戻す場合においても、ラベルシートがディフレクタ1
3の先端に引掛かることがなく、これにより、ラベルシ
ートに塗布された接着剤や台紙から剥離されたラベルシ
ートがディフレクタ13に付着することを防止すること
ができる。
いて、一時的に単票に印字する必要性がある場合につい
て述べる。操作部20のピン23が、図1に示すように
中央の凹部24に係止された状態、或いは、ピン23が
ディフレクタ13側の凹部24に係止された状態におい
て、ディフクタ13から最も離れた位置に位置する凹部
24にピン23が係止されるまで、支軸17を中心に操
作部20を反時計方向に回動すると、オートローディン
グスイッチ22が突片21によりオンとなるため、この
オン信号によってプラテン1がモータに駆動されて反時
計方向に回転し、トラクタ10も逆方向に回転する。こ
れにより、連続紙9がプラテン1と印字ヘッド5との間
から引き戻される。また、このときの操作部20の反時
計方向への回動動作により、加圧スプリング27の張力
より復帰スプリング29の張力の方が強くなるため、デ
ィフレクタ13は復帰スプリング29の引張力によりプ
ラテン1から離反される。したがって、連続紙9とし
て、ラベルシートが貼付された台紙をプラテン1から引
き戻す場合においても、ラベルシートがディフレクタ1
3の先端に引掛かることがなく、これにより、ラベルシ
ートに塗布された接着剤や台紙から剥離されたラベルシ
ートがディフレクタ13に付着することを防止すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように、操作部とディ
フレクタとの間にそのディフレクタをプラテン側に付勢
する加圧スプリングを設け、前記ディフレクタを間にし
て前記操作部とは反対側に位置する固定部と前記ディフ
レクタとの間にそのディフレクタを前記プラテンから離
反させる方向に付勢する復帰スプリングを設けたので、
操作部の操作位置の変化によって加圧スプリングと復帰
スプリングとの圧力のバランスが変化するため、用紙の
紙質に応じてプラテンに対するディフレクタの圧接力を
調整することができ、また、台紙に貼付されたラベルシ
ートに印字する途中でその台紙を引き戻す場合には、加
圧スプリングの圧力より復帰スプリングの圧力が高めら
れる位置まで操作部を操作することにより、プラテンか
らディフレクタを離反させることができ、これにより、
台紙からのラベルシートの剥離を防止し、ラベルシート
に塗布された接着剤及びラベルシート自身がディフレク
タに付着することを防止し、ジャムの発生を未然に防止
することができる等の効果を有する。
フレクタとの間にそのディフレクタをプラテン側に付勢
する加圧スプリングを設け、前記ディフレクタを間にし
て前記操作部とは反対側に位置する固定部と前記ディフ
レクタとの間にそのディフレクタを前記プラテンから離
反させる方向に付勢する復帰スプリングを設けたので、
操作部の操作位置の変化によって加圧スプリングと復帰
スプリングとの圧力のバランスが変化するため、用紙の
紙質に応じてプラテンに対するディフレクタの圧接力を
調整することができ、また、台紙に貼付されたラベルシ
ートに印字する途中でその台紙を引き戻す場合には、加
圧スプリングの圧力より復帰スプリングの圧力が高めら
れる位置まで操作部を操作することにより、プラテンか
らディフレクタを離反させることができ、これにより、
台紙からのラベルシートの剥離を防止し、ラベルシート
に塗布された接着剤及びラベルシート自身がディフレク
タに付着することを防止し、ジャムの発生を未然に防止
することができる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例に係るもので、一部を断面に
した側面図である。
した側面図である。
【図2】従来例を示すもので、一部を断面にした側面図
である。
である。
1 プラテン 5 印字ヘッド 13 ディフレクタ 15 支点部 20 操作部 26 係止手段 27 加圧スプリング 28 固定部 29 復帰スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 回転自在のプラテンと、支点部に揺動自
在に保持されて一端が前記プラテンの印字ヘッド側の外
周面に対向するシート状のディフレクタと、このディフ
レクタに対して進退自在に保持された操作部と、この操
作部を任意位置に固定する係止手段と、前記操作部と前
記ディフレクタとの間に設けられて前記ディフレクタを
前記プラテン側に付勢する加圧スプリングと、前記ディ
フレクタを間にして前記操作部とは反対側に位置する固
定部と前記ディフレクタとの間に設けられてそのディフ
レクタを前記プラテンから離反させる方向に付勢する復
帰スプリングとよりなることを特徴とするディフレクタ
圧可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31804092A JPH06155839A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディフレクタ圧可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31804092A JPH06155839A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディフレクタ圧可変装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06155839A true JPH06155839A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18094827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31804092A Pending JPH06155839A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディフレクタ圧可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06155839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013515632A (ja) * | 2010-08-17 | 2013-05-09 | ゼンゾウ・レーサイ・サイエンス・アンド・テクノロジー・カンパニー・リミテッド | 広幅カラープリンター |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31804092A patent/JPH06155839A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013515632A (ja) * | 2010-08-17 | 2013-05-09 | ゼンゾウ・レーサイ・サイエンス・アンド・テクノロジー・カンパニー・リミテッド | 広幅カラープリンター |
US8988731B2 (en) | 2010-08-17 | 2015-03-24 | Zhengzhou Lecai Science And Technology Co., Ltd. | Wide-format color printer |
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