JPH06155779A - 感熱記録材料用のハンディプリンタ - Google Patents

感熱記録材料用のハンディプリンタ

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JPH06155779A
JPH06155779A JP4307375A JP30737592A JPH06155779A JP H06155779 A JPH06155779 A JP H06155779A JP 4307375 A JP4307375 A JP 4307375A JP 30737592 A JP30737592 A JP 30737592A JP H06155779 A JPH06155779 A JP H06155779A
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JP
Japan
Prior art keywords
transparent
light
recording material
image
recorded
Prior art date
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Pending
Application number
JP4307375A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Sato
正倫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4307375A priority Critical patent/JPH06155779A/ja
Publication of JPH06155779A publication Critical patent/JPH06155779A/ja
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリンタヘッド10内にフラッシュランプ2
1を設ける。プリンタヘッド10に透明枠16を着脱自
在に取り付ける。透明枠16に、黒文字33を記録した
透明シート32からなる光学マスク30を貼る。光学マ
スク30を感熱記録材料の文字画像記録エリアに当て
て、発光させる。 【効果】 黒文字33がフラッシュ光を吸収して発熱
し、感熱記録層に文字パターンを発色させることができ
る。また、黒文字33以外の部分の感熱記録層はフラッ
シュ光で光定着される。カラー感熱プリンタで中間調画
像を記録する前または後に、ハンディプリンタで文字パ
ターンを記録することで、画像合成装置を用いることな
く、中間調画像に文字等のパターンを簡単に合成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録材料用のハン
ディプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマル記録装置には、感熱記録装置と
熱転写記録装置とがあるが、廃棄物が発生せず、またラ
ンニングコストが安いという特長から、感熱記録装置が
広く用いられる傾向にあり、例えばファクシミリの殆ど
はモノクロの感熱記録装置が組み込まれている。最近で
は、例えば、特開平3−288688号公報に記載され
ているように、支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ
感熱発色層,イエロー感熱発色層を順次層設して、フル
カラーの画像を直接に熱記録することができるようにし
たカラー感熱記録材料が提案されている。
【0003】このカラー感熱記録材料にカラー画像を記
録する場合には、サーマルヘッドでイエロー感熱発色層
にイエロー画像を熱記録し、この熱記録後に所定の波長
域の紫外線を照射してイエロー感熱発色層を光定着す
る。次に、マゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を熱記録
してから、所定の波長域の紫外線を照射してマゼンタ感
熱発色層を光定着する。最後に、シアン感熱発色層を熱
記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなカラー感熱
記録方法において、中間調画像に文字画像や図形画像等
を嵌め込み合成する場合には、画像合成装置により画像
を合成して、この合成画像信号をサーマルヘッドに入力
する必要があり、画像合成装置を設けたり、画像合成処
理する手間が必要になったりして、簡単には画像合成す
ることができない。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、画像合成装置等を用いることなく、しかもプリ
ンタ側で複雑な制御を行うことなく、画面の希望の位置
に絵柄や文字等の画像を嵌め込むことができるようにし
た感熱記録材料用のハンディプリンタを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、フラッシュ光を発光する発光部と、この
発光部に、光吸収性または光反射性のパターンが形成さ
れた光学マスクを保持するための保持部とを備えたもの
である。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の感熱記録材料用のハンディ
プリンタを示す斜視図である。このハンディプリンタ
は、プリントヘッド10とアーム11とグリップ12と
から構成されている。グリップ12には、発光スイッチ
13と光量切換えツマミ14とが設けられており、周知
のストロボ発光回路基板と乾電池とが内蔵されている。
【0008】プリントヘッド10は、図1に示すよう
に、箱型状のヘッドケース15と、これに着脱自在に取
り付けられる透明枠16とから構成されている。ヘッド
ケース15内には、リフレクタ20とXeフラッシュラ
ンプ21が取り付けられており、その照射開口を覆うよ
うに、ガラス又はプラスチック製の透明カバー22が取
り付けられている。
【0009】透明枠16は、矩形板16aとこれの側板
16bとから断面がコ字形になるように形成されてい
る。側板16bの内側には係止爪23が突出して形成さ
れている。この係止爪23はヘッドケース15の係止孔
24に係止して、透明枠16をヘッドケース15に着脱
自在とする。
【0010】透明枠16の矩形板16aには、光学マス
ク30が貼られる。光学マスク30は、裏面に透明粘着
層31が形成された透明シール32から構成されてお
り、この透明シール32の表面にはワープロ等により黒
文字33が印字されている。この黒文字33は鏡像とし
て記録される。
【0011】図3は、本発明に用いるカラー感熱記録材
料を示すものである。カラー感熱記録材料40は、支持
体41の上に、シアン感熱発色層42,マゼンタ感熱発
色層43,イエロー感熱発色層44,保護層45とが順
次層設されている。この支持体41としては、不透明な
コート紙又はプラスチックフイルムが用いられ、またO
HPシートを作成する場合には透明なプラスチックフイ
ルムが用いられる。各記録層の間には、不図示の中間層
が設けられる。
【0012】シアン感熱発色層42は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層4
3としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これと熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
43は、365nm付近の紫外線を照射すると、この紫
外線の露光量に応じてジアゾニウム塩化合物が光分解し
て発色能力が失われる。イエロー感熱発色層44は、最
大吸収波長が約420nmであるジアゾニウム塩化合物
と、これと熱反応してイエローに発色するカプラーとを
含有している。このイエロー感熱発色層44は、ほぼ4
20nm付近の近紫外線(青紫光)を照射すると発色能
力が失われる。なお、この各感熱発色層42〜44の具
体的な構成は、特開平3−288688号公報に説明さ
れている。
【0013】図4は、各感熱発色層42〜44の発色特
性を示すものである。横軸の熱エネルギーは、サーマル
ヘッドの発熱素子が発生する熱エネルギーを表してお
り、イエロー感熱発色層44の発色熱エネルギーが最も
低く、したがって熱記録感度が最も高い。他方、シアン
感熱発色層42は発色熱エネルギーが最も高く、したが
って熱記録感度が最も低い。この発色熱エネルギーの差
異の主たる要因は、シアン感熱発色層42は、イエロー
感熱発色層44,マゼンタ感熱発色層43を介して加熱
しなければならないからである。なお、通常の保存状態
では、シアン感熱発色層42の発色熱エネルギーを越え
ることがないので、これに対しては光定着性が与えられ
ていない。もし、必要であれば、ジアゾニウム塩化合物
とカプラーとを用いることで、光定着性を与えてもよ
い。
【0014】次に、本実施例の作用を説明する。図5に
示すように、カラー感熱記録材料40に「賀正」の文字
パターン51と、背景として中間調画像52とを記録す
る場合には、公知のカラー感熱プリンタで中間調画像5
2を記録する前に、ハンディプリンタを用いて「賀正」
の文字パターン51をプリントする。まず、文字のプリ
ント位置にプリントヘッド10を密着させる。次に、発
光スイッチ13を押すと、フラッシュランプ21が発光
する。これにより、黒文字33は光を吸収して発熱し、
感熱記録層を文字パターン状に発色させる。なお、グリ
ップ12の光量切換えツマミ14を操作することにより
発光量を変化させると、発光量に応じて黒文字記録部分
の発熱量が異なり、感熱記録層の発色パターンの色が変
化する。また、文字以外の部分はフラッシュランプ21
の発光量に応じて定着される。
【0015】このようにして文字パターン51が部分的
にプリントされたカラー感熱記録材料40は公知のカラ
ー感熱プリンタにより、中間調画像52が記録される。
これにより、図5に示すように、カラー感熱記録材料4
0の中間調画像52のハイライト部分に「賀正」の文字
パターン51が画像合成される。カラー感熱記録材料4
0に文字パターン51を記録後に中間調画像52をカラ
ー感熱記録する方法については、本出願人によって出願
された特願平4ー152445号に詳細に説明されてい
る。なお、通常のカメラ用のストロボ装置を本実施例の
プリントヘッド10に流用する場合には、365nm付
近の発光量が小さいので感熱記録材料40のイエロー感
熱記録層44のみ定着されることになる。
【0016】なお、上記実施例では、ハンディプリンタ
により文字画像を記録後に中間調画像を記録するように
したが、この他に、中間調画像を記録した後に、文字画
像をハンディプリンタで記録してもよい。この場合に
は、中間調画像のハイライト部に記録すると、シアンの
文字画像が記録される。
【0017】また、上記実施例では、文字画像を熱記録
するとともに、文字画像以外の部分を光定着させたが、
この他に、図6に示すように、熱パターンとして文字画
像や図形等を記録してもよい。この場合には、光学マス
ク60には、感熱記録材料61に接する側の全面に耐熱
黒色印刷層62を形成し、反対側の面に白インキ層から
なる白文字パターン63を記録する。これにより、白文
字パターン63が形成された部分の耐熱黒色印刷層62
は発熱しないため、白文字パターン63が抜き文字とし
て感熱記録材料61に記録される。
【0018】また、図7に示すように、光パターンとし
て文字画像や図形等を感熱記録材料70に記録してもよ
い。この場合には、透明シート71にアルミ蒸着層から
なる文字パターン72を形成した光学マスク73を用い
る。そして、この光学マスク73をプリントヘッドの保
持枠16に取り付けて、文字パターンを光記録した後、
カラー感熱プリンタでこの部分を加熱して発色させる。
【0019】また、上記実施例は水平方向に長いハンデ
ィプリンタであるが、この他に、図8に示すように、縦
に長い捺印スタンプ状に構成してもよい。この場合に
は、プリントヘッド81に透明枠82を介して上記光学
マスクを固定する。更に、グリップ83内に発光スイッ
チを内蔵させ、このスイッチでグリップ83の下方への
変移時にランプを発光させる。これにより、光学マスク
を感熱記録材料に密着させるようにグリップ83を押し
下げたときに、自動的にランプが発光するようになり、
捺印スタンプのような使い勝手で簡単に熱記録又は光記
録することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、フラ
ッシュ光を発光する発光部と、この発光部に、光吸収性
または光反射性のパターンが形成された光学マスクを保
持するための保持部とを設けたから、カラー感熱記録材
料の適宜位置に文字や図形等のパターンを記録すること
が簡単に行える。そして、光学マスクとして透明シート
に黒文字パターンを記録したものを用いると、この黒文
字部分がフラッシュ光を吸収して発熱し、感熱記録層に
文字パターンを発色させることができる。また、黒文字
部分以外はフラッシュ光で光定着される。したがって、
カラー感熱プリンタで中間調画像を記録する前または後
に、本発明のハンディプリンタで文字やイラスト,図形
等のパターンを記録することで、画像合成装置を用いる
ことなく、中間調画像に文字等のパターンを簡単に合成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録材料用のハンディプリンタの
プリントヘッドを示す断面図である。
【図2】同ハンディプリンタを示す斜視図である。
【図3】カラー感熱記録材料の層構造を示す説明図であ
る。
【図4】カラー感熱記録材料の発色特性を示すグラフで
ある。
【図5】ハンディプリンタで画像合成された感熱記録材
料の一例を示す平面図である。
【図6】,
【図7】本発明で用いる他の光学マスクを取り付けた状
態を示す断面図である。
【図8】本発明の縦型ハンディプリンタを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 プリントヘッド 12 グリップ 13 発光スイッチ 14 光量切換えツマミ 16 透明枠 21 フラッシュランプ 30 光学マスク 31 透明シート 32 黒文字 40 カラー感熱記録材料 51 文字パターン 52 中間調画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41M 5/26 6956−2H B41M 5/18 S

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ光を発光する発光部と、この
    発光部に、光吸収性または光反射性のパターンが形成さ
    れた光学マスクを保持するための保持部とを備えたこと
    を特徴とする感熱記録材料用のハンディプリンタ。
JP4307375A 1992-11-17 1992-11-17 感熱記録材料用のハンディプリンタ Pending JPH06155779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4307375A JPH06155779A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 感熱記録材料用のハンディプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4307375A JPH06155779A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 感熱記録材料用のハンディプリンタ

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JPH06155779A true JPH06155779A (ja) 1994-06-03

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ID=17968307

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JP4307375A Pending JPH06155779A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 感熱記録材料用のハンディプリンタ

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