JPH06155233A - 数値制御工作機械の加工データ修正方法 - Google Patents

数値制御工作機械の加工データ修正方法

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JPH06155233A
JPH06155233A JP30090592A JP30090592A JPH06155233A JP H06155233 A JPH06155233 A JP H06155233A JP 30090592 A JP30090592 A JP 30090592A JP 30090592 A JP30090592 A JP 30090592A JP H06155233 A JPH06155233 A JP H06155233A
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JP
Japan
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machining
tool
maximum
data
machine tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP30090592A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshihara
均 吉原
Hitoshi Tawara
▲均▼ 田原
Masanori Suzuki
正則 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06155233A publication Critical patent/JPH06155233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実際に加工実験を行わなくとも、加工データの
最適値を決定することができる様な、数値制御工作機械
の加工データ修正方法を提供する。 【効果】自動プログラミング装置1から出力された数値
制御加工プログラムの加工データに対し、ワークの材質
に応じた各工具の加工能力を予め記憶したフアイルを参
照して、各工具の能力に応じて最短時間で加工するため
の第1の最大加工条件を判定する第1の工程と、第1の
最大加工条件と、加工に用いる工作機械の能力により制
限される第2の最大加工条件との比較を行い、第1及び
第2の最大加工条件のうちの一方を最適加工条件として
選択する第2の工程と、最適加工条件に加工データを修
正する第3の工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動プログラミング装
置により出力されるNC加工データに対し、加工条件、
工具寿命等の最適化処理を行うための、数値制御工作機
械の加工データ修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動プログラミングによりワーク
を加工する場合には、自動プログラミング装置から出力
される工具の移動情報、工具の種類情報(ドリル,エン
ドミル等)、工具径、工具長等の情報、切削送り速度
(F)、回転速度(S)等の速度情報といった加工デー
タが数値制御(NC)工作機械に送られ、実際に加工が
実行されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の自動プログラミング装置から出力される加工データ
は、切削時の各種条件、例えば、ワークとカッタの相
性、カッタに許容される切削速度等に照らし合わせて考
えると、必ずしも最適なものとは言えず、実際には、自
動プログラミング装置から出力される加工データに修正
を加えて加工を行っているのが実情である。この修正を
行うためには、従来、対象となるワークの切削加工を実
際に行い、その状況を確認しながら送り速度F、工具回
転数Sの最適値を決定するという方法が取られていた。
【0004】しかしながら、このように、実際の加工実
験を行いながら加工データを決定するのでは、最終的な
加工データを得るまでに多くの時間を費やすこととな
り、きわめて非能率的であった。また、一旦加工データ
を決定しても、使用する加工機械が異なると、この加工
機械の能力により加工条件が制約されるので、再び加工
データを求める実験を行わなければならないという問題
点もあった。
【0005】従って、本発明は、上述した課題に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、実際に
加工実験を行わなくとも、加工データの最適値を決定す
ることができる様な、数値制御工作機械の加工データ修
正方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の数値制御工作機械の加工
データ修正方法は、自動プログラミング装置から出力さ
れた数値制御加工プログラムの加工データに対し、ワー
クの材質に応じた各工具の加工能力を予め記憶したフア
イルを参照して、各工具の能力に応じて最短時間で加工
するための第1の最大加工条件を判定する第1の工程
と、前記第1の最大加工条件と、加工に用いる工作機械
の能力により制限される第2の最大加工条件との比較を
行い、前記第1及び第2の最大加工条件のうちの一方を
最適加工条件として選択する第2の工程と、前記最適加
工条件に前記加工データを修正する第3の工程とを具備
することを特徴としている。
【0007】
【作用】以上の様に、この発明に係わる数値制御工作機
械の加工データ修正方法は構成されているので、ワーク
の材質に応じた工具の加工能力により制限される第1の
最大加工条件と、工作機械の能力により制限される第2
の最大加工条件のうちの一方を最適加工条件として設定
することにより、実際に加工実験を行うことなく、最適
な加工データを得ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係
わる加工データ修正方法を適用する加工システムの構成
を示すブロック図である。
【0009】図1において、参照番号1は、自動プログ
ラミング装置を示しており、工具の移動情報、工具の種
類情報(ドリル,エンドミル等)、工具径、工具長等の
情報、切削送り速度(F)、回転速度(S)等の速度情
報といった加工データを出力する。自動プログラミング
装置1には、この自動プログラミング装置1から出力さ
れる加工データに修正を加える管理システムAが接続さ
れている。管理システムAは、CPU2と、端末機3
と、この端末機3に、所定の情報を入力する入力装置4
と、メモリ5と、ディスク6とから構成されている。
【0010】CPU2からの出力は、LAN7を介し
て、複数のワークステーション11,12,13に接続
されている。ワークステーション11,12,13は、
複数の数値制御工作機械をグループ分けして管理するも
のであり、それぞれのワークステーションには、数値制
御工作機械21a,21b,22a,22b,23a,
23b,23cが夫々接続されている。
【0011】例えば、本実施例においては、工作機械2
1a,21bは、ワークステーション11により管理さ
れるフライス盤のグループであり、工作機械22a,2
2bはワークステーション12で管理される旋盤のグル
ープであり、工作機械23a,23b,23cは、ワー
クステーション13で管理されるマシニングセンタのグ
ループである。このように、各工作機械は類似の加工態
様毎に個々のワークステーションにより管理されるよう
になされている。ここで、各数値制御工作機械21a,
21b,22a,22b,23a,23b,23cは、
それぞれ最大送り速度、スピンドル回転数、加工馬力等
の加工能力が異なっている。
【0012】また、ワークステーション11,12,1
3はLAN7を経由して転送されてくる加工プログラム
を一時的にストアしておき、それぞれが管理するグルー
プの各数値制御工作機械に対して加工経過に応じてプロ
グラムの転送を行う。CPU2は、自動プログラミング
装置1から加工プログラムを受け取ると、メモリ5にN
Cデータフアイルとして記憶した後、本実施例の加工デ
ータ修正方法に基づいて加工データの修正を行う。
【0013】また、ディスク6には、ワークの材質に応
じた各工具毎の加工能力のデータが工具フアイルとして
記憶されており、また、各工作機械毎の加工能力のデー
タが機械フアイルとして記憶されている。次に、上記の
ように構成された加工システムにおける加工データの修
正動作について、図1及び図2を参照して説明する。
【0014】まず、自動プログラミング装置1から加工
データが出力され、オペレータが端末機3の入力装置4
から、加工に使用すべき工作機械を指定すると、図2に
示したフローチャートのステツプS1において、CPU
2はプログラム中のワークの材質の判別を行う。次に、
ステツプS2において、ディスク6に記憶されている工
具フアイルからワークの材質に適した加工工具の選定を
行う。
【0015】ステツプS3においては、加工工具の判定
(直径及び長さの判定)を行い、ステツプS5におい
て、この判定結果を、ディスク6に記憶されている工具
と材質毎に準備された加工データフアイルと参照する。
そして、ステツプS5において第1の最大加工条件、す
なわち、工具の加工能力により制限されるところの、最
短時間で加工するための送り速度Fと回転速度Sを設定
する。
【0016】次に、ステツプS6において、指定された
工作機械を判定し、ステツプS7において、ディスク6
内に記憶されている機械の加工能力、すなわち最大送り
速度Fm 及び最大回転速度Sm 等のデータを、機械フア
イルから読みだし、機械の加工能力により制限される第
2の最大加工条件を設定する。次に、ステツプS8にお
いて、第1の最大加工条件と第2の最大加工条件との比
較を行い加工条件の決定を行う。具体的には、ステツプ
S5で設定された第1の最大加工条件が、ステツプS7
で設定された第2の最大加工条件を上回っていた場合に
は第2の最大加工条件が実際の加工条件データとして選
択され、また逆に、第1の最大加工条件が第2の最大加
工条件を下回っていた場合には、第1の最大加工条件が
実際の加工条件データとして選択される。
【0017】次に、ステツプS9において、CPU2
は、加工データ中の加工条件データをステツプS8にお
いて選択された値に書き換える。このようにして、自動
プログラム装置1から出力された加工プログラムは、加
工条件データが修正された後、図1におけるLAN7及
びワークステーション11,12,13を経て、所定の
工作機械へと送られる。
【0018】以上説明したように、本実施例のデータ修
正方法においては、工具の加工能力により制限される最
大加工条件と、工作機械の加工能力により制限される最
大加工条件とを比較することにより、最適な加工条件デ
ータを容易に得ることが可能となる。なお、本発明は、
その主旨を逸脱しない範囲で上記実施例を修正または変
形したものに適用可能である。
【0019】例えば、上記実施例においては、使用すべ
き機械の選定をオペレータが入力装置から入力するよう
に説明したが、例えば、加工システム全体を管理するホ
ストコンピュータの司令等により、機械を選定するよう
にしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の数値制御工
作機械の加工データ修正方法によれば、ワークの材質に
応じた工具の加工能力により制限される第1の最大加工
条件と、工作機械の能力により制限される第2の最大加
工条件のうちの一方を最適加工条件として設定すること
により、実際に加工実験を行うことなく、最適な加工デ
ータを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる加工データ修正方法を適用する
加工システムの構成を示すブロック図である。
【図2】一実施例の加工データ修正方法を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 自動プログラミング装置 2 CPU 3 端末機 4 入力装置 5 メモリ 6 ディスク 7 LAN 11,12,13 ワークステーション 21,22,23 数値制御工作機械

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動プログラミング装置から出力された
    数値制御加工プログラムの加工データに対し、ワークの
    材質に応じた各工具の加工能力を予め記憶したフアイル
    を参照して、各工具の能力に応じて最短時間で加工する
    ための第1の最大加工条件を判定する第1の工程と、 前記第1の最大加工条件と、加工に用いる工作機械の能
    力により制限される第2の最大加工条件との比較を行
    い、前記第1及び第2の最大加工条件のうちの一方を最
    適加工条件として選択する第2の工程と、 前記最適加工条件に前記加工データを修正する第3の工
    程とを具備することを特徴とする数値制御工作機械の加
    工データ修正方法。
JP30090592A 1992-11-11 1992-11-11 数値制御工作機械の加工データ修正方法 Pending JPH06155233A (ja)

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