JP2992163B2 - 数値制御方法及び装置 - Google Patents

数値制御方法及び装置

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JP2992163B2 JP4101860A JP10186092A JP2992163B2 JP 2992163 B2 JP2992163 B2 JP 2992163B2 JP 4101860 A JP4101860 A JP 4101860A JP 10186092 A JP10186092 A JP 10186092A JP 2992163 B2 JP2992163 B2 JP 2992163B2
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田 順 吉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD/CAMからの
出力データを利用してNC加工を行う加工システムにお
ける数値制御方法及び装置に関し、特に高効率処理を可
能とする工具オフセット形状データやマクロプログラを
含む数値制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いて形状モデルを設計
し、この形状モデルからNC加工機械による自動加工を
行わせるNCプログラムを効率的に作成するために、C
AD(Computer Aided Design)やCAM(Computer Ai
ded Manufacturing)が使用されている。例えば、特開
昭61ー213901号、特開平1ー123302号及び特開平2ー2059
75号公報には上記技術が開示されている。
【0003】従来のCADやCAMを用いた加工システ
ムのシステム構成が図3に示されている。CAD部10
0で、形状モデルを作成するための形状創成や形状定義
が行われ、例えば、図5(A)に示す形状を表す形状デ
ータが出力される。CAM部150には、工具形状指定
部160から工具オフセット面を作成するための工具形
状を指定する情報が、工具移動経路指定部170から工
具移動経路が、切削条件指定部180から切削速度、送
り速度、ワーク材質、工具材質等の切削条件がそれぞれ
入力される。CAM部150は、該形状データを受け、
形状解釈部151でデコードして形状を解釈する。こう
して解釈された形状データに基づいて、図5(B)に示
すような工具の半径分オフセットした工具オフセット面
を作成する工具オフセット面作成部152から工具オフ
セット形状データが得られる。工具干渉チェック部15
3では、得られた工具オフセット形状データに基づいて
工具オフセット形状の干渉がチェックされ、適正なオフ
セット面が規定される。工具経路データ作成部154で
は、上記データに基づいて、例えば、図5(C)に示す
ような工具の経路が作成され、ポストプロセス部155
で加工機械の種類や切削能力等の条件を加味した処理が
施され、図5(D)に示す如く各微小領域毎の工具の移
動を規定するNCプログラムに変換され、メモリ部15
6に格納される。
【0004】こうして、CAM部150内のメモリ15
6に格納されたNCプログラムは、順次、LANを介し
てDNC装置250側に送出される。DNC装置250
側では、送出されたNCプログラムがメモリ251に格
納され、起動指令部260からの起動指令に応答して、
このメモリ251から読み出されたNCプログラムが、
プログラム転送部252から、逐次、NC工作機械40
0の数値制御装置403に送られ、工作機械402を制
御する。
【0005】図4には、上記従来の加工システムの構成
例が示されている。ホストコンピュータ側のCAD部1
00とCAM部150から成るCAD/CAM部1で得
られたNCプログラムは、高速通信手段であるLANを
介してDNC装置8(図3の250に相当)に送出さ
れ、メモリ内に格納される。DNC装置8のメモリから
はNCプログラムが逐次読み出され、数値制御装置本体
2に供給される。こうして供給されたNCプログラム
は、通信バッファ25内に格納される。数値制御装置本
体2は、通信バッファ25の他に、数値制御部22、サ
ーボ制御部23、機械シーケンス制御部24を備え、バ
スラインを介してそれぞれ接続されている。通信バッフ
ァ25から読み出されたNCプログラムは、数値制御部
22に送出され、逐次数値制御処理され、サーボ制御部
23によりサーボ制御が行われる。サーボ制御部23か
らの出力は、サーボアンプ4で増幅され、モータ5を回
転制御して、工作機械6を駆動する。機械シーケンス制
御部24は、工具やワークの交換動作など行うための制
御信号を、I/Oインタフェース部7を介して工作機械
6に供給する。DNC装置8は、同様にして、他の数値
制御装置本体2、サーボアンプ4、モータ5、工作機械
6及びI/Oインタフェース部7にNCプログラムを出
力して複数の工作機械を制御することもできる。
【0006】一方、近年、各種演算や判断を必要とする
プログラムの作成を可能とするような拡張形NCプログ
ラムであるマクロプログラムが、軸移動や工具交換等の
機械動作だけを指令する通常のNCプログラムに併せて
使用されている。マクロプログラムを採用することによ
り、汎用性が高いプログラムを作成してより効率的な数
値制御が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
CADとCAMを用いた数値制御方法とそれを用いた装
置は、ホストコンピュータ側のCAD部とCAM部にお
いて、形状データ生成、工具オフセット面作成及びNC
プログラムへの変換処理をすべて行い、全てのNCプロ
グラム作成が完了した後に、NCプログラムをLANを
介してDNC装置に供給している。DNC装置250で
は供給されたNCプログラムをメモリに格納し、起動指
令に応答してNCプログラムがNC工作機械に転送され
てワークが加工制御される。
【0008】しかしながら、かかる従来方法では、CA
M側での一連の処理に膨大な時間を要し、NC加工の生
産性向上の阻害要因となっていた。また、NC工作機械
側における実際の作業の際、指定された工具がない場
合、加工状態により工具経路を変更したい場合や一部切
削条件を変更したい場合のように現場での設定条件の変
更が生じたときには、上記従来の方法では、該変更条件
をホストコンピュータ側のCAM部に再度入力し、上述
複雑な処理を経てNCプログラムを求め、得られたNC
プログラムをNC工作機械側に送出していた。したがっ
て、CAM側で再度上述複雑な処理を膨大な時間をかけ
て行い、NCプログラムを作成しなければならず、生産
性向上の阻害要因となり、操作性がきわめて悪い。ま
た、CAM側で作成した長大なNCプログラムは、ディ
スク等の記憶媒体に格納しておく必要があり、保管にコ
ストがかかるという問題もあった。
【0009】一方、上述のように、従来の数値制御方式
は、マクロプログラムが採用されていることが多い。マ
クロプログラムを含むNCプログラムを実行する際に
は、マクロ演算指令等の軸移動がなく演算処理だけが実
行される指令においても、軸移動指令と同様に、運転中
に逐次演算が実行される。したがって、マクロ演算指令
等が多数連続していると、演算処理に時間がかかり軸移
動が停止してしまい、作業効率の低下や加工面にカッタ
マークが付き、加工品質が低下するという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、工具オフセット
形状データとマクロプログラムを含むNCプログラムと
が混在するデータを受けて数値制御を行う際に加工作業
の停止がなく高効率な数値制御加工を行う数値制御方法
及び装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による数値制御方法は、マクロプログラムを
含むNCプログラムと、加工すべきワークの形状データ
から使用する工具の半径分オフセットした工具オフセッ
ト形状データとが混在するデータを受け取り数値制御可
能なNCプログラムに変換し、所定の順序に従って数値
制御工作機械に送出する数値制御方法であって、予め指
定した加工工程毎に分割されたマクロプログラムを含む
NCプログラム及び予め指定した加工工程毎に分割され
た工具オフセット形状データを受け取ってバッファメモ
リに一時格納し、前記格納されたデータがマクロプログ
ラムを含むNCプログラムか工具オフセット形状データ
かを判別し、マクロプログラムを含むNCプログラムの
場合は、マクロプログラム部分の演算処理を行って数値
制御可能なNCプログラムに変換し、工具オフセット形
状データの場合は、前記工具オフセット形状データと指
定された工具移動経路及び切削条件とから使用する数値
制御工作機械に合ったNCプログラムを生成し、前記マ
クロプログラムを含むNCプログラムから変換したマク
ロ演算処理済みのNCプログラムと前記工具オフセット
形状データから生成したNCプログラムとを加工工程毎
に別のバッファメモリに一時格納し、少なくとも1つの
加工工程の全NCプログラムが前記別のバッファメモリ
に格納された後に当該NCプログラムを必要に応じて前
記数値制御工作機械の数値制御部へ逐次転送する。
【0012】また、本発明による数値制御装置は、マク
ロプログラムを含むNCプログラムと、加工すべきワー
クの形状データから使用する工具の半径分オフセットし
た工具オフセット形状データとが混在するデータを受け
取り数値制御可能なNCプログラムに変換し、所定の順
序に従って数値制御工作機械に送出する数値制御装置で
あって、予め指定した加工工程毎に分割されたマクロプ
ログラムを含むNCプログラム及び工具オフセット形状
データを受け取り一時格納する第1のバッファメモリ
と、前記第1のバッファメモリに格納されたデータがマ
クロプログラムを含むNCプログラムか工具オフセット
形状データかを判別する判別手段と、前記判別手段でマ
クロプログラムを含むNCプログラムと判別された場
合、マクロプログラム部分の演算処理を行って数値制御
可能なNCプログラムに変換するマクロプログラム処理
手段と、前記判別手段で工具オフセット形状データと判
別された場合、前記工具オフセット形状データと指定さ
れた工具移動経路とから工具経路データを作成する工具
経路データ作成手段と、前記工具経路データ作成手段で
作成された工具経路データと指定された切削条件とから
使用する数値制御工作機械に合ったNCプログラムを生
成するポストプロセス手段と、前記マクロプログラム処
理手段または前記ポストプロセス手段で変換されたNC
プログラムを加工工程毎に一時格納する第2のバッファ
メモリと、前記第2のバッファメモリに少なくとも1つ
の加工工程の全NCプログラムが格納された後に当該N
Cプログラムに対応する動作指令を発する数値制御手段
と、で構成される。
【0013】
【作用】本発明では、加工工程毎に分割されたマクロプ
ログラムを含むNCプログラム及び予め指定した加工工
程毎に分割された工具オフセット形状データをバッファ
メモリに一時格納し、このバッファメモリから読み出し
たデータがマクロプログラムを含むNCプログラムか工
具オフセット形状データかを判別し、マクロプログラム
を含むNCプログラムの場合は、マクロプログラム部分
の演算処理を行ってNCプログラムに変換し、工具オフ
セット形状データの場合は、使用する数値制御工作機械
に合ったNCプログラムを生成し、これらのNCプログ
ラムを加工工程毎にバッファメモリに一時格納し、少な
くとも1つの加工工程の全NCプログラムがバッファメ
モリに格納された後に、必要に応じてNCプログラムを
逐次数値制御部へ転送することにより、高効率な数値制
御を可能とする。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明による工具オフセット形状デー
タやマクロプログラムを含むNCプログラム入力式数値
制御方法及び装置の構成がフローチャート構成で示され
ている。本実施例では、ホストコンピュータ側に設けた
CAD部100で形状創成及び形状が定義されて得られ
る形状データがCAM部200に送出される。CAM部
200では、工具オフセット面が作成され(S20
1)、工具干渉チェック(S202)が行われた後、工
具オフセット形状データが作成される。また、オペレー
タによりマクロプログラムを含むNCプログラムも作成
される。工具形状指令部210からは工具形状が、加工
工程順序指定部220からは加工工程順序が、それぞれ
CAM部200に供給される。こうして、加工工程毎に
分割された工具オフセット形状データ及びマクロプログ
ラムを含むNCプログラムは、LANを介してNC工作
機械側に設置された高速データ処理部300に送出され
る。
【0015】こうしてCAM部200から送出された加
工工程毎に分割された工具オフセット形状データ及びマ
クロプログラムを含むNCプログラムは、LANを介し
て接続された高速データ処理部300に供給され、バッ
ファメモリに格納される(S301)。次に、バッファ
メモリから読み出されたデータが工具オフセット形状デ
ータか否かが判別され(S302)、工具オフセット形
状データであれば当該データに基づいて工具経路データ
が作成される(S303)。この工具経路データは、ポ
ストプロセス処理が施された後(S304)、NCプロ
グラムに変換され、加工工程毎にバッファメモリに一時
格納されて、必要に応じて逐次転送される(S30
5)。
【0016】一方、S302において、データが工具オ
フセット形状ではないとき、つまりマクロプログラムを
含むNCプログラムであるときには、当該データのマク
ロプログラムが検索される(S306)。マクロプログ
ラムであれば、マクロプログラムの演算を行い(S30
7)、マクロプログラムでなければ、通常のNCプログ
ラムなので、そのままS305において、加工工程毎に
バッファメモリに一時格納される。こうしてバッファメ
モリに格納されたNCプログラムは、少なくとも1つの
加工工程の全NCプログラムがバッファメモリに格納さ
れた後、各加工工程毎に読み出され、数値制御部401
に必要に応じて逐次転送され、工作機械402の加工制
御が行われる。
【0017】図2は、図1に示す実施例についてのシス
テム構成図である。CAD部100とCAM部200を
有するCAD/CAM部1からは、工具オフセット形状
データがLANを介して、各数値制御装置本体2内に設
けられた高速データ処理部21(図1の300に相当す
る)に供給される。高速データ処理部21には、表示・
入力部3が接続されている。表示・入力部3は、図1に
おける工具移動経路指定部310、修正工具径指定部3
20、切削条件指定部330、起動指令部340等を含
み、動作状態等の情報が表示されたり、また各種情報の
入力時に使用する。数値制御装置本体2は、数値制御部
22、サーボ制御部23、機械シーケンス制御部24を
備え、バスラインを介してそれぞれ接続されている。N
Cプログラムは、数値制御部22に送出され、逐次数値
制御処理され、サーボ制御部23によりサーボ制御が行
われる。サーボ制御部23からの出力は、サーボアンプ
4で増幅され、モータ5を回転制御して、工作機械6を
駆動する。機械シーケンス制御部24は、工具やワーク
移動制御を行うための制御信号を、I/Oインタフェー
ス部7を介して工作機械6に供給する。以上のような構
成において、加工工程毎に分割された工具オフセット形
状データは、CAD/CAM部1からNC装置本体2内
の高速データ処理部21にLANを介して高速転送さ
れ、バッファメモリに逐次格納される。
【0018】オペレータは、工具移動経路の指定と切削
条件(送り速度、主軸回転数、ワーク機質、工具材質
等)を表示・入力部3から指定して、起動指令部310
から起動指令を与える。高速データ処理部21では、C
AM部200で生成された工具オフセット形状データか
ら指定工具経路により自動的に工具経路データの作成が
行われる。この工具経路データが工具中心移動軌跡を表
す図形で、いわゆるCLデータと呼ばれるものである。
更に、指定切削条件により機械の形態に合致したNCプ
ログラムが作成され、そのNCプログラムが逐次数値制
御部22に転送される。高速データ処理部21は、図1
に示す高速データ処理部300の処理S301からS3
07を実行する。
【0019】また、本実施例では、NC装置(加工機
械)側の機械情報(例えば、機械アラーム情報)をLA
Nを介してCAM/CAD側に通知することも可能であ
る。
【0020】以上のように、本発明の実施例では、CA
M側から送出される加工工程毎に分割されたデータをバ
ッファメモリに一時格納しておき、このバッファメモリ
から読み出したデータが工具オフセット形状データであ
るときには、工具経路データを作成し、NCプログラム
に変換する処理を施してバッファメモリに格納する。ま
た、マクロプログラムを含むNCプログラムであるとき
には、マクロプログラムか否かを判定し、マクロプログ
ラムの場合は、そのマクロプログラムの演算を行ってバ
ッファメモリに格納する。更に、このバッファメモリか
らは、必要に応じ、各加工工程毎のNCプログラムを読
み出して数値制御部401に転送する。この読み出し、
転送は、少なくとも1つの加工工程の全NCプログラム
がバッファメモリに格納されてから行われるので、演算
の必要がなく、そのまま転送でき、加工処理時の演算結
果待ちのための空き時間の発生が除去される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による数値
制御方法及び装置によれば、CAM側での処理時間が大
幅に短縮されるだけでなく、作業現場での条件指定、変
更が行われたとしてもCAM側での再処理の必要がな
く、加工機械の生産性及び操作性が大幅に向上される。
また、長大なNCプログラムの保管が不要となり、経済
性の面でも有利である。更に、工程毎にマクロプログラ
ムの演算処理を施した後、逐次数値制御部へ転送し、数
値制御加工しているので、加工の途中でマクロプログラ
ムの演算結果待ちによる送り軸の停止が発生しない。よ
って、ワークの加工品質も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による数値制御方法及び装置の一実施例
の構成、処理手順を示す図である。
【図2】図1の実施例のシステム構成図である。
【図3】従来の加工システムのシステム図である。
【図4】従来の加工システムのシステム構成図である。
【図5】形状データからNCプログラムへのデータ変換
過程の例を示す図である。
【符号の説明】
1 CAD/CAM 2 数値制御装置本体 3 表示・入力部 4 サーボアンプ 5 モータ 6 工作機械 7 I/Oインタフェース部 8 DNC装置 21 高速データ処理部 22 数値制御部 23 サーボ制御部 24 機械シーケンス制御部 100 CAD部 200 CAM部 210 工具形状指定部 220 加工工程順序指定部 300 高速データ処理部 310 工具移動経路指定部 320 修正工具径指定部 330 切削条件指定部 340 起動指令部 401 数値制御部 402 工作機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4097 G05B 19/4093 G05B 19/4155

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マクロプログラムを含むNCプログラム
    と、加工すべきワークの形状データから使用する工具の
    半径分オフセットした工具オフセット形状データとが混
    在するデータを受け取り数値制御可能なNCプログラム
    に変換し、所定の順序に従って数値制御工作機械に送出
    する数値制御方法であって、 予め指定した加工工程毎に分割されたマクロプログラム
    を含むNCプログラム及び予め指定した加工工程毎に分
    割された工具オフセット形状データを受け取ってバッフ
    ァメモリに一時格納し、前記 格納されたデータがマクロプログラムを含むNCプ
    ログラムか工具オフセット形状データかを判別し、 マクロプログラムを含むNCプログラムの場合は、マク
    ロプログラム部分の演算処理を行って数値制御可能なN
    Cプログラムに変換し、 工具オフセット形状データの場合は、前記工具オフセッ
    ト形状データと指定された工具移動経路及び切削条件と
    から使用する数値制御工作機械に合ったNCプログラム
    を生成し、 前記マクロプログラムを含むNCプログラムから変換
    たマクロ演算処理済みのNCプログラムと前記工具オフ
    セット形状データから生成したNCプログラムとを加工
    工程毎に別のバッファメモリに一時格納し、 少なくとも1つの加工工程の全NCプログラムが前記
    バッファメモリに格納された後当該NCプログラム
    を必要に応じて前記数値制御工作機械の数値制御部へ
    転送することを特徴とした数値制御方法。
  2. 【請求項2】マクロプログラムを含むNCプログラム
    と、加工すべきワークの形状データから使用する工具の
    半径分オフセットした工具オフセット形状データとが混
    在するデータを受け取り数値制御可能なNCプログラム
    に変換し、所定の順序に従って数値制御工作機械に送出
    する数値制御装置であって、 予め指定した加工工程毎に分割されたマクロプログラム
    を含むNCプログラム及び工具オフセット形状データを
    受け取り一時格納する第1のバッファメモリと、前記 第1のバッファメモリに格納されたデータがマクロ
    プログラムを含むNCプログラムか工具オフセット形状
    データかを判別する判別手段と、前記 判別手段でマクロプログラムを含むNCプログラム
    と判別された場合、マクロプログラム部分の演算処理を
    行って数値制御可能なNCプログラムに変換するマクロ
    プログラム処理手段と、 前記判別手段で工具オフセット形状データと判別された
    場合、前記工具オフセット形状データと指定された工具
    移動経路とから工具経路データを作成する工具経路デー
    タ作成手段と、 前記 工具経路データ作成手段で作成された工具経路デー
    タと指定された切削条件とから使用する数値制御工作機
    械に合ったNCプログラムを生成するポストプロセス手
    段と、 前記マクロプログラム処理手段または前記ポストプロセ
    ス手段で変換されたNCプログラムを加工工程毎に一時
    格納する第2のバッファメモリと、前記 第2のバッファメモリに少なくとも1つの加工工程
    の全NCプログラムが格納された後当該NCプログラ
    ムに対応する動作指令を発する数値制御手段と、で構成
    されることを特徴とした数値制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014211750A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 ファナック株式会社 Dnc運転装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014211750A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 ファナック株式会社 Dnc運転装置
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