JPS603942B2 - 数値制御工作機械における溝切り制御方法 - Google Patents

数値制御工作機械における溝切り制御方法

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JPS603942B2
JPS603942B2 JP6992975A JP6992975A JPS603942B2 JP S603942 B2 JPS603942 B2 JP S603942B2 JP 6992975 A JP6992975 A JP 6992975A JP 6992975 A JP6992975 A JP 6992975A JP S603942 B2 JPS603942 B2 JP S603942B2
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JP
Japan
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tool
grooving
outer diameter
machining
cutting
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JP6992975A
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JPS51145079A (en
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博 藤井
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Priority to US05/593,969 priority patent/US4033206A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は工具の動作を幾通りかの種類に固定サイクル
化し、制御情報をデジタルスイッチで投入する方式の数
値制御工作機械における薄切り加工方法に関するもので
ある。
一般に上記制御情報をデジタルスイッチで投入する方式
の数値制御工作機械で、外径削り加工と、薄切り加工と
が第1図のような例で与えられた場合、デジタルスイッ
チの設定は第2図のように行うのが普通である。
第2図で長方形のますに囲まれた数値および記号は、デ
ジタルスイッチの数値であって、加工形状の欄の1は外
径削り固定サイクルを示し、4は溝切り固定サイクルを
示す。
加工寸法X、Zの欄のD,〜D5,L,〜L5はそれぞ
れ直径と長さを側単位の数値で投入する。又、素材外径
の欄Doは素材の外径を肌単位の数値で投入する。以上
の制御情報のほかに、実際の加工では切込量、仕上代等
の制御情報が必要であるが本発明の説明には必要ないの
で省略する。
これだけの制御情報で段差状態に外径削り加工を行った
あと、薄切り加工を行う場合は、従来第3図のような動
作をとらざるを得なかった。
第3図中、加工開始点A,A′,A″および加工終了点
Bは同一の点であるが工具の動作をわかりやすくするた
めに、直径方向にずらして表わしている。またQは干渉
防止代であって、この種の数値制御工作機械には不可欠
の制御情報で通常は約0.2脚にセットされている。第
3図の動作は第2図で設定した溝切り固定サイクルを1
チャンネルごとに忠実に加工しており、それ自身何ら誤
まった動作ではないがNo.1、2のチャンネルで既に
外径を段差状に加工したという情報および溝切りサイク
ルが連続して設定されているという情報が演算機能の中
に含まてし、ないので工具の無駄な動作がはなはだ多い
。これがため、溝切り加工に長時間を要していた。そこ
でこの発明は第5図〜第7図のブロック線図で示す3種
類の判別演算機能を薄切り固定サイクルの中に組みこみ
、第4図の動作をさせて工具の無駄な動作を極力無くし
、溝切り加工時間を大幅に短縮し得る様になしたもので
ある。
以下この発明の溝切り加工方法を図面に示す実施例に沿
って順に説明する。先ず第2図に示す様に制御情報が設
定されており、既にチャンネルNo.1及びNo.2の
外蓬切削加工が終了しているものとする。
そしてチャンネルNo.3の溝切り加工に入る。このチ
ャンネルNo.3の溝切り加工に当っては、起動スイッ
チが投入されることにより、薄切り工具は制御情報に従
って制御駆動される。この制御駆動の態様は、第4図に
示す様に、先ずZ方向に加工開始点AからZ=L3にな
るまで早送りされ、続いて×方向の第5図の判別演算が
なされた結果の位置まで早送りで素材の薄切り加工位置
に接近せしめられる。即ち、第5図の判別演算は、これ
から加工しようとするチャンネルNo.3の前のチャン
ネルNo.1及びNo.2の制御情報を全て読み込み、
その中に加工形状の「1」即ち外蚤切削加工が「有」る
か、「ない」かを判別させ「有る一時には、Z=L3の
位置において素材外径が、実際に、いかなる寸法にある
かを、前のデータ(制御情報)からコンピュータで調査
判断(判別演算)させているのである。この判別演算は
、具体的には第5図に示す様に、前の外径切削加工中に
おけるZ方向の加工寸法中で、(これから加工する)加
工位置L3以上の長さで、かつ、−に最も近い長さを持
つ形状のチャンネルの直径寸法を読むようにさせている
。それ故に、図面の実施例の場合では、上述条件を満足
するチャンネルとしてNo.2のチャンネルが選出され
、その直径寸法D2が読み込まれる。そして、このD2
まで溝切り工具を×方向に早送りすればよいのであるが
、工具の安全性(例えばオーバーランによる素材への激
突等を回避するため)を考慮してD2十2Qまで早送り
させているのである。但し、前のチャンネルにおいて、
外蓬切削加工の設定が「ない」ときにおいては、これか
ら加工する加工位置における素材の外径の寸法がいかな
る寸法にあるものかを判別させることができない。そこ
で、この様な場合には、工具の安全性を考慮して、素材
の最大外径より若干手前、即ち×=Do+2Qの位置か
ら切削送りさせる様にしている。この様にしてNo.3
のチャンネルに設定された溝切り切削加工が行われる。
この場合における切削送りの終端は、当該チャンネルに
おけるX方向の寸法D3になるまでである。尚、工具の
送り制御はフィードバック方式によって行われてる。そ
して、No.3のチャンネルの溝切り加工が終了すると
、溝切り工具は、先ず×方向に後退良Pち素材から離隔
する方向に早戻しされる。この場合の工具の早戻し制御
は第6図の判別演算機能によって行われる。即ち、次の
チャンネルが溝切りサイクルか否かを判別し、実施例の
様に次のチャンネルも薄切りサイクルの場合は、更に第
7図の判別演算が行われる。而して、次のチャンネルが
溝切りサイクルでない(次のチャンネルの加工サイクル
が指定されていない場合も含む)場合では、第6図の右
側の判別を行わせ、工具を×=Do+2Qの位置まで×
方向に早戻しさせ、更にZ方向に加工終了点Bまで早戻
しさせるものである。今、図面の実施例では次のチャン
ネルNO.4も溝切りサイクルであるから、第7図の判
別演算がなされる。この判別演算は、次に加工すべき素
材の加工位置における素材の外蓬寸法がいくらかである
かを判断させているのである。この様な判断をさせるこ
とによって工具の無駄な送りを極力少〈させているので
ある。具体的には、第7図に示す様に、次のチャンネル
の前のチャンネルNo.1、No.2及びNo.3の制
御情報を全て読み込み、その中に外径切削加工形状「1
」が「有る」か「ない」かを判別させ、「ない」場合で
は、工具を×=Do十2Qの位置まで早戻りさせ、続い
てZ方向に当該チャンネルのZ方向設定寸法まで早送り
させ、その位置からX方向に切削送りで駆動させて当該
チャンネルにおける溝切り加工を行わせる様にしている
のである。
然し乍ら、実施例の様に外蓬切削加工形状「1」が「有
る」場合では、そのチャンネル中のZ方向寸法において
「 これから加工しようとするチャンネルNo.4のZ
方向設定寸法L4に最も近い長さをもつチャンネルの×
方向寸法即ち直径寸法が読み込まれる。
実施例の場合では、上記条件を満足するチャンネルとし
てNO.1のチャンネルが選出され、その直径寸法D,
が読み込まれる。そして、この寸法○,と、工具の安全
性とを考慮して、工具は×=Do十2Qの位置P2まで
×方向に早戻しされる。即ち、第4図において、工具は
×方向にD3の位置からD,十2Qの位置まで早戻しさ
れる。但し、工具の上記早房いま、次の加工位置へ移行
するための送り制御動作に相当するため、次の加工を主
体として判断すると、工具を早送りしていることになる
。上謡の様に、工具がP2まで移動せしめられると、続
いてZ方向にL4まで早送りされる。そして、この位置
で直ちにX方向へD4になるまで切削送りされる。上記
の如くNo.4のチャンネルの薄切り加工が終了すると
、再び、第6図及び第7図で説明した判別演算が行われ
、実施例の場合ではNo.5のチャンネルの溝切り加工
が前述した要領で行われる。
但し、NO.5のチャンネルの溝切り加工においては、
L5以上の長さの外蓬切削加工形状「1」のチャンネル
が設定されていないが、この様な場合では、第7図の判
別演算の右側の判断がなされ、これによってNo.5の
チャンネルの溝切り加工が支障なく行われる。そしてN
o.5のチャンネルの溝切り加工が終了すると、第6図
の右側の判断がなされて、工具は第・4図の加工終了点
Bに早戻しされる。以上説明した様に、この発明は、外
径削りによる仕上り時の外径寸法が順次段差状に大きく
なり、かつ、外径削り面に溝切り加工を施した製品を加
工するための工作機械における工具の動作を外径削り、
溝切り加工等の幾通りかの種類に固定サイクル化し、素
材の加工形状に応じて全加工工程を上記固定サイクル中
の何種類かのものに分解し、分解した各固定サイクルを
夫々1つの加工工程として当該加工形状に対応する全部
の固定サイクルを加工工程順に、かつ、夫々の工程毎に
当該工程での素材の軸方向寸法及び直径方向寸法をデジ
タルスイッチで設定投入し、これを制御情報として加工
工程順に工具を制御駆動させて素材を所定形状に加工す
る方式の工作機械の数値制御において、上誌加工工程中
に複数の薄切り加工工程を含む場合、工程設定順位とし
て、外径削り工程を優先順位に設定し、しかも、各薄切
り加工工程を外径寸法の小さい順に連続して設定し、上
記溝切り加工の実行に際しては、既に実行された加工工
程中に外径削り加工工程が有るかどうかを判断させ、無
い場合には、工具を、当該薄切り加工工程の軸万向寸法
位置と素材外径に干渉防止代を加えた位置との交点位置
まで早送りさせ、その位置から切削送りさせ、また、有
る場合には、当該薄切り加工工程の鞠方向寸法以上でこ
れに最も近い藤方向寸法をもつ外径削り加工工程の直径
方向寸法に干渉防止代を加えた位置と当該溝切り加工工
程の鞠方向寸法との交点位置まで工具を早送りさせ、そ
の位置から切削送りさせ、当該薄切り加工の切削送り終
了後、さらに、次工程が溝切り加工工程かどうかを判断
させ、溝切り加工の場合には、再び、前記した判断をさ
せて当該次工程の切削送り開始位置の直径方向寸法位簿
まで工具を直径方向に早戻しごせた後、当該次工程の軸
方向寸法位置まで工具を融方向に早送りさせ、その位置
から工具を直径方向に切削送りさせ、しかして、次工程
が溝切り加工工程でない場合には、素材外径に干渉防止
代を加えた位置まで工具を半径方向に早戻しさせた後、
加工終了点まで工具を早戻しごせたから「薄切り加工に
おける工具の切削送りの無駄送りを減少させ、加工所要
時間を著しく短縮させ鶴る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は供試素材の説明図、第2図はその制御情報設定
部の説明図、第3図は従来の溝切り加工要領の説明図、
第4図は本発明方法の溝切り加工要領説明図、第5図〜
第7図は本発明の主要部である工具の判別制御手段のフ
ローチャート図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外径削りによる仕上り時の外径寸法が順次段差状に
    大きくなり、かつ、外径削り面に溝切り加工を施した製
    品を加工するための工作機械における工具の動作を外径
    削り、溝切り加工等の幾通りかの種類に固定サイクル化
    し、素材の加工形状に応じて全加工工程を上記固定サイ
    クル中の何種類かのものに分解し、分解した各固定サイ
    クルを夫々1つの加工工程として当該加工形状に対応す
    る全部の固定サイクルを加工工程順に、かつ、夫々の工
    程毎に当該工程での素材の軸方向寸法及び直径方向寸法
    をデジタルスイツチで設定投入し、これを制御情報とし
    て加工工程順に工具を制御駆動させて素材を所定形状に
    加工する方式の工作機械の数値制御において、上記加工
    工程中に複数の溝切り加工工程を含む場合、工程設定順
    位として、外径削り工程を優先順位に設定し、しかも、
    各溝切り加工工程を外径寸法の小さい順に連続して設定
    し、上記溝切り加工の実行に際しては、既に実行された
    加工工程中に外径削り加工工程が有るかどうかを判断さ
    せ、無い場合には、工具を、当該溝切り加工工程の軸方
    向寸法位置と素材外径に干渉防止代を加えた位置との交
    点位置まで早送りさせ、その位置から切削送りさせ、ま
    た、有る場合には、当該溝切り加工工程の軸方向寸法以
    上でこれに最も近い軸方向寸法をもつ外径削り加工工程
    の直径方向寸法に干渉防止代を加えた位置と当該溝切り
    加工工程の軸方向寸法との交点位置まで工具を早送りさ
    せ、その位置から切削送りさせ、当該溝切り加工の切削
    送り終了後、さらに、次工程が溝切り加工工程かどうか
    を判断させ、溝切り加工の場合には、再び、前記した判
    断をさせて当該次工程の切削送り開始位置の直径方向寸
    法位置まで工具を直径方向に早戻しさせた後、当該次工
    程の軸方向寸法位置まで工具を軸方向に早送りさせ、そ
    の位置から工具を直径方向に切削送りさせ、しかして、
    次工程が溝切り加工工程でない場合には、素材外径に干
    渉防止代を加えた位置まで工具を半径方向に早戻しさせ
    た後、加工終了点まで工具を早戻しさせるようになした
    ことを特徴とする数値制御工作機械における溝切り制御
    方法。
JP6992975A 1974-07-11 1975-06-09 数値制御工作機械における溝切り制御方法 Expired JPS603942B2 (ja)

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JP6992975A JPS603942B2 (ja) 1975-06-09 1975-06-09 数値制御工作機械における溝切り制御方法
US05/593,969 US4033206A (en) 1974-07-11 1975-07-08 Numerically controlled machine tool

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6992975A JPS603942B2 (ja) 1975-06-09 1975-06-09 数値制御工作機械における溝切り制御方法

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JPS51145079A JPS51145079A (en) 1976-12-13
JPS603942B2 true JPS603942B2 (ja) 1985-01-31

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5370945A (en) * 1976-12-07 1978-06-23 Inoue Japax Res Electrolytic corrosion working method
JPS619705A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Toyoda Mach Works Ltd 数値制御工作機械
US5204810A (en) * 1989-03-24 1993-04-20 Fanuc Ltd. Nc sentence creation system

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JPS51145079A (en) 1976-12-13

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