JPH061548U - 天窓の固定枠体取付構造 - Google Patents

天窓の固定枠体取付構造

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JPH061548U
JPH061548U JP3935592U JP3935592U JPH061548U JP H061548 U JPH061548 U JP H061548U JP 3935592 U JP3935592 U JP 3935592U JP 3935592 U JP3935592 U JP 3935592U JP H061548 U JPH061548 U JP H061548U
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JP3935592U
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洋一郎 飛島
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定枠体の突き合せコーナ部より結露水が木
枠体に流れないようにする。 【構成】 固定枠体4を構成する上枠10、下枠11、
縦枠12を縦枠13と取付横板14を有する形状とす
る。縦枠12の取付横板14の長手方向両端部を切欠き
し、上枠10、下枠11を縦枠12の縦板13にシーラ
31を介して突き合せ連結して各枠の取付横板14をメ
タルタッチで突き合せる。各突き合せコーナー部におけ
る取付横板14の下面にコーナー水密材33を貼着して
メタルタッチ部分をシールする。前記コーナー水密材3
3を木枠体の上面に押しつけて固定枠体4を木枠体に取
付け固定枠体4の突き合せコーナー一部のメタルタッチ
部分より結露水が木枠体に流れることをコーナー水密材
33で防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天窓の固定枠体を屋根開口部の上縁に取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平1−153031号公報に示すように、屋根の開口部に木枠体を取付け 、この木枠体の上縁部に固定枠体を取付け、この固定枠体に障子を取付けた天窓 が知られている。 かかる天窓であるとアルミ製の障子、固定枠体の表面に結露水が付着し、その 結露水が屋根こう配によって固体枠体の屋根こう配下側の枠(つまり、下枠)に 流れ、その下枠に溜るので、下枠に排水孔を形成して屋根に結露水を排水してい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、天窓の固定枠体は上枠と下枠と一対の縦枠を突き合せ連結して 方形状としてあるから、その突き合せ部には多少なりとも隙間があり、前述の結 露水が突き合せ部の隙間より木枠体に流れて木枠体を早期に腐蝕してしまう。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした天窓の取付構造を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
固定枠体4を構成する上枠10、下枠11、一対の縦枠12,12を縦板13 と取付横板14を有する形状とし、その各枠の取付横板14の下面に水密材を長 手方向に連続してそれぞれ取付けると共に、上枠10、下枠11と縦枠12にお ける一方の枠の取付横板14の長手方向両端部を切欠きして上枠10、下枠11 と縦枠12における他方の枠の長手方向両端面をシーラ31を介して前記一方の 枠の縦板13に突き合せ連結し、前記上枠10、下枠11、一対の縦板12,1 2の突き合せコーナー部における各取付横板14の下面に亘ってコーナー水密材 33を設け、前記固定枠体4の各取付横板14の下面を木枠体3の上面に固着具 で取付けて成る天窓の固定枠体取付構造。
【0006】
【作 用】
固定枠体4の上枠10、下枠11、縦枠12の突き合せ部におけるメタルタッ チ部分をコーナー水密材33でシールして結露水がメタルタッチ部分より木枠体 に流れることを防止できる。
【0007】
【実 施 例】
図1、図2に示すように、屋根1の屋根開口部2には木枠体3が取付けられ、 この木枠体3の上縁部に固定枠体4が取付けてあり、その固定枠体4に障子5を 取付けて天窓としてある。 前記木枠体3は屋根こう配方向上側の上木枠6と下側の下木枠7と一対の縦木 枠8,8で方形状となっている。 前記固定枠体4は屋根こう配方向上側の上枠10と下側の下枠11と一対の縦 枠12,12で方形状となり、その上枠10、下枠11、縦枠12は縦板13と 、その縦板13の内面上下中間に一体的に設けた取付横板14と、この取付横板 14の上面長手方向中間と縦板13上端部に亘って一体的に設けたほぼクランク 形状の上横板15によって中空部16を構成している。なお、上枠10、下枠1 1の縦板13は薄板状となり、縦枠12の縦板13は縦長の中空形状となってい る。
【0008】 前記縦板13の下端部に凹条溝17が形成され、縦板13の上部に上向き凹条 溝18が形成され、上枠10、下枠11の取付横板14の下面には第1・第2・ 第3突片19,20,21が間隔を置いて一体的に設けてあり、縦枠12の取付 横板14の下面には第1・第2突出19,20が間隔を置いて一体的に設けられ 、上横板15の横片15aには上向き凹条溝22が形成され、取付横板14が固 着具23で木枠体3の各木枠上面に固着されていると共に、前記凹条溝17に装 着した下部シール材24が木枠体3の各木枠外面に接し、前記上向き凹条溝18 に装着したシール材25に障子5の各框が接し、前記上向き凹条溝22に結露受 け片26が装着してある。
【0009】 図3に示すように一対の縦枠12,12の取付横板14と上横板15の長手方 向両端部を上枠10、下枠11の上横板15の幅L1 だけ切欠きし、上枠10、 下枠11の取付横板14における上横板15より突出した内端部14aにおける 長手方向両端部を縦枠12の取付横板14の幅L2 だけ切欠きし、上枠10と下 枠11の取付横板14の下面における第1・第2突片19,20間に上下横水密 材27,28を長手方向に連続して装着し、縦枠12の残存した取付横板14a 下面における第1突片19と縦板13との間に縦水密材29を装着する。図3に おいて縦枠12の縦板13の長手方向両端部には、振れ止め片30が中空部に嵌 合して取付けてある。
【0010】 図4に示すように、上枠10と下枠11における縦板13、残存した取付横板 14、上横板15の長手方向両端面を一対の縦枠12,12の縦板13内面にシ ーラ31を介して突き合せてビス32で連結し、各取付横板14、上横板15相 互の突き合せ部Aがメタルタッチとなり、上枠10、下枠11、縦枠12の突き 合せコーナー部における各取付横板14,14の下面と上下横水密材27,28 、縦水密材29に亘って方形板状のコーナー水密材33を図5に示すように接着 して取付ける。なお、コーナー水密材33は接着しなくとも良い。 この時、コーナー水密材33の取付部の第1・第2・第3突片19,20,2 1はそれぞれ切除する。
【0011】 このようであるから、固定枠体4の各突き合せコーナー部においては図6に示 すように木枠体3のコーナー部上面にコーナー水密材33を押しつけ圧縮して取 付けられ、上枠10、下枠11、縦枠12における突き合せ部のメタルタッチ部 分Aの隙間から木枠体3に結露水が流れることを確実に防止できるし、各枠と木 枠体3の各木枠との隙間Sを均等に調整できる。
【0012】
【考案の効果】
固定枠体4の上枠10、下枠11、縦枠12の突き合せ部におけるメタルタッ チ部分をコーナー水密材33でシールして結露水がメタルタッチ部分より木枠体 3に流れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天窓の断面図である。
【図2】天窓の断面図である。
【図3】固定枠体の分解斜視図である。
【図4】固定枠体の組立平面図である。
【図5】コーナー水密材取付部の斜視図である。
【図6】固定枠体の突き合せコーナー部の取付部断面図
である。
【符号の説明】
1…屋根、2…屋根開口部、3…木枠体、4…固定枠
体、5…障子、10…上枠、11…下枠、12…縦枠、
13…縦板、14…取付横板、27…上横水密材、28
…下横水密材、29…縦水密材、31…シーラ、33…
コーナー水密材、A…メタルタッチ部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根1の屋根開口部2に木枠体3を取付
    け、この木枠体3の上縁部に固定枠体4を取付けると共
    に、その固定枠体4に障子5を取付けて天窓とし、前記
    固定枠体4を構成する上枠10、下枠11、一対の縦枠
    12,12を縦板13と取付横板14を有する形状と
    し、その各枠の取付横板14の下面に水密材を長手方向
    に連続してそれぞれ取付けると共に、上枠10、下枠1
    1と縦枠12における一方の枠の取付横板14の長手方
    向両端部を切欠きして上枠10、下枠11と縦枠12に
    おける他方の枠の長手方向両端面をシーラ31を介して
    前記一方の枠の縦板13に突き合せ連結し、 前記上枠10、下枠11、一対の縦板12,12の突き
    合せコーナー部における各取付横板14の下面に亘って
    コーナー水密材33を設け、 前記固定枠体4の各取付横板14の下面を木枠体3の上
    面に固着具で取付けて成る天窓の固定枠体取付構造。
JP3935592U 1992-06-09 1992-06-09 天窓の固定枠体取付構造 Expired - Fee Related JP2545635Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114555A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Sanko Metal Ind Co Ltd 採光外囲体

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