JP3015010U - 屋根パネルの留付構造および組立式吊り子装置 - Google Patents

屋根パネルの留付構造および組立式吊り子装置

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JP3015010U JP1995000897U JP89795U JP3015010U JP 3015010 U JP3015010 U JP 3015010U JP 1995000897 U JP1995000897 U JP 1995000897U JP 89795 U JP89795 U JP 89795U JP 3015010 U JP3015010 U JP 3015010U
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信司 鴨下
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銅金株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根板パネル側部の屋根板の腐食を防止して
屋根パネルの寿命を延長する。 【構成】 キャップ52を介して隣り合う一方の屋根パ
ネル11aの側部に突設した型材状の折曲部12と、他
方の屋根パネル11bの側部に突設され且つV字形断面
の底部18を有していて、その内部に前記折曲部12を
収容した偏平な樋部13と、前記樋部13の直下に配置
した排水溝15と、上、中、下部の吊り子24,25,
26および支持金物27,27からなる組立式の吊り子
装置16とを備え、前記屋根パネルの樋部13と折曲部
12が上、中、下部の吊り子24,25,26によって
一体に挟持されており、前記下部の吊り子26が前記支
持金物27,27に遊動可能に支持されていることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は吊り子装置を介して屋根パネルを屋根下地材に留め付ける際の留付構 造および吊り子装置、特に屋根パネル側部の屋根板の腐食を防止して屋根パネル の寿命を延長し得る屋根パネルの留付構造および前記の構造を実現するのに有用 な組立式吊り子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10に示すごとき縦葺屋根Aに適用される屋根パネル1,1,1……を屋根 下地材に留め付ける従来の留付構造として図11に示すものがある(詳細は実公 平4−9777号を参照)。
【0003】 この留付構造は、隣り合う屋根パネル1,1の屋根板2,2の側端部を折曲し て押出型材のごとき折曲部3a,3bを形成すると共に、長尺の型材でつくった 排水溝4を折曲部直下の野地板5上に固定し、更に、この排水溝4の内部に且つ 排水溝4に沿って適宜の間隔をおいて門型状断面を有する受け部材6を配置し、 この受け部材6の上部に設けた凹所7に前記屋根板の折曲部3a,3bを嵌め込 み、ボルト・ナット8を用いて屋根板2,2と受け部材6を一体に結合したもの で、この留付構造によると、屋根板の曲げ加工を容易に行い得るので、屋根板の 厚さが大きい屋根パネルの留付に好都合である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記の構造には、次に述べるような問題点があった。 (1)屋根板の折曲部3a,3bにボルト孔を穿孔する作業は、作業現場におい て行われ、このボルト孔に対して充分な防錆処理を施すことが困難なため、ボル ト孔の切り口から腐食が進行して屋根板の寿命が短縮される。 (2)樋状物の内部に塵埃が溜まりやすく、雨水によって樋状物の腐食が助長さ れるので、建物が老朽化すると、漏水事故をおこしやすい。
【0005】 本考案は前述の問題点に鑑み、屋根パネル側部の屋根板の腐食を防止して屋根 パネルの寿命を延長できる屋根パネルの留付構造を提供することを第1の課題と し、更に前記の構造を実現するのに有用な組立式の吊り子装置を提供することを 第2の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本考案では次の3通りの手段を構成した。 1.(請求項1) キャップを介して隣り合う一方の屋根パネルの屋根板を折曲 して屋根パネルの側部に突設した型材状の折曲部と、他方の屋根パネルの屋根板 を折曲して屋根パネルの側部に突設され且つV字形断面の底部を有していて、そ の内部に前記折曲部を収容した偏平な樋部と、前記樋部の直下の野地板の部分に 配置した排水溝と、相互に一体に結合した上、中、下部の吊り子および支持金物 からなる組立式の吊り子装置とを備え、前記屋根パネルの樋部と折曲部が上、中 、下部の吊り子によって一体に挟持されており、前記下部の吊り子が前記支持金 物に遊動可能に支持されていることを特徴とする屋根パネルの留付構造。 2.(請求項2) 屋根パネルの樋部が底部の左右の隅部から上方に立ち上がる 側壁を有していて、屋根パネルの樋部が、その外側を取り囲む下部吊り子によっ て下方から支持されており、屋根パネルの折曲部が、その外側を取り囲む中部吊 り子によって下方から支持されると共に、中部吊り子自体が前記樋部の右方の隅 部の内側に当接して下部吊り子によって下方から支持されており、樋部の左方の 隅部と折曲部の隅部が上部吊り子によって上方から斜め下方に押圧されている請 求項1に記載の屋根パネルの留付構造。 3.(請求項3) 細長い板材を折曲してその中間部分に偏平な凹部を形成する と共に、前記凹部の両端に接続する板部材の両端部を下方に折曲して左右一対か らなる抜止め部を形成した下部吊り子と、細長い板材を折曲してその中間部分に コの字状断面の受け部を形成すると共に、前記受け部の両端に接続する板部材の 一方を下部吊り子の一方の板部材に固定した中部吊り子と、長方形をした基板の 両側端に斜め下方に延びる左右の係止部材を一体に形成し前記基板を中部吊り子 の固定側と反対側の板部材に固定した上部吊り子と、前記下部吊り子の左右の板 部材の前記抜止め部より内方の部分を遊動自在に支持する左右一対からなる支持 金物とを備え、前記中部吊り子の受け部は下部吊り子の凹部の一隅に収容されて いて、中部吊り子と下部吊り子の固定部に近い側の外角が、前記凹部の前記固定 部に近い側の隅部に、屋根板の板厚にほぼ等し隙間を隔てて近接しており、前記 上部吊り子の左右の係止部材の一方の先端が、下部吊り子の凹部の前記固定部か ら遠い側の隅部に、また他方の先端が中部吊り子の受け部の前記固定部に近い側 の隅部に、屋根板の板厚にほぼ等しい隙間を隔てて近接していることを特徴とす る組立式吊り子装置。 4.(請求項4) 側方に張り出すように湾曲させた左右一対からなる板状の係 合部材が、上部吊り子の基板に立設されている請求項3に記載の組立式吊り子装 置。
【0007】
【作用】
(1)屋根パネルの側部に設けた樋部と折曲部を吊り子装置に狭持させて屋根パ ネルを吊り子装置に結合しており、従来のようにボルト孔を設けないので腐食の 発生を防止することができる。 (2)樋部の底の断面をV字形に形成したので、樋部の内部に雨水が停滞するこ とがなく、塵埃も溜まらないので、腐食の発生を防止できる。
【0008】 (3)万一、樋部が腐食して漏水しても、この漏水は樋部の直下に配置した排水 溝によって受け止められるので、漏水事故をおこすおそれがない。 (4)下部吊り子が支持金物に遊動自在に支持されているので、屋根パネルの伸 縮動作が自由に行われ、留付構造に悪影響を及ぼすことがない。
【0009】 請求項2によると、屋根パネルの樋部と折曲部は、その外側が下部吊り子およ び中部吊り子に取り囲まれて下方および側方から支持されており、更に上部吊り 子によって上方から押圧されているので、留付構造が強固である。
【0010】 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。図1ないし図9は本考案 の一実施例を示すもので、この実施例の主要部は、図1に示すように、右側の屋 根パネル11aの左側部に突設した型材状の折曲部12と、左側の屋根パネル1 1bの右側部に突設した樋部13と、この樋部13の直下に当る野地板14上の 部分に配置した排水溝15と、後述する組立式の吊り子装置16(図2参照)等 によって構成されている。
【0011】 折曲部12は図9に明示するように、屋根パネル11aの側部から下方に延び る屋根板17の先端側の部分を側方に折曲してつくられていて、あたかも型材を 取り付けたように形成されている。
【0012】 樋部13は屋根パネル11bの側部から下方に延びる屋根板17の先端側の部 分を横および竪方向に複数回、折曲してつくられていて、その断面は、V字形の 底部18と、この底部18の左右の隅部19,20から上方に立ち上がる左右の 側壁22,23によって形成されており、前記折曲部12は、この樋部13の右 側の隅部20に接近した状態、すなわち屋根板17の板厚プラス後述する中部吊 り子25の板厚にほぼ等しい隙間を隔てて樋部13の中に収容されるように各部 の寸法が設定されている。
【0013】 組立式の吊り子装置16は図1および図2に示すように、前記の樋部13およ び折曲部12を一体に挟持する上部、中部、下部の吊り子24,25,26と、 下部の吊り子26を横方向に遊動自在に支持する左右一対からなる支持金物27 ,27等によって構成されている。
【0014】 各支持金物27,27は平板状のフランジ部28と、このフランジ部28の側 端から上方に立ち上がり、更に上端側の部分を水平方向に折曲してつくった立上 り部29と、この立上り部29の側端から下方に延びる支持板30等によって構 成されており、各立上り部29,29は排水溝15の両側に当接して排水溝15 の横方向の移動を拘束している。
【0015】 下部吊り子26は、前記樋部13の外側を取り囲むように細長い板材の中間部 分を折曲してつくった凹部32と、この凹部32の両端に接続する左右の板部材 33,34と、各板部材33,34の両端側の部分を下方に折曲してつくった左 右の抜止め部35,35等によって構成されており、前記左右の板部材33,3 4は支持金物の支持板30,30に設けた偏平な穴36(図4参照)を遊動自在 に貫通している。
【0016】 中部吊り子25は前記折曲部12の外側を取り囲むように細長い板材の中間部 分を折曲してつくったコの字状断面の受け部37と、この受け部37の両端に接 続する左右の板部材38,39等によって構成されており、右側の板部材39は 前記受け部37の右側の外角41が下部吊り子の凹部32の右側の隅部31に近 接するように、すなわち屋根板17の厚さにほぼ等しい隙間を隔てて、凹部32 の中に収容された状態でボルト40によって下部吊り子の板部材34に固定され ている。
【0017】 上部吊り子24は図5ないし図7に示すように、長方形をした基板42と、こ の基板42の両側端の中央部分から斜め下方に延びる左右の係止部材43,44 と、基板42の両側端の前後側の部分から上方に立上る4個の係合部材45,4 5,45,45等によって構成されており、前記基板42は、その中心部を貫通 するボルト46によって中部吊り子の左側の板部材38に固定されている。
【0018】 更に、上部吊り子24について詳述すると、左右の係止部材43,44は、各 屋根パネルの樋部13および折曲部12を吊り子装置に組み込んでボルト46を 締め付けた際、僅かに弾性変形して左側の係止部材43の先端47(図2参照) が樋部13の左側の隅部19(図9参照)を、また右側の係止部材44の先端4 8(図2参照)が折曲部12の隅部49(図9参照)を押圧するように、その形 状および寸法が設定されている。
【0019】 各係合部材45,45,45,45は図5に示すように、その断面がくの字状 に湾曲しており、側方に張り出した凸部50,50がキャップ52の留付部53 ,53(図9参照)にスナップ係合するようになっている。
【0020】 なお、図1における符号54はバックアップ材、55は防水シート、56は留 付ボルト、57は雌ねじを刻んだ突起物である。
【0021】 次に、この留付構造を組み立てる際の手順および各部の作用について説明する 。 手順1.図8に示すように、配置されるべき屋根パネル11a,11bの側端部 に沿って野地板14上に排水溝15を配置し、この排水溝15に沿って適宜の間 隔をおいて支持金物27,27および下部吊り子26を野地板14上に配置し、 留付ボルト56,56を用いて支持金物27,27を屋根の支持部材59(図8 参照)に留め付け、支持金物27,27を野地板14上に固定する(図9参照) 。
【0022】 この状態では、排水溝15は支持金物の立上り部材29,29によって横方向 の動きが拘束されており、また下部吊り子26は支持金物の支持板30,30に 懸架されていて、左右方向および野地板14に平行な方向に若干移動できるよう になっている。
【0023】 手順2.左側の屋根パネル11bを野地板14上におき、屋根パネルの樋部13 を下部吊り子の凹部32に嵌入する(図9矢印a参照)。 この操作によって屋根パネルの樋部13は横方向および下方向の動きが拘束さ れる。
【0024】 手順3.中部吊り子のボルト40を下部吊り子の突起物57にねじ込み(矢印b )、中部吊り子25を下部吊り子26に固定する。 この状態では、中部吊り子25は、その受け部37の右側の外角41が樋部1 3の右側の隅部20に当接して樋部13を挟持すると共に、受け部37は下方お よび右方への動きが拘束されている。
【0025】 手順4.右側の屋根パネル11aを野地板14上に置き、折曲部12を中部吊り 子の受け部37の中に嵌入する(矢印c)。 この操作によって、屋根パネルの折曲部12は左右方向および下方向の動きが 拘束される。
【0026】 手順5.上部吊り子のボルト46を中部吊り子25の突起物57の中にねじ込み (矢印d)、上部吊り子24を中部吊り子25に固定する。 この操作によって上部吊り子の左側の係止部材43は、その先端47が樋部の 左側の隅部19を、また、右側の係止部材44の先端48が折曲部の隅部49を 斜め下方に押圧して樋部13および折曲部12の上方向および左右方向の動きを 拘束する。
【0027】 キャップ52を上部吊り子24の上方から下方に押し込み(矢印e)、留付部 53,53を凸部50,50にスナップ係合させる。 かくして、各屋根パネルの樋部13と折曲部12は上部、中部、下部の各吊り 子24,25,26によって一体に挟持され、また支持金物27,27を介して 野地板14上に伸縮自在に留め付けられる。
【0028】 なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、屋根パ ネルおよび吊り子装置を左右勝手反対に構成してもよいこと等、その他本考案の 要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案は次の優れた効果を発揮する。 (1)屋根パネルの側部に設けた樋部と折曲部を吊り子装置に挟持させて屋根パ ネルを吊り子装置に結合しており、従来のようにボルト孔を設けないので腐食の 発生を防止することができる。 (2)樋部の断面をV字形に形成したので、樋部の内部は雨水が停滞することが なく、塵埃も溜まらないので、腐食の発生を防止できる。
【0030】 (3)万一、樋部が腐食して漏水しても、この漏水は樋部の直下に配置した排水 溝によって受け止められるので、漏水事故をおこすおそれがない。 (4)下部吊り子が支持金物に遊動自在に支持されているので、屋根パネルの伸 縮動作が自由に行われ、留付構造に悪影響を及ぼすことがない。
【0031】 請求項2によると、屋根パネルの樋部と折曲部は、その外側が下部吊り子およ び中部吊り子によって取り囲まれて下方および側方から支持されており、更に上 部吊り子によって上方から押圧されているので、留付構造が強固である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の切断正面図である。
【図2】図1に示す吊り子装置の切断正面図である。
【図3】図2におけるIII-III 方向からの縮小矢視図で
ある。
【図4】図2におけるIV−IV方向からの矢視図であ
る。
【図5】図1に示す上部吊り子の拡大図である。
【図6】図5におけるVI−VI方向からの矢視図であ
る。
【図7】図5におけるVII −VII 方向からの矢視図であ
る。
【図8】屋根パネルと吊り子装置の配置を示す平面図で
ある。
【図9】図1に示す留付構造の組立要領を説明する分解
図である。
【図10】縦葺屋根の概念を説明する斜視図である。
【図11】従来の屋根パネルの留付構造の切断正面図で
ある。
【符号の説明】
11a,11b 屋根パネル 12 折曲部 13 樋部 14 野地板 15 排水溝 16 吊り子装置 17 屋根板 18 底部 19,20,49 隅部 22,23 側壁 24 上部吊り子 25 中部吊り子 26 下部吊り子 27 支持金物 32 凹部 33,34,38,39 板部材 35 抜止め部 37 受け部 40,46 ボルト 42 基板 43,44 係止部材 45 係合部材 47,48 係止部材の先端 52 キャップ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップを介して隣り合う一方の屋根パ
    ネルの屋根板を折曲して屋根パネルの側部に突設した型
    材状の折曲部と、他方の屋根パネルの屋根板を折曲して
    屋根パネルの側部に突設され且つV字形断面の底部を有
    していて、その内部に前記折曲部を収容した偏平な樋部
    と、前記樋部の直下の野地板の部分に配置した排水溝
    と、相互に一体に結合した上、中、下部の吊り子および
    支持金物からなる組立式の吊り子装置とを備え、 前記屋根パネルの樋部と折曲部が上、中、下部の吊り子
    によって一体に挟持されており、 前記下部の吊り子が前記支持金物に遊動可能に支持され
    ていることを特徴とする屋根パネルの留付構造。
  2. 【請求項2】 屋根パネルの樋部が底部の左右の隅部か
    ら上方に立ち上がる側壁を有していて、その外側を取り
    囲む下部吊り子によって下方から支持されており、 屋根パネルの折曲部が、その外側を取り囲む中部吊り子
    によって下方から支持されると共に、中部吊り子自体が
    前記樋部の右方の隅部の内側に当接して下部吊り子によ
    って下方から支持されており、 樋部の左方の隅部と折曲部の隅部が上部吊り子によって
    上方から斜め下方に押圧されている請求項1に記載の屋
    根パネルの留付構造。
  3. 【請求項3】 細長い板材を折曲してその中間部分に偏
    平な凹部を形成すると共に、前記凹部の両端に接続する
    板部材の両端部を下方に折曲して左右一対からなる抜止
    め部を形成した下部吊り子と、細長い板材を折曲してそ
    の中間部分にコの字状断面の受け部を形成すると共に、
    前記受け部の両端に接続する板部材の一方を下部吊り子
    の一方の板部材に固定した中部吊り子と、長方形をした
    基板の両側端に斜め下方に延びる左右の係止部材を一体
    に形成し前記基板を中部吊り子の固定側と反対側の板部
    材に固定した上部吊り子と、前記下部吊り子の左右の板
    部材の前記抜止め部より内方の部分を遊動自在に支持す
    る左右一対からなる支持金物とを備え、 前記中部吊り子の受け部は下部吊り子の凹部の一隅に収
    容されていて、中部吊り子と下部吊り子の固定部に近い
    側の外角が、前記凹部の前記固定部に近い側の隅部に、
    屋根板の板厚にほぼ等しい隙間を隔てて近接しており、 前記上部吊り子の左右の係止部材の一方の先端が、下部
    吊り子の凹部の前記固定部から遠い側の隅部に、また他
    方の先端が中部吊り子の受け部の前記固定部に近い側の
    隅部に、屋根板の板厚にほぼ等しい隙間を隔てて近接し
    ていることを特徴とする組立式の吊り子装置。
  4. 【請求項4】 側方に張り出すように湾曲させた左右一
    対からなる板状の係合部材が、上部吊り子の基板に立設
    されている請求項3に記載の組立式吊り子装置。
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