JPH0615447U - 用土充填装置 - Google Patents

用土充填装置

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JPH0615447U
JPH0615447U JP5536592U JP5536592U JPH0615447U JP H0615447 U JPH0615447 U JP H0615447U JP 5536592 U JP5536592 U JP 5536592U JP 5536592 U JP5536592 U JP 5536592U JP H0615447 U JPH0615447 U JP H0615447U
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JP
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soil
tray
filling
pot
amount
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JP5536592U
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Inventor
忠之 新古
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイAの各ポット部aへの用土充填時に、
充填用土の密度にバラツキを生じさせることなく、用土
充填量を均一となし、各ポット部aの充填用土に播種さ
れる種子の発育状態を均一化する。 【構成】 多数のポット部aをもつトレイAを搬送する
搬送部1と、トレイAの各ポット部aに用土を供給する
用土繰出用ベルト22及びベルト22への繰出量を調節
する開度調節可能なシャッター24を備えた用土充填ホ
ッパー20とを設けると共に、トレイAの用土充填位置
への進入を検出するトレイ検出センサ6を設け、該セン
サ6からの検出信号でシャッター24の開度を、トレイ
Aの前部への供給量が通常供給量よりも多くなるように
制御する制御手段7を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は用土充填装置、詳しくは、野菜等の種子を育成する多数のポット部を 備えたトレイの各ポット部に用土を供給する用土充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種用土充填装置は、例えば、図6に示したように、多数のポット部 aを備えたトレイAを搬送する搬送部60と、この搬送部60による搬送経路上 に配設され、前記トレイAの各ポット部aへの供給用土を収容する用土充填ホッ パー61を備え、該充填ホッパー61の開口下部側に用土繰出用ベルト62を配 設し、この繰出用ベルト62の用土繰出方向前方近くに用土繰出用回転ブラシ6 3を回転可能に支持すると共に、前記充填ホッパー61の下部側で前記ベルト6 2上に、前記充填ホッパー61からベルト62への用土繰出量を調節可能とした シャッター64を設ける一方、前記回転ブラシ63の下部側で前記搬送部60の トレイ搬送方向前方側に、掻取板65と押えローラ66と均平回転ブラシ67及 び均平ブラシ68をそれぞれ設けている。そして、前記用土充填ホッパー61内 の用土を前記トレイAの各ポットa内に充填するときには、前記搬送部60で前 記各トレイAを先行するものと後続するものとの間に所定間隔をあけて順次連続 状に搬送させ、また、前記繰出用ベルト62と回転ブラシ63とを回転させなが ら、該回転ブラシ63の回転駆動により前記繰出用ベルト62で繰出される用土 を拡散させて、前記トレイA内の各ポット部aに所定量づつ盛り上げ状に連続的 に落下供給し、この後、該各ポット部aに盛り上げ状に供給された用土を前記掻 取板65で前記各ポット部a内に押し込みながら余分な用土を掻取り、この掻取 用土を後方ポット部a側に送り込みながら、これら各ポット部aに充填された用 土を前記押えローラ66で各ポット部aの上面まで鎮圧し、かつ、前記均平回転 ブラシ67と均平ブラシ68とで均平化するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、前記した用土充填装置によれば、前記充填ホッパー61内の用土を 前記トレイAの各ポット部aに充填させるとき、前記繰出用ベルト62と回転ブ ラシ63とをそれぞれ回転駆動させながら、前記搬送部60で連続搬送される前 記トレイAの各ポット部aに盛り上げ状に所定量づつ連続的に落下供給し、この ポット部aの搬送方向前部側に落下供給された用土を、前記掻取板65で前記各 ポット部a内に押し込みながら余分な用土を掻取って後方ポット部a側へと送り 込み、この送り込まれた用土と前記回転ブラシ63から供給される用土とを前記 掻取板65で押し込み、かつ、前記押えローラ66で鎮圧して、前記各ポット部 aへの用土充填を行うようにしているため、搬送方向前後に位置される各ポット 部aに対する充填用土の密度が異なって充填量にバラッキが生じ易いのである。 つまり、前記各ポット部aの搬送方向前部側では前記回転ブラシ63の回転駆動 で落下供給され、前記掻取板65で押し込まれた用土が充填されるだけであるの に対し、前記各ポット部aの後部側には前記掻取板65で掻取られて後方側に送 り込まれた用土と、前記回転ブラシ63の回転駆動で落下された用土とが供給さ れ、これら用土が前記掻取板65で押し込まれ、かつ、前記押えローラ66で鎮 圧されて用土充填が行われることから、前記各ポット部aの搬送方向前部側では 用土の充填密度が小となり、また、搬送方向後部側では充填密度が大となって、 前記各ポット部aの搬送方向前後部における用土充填量にバラッキが生じるので ある。また、前記トレイAへの用土充填作業時には、前記搬送部60で前記各ト レイAを先行するものと後続するものとの間に所定間隔をあけて順次連続状に搬 送させるようにしているため、前記各トレイAにおいて前述した場合と同様に、 前記各ポット部aの搬送方向前後部における用土充填量にバラッキが生じるので あり、従って、以上のような用土充填作業後に、前記各ポット部aに種子を播種 したとき、該各ポット部aの前後部に播種される種子の発育状態が不均一となっ たりして、均一な育苗管理が行い難いなどの問題が発生したのである。
【0004】 本考案の目的は、トレイの各ポット部への用土充填作業時に、充填用土の密度 にバラツキが生じたりすることなく、その用土充填量を均一となして、前記各ポ ット部の充填用土に播種される種子の発育状態を均一化でき、均一な育苗管理を 行うことができる用土充填装置を提供することを点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本考案にかかる用土充填装置は、多数のポット部 aを備えたトレイAを搬送する搬送部1と、この搬送部1による搬送経路上に配 設され、前記トレイAの各ポット部aに用土を供給する用土繰出用ベルト22と 該ベルト22への繰出量を調節するシャッター24を開度調節可能に設けた用土 充填ホッパー20とを備えると共に、前記トレイAの充填位置への進入を検出す るトレイ検出センサ6を設け、該センサ6からの検出信号により、前記シャッタ ー24の開度を、前記トレイAの前部への供給量が通常供給量よりも多くなるよ うに制御する制御手段7を設けたのである。
【0006】
【作用】
以上の用土充填装置では、前記トレイAが前記充填ホッパー20の用土充填位 置に進入されたとき、このトレイAの進入が前記検出センサ6で検出され、該セ ンサ6からの検出信号に基づく前記制御手段7からの出力により、前記シャッタ ー24の開度が大に調節されて、前記充填ホッパー20から前記用土繰出用ベル ト22に繰出される用土繰出量が通常量よりも大とされ、このベルト22を介し て前記トレイAの前部側ポット部aに多量の用土が落下供給されるのであり、こ の後前記制御手段7からの出力で前記シャッター24の開度が通常大きさに調節 されて、前記充填ホッパー20から前記用土繰出用ベルト22に繰出される用土 繰出量が通常量とされ、該ベルト22を介して前記トレイAの前部側ポット部a を除く全体に通常量の用土が落下供給され、前記ベルト22のトレイ搬送方向前 部側に配設される掻取板で押し込まれながら、前記トレイAの各ポット部aに対 する用土充填が行われる。即ち、前記用土充填装置による前記トレイAへの用土 充填時には、このトレイAの前部側ポット部aにおいて前記掻取板で余分な用土 が掻取られて、この掻取用土が前記トレイAの後部側ポット部aへと送り込まれ るにも拘らず、前記制御手段7による前記シャッター24の開度制御により、前 記トレイAの前部側ポット部aには通常用土量よりも多い用土が、また、該トレ イAの後部側ポット部aには前部側への供給量より少ない通常用土量が供給され るのであり、従って、前記トレイAの前後ポット部aにおける前記掻取板で用土 を押し込むときの用土押し込み量がほぼ均一となり、前記トレイAの前後ポット 部aにおける用土の充填密度がほぼ均一化されて用土充填量がそれぞれ均一とな り、この結果、前記各ポット部aの充填用土に播種される種子の発育状態を均一 化できて、均一な育苗管理を行うことができるのである。
【0007】
【実施例】
図5は、例えば野菜などを育苗するための長方形状とされた多数のポット部a をもつトレイAに、用土の充填作業から播種作業及び覆土作業などを一貫して行 うようにした播種装置の全体構造を示しており、前記トレイAを順次搬送する搬 送コンベアから成る搬送部1を備え、この搬送部1上に、前記トレイAの各ポッ ト部aに用土を充填する用土充填装置2と、充填された各用土を一定の押圧力で 押圧して鎮圧する鎮圧装置3と、鎮圧された各用土上に種子を播種する播種装置 4と、種子が播種された用土上に覆土する覆土装置5とを設けている。
【0008】 そして、前記搬送部1で搬送される前記トレイAの各ポット部aに、先ず、前 記用土充填装置2で用土を供給充填し、この充填用土を前記鎮圧装置3により一 定圧力で鎮圧し、次に、充填用土上に前記播種装置4で種子を播種して、種子が 播種された用土に前記覆土装置5で覆土するのである。
【0009】 しかして、以上の播種装置に用いる前記用土充填装置2を、次のように構成す るのであり、即ち、この用土充填装置2は、図1で示したように、前記トレイA を搬送する搬送部1と、該搬送部1による搬送経路上に配設され、前記トレイA の各ポット部aへの充填用土を収容する用土充填ホッパー20とを備え、この充 填ホッパー20における内方下部側に攪拌羽根21を支持し、かつ、前記充填ホ ッパー20の開口下部側に用土繰出用ベルト22を配設すると共に、この繰出用 ベルト22の用土繰出方向前方近くに用土繰出用回転ブラシ23を回転可能に支 持して、前記充填ホッパー20の下部側で前記ベルト22上に、前記充填ホッパ ー20からベルト22への用土繰出量を調節する開度調節可能とされたシャッタ ー24を設ける一方、前記回転ブラシ23の下部側で前記搬送部1のトレイ搬送 方向前方側に、掻取板25と押えローラ26と均平回転ブラシ27及び均平ブラ シ28をそれぞれ設けて構成している。尚、前記搬送部1は、搬送枠11と、該 搬送枠11に回転可能に支持された複数の送りローラ12とから成り、また、前 記トレイAは受台B上に搭載して、前記搬送部1の各ローラ12で順次搬送する ようにしている。
【0010】 そして、前記シャッター24の背後に、該シャッター24を進退動作させて開 度調節を行うエアシリンダ29を取付けると共に、前記充填ホッパー20の内方 下部側で前記トレイAの各ポット部aへの用土充填位置に、つまり、前記ベルト 22と回転ブラシ23とのほぼ中間真下位置に、前記トレイAの前記用土充填位 置への進入を検出するトレイ検出センサ6を設けて、このセンサ6からの検出信 号に基づき前記エアシリンダ29を介して前記シャッター24の開度を、前記ト レイAの前部側ポット部aへの用土供給量が通常供給量よりも多くなるように制 御する制御手段7を設けたのである。
【0011】 具体的には、前記制御手段7としてタイマーを内蔵したCPUなどを用い、こ の制御手段7の入力側に前記トレイ検出センサ6を接続すると共に、前記制御手 段7の出力側に、前記用土繰出用ベルト22と回転ブラシ23及び前記エアシリ ンダ29の駆動源をそれぞれ接続する。また、前記制御手段7による前記各者の 制御は、図2で示したタイミングチャートに基づいて行うのであり、即ち、前記 用土充填装置2による前記トレイAへの用土充填時には、前記用土繰出用ベルト 22と回転ブラシ23を非駆動状態に保持しておき、前記搬送部1で搬送される トレイAの前部側が前記充填ホッパー20内の用土充填位置に進入され、このト レイAの進入を前記検出センサ6が検出して、該センサ6がオン動作されたとき に、前記制御手段7から出力して前記ベルト22と回転ブラシ23とを共に回転 駆動させ、また、前記センサ6がオン動作されてから前記制御手段7に内蔵した タイマーが一定時間T1をカウントするまで、前記エアシリンダ29を後退動作 させて前記シャッター24を開度大に調節し、前記充填ホッパー20から前記ベ ルト22への用土繰出量を大として、前記ベルト22と回転ブラシ23との回転 駆動で前記トレイAの前部側ポット部aに通常供給量よりも多い用土を落下供給 するようになすのである。そして、前記制御手段7のタイマーが一定時間T1を カウントした後に、該制御手段7からの出力により前記エアシリンダ29を進出 動作させてシャッター24を開度小に調節し、前記充填ホッパー20から前記ベ ルト22への用土繰出量を小として、前記ベルト22と回転ブラシ23との回転 駆動で前記トレイAの前部側ポット部aを除くトレイAの全体に通常量の用土を 落下供給させ、この後該トレイAの後部側が前記センサ6を通過し、該センサ6 がオフ動作されてから前記タイマーが一定時間T2をカウントしたとき、前記ベ ルト22と回転ブラシ23との回転駆動を停止させるのである。
【0012】 次に、以上の構成による作用を、図3及び図4に基づいて説明する。先ず、前 記トレイAの前部側ポット部aが、前記ベルト22と回転ブラシ23とのほぼ中 間真下位置の前記トレイAへの用土充填位置へと進入されたとき、このトレイA の進入が前記検出センサ6で検出され、該センサ6からの検出信号に基づく前記 制御手段7からの出力により、図3で示したように、前記用土繰出用ベルト22 と回転ブラシ23とが回転駆動され、これと同時に前記制御手段7からの出力で 前記エアシリンダ29が一定時間にわたり後退動作されて前記シャッター24の 開度が大に調節され、前記充填ホッパー20から前記ベルト22への用土繰出量 が大とされて、前記ベルト22と回転ブラシ23との回転駆動で前記トレイAの 前部側ポット部aに通常供給量よりも多い用土が落下供給される。
【0013】 また、図4で示したように、前記センサ6による前記トレイAの検出後に一定 時間を経過したとき、つまり、このトレイAの前部側ポット部aが前記用土繰出 充填位置から前方側に搬送されたとき、前記制御手段77からの出力により前記 エアシリンダ29が進出動作されてシャッター24が開度小に調節され、前記充 填ホッパー20から前記ベルト22への用土繰出量が小とされて、前記ベルト2 2と回転ブラシ23との回転駆動で前記トレイAの前部側ポット部aを除くトレ イAの全体に通常量の用土が落下供給され、この後該トレイAの後部側が前記セ ンサ6を通過し、該センサ6がオフ動作されてから一定時間を経過した後に、前 記ベルト22と回転ブラシ23とが停止されるのである。
【0014】 そして、前記トレイAに供給された用土が前記回転ブラシ23のトレイ搬送方 向前部側に配設された前記掻取板25で押し込まれ、かつ、該掻取板25で余分 な用土が掻取られて前記トレイAの後部側へと送り込まれながら、このトレイA の各ポット部aに対する用土充填が行われるのであるが、前記用土充填装置2に よる前記トレイAへの用土充填時には、前記制御手段7で前記シャッター24の 開度が大小調節され、つまり、該シャッター24による前記充填ホッパー20か ら前記用土繰出用ベルト22への用土繰出量が大小調節されて、前記トレイAの 前部側ポット部aには通常用土量よりも多い用土が、また、該トレイAの後部側 ポット部aには前部側への供給量より少ない通常用土量が供給されるのであり、 従って、前記トレイAの前後ポット部aにおける前記掻取板25で用土を押し込 むときの用土押し込み量がほぼ均一となり、前記トレイAの前後ポット部aにお ける用土の充填密度がほぼ均一化されて用土充填量がそれぞれ均一となるのであ り、従って、前記各ポット部aの充填用土に播種された種子の発育状態を均一化 でき、均一な育苗管理を行うことができるのである。尚、前記掻取板25で前記 各ポット部aに充填された用土は、前記押えローラ26で各ポット部aの上面ま で鎮圧され、かつ、前記均平回転ブラシ27と均平ブラシ28とで均平化される のである。
【0015】 以上の実施例では、前記トレイAの用土充填位置への進入を検出する1つの検 出センサ6を用い、該センサ6が前記トレイAの進入を検出してオン動作されて から前記制御手段7に内蔵したタイマーが一定時間をカウントするまで、前記エ アシリンダ29を後退動作させて前記シャッター24を開度大に調節し、また、 前記制御手段7のタイマーが一定時間をカウントした後に、前記エアシリンダ2 9を進出動作させて前記シャッター24を開度小に調節し、つまり、前記センサ 6と前記制御手段7に内蔵したタイマーとで前記エアシリンダ29を進退制御し て前記シャッター24の開度調節を行うことにより、前記トレイAの前部側ポッ ト部aに多量の用土を、後部側ポット部aに通常量の用土をそれぞれ落下供給さ せるようにしたが、本考案では、例えば2つのリミットスイッチを用い、これら 各リミットスイッチをトレイ搬送経路の前後位置に配設し、この前部側リミット スイッチで前記トレイAの前部側ポット部aが前記用土充填位置に到達したこと を検出し、この検出に基づく前記制御手段7からの出力で前記エアシリンダ29 を後退動作させて前記シャッター24を開度大に調節し、また、前記後部側リミ ットスイッチで前記トレイAの前部側ポット部aが前記用土充填位置から所定の 外方位置に搬送されたことを検出し、この検出に基づく前記制御手段7からの出 力で前記エアシリンダ29を進出動作させて前記シャッター24を開度小に調節 し、つまり、前記各リミットスイッチの検出結果に基づく前記制御手段7からの 出力で前記エアシリンダ29を介してシャッター24の開度を調節制御すること により、前記トレイAの前部側ポット部aに多量の用土を、後部側ポット部aに 通常量の用土をそれぞれ落下供給させるようにしてもよいのである。
【0016】 また、以上の実施例においては、前記用土繰出用ベルト22の繰出方向外方近 くに前記回転ブラシ23を配設し、該回転ブラシ23の回転駆動で前記ベルト2 2上に繰出された前記充填ホッパー20内の用土を下方側に落下させて前記トレ イAの各ポット部aに供給するようにしたが、前記回転ブラシ23は必ずしも用 いる必要はなく、前記ベルト22だけで前記充填ホッパー20内の用土を前記ト レイAの各ポット部aに落下供給させるようにしてもよく、この場合は、前記制 御手段7による前記回転ブラシ23の回転駆動制御は行う必要がないことは勿論 である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の用土充填装置では、多数のポット部aを備えた トレイAを搬送する搬送部1と、この搬送部1による搬送経路上に配設され、前 記トレイAの各ポット部aに用土を供給する用土繰出用ベルト22と該ベルト2 2への繰出量を調節するシャッター24を開度調節可能に設けた用土充填ホッパ ー20とを備えると共に、前記トレイAの充填位置への進入を検出するトレイ検 出センサ6を設け、該センサ6からの検出信号により、前記シャッター24の開 度を前記トレイAの前部への供給量が通常供給量よりも多くなるように制御する 制御手段7を設けたから、前記トレイAへの用土充填時に、前記制御手段7で前 記シャッター24の開度を調節制御することにより、前記トレイAの前部側ポッ ト部aには通常用土量よりも多い用土を、また、該トレイAの後部側ポット部a には前部側への供給量より少ない通常用土量を供給して、前記用土繰出用ベルト 22のトレイ搬送方向前部側に配設される掻取板で押し込みながら、前記トレイ Aの各ポット部aに対する用土充填を行うとき、このトレイAの前後ポット部a における前記掻取板で用土を押し込むときの用土押し込み量をほぼ均一となし、 前記トレイAの前後ポット部aにおける用土の充填密度をほぼ均一化して用土充 填量をそれぞれ均一とできるのであり、従って、前記各ポット部aの充填用土に 播種される種子の発育状態を均一化できて、均一な育苗管理を行うことができる のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる用土充填装置の一部切欠側面図
である。
【図2】同用土充填装置を制御するときのタイミングチ
ャート図である。
【図3】同用土充填装置の作用状態を示す側断面図であ
る。
【図4】同じく作用状態を示す示す側断面図である。
【図5】播種装置の全体構造す示す側面図である。
【図6】従来の用土充填装置を示す一部切欠側面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送部 20 用土充填ポッパー 22 用土繰出用ベルト 24 シャッター 6 トレイ検出センサ 7 制御手段 A 育苗トレイ a ポット部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のポット部aを備えたトレイAを搬
    送する搬送部1と、この搬送部1による搬送経路上に配
    設され、前記トレイAの各ポット部aに用土を供給する
    用土繰出用ベルト22と該ベルト22への繰出量を調節
    するシャッター24を開度調節可能に設けた用土充填ホ
    ッパー20とを備えると共に、前記トレイAの充填位置
    への進入を検出するトレイ検出センサ6を設け、該セン
    サ6からの検出信号により、前記シャッター24の開度
    を、前記トレイAの前部への供給量が通常供給量よりも
    多くなるように制御する制御手段7を設けたことを特徴
    とする用土充填装置。
JP5536592U 1992-08-06 1992-08-06 用土充填装置 Pending JPH0615447U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3391736A1 (de) * 2017-04-18 2018-10-24 KERN & DRIVE GmbH Linearkompakte vorrichtung mit querlaufendem substratelevator, zum befüllen und bearbeiten von töpfen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3391736A1 (de) * 2017-04-18 2018-10-24 KERN & DRIVE GmbH Linearkompakte vorrichtung mit querlaufendem substratelevator, zum befüllen und bearbeiten von töpfen

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