JPH06154053A - 同時引き出し防止機構 - Google Patents

同時引き出し防止機構

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Publication number
JPH06154053A
JPH06154053A JP4309855A JP30985592A JPH06154053A JP H06154053 A JPH06154053 A JP H06154053A JP 4309855 A JP4309855 A JP 4309855A JP 30985592 A JP30985592 A JP 30985592A JP H06154053 A JPH06154053 A JP H06154053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
switching
switching plate
simultaneous
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4309855A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Yamazaki
雄一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP4309855A priority Critical patent/JPH06154053A/ja
Publication of JPH06154053A publication Critical patent/JPH06154053A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人の手で直接ストッパを動かすことなく、自
動的にストッパを切り替え、引き出し可能部分の同時引
き出しを防止する。 【構成】 本体1に設けられた軸3にストッパ2が回転
可能に設けられ、ストッパ2の両つめ2a,2bは、引
き出し可能部分にそれぞれ取り付けられた切り替え板
4,5の切り欠き部分4a,5aに係合している。一方
の引き出し可能部分の切り替え板4を右方へ引き出す
と、ストッパ2のつめ2bは、切り替え板4の切り欠き
部分4aの左端に押されるから、ストッパ2は右回転
し、ついにつめ2bの先端は、切り替え板4の切り欠き
部分4aから脱出してその不存在箇所と当接する。する
と、他方の引き出し可能部分の切り替え板5は、ストッ
パ2が回転不可能のため、右方へ引き出せない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流通金融機関特に銀行
のATM等において用いられる2個の引き出し可能部分
の同時引き出し防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上述の同時引き出し防止機構は、
一装置内の並列した2箇所の部分の引き出しが可能であ
り、しかも同時に引き出してはならないときに使用され
るのが普通である。
【0003】図4にこの種の同時引き出し防止機構の一
例を示す。
【0004】図において、6および7はそれぞれ独立し
て矢印Gの方向に引き出すことができる引き出し可能部
分、8は本体、9は左右にスライド可能なプレート、1
0はプレート9をスライドさせるためのガイドピンを示
している。
【0005】引き出し可能部分6を引き出すにはプレー
ト9を矢印Hの方向にスライドさせて引き出す。
【0006】このとき、プレート9は引き出し可能部分
6が引き出されている間は、矢印Hと逆の方向に戻すこ
とができないのでプレート9がストッパとなり引き出し
可能部分7は引き出せない。
【0007】また、引き出し可能部分7を引き出した
後、引き出し可能部分6を引き出すときも同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の同時引き出し防
止機構は、図4に示すように人の手で直接ストッパを左
右に動かさなければならないという欠点があった。
【0009】そこで本発明の目的は、人の手で直接スト
ッパ動かすことなく自動的にストッパを切り替え、同時
引き出しを防止することができる同時引き出し防止機構
を提供し、安全性を保障し、作業の便宜を図り、更に、
作業に支障が生じないようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の同時引き出し防
止機構は、本体と、本体に設けられた軸と、軸に設けら
れた回転可能なストッパと、2箇所の並列した引き出し
可能部分に取り付けられた切り替え板とを備え、ストッ
パを切り替え板のそれぞれに設けられた切り欠き部分に
係合脱離することができるようにして構成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細をその実施例につき図面
を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の同時引き出し防
止機構である。
【0013】図1において1は本体、2は回転可能なス
トッパ、2a及び2bはつめ、3は回転軸、4及び5は
切り替え板、4a及び5aはそれぞれ、切り替え板4及
び5に開けられた切り欠き部分であり、ストッパ2が回
転軸3を中心に回転することによって切り欠き部分4a
には、つめ2bを、切り欠き部分5aには、つめ2aを
挿入することができる。
【0014】図2は、図1の同時引き出し防止機構を装
置に取り付けた一実施例である。
【0015】図2の6及び7はそれぞれ単独で引き出す
ことが可能な引き出し可能部分であり、引き出し可能部
分6及び7が共に装置内に収納されている初期状態を示
す。
【0016】次に図3で図2の引き出し可能部分6を引
き出す場合の動作を説明する。
【0017】図3(A)は、引き出し可能部分6を矢印
Eの方向に少しだけ引き出した状態である。この時、ス
トッパ2は矢印Fの方向に回転軸3を中心に回転し、ス
トッパ2のつめ2aは切り替え板5の切り欠き部分5a
から外れる。また、それと同時にストッパ2のつめ2b
は切り替え板4の切り欠き部分4aに自動的に挿入され
る。
【0018】図3(B)は、引き出し可能部分6を一杯
まで引き出した状態である。この時、ストッパ2は図3
(A)の状態から矢印Fの方向に、さらに回転しストッ
パ2のつめ2bは切り替え板4の切り欠き部分4aに完
全に挿入される。
【0019】図3(C)は、図3(B)の状態から引き
出し可能部分7を引き出そうとした状態である。この
時、ストッパ2のつめ2bは切り替え板4の切り欠き部
分4aに押されて回転軸3を中心として矢印Fと逆方向
に回転しようとする。
【0020】しかし、ストッパ2のつめ2aは、ストッ
パ2のつめ2bが切り替え板4の切り欠き部分4aから
外れる前に切り替え板5の切り欠きのない部分に接触し
回転できなくなる。
【0021】このため、引き出し可能部分6を引き出し
ているときに、同時に引き出し可能部分7を引き出すこ
とは、不可能となる。
【0022】図3(C)の状態から引き出し可能部分7
を引き出すためには、一度、引き出し可能部分6を装置
内に収納しなければならない。
【0023】また、図2の状態から引き出し可能部分7
を先に引き出し、引き出し可能部分7が引き出されてい
る状態から引き出し可能部分6を引き出す場合も同様で
ある。
【0024】以上説明したように、本発明の同時引き出
し防止機構は、切り替え板を引き出し可能部分に取り付
けることによって、ストッパを人の手で直接動かすこと
なく自動的に切り替え、同時引き出しを防止することが
出来る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明の同時
引き出し防止機構によれば、人の手で直接ストッパを動
かすことなく、自動的にストッパを切り替え、同時引き
出しを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の同時引き出し防止機構の詳
細図である。
【図2】本発明の一実施例の同時引き出し防止機構の装
置実装図である。
【図3】(A)、(B)、(C)は、それぞれ動作経過
図である。
【図4】従来の同時引き出し防止機構である。
【符号の説明】 1 本体 2 ストッパ 2a つめ 2b つめ 3 回転軸 4 切り替え板 4a 切り欠き部分 5 切り替え板 5a 切り欠き部分 6 引き出し可能部分 7 引き出し可能部分 8 本体 9 プレート 10 ガイドピン E 引き出し方向 F 回転方向 G 引き出し方向 H スライド方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、本体に設けられた軸と、軸に設
    けられた回転可能なストッパと、2箇所の並列した引き
    出し可能部分と、それぞれの引き出し可能部分に取り付
    けられた切り替え板とを備え、ストッパを切り替え板の
    それぞれに設けられた切り欠き部分に係合離脱すること
    ができるようにしたこと特徴とする同時引き出し防止機
    構。
JP4309855A 1992-11-19 1992-11-19 同時引き出し防止機構 Withdrawn JPH06154053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4309855A JPH06154053A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 同時引き出し防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4309855A JPH06154053A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 同時引き出し防止機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06154053A true JPH06154053A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17998106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4309855A Withdrawn JPH06154053A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 同時引き出し防止機構

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JP (1) JPH06154053A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345581A (ja) * 2001-05-28 2002-12-03 Nec Computertechno Ltd ユニット引き出し装置
JP2011051261A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Toshiba Tec Corp 印刷装置
JP2017076770A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 川湖科技股▲分▼有限公司 支持アセンブリ及びその支持装置

Cited By (4)

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US9894798B2 (en) 2015-10-16 2018-02-13 King Slide Works Co., Ltd. Support assembly and support device thereof

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