JP2539420B2 - カセツトロ−デイング機構 - Google Patents

カセツトロ−デイング機構

Info

Publication number
JP2539420B2
JP2539420B2 JP62086816A JP8681687A JP2539420B2 JP 2539420 B2 JP2539420 B2 JP 2539420B2 JP 62086816 A JP62086816 A JP 62086816A JP 8681687 A JP8681687 A JP 8681687A JP 2539420 B2 JP2539420 B2 JP 2539420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
cassette
side plate
tooth
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62086816A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63253564A (ja
Inventor
良昭 橘
肇 横田
達也 茂村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62086816A priority Critical patent/JP2539420B2/ja
Publication of JPS63253564A publication Critical patent/JPS63253564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2539420B2 publication Critical patent/JP2539420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)のカセット
ローディング機構の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、VTRにおいて1個のモータによりカセットロー
ディングとテープローディングを行う技術として特開昭
61−5471号公報が提案されている。しかし、この公報に
示すように従来のカセットローディング装置は構造が複
雑であると云う欠点があった。即ち、従来の構造におい
ては、デッキの側板に設けられた溝部に、カセットが載
置し着脱されるカセットホルダのピン部を案内、駆動す
る動力伝達手段の構造が複雑で多数の部品を要してい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術においては、欠歯ギヤを用いて構造を
簡略化することについての配慮がなされておらず構造が
複雑で部品点数を多く要すると云う問題があった。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、簡単
な構造で部品点数が少なく動作が確実なカセットローデ
ィング機構を提供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、L字状の溝が形成された側板と、駆動手
段と、同一円周上に駆動ギヤ歯部と凹又は凸状の摺動部
とを有し、側板に突設された第1の軸に回動自在に軸支
された第1の欠歯ギヤと、同一円周上に従動ギヤ歯部
と、凸又は凹状の摺動接触部とを有し、側板に突設され
た第2の軸に回動自在に軸支された第2の欠歯ギヤと、
長手方向に溝を有し、第2の欠歯ギヤに一体的に設けら
れたアーム部と、アーム部の溝及び側板のL字状の溝に
遊嵌されたピン部と、ピン部に一体的に設けられ、挿入
するカセットをホールドするためのカセットホルダを備
えることによって達成される。
〔作用〕
駆動手段により、第1の欠歯ギヤが回動される。第1
の欠歯ギヤの駆動ギヤ歯部は第2の欠歯ギヤの従動ギヤ
歯部と噛み合うため、第1の欠歯ギヤの回動に伴い、第
2の欠歯ギヤが回動する。この際、第2の欠歯ギアに一
体的に設けられたアーム部は、第2の欠歯ギヤとともに
回動される。アーム部の溝に遊嵌されたピン部は、アー
ム部の回動に伴って側板のL字状の溝に沿って駆動され
る。ピン部に設けられたカセットホルダもピン部ととも
に側板のL字状の溝に沿って駆動される。このように駆
動ギヤ歯部と従動ギヤ歯部との噛み合いにより、カセッ
トは挿入位置から装着位置までの間で双方向に案内され
る。噛み合いの終わる位置が、挿入位置又は装着位置で
ある。装着位置ではカセットのテープローディングが行
われる。テープローディング中は、第1の欠歯ギヤの回
転に対して、第1の欠歯ギヤの摺動部が第2の欠歯ギヤ
の摺動接触部と滑り接触するため、カセットは装着位置
にあるままである。つまり、カセットが挿入位置から装
着位置に移動し、テープがローディングされる際は、第
2の欠歯ギヤは時計回りに回動した後、摺動するのであ
り、テープがアンローディングされて、カセットが装着
位置から挿入位置に移動する際は、第2の欠歯ギヤは、
摺動した後、反時計回りに回動するのである。
〔実施例〕
以下本発明のカセットローディング機構を第1図ない
し第3図により説明する。第1図は各部品を組込状態に
関連付け示した斜視図、第2図,第3図はそれぞれ第1
図の装置のカセットローディング開始状態及び終了状態
の側面図である。図において、1はデッキに形成された
側板、1aは側板1に形成された溝部である。溝部1aは側
板1に、カセットホルダ2上にカセット(図示せず)が
載置される位置を起点とし水平状にデッキ内の装着位
置、即ち、カセットのテープがシリンダ(図示せず)に
対しローディング、アンローディングされる位置、の上
部まで形成された後上記装着位置まで下方へ延長し形成
されている。3はモータ、3aはモータ3の軸に直結され
たウォームギヤ、4は中間ギヤで側板1から突設された
軸10に回動自在に支持され止め部材5により抜け止めさ
れ、ウォームギヤ3aと噛み合うギヤ4aとギヤ4bとを同軸
に保持している。6はギヤ4bと噛み合うギヤで同軸に欠
歯ギヤ6aが同定され側板1に突設された軸11に回動自在
に支持され止め部材7により抜け止めされている。欠歯
ギヤ6aは同一円周上の一部に駆動ギヤ歯6bが形成され他
の一部に駆動ギヤ歯6bが形成されない押圧、摺動円周部
6cが形成されている。
8は回動アームで側板1に突設された軸12に回動自在
に支持され止め部材9により抜け止めされた欠歯ギヤ8a
を長手方向の一端に有し他端側に長手方向に溝8dを有
し、溝8dにはカセットホルダ2に形成されたピン部2aが
溝部1aを遊貫通した後遊嵌されている。欠歯ギヤ8aには
円周部分に欠歯ギヤ6aの駆動ギヤ歯6bと噛み合い駆動さ
れる従動ギヤ歯8bが形成されている。従動ギヤ歯8b及び
駆動ギヤ歯6bはそれぞれシリンダ(図示せず)に対しカ
セットのテープがローディング、アンローディングされ
る位置、即ち、デッキに対するカセットの装着位置で噛
み合いが終るように形成されている。そして、駆動ギヤ
歯6bに対する従動ギヤ歯8bの噛み合いが終了した位置の
隣接部分には、欠歯ギヤ6aの押圧、摺動円周部6cが当接
する摺動接触部8cが形成されている。
摺動接触部8cに対する押圧、摺動円周部6cの接触は、
カセットがカセットホルダ2上に載置された位置からモ
ータ3に駆動されて装着位置に案内された後の引き続い
て行なわれるカセットのテープのローディングの際に行
われるようになっている。そして、このテープがカセッ
トから引き出されウオームホイール13を経てモータ3の
駆動によるローディングされる際に安定して引き出され
るように、押圧、摺動円周部6c部分は摺動接触部8cに対
し押圧しながら回転摺動するようになっている。ウオー
ムホイール13はウオームギヤ3aに、ギヤ4aの噛み合い位
置に対し90度異なる位置の側面で噛み合わされ、カム部
13aを一体に形成している。そして、カム部13aにより、
ウォームホイール13には、カセットローディング時のモ
ータ3の回転力伝達は遮断され、カセットローディング
が終った後で動力伝達が行なわれテープローディングが
行なわれるようになっている。
上記の構造において、カセットをカセットホルダ2上
の所定の位置に載置し押圧するとモータ3のスイッチが
閉路され、モータ3の回転はウオームギヤ3a、ギヤ4a、
ギヤ4b、ギヤ6、欠歯ギヤ6aに伝達される。また、同時
にウオームホイール13にも伝えられるがこの回転力はカ
セットローディングの間はカム部13aにおいて遮断され
る。欠歯ギヤ6aの駆動ギヤ歯6bは回動アーム8の欠歯ギ
ヤ8aの従動ギヤ歯8bを回転駆動し、第2図,第3図にお
いて回動アーム8を時計方向へ回転し、カセットホルダ
2のピン部2aを装着位置まで案内すると、駆動ギヤ歯6b
と従動ギヤ歯8bとの噛み合いは完了しカセットは装着位
置に装着される。モータ3の回転は引き続き行なわれ、
回動アーム8の摺動接触部8cに欠歯ギヤ6aの押圧、摺動
円周部6cが当接し押圧すると共に摺動回転し、カム部13
においては動力伝達に切り換えられテープローディング
が開始され押圧、摺動円周部6cが所定角度回転後テープ
ローディングが完了するとモータ3のスイッチは開路さ
れる。また、テープアンローディング時はスイッチを閉
路しモータ3が逆転することにより、上記と逆に、テー
プアンローディングが行なわれ、押圧、摺動円周部6cは
摺動接触部8c面を回転摺動する。テープアンローディン
グ終了後はカム部13において動力伝達は阻止されると共
に、駆動ギヤ歯6bにより従動ギヤ歯8bが駆動されカセッ
トアンローディングが行なわれカセットホルダ2はカセ
ット載置位置に戻されスイッチは開路される。尚、モー
タ3の停止の指令は、従来から知られているホトカプラ
ー、マイコンその他のスイッチを用いる。
このように本実施例のカセットローディング機構は、
駆動ギヤ歯及び押圧、摺動円周部を有する欠歯ギヤと、
従動ギヤ歯及び摺動接触部を備え回動自在に支持される
欠歯ギヤを設けた回動アームとを設け、カセットローデ
ィングの動作を駆動すると共に、引き続き行なわれるテ
ープローディング動作の際は、押圧、摺動円周部と摺動
接触部との間で摺動接触し2つの欠歯ギヤが噛み合わな
いように構成したので、簡単な構造で部品点数を低減し
動作を確実に行なわせることができる。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明のカセットローディング機構
は、簡単な構造で部品点数が少なく動作が確実である効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカセットローディング機構の実施例の
各部品を組込状態に関連付け示した斜視図、第2図,第
3図はそれぞれ第1図の装置のカセットローディング開
始状態及び終了状態の側面図である。 1……側板、1a……溝部、2……カセットホルダ、2a…
…ピン部、3……モータ、6a……欠歯ギヤ、6b……駆動
ギヤ歯、6c……押圧、摺動円周部、8……回動アーム、
8b……従動ギヤ歯、8c……摺動接触部、8d……溝、11,1
2……軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−289572(JP,A) 特開 昭61−5471(JP,A) 特開 昭62−170061(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットを挿入位置から装着位置までの間
    で双方向に案内するカセットローディング機構におい
    て、 前記挿入位置を一端として前記装着位置を他端とするL
    字状の溝が形成された側板と、 駆動手段と、 同一円周上に駆動ギヤ歯部と凹又は凸状の摺動部とを有
    し、前記側板に突設された第1の軸に回動自在に軸支さ
    れ、前記駆動手段により回動される第1の欠歯ギヤと、 同一円周上に前記駆動ギヤ歯部と噛み合う従動ギヤ歯部
    と、前記摺動部で摺動する凸又は凹状の摺動接触部とを
    有し、前記側板に突設された第2の軸に回動自在に軸支
    され、前記第1の欠歯ギヤの回動に伴って該駆動ギヤ歯
    部と該従動ギヤ歯部とが噛み合うことにより回動される
    第2の欠歯ギヤと、 長手方向に溝を有し、前記第2の欠歯ギヤに一体的に設
    けられ、該第2の欠歯ギヤとともに回動されるアーム部
    と、 前記アーム部の溝及び前記側板のL字状の溝に遊嵌さ
    れ、該アーム部の回動に伴って該側板のL字状の溝に沿
    って駆動されるピン部と、 前記ピン部に一体的に設けられ、該ピン部とともに前記
    側板のL字状の溝に沿って駆動される、挿入する前記カ
    セットをホールドするためのカセットホルダを備え、 前記駆動ギヤ歯部と前記従動ギヤ歯部とが噛み合うこと
    により、前記カセットを前記挿入位置から前記装着位置
    までの間で双方向に案内し、該装着位置で該カセットの
    テープをシリンダに対しローディング、アンローディン
    グさせる際は、前記摺動部と前記摺動接触部とで摺動さ
    せるようにしたことを特徴とするカセットローディング
    機構。
JP62086816A 1987-04-10 1987-04-10 カセツトロ−デイング機構 Expired - Lifetime JP2539420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086816A JP2539420B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 カセツトロ−デイング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086816A JP2539420B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 カセツトロ−デイング機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63253564A JPS63253564A (ja) 1988-10-20
JP2539420B2 true JP2539420B2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=13897329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62086816A Expired - Lifetime JP2539420B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 カセツトロ−デイング機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2539420B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038237A (en) * 1989-08-30 1991-08-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmission and clutch mechanism for a cassette tape deck
JPH03266251A (ja) * 1990-03-15 1991-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63253564A (ja) 1988-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3050378B2 (ja) カセットおよびテープのローディング装置
JP2539420B2 (ja) カセツトロ−デイング機構
JPH01106356A (ja) テープレコーダのカセットローディング空回転装置
JP2555952Y2 (ja) ビデオカセットテープレコーダのテープローディング装置
JPH0762932B2 (ja) カセツト及びテ−プロ−デイング装置
JPH0714267A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0233316Y2 (ja)
KR200150062Y1 (ko) 브이시알의 테이프 구동장치
JPH0450582Y2 (ja)
US5212820A (en) Tape loading apparatus for drawing magnetic tapes
JPH0373945B2 (ja)
JP2539469Y2 (ja) 回転駆動装置
JPS6213239Y2 (ja)
JP2542794Y2 (ja) テープローデイング装置
JP2589515Y2 (ja) カセットホルダー開閉機構
JPH01292661A (ja) テープレコーダのローディング装置
JPH0517478Y2 (ja)
JP2529937B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6120671Y2 (ja)
KR910003267Y1 (ko) 비디오 테이프 레코더 데크의 테이프 구동장치
JP3066380U (ja) テ―プカセットの装填装置及びそれを備えたテ―プデッキ
JPS5986067U (ja) 磁気記録再生装置
JPS59101065A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの機構部操作装置
JPH0544744B2 (ja)
JPH0329782Y2 (ja)