JPH0516904Y2 - - Google Patents

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JPH0516904Y2
JPH0516904Y2 JP1986022983U JP2298386U JPH0516904Y2 JP H0516904 Y2 JPH0516904 Y2 JP H0516904Y2 JP 1986022983 U JP1986022983 U JP 1986022983U JP 2298386 U JP2298386 U JP 2298386U JP H0516904 Y2 JPH0516904 Y2 JP H0516904Y2
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はバインダー、コンバイン等の穀稈を結
束する結束部に適用できる結束部の紐通し装置に
関する。
〔従来技術〕
従来の結束部における紐通しは、第5図に示す
ように、紐ケース1内の紐玉2からの結束紐3
を、紐ブレーキ4、第一紐ガイド5a、ゆるみ取
杆6、第二紐ガイド5b、第三紐ガイド5c等よ
りなる複数個の紐遠し部7を経由させた後ニード
ル8の先端孔9に貫通させ、この結束紐3の先端
を、さらにニードル8の移動を利用して結節ホル
ダー(図外)に連繋するようになつている。
したがつて、紐切れが生じた場合には、結束紐
3の先端を複数個の案内杆7を経由させて後、ニ
ードル8の先端孔9を貫通させるという紐通しが
極めて困難で、この紐通しにかなりの時間が要す
るという問題があつた。
この種の問題を解消するものとして実開昭54−
73224号公報が提案されている。このものは、結
束紐Aを案内する無端輪状の案内紐Cを設け、こ
の案内紐Cに結束紐Aの先端を結びつけて案内紐
Cを引き回すことにより紐通しを行うようにした
ものである。
しかしながら、実開昭54−73224号公報のもの
は、結束紐Aを通す紐案内管4内に案内紐Cが、
常時、介在するため、結束紐Aは案内紐Cとの接
触による摩擦抵抗が発生するばかりでなく、結束
紐Aの張力が一定しないため、結束ミスが発生し
易いという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述した従来の実情に鑑み、その問
題点を解消すべく創案されたものであつて、紐引
出しワイヤの操作により速やかに、かつ安全確実
に紐通しができると共に、結束ミス等のトラブル
発生の虞のない結束部の紐通し装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の構成〕
上記目的を達成する本考案による結束部の紐通
し装置は、ニードルの外側に紐案内管を配設する
と共に、その開口部をニードルの先端孔に対峙さ
せ、更に、ニードルの内側に配設した紐引出しワ
イヤ案内管内に紐引出しワイヤを待機させると共
に、紐引出しワイヤ案内管の先端部を、ニードル
先端孔に対向するように湾曲させるか又はニード
ルの回動圏外とニードル先端孔に対向する誘導位
置との間で変位可能とし、紐引出しに際し、紐引
出しワイヤが紐引出しワイヤ案内管によつて誘導
されてニードル先端孔から紐案内管内に進入する
ようにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例として示す図面につい
て説明する。
第2図に示すように、結束部20には、結束通
路21を挟む前方にはビル22や結節ホルダー1
0が装備され、これらは要所に通孔が開口された
結節カバー23により被覆されており、このビル
22や結節ホルダー10の前方側には結束通路2
1の穀稈束を放出するための放出アーム24が設
けられている。
また、結束通路21の後方にはニードル8やパ
ツカー25が装備され、結束通路21の終端側に
はドア26が装備されている。
第1図に示すように、紐ケース1に収納された
紐玉2から引き出された結束紐3は、紐ブレーキ
4、紐ガイド5およびゆるみ取杆6を経由して、
ニードル8の先端孔9を挟む外側に配設した紐案
内管27内を貫通させた後、ニードル8の先端孔
9を通すことにより紐通しを完了するようになつ
ており、この紐通しの後、ニードル8の作動によ
りその先端3aを、第2図に示す結節ホルダー1
0に連結するようになつている。なお、符号11
は結束部保護安全カバーである。
そして、ニードル8の先端孔9を挟む内側に
は、紐引出しワイヤ案内管30が配設されてお
り、この紐引出しワイヤ案内管30内には始端A
側から紐引出しワイヤ31を嵌挿するようになつ
ている。この紐引出しワイヤ31は、基端に把手
部31aと、固定用孔31bとが設けられると共
にその先端には紐係止孔31cが設けられてお
り、この把手部31aを除く全体が直線状に復帰
するようピアノ線等の鋼線から構成されている。
また、紐引出しワイヤ31はその固定用孔31
bを機体に固定のストツパー32に嵌挿すること
によつて、第3図Dに示すように、その先端側の
紐係止孔31cが紐引出しワイヤ案内管30内に
収納されるようになつており、この紐引出しワイ
ヤ案内管30のニードル8側には、紐引出しワイ
ヤ31を、紐係止孔31c側がニードル先端孔9
を貫通して紐引出しワイヤ案内管30内に嵌挿す
るよう誘導案内するために湾曲形成された誘導案
内部30aが形成されており、この誘導案内部3
0aは、その下端とニードル8の上面との間に間
隔Hが保持されることによつて、紐引出しワイヤ
案内管30全体がニードル8の回動圏内に位置し
ないようになつている。
さらに、この紐引出しワイヤ案内管30は、第
4図の他例のように、紐引出しワイヤ案内管35
の先端側に、支点軸37を中心にしてニードル8
の上端との間に間隔Hを保持できる鎖線で示す待
避位置と、ニードル8の回動圏内に下降して紐引
出しワイヤ31の先端側をニードル先端孔9内を
通り紐案内管27内に誘導案内する実線で示す誘
導位置とに揺動可能な誘導案内管36を設け、こ
の誘導案内管36を常時はニードル8の回動圏内
に臨まない待避位置となるようばね38により附
勢弾持し、紐引出しワイヤ31が誘導案内管36
内を通過することにより、誘導位置に自動的に移
動するようにしてもよい。
したがつて、紐通しする際には、第3図Aのよ
うにストツパー32から外した紐引出しワイヤ3
1を押し込むことにより、紐引出しワイヤ31は
その紐引出しワイヤ案内管30によりその先端側
を、ニードル先端孔9を貫通させて紐案内管27
内に誘導案内することができる。そして紐引出し
ワイヤ31は、第3図Bのように紐案内管27内
を通過させて紐案内管27の始端B側に突出させ
ることができ、この突出した紐係止孔31cに結
束紐3の先端3aを係止させた後、この紐引出し
ワイヤ31を後退させることにより、第3図Cに
示すように結束紐3の先端3aは紐係止孔31c
に係止されたまま紐案内管27内を通りニードル
先端孔9を貫通することによつて紐通しが完了す
る。
この位置では、紐引出しワイヤ31は、第3図
Cのようにその固定用孔31bを、ストツパー3
2に係止させることにより、ニードル8の回動圏
外に配置した紐引出しワイヤ案内管30内に格納
保管することができ、また、第3図Dのように紐
引出しワイヤ31の紐係止孔31cから外したそ
の先端3aを、引張つておくことにより一連の紐
通しを簡単確実に行うことができる。
この状態で結束部20の可動によるニードル8
の回動により結束紐3の先端3aをホルダー10
側に連繋することができるようになつている。
穀稈の結束にあつては、結束通路21内におい
てドア26に支持されながらパツカー25により
押圧される穀稈は、ニードル8の往復動により従
来と同様に結束され、放出アーム24により放出
されるようになつている。
ところで、結束紐3の紐切れが生じた際には、
ストツパー32から外した紐引出しワイヤ31を
押し込むことにより、その先端側の紐係止孔31
cを、ニードル先端孔9を貫通して紐案内管27
内を通り紐案内管27の始端B側に突出させ、こ
の突出する紐係止孔31cに結束紐3の先端3a
を係止した後、紐引出しワイヤ31を後退操作す
るという紐引出しワイヤ31のニードル8回動圏
外の遠隔操作により、簡単・確実に紐通しするこ
とができる。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は、ニードルの外側に紐
案内管を配設すると共に、その開口部をニードル
の先端孔に対峙させ、更に、ニードルの内側に配
設した紐引出しワイヤ案内管内に紐引出しワイヤ
を待機させると共に、紐引出しワイヤ案内管の先
端部を、ニードル先端孔に対向するように湾曲さ
せるか又はニードルの回動圏外とニードル先端孔
に対向する誘導位置との間で変位可能とし、紐引
出しに際し、紐引出しワイヤが紐引出しワイヤ案
内管によつて誘導されてニードル先端孔から紐案
内管内に進入するようにしたから、紐引出しワイ
ヤ案内管内に配した紐引出しワイヤを紐引出しワ
イヤ案内管内に押し込む簡単な操作により、紐引
出しワイヤをニードル先端孔及び紐案内管を貫通
させることができる。
そして、紐引出しワイヤの先端の紐係止孔に結
束紐を係止させた後、紐引出しワイヤを後退させ
ると、結束紐を紐案内管及びニードル先端孔に通
すことができる。
なお、紐引出しワイヤ案内管の先端がニードル
回動圏外とニードル先端孔に対峙する誘導位置と
の間を回動する実施態様のものでは、紐引出しワ
イヤ案内管の先端をニードル先端孔に対峙する誘
導位置に位置させることにより、紐引出しワイヤ
をルードル先端孔及び紐案内管内を貫通させるこ
とができる。
さらに、紐引出しワイヤは、通常、紐引出しワ
イヤ案内管内に待機しており、紐案内管中に介在
することがないから結束紐との接触もなく、結束
ミスが発生する虞もなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施を示すものであつて、第
1図は要部の斜視図、第2図は結束部の平面図、
第3図は紐通しを順序にしたがつて示す作用説明
図であつて、第3図Aは紐引出しワイヤの先端が
ニードル先端孔を貫通した状態を示し、第3図B
は紐引出しワイヤの先端で結束紐を係止した状態
を示し、第3図Cは紐引出しワイヤの後退を示
し、第3図Dは結束紐の紐通し完了状態をそれぞ
れに示す。第4図は他の実施例を示す要部の関連
図、第5図は従来を示す斜視図である。 3……結束紐、8……ニードル、9……ニード
ル先端孔、20……結束部、27……紐案内管、
30……紐引出しワイヤ案内管、31……紐引出
しワイヤ、31c……紐係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ニードル8の外側に紐案内管27を配設すると
    共に、その開口部をニードル8の先端孔9に対峙
    させ、更に、ニードル8の内側に配設した紐引出
    しワイヤ案内管30内に紐引出しワイヤ31を待
    機させると共に、紐引出しワイヤ案内管30の先
    端部を、ニードル先端孔9に対向するように湾曲
    させるか又はニードル8の回動圏外とニードル先
    端孔9に対向する誘導位置との間で変位可能と
    し、紐引出しに際し、紐引出しワイヤ31が紐引
    出しワイヤ案内管30によつて誘導されてニード
    ル先端孔9から紐案内管27内に進入するように
    した結束部の紐通し装置。
JP1986022983U 1986-02-21 1986-02-21 Expired - Lifetime JPH0516904Y2 (ja)

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JP1986022983U JPH0516904Y2 (ja) 1986-02-21 1986-02-21

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JPS62136139U JPS62136139U (ja) 1987-08-27
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738979U (ja) * 1980-08-13 1982-03-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473224U (ja) * 1977-10-31 1979-05-24
JPS5933234Y2 (ja) * 1978-03-04 1984-09-17 セイレイ工業株式会社 バインダ−等の穀稈結束部における紐通し装置

Patent Citations (1)

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JPS5738979U (ja) * 1980-08-13 1982-03-02

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JPS62136139U (ja) 1987-08-27

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