JPH0615384Y2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0615384Y2
JPH0615384Y2 JP1267288U JP1267288U JPH0615384Y2 JP H0615384 Y2 JPH0615384 Y2 JP H0615384Y2 JP 1267288 U JP1267288 U JP 1267288U JP 1267288 U JP1267288 U JP 1267288U JP H0615384 Y2 JPH0615384 Y2 JP H0615384Y2
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JP
Japan
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plate
circuit breaker
insulating plate
hole
insulating
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Application number
JP1267288U
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JPH01117040U (ja
Inventor
弘兵 藤原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は回路遮断器、特に塵埃の侵入防止のために遮
断器ケースの端部に配設されるエンドプレートの改良に
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の回路遮断器を第6図、第7図について説
明する。第6図は部分断面側面図、第7図は第6図の線
VII−VIIの断面図である。図において、(1)はベース(1
a)とカバー(1b)とからなる遮断器ケース、(2)は開閉機
構(図示せず)に連結される可動子で、可動接点(2a)を
有している。(3)は可動接点(2a)と対向して配設される
固定接点、(4)はベース(1a)に固定される端子板で、一
端側に固定接点(3)を有しかつ遮断器ケース(1)の端部か
ら突出する他端側(遊離端側)には図示しないがねじ等
により外部導体が接続される。(5)は複数の消孤板(5a)
を備えかつ電流遮断時に前記両接点(2a),(3)間に生じる
アーク(A)を消孤する消孤室、(6)は端子板(4)に設けら
れたアークランナ、(7)は遮断器ケース(1)の両側溝(8),
(8)に嵌め込まれたエンドプレートで、同形同寸大の二
枚の絶縁板(7a),(7a)からなっていて遮断器ケース(1)の
端部を閉塞している。(9)は各絶縁板(7a),(7a)にそれぞ
れ設けた複数の排気孔で、消孤室(5)からの排気ガスを
外部に放出するためのものである。
エンドプレート(7)は、カバー(1b)をベース(1a)に取り
付ける前に予めベース(1a)の両側溝(8),(8)に二枚の絶
縁板(7a),(7a)を重ねて挿入しておき、この二枚の絶縁
板(7a),(7a)をカバー(1b)で押さえることにより第6
図、第7図に示すように遮断器ケース(1)に配設する。
従って、図示の状態では遮断器ケース(1)内への端部か
らの塵埃の侵入を防止することができるとともに、遮断
時のアークガスによる排気ガス(10)を排気孔(9)から外
部に放出することができる。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の回路遮断器では、エンドプレート
(7)として遮断時の内圧に耐え得る曲げ強度が必要であ
るので板厚を大きくする必要があるが、厚板では排気孔
(9)の加工が難しいため、二枚の薄板絶縁板(7a),(7a)を
使用している。しかしながら、薄板の絶縁板(7a)は遮断
時の内圧上昇によって弯曲し易く両側溝(8),(8)から抜
け落ちたり、あるいは弯曲することにより割れて脱落す
るという課題があった。また、エンドプレート(7)に
は、可動接点(2a)→エンドプレート(7)→端子板(4)の経
路で短絡電流が流れるので、その対策としてエンドプレ
ート(7)に絶縁板(7a)を使用しなければならないことも
上記したエンドプレート(7)の割れを促進することにも
なっている。
この考案はエンドプレートの弯曲を無くすることにより
エンドプレートが両側溝から抜け落ちたりあるいは割れ
て脱落するのを防止できる信頼性の高い回路遮断器を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る回路遮断器は、エンドプレートを、排気
孔の略半分長さを形成する孔を有する絶縁板と、この絶
縁板の端子板に接する側に沿って配設されかつ排気孔の
略半分長さを形成する孔を有する絶縁板半体と、この絶
縁板半体と合体して前記絶縁板に見合う大きさとなる形
状を有すると共に前記絶縁板に沿って配設されかつ排気
孔の略半分長さを形成する孔を有する金属板半体とで構
成したものである。
[作用] この考案においては、エンドプレートを一枚ものの絶縁
板と端子板に接する絶縁板半体とこの絶縁板半体に合体
する金属板半体とで構成したので、金属板半体によって
エンドプレートが内圧を受けても弯曲せず、割れない
し、絶縁板半体によって可動接点からエンドプレートを
通しての端子板への短絡も生じない。
[考案の実施例] この考案の一実施例を第1図乃至第5図について説明す
る。第1図は部分断面側面図、第2図は第1図を左から
見た図、第3図は絶縁板の正面図、第4図は金属板半体
の正面図、第5図は絶縁板半体の正面図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、(11)は遮断器ケース(1)の
両側溝(8),(8)に嵌め込まれたエンドプレートで、複数
の孔(11a)を有する絶縁板(11A)と、この絶縁板(11A)の
端子板(4)に接する側に沿って配設されかつ孔(11a)と合
致する複数の孔(11b)を有する絶縁板半体(11B)と、この
絶縁板半体(11B)と合体して絶縁板(11A)に見合う大きさ
となる形状を有すると共に絶縁板(11A)に沿って配設さ
れかつ孔(11a)と合致する複数の孔(11c)を有する金属板
半体(11C)とで構成されている。
このようにエンドプレート(11)を一枚ものの絶縁板(11
A)と端子板(4)に接する絶縁板半体(11B)とこの絶縁板半
体(11B)に合体する金属板半体(11C)とで構成して、遮断
器ケース(1)の両側溝(8),(8)に嵌め込んでおくと、遮断
時の内圧を最も受ける部分には金属板半体(11C)が位置
するので絶縁板(11A)も弯曲せず、両側溝(8),(8)から抜
け落ちたり、割れることがないし、また端子板(4)と接
する側には絶縁板半体(11B)が位置するので可動接点(2
a)からエンドプレート(11)を通しての端子板(4)への短
絡は生じない。
エンドプレート(11)の排気孔は、絶縁板(11A)の孔(11a)
と絶縁板半体(11B)の孔(11b)とで、また絶縁板(11A)の
孔(11a)と金属板半体(11C)の孔(11c)とでそれぞれ形成
される。その際、絶縁板半体(11B)と金属板半体(11C)と
の合体位置ではそれぞれの孔(11b),(11c)の半孔により
形成される。
金属板半体(11C)は第1図に示すように外側に位置する
のが好ましいが、絶縁板半体(11B)と共に内側にあって
もよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によればエンドプレートの弯曲
を無くすることにより、エンドプレートが両側溝から抜
け落ちたりあるいは割れて脱落するのを防止できる高い
信頼性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す部分断面側面図、第
2図は第1図を左から見た図、第3図は絶縁板の正面
図、第4図は金属板半体の正面図、第5図は絶縁板半体
の正面図、第6図は従来のものを示す部分断面側面図、
第7図は第6図の線VII−VIIの断面図である。 図において、(1)は遮断器ケース、(2)は可動子、(2a)は
可動接点、(3)は固定接点、(4)は端子板、(5)は消孤
室、(8),(8)は両側溝、(11)はエンドプレート、(11A)は
絶縁板、(11B)は絶縁板半体、(11C)は金属板半体、(11
a),(11b),(11c)は孔、(11a)(11b),(11a)(11c)は排気孔
である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮断器ケースと、この遮断器ケース内にあ
    って開閉機構に連結される可動子と、この可動子の可動
    接点と対向して配設される固定接点と、この固定接点を
    直接または間接的に保持しかつ遊離端側が前記遮断器ケ
    ースの端部から突出する端子板と、前記両接点間に生じ
    るアークを消弧する消弧室と、この消弧室からの排気ガ
    スを外部に放出する複数の排気孔を有しかつ前記遮断器
    ケースの両側溝に嵌め込まれて前記遮断器ケースの端部
    を閉塞するエンドプレートとを備えた回路遮断器におい
    て、 前記エンドプレートを、前記排気孔の略半分長さを形成
    する孔を有する絶縁板と、この絶縁板の前記端子板に接
    する側に沿って配設されかつ前記排気孔の略半分長さを
    形成する孔を有する絶縁板半体と、この絶縁板半体と合
    体して前記絶縁板に見合う大きさとなる形状を有すると
    共に前記絶縁板に沿って配設されかつ前記排気孔の略半
    分長さを形成する孔を有する金属板半体とで構成したこ
    とを特徴とする回路遮断器。
JP1267288U 1988-02-01 1988-02-01 回路遮断器 Expired - Lifetime JPH0615384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1267288U JPH0615384Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 回路遮断器

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JP1267288U JPH0615384Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01117040U JPH01117040U (ja) 1989-08-08
JPH0615384Y2 true JPH0615384Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31222322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1267288U Expired - Lifetime JPH0615384Y2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 回路遮断器

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JP (1) JPH0615384Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015147522A1 (ko) * 2014-03-25 2015-10-01 현대중공업 주식회사 배선용 차단기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015147522A1 (ko) * 2014-03-25 2015-10-01 현대중공업 주식회사 배선용 차단기

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Publication number Publication date
JPH01117040U (ja) 1989-08-08

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