JPH0629873Y2 - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
- Publication number
- JPH0629873Y2 JPH0629873Y2 JP10420885U JP10420885U JPH0629873Y2 JP H0629873 Y2 JPH0629873 Y2 JP H0629873Y2 JP 10420885 U JP10420885 U JP 10420885U JP 10420885 U JP10420885 U JP 10420885U JP H0629873 Y2 JPH0629873 Y2 JP H0629873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier
- exhaust
- fixed
- stator
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
- H01H9/342—Venting arrangements for arc chutes
- H01H2009/343—Venting arrangements for arc chutes with variable venting aperture function of arc chute internal pressure, e.g. resilient flap-valve or check-valve
Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は消弧室内の高温高圧ガスを排出するための排
気孔を有する排気バリヤを備えてなる回路しや断器に関
するものである。
気孔を有する排気バリヤを備えてなる回路しや断器に関
するものである。
従来のこの種の回路しや断器が第5図〜第7図に示され
ている。図において、(1)はベース(1a)とカバー
(1b)とからなる筐体、(2)はベース(1a)に固着
される固定子、(3)は固定子(2)の内側端部に固着される
固定接点、(4)は固定子(2)の外側端部に螺入される端子
ねじ、(5)は外部導体、(6)は固定子(2)に対して開閉動
作する可動子、(7)は可動子(6)に固着される可動接点、
(8)は筐体(1)内に形成される消弧室で、消弧板(8a)
が配設される。(9)は消弧室(8)と端子ねじ(4)側とを隔
離するように筐体(1)の両側溝(10),(10)に挿
着される排気バリヤで、消弧室(8)内の高温高圧ガスを
排出するための排気孔(9a)を有している。
ている。図において、(1)はベース(1a)とカバー
(1b)とからなる筐体、(2)はベース(1a)に固着
される固定子、(3)は固定子(2)の内側端部に固着される
固定接点、(4)は固定子(2)の外側端部に螺入される端子
ねじ、(5)は外部導体、(6)は固定子(2)に対して開閉動
作する可動子、(7)は可動子(6)に固着される可動接点、
(8)は筐体(1)内に形成される消弧室で、消弧板(8a)
が配設される。(9)は消弧室(8)と端子ねじ(4)側とを隔
離するように筐体(1)の両側溝(10),(10)に挿
着される排気バリヤで、消弧室(8)内の高温高圧ガスを
排出するための排気孔(9a)を有している。
このような回路しや断器では、両接点(3),(7)の開極に
ともない両接点(3),(7)間に発生するアーク(A)が消弧
板(8a)に転移して消弧され、その際に発生する消弧
室(8)内の高温高圧ガスは排気孔(9a)から外部に排
出される。従つて、筐体(1)内の圧力の上昇を押えるこ
とができる。
ともない両接点(3),(7)間に発生するアーク(A)が消弧
板(8a)に転移して消弧され、その際に発生する消弧
室(8)内の高温高圧ガスは排気孔(9a)から外部に排
出される。従つて、筐体(1)内の圧力の上昇を押えるこ
とができる。
上記のような従来の回路しや断器では、可動子(6)から
のアークが点線(A1)で示すように消弧板(8a)か
ら排気孔(9a)を通つて端子ねじ(4)に、また可動子
(6)からのアークが点線(A2)で示すようにそのまま
排気孔(9a)を通つて端子ねじ(4)に飛散することが
あるので、可動子(6)と端子ねじ(4)との間に電流が流れ
てしや断不能になるという問題点があつた。
のアークが点線(A1)で示すように消弧板(8a)か
ら排気孔(9a)を通つて端子ねじ(4)に、また可動子
(6)からのアークが点線(A2)で示すようにそのまま
排気孔(9a)を通つて端子ねじ(4)に飛散することが
あるので、可動子(6)と端子ねじ(4)との間に電流が流れ
てしや断不能になるという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、排気バリヤの排気孔を通しての端子へのアークタ
ツチを防止することにより確実なしや断が行なえ、高い
信頼性が得られる回路しや断器を提供することを目的と
する。
ので、排気バリヤの排気孔を通しての端子へのアークタ
ツチを防止することにより確実なしや断が行なえ、高い
信頼性が得られる回路しや断器を提供することを目的と
する。
この考案に係る回路しや断器は、排気バリヤの外面に沿
いかつ排気孔を覆う可動バリヤ部とこの可動バリヤ部を
支持する固定バリヤ部とからなる可撓性絶縁バリヤを備
え、前記固定バリヤ部の固定子側端部を排気バリヤの内
面に折り返すと共に前記固定バリヤ部の両側端を排気バ
リヤと共に両側溝に挿入するようにしたものである。
いかつ排気孔を覆う可動バリヤ部とこの可動バリヤ部を
支持する固定バリヤ部とからなる可撓性絶縁バリヤを備
え、前記固定バリヤ部の固定子側端部を排気バリヤの内
面に折り返すと共に前記固定バリヤ部の両側端を排気バ
リヤと共に両側溝に挿入するようにしたものである。
この考案においては、排気バリヤの排気孔を可撓性絶縁
バリヤの可動バリヤ部で覆うので端子へのアークタツチ
が防止できる。そして消弧室内のアークタツチが防止で
きる。そして消弧室内の高温高圧ガスは可撓性絶縁バリ
ヤの可動バリヤ部を固定バリヤ部を支点として外向きに
湾曲させることにより排気孔から排出されるので内圧は
上昇しない。
バリヤの可動バリヤ部で覆うので端子へのアークタツチ
が防止できる。そして消弧室内のアークタツチが防止で
きる。そして消弧室内の高温高圧ガスは可撓性絶縁バリ
ヤの可動バリヤ部を固定バリヤ部を支点として外向きに
湾曲させることにより排気孔から排出されるので内圧は
上昇しない。
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すもので、
(11)は排気バリヤ(9)の外面に沿わせた可撓性絶縁
バリヤで、排気孔(9a)を覆う可動バリヤ部(11
a)とこの可動バリヤ部(11a)を支持する固定バリ
ヤ部(11b)とで構成される。この固定バリヤ部(1
1b)の固定子側端部(110)を排気バリヤ(9)の内
面に折り返すと共にその両側端(111),(111)
を排気バリヤ(9)と共に両側溝(10),(10)に挿
入してある。
(11)は排気バリヤ(9)の外面に沿わせた可撓性絶縁
バリヤで、排気孔(9a)を覆う可動バリヤ部(11
a)とこの可動バリヤ部(11a)を支持する固定バリ
ヤ部(11b)とで構成される。この固定バリヤ部(1
1b)の固定子側端部(110)を排気バリヤ(9)の内
面に折り返すと共にその両側端(111),(111)
を排気バリヤ(9)と共に両側溝(10),(10)に挿
入してある。
このように固定バリヤ部(11b)の固定子側端部(1
10)を排気バリヤ(9)の内面に折り返しかつ両側端
(111),(111)を排気バリヤ(9)と共に両側溝
(10),(10)に挿入することにより固定バリヤ部
(11b)を両側溝(10),(10)に保持するの
で、絶縁バリヤ(11)を強固に筐体(1)に固定でき
る。そして、この固定状態では絶縁バリヤ(11)の可
動バリヤ部(11a)で排気孔(9a)を覆うので、端
子ねじ(4)へのアークタツチが防止できるし、外部から
のゴミなどの侵入も防止できる。そして消弧室(8)内の
高温高圧ガスは絶縁バリヤ(11)の可動バリヤ部(1
1a)第1図中一点鎖線で示すように固定バリヤ部(1
1b)を支点として外向きに湾曲させて外部に排出され
る。
10)を排気バリヤ(9)の内面に折り返しかつ両側端
(111),(111)を排気バリヤ(9)と共に両側溝
(10),(10)に挿入することにより固定バリヤ部
(11b)を両側溝(10),(10)に保持するの
で、絶縁バリヤ(11)を強固に筐体(1)に固定でき
る。そして、この固定状態では絶縁バリヤ(11)の可
動バリヤ部(11a)で排気孔(9a)を覆うので、端
子ねじ(4)へのアークタツチが防止できるし、外部から
のゴミなどの侵入も防止できる。そして消弧室(8)内の
高温高圧ガスは絶縁バリヤ(11)の可動バリヤ部(1
1a)第1図中一点鎖線で示すように固定バリヤ部(1
1b)を支点として外向きに湾曲させて外部に排出され
る。
この考案は以上説明したとおり、排気バリヤの外面に可
撓性絶縁バリヤを設けたので排気バリヤの排気孔を通し
ての端子へのアークタツチが防止でき、確実なしや断が
行なえ、高い信頼性が得られるという効果がある。
撓性絶縁バリヤを設けたので排気バリヤの排気孔を通し
ての端子へのアークタツチが防止でき、確実なしや断が
行なえ、高い信頼性が得られるという効果がある。
またこの考案は以上説明したとおり、固定バリヤ部の固
定子側端部を排気バリヤの内面に折り返しかつ両側端を
排気バリヤと共に両側溝に挿入することにより固定バリ
ヤ部を両側溝に保持できるので、特別な部品を要するこ
となく絶縁バリヤを筐体に強固にかつ安価に固定できる
という効果もある。
定子側端部を排気バリヤの内面に折り返しかつ両側端を
排気バリヤと共に両側溝に挿入することにより固定バリ
ヤ部を両側溝に保持できるので、特別な部品を要するこ
となく絶縁バリヤを筐体に強固にかつ安価に固定できる
という効果もある。
第1図はこの考案の一実施例を示す主要部分であつて第
3図の線I−Iの断面図、第2図は第1図の線II−IIの
断面図、第3図は第1図の線III−IIIの断面図、第4図
は絶縁バリヤの斜視図、第5図は従来のものを示す主要
部分であつて第7図の線V−Vの断面図、第6図は第5
図の線VI−VIの断面図、第7図は第5図の線VII−VIIの
断面図である。 図において、(1)は筐体、(2)は固定子、(4)は端子ね
じ、(8)は消弧室、(9)は排気バリヤ、(9a)は排気
孔、(10),(10)は両側溝、(11)は絶縁バリ
ヤ、(11a)は可動バリヤ部、(11b)は固定バリ
ヤ部、(110)は固定子側端部、(111),(11
1)は両側端である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
3図の線I−Iの断面図、第2図は第1図の線II−IIの
断面図、第3図は第1図の線III−IIIの断面図、第4図
は絶縁バリヤの斜視図、第5図は従来のものを示す主要
部分であつて第7図の線V−Vの断面図、第6図は第5
図の線VI−VIの断面図、第7図は第5図の線VII−VIIの
断面図である。 図において、(1)は筐体、(2)は固定子、(4)は端子ね
じ、(8)は消弧室、(9)は排気バリヤ、(9a)は排気
孔、(10),(10)は両側溝、(11)は絶縁バリ
ヤ、(11a)は可動バリヤ部、(11b)は固定バリ
ヤ部、(110)は固定子側端部、(111),(11
1)は両側端である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山県 伸示 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−75944(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】筐体に固着される固定子と、この固定子に
対して開閉動作する可動子と、前記筐体内に形成される
消弧室と、前記固定子に接続される端子と、この端子と
前記消弧室とを隔離するように前記筐体に設けられかつ
前記消弧室内の高温高圧ガスを排出するための排気孔を
有する排気バリヤと、前記筐体に設けられて前記排気バ
リヤの両側端を保持する両側溝とを有する回路しや断器
において、前記排気バリヤの外面に沿いかつ前記排気孔
を覆う可動バリヤ部とこの可動バリヤ部を支持する固定
バリヤ部とからなる可撓性絶縁バリヤを備え、前記固定
バリヤ部の固定子側端部を前記排気バリヤの内面に折り
返すと共に前記固定バリヤ部の両側端を前記排気バリヤ
と共に前記両側溝に挿入するようにしたことを特徴とす
る回路しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10420885U JPH0629873Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10420885U JPH0629873Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 回路しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212245U JPS6212245U (ja) | 1987-01-24 |
JPH0629873Y2 true JPH0629873Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30977489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10420885U Expired - Lifetime JPH0629873Y2 (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629873Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8914184U1 (de) * | 1989-12-01 | 1990-01-11 | Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim | Nahprüfgerät |
JPH0686065U (ja) * | 1993-05-26 | 1994-12-13 | 株式会社オーエム計装 | ガス検出警報器 |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP10420885U patent/JPH0629873Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212245U (ja) | 1987-01-24 |
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