JP4337664B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、電路に過電流が流れたときに電流を遮断する回路遮断器、特に大電流遮断時における遮断性能を高めるようにした橋絡形の回路遮断器に関するものである。
従来の回路遮断器では、例えば特許文献1の第7段落および図2に示されるように、回路遮断器の筐体に取り付けられた固定ゲージの上下方向(可動接触子開閉動作方向)の中心穴に押しボタンを嵌入し、固定ゲージの側壁の開口と押しボタンの側面に設けたポートを、接点ブリッジ(可動接触子)が貫通するようにし、固定ゲージの底部と接点ブリッジの間に接点付勢スプリング(接圧バネ)を配して小形の補助組立体として構成している。これにより、組立性の改善を図っている。さらに、同特許文献の第9段落および図3に示されるように、回路遮断器の高さ(可動接触子開閉動作方向の寸法)を低減するために、筐体底部の下方突出部の形状に相当する中央穴部に嵌入するよう、固定ゲージ底部を突出させている。
特開平6−68771号公報
従来の回路遮断器は、以上のように構成され、接圧バネを筐体底壁面と可動接触子との間に設けており、この接圧バネが圧縮時においても所定の寸法以下にならないため、消弧空間の可動接触子開閉動作方向の寸法(高さ方向寸法)を必ずしも小さくできないという問題があった。また、筐体底部の下方突出部の形状に相当する中央穴部の大きさは、回路遮断器を外部レールに取り付けるために、外部レール形状に合わせて設けられた、筐体底部の形状に依存する。したがって、通電容量が大きい回路遮断器などのように接圧バネ径を大きくする必要がある場合は、この中央穴部を回路遮断器の高さの低減に利用することはできないという問題点があった。
本発明は、上記のような従来のものの問題点を解決するためになされたものであり、接点開離距離を短縮することなく、消弧空間の可動接触子開閉動作方向の寸法を低減して小型化が可能な回路遮断器を提供することを目的とするものである。
本発明に係る回路遮断器は、第1および2可動接点を有する可動接触子と、上記第1および2可動接点と夫々接点対を形成する第1および2固定接点を有する第1および2固定接触子と、上記第1および2固定接点の上記可動接触子と反対側に配置される開閉機構部と、上記開閉機構部を収納する開閉機構部収納空間と、上記第1および2固定接触子の少なくとも固定接点側端部と上記可動接触子とを収納する消弧空間とを分離する隔壁と、上記隔壁を貫通し上記第1固定接触子と第2固定接触子との間に配置されて上記開閉機構部の開閉動作を上記可動接触子に伝える動作軸とを備える回路遮断器において、上記動作軸は、上記開閉機構部の開閉動作に連動し開動作時に上記可動接触子を上記固定接触子から開離する方向に押圧する中空の押圧部材と、一端が上記押圧部材に、他端が上記可動接触子にそれぞれ係合されて上記押圧部材の中空部に配置され、上記可動接触子を上記固定接触子方向に付勢する接圧バネと、上記押圧部材の外周面または内周面に摺動可能に配置されると共に、一端が上記可動接触子に固定された筒状のカバー部材と、上記カバー部材の内側空間と上記消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口とを有しているものである。
このような構成によれば、可動接触子が固定接触子から開離する時に接圧バネが邪魔にならないため、接点開離距離を短縮することなく消弧空間の可動接触子開閉動作方向の寸法を低減することができる結果、回路遮断器の小型化が可能となる。
実施の形態1.
図1〜図4は本発明の実施の形態1による回路遮断器を説明するための図であり、より具体的には、図1は一部破断して内部を示し、可動接触子開離(開極)時の様子を表す斜視図、図2は図1の要部を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、図3は図1の要部を示し、接圧バネが縮んだ状態を表す断面図、図4は図1の要部を示し、接圧バネが伸びた状態を表す断面図である。
図1に示すように、可動接触子3の両端部には各々第1および2可動接点1、2が固着されており、これらの可動接点1、2よりさらに先端側には各々アークホーン4、5が設けてある。この可動接触子3と接触子対を形成する第1および2固定接触子6、7には、第1および2可動接点1、2と接点対を形成する第1および2固定接点8、9が各々固着されている。第1および2固定接触子6、7は、電路を略U字状にして間隔を介して横向きに対向配置し、短絡電流遮断時に可動接触子3との間で電磁反発力が発生するようにしている。
この回路遮断器の通電時の電路は、一方の端子部12、リレー部14、第1の固定接触子6、可動接触子3、第2の固定接触子7、他方の端子部13にて構成される。
リレー部14、開閉機構部15、第1および2固定接触子6,7、可動接触子3、開閉機構部15の開閉動作を可動接触子3に伝える動作軸、および複数の消弧板18は、筐体100に収納されており、開閉機構部15を収納する開閉機構部収納空間と、第1および2固定接触子6,7と可動接触子3とを収納する消弧空間とは隔壁21により分離されている。複数の消弧板18は、可動接触子3の両端部近傍にそれぞれ配設され、可動接触子3が固定接触子6,7から開離した時に生じるアークを消弧する。なお、図1では図に向かって右側の消弧板は図示していない。消弧板18の側部には消弧側板19が配設されている。また、筐体100には排気口111,112が設けられている。
動作軸は、開閉機構部15の開閉動作に連動し開動作時に可動接触子3を固定接触子6,7から開離する方向に押圧する中空の押圧部材17と、一端が押圧部材17に、他端が可動接触子3にそれぞれ係合されて押圧部材17の中空部に配置され、可動接触子3を固定接触子6,7方向に付勢する接圧バネ(図1では図示せず)と、押圧部材17の外周面に摺動可能に配置されると共に、一端が可動接触子3に固定された筒状のカバー部材16と、カバー部材16の内側空間と消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口に相当する貫通孔26とを有している。
すなわち、可動接触子3には筒状のカバー部材16が固定され、このカバー部材16の内側に一部もしくは全部が嵌入された中空の押圧部材17が配置されている。この押圧部材17と可動接触子3は中空の押圧部材17の内部空間(中空部)に設けられた接圧バネ(図1では図示せず)にて引き合うように付勢されている。押圧部材17は、隔壁21を貫通しており、開閉機構部15の開閉動作に連動して可動接触子3の開閉動作方向(図1に矢印で示す方向であり、図1に向かって上下方向である。)に移動し、開閉機構部15の開動作時に可動接触子3を固定接触子6,7から開離する方向に押圧する。
開閉機構部15は、押圧部材17と反対側にて筐体100の外部へと伸びる手動操作ハンドル110と接続されている。
また、可動接触子3が開離(開極)する方向(図1に向かって下方)にある筐体底壁面101がこの回路遮断器の取付面となっており、筐体底壁面101の中心部には、回路遮断器を外部レールに取り付けるための窪みが設けられている。
このような回路遮断器で、短絡電流等の大電流を遮断する場合、リレー部14からの指令により開閉機構部15が動作するより早く、接点対1と8、2と9間での電流集中による電磁反発力と、略並行で反対方向の電流が流れる、固定接触子6,7導体と可動接触子3導体との間の電磁反発力と(以下、接点対1と8、2と9間の電磁反発力と、固定接触子6,7導体と可動接触子3導体との間の電磁反発力とを合わせて接触子3と6、3と7間の電磁反発力という。)により、可動接触子3が筐体底壁面101側に移動して接点1と8、2と9が開離する。これに伴い、2つの接点対1と8、2と9間に夫々アークが発生し、これらのアークは、自己電流による電磁力と消弧空間内で発生する圧力勾配により、左右の消弧板18へと夫々駆動され、分断、消弧される。
なお、本実施の形態では、前述の固定接触子6,7導体と可動接触子3導体との間の電磁反発力と、接点対1と8、2と9間に発生したアークを駆動する力とを強化するために、略U字状の固定接触子6,7のU字状ループ内には、磁性体板を積層したコア10が設けられている。
次に、図2〜図4を用いて動作軸について詳細に説明する。
可動接触子3の中央部には、カバー部材16の中空部と消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口に相当する貫通孔26が形成されている。接圧バネ22は押圧部材17の内部空間(中空部)に配置されており、その一端はピン23により可動接触子3に係合され、他端はピン24により押圧部材17に係合されている。
押圧部材17と可動接触子3とは、接圧バネ22により互いに引き合うように構成されており、すなわち、接圧バネ22は可動接触子3を固定接触子方向に付勢しており、さらに、押圧部材17は、反可動接触子側(可動接触子3と反対側)に設けられた穴17aにて開閉機構部15と係合しており、開閉機構部15が押圧部材17を開閉機構部15側に引き上げることにより可動接点1,2が固定接点8,9に接触して閉極し、反対に押圧部材17を可動接触子3側に押し下げることにより可動接点1,2が固定接点8,9から開離して開極する。また、カバー部材16は、爪部25により可動接触子3と係合して可動接触子3に固定されており、可動接触子3と一体となって動く。
ここで、上述したように、開閉機構部15の動作に先立って、接触子3と6、3と7間の電磁反発力で可動接触子3が開極すると、図4に示すように、接圧バネ22が延びて、接圧バネ22の一部が、押圧部材17の中空部の外へと移動する。この時、カバー部材16が無ければ、上記押圧部材17の中空部の外へと移動した接圧バネ22部分は、接点対1と8、2と9間に発生したアークと直接向き合い、アークに起因する熱により損傷を受ける。つまり、カバー部材16は、主に、接圧バネ22をアークから守るために、すなわち接圧バネ22をカバーするために、設けられている。
本実施の形態のように、接圧バネ22を押圧部材17内部に収納すれば、従来のように、筐体底壁面101と可動接触子3の間に接圧バネ22を設ける必要がなくなる。因って、可動接触子3を筐体底壁面101まで開極させることが可能となるので、所望の遮断性能を得るために必要な接点開離距離を確保するのに要する消弧空間の可動接触子開閉動作方向の寸法を小さくできる。特に、本実施の形態のように、筐体底壁面101を回路遮断器の取付面とする場合には、回路遮断器を外部レールに取り付けるための窪みが筐体底面に設けられるので、このような接圧バネ22の配置が、回路遮断器の高さ寸法低減に特に有効となる。
大電流を遮断する回路遮断器においては、非常に大きなエネルギーを有するアークが発生するため、アークを処理する消弧板18などの消弧装置が配置される消弧空間と、開閉機構部15およびリレー部14が配置される開閉機構部収納空間とを隔壁21にて区切り、アークの熱およびそれに伴う溶融物が開閉機構部15およびリレー部14に達して、これらが損耗することを防止している。
しかしながら、隔壁21が存在すると、大電流遮断時には、可動接触子3が収納されている消弧空間と開閉機構部15が収納されている開閉機構部収納空間との間で圧力差が発生する。この圧力差は、隔壁21を貫通して設けられている押圧部材17を開閉機構部収納空間側へと押す力となる。さらに、可動接触子3とカバー部材16とは、この押圧部材17の下部先端をキャップ状に覆っているので、もし仮に可動接触子3の中央部に設けた貫通孔26が無ければ、消弧空間の圧力上昇に伴い、可動接触子3は押圧部材17側へと力を受け、先述の接触子3と6、3と7間の電磁反発力による開極動作が阻害され、遮断不能や再点弧が発生する場合がある。
そこで、本実施の形態では、可動接触子3に貫通孔26を設けることにより、消弧空間とカバー部材16の内側空間との圧力差を緩和して、上記開極動作の阻害の発生を防いでいる。したがって、確実に接触子3と6、3と7間の電磁反発力により開極でき、優れた遮断性能を実現できる。
さらに、本実施の形態では、カバー部材16の内側空間と消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口(貫通孔26)を、可動接触子3中央部のカバー部材16の内側空間と消弧空間とを仕切る部分に、筐体底壁面101に向けて開口するように設けている。これは、アークと対面しない位置に貫通孔26を設けることにより、貫通孔26から流れ込むアークに起因するホットガスの温度を低くして、接圧バネ22の損耗を防止するためである。消弧空間連通用開口(本実施の形態では貫通孔26)が接点対1と8,2と9間に発生するアークに対面するカバー部材16の部位に設けられた場合、アークに起因する高温のガス流が接圧バネ22を収納している空間に流れ込み、バネがなまるなどの損傷が発生する。その結果、短絡電流遮断後の再通電不能、再通電時の異常温度上昇などの原因となる。
このように、本実施の形態では、カバー部材16の内側空間と消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口(貫通孔26)を設けることにより、大電流遮断時の消弧空間の圧力上昇により可動接触子3が閉極方向に力を受けて開極動作が遅れるのを防止した。しかしながら、カバー部材16の内側空間を介して高圧の消弧空間と連通して高圧となった押圧部材17の中空部と、開閉機構部収納空間との圧力差は依然として緩和されていない。この押圧部材17の中空部と開閉機構部収納空間との圧力差は、開閉機構部15の開動作を妨げるように作用する。
大電流遮断時に接触子間の電磁反発力により開極した可動接触子3は、遮断動作後半には事故電流瞬時値の減少に伴い電磁反発力(開極力)が低下して、その力が接圧バネ22の力(閉極力)より小さくなり、閉極動作を開始する。この閉極動作に伴い、接点間距離が小さくなり、所定の接点間距離より小さくなると接点間でアークが再点弧する。この所定の接点間距離より小さくなる前に、開閉機構部15が押圧部材17を所定の接点間距離まで押し下げれば、アークの再点弧は防止でき、確実に短い時間で遮断を完了でき、固定接触子6,7、可動接触子3、消弧板18などの消弧装置の損耗を防いで、繰返し使用できる回路遮断器を実現できる。
そこで、本実施の形態では、上述の開閉機構部15の動作を妨げる、押圧部材17に作用する圧力差を緩和するために、押圧部材17の中空部と開閉機構部収納空間とを連通する開閉機構部収納空間連通用開口28を設けた。すなわち、図3および4に示すように、隔壁21より開閉機構部収納空間側に位置する押圧部材17の部位に、中空の押圧部材17の内外を貫通する開口28を設けた。これにより、押圧部材17に働く圧力差が緩和されるので、大電流遮断時の消弧空間の圧力上昇により動作軸(押圧部材17)が開閉機構部15側へと押し戻される力を低減でき、開閉機構部15により押圧部材17を即座に押し下げることが可能となり、開閉機構部15の動作遅れに起因する遮断不能および再点弧が発生し難い回路遮断器を実現できる。
なお、本実施の形態では、カバー部材16の内側空間と消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口(貫通孔26)と、押圧部材17の中空部と開閉機構部収納空間とを連通する開閉機構部収納空間連通用開口28との両方を設けた場合について示したが、消弧空間連通用開口(貫通孔26)のみを設けてもよく、大電流遮断時の消弧空間の圧力上昇により可動接触子3が閉極方向に力を受けて開極動作が遅れ、遮断不能となることを防止できる。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2による回路遮断器を説明するための図であり、より具体的には、要部を示す正面図である。
上記実施の形態1では、消弧空間連通用開口に相当する貫通孔26を可動接触子3に配置した場合について説明したが、本実施の形態では、図5に示すように、消弧空間連通用開口に相当するスリット27を、カバー部材16における可動接触子3の長手方向に並行な壁面に配置した。すなわち、消弧空間連通用開口が接点間に発生するアークと対面しないように、筒状のカバー部材16の可動接触子3側端部にある爪部25の横から延びる複数のスリット27としている。
本実施の形態においても、上記実施の形態1の場合と同様に、大電流遮断時の消弧空間の圧力上昇による可動接触子3の開極動作遅れを防止できるとともに、接点開離時に発生するアークによる接圧バ22の損耗を防止できる。
さらに、実施の形態1では可動接触子3の導体幅の関係上、カバー部材16内外の圧力差を十分緩和するのに必要な開口(貫通孔26)面積を確保し難い場合がある。これに対して、本実施の形態では、スリット27の可動接触子開閉動作方向の寸法を大きくすることにより十分な開口面積を確保することができるので、接圧バネ22の損傷を発生させることなくカバー部材16内外の圧力差を十分に緩和でき、大電流遮断時の消弧空間の圧力上昇による可動接触子3の開極動作遅れを防止できる。
さらに、図5に示すような、筒状のカバー部材16の可動接触子3側端部にある爪部25の横から延びるスリット27を設けることにより、カバー部材16に設けた爪部25を可動接触子3に係合させるための弾性を、カバー部材16の可動接触子3側端部に与えることが可能となる。
なお、上記各実施の形態では、カバー部材16が押圧部材17の外周面に摺動可能に配置される場合について示したが、カバー部材16が押圧部材17の内周面に摺動可能に配置されてもよく、同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、開閉機構部15の開動作時に押圧部材17が可動接触子3を直接押圧するように構成した場合について示したが、これに限るものではない。例えば、押圧部材17がカバー部材16を押圧することにより間接的に可動接触子3を押圧するように構成してもよい。また、この場合、押圧部材17は隔壁21を貫通せずにカバー部材16が隔壁21を貫通するように構成してもよい。
なお、上記各実施の形態では、本発明を主に単極回路遮断器に適用した場合ついて説明したが、本発明は多極回路遮断器にも適用でき、同様な効果が得られることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1による回路遮断器を一部破断して内部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1による回路遮断器の要部を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。 本発明の実施の形態1による回路遮断器の要部を示し、接圧バネが縮んだ状態を表す断面図である。 本発明の実施の形態1による回路遮断器の要部を示し、接圧バネが伸びた状態を表す断面図である。 本発明の実施の形態2による回路遮断器の要部を示す正面図である。
符号の説明
1,2 第1および2可動接点、3 可動接触子、4,5 アークホーン、6,7 第1および2固定接触子、8,9 第1および2固定接点、10 コア、12,13 端子、14 リレー部、15 開閉機構部、16 カバー部材、17 押圧部材、18 消弧板、19 消弧側板、21 隔壁、22 接圧バネ、23,24 ピン、25 爪部、26 貫通孔、27 スリット、28 開閉機構部収納空間連通用開口、100 筐体、101 筐体底壁面、110 ハンドル、111,112 排気口

Claims (3)

  1. 第1および2可動接点を有する可動接触子と、
    上記第1および2可動接点と夫々接点対を形成する第1および2固定接点を有する第1および2固定接触子と、
    上記第1および2固定接点の上記可動接触子と反対側に配置される開閉機構部と、
    上記開閉機構部を収納する開閉機構部収納空間と、上記第1および2固定接触子の少なくとも固定接点側端部と上記可動接触子とを収納する消弧空間とを分離する隔壁と、
    上記隔壁を貫通し上記第1固定接触子と第2固定接触子との間に配置されて上記開閉機構部の開閉動作を上記可動接触子に伝える動作軸と
    を備える回路遮断器において、
    上記動作軸は、
    上記開閉機構部の開閉動作に連動し開動作時に上記可動接触子を上記固定接触子から開離する方向に押圧する中空の押圧部材と、
    一端が上記押圧部材に、他端が上記可動接触子にそれぞれ係合されて上記押圧部材の中空部に配置され、上記可動接触子を上記固定接触子方向に付勢する接圧バネと、
    上記押圧部材の外周面または内周面に摺動可能に配置されると共に、一端が上記可動接触子に固定された筒状のカバー部材と、
    上記カバー部材の内側空間と上記消弧空間とを連通する消弧空間連通用開口と
    を有していることを特徴とする回路遮断器。
  2. 消弧空間連通用開口を、カバー部材の、可動接触子の長手方向に並行な壁面、または可動接触子に配置したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 押圧部材の中空部と開閉機構部収納空間とを連通する開閉機構部収納空間連通用開口を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の回路遮断器。
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