JPH06152965A - 2値化処理装置 - Google Patents
2値化処理装置Info
- Publication number
- JPH06152965A JPH06152965A JP4321399A JP32139992A JPH06152965A JP H06152965 A JPH06152965 A JP H06152965A JP 4321399 A JP4321399 A JP 4321399A JP 32139992 A JP32139992 A JP 32139992A JP H06152965 A JPH06152965 A JP H06152965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dot
- binarization
- gradation
- gradation value
- dots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
された画像が元の画像に近い状態であるようにし、この
2値化処理が高速に行えるようにすることを目的とす
る。 【構成】 2値化処理をするドットについて、その周辺
のドットの階調値との比較を階調値比較演算部2で行
い、この比較結果により、比較したドットの階調値の中
でのこのドットの階調値の順位を順位割り出し演算部4
で行い、この順位により2値化割当処理部5において2
値化を行う。
Description
ーン認識などで利用される、入力画像の2値化を行う2
値化処理装置に関する。
す構成図である。同図において、1は入力した画像が図
7に示すように横13縦23に分割され、それぞれの濃
度が0〜9の階調値で記憶されている入力画像記憶部、
5aは入力画像グレーパターン記憶部1に記憶されてい
る各ドットの階調値を、設定値(閾値)と比較して、設
定値より大きいものは1、設定値未満のものは「0」と
する2値化処理部、6は2値化処理部5により「0」か
1に変換された各ドットの階調値をそのドットの座標に
当てはめて記憶する2値化画像記憶部、7は入力画像グ
レーパターン記憶部1や入力画像2値化パターン記憶部
6における各ドットの位置(座標)を管理するドットア
ドレス制御部である。
され、その分割された各ドット毎に1〜9の階調に数値
化され、入力画像記憶部1に記憶される。例えば、手書
きの文字「5」を処理する場合、まず、図8(a)に示
すような状態でドットに分割され、図8(b)に示すよ
うに、各ドット毎にその濃度に応じて0〜9の階調値が
当てはめられる。13×23=299分割され、分割さ
れたドットそれぞれに階調値が当てはめられた文字
「5」は、ドット毎に2値化処理部5aにおいて設定さ
れている設定値より大きいか小さいかが判定され、その
後、2値化される。すなわち、ドットに当てはめられた
階調値が設定値以上の場合は、その階調値を「1」に置
き換え、設定値未満の場合はその階調値が「0」に置き
換えられる。このようにして各ドットの階調値は「0」
か「1」に置き換えられ、ドットアドレス制御部7の制
御により各ドットに当てはめられ、「0」か「1」に2
値化された2値化画像として手書き文字「5」の画像
が、2値化画像記憶部6に記憶される。
されていたので、処理をする画像に部分的な濃度差(シ
ェーディング)があると、2値化画像が設定値に依存し
て部分的に太くなったり細くなったりし、場合によって
は部分的に欠落した画像となっていしまうという問題が
あった。例えば、図8(b)に示すように数値化された
画像を、設定値5で2値化する場合、図9に示すよう
に、線が太くなった状態の2値化画像となる。ここで、
線の太さを元の画像データの状態に近づけるために、設
定値を8として2値化すると、図10に示すように、部
分的に欠落して元の手書き文字「5」の画像とは異なる
ものになってしまう。ここでシェーディングとは、画像
全域に対して暗い領域などがある場合の状態を示し、例
えば、球面にかかれた文字「5」を画像としてとらえる
場合、球面への光の当たり方により得られた文字「5」
の画像は部分的に暗いところが発生する。
局所的なドットの階調値の分析を行い、これらの近傍の
部分毎に局所的な設定値を画像全域にわたって逐次設定
していき、この部分部分の設定値をもってその領域内の
ドットに2値化処理をしていく2値化処理装置がある。
しかし、このような2値化処理装置では、2値化処理を
行うまでの前処理に複雑なアルゴリズムが必要となり、
時間がかかるという問題があった。
るためになされたものであり、局所的な濃度の違いがあ
っても、2値化処理された画像が元の画像に近い状態で
あるようにし、この2値化処理が高速に行えるようにす
ることを目的とする。
置は、着目する対象ドットについてその階調値と対象ド
ットの周囲のドットの階調値との大小関係を比較する比
較手段と、比較演算手段の結果により対象ドットの階調
値の周囲のドットの階調値の中での順位を割り出す順位
割り出し手段と、順位割り出し手段が決定した順位によ
り対象ドットの階調値を0もしくは1とする2値化割当
手段とを有することを特徴とする
そのドットの周辺の濃度を基準とした閾値により逐次2
値化される。
する。図1はこの発明の1実施例である2値化処理装置
の構成を示す構成図であり、同図において、2はドット
アドレス制御部7の制御情報により処理を行うドットの
ドットアドレスよりそのドットとそのドットの周辺のド
ットの階調値との大小関係を比較する階調値比較演算
部、3は階調値比較演算部2が比較した結果を順次記憶
していく比較データバッファ、4は比較データバッファ
3が記憶している比較結果より順位付けを行う順位割り
出し演算部、5は順位割り出し演算部4が順位付けした
結果より対象とする階調値を「0」にするか「1」にす
るかを決定し、これにより2値化を行う2値化割当処理
部であり、他は図6と同様である。
説明する。まず、階調値比較演算部2が、入力画像記憶
部1に記憶されている図8(b)に示すようなデータ
を、ドットアドレス制御部7の制御下で、ドットアドレ
ス(1,1)より順次読みだして、階調値を読み出すド
ットの周辺8つのドットの階調値との大小関係を求め
る。
(1,1)の場合、このドット階調値1と周辺8つのド
ットの階調値との大小関係を求める。まず、ドットアド
レス(1,1)の左上のドットの階調値と比較し、ここ
にはドットが存在しないので、比較結果は無しとする。
次に、ドットアドレス(1,1)の真上のドットの階調
値と比較し、ここのもやはりドットがないので、比較結
果は無しとする。同様に、ドットアドレス(1,1)の
右上,左,左下にはドットが存在しないので、これらと
の比較結果は無しとする。
にはドットが存在するので、このドットアドレス(2,
1)の階調値「2」とドットアドレス(1,1)の階調
値「1」との大小関係を比較し、この場合は、右にある
ドットアドレス(2,1)の階調値の方が大きいので、
2値化処理の対象であるドットアドレス(1,1)のド
ットは右のドットより小さい旨を、比較データバッファ
3に記憶する。同様に、ドットアドレス(1,1)の右
下のドット、下のドットのそれぞれの階調値と比較し、
その大小関係を逐次比較データバッファ3に記憶する。
(1,1)の階調値と、周辺のドットの階調値との比較
が全て終わったら、順位割り出し演算部4では、比較デ
ータバッファ3に記憶されているドットアドレス(1,
1)とその周辺のドットの階調値との大小関係より、ド
ットアドレス(1,1)と比較した周辺のドットとの中
におけるドットアドレス(1,1)のドットの階調値の
順位を割り出す。図8(b)に示すように、ドットアド
レス(1,1)の階調値は、右のドット,右下のドッ
ト,下のドットそれぞれの階調値「2」,「7」,
「5」のどれに対しても小さいので、ドットアドレス
(1,1)の順位は比較したドットの階調値の中で4位
となる。また、例えば、2値化処理対象のドットがドッ
トアドレス(3,6)の場合は、比較する階調値は周囲
8つのドットの階調値となり、この中でこのドットの階
調値の順位は1位となる。
対象のドットアドレス(1,1)のドットの階調値の順
位が算出されたら、2値化割当処理部5において、以下
の処理を行う。まず、2値化割当処理部5では、順位割
り出し演算部4で順位付けを行った階調値の数により3
つの場合に分けて処理をする。
階調値の数が9つの場合は、すなわち、2値化処理する
ドットが図2に示すような位置の場合は、2値化処理対
象のドットの階調値の順位が3位タイ以上ならこの階調
値を1に変更し、4位以下ならこの階調値を「0」に変
更する。順位割り出し演算部4で順位付けを行った階調
値の数が6つの場合は、すなわち2値化処理するドット
が図3に示すような位置の場合は、2値化処理対象のド
ットの階調値の順位が2位タイ以上ならこの階調値を1
に変更し、3位以下ならこの階調値を「0」に変更す
る。そして、順位割り出し演算部4で順位付けを行った
階調値の数が4つの場合は、すなわち2値化処理するド
ットが図4に示すような位置の場合は、2値化処理対象
のドットの階調値の順位が1位タイ以上ならこの階調値
を1に変更し、2位以下ならこの階調値を「0」に変更
する。
ス(1,1)のドットの場合、順位割り出し演算部4で
順位付けを行った階調値の数が4つで、このドットの階
調値の順位は4位なので、2値化割当処理部5では、こ
のドットの階調値を「0」に変更する。また、2値化処
理対象のドットが、ドットアドレス(3,6)のドット
の場合、順位割り出し演算部4で順位付けを行った階調
値の数が9つで、このドットの階調値の順位は1位なの
で、2値化割当処理部5では、このドットの階調値を
「1」に変更する。
では、この2値化処理された「0」を、ドットアドレス
制御部7の制御の元に、ドットアドレス(1,1)の所
に当てはめる。同様に、ドットアドレス(3,6)のド
ットの処理の場合、2値化処理結果である「1」をドッ
トアドレス(3,6)の位置に当てはめる。以上のこと
を、ドットアドレス(1,1)からドットアドレス(1
3,23)まで順次行い、図8(a)に示す、入力画像
記憶部1に記憶されているデータを2値化処理し、図5
に示すような、2値化処理された文字「5」を得る。
処理装置によれば、局所的な濃度の違いがあっても、2
値化処理された画像が元の画像に近い状態になるという
効果がある。また、この2値化処理は、複雑な前処理を
必要としないので、高速に行えるという効果がある。
成を示す構成図である。
図である。
図である。
図である。
す状態図である。
る。
である。
数値化データを示す状態図である。
態図である。
状態図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドットで構成された画像データを2値化
処理する2値化処理装置において、 着目する対象ドットについてその階調値と前記対象ドッ
トの周囲のドットの階調値との大小関係を比較する比較
手段と、 前記比較演算手段の結果により前記対象ドットの階調値
の前記周囲のドットの階調値の中での順位を割り出す順
位割り出し手段と、 前記順位割り出し手段が決定した順位により前記対象ド
ットの階調値を0もしくは1とする2値化割当手段とを
有することを特徴とする2値化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321399A JPH06152965A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 2値化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321399A JPH06152965A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 2値化処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152965A true JPH06152965A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18132117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4321399A Pending JPH06152965A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 2値化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784500A (en) * | 1995-06-23 | 1998-07-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image binarization apparatus and method of it |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4321399A patent/JPH06152965A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784500A (en) * | 1995-06-23 | 1998-07-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image binarization apparatus and method of it |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0628188B1 (en) | Method of identifying and characterizing a valid object by color | |
US5371810A (en) | Method of determining the interior points of an object in a background | |
JPH06152965A (ja) | 2値化処理装置 | |
JPS59135579A (ja) | パタ−ンの輪郭追跡方法 | |
JPH04227581A (ja) | 画像の2値化閾値算出装置 | |
JP3172498B2 (ja) | イメージ認識用特徴値抽出方法、およびその装置、イメージ解析プログラムを格納する記憶媒体 | |
JPH05225331A (ja) | 画像処理方法 | |
JP2001022881A (ja) | 2次元コードの概略位置検出装置及び検出方法 | |
JP2865529B2 (ja) | 指紋照合装置 | |
JP3052464B2 (ja) | 多値化データを用いた輪郭点抽出法 | |
JPH07160879A (ja) | 画像処理方法 | |
US5532843A (en) | Parallel processing apparatus based on arbitrary determination of processing areas of image data | |
EP0447541B1 (en) | Image data processor system and method | |
JP2859453B2 (ja) | 画像の細線化方式 | |
JPH0581430A (ja) | エツジ検出方法 | |
JP2613211B2 (ja) | 画像入力装置 | |
JPS6197788A (ja) | ノイズ除去方法 | |
JP3025365B2 (ja) | 画像の二値化処理装置 | |
JPS6140683A (ja) | 輪郭追跡装置 | |
JPH04270475A (ja) | 画像雑音除去装置 | |
JPS638512B2 (ja) | ||
JPH01158577A (ja) | 線図形画像の背景消去および2値化処理方法およびその装置ならびに指紋画像用画像処理装置 | |
JPH05143733A (ja) | 輪郭抽出装置 | |
JPH0460782A (ja) | パターン処理装置 | |
JPS62226390A (ja) | 黒丸判定方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060727 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804 |