JPH0615274U - 電気コネクタの防水カバー - Google Patents

電気コネクタの防水カバー

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JPH0615274U
JPH0615274U JP5197192U JP5197192U JPH0615274U JP H0615274 U JPH0615274 U JP H0615274U JP 5197192 U JP5197192 U JP 5197192U JP 5197192 U JP5197192 U JP 5197192U JP H0615274 U JPH0615274 U JP H0615274U
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JP
Japan
Prior art keywords
waterproof cover
connector
electrical connector
fitted
engaging opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5197192U
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English (en)
Inventor
一久 石崎
俊晴 ▲高橋▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0615274U publication Critical patent/JPH0615274U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気コネクタ用防水カバーを電気コネクタに
容易に嵌着できる。 【構成】 電気コネクタの外周面10aから外方へ突出
した係止鍔部12aに水密に嵌着可能な係合開口部31
aを有した軟質の電気コネクタの防水カバー30におい
て、前記係合開口部31aに、係合開口部31aの形状
維持を図ると共に中間で分割され係合開口部31aの伸
びを許容できる硬質の嵌着補助部材32を設けたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は雌雄コネクタの嵌合部を防水する電気コネクタの防水カバーに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気コネクタの防水カバーとしては、例えば図4に示すような 実開昭64−23885号公報に開示されたものがある。すなわち、電気コネク タCは、ケーブルの端部に接続されたプラグとしてのコネクタ本体2がパネルP に取付けられたレセプタクル1に保持され、パネルPに間隔をおいて対向する係 止鍔部としてのフランジ部2aを有している。
【0003】 また、電気コネクタの防水カバーとしてのゴム製ブーツ3は、先端部に環状凹 部3aを有した係合開口部3bが設けられ、この係合開口部3bが前記コネクタ 本体2のフランジ部2aに嵌着する軟質のものである。
【0004】 なお、ブーツ3の外側を覆いかつ前記パネルPに係止され、これにより前記コ ネクタ本体2のフランジ部2aを前記パネルPに向けて押圧するロックフード4 を備え、前記ゴム製ブーツ3の係合開口部3bは前記フランジ部2aと前記パネ ルPとの間で押圧される部分を有している。
【0005】 電気コネクタCをパネルPに取付けるには、まずコネクタ本体2のフランジ部 2aに、ゴム製ブーツ3の係合開口部3bの環状凹部3aを嵌着し、次いでコネ クタ本体2をパネルPに取付けられたレセプタクル1に嵌合する。さらにロック フード4をブーツ3に被せ、フード係止片4aをパネルPに設けられた係止孔P aに嵌入係止して電気コネクタCをパネルPに取付ける。
【0006】 こうして、ゴム製ブーツ3により電気コネクタCを防水することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、コネクタ本体2のフランジ部2aにブーツ3の係合開口部3b を嵌着する際、係合開口部3bを押し拡げなければならず、その作業は煩雑であ り、電気コネクタの取付け作業性を低下させてしまうという問題があった。
【0008】 また、ゴム製ブーツ3は軟質であるため、係合開口部3bとフランジ部2aと のシール製を向上させるべくロックフード4を用いなければならず、部品点数が 増加し、この点からも組付け作業性を低下させてしまうという問題があった。
【0009】 本考案は上記の点に着目してなされたもので、電気コネクタの係止鍔部に防水 カバーの係合開口部を嵌着する際、嵌着が容易でシール性の高い電気コネクタの 防水カバーの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、電気コネクタの外周面から外方へ突出 した係止鍔部に水密に嵌着可能な係合開口部を有した軟質の電気コネクタの防水 カバーにおいて、前記係合開口部に、係合開口部の形状維持を図ると共に中間で 分割され係合開口部の伸びを許容できる硬質の嵌着補助部材を設けた構成とした 。
【0011】
【作用】
電気コネクタの係止鍔部に防水カバーの係合開口部を当接し防水カバーを電気 コネクタに向って押圧すると、防水カバーの嵌着補助部材の分割部の間隔が開く と共に防水カバーの係合開口部が拡大されて防水カバーの係合開口部が電気コネ クタの係止鍔部に嵌着する。この嵌着後、防水カバーの係合開口部が弾性による 復元力により収縮して防水カバーの係合開口部を電気コネクタの係止鍔部に係止 させることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1は本考案に係る電気コネクタの防水カバーの一実施例を示す。この図及び 図2において、10は雌コネクタ、20は雄コネクタ、30は本考案実施例に係 る防水カバーである。
【0014】 雌コネクタ10は、その後端近傍の外周面10aに外方へ突出した係止鍔部1 2aと、この係止鍔部12aの先端から雌コネクタ10の後端まで傾斜したリブ 12bを周方向に所定の間隔をおいて複数個設けている。なお、実施例では、雄 コネクタ20の外周面の大きさは、雌コネクタ10の外周面10aの大きさを越 えないように形成されている。但し、防水カバー30の嵌着の案内を行なうリブ 12bは、雄コネクタ20側に設けることもできる。
【0015】 防水カバー30は、図2(a)に示すように、空洞状をなした軟質ゴム製の防 水カバー本体31が主体をなし、その係合開口部31a先端から電線の配索方向 でカバー本体31の内部へ進入した位置に、防水カバー本体31の内壁から内部 に突出したフランジ部31bが設けられ、このフランジ部31bと係合開口部3 1a先端の間に環状の硬質樹脂製の嵌着補助部材32が一体的に備えられ、防水 カバー30の係合開口部31aの形状維持を行っている。さらに、この嵌着補助 部材32を図3(a)のように中間の分割部32bで4分割すると共に、図2( a)のように嵌着補助部材32の内周面からフランジ部31bにかけて防水シー ル33を設けている。なお、この環状の嵌着補助部材32の内周面32aの大き さは、雌コネクタ10の外周面10aと略一致しているか、若干小さく形成され る。
【0016】 このような構成の防水カバー30を装着するには、まず、雄コネクタ20を雌 コネクタ10に嵌合し、次いで図2(a)に示すように、防水カバー30を雄コ ネクタ20の後方から接近させ、防水カバー30の係合開口部31aを嵌着補助 部材32において雌コネクタ10の係止鍔部12aのリブ12bに当接させ、さ らに防水カバー30を係止鍔部12aへ向って押圧する。すると、図2(b)に 示すように、嵌着補助部材32がリブ12bを摺動しながら次第に各分割部32 bの間隔を開き(図3(b))、内周面32a、換言すれば係合開口部31aが 拡大される。そして嵌着補助部材32が係止鍔部12aに嵌入すると、図2(c )に示すように、防水カバー30の弾性による復元力により係止開口部31aが 収縮してシール33が係止鍔部12a及び雌コネクタ10の外周面10aに密着 し、防水カバー30の取付けが完了する。
【0017】 従って、本実施例では、防水カバー30の係合開口部31aを係止鍔部12a に当接させ、防水カバー30を単に押圧するだけで嵌着できるため、防水カバー 30の嵌着作業性を向上することができる。
【0018】 また、防水カバー30の嵌着後は、嵌着補助部材32が防水カバー30の係合 開口部31aの補強となって雌コネクタ10と防水カバー30との係止力を増大 し、シール性を向上させることができる。
【0019】 また、シール性を向上させるべく、別部品を組み付ける必要もなく、この点か らも作業性は向上する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、防水カバーの係合開口部に嵌着補助部材 を設けて防水カバーの係合開口部の形状維持を行なわせたので、防水カバーを電 気コネクタに向けて、単に押圧するだけで、防水カバーを電気コネクタの係止鍔 部に容易に嵌着することができる。このため、防水カバーの電気コネクタへの嵌 着作業性、及びシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気コネクタ用防水カバーの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】(a)図1の電気コネクタ用防水カバーを電気
コネクタに嵌着する前の状態を示す断面図である。 (b)図1の電気コネクタ用防水カバーの係止部が電気
コネクタの被係止部を摺動し、電気コネクタ用防水カバ
ーの開口部が拡大された状態を示す断面図である。 (c)図1の電気コネクタ用防水カバーの電気コネクタ
への嵌着が完了した状態を示す断面図である。
【図3】(a)図2(a)のA−A線矢視図である。 (b)図2(b)のB−B線矢視図である。
【図4】従来の電気コネクタ用防水カバーの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
10 雌コネクタ 12a 係止鍔部 20 雄コネクタ 31a 係合開口部 32 嵌着補助部材 32b 分割部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクタの外周面から外方へ突出し
    た係止鍔部に水密に嵌着可能な係合開口部を有した軟質
    の電気コネクタの防水カバーにおいて、前記係合開口部
    に、該係合開口部の形状維持を図ると共に中間に係合開
    口部の伸びを許容する分割部を有した硬質の嵌着補助部
    材を設けたことを特徴とする電気コネクタの防水カバ
    ー。
JP5197192U 1992-07-23 1992-07-23 電気コネクタの防水カバー Pending JPH0615274U (ja)

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JP5197192U JPH0615274U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 電気コネクタの防水カバー

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JP5197192U JPH0615274U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 電気コネクタの防水カバー

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Publication Number Publication Date
JPH0615274U true JPH0615274U (ja) 1994-02-25

Family

ID=12901761

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JP5197192U Pending JPH0615274U (ja) 1992-07-23 1992-07-23 電気コネクタの防水カバー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10899294B2 (en) 2018-08-30 2021-01-26 Yazaki Corporation Grommet assembly
US11066024B2 (en) 2018-08-30 2021-07-20 Yazaki Corporation Grommet assembly

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DE102019212940B4 (de) 2018-08-30 2024-06-06 Yazaki Corporation Tüllenanordnung

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