JPH081576Y2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH081576Y2
JPH081576Y2 JP4854891U JP4854891U JPH081576Y2 JP H081576 Y2 JPH081576 Y2 JP H081576Y2 JP 4854891 U JP4854891 U JP 4854891U JP 4854891 U JP4854891 U JP 4854891U JP H081576 Y2 JPH081576 Y2 JP H081576Y2
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JP
Japan
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connector
connector body
fitting hood
fitting
hood portion
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雄型コネクタが雌型コ
ネクタに防水状態で挿入嵌合される防水コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5には特開昭58−186178号公
報で開示された従来の防水コネクタ1が示されている。
同図において、防水コネクタ1は、コネクタ本体5に複
数の端子収容室4(後述する図2参照)が形成されると
共にコネクタ本体5を囲むようにコネクタ本体5に一体
にスカート部13が形成された雄型コネクタ3と、コネ
クタ本体5が挿入されると共にコネクタ本体5とスカー
ト部13の間に挿入される嵌合フード部9が形成された
雌型コネクタ11と、コネクタ本体5の外周に装着され
た筒状のシール部材7とで構成されている。
【0003】上記雄型コネクタ3を雌型コネクタ11の
嵌合フード部9内に挿入嵌合するには、雄型コネクタ3
のコネクタ本体5を雌型コネクタ11の嵌合フード部9
内に挿入する。この状態では、シール部材7は、雌型コ
ネクタ11の嵌合フード部9の内壁9aと雄型コネクタ
3のコネクタ本体5の外周との間に密着され、雄型コネ
クタ3のコネクタ本体5と雌型コネクタ11の嵌合フー
ド部9との間がシール状態とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、雄型コ
ネクタ3が部品単品の状態や、電線端部に加締め接続さ
れた端子金具が端子収容室内に収容された状態でそれぞ
れ運搬される場合、例えば雄型コネクタ3の場合には、
シール部材7とスカート部13の内壁との間にホコリ、
ゴミ等が付着する。また嵌合相手である雌型コネクタ1
1の場合には、嵌合フード部9の内壁9aにホコリ、ゴ
ミ等が付着する。この場合には、雄型コネクタ3と雌型
コネクタ11との嵌合時に、ホコリ、ゴミ等がシール部
材7のシール面17に隙間(水の浸入経路)を作るた
め、雄型コネクタ3や雌型コネクタ11に水が浸入す
る。このため、端子収容室内の端子金具間にリーク電流
が流れたり、導通不良が発生したりして、機器の誤作動
が発生する。 これを防止するため、これらの運搬時に
は雄型コネクタ3の嵌合面側及び雌型コネクタ11の嵌
合フード部9側を別体のカバーで閉止してした。
【0005】ところが、雄型コネクタ3を雌型コネクタ
11に挿入嵌合する場合には、カバーを雄型コネクタ3
及び雌型コネクタ11から外す必要があるので、嵌合作
業が面倒であった。
【0006】そこで本考案は、シール部材へのホコリ、
ゴミ等の付着を防止して防水性能を向上することが出来
ると共に、雄型コネクタの雌型コネクタへの嵌合作業が
容易な防水コネクタを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、コネクタ本体が嵌合フード部内に挿入嵌合
する際に、嵌合フード部の開口縁部に押圧されてコネク
タ本体側に屈曲するリブをコネクタ本体の外周からスカ
ート部の内壁に向けてシール部材に一体に形成したこと
を特徴としている。
【0008】
【作用】本考案によれば、雄型コネクタ及び雌型コネク
タを単品で運搬する際に、雄型コネクタのコネクタ本体
の外周に設けられたシール部材はリブによってシール面
が閉止されているので、ホコリ、ゴミ等が付着すること
がない。
【0009】雄型コネクタのコネクタ本体を雌型コネク
タの嵌合フード部内に挿入すると、シール部材に一体形
成されたリブと嵌合フード部の開口縁部が当接する。さ
らにコネクタ本体を嵌合フード部内に挿入すると嵌合フ
ード部の開口縁部がリブを押圧してシール面側に屈曲さ
せ、嵌合フード部の内壁とシール部材のシール面とが密
着した状態でコネクタ本体が嵌合フード部内に完全嵌合
される。この状態ではコネクタ本体と嵌合フード部との
間は防水される。
【0010】このように本考案によれば、雄型コネクタ
を単品部品で運搬する際に、シール面にホコリ、ゴミ等
が付着することがないので、水の浸入経路が形成される
ことがなく、防水性能を向上することが出来る。これに
より、導通不良や、機器の誤作動が生じることがない。
【0011】
【実施例】次に本考案に係る防水コネクタの実施例につ
いて図1乃至図4を用いて説明する。なお、図5に示す
従来の防水コネクタ1と同構成部分については図面に同
符号を付して重複した説明を省略する。
【0012】図1及び図2に示す如く、本実施例の防水
コネクタ21の雄型コネクタ3のコネクタ本体5の外周
に装着されるシール部材25は、中央部に貫通穴25a
が形成された筒状で、シール面27の一方の端部にリブ
23が外周全域に沿ってシール部材25に一体成形され
ている。
【0013】このリブ23は、雄型コネクタ3のコネク
タ本体5の外周にシール部材25が装着された状態で
は、コネクタ本体5を覆うように形成されたスカート部
13の内壁29の段差31に外周端部が当接するように
形成され、このリブ23で閉止される内部33内にシー
ル面27が位置している(図3a)。
【0014】上記雄型コネクタ3のコネクタ本体5を雌
型コネクタ11の嵌合フード部9内に挿入嵌合する嵌合
方法について説明する。
【0015】シール部材25の貫通穴25a内にコネク
タ本体5を挿入した状態で、雌型コネクタ11の嵌合フ
ード部9内にコネクタ本体5を挿入する。コネクタ本体
5を嵌合フード部9内に挿入すると、図3(b)に示す
如く、嵌合フード部9の開口縁部9bがシール部材25
のリブ23に当接する。さらにコネクタ本体5を嵌合フ
ード部9内に挿入すると、図4(a)に示す如く、嵌合
フード部9の開口縁部9bがスカート部13の段差31
との係合を外しリブ23をシール面27側に屈曲させ
る。屈曲させた状態のリブ23は、シール部材25の収
納部25bに格納される。この状態から、コネクタ本体
5を嵌合フード部9内に完全に挿入すると、図4(b)
に示す如く、シール面27が嵌合フード部9の内壁9a
と密着した状態で当接し、コネクタ本体5と嵌合フード
部9とで囲まれる内部33が防水状態となる。
【0016】これにより、雄型コネクタ3及び雌型コネ
クタ11の運搬時にホコリ、ゴミ等がシール部材25の
シール面27に付着することがないので、コネクタ本体
5を嵌合フード部9内に挿入嵌合しても、水の浸入経路
をつくることがない.これによりコネクタ本体5と嵌合
フード部9とで囲まれる内部35に水が浸入することが
ない。従って、端子金具間にリーク電流が流れることが
なく、機器の誤作動や、導通不良が発生することがな
い。
【0017】また、嵌合フード部9の内壁にホコリ、ゴ
ミ等が付着しても、リブ23を押圧して屈曲させた状態
でコネクタ本体5を嵌合フード部9内に挿入する際に屈
曲したリブ23が嵌合フード部9の内壁9aに摺動する
ので、ホコリ、ゴミ等が除去され、シール面27に接触
する嵌合フード部9の内壁9aには、ホコリ、ゴミ等に
よる水の浸入経路が生じることがない。
【0018】また、従来のように、カバーを用いること
がなく、さらにこのカバーを脱着する作業がなくなるの
で、工数を削減することが出来る。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る防水コ
ネクタによれば、コネクタ本体の外周からスカート部の
内壁に向けてシール部材に一体にリブを形成したので、
シール部材へのホコリ、ゴミ等の付着を防止して防水性
能を向上することが出来ると共に、雄型コネクタの雌型
コネクタへの嵌合作業が容易になるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防水コネクタの雄型コネクタ及び
雌型コネクタを示す断面図である。
【図2】防水コネクタの雄型コネクタ及びシール部材を
示す斜視図である。
【図3】雄型コネクタのコネクタ本体を雌型コネクタの
嵌合フード部内に嵌合する際の嵌合方法を示す説明図で
ある。
【図4】雄型コネクタのコネクタ本体を雌型コネクタの
嵌合フード部内に嵌合する際の嵌合方法を示す説明図で
ある。
【図5】従来の防止コネクタの雄型コネクタ及び雌型コ
ネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
3 雄型コネクタ 5 コネクタ本体 9 嵌合フード部 11 雌型コネクタ 21 防水コネクタ 23 リブ 25 シール部材 27 シール面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体を囲むようにコネクタ本体
    に一体にスカート部が形成された雄型コネクタと、前記
    コネクタ本体が挿入嵌合されると共に前記コネクタ本体
    と前記スカート部との間に挿入される嵌合フード部を有
    する雌型コネクタと、前記のコネクタ本体の外周に装着
    されたシール部材とからなる防水コネクタにおいて、前
    記コネクタ本体が前記嵌合フード部内に挿入嵌合する際
    に、嵌合フード部の開口縁部に押圧されて前記シール部
    材のシール面側に屈曲するリブを前記コネクタ本体の外
    周から前記スカート部の内壁に向けて前記シール部材に
    一体に形成したことを特徴とする防水コネクタ。
JP4854891U 1991-06-26 1991-06-26 防水コネクタ Expired - Fee Related JPH081576Y2 (ja)

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JP4854891U JPH081576Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 防水コネクタ

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JP4854891U JPH081576Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 防水コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH052381U JPH052381U (ja) 1993-01-14
JPH081576Y2 true JPH081576Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=12806431

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957715A (en) * 1996-12-19 1999-09-28 Yazaki Corporation Waterproof connector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957715A (en) * 1996-12-19 1999-09-28 Yazaki Corporation Waterproof connector
DE19752960C2 (de) * 1996-12-19 2001-03-22 Yazaki Corp Wassergeschützte oder -dichte Steckverbindung

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JPH052381U (ja) 1993-01-14

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