JPH06152201A - バンドパスフィルタ - Google Patents
バンドパスフィルタInfo
- Publication number
- JPH06152201A JPH06152201A JP29876292A JP29876292A JPH06152201A JP H06152201 A JPH06152201 A JP H06152201A JP 29876292 A JP29876292 A JP 29876292A JP 29876292 A JP29876292 A JP 29876292A JP H06152201 A JPH06152201 A JP H06152201A
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- Japan
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- resonator
- line
- impedance
- impedance line
- metallic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対振動性及び信頼性が高く、加工組立が容易
で、薄型化及び低価格化が可能であるバンドパスフィル
タを実現する。 【構成】 複数の共振器を一体形成した金属板と、この
金属板を挟み込む1組の金属ケースとから構成されるバ
ンドパスフィルタにおいて、高インピーダンス線路、低
インピーダンス線路及び高インピーダンス線路の順番で
直列接続され両端が保持された複数の共振器と、入出力
信号の引き出し線とを一体形成した金属板を設ける。
で、薄型化及び低価格化が可能であるバンドパスフィル
タを実現する。 【構成】 複数の共振器を一体形成した金属板と、この
金属板を挟み込む1組の金属ケースとから構成されるバ
ンドパスフィルタにおいて、高インピーダンス線路、低
インピーダンス線路及び高インピーダンス線路の順番で
直列接続され両端が保持された複数の共振器と、入出力
信号の引き出し線とを一体形成した金属板を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンドパスフィルタに
関し、特に対振動性及び信頼性が高く、加工組立が容易
で、薄型化及び低価格化が可能であるバンドパスフィル
タに関する。
関し、特に対振動性及び信頼性が高く、加工組立が容易
で、薄型化及び低価格化が可能であるバンドパスフィル
タに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のコムライン型バンドパスフ
ィルタの一例の構成部品を示す平面図及び側面図、図7
は図6に示すコムライン型バンドパスフィルタの従来例
の組立状態を示す斜視図である。図6(A)及び(B)
において1は金属ケース、2は共振器、3はインピーダ
ンス変換器、4は複数の共振器2及び複数のインピーダ
ンス変換器3が一体形成された金属板である。また、図
7において5は共振器2の中心周波数の微調整用ネジ、
6は同軸線路、7は同軸線路6の中心導体である。ここ
で、金属板4の”イ”の部分は微調整用ネジ5を取り付
けるネジ穴が、”ロ”の部分は同軸線路6の取付け穴が
それぞれ設けられている。
ィルタの一例の構成部品を示す平面図及び側面図、図7
は図6に示すコムライン型バンドパスフィルタの従来例
の組立状態を示す斜視図である。図6(A)及び(B)
において1は金属ケース、2は共振器、3はインピーダ
ンス変換器、4は複数の共振器2及び複数のインピーダ
ンス変換器3が一体形成された金属板である。また、図
7において5は共振器2の中心周波数の微調整用ネジ、
6は同軸線路、7は同軸線路6の中心導体である。ここ
で、金属板4の”イ”の部分は微調整用ネジ5を取り付
けるネジ穴が、”ロ”の部分は同軸線路6の取付け穴が
それぞれ設けられている。
【0003】図7に示すように金属板4は1組の金属ケ
ース1により両側から挟まれることにより固定される。
また、図6(B)中”イ”のネジ穴には微調整用ネジ5
が、図6(B)中”ロ”の取付け穴には同軸導体6がそ
れぞれ取り付けられる。さらに、同軸導体6の中心導体
7はインピーダンス変換器3に接続され従来のコムライ
ン型バンドパスフィルタを構成する。
ース1により両側から挟まれることにより固定される。
また、図6(B)中”イ”のネジ穴には微調整用ネジ5
が、図6(B)中”ロ”の取付け穴には同軸導体6がそ
れぞれ取り付けられる。さらに、同軸導体6の中心導体
7はインピーダンス変換器3に接続され従来のコムライ
ン型バンドパスフィルタを構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6及び図7
に示す従来例では共振器2及びインピーダンス変換器3
は片側でのみ保持されているため、振動により特性が変
化する場合がある。この対振動性を向上させるためには
共振器2及びインピーダンス変換器3を厚くしなければ
ならず、バンドパスフィルタを小型化することは困難で
ある。また、微調整用ネジ5は共振器2の電界分布の電
界最大点である図6(B)中”イ”の位置に設けなけれ
ばならず、共振器2を損傷しないようにネジ穴を加工す
るのは困難であり、同軸導体6の取付け穴は良好は整合
を得るために厳しい加工精度が必要となる。また、同軸
導体6の取り付け構造は長期的に見て信頼性が悪い。さ
らに、同軸導体6の中心導体7をインピーダンス変換器
3に接続するためには半田付が必要であり、多くの工数
を要していた。従って本発明の目的は、対振動性及び信
頼性が高く、加工組立が容易で、薄型化及び低価格化が
可能であるバンドパスフィルタを実現することにある。
に示す従来例では共振器2及びインピーダンス変換器3
は片側でのみ保持されているため、振動により特性が変
化する場合がある。この対振動性を向上させるためには
共振器2及びインピーダンス変換器3を厚くしなければ
ならず、バンドパスフィルタを小型化することは困難で
ある。また、微調整用ネジ5は共振器2の電界分布の電
界最大点である図6(B)中”イ”の位置に設けなけれ
ばならず、共振器2を損傷しないようにネジ穴を加工す
るのは困難であり、同軸導体6の取付け穴は良好は整合
を得るために厳しい加工精度が必要となる。また、同軸
導体6の取り付け構造は長期的に見て信頼性が悪い。さ
らに、同軸導体6の中心導体7をインピーダンス変換器
3に接続するためには半田付が必要であり、多くの工数
を要していた。従って本発明の目的は、対振動性及び信
頼性が高く、加工組立が容易で、薄型化及び低価格化が
可能であるバンドパスフィルタを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、複数の共振器を一体形成した金
属板と、この金属板を挟み込む1組の金属ケースとから
構成されるバンドパスフィルタにおいて、高インピーダ
ンス線路、低インピーダンス線路及び高インピーダンス
線路の順番で直列接続され両端が保持された複数の前記
共振器と、入出力信号の引き出し線とを一体形成した前
記金属板を備えたことを特徴とするものである。
るために、本発明では、複数の共振器を一体形成した金
属板と、この金属板を挟み込む1組の金属ケースとから
構成されるバンドパスフィルタにおいて、高インピーダ
ンス線路、低インピーダンス線路及び高インピーダンス
線路の順番で直列接続され両端が保持された複数の前記
共振器と、入出力信号の引き出し線とを一体形成した前
記金属板を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】共振器の両端を保持する形状にし、この共振器
と引き出し線とを金属板で一体形成することにより、対
振動性が向上し、加工組立が容易になる。
と引き出し線とを金属板で一体形成することにより、対
振動性が向上し、加工組立が容易になる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るバンドパスフィルタの一実施例の構
成部品を示す平面図及び側面図、図2は図1に示す実施
例の組立状態を示す斜視図である。図1(A)及び
(B)において8は高インピーダンス線路、9は低イン
ピーダンス線路、10は引き出し線であるコプレナー型
線路、11はコプレナー型線路10の中心導体、12は
高インピーダンス線路8、低インピーダンス線路9及び
コプレナー型線路10が一体形成された金属薄板、13
は金属ケースである。また、図2において14は中心周
波数の微調整用ネジである。ここで、高インピーダンス
線路8、低インピーダンス線路9及び高インピーダンス
線路8はそれぞれ直列接続されて共振器50を構成して
おり、また、図1(B)中”イ”は微調整用ネジ14を
取り付けるネジ穴である。
図1は本発明に係るバンドパスフィルタの一実施例の構
成部品を示す平面図及び側面図、図2は図1に示す実施
例の組立状態を示す斜視図である。図1(A)及び
(B)において8は高インピーダンス線路、9は低イン
ピーダンス線路、10は引き出し線であるコプレナー型
線路、11はコプレナー型線路10の中心導体、12は
高インピーダンス線路8、低インピーダンス線路9及び
コプレナー型線路10が一体形成された金属薄板、13
は金属ケースである。また、図2において14は中心周
波数の微調整用ネジである。ここで、高インピーダンス
線路8、低インピーダンス線路9及び高インピーダンス
線路8はそれぞれ直列接続されて共振器50を構成して
おり、また、図1(B)中”イ”は微調整用ネジ14を
取り付けるネジ穴である。
【0008】図2に示すように金属薄板12は1組の金
属ケース13により両側から挟まれることにより固定さ
れてバンドパスフィルタを構成する。また、金属薄板1
2と2つの金属ケース13間との電気的接触を得るため
にロウ付若しくはネジ止めをする。また、微調整用ネジ
14は図1(B)中”イ”のネジ穴に取り付けられる。
属ケース13により両側から挟まれることにより固定さ
れてバンドパスフィルタを構成する。また、金属薄板1
2と2つの金属ケース13間との電気的接触を得るため
にロウ付若しくはネジ止めをする。また、微調整用ネジ
14は図1(B)中”イ”のネジ穴に取り付けられる。
【0009】ここで、図1(A)に示す金属薄板の形状
を図3〜図5を用いて説明する。図3はバンドパスフィ
ルタの最終的な論理表現を示すブロック図である。図3
において15及び15aは終端抵抗、16,16a及び
16bはアドミタンスインバータ、17及び17aは共
振器である。
を図3〜図5を用いて説明する。図3はバンドパスフィ
ルタの最終的な論理表現を示すブロック図である。図3
において15及び15aは終端抵抗、16,16a及び
16bはアドミタンスインバータ、17及び17aは共
振器である。
【0010】終端抵抗15の両端はアドミタンスインバ
ータ16の一方の端子対に接続され、アドミタンスイン
バータ16の他方の端子対はアドミタンスインバータ1
6aの一方の端子対に接続されると共に共振器17の両
端に接続される。以下同様にしてアドミタンスインバー
タ16bの一方の端子対まで接続され、アドミタンスイ
ンバータ16bの他方の端子対は終端抵抗15aの両端
に接続される。
ータ16の一方の端子対に接続され、アドミタンスイン
バータ16の他方の端子対はアドミタンスインバータ1
6aの一方の端子対に接続されると共に共振器17の両
端に接続される。以下同様にしてアドミタンスインバー
タ16bの一方の端子対まで接続され、アドミタンスイ
ンバータ16bの他方の端子対は終端抵抗15aの両端
に接続される。
【0011】一方、図4は2本の平行ストリップ線路が
結合したモデルを示すブロック図である。図4におい
て、18は結合した2本の平行ストリップ線路から構成
されるアドミタンスインバータ、21は1本のストリッ
プ線路から構成される共振器である。また、19,19
a及び19bは高インピーダンス線路を、20,20a
及び20bは低インピーダンス線路をそれぞれ示してい
る。
結合したモデルを示すブロック図である。図4におい
て、18は結合した2本の平行ストリップ線路から構成
されるアドミタンスインバータ、21は1本のストリッ
プ線路から構成される共振器である。また、19,19
a及び19bは高インピーダンス線路を、20,20a
及び20bは低インピーダンス線路をそれぞれ示してい
る。
【0012】アドミタンスインバータ18は高インピー
ダンス線路19と低インピーダンス線路20及び高イン
ピーダンス線路19aと低インピーダンス線路20aと
がそれぞれ直列接続された2本のストリップ線路が平行
に配置された構成であり、低インピーダンス線路20及
び20aに電気信号が入力され、高インピーダンス線路
19及び19aが接地されている。
ダンス線路19と低インピーダンス線路20及び高イン
ピーダンス線路19aと低インピーダンス線路20aと
がそれぞれ直列接続された2本のストリップ線路が平行
に配置された構成であり、低インピーダンス線路20及
び20aに電気信号が入力され、高インピーダンス線路
19及び19aが接地されている。
【0013】また、共振器21はアドミタンスインバー
タ18と同様に高インピーダンス線路19bと低インピ
ーダンス線路20bとが直列接続された構成であり、低
インピーダンス線路20bに電気信号が入力され、高イ
ンピーダンス線路19bが接地されている。共振器21
の共振条件は図4中”イ”の方向に見た特性インピーダ
ンスと図4中”ロ”の方向に見た特性インピーダンスと
の和がゼロの時である。
タ18と同様に高インピーダンス線路19bと低インピ
ーダンス線路20bとが直列接続された構成であり、低
インピーダンス線路20bに電気信号が入力され、高イ
ンピーダンス線路19bが接地されている。共振器21
の共振条件は図4中”イ”の方向に見た特性インピーダ
ンスと図4中”ロ”の方向に見た特性インピーダンスと
の和がゼロの時である。
【0014】図5(A)は図3のアドミタンスインバー
タ16,16a及び16bを図4に示すアドミタンスイ
ンバータ18で、図3の共振器17及び17aを図4に
示す共振器21でそれぞれ置き換えた状態を示すブロッ
ク図である。ここで、15,15aは図3と同一であ
り、図5(A)を合成して整理すると図5(B)に示す
ようになる。また、図5(B)のA−A’で折り返すこ
とによって図5(C)、即ち、図1(A)の形状が得ら
れることになる。
タ16,16a及び16bを図4に示すアドミタンスイ
ンバータ18で、図3の共振器17及び17aを図4に
示す共振器21でそれぞれ置き換えた状態を示すブロッ
ク図である。ここで、15,15aは図3と同一であ
り、図5(A)を合成して整理すると図5(B)に示す
ようになる。また、図5(B)のA−A’で折り返すこ
とによって図5(C)、即ち、図1(A)の形状が得ら
れることになる。
【0015】従って、図1(A)において高インピーダ
ンス線路8、低インピーダンス線路9、高インピーダン
ス線路8の順で直列接続され、両端の高インピーダンス
線路8が接地された形状になっている。
ンス線路8、低インピーダンス線路9、高インピーダン
ス線路8の順で直列接続され、両端の高インピーダンス
線路8が接地された形状になっている。
【0016】図1(A)に示す金属薄板は2個の高イン
ピーダンス線路8及び低インピーダンス線路9から構成
される共振器50が仕様周波数で共振するように共振器
50の長さ及び特性インピーダンスを設計し、この共振
器50を平行に複数個並べて共振器同士を結合させるこ
とにより必要なフィルタ特性を得ることができる。
ピーダンス線路8及び低インピーダンス線路9から構成
される共振器50が仕様周波数で共振するように共振器
50の長さ及び特性インピーダンスを設計し、この共振
器50を平行に複数個並べて共振器同士を結合させるこ
とにより必要なフィルタ特性を得ることができる。
【0017】また、コプレナー型線路10は特性インピ
ーダンスが50Ωになるように構成し、電気信号はコプ
レナー型線路10の中心導体11を介して入出力する。
さらに、共振器50の電界最大点は低インピーダンス線
路9の中央部であるので微調整ネジを金属ケース13
の”イ”の部分に設けることができる。
ーダンスが50Ωになるように構成し、電気信号はコプ
レナー型線路10の中心導体11を介して入出力する。
さらに、共振器50の電界最大点は低インピーダンス線
路9の中央部であるので微調整ネジを金属ケース13
の”イ”の部分に設けることができる。
【0018】この結果、共振器50は両端を保持されて
いるため対振動性が向上し、金属板を薄くすることが可
能となる。また、金属薄板12はエッチング、ワイヤ加
工機、レーザ加工機等で、一方、金属ケース13もフラ
イス盤等でそれぞれ容易に加工することができ、微調整
ネジのネジ穴も金属ケース13側に容易に加工すること
ができる。さらに、同軸導体6の代わりにコプレナー型
線路10を金属薄板12に一体形成したことにより、同
軸導体6の取り付け穴が不要で、半田付工数もなくな
り、長期信頼性も向上する。
いるため対振動性が向上し、金属板を薄くすることが可
能となる。また、金属薄板12はエッチング、ワイヤ加
工機、レーザ加工機等で、一方、金属ケース13もフラ
イス盤等でそれぞれ容易に加工することができ、微調整
ネジのネジ穴も金属ケース13側に容易に加工すること
ができる。さらに、同軸導体6の代わりにコプレナー型
線路10を金属薄板12に一体形成したことにより、同
軸導体6の取り付け穴が不要で、半田付工数もなくな
り、長期信頼性も向上する。
【0019】なお、共振器50やコプレナー型線路10
等はテフロン、アルミナセラミック、デュロイド等の薄
膜基板上の金属薄膜をエッチングして形成することもで
きる。また、共振器50やコプレナー型線路10等は小
型化を考慮しないのであれば金属薄板である必要はなく
通常の金属板でもよく、微調整用ネジ14も必ずしも必
要ではない。さらに、高インピーダンス線路8と低イン
ピーダンス線路9との特性インピーダンス比を大きくす
ることにより共振器50の長さを短くすることもできる
と共に、セカンドパスバンド周波数を4倍以上離すこと
が可能となり優れた帯域外損失特性を得ることもでき
る。
等はテフロン、アルミナセラミック、デュロイド等の薄
膜基板上の金属薄膜をエッチングして形成することもで
きる。また、共振器50やコプレナー型線路10等は小
型化を考慮しないのであれば金属薄板である必要はなく
通常の金属板でもよく、微調整用ネジ14も必ずしも必
要ではない。さらに、高インピーダンス線路8と低イン
ピーダンス線路9との特性インピーダンス比を大きくす
ることにより共振器50の長さを短くすることもできる
と共に、セカンドパスバンド周波数を4倍以上離すこと
が可能となり優れた帯域外損失特性を得ることもでき
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことら明らかなように、本
発明によれば次のような効果がある。共振器の形状を高
インピーダンス線路、低インピーダンス線路、高インピ
ーダンス線路の順で直列接続し、両端の高インピーダン
ス線路を保持する形状とし、併せて引き出し線を金属薄
板で一体形成することにより、対振動性及び信頼性が高
く、加工組立が容易で、薄型化及び低価格化が可能であ
るバンドパスフィルタが実現できる。
発明によれば次のような効果がある。共振器の形状を高
インピーダンス線路、低インピーダンス線路、高インピ
ーダンス線路の順で直列接続し、両端の高インピーダン
ス線路を保持する形状とし、併せて引き出し線を金属薄
板で一体形成することにより、対振動性及び信頼性が高
く、加工組立が容易で、薄型化及び低価格化が可能であ
るバンドパスフィルタが実現できる。
【図1】本発明に係るバンドパスフィルタの一実施例の
構成部品を示す平面図及び側面図である。
構成部品を示す平面図及び側面図である。
【図2】図1に示す実施例の組立状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】バンドパスフィルタの最終的な論理表現を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】2本の平行ストリップ線路が結合したモデルを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】図1に示す金属薄板の形状を説明するブロック
図である。
図である。
【図6】従来のバンドパスフィルタの一例の構成部品を
示す平面図及び側面図である。
示す平面図及び側面図である。
【図7】図6に示す従来例の組立状態を示す斜視図であ
る。
る。
1,13 金属ケース 2 共振器 3 インピーダンス変換器 4 金属板 5,14 微調整用ネジ 6 同軸線路 7,11 中心導体 8,19,19a,19b 高インピーダンス線路 9,20,20a,20b 低インピーダンス線路 10 コプレナー型線路 12 金属薄板 15,15a 終端抵抗 16,16a,16b,18 アドミタンスインバータ 17,17a,21,50 共振器
Claims (1)
- 【請求項1】複数の共振器を一体形成した金属板と、こ
の金属板を挟み込む1組の金属ケースとから構成される
バンドパスフィルタにおいて、 高インピーダンス線路、低インピーダンス線路及び高イ
ンピーダンス線路の順番で直列接続され両端が保持され
た複数の前記共振器と、入出力信号の引き出し線とを一
体形成した前記金属板を備えたことを特徴とするバンド
パスフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29876292A JPH06152201A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | バンドパスフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29876292A JPH06152201A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | バンドパスフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152201A true JPH06152201A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17863899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29876292A Pending JPH06152201A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | バンドパスフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152201A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5869429A (en) * | 1997-05-19 | 1999-02-09 | Das; Satyendranath | High Tc superconducting ferroelectric CPW tunable filters |
WO2017013305A1 (en) * | 2015-07-20 | 2017-01-26 | Tongyu Technology Oy | Method of manufacturing component for rf filter, component, and rf filter |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29876292A patent/JPH06152201A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5869429A (en) * | 1997-05-19 | 1999-02-09 | Das; Satyendranath | High Tc superconducting ferroelectric CPW tunable filters |
WO2017013305A1 (en) * | 2015-07-20 | 2017-01-26 | Tongyu Technology Oy | Method of manufacturing component for rf filter, component, and rf filter |
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