JPH06152156A - 高圧電子部品カバー - Google Patents
高圧電子部品カバーInfo
- Publication number
- JPH06152156A JPH06152156A JP29277992A JP29277992A JPH06152156A JP H06152156 A JPH06152156 A JP H06152156A JP 29277992 A JP29277992 A JP 29277992A JP 29277992 A JP29277992 A JP 29277992A JP H06152156 A JPH06152156 A JP H06152156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- electronic component
- voltage electronic
- main body
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付作業,部品管理の簡素化およびコストの
低廉化を図る。 【構成】 回路基板1上に半田付け実装してなる高圧ボ
リューム7を保護する箱体10を、高圧ボリューム7の
実装側部11を覆う本体12と、この本体12にヒンジ
13を介して一体に形成され高圧ボリューム7の半田付
け側部14を覆う蓋体15とによって構成した。このた
め、本体12と蓋体15の反ヒンジ側部同士を取り付け
ることによりカバー取り付けを行うことができるから、
カバー取付時の取付箇所が一箇所で済み、取付箇所数を
削減することができる。また、単一の部品からなるの
で、部品点数および製造工程数を削減することもでき
る。
低廉化を図る。 【構成】 回路基板1上に半田付け実装してなる高圧ボ
リューム7を保護する箱体10を、高圧ボリューム7の
実装側部11を覆う本体12と、この本体12にヒンジ
13を介して一体に形成され高圧ボリューム7の半田付
け側部14を覆う蓋体15とによって構成した。このた
め、本体12と蓋体15の反ヒンジ側部同士を取り付け
ることによりカバー取り付けを行うことができるから、
カバー取付時の取付箇所が一箇所で済み、取付箇所数を
削減することができる。また、単一の部品からなるの
で、部品点数および製造工程数を削減することもでき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン等
の高圧ボリュームを保護する場合に使用して好適な高圧
電子部品カバーに関するものである。
の高圧ボリュームを保護する場合に使用して好適な高圧
電子部品カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばテレビジョン等に使用さ
れる回路基板上には多種の電子部品が実装されており、
このうち高圧ボリューム等の電子部品は安全規格上の理
由から専用のカバーによって保護されている。
れる回路基板上には多種の電子部品が実装されており、
このうち高圧ボリューム等の電子部品は安全規格上の理
由から専用のカバーによって保護されている。
【0003】従来、この種の高圧電子部品カバーには、
回路基板の表裏面側から電子部品を覆う箱体からなるも
のが採用されている。
回路基板の表裏面側から電子部品を覆う箱体からなるも
のが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の高圧
電子部品カバーにおいては、2つの箱体が別々に形成さ
れているため、回路基板に対するカバーの取付時に少な
くとも2箇所の取付箇所を必要としていた。この結果、
取付箇所数が嵩み、カバー取付作業を煩雑にするという
問題があった。また、2つの箱体からなることは、部品
点数が嵩み、部品管理を面倒なものにするという問題が
あった。さらに、2つの箱体は、製造工程数が嵩み、コ
スト高になるという不都合があった。
電子部品カバーにおいては、2つの箱体が別々に形成さ
れているため、回路基板に対するカバーの取付時に少な
くとも2箇所の取付箇所を必要としていた。この結果、
取付箇所数が嵩み、カバー取付作業を煩雑にするという
問題があった。また、2つの箱体からなることは、部品
点数が嵩み、部品管理を面倒なものにするという問題が
あった。さらに、2つの箱体は、製造工程数が嵩み、コ
スト高になるという不都合があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、取付作業,部品管理の簡素化およびコストの低
廉化を図ることができる高圧電子部品カバーを提供する
ものである。
もので、取付作業,部品管理の簡素化およびコストの低
廉化を図ることができる高圧電子部品カバーを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧電子部
品カバーは、回路基板上に半田付け実装してなる高圧電
子部品を保護する箱体からなり、この箱体を、高圧電子
部品の実装側部を覆う本体と、この本体にヒンジを介し
て一体に形成され高圧電子部品の半田付け側部を覆う蓋
体とによって構成したものである。
品カバーは、回路基板上に半田付け実装してなる高圧電
子部品を保護する箱体からなり、この箱体を、高圧電子
部品の実装側部を覆う本体と、この本体にヒンジを介し
て一体に形成され高圧電子部品の半田付け側部を覆う蓋
体とによって構成したものである。
【0007】
【作用】本発明においては、箱体の本体および蓋体によ
って高圧電子部品の実装側部と半田付け側部を覆い、本
体と蓋体の反ヒンジ側部同士を取り付けることによりカ
バー取り付けを行う。
って高圧電子部品の実装側部と半田付け側部を覆い、本
体と蓋体の反ヒンジ側部同士を取り付けることによりカ
バー取り付けを行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
って詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係る高圧電子部品カバーの
取付状態を示す断面図、図2(A)および(B)は同じ
く本発明における高圧電子部品カバーの開蓋状態を示す
平面図と断面図である。
取付状態を示す断面図、図2(A)および(B)は同じ
く本発明における高圧電子部品カバーの開蓋状態を示す
平面図と断面図である。
【0010】同図において、符号1で示す回路基板は、
部品実装面2および印刷配線面3をその表裏面を有する
プリント配線基板によって形成されている。この回路基
板1端縁には、前記部品実装面2および印刷配線面3に
開口するロック片挿入用の貫通孔4と位置決めピン挿入
用の貫通孔5とリード端子挿入用の貫通孔6が設けられ
ている。
部品実装面2および印刷配線面3をその表裏面を有する
プリント配線基板によって形成されている。この回路基
板1端縁には、前記部品実装面2および印刷配線面3に
開口するロック片挿入用の貫通孔4と位置決めピン挿入
用の貫通孔5とリード端子挿入用の貫通孔6が設けられ
ている。
【0011】7は高圧電子部品としての高圧ボリューム
で、前記部品実装面2上に搭載され上方に突出する操作
子8aを有するボリューム本体8と、このボリューム本
体8に突設されかつ前記印刷配線面3に前記貫通孔6を
挿通させて半田付けされたリード端子9とによって構成
されている。
で、前記部品実装面2上に搭載され上方に突出する操作
子8aを有するボリューム本体8と、このボリューム本
体8に突設されかつ前記印刷配線面3に前記貫通孔6を
挿通させて半田付けされたリード端子9とによって構成
されている。
【0012】10は部品保護用の箱体で、前記高圧ボリ
ューム7の実装側部11を覆う本体12と、この本体1
2に断面視I字状のヒンジ13を介して一体に形成され
前記高圧ボリューム7の半田付け側部14を覆う蓋体1
5とからなり、前記回路基板1上の取り付けられてい
る。
ューム7の実装側部11を覆う本体12と、この本体1
2に断面視I字状のヒンジ13を介して一体に形成され
前記高圧ボリューム7の半田付け側部14を覆う蓋体1
5とからなり、前記回路基板1上の取り付けられてい
る。
【0013】この箱体10の本体12の反ヒンジ側部に
は、片側側方に開口しかつ上下方向に延在する凹溝16
およびこの凹溝16の溝底16aに対向する基部片17
を有する断面視コ字状の係止片18が一体に設けられて
いる。そして、この本体12には、前記高圧ボリューム
7のボリューム操作子8aが挿通する貫通孔19が設け
られている。また、この本体12には、前記貫通孔5を
挿通する位置決めガイドとしての位置決めピン20が設
けられている。
は、片側側方に開口しかつ上下方向に延在する凹溝16
およびこの凹溝16の溝底16aに対向する基部片17
を有する断面視コ字状の係止片18が一体に設けられて
いる。そして、この本体12には、前記高圧ボリューム
7のボリューム操作子8aが挿通する貫通孔19が設け
られている。また、この本体12には、前記貫通孔5を
挿通する位置決めガイドとしての位置決めピン20が設
けられている。
【0014】一方、この箱体10の蓋体15の反ヒンジ
側部には、カバーロック状態において前記凹溝16の溝
底16aに対向する基部21aおよび前記係止片18に
係止可能な爪部21bからなるロック片21が一体に設
けられている。
側部には、カバーロック状態において前記凹溝16の溝
底16aに対向する基部21aおよび前記係止片18に
係止可能な爪部21bからなるロック片21が一体に設
けられている。
【0015】このように構成された高圧電子部品カバー
の取り付けは、次に示すようにして行われる。
の取り付けは、次に示すようにして行われる。
【0016】先ず、図3に実線で示すように位置決めピ
ン20を貫通孔5に挿入して回路基板1の端縁上に本体
12を載置する。このとき、予め回路基板1の端縁上に
実装された高圧ボリューム7の実装側部11が本体12
によって覆われる。次いで、図3に二点鎖線で示すよう
にヒンジ13を中心にして本体12および蓋体15を回
路基板1の表裏各面側に回す。しかる後、ロック片21
を係止片18に挿通させて爪部21bを係止面に係止す
る。このとき、高圧ボリューム7の半田付け側部14が
蓋体15によって覆われる。
ン20を貫通孔5に挿入して回路基板1の端縁上に本体
12を載置する。このとき、予め回路基板1の端縁上に
実装された高圧ボリューム7の実装側部11が本体12
によって覆われる。次いで、図3に二点鎖線で示すよう
にヒンジ13を中心にして本体12および蓋体15を回
路基板1の表裏各面側に回す。しかる後、ロック片21
を係止片18に挿通させて爪部21bを係止面に係止す
る。このとき、高圧ボリューム7の半田付け側部14が
蓋体15によって覆われる。
【0017】すなわち、高圧電子部品カバーの取り付け
は、本体12および蓋体15によって各々高圧ボリュー
ム7の実装側部11と半田付け側部14を覆い、本体1
2と蓋体15の反ヒンジ側部同士を取り付けることによ
り行われる。
は、本体12および蓋体15によって各々高圧ボリュー
ム7の実装側部11と半田付け側部14を覆い、本体1
2と蓋体15の反ヒンジ側部同士を取り付けることによ
り行われる。
【0018】したがって、本実施例においては、カバー
取付時の取付箇所が一箇所で済むから、取付箇所数を削
減することができる。
取付時の取付箇所が一箇所で済むから、取付箇所数を削
減することができる。
【0019】また、本実施例においては、単一の部品か
らなるから、部品点数および製造工程数を削減すること
もできる。
らなるから、部品点数および製造工程数を削減すること
もできる。
【0020】なお、本実施例においては、ヒンジ13の
形状が断面視I字状である場合を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば回路基板1の端縁
が臨むような断面視コ字状のヒンジであってもよい。こ
の場合、回路基板1の端縁近傍のみならず端縁より離間
する位置にある高圧電子部品をも保護することができる
といった利点がある。
形状が断面視I字状である場合を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば回路基板1の端縁
が臨むような断面視コ字状のヒンジであってもよい。こ
の場合、回路基板1の端縁近傍のみならず端縁より離間
する位置にある高圧電子部品をも保護することができる
といった利点がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路基板上に半田付け実装してなる高圧電子部品を保護す
る箱体を、高圧電子部品の実装側部を覆う本体と、この
本体にヒンジを介して一体に形成され高圧電子部品の半
田付け側部を覆う蓋体とによって構成したので、本体と
蓋体の反ヒンジ側部同士を取り付けることによりカバー
取り付けを行うことができる。
路基板上に半田付け実装してなる高圧電子部品を保護す
る箱体を、高圧電子部品の実装側部を覆う本体と、この
本体にヒンジを介して一体に形成され高圧電子部品の半
田付け側部を覆う蓋体とによって構成したので、本体と
蓋体の反ヒンジ側部同士を取り付けることによりカバー
取り付けを行うことができる。
【0022】したがって、カバー取付時の取付箇所が一
箇所で済むから、取付箇所数を削減することができ、取
付作業の簡素化を図ることができる。
箇所で済むから、取付箇所数を削減することができ、取
付作業の簡素化を図ることができる。
【0023】また、単一の部品からなるので、部品点数
および製造工程数を削減することができるから、部品管
理の簡素化およびコストの低廉化を図ることもできる。
および製造工程数を削減することができるから、部品管
理の簡素化およびコストの低廉化を図ることもできる。
【図1】本発明に係る高圧電子部品カバーの取付状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図2】(A)および(B)は同じく本発明における高
圧電子部品カバーの開蓋状態を示す平面図と断面図。
圧電子部品カバーの開蓋状態を示す平面図と断面図。
【図3】本発明における高圧電子部品カバーの取付手順
を説明するために示す断面図。
を説明するために示す断面図。
1…回路基板 7…高圧ボリューム 10…箱体 11…実装側部 12…本体 13…ヒンジ 14…半田付け側部 15…蓋体
Claims (3)
- 【請求項1】 回路基板上に半田付け実装してなる高圧
電子部品を保護する箱体からなり、この箱体を、前記高
圧電子部品の実装側部を覆う本体と、この本体にヒンジ
を介して一体に形成され前記高圧電子部品の半田付け側
部を覆う蓋体とによって構成したことを特徴とする高圧
電子部品カバー。 - 【請求項2】 請求項1において、ヒンジは回路基板の
端縁が臨むような断面視コ字状のヒンジであることを特
徴とする高圧電子部品カバー。 - 【請求項3】 請求項1において、箱体には回路基板に
対する位置決め用ガイドが設けられていることを特徴と
する高圧電子部品カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29277992A JPH06152156A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 高圧電子部品カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29277992A JPH06152156A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 高圧電子部品カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152156A true JPH06152156A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17786229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29277992A Pending JPH06152156A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 高圧電子部品カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152156A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739646B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2007-07-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 장치 |
JP2008091128A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Sharp Corp | 光源駆動回路基板、防音部材、バックライト装置、及び液晶表示装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29277992A patent/JPH06152156A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739646B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2007-07-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 장치 |
JP2008091128A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Sharp Corp | 光源駆動回路基板、防音部材、バックライト装置、及び液晶表示装置 |
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