JPH0615207B2 - 模様付形装置 - Google Patents

模様付形装置

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JPH0615207B2
JPH0615207B2 JP61291252A JP29125286A JPH0615207B2 JP H0615207 B2 JPH0615207 B2 JP H0615207B2 JP 61291252 A JP61291252 A JP 61291252A JP 29125286 A JP29125286 A JP 29125286A JP H0615207 B2 JPH0615207 B2 JP H0615207B2
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JP
Japan
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roller
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edge
patterned
receiving roller
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JP61291252A
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JPS63144035A (ja
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景三 林
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、強制的に搬送される塑性状態のウエザスト
リツプにおいてインサートを埋設したトリム部に対し、
模様付形ローラと受けローラを圧接し、模様付形ローラ
によりトリム部へシボ等の模様を付形する模様付形装に
関する。
<従来の技術> 従来、ウエザストリツプのトリム部表面は平滑であった
が、昨今、ウエザストリツプの意匠性を向上させるため
に、トリム部意匠面へシボ等の模様を付形することが望
まれている。
一般的に、ウエザストリツプのような帯板状の押出し成
形品には、第4図に示すような模様付形装置でシボ等の
模様を付形することが考えられる。
この模様付形装置1は押出機15に固定されるフレーム
3から支持ロツド5,7を介してフリー回転する模様付
形ローラ9と受けローラ11とを平行に並べたものであ
る。フレーム3において受けローラ11の支持ロツド7
を支える部位は、ねじ13により図で上下方向へ移動可
能である。これにより、押出機15から押出された直後
の塑性状態のウエザストリツプ17に対し、押出し成形
品17の搬送方向と略直交方向から挟むようにして圧接
された状態にある各ローラ9、11の軸間距離が調節可
能となる。模様付形ローラ9の周面にはシボ等の模様を
形成するための細かい凹凸が刻設されている。受けロー
ラ11は押出し成形品17が模様付形ローラ9から逃げ
ることを規制するものである。尚、押出し成形品17は
図示しない引取り機で強制的に引き取られており、この
ウエザストリツプ17に圧接状態の各ローラ9,11は
従動回転される。
このような構成の模様付形装置1によれば、押出し成形
品17の厚みに応じて模様付形ローラ9と受けローラ1
1との軸間距離を調節し、もって模様付形ローラ9を押
出し成形品17の意匠形成面17aへ圧接状態とするこ
とができる。そして、当該意匠形成面17aには模様付
形ローラ9の周面に刻設された凹凸が転写され、シボ等
の模様が形成されることとなる。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、本発明者が第5図に示すようにして、上記模様
付形装置によりウエザストリツプ18のトリム部19へ
表面シボ等の模様を付形しようとしたところ、トリム部
19の端縁aへ模様が付きにくいという問題点があっ
た。これは、トリム部19の端縁aにはインサート25
が埋設されていないため、かかる端縁aの肉が模様付形
ローラ9から逃げ易く、模様付形ローラ9と端縁aとの
圧接状態が得難いからであると考えられる。ここで、当
該端縁aを挟持する各ローラの部位を大径とすることが
考えられる。しかし、インサート24がない端縁aにお
いては、材質や成形中の成形温度の変化に伴ない、肉が
逃げ易くなったりまた逃げ難くなったりするので、模様
付形ローラ9と端縁aとの適正な圧接力を維持するに
は、ローラを取り換える必要が生じる。これでは手間が
かかり好ましくない。
そこでこの発明は、かかるトリム部端縁にも均一にシボ
等の模様を付形でき、かつその調節が容易な模様付形装
置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねてき
たところ、トリム部に埋設されるインサートの剛性によ
り、インサートが埋設されているトリム部の中央側部位
は、模様付形ローラと比較的均一な圧接状態が維持され
易いことに気付き、下記構成の本発明に想到した。
即ち、この発明は、塑性状態のウエザストリツプを挟む
模様付形ローラと受けローラとを備える模様付形装置で
あって、模様付形ローラと受けローラの軸の傾きを調節
可能なローラ傾斜調節手段を備える構成を特徴とする。
<作用> 上記構成の模様付形装置によれば、模様付形ローラと受
けローラとをトリム部の端縁側で閉じるように傾斜させ
ることができる。するとトリム部の端縁における模様付
形ローラと受けローラとの挟持力が強まり、もつて当該
端縁へ模様付形ローラが所望の圧力で当接されるように
なる。これにより、当該端縁へも明瞭なシボ等の模様が
形成されることとなる。尚、トリム部の中央部側では模
様付形ローラと受けローラとの挟持力が弱まるようにみ
える。しかし、当該端縁近傍における両ローラによる挟
持力−片持ちばり的状態である−がインサートによりト
リム部の中央部側まで伝達されるので、このようなトリ
ム部の中央部側で模様の形成が阻害されることはない。
<実施例> 以下、本発明の実施例について説明する。
実施例の模様付形装置31も従来例と同様なウエザスト
リツプ18のトリム部19へ部分的にシボ等の模様を付
形するためのものであり、押出機のヘツドの直前に配設
される。装置の正面を示す第1図において符号32は押
出機(図示せず)と模様付形装置31とを連結する連結
杆である。
実施例の模様付形装置31は模様付形ローラ33と受け
ローラ35との軸間距離を調節可能なローラ垂直方向調
節手段A、両ローラ33,35間において相互の軸の傾
きを調節可能なローラ傾斜調節手段B及び両ローラ3
3,35間において相互の軸線方向の位置を調節可能な
ローラ水平方向調節手段Cを備えている。模様付形ロー
ラ33の周面にはシボ等の模様を形成するための細い凹
凸部が形成され、受けローラ35の周面にはトリム部1
9のシールリツプ21、22との干渉を避ける溝23、
24が形成されている点は従来例と同様である。尚、模
様付形装置31全体の位置調節は連結杆32と押出機と
の間に介在される位置調節手段(図示しない)によりな
される。
ローラ垂直方向調節手段Aは断面略T字形のメインフレ
ーム37、有底角筒状のサブフレーム39及び垂直方向
調節ねじ41から構成される。メインフレーム37にお
いてTの字の模様に相当する部位には水平方向に貫通孔
43が形成され、この貫通孔43へ模様付形ローラ33
の支持ロツド45と水平方向調節ねじ47が挿入されて
いる。支持ロツド45はメインフレーム37から突出す
る部分で大径に形成され、そこへ模様付形ローラ33の
支軸34が挿着されている。一方、メインフレーム37
においてTの字の縦棒に相当する部位はサブフレーム3
9へ挿着された状態にある。そして、その下端面から垂
直方向へねじ孔49が形成され、これへ垂直方向調節ね
じ41のねじ部42が螺合されている。垂直方向調節ね
じ41はそのねじ部42をサブフレーム39の低壁40
を貫通させている。尚、ねじ部42において低壁40を
貫通する部分はねじ山が螺刻されていない。これによ
り、メインフレーム37と垂直方向調節ねじ41とはね
じ対偶の関係となり、メインフレーム37はサブフレー
ム39に対して所定の高さで維持されるとともに、垂直
方向調節ねじ41を回動することにより、垂直方向の位
置が調節可能とされる。ここにおいて、後述の如く、サ
ブフレーム39に対して位置決めされている受けローラ
35と、既述の如くメインフレーム37に対して位置決
めされている模様付形ローラ33との軸間距離が調節可
能となる。
ローラ傾斜調節手段Bは、スイングフレーム51、スイ
ングピン53、リテーナ55及び傾斜調節ねじ57から
構成される。スイングフレーム51は、第3図(第2図
におけるIII−III線矢視断面図)の如く、平面視逆コ字
形の部材であって、サブフレーム39へ固定されたピン
59へ軸着され、このピンを中心に摺動自在である。そ
して、コの字の底辺に相当する壁へ受けローラ35の支
軸36が固定されている。スイングフレーム39の開口
側(受けローラ35から離れた側)は第1図の如く上方
へ折れ曲っている。そして両端にスイングピン53が架
設されている。このスイングピン53にはねじ孔61が
垂直方向に形成されている。また、サブフレーム39か
らリテーナ55が突出され、このリテーナ55には既述
のねじ孔61の同一軸線上に貫通孔63が穿設されてい
る。傾斜調節ねじ57はそのねじ部58の元部側の非螺
刻部分を貫通孔63へ通して、先端側の螺刻部分をねじ
孔61へ螺合させている。これにより、スイングフレー
ム51と傾斜調節ねじ57とはねじ対偶の関係となり、
スイングピン53の垂直方向の位置が傾斜調節ねじ57
を用いて調節可能となる。このスイングピン53の位置
によりスイングアーム51の他端に固定される受けロー
ラ35の軸の傾きが決定され、模様付形ローラ33との
相互の軸の傾きが調節可能となる。
ローラ水平方向調節手段Cは既述のメインフレーム3
7、支持ロツド45及び水平方向調節ねじから構成され
る。メインフレーム37に穿設されている貫通孔43に
おいて、図例の右側開口部からめねじ部44が螺刻さ
れ、このめねじ部44へ水平方向調節ねじ47が螺合さ
れている。そして、水平方向調節ねじ47の先端部は支
持ロッド45に固定されている。よって、水平方向調節
ねじ47を回動させることで支持ロッド45を貫通孔4
3から出し入れできる。これにより、模様付形ローラ3
3と受けローラ35の相互の軸線方向の位置が調節可能
となる。両ローラ35の相互の軸線方向の位置を調節す
ることは、例えばウエザストリツプ17の幅がばらつく
ときに必要となる。
上記実施例の模様付形装置31によれば、ローラ垂直方
向調節手段Aを用いてトリム部19の肉厚に対応して模
様付形ローラ33と受けローラ35の軸間距離を調節で
きる。
そして、ローラ傾斜調節手段Bにより受けローラ35を
トリム部19の端縁側で閉じるように傾斜させる(第1
図の下層二点鎖線参照、傾斜角度;0〜5度)ことがで
きる。
これにより、トリム部19の端縁aにおいても、模様付
形ローラ33と受けローラ35の端縁当接部位35aと
の挟持力が強くなり、模様付形ローラ33が端縁aへ所
望の圧力で圧接される。よって、模様付形ローラ33の
模様が明瞭に転写されることとなる。尚、トリム部の残
部へも、インサート25の剛性により、模様付形ローラ
33と均一な圧接態が維持されるので、模様は均一に転
写されることとなる。
また、材質や成形中の成形温度が変化した場合にも、傾
斜調節ねじ57をまわして受けローラ35の軸の傾斜を
変化させることで、トリム部19の端縁aと模様付形ロ
ーラ33とを適正な圧接状態に維持することが容易に行
なえる。
上記において、受けローラ35の端縁当接部位35aが
ない場合にもトリム部19の端縁aへ明瞭な模様を形成
することができた。また、勿論模様付形ローラ33の傾
斜又は両ローラ33、35の傾斜を調節しても同様の効
果が得られる。
即ち、模様付形ローラ33を傾斜させた場合、受けロー
ラ35の傾斜の有無にかかわらず、トリム部19は、シ
ールリップ逃がし溝23、24の間に位置する受けロー
ラ35の中間受け部位35bを支点として剛性を有する
インサート25を介して傾斜して、模様付形ローラ33
の傾きに追従する。そして、模様付形ローラ33を傾斜
させずに、受けローラ35のみ傾斜させた上記実施例の
場合と同様、模様付形ローラ33と受けローラ35の端
縁当接部位35aとによるトリム部19の端縁aに対す
る挟持力が増大し、模様付形ローラ33が端縁aに対し
て所望の圧力で圧接する。そして、トリム部19の残部
へも、インサート25の剛性により均一な圧接状態が維
持される。従って、模様付形ローラ33の模様が全体的
に均一に転写されることになる。
<発明の効果> 以上説明したようにこの発明は、塑性状態のウエザスト
リツプを挟む模様付形ローラと受けローラとを備える模
様付形装置であって、模様付形ローラと受けローラの軸
の傾きを調節可能なローラ傾斜調節手段を備える構成で
あるので、模様付形ローラと受けローラとをトリム部の
端縁側で閉じるように傾斜させることにより、トリム部
の端縁へ模様付形ローラが所望の圧力で当接されるよう
になる。これにより、当該端縁へも明瞭なシボ等の模様
が形成されることとなる。
また、ローラ傾斜調節手段により模様付形ローラと受け
ローラとを軸の傾きを変化せしめることにより、トリム
部の端縁に対する模様付形ローラの圧接力を容易に調節
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例の模様付形装置31を示
し、第1図は正面図、第2図は断面図、第3図は第2図
におけるIII−III線矢視断面図であり、 第4図は従来例の模様付形装置1の斜視図、第5図はウ
エザストリツプに従来例の模様付形装置を適用した場合
の正面図である。 1,31……模様付形装置、 9,33……模様付形ローラ、 11,35……受けローラ、 18……ウエザストリツプ、 19……トリム部、 25……インサート、 a……端縁、 B……ローラ傾斜調節手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強制的に搬送される塑性状態のウエザスト
    リツプにおいてインサートを埋設したトリム部に対し、
    搬送方向と略直交する方向から前記トリム部を挟むよう
    に模様付形ローラと受けローラを圧接し、前記模様付形
    ローラにより前記トリム部へシボ等の模様を付形する模
    様付形装置であって、 前記模様付形ローラと前記受けローラの軸の傾きを調整
    するローラ傾斜調節手段 を備えていることを特徴とする模様付形装置。
JP61291252A 1986-12-05 1986-12-05 模様付形装置 Expired - Lifetime JPH0615207B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61291252A JPH0615207B2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 模様付形装置

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JPS63144035A JPS63144035A (ja) 1988-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019244602A1 (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 株式会社エム・シー・ケー ラミネータ及びラミネータのアライメント調整方法
JP2022054306A (ja) * 2020-09-25 2022-04-06 日東電工株式会社 光学積層体の製造方法

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