JPS63192516A - レベラ−の形状制御方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 　１一 本発明はレベラーの形状制御方法及び装置に関するもの
である。

［従来の技術］ 従来のレベラーの形状制御方法を第５図により説明する
と、レベラーロール１両端を支持するロールチョック２
．３に、上下方向にロッドを伸縮するシリンダ４，５を
圧延材６側から取り付ける。レベラーロール１の反圧延
材６側にレベラーロールｌの軸線方向に所要の間隔て複
数の胴長の短いバックアップロール７を並べ且つ該バッ
クアップロール７を個別に上下方向に移動可能に設ける
。

形状矯正を行おうとする圧延材６に第６図で示す如き耳
伸び８等の形状不良がある場合には、圧延材６の耳伸び
８に応じて各バックアップロール７を個別に上下に移動
しシリンダ４，５のロッドを上方に伸長すると、レベラ
ーロール１は各バックアップロール７に押付けられ各バ
ックアップロール７を支点として各バックアップロール
７の配置に合わせた撓みを与えられる。該撓みを与えら
れたレベラーロール１を複数千鳥状に配しその中に圧延
材６を通して塑性的げを与えると圧延材８は中央部が両
端部より多く伸びるため耳伸び８等の形状不良が矯正さ
れる。

バックアップロール７の上下方向の配置を任意に変更す
ることによりレベラーロール１に様々な形状の撓みを与
えることができる。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、第６図にａ、ｂで示すように圧延材６幅方向（
以後幅方向と言う）に対する耳伸び８の幅は一定とは限
らないため該耳伸び８の幅に応じた撓みをレベラーロー
ル１に与えるには、耳伸び８に合わせてレベラーロール
１に与える撓みの支点の位置を変更する必要がある。し
かしながら、上記従来のレベラーの形状制御方法では、
バックアップロール７は上下方向に位置を移動できるの
みであり、またレベラーロール１を支えるバックアップ
ロール７は第５図の場合実質的には複数のうちの中央の
１ケ、または対称位置の２ケなので、バックアップロー
ル７の軸方向位置が固定である限り、レベラーロール１
の撓みを耳伸び部の幅に応じて変えることができない。

従って形状矯正後の圧延材６にはレベラーロール１の撓
みの支点が最適の位置にないことにより形状矯正されな
い部分が残ってしまい、圧延材６の耳伸び８を良好に形
状矯正することができなかった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、レベラーロールを支持する長さの短いバック
アップロールの圧延材幅方向位置及び上下方向位置を変
更し、前記レベラーロールを前記バックアップロールに
押付けて前記レベラーロールに前記バックアップロール
を支点とする撓みを与えた構成となっている。

［作　　　用］ 従って本発明では、バックアップロールの圧延材幅方向
位置及び上下方向位置を移動してレベラーロールをバッ
クアップロールに押付ケると、レベラーロールはバック
アップロールにより撓みの支点の位置が変更され又レベ
ラーロールに加わる押付は力を調整できるため、任意の
位置を支点とした様々な形状の撓みをレベラーロールに
与えることができる。

例えば、第４図のようにバックアップロール位置の変更
でレベラーロールの撓みが任意に得られ幅の耳伸の矯正
に、第４図の実線の撓みは、第６図のｂのような幅の耳
伸び矯正に有効となる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の説明図である。

バックアップロール７を、レベラーロールｌに対する背
面側にライン方向に向かう傾斜面９を設けた軸箱ｌＯ内
に回転自在に収納する。軸箱１０の傾斜面９に沿ってラ
イン方向に摺動可能に軸箱１０を嵌め合わせた楔状部材
１１を設け、枠体Ｉ２に設けた保持機構により軸箱Ｉθ
及び楔状部材１１の双方を軸箱１０は上下方向に楔状部
材１１はライン方向にそれぞれ移動可能に保持する（該
保−５＝ 持機構は特に図示せず）。

楔状部材１１の内部にライン方向に延びるねじ孔１３を
螺刻し、ねじ孔１３に適合するねじ山を外周に刻んだス
クリュウシャフト１４の一端をねじ孔１３に螺合し他端
はウオームホイール１５を設けてウオームホイール１５
を枠体１２に設けたブラケット１６で回動可能且つライ
ン方向移動不能に取付ける。枠体１２に、ウオームホイ
ール１５に噛合するウオームギア１７を回転軸に取付け
たモータ１８を取付ける。

該バックアップロール７を保持する枠体１２゜１２°を
レベラーロール１の幅方向中心に関して対称に二個配設
する。

二個の枠体１２．１２”を幅方向に伸びるスクリュウシ
ャフト１９で貫通する。スクリュウシャフト１９は外周
にレベラーロール１の幅方向中心を境にして互いに逆ね
じのねじ山２１，２２を刻設し、枠体１２．１２’上の
突部２３，２４に設けたねじ孔２５゜２６と螺合させ一
端にカップリング２７を設けてモータ２８と接続する。

又、スクリュウシャフト１９と平行にバー２０を設け、
バー２０を枠体１２．１２°上の突片２９，３０に穿設
した孔３１．３２と相互に摺動可能とする。

先ず、モータ２８を回転させモータ２８の駆動力でカッ
プリング２７を介してスクリュウシャフト１９を回転す
ると、枠体１２，１２°はスクリュウシャフト１９のね
じ山２１，２２の回転により互いに近接離反する方向に
対称移動する。このときバー２０は枠体１２．１２“の
幅方向移動を案内する。該枠体１２．１２°をスフリー
ラシャフト１９に沿−て移動させることにより枠体１２
．１２’に設けられたバックアップロール７はレベラー
ロール′１に対して軸線方向位置を移動する。

次に、モータ１８を回転し、ウオームギア１７を介して
ウオームホイール１５を回転すると、ウオームホイール
１５と共にスクリュウシャフト１４が回転し、楔状部材
１１はライン方向に摺動して軸箱１０の傾斜面９を下方
に押し込み或いは傾斜面９を上方に引き戻す。該軸箱１
０を楔状部材１１を用いて上下させることにより軸箱１
０に設けられ−７＝ たバックアップロール７の上下方向位置を調節する。

上記の如くバックアップロール７の幅方向への移動と上
下方向への移動を組合せることにより圧延材Ｂに発生し
た耳伸び８に応じてバックアップロール７の位置を変更
し、シリンダによりレベラーロール１をバックアップロ
ール７に押付けるとレベラーロールｌはバックアップロ
ール７の幅方向位置を支点として撓む。レベラーロール
１は第２図乃至第４図に示す如くバックアップロール７
の幅方向及び上下方向への移動によって支点の位置が異
なる様々な形状の撓みを与えられ圧延材６の耳伸び等の
形状不良に対し最適な撓みを得ることが可能となる。該
レベラーロール１の撓みの支点の位置を変更して最適な
位置に合せることにより圧延材６耳伸び８は良好に形状
を矯正される。

又、該装置はレベラーに対して入側の二・三本のレベラ
ーロールに備えれば充分である。

尚、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
バックアップロールはレベラーロールに対し二個以上設
けることも可能なこと、バックアップロールはレベラー
ロールに対し左右対称に移動する必要はなく別個に幅方
向に移動させることも可能なこと、バックアップロール
の幅方向及び上下方向位置調整機構としてシリンダ等を
使用し得ることレベラーロールとしてタプルチョックの
ものにも使用が可能なこと、その他車発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論である
。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のレベラーの形状制御方法及び
装置、：よれば、バックアップ。−ルの幅方向位置及び
上下方向位置を移動してレベラーロールの撓みの支点の
位置を変更しレベラーロールに加える押付は力を調整す
ることで圧延材の耳伸び等の形状不良に応じレベラーロ
ールに最適な撓みを与えることが可能となり、従って支
点が最適位置にないことにより形状矯正がされなかった
部分も形状を矯正でき圧延材の耳伸びは良好に形状矯正
される等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図はバックア
ップロールの間隔を狭めた場合の説明図、第３図はバッ
クアップロールの間隔を拡げた場合の説明図、第４図は
バックアップロールの幅方向位置を変更した場合のレベ
ラーロールの幅方向位置に対する撓み量の関係を示す線
図、第５図は従来例の説明図、第６図は圧延材の耳伸び
の説明図である。 図中１はレベラーロール、４．５はシリンダ、６は圧延
材、７はバックアップロール、ｌｌは楔状部材、１４は
スクリュウボルト、１８はモータ、１９はスクリュウシ
ャフト、２８はモータを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）レベラーロールを支持する長さの短いバックアップ
   ロールの圧延材幅方向位置及び上下方向位置を変更し、
   前記レベラーロールを前記バックアップロールに押付け
   て前記レベラーロールに前記バックアップロールを支点
   とする撓みを与えることを特徴とするレベラーの形状制
   御方法。 ２）両端部に半径方向に伸縮するシリンダを設けたレベ
   ラーロールを、前記シリンダの伸長する方向と対向する
   方向から、圧延材幅方向位置及び前記シリンダの伸縮方
   向位置を変更可能に設けた短いバックアップロールで支
   持したことを特徴とするレベラーの形状制御装置。