JPH028561Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH028561Y2 JPH028561Y2 JP17708281U JP17708281U JPH028561Y2 JP H028561 Y2 JPH028561 Y2 JP H028561Y2 JP 17708281 U JP17708281 U JP 17708281U JP 17708281 U JP17708281 U JP 17708281U JP H028561 Y2 JPH028561 Y2 JP H028561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolls
- roll
- lateral adjustment
- intermediate rolls
- rolling mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 14
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は12段圧延機、特にそのラテラル調整機
構の改良に関するものである。
構の改良に関するものである。
従来の12段圧延機は、作業ロールの背後に２本
の中間ロールを配置し、この中間ロールの背後に
３本の支持ロールを配置したロールハウジングを
上下に設けた構成となつており、通常、上下４本
の中間ロールが駆動ロールとなつている。
の中間ロールを配置し、この中間ロールの背後に
３本の支持ロールを配置したロールハウジングを
上下に設けた構成となつており、通常、上下４本
の中間ロールが駆動ロールとなつている。
ところで、中間ロールにテーパリリーフを付け
てラテラル調整を行い、圧延材を形状修正するも
のが知られているが、上述のごとく４本の中間ロ
ールがすべて駆動ロールであると、圧延中にラテ
ラル調整しようとしても、強力なスラスト力が必
要となるばかりでなく、機構上駆動ロールをスラ
スト方向に移動させることは困難であるため、圧
延中に形状修正を行うことは事実上不可能である
か、または駆動機構を複雑な構成としなければな
らないという問題を有していた。
てラテラル調整を行い、圧延材を形状修正するも
のが知られているが、上述のごとく４本の中間ロ
ールがすべて駆動ロールであると、圧延中にラテ
ラル調整しようとしても、強力なスラスト力が必
要となるばかりでなく、機構上駆動ロールをスラ
スト方向に移動させることは困難であるため、圧
延中に形状修正を行うことは事実上不可能である
か、または駆動機構を複雑な構成としなければな
らないという問題を有していた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、上下それぞれ２本ずつ配置された中間ロ
ールのうち、上下１本ずつを駆動ロールとし、他
の中間ロールにテーパリリーフを付与してラテラ
ル調整可能とすることにより、簡単な機構で圧延
中でも容易に形状修正を行うことができる12段圧
延機を提供することを目的とする。
もので、上下それぞれ２本ずつ配置された中間ロ
ールのうち、上下１本ずつを駆動ロールとし、他
の中間ロールにテーパリリーフを付与してラテラ
ル調整可能とすることにより、簡単な機構で圧延
中でも容易に形状修正を行うことができる12段圧
延機を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にした
がつて説明する。
がつて説明する。
第１図は本考案にかかる12段圧延機を示し、１
は上部ロールハウジング、２は下部ロールハウジ
ングで、両ロールハウジング１，２にはそれぞれ
１本の作業ロール３、作業ロール３の背後に２本
の中間ロール４〜７、中間ロール４〜７の背後に
３本の支持ロール８が配置されている。
は上部ロールハウジング、２は下部ロールハウジ
ングで、両ロールハウジング１，２にはそれぞれ
１本の作業ロール３、作業ロール３の背後に２本
の中間ロール４〜７、中間ロール４〜７の背後に
３本の支持ロール８が配置されている。
上部ロールハウジング１の上面には圧下用の電
動機９が設けられ、該電動機９によりウオーム１
０、ウオームホイール１１を駆動し、圧下ねじ式
の複数の支柱１２により上部ロールハウジング１
を昇降自在に案内して、上部ロール群を圧下し、
作業ロール３間隙の調整を行つている。なお、下
部支持ロール８ａの背後には、圧延材の板厚を微
調整する従来公知の圧下調整機構１３が設けられ
ている。
動機９が設けられ、該電動機９によりウオーム１
０、ウオームホイール１１を駆動し、圧下ねじ式
の複数の支柱１２により上部ロールハウジング１
を昇降自在に案内して、上部ロール群を圧下し、
作業ロール３間隙の調整を行つている。なお、下
部支持ロール８ａの背後には、圧延材の板厚を微
調整する従来公知の圧下調整機構１３が設けられ
ている。
上記中間ロール４〜７のうち、上下１本ずつ
４，６は駆動ロールであり、他の中間ロール５，
７は互いに反対側の端部にテーパリリーフ５ａ，
７ａ（７ａは図示せず）を有し、かつ図示しない
駆動機構により軸方向に移動可能である（第２図
参照）。
４，６は駆動ロールであり、他の中間ロール５，
７は互いに反対側の端部にテーパリリーフ５ａ，
７ａ（７ａは図示せず）を有し、かつ図示しない
駆動機構により軸方向に移動可能である（第２図
参照）。
すなわち、テーパリリーフ５ａ，７ａを有する
中間ロール５，７は非駆動ロールであるため、簡
単な駆動機構で圧延中においても小さなスラスト
力で移動させることができ、ラテラル調整が容易
となる。
中間ロール５，７は非駆動ロールであるため、簡
単な駆動機構で圧延中においても小さなスラスト
力で移動させることができ、ラテラル調整が容易
となる。
また、上下対角方向に位置する２本の中間ロー
ル４，６を駆動ロールとすることにより、駆動ロ
ール４，６と作業ロール３とが対角方向にほぼ一
列に並ぶため、駆動力が作業ロール３に有効に伝
達される利点がある。
ル４，６を駆動ロールとすることにより、駆動ロ
ール４，６と作業ロール３とが対角方向にほぼ一
列に並ぶため、駆動力が作業ロール３に有効に伝
達される利点がある。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、上下に配置された４本の中間ロールのうち、
互いに対角方向に位置する上下１本ずつを駆動ロ
ールとし、他の２本の中間ロールの互いに反対側
の端部にテーパリリーフを付与してラテラル調整
用ロールとしたので、ラテラル調整する場合に非
駆動ロールであるラテラル調整用ロールを軸方向
に移動させればよく、圧延中でもラテラル調整が
可能となり、形状修正に迅速に対応できるととも
に形状修正範囲が倍加する。
ば、上下に配置された４本の中間ロールのうち、
互いに対角方向に位置する上下１本ずつを駆動ロ
ールとし、他の２本の中間ロールの互いに反対側
の端部にテーパリリーフを付与してラテラル調整
用ロールとしたので、ラテラル調整する場合に非
駆動ロールであるラテラル調整用ロールを軸方向
に移動させればよく、圧延中でもラテラル調整が
可能となり、形状修正に迅速に対応できるととも
に形状修正範囲が倍加する。
しかも、ラテラル調整用ロールは非駆動ロール
であるため、圧延中においても小さなスラスト力
で作業させることができるので、ラテラル調整用
の駆動機構は小型なもので済むという効果があ
る。
であるため、圧延中においても小さなスラスト力
で作業させることができるので、ラテラル調整用
の駆動機構は小型なもので済むという効果があ
る。
また、上下の駆動ロールと作業ロールが対角方
向に一列に並ぶため、駆動力が有効に作業ロール
に伝達することができる利点も有する。
向に一列に並ぶため、駆動力が有効に作業ロール
に伝達することができる利点も有する。
第１図は本考案にかかる12段圧延機の概略構成
を示す一部断面側面図、第２図は第１図−線
断面図である。 １……上部ハウジング、２……下部ハウジン
グ、３……作業ロール、４〜７……中間ロール、
５ａ，７ａ……テーパリリーフ、８……支持ロー
ル。
を示す一部断面側面図、第２図は第１図−線
断面図である。 １……上部ハウジング、２……下部ハウジン
グ、３……作業ロール、４〜７……中間ロール、
５ａ，７ａ……テーパリリーフ、８……支持ロー
ル。
Claims (1)
- 作業ロールの背後に２本の中間ロールを配置
し、かつ中間ロールの背後に３本の支持ロールを
配置してロールハウジングを上下に設けた12段圧
延機において、上記中間ロールのうち互いに対角
方向に位置する上下１本ずつを駆動ロールとな
し、他の２本の中間ロールの互いに反対側の端部
にテーパリリーフを付与してラテラル調整用ロー
ルとし、このラテラル調整用ロールを軸方向に移
動可能としたことを特徴とする12段圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708281U JPS5881003U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | １２段圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708281U JPS5881003U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | １２段圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5881003U JPS5881003U (ja) | 1983-06-01 |
| JPH028561Y2 true JPH028561Y2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=29970638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17708281U Granted JPS5881003U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | １２段圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5881003U (ja) |
-
1981
- 1981-11-27 JP JP17708281U patent/JPS5881003U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5881003U (ja) | 1983-06-01 |
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