JPH06152025A - 半導体レーザー駆動回路 - Google Patents

半導体レーザー駆動回路

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JPH06152025A
JPH06152025A JP29428192A JP29428192A JPH06152025A JP H06152025 A JPH06152025 A JP H06152025A JP 29428192 A JP29428192 A JP 29428192A JP 29428192 A JP29428192 A JP 29428192A JP H06152025 A JPH06152025 A JP H06152025A
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JP
Japan
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semiconductor laser
current source
laser
lighting
period
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JP29428192A
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English (en)
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Tetsuya Nakamura
哲哉 中村
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を低減する。 【構成】 レーザー点灯不要区間検出回路7によりレー
ザーの消灯を検出した間は、制御信号I−OFFにより
電流源5を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タ(以下LBP)等に用いられ、半導体レーザーを高速
でオン/オフ駆動し、しかも間欠的にしか駆動しない半
導体レーザー駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LBP等で使われている従来の一般的な
半導体レーザー駆動回路を図8に示す。
【0003】図8において、21は半導体レーザー、2
2は負荷抵抗、23,24は差動トランジスタ・ペアで
ある。25は電流源、26は上記差動トランジスタ・ペ
アに各々逆相のドライブ信号を送りスイッチングさせる
ドライブ回路である。
【0004】差動トランジスタ・ペア23,24は電流
スイッチとして動作し、電流源からの電流Iを、半導体
レーザーか負荷抵抗のいずれかに振り分ける。差動トラ
ンジスタ・ペア23,24は一般に数ナノ秒といった高
速で電流をスイッチングしなければならないので、この
ような差動トランジスタ・ペアの構成をとる。
【0005】図9に、LBPにおける半導体レーザー駆
動のタイミングチャートを示す。図中、スキャンスター
ト(以下SS)信号は文字通りスキャンの開始を示す信
号である。LBPは、通常1本のビームをスキャンする
ことによって感光ドラム上に像を形成しているので、何
らかの方法によってビームの位置を知る必要がある。こ
のためビームがドラムに進入する直前の光路上にセンサ
(フォト・トランジスタ等)を置き、ビームがセンサを
横切った瞬間、SS信号を発生させ、このSS信号を基
準にして内部クロックをカウントし、ビームの位置を得
ている。
【0006】また、図9のレーザー点灯信号は、図8の
ドライバ回路26に入力される信号であり、ここではレ
ベルハイ(Hi)でレーザー点灯、レベルロー(Lo
w)でレーザー消灯である。図中、区間AはSS信号を
得るためにレーザーを強制点灯させる区間、区間Bはド
ラム上に像を形成している区間、区間Cは消灯区間であ
り、区間Bにおいてはレーザーは高速でオン/オフ制御
されている。また、区間Bの長さはLBPにセットされ
る用紙の大きさによって変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、図8
の回路からもわかるとおり、レーザーが点灯していない
時には、電流源25からの電流は負荷抵抗22によって
消費されている。
【0008】一方、LBPにおいては、通常ポリゴンミ
ラーと呼ばれる多角形の回転するイラーでレーザービー
ムをスキャンしているが、この光学系の構造からくる制
限があり、レーザーが点灯すべき区間(すなわち図9の
区間Aの始まりから区間Bの終りまで)は、最大でも1
スキャンの時間の70〜80%程度である。
【0009】つまり、1スキャンの20〜30%の時
間、抵抗22が消費する電力は無駄な熱となって消えて
いるのである。一般に半導体レーザーの点灯時に流れる
電流は、数十ミリアンペアから100ミリアンペアと電
子部品としては大きい方なので、この電力のロスも無視
できるほど小さくはない。
【0010】そこで、本発明は、上述の点に鑑みて、電
力の消費をさらに低減できる半導体レーザー駆動回路を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、電流源からの駆動電流
を、外部からのオン/オフ信号に応じて半導体レーザー
へ間欠的に供給するレーザー駆動回路において、前記半
導体レーザーの点灯が不要な区間を検出する検出手段
と、当該不要な区間が検出されている間前記電流源を停
止させる制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、バイアス電流を前記半導体レーザーへ供給するバイ
アス電流源と、前記不要な区間が検出されている間、当
該バイアス電流源を停止させる制御手段とをさらに具え
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1,2の発明では、レーザー駆動回路を
用いる装置が動作中であってもレーザーの点灯が不要な
間は電流源およびバイアス電流源が停止されるので、省
エネが図られる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】<実施例1>図1は本発明実施例の回路構
成を示す。
【0016】図1において、1は半導体レーザー、2は
負荷抵抗、3,4は差動トランジスタ・ペアである。5
は制御信号I−OFFにより動作を停止することのでき
る電流源、6は前記トランジスタ・ペアに各々に逆相の
ドライブ信号を送りスイッチングさせるドライブ回路で
ある。7は前記半導体レーザーの点灯が不要な区間を検
出し、前記制御信号I−OFFを出力するレーザー点灯
不要区間検出回路である。
【0017】図2に、本実施例におけるレーザー点灯不
要区間検出回路の構成を示す。
【0018】図2において、41はスキャンスタート
(SS)信号によってリセットされ、内部クロックをカ
ウントするカウンタ、42はレーザー点灯不要区間の始
まりに相当するクロック数を保持しているレジスタBで
ある。43はレーザー点灯不要区間の終りに相当するク
ロック数を保持しているレジスタEである。44は前記
カウンタとレジスタBの値を比較し、一致した場合には
一致パルスEQ1を出力する比較器Bである。45は前
記カウンタとレジスタEの値を比較し、一致した場合に
は一致パルスEQ2を出力する比較器Eである。46は
EQ1によってセットされEQ2によってリセットされ
るセット−リセット・フリップフロップであり、この出
力が前記制御信号I−OFFとなる。
【0019】ここで、レジスタB,レジスタEの値は、
図示外のマイクロコンピュータによって設定されるよう
になっている。レジスタBには、SS信号から図3の区
間Cの始まりまでのクロック数に相当する値が、レジス
タEには、SS信号から区間Cの終りまでのクロック数
に相当する値がセットされる。
【0020】図3に、本実施例における電流源の構成を
示す。
【0021】図3において、51はトランジスタQaで
あり、52はQaと同じ特性のトランジスタをn個並列
に接続して作られたトランジスタQbである。53はト
ランジスタQaに電源Vccからコレクタ電流を供給す
るための抵抗、54は電流源を停止させるスイッチとし
て働くトランジスタQcである。55は制御信号I−O
FFによってトランジスタQcをオン/オフさせるドラ
ブ回路である。トランジスタQaとQbは、いわゆるカ
レントミラー回路を構成し、トランジスタQaのコレク
タ電流Icaのn倍の電流が、この電流源の出力電流I
として得られる。
【0022】また、トランジスタQcがオン状態になる
と、トランジスタQaとQbはともにカットオフ状態と
なり、電流源は停止する。トランジスタQcがオフ状態
で、電流源は動作状態となる。
【0023】図4に、本実施例の半導体レーザー駆動回
路の動作タイミングチャートを示す。スタートスキャン
信号から各々所定のクロック数のところで上記一致パル
スEQ1,EQ2が発生し、それによって上記制御信号
I−OFFが作られ、電流源が停止している様子がわか
る。
【0024】以上のように、本実施例ではレーザー点灯
不要区間検出回路7(図1参照)を設け、レーザー点灯
が不要な区間においては駆動電流源を停止することによ
り、半導体レーザー駆動回路における電力のロスを低減
することができる。
【0025】<実施例2>LBPにおいては、感光ドラ
ムのレーザー光の当たった部分にトナーが付着し、黒く
現像されるタイプのものが多い。なおかつ、LBPで印
刷される原稿は、白い部分が多いものが大部分である。
すなわち、1ラインの全区間においてレーザーが点灯し
なくてもいいという場合が、しばしばあるのである。
【0026】一方、ページ記述言語(以下PDL)の形
でホストコンピュータからデータを受けとり、内蔵のペ
ージメモリにイメージを展開して印刷するタイプのLB
Pにおいては、白ラインの検出は容易である。
【0027】本実施例では以上の点に着目し、白ライン
を検出した際には、ドラム上に像を形成している区間
(図3の区間B)においても駆動電流源を停止するよう
にしたものである。
【0028】なお、スキャンスタート信号を得るために
レーザーを点灯させる区間(図9の区間A)において
は、電流源を停止させることはない。これは、SS信号
を得ておかないと、次のラインでの点灯ポイントが不正
確になってSS信号がとれなくなってしまうとか、ライ
ン数のカウントが難しくなるといった不具合が生じるた
めである。
【0029】図5に、第2実施例におけるLBP内部の
画像処理部の構成を示す。
【0030】図5において、72はページメモリ、71
はページメモリにイメージを展開するイメージ描画実行
部である。73はイメージ描画実行部がページメモリに
データを書き込む際に白ラインを検出する白ライン検出
回路である。ここで、上記ページメモリは、1ラインの
先頭にそのラインが白であるかどうかを示す特別の記憶
フィールドを持っており、そこに上記白ライン検出回路
の検出結果を保持できるようになっている。
【0031】また、図5において、74はSS信号に同
期してページメモリから1ライン分のデータを順次読み
出してくるデータ読み出し部である。75はページメモ
リ中の白ライン記憶フィールドのデータを読み出し、白
ラインの時は電流源停止信号LIOFFを発生する白ラ
イン停止信号発生回路である。76は実施例1と同等な
レーザー点灯不要区間検出回路であり、この出力信号を
PIOFFとする。77のORゲートで上記LIOF
F,PIOFF信号の論理和をとり、I−OFF信号と
する。
【0032】さらに、図5において、78は前記データ
読み出し部からのレーザー点灯信号と前記ORゲートか
らI−OFF信号によって動作する半導体レーザー駆動
回路で、レーザー点灯不要区間検出回路を除いて実施例
1の半導体レーザー駆動回路と全く同等なものである。
【0033】図6に、本実施例におけるSS信号,レー
ザー点灯信号,I−OFF信号等のタイミングチャート
を示す。
【0034】白ラインの部分ではI−OFF信号が長い
区間発生し、電流源の停止時間が長くなっているのがわ
かる。以上のように、白ラインを検出して駆動電流源を
停止することにより、実施例1に比べて、より電力のロ
スの少ない半導体レーザー駆動回路を実現できる。
【0035】<実施例3>図7に、一般的な半導体レー
ザーの電流−光量特性を示す。
【0036】図7からもわかるように、半導体レーザー
は、あるしきい値電流Ithを越えたところから急激に
光り始める。しきい値電流Ithの値は、一般に、20
〜40ミリアンペア程度であり、温度によって変動す
る。半導体レーザー駆動回路の中には、レーザー光のス
イッチング速度を向上させるために、上記Ithより少
し小さ目のバイアス電流を、常にレーザーに流している
ものがある。すなわち、このような駆動回路において
は、半導体レーザーに流れる電流は、バイアス電流と駆
動電流の和となる。
【0037】このようなバイアス電流源を持つ半導体レ
ーザー駆動回路においては、バイアス電流源も、実施例
1,2における制御信号I−OFFで停止するような構
成とし、レーザー点灯が不要な区間においては駆動電流
源とバイアス電流源を共に停止させることにより、さら
に半導体レーザー駆動回路の電力ロスを低減させること
がでできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体レーザー駆動回路において、ある一定時間レーザ
ー点灯が不要な区間を検出する手段と、レーザー駆動電
流源を一時的に停止させる手段とを設け、レーザー点灯
が不要な区間においては電流源を停止させるようにする
ことにより、半導体レーザー駆動回路における電力のロ
スを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体レーザー駆動回路の構成を示
す回路図である。
【図2】実施例1のレーザー点灯不要区間検出回路のブ
ロック図である。
【図3】実施例1の電流源の構成を示す回路図である。
【図4】実施例1の半導体レーザー駆動回路のタイミン
グチャートである。
【図5】実施例2におけるLBP内部の画像処理部のブ
ロック図である。
【図6】実施例2の半導体レーザー駆動回路のタイミン
グチャートである。
【図7】一般的な半導体レーザーの電流−光量特性を示
す図である。
【図8】半導体レーザー駆動回路の従来例を示す図であ
る。
【図9】LBPにおける半導体レーザー駆動のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 半導体レーザー 5 電流源 6 ドライブ回路 7 レーザー点灯不要区間検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流源からの駆動電流を、外部からのオ
    ン/オフ信号に応じて半導体レーザーへ間欠的に供給す
    るレーザー駆動回路において、 前記半導体レーザーの点灯が不要な区間を検出する検出
    手段と、 当該不要な区間が検出されている間前記電流源を停止さ
    せる制御手段とを具えたことを特徴とする半導体レーザ
    ー駆動回路。
  2. 【請求項2】 バイアス電流を前記半導体レーザーへ供
    給するバイアス電流源と、前記不要な区間が検出されて
    いる間、当該バイアス電流源を停止させる制御手段とを
    さらに具えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    レーザー駆動回路。
JP29428192A 1992-11-02 1992-11-02 半導体レーザー駆動回路 Pending JPH06152025A (ja)

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JP (1) JPH06152025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216451A (ja) * 1995-02-14 1996-08-27 Nec Corp 電子写真記録装置
JP2007210238A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動装置及び半導体レーザ駆動装置を有する画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216451A (ja) * 1995-02-14 1996-08-27 Nec Corp 電子写真記録装置
JP2007210238A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動装置及び半導体レーザ駆動装置を有する画像形成装置

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