JPH0872309A - レーザ記録装置 - Google Patents

レーザ記録装置

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JPH0872309A
JPH0872309A JP24216294A JP24216294A JPH0872309A JP H0872309 A JPH0872309 A JP H0872309A JP 24216294 A JP24216294 A JP 24216294A JP 24216294 A JP24216294 A JP 24216294A JP H0872309 A JPH0872309 A JP H0872309A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BD検知信号を1回の主走査において1回の
み正確に発生できるレーザ記録装置を提供する。 【構成】 1走査の開始時にBDセンサ18にレーザ光
が照射され、これにより該BDセンサ18は信号を出力
する。BD検知回路34が、この信号を基に所定位置へ
のレーザ光の照射を検知し、BD検知信号を出力する。
これに応じて、マスク回路38が該BD検知回路34の
マスクを開始し、そして、周期設定回路37により設定
される1走査期間の9/10の周期の経過時に、該BD
検知回路34のマスクを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ記録装置に関
し、更に詳細には、レーザ光の検出を行うビームディテ
クト装置を有するレーザ記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して従来技術に係るレーザ記
録装置について説明する。レーザ装置12からのレーザ
光13が、図示しない定速モータにより回転されている
ボリゴンミラー14へ出射される。ボリゴンミラー14
によって偏向されたレーザ光16は、レンズ15を通過
して感光ドラム19に照射される。即ち、レーザ装置1
2からのレーザ光は、感光ドラム19上に主走査され
る。レーザ光16によって感光ドラム19上に形成され
た潜像は図示しない現像機によってトナーが付着され可
視化され、該感光ドラム19上のトナーは、図示しない
転写機によって用紙20に転写される。
【0003】レーザ光16の一部は、BDミラー17で
反射されBDセンサ18に入射される。BDセンサ18
は、印字開始位置検出のためのBD(ビームディテク
ト)信号を図示しないビームディテクト装置(以下BD
検知装置と称する)へ出力する。BD検知装置は、BD
信号に基づきBD検知信号を発生する。レーザ記録装置
は、このBD検知信号に基づき感光ドラム19上の印字
開始位置19aを決定し、レーザ装置12に変調信号を
与え、該印字開始位置19aから1ライン分の潜像の形
成を開始する。このBDセンサ18からのBD信号は、
図示しない波形成形回路に加えられ、波形成形されてか
らBD検知装置に送られる。図7に波形成形されたBD
信号の波形と(図7(A))、BD検知装置の検出信号
(BD検知信号)の波形(図7(B))とを示す。この
ようにBD検知装置は、BD信号に基づきBD検知信号
を発生する(立ち上げる)。
【0004】該波形成形回路では、BDセンサ18から
のBD信号の開始時に図中fで示すように信号を急峻に
立ち下げる波形成形を行う。即ち、波形立ち下がりの時
点fが、レーザ記録装置の印字開始位置19aを決定す
るタイミングとなるため、波形の立ち下がりがなだらか
であると、BD検知信号を発生させるタイミングにずれ
が発生し易くなるからである。例えば、読み出しのサン
プリング時間をレーザ記録装置の1ドットの3分の1の
周期に設定した場合には、波形の立ち下がりがなだらか
なために読み出しが3回分ずれたとするならば、1ドッ
ト分その印字がなされるラインにおいて遅れることにな
り、これは明らかな印字のずれになるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該波形
成形回路では、BDセンサ18からのBD信号の開始時
に図中fで示すように信号を急峻に立ち下げる波形成形
を行うために、BD信号の終了時には図中gで示すよう
に立ち上がりがなだらかになってしまう。このなだらか
な立ち上がりの途中において、BD検知装置は、内部に
設定されているしきい値のゆらぎ等により、一旦BD信
号の無し(ハイレベル)を検出した後、再度BD信号有
りを検出する(g’)いわゆるチャタリング等の誤動作
を発生することがある。これが、レーザ記録装置による
印字開始位置のずれの原因となることがあった。
【0006】また、BD信号を一回読み出すことにより
BD検知信号を発生させる所謂一度読みの場合には、上
記なだらかな立ち上がり以外においても、BD検知装置
が、電源ライン等からのノイズによってBD検知信号を
発生することがあった。他方、このような誤動作による
BD検知信号の発生を防ぐために、長い時間をかけてB
D信号を多数回、例えば5回読み出す方法も考えられる
が、その読み出しの間にノイズ等でBD信号が読み出せ
ないことがあると、最初から読み出しを開始することに
なり、発生させるべきタイミングからかなり遅れてBD
検知信号を発生させる原因となることが予想された。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、BD検
知信号を1回の主走査において1回のみ正確に発生でき
るレーザ記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、感光ドラム上をレーザ光により主走査方向へ走査し
て潜像を形成し、該潜像にトナーを付着させ可視画像を
形成し、用紙に画像を転写する本発明のレーザ記録装置
において、感光ドラムと関連する所定位置に配置され、
レーザ光を検出して信号を発するレーザ光検出素子と、
該レーザ光検出素子からの信号に基づき前記所定位置へ
のレーザ光の照射を検知し、ビームディテクト信号を出
力するビーム検知手段と、前記ビーム検知手段の入力又
は出力をマスクするマスク手段と、レーザ光の1走査期
間と対応する該1周期よりも短い周期を設定する周期設
定手段とを有し、前記マスク手段が、前記ビーム検知手
段のビームディテクト信号の出力により、前記ビーム検
知手段をマスクし、前記周期設定手段により設定される
周期の経過で該ビーム検知手段のマスクを解除すること
を特徴とする。また、本発明は好適な態様において、前
記ビーム検知手段が、該レーザ光検出素子からの信号を
複数回読み出すことにより、前記所定位置へのレーザ光
の照射を検知し、ビームディテクト信号を出力する。ま
た更に、本発明は好適な態様において、前記周期設定手
段により設定される周期が、1走査期間の1/10以上
の長さに設定されている。
【0009】
【作用】上記のように構成されたレーザ記録装置では、
1走査の開始時にレーザ光検出素子がレーザ光の照射を
受け信号を出力する。ビーム検知手段が、この信号を基
に所定位置へのレーザ光の照射を検知し、ビームディテ
クト信号を出力する。これに応じて、マスク手段が該ビ
ーム検知手段をマスクする。そして、周期設定手段によ
り設定される1走査期間と対応する該1周期よりも短い
周期の経過、即ち、次の走査開始時においてレーザ光検
出素子へレーザ光が照射される前に該ビーム検知手段の
マスクを解除する。このため、走査開始時のレーザ光検
出素子へのレーザ光の照射から、次の走査開始時のレー
ザ光検出素子へのレーザ光の照射までの間の一定周期、
該ビーム検知手段がマスク手段によりマスクされるた
め、誤動作を生じなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図を参照
して説明する。ここで、本発明のレーザ記録装置の機械
的構成については、図6を参照して前述した従来技術の
ものと同様であるので、ここでは図6を用いて説明を行
う。図1は、本発明の第1実施例に係るレーザ記録装置
のBD検知装置30のブロック図である。BD検知装置
30は、BDセンサ18からの信号を基に、印字開始位
置を検出するためのBD検知信号を発生して制御装置4
0側へ送出する。該制御装置40は、このBD検知信号
に基づき印字開始位置を決定し、レーザ装置12に変調
信号を与え、感光ドラム19上に潜像の形成を開始す
る。
【0011】図1に示すようにこのBD検知装置30
は、BDセンサ18からの信号を波形成形する波形成形
回路32と、この波形成形されたBDセンサ18からの
信号を基にBD検知信号を発生するBD検知回路34
と、レーザ記録装置の1主走査時間に相当する1.86
ms、該BD検知回路34の読み出し周期125ns等を設
定するクロック信号を発生するためのクロック回路36
と、後述するマスク回路のマスク時間を設定する周期設
定回路37と、BD検知回路34の入力側をマスクする
マスク回路38とから成る。
【0012】ここで、上記BD検知回路34と、周期設
定回路37と、マスク回路38との回路構成について図
2を参照して更に詳細に説明する。BD検知回路34
は、波形成形回路からの入力をゲートするアンドゲート
35と、アンドゲート35からの出力をラッチする第1
フリップフロップ34b、第2フリップフロップ34
c、及び第3フリップフロップ34dとから成る。該第
1フリップフロップ34b、第2フリップフロップ34
c、第3フリップフロップ34dには、周期125nsの
クロック信号が加えられるようになっている。周期設定
回路37は、カウンタ37aとデェジタルコンパレータ
37bとから成り、カウンタ37aは、周期125nsの
クロック信号をカウントしてデェジタルコンパレータ3
7b側へ出力し、該デェジタルコンパレータ37bは、
1回の走査時間である1.86msの1/10に相当する
0.186msを設定してF端子からパルス信号を送出す
るように構成されている。マスク回路38は、フリップ
フロップ38aから成り、該フリップフロップ38a
は、BD検知回路34の第3フリップフロップ34dの
D端子からの入力をラッチして、E端子(反転出力)か
ら出力し、このラッチ状態を上記該デェジタルコンパレ
ータ37bのF端子からのパルス信号の入力があるまで
維持する。
【0013】次に、本実施例のレーザ記録装置の動作に
ついて図1乃至図3及び図6を参照して説明する。ここ
で、図3は各回路の1走査周期(1.86ms)における
波形を示しており、(C)は図1に示す波形成形回路3
2の出力を、(D)は図2に示すBD検知回路34の第
3フリップフロップ34dのD端子出力を、(E)はマ
スク回路38のフリップフロップ38aのE端子出力
を、(F)は周期設定回路37のデェジタルコンパレー
タ37bのF端子出力を示している。
【0014】先ず、制御装置40が、図6に示すボリゴ
ンミラー14を等速で回転させると共に、レーザ装置1
2からレーザ光13を出射させる。ボリゴンミラー14
によって偏向されたレーザ光16は、レンズ15を通過
してBDミラー17で反射されBDセンサ18に入射さ
れる。BDセンサ18は、BD(ビームディテクト)信
号を図1に示すBD検知装置30の波形成形回路32側
へ出力する。このBDセンサ18からのBD信号は、該
波形成形回路32で図3(C)に示すように該BD信号
の発生した時点での立ち下がりjが急峻になるよう波形
成形されてからBD検知回路34に加えられる。BD検
知回路34に加えられた信号は、図2に示すアンドゲー
ト35の第1入力35aに加えられる。ここでは、後述
するように第2入力35b側にマスク回路38のフリッ
プフロップ38aからのハイレベルの出力が加えられて
いるため、該第1入力35aに加えられたBD信号は、
そのまま第1フリップフロップ34b側に加えられる。
この状態で、125nsのクロック信号が印加されると
(図3(D)中の(i)で示す) 、該第1フリップフロッ
プ34bは該BD信号をラッチして第2フリップフロッ
プ34cに加える。この状態で、次の125nsのクロッ
ク信号が印加されると(図3(D)中の(ii)で示す)
、該第2フリップフロップ34cはBD信号をラッチ
して第3フリップフロップ34dに加える。更にこの状
態で、次の125nsのクロック信号が印加されると(図
3(D)中の(iii)で示す) 、該第3フリップフロップ
34dはBD信号をラッチしD端子から出力する。これ
が図3(D)に示すBD検知信号j’となる。即ち、B
D検知回路34は、125nsのタイミングでBD信号を
3回読みし、3回ともBD信号が有る(図3(C)に示
すロウレベルが続く)ときに、制御装置40側へBD検
知信号を送出する。
【0015】このBD検知信号により、制御装置40
は、レーザ光がBDセンサ18に照射されたことを認識
する。即ち、このBD検知信号が入力されてから所定時
間経過後、感光ドラム19上の印字開始位置19aにレ
ーザ光16が照射されるようになるため、制御装置40
は、この所定時間の経過時にレーザ装置12に対して印
字用の変調を加え、該印字開始位置19aから1ライン
分の潜像の形成を開始する。
【0016】一方、第3フリップフロップ34dのD端
子からの出力は、マスク回路38のフリップフロップ3
8aへ加えられ、該フリップフロップ38aは、E端子
(反転出力)からの出力をロウ側へ切り換える(図3
(E)参照)。このロウ側に切り換えれた出力は、アン
ドゲート35の第2入力35bに加えられる。以後、こ
のアンドゲート35は、第1入力35a側からの入力の
有無に関わらず、ロウレベルの出力を維持することにな
る。即ち、マスク回路38からの信号によりBD検知回
路34は、マスクされチャタリング等の誤動作を生じな
くなる。
【0017】他方、周期設定回路37のカウンタ37a
は、125nsのクロック信号を計数しており、その計数
値をデェジタルコンパレータ37bに加えている。この
デェジタルコンパレータ37bは、レーザ記録装置の主
走査方向への走査の開始(図3(C)に示すjに相当)
から、0.186ms経過した時点(図3(F)に示す
k)で、F端子からパルス信号を出力する(なお、この
0.186msは、前述したように主走査方向への走査時
間1.86msの1/10に対応する)。このパルス信号
が加えられると、マスク回路38のフリップフロップ3
8aはクリアされ、E端子からの出力をハイ側へ切り換
える(図3(E)参照)。このハイ側に切り換えられた
出力は、アンドゲート35の第2入力35bに加えられ
る。以後、このアンドゲート35は、第1入力35aへ
BD信号が入力されると、これを第1フリップフロップ
34b側へと出力するようになる。即ち、該BD検知回
路34は、マスク回路38によるマスクが解除される。
これ以降、次のレーザ光の主走査の開始によりBDセン
サ18にレーザ光が照射され、上述した動作が繰り返さ
れる。
【0018】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この第2実施例の回路動作は前述した第1実施例と
略同様である。但し、第1実施例においては、BD検知
回路34がBD信号を3回読みしたが、この第2実施例
においては、BD信号を1回の読み出しで検出する。こ
の第2実施例の構成は、図1を参照して前述した第1実
施例と同様であるので図示及び説明を省略し、BD検知
回路34と、周期設定回路37と、マスク回路38との
回路構成についてのみ図4を参照して説明する。BD検
知回路34は、波形成形回路32からの入力をゲートす
るアンドゲート35と、アンドゲート35からの出力を
ラッチする第1フリップフロップ34bとから成る。該
第1フリップフロップ34bには周期125nsのクロッ
ク信号が加えられるようになっている。周期設定回路3
7は、カウンタ37aとデェジタルコンパレータ37b
とから成り、該デェジタルコンパレータ37bは、1回
の走査時間である1.86msの9割に相当する1.67
4msを設定して出力端子からパルス信号を送出するよう
に構成されている。マスク回路38は、フリップフロッ
プ38aから成り、該フリップフロップ38aは、BD
検知回路34の第1フリップフロップ34bの出力端子
からの信号をラッチして、このラッチ状態を、上記該デ
ェジタルコンパレータ37bからのパルス信号の入力が
あるまで維持する。
【0019】この第2実施例において、図6に示すBD
センサ18にレーザ光が入射されると、BDセンサ18
が、BD信号をBD検知装置30の波形成形回路32側
へ出力する。このBD信号は、波形成形回路32で波形
成形されてからBD検知回路34に加えられる。BD検
知回路34に加えられた信号は、図4に示すアンドゲー
ト35の第1入力35aに加えられる。ここでは、第2
入力35b側にもマスク回路38のフリップフロップ3
8aからの出力が加えられているため、該第1入力35
aに加えられたBD信号は、そのまま第1フリップフロ
ップ34bに加えられる。この状態で、125nsのクロ
ック信号が加えられると、該第1フリップフロップ34
bは該BD信号をラッチし、これをBD検知信号として
出力する。即ち、BD検知回路34は、125nsのタイ
ミングでBD信号を1回読みして制御装置40側へBD
検知信号として送出する。なお、この第2実施例のマス
ク回路38によるBD検知回路34のマスク及びマスク
解除動作は、上述した第1実施例と同様であるので説明
を省略する。この第2実施例においては、BD信号を一
回読みにより検知するので読み出しが早い利点がある。
【0020】次に、本発明の第3実施例の構成について
図5のブロック図を参照して説明する。ここで、図1を
参照して前述した第1実施例と同様なブロックについて
は、第1実施例と同じ参照符号を用いるとともに説明を
省略する。前述した第1実施例においては、マスク回路
38によってBD検知回路34の入力側がマスクされた
が、この第3実施例においては、BD検知回路34の出
力がゲート回路138に加えられ、ゲート時間以外はマ
スクされる構成になっている。また、前述した第1実施
例においては、マスク回路38のマスク時間がクロック
を分集する周期設定回路37によって設定されたが、こ
の第3実施例においては、ゲート回路138に対して、
制御装置40側からレーザ光による印字実行中は停止信
号が与えられ、この印字の完了、即ち、次の走査が開始
されレーザ光がBDセンサ18に入射されるタイミング
においてのみゲート信号が与えられるように構成されて
いる。この第3実施例の構成においても、上述した第
1、第2実施例と同様に動作することができる。
【0021】なお、第1実施例では、BD検知回路34
がマスク回路38による主走査時間の1/10に渡って
マスクされる例について説明したが、第1実施例では、
BD信号を3回読みしており、ノイズ等によってBD信
号が誤って検出される可能性は低いため、図3(C)に
示すBD信号の立ち上がりの完了までマスクが成されて
いれば実用に耐え得る。このため、マスク回路38によ
るマスクは、主走査時間の1/10程度で十分である。
反対に第2実施例においては、BD検知回路34が、B
D信号を1回読みしており、上述した立ち上がり時間以
外にもノイズ等によってBD信号を誤って検出する可能
性があるため、第2実施例に設定されたように主走査時
間の9/10に渡ってマスクされることが望ましい。
【0022】また、上述した第1、第2、第3実施例に
おいては、BD検知信号のマスクが電子回路により行わ
れる例について説明したが、この発明は、ソウトウェア
によっても実現し得るものである。
【0023】
【効果】以上記述したように本発明のレーザ記録装置に
よれば、走査開始時のBDセンサへのレーザ光の照射か
ら、次の走査開始時のBDセンサへのレーザ光の照射ま
での間の一定周期、ビーム検知回路がマスク回路により
マスクされるため、1回の主走査中に1つのBD信号の
みを正確に検出することができる。また、本発明によれ
ば、走査開始時以外は、ビーム検知回路がマスク回路に
よりマスクされるため、BD信号の読み出し回数を減ら
しても誤動作が生じることがない。このため、BD信号
の読み出し回数を1乃至3回に減らすことにより素早く
BD信号を検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るBD検知装置のブロ
ック図である。
【図2】図1のBD検知装置の構成を示す回路図であ
る。
【図3】第1実施例のBD検知装置の波形図である。
【図4】本発明の第2実施例のBD検知装置の構成を示
す回路図である。
【図5】本発明の第3実施例のBD検知装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】従来技術及び実施例に係るレーザ記録装置の主
要部の機械的構成を示す斜視図である。
【図7】従来技術のBD検知装置の波形図である。
【符号の説明】
18 BDセンサ 19 感光ドラム 20 用紙 30 BD検知装置 34 BD検知回路 37 周期設定回路 38 マスク回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラム上をレーザ光により主走査方
    向へ走査して潜像を形成し、該潜像にトナーを付着させ
    可視画像を形成し、用紙に画像を転写するレーザ記録装
    置において、 感光ドラムと関連する所定位置に配置され、レーザ光を
    検出して信号を発するレーザ光検出素子と、 該レーザ光検出素子からの信号に基づき前記所定位置へ
    のレーザ光の照射を検知し、ビームディテクト信号を出
    力するビーム検知手段と、 前記ビーム検知手段の入力又は出力をマスクするマスク
    手段と、 レーザ光の1走査期間と対応する該1周期よりも短い周
    期を設定する周期設定手段とを有し、 前記マスク手段が、前記ビーム検知手段のビームディテ
    クト信号の出力により、前記ビーム検知手段をマスク
    し、前記周期設定手段により設定される周期の経過で該
    ビーム検知手段のマスクを解除することを特徴とするレ
    ーザ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ビーム検知手段が、該レーザ光検出
    素子からの信号を複数回読み出すことにより、前記所定
    位置へのレーザ光の照射を検知し、ビームディテクト信
    号を出力することを特徴とする請求項1のレーザ記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記周期設定手段により設定される周期
    が、1走査期間の1/10以上の長さであることを特徴
    とする請求項1のレーザ記録装置。
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