JP2965527B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2965527B2
JP2965527B2 JP9103273A JP10327397A JP2965527B2 JP 2965527 B2 JP2965527 B2 JP 2965527B2 JP 9103273 A JP9103273 A JP 9103273A JP 10327397 A JP10327397 A JP 10327397A JP 2965527 B2 JP2965527 B2 JP 2965527B2
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和之 島田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル複写機、レ
ーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機、レーザプリンタ等の画
像形成装置においては、光走査装置を書き込み系に用
い、この光走査装置にて光源からの画像情報で変調され
た光ビームによって感光体等の走査対象物を走査して走
査対象物に画像情報の書き込みを行うと共に、画像領域
外に設けられて上記光ビームを受光する光センサの出力
信号に基づいて上記光ビームの主走査方向の同期をとっ
ている。
【0003】従来、画像形成装置は光走査装置により感
光体上を1本の光ビームで走査するのが一般的である
が、感光体上を1本の光ビームで走査する場合よりも書
き込み速度(記録速度)を速くするために感光体上を複
数本の光ビームで同時に走査するように構成したマルチ
ビーム型の光走査装置が実用化されている。このマルチ
ビーム型の光走査装置を実現するための方式としては、
例えば光源としての複数の半導体レーザからの複数本の
レーザビームを合成する方式が提案されている。
【0004】このような複数本のレーザビームを用いる
光走査装置を有する画像形成装置においては、それぞれ
のレーザビーム毎に同期信号を設定して個別に半導体レ
ーザの変調を制御することが走査位置のずれを回避する
ために必要となる。これは、種々の方式が提案されてお
り、例えば上記光センサにより上記複数のレーザビーム
(例えば2つのレーザビーム)のうちの1番目のレーザ
ビームの入射を検知して同期信号を発生した後に該同期
信号に適当な遅延を与えて2番目の同期信号とする方式
が考えられている。
【0005】しかし、この方式では、2つのレーザビー
ムの間隔は環境条件によって変化する可能性があるの
で、高精度な同期信号の発生が困難であり、また、遅延
時間を高精度に調整する必要が生じ、量産の際に手間が
余計にかかるという問題がある。このような問題を解決
する方式としては、例えば特開平2ー188713号公
報には、光センサに入射する複数の光ビームを時系列に
順次検出してそれらの検出信号をそれぞれの光ビームの
同期信号とする画像形成装置が提案されている。
【0006】この画像形成装置は、具体的には、画像情
報に基づいて変調された複数のレーザ光束を光走査手段
を介して感光体面上に導光し、該感光体面上を走査して
画像情報を形成する際、該感光体面の所定位置に入射す
る該複数のレーザ光束の入射位置を光センサ(光検出
器)により所定形状の開口部を有するスリット部材を介
して時系列に順次検出してその出力信号をパルス波形に
変換し、該感光体面上に画像情報を形成する際の水平同
期信号を得るようにしたことを特徴とする画像形成装置
である。
【0007】また、特開平6ー246964号公報に
は、光センサの出力信号の立ち上がりにより分周信号を
作ってこの分周信号の立ち上がり/立ち下がりを2個の
単安定マルチバイブレータのそれぞれのトリガとするこ
とにより、2つの光ビームの同期信号を得る画像形成装
置が記載されている。
【0008】この画像形成装置は、具体的には、レーザ
ビームにより記録媒体上を走査して該記録媒体上に情報
の記録を行う画像形成装置であって、2つのレーザビー
ムを走査方向に前後させて走査を行わせ2ラインを同時
に記録させる画像形成装置において、所定基準走査位置
において前記2つのレーザビームがそれぞれ前後して入
射し、入射したレーザビームの検知信号を出力する光セ
ンサ(ビーム検知手段)と、該ビーム検知手段からの検
知信号を分周する分周手段と、該分周手段で分周された
信号の立ち上がりと立ち下がりとに基づいて、前記2つ
のレーザビームの記録開始をそれぞれ制御するための2
つの同期信号を発生させる同期信号発生手段とを含んで
構成されることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置の光
走査装置では、光センサに入射する光ビームが一瞬のう
ちに光センサを通過することが望ましいが、実際には光
センサの出力信号はかなりなまった波形となる。上記特
開平2ー188713号公報記載の画像形成装置では、
光センサの出力信号をパルス波形に変換して同期信号と
しているが、同期信号で必要なのは光センサに光ビーム
が入射した瞬間の時間だけである。この同期信号が長く
なると、隣接する光ビームの同期信号との識別が困難に
なり、また、フレア等のノイズを防ぐためにも同期信号
はなるべく短い方がよい。
【0010】また、上記特開平2ー188713号公報
記載の画像形成装置及び上記特開平6ー246964号
公報記載の画像形成装置では、同期信号を得るための同
期検知のシーケンスの開始は1番目の光ビームが光セン
サに入射する前であることを前提としており、もし1番
目の光ビームが光センサに入射した後に同期検知のシー
ケンスが開始されると、本来得るべき同期信号とは時間
的にかけ離れた信号をそれぞれの光ビームの同期信号と
してしまうという問題がある。
【0011】本発明は、各光ビームに対応した同期検知
を確実に行うことができ、各画像走査クロックの位相を
各光ビームの位相に合致させることができ、各光ビーム
の同期をとるためのそれぞれの同期検知用変調信号を確
実に発生させることができると共に、同期検知用変調信
号発生用カウンタを1つにすることができ、同期検知用
変調信号をなるべく短くすることができ、各光ビームに
対応した画像情報による変調信号の位相を各光ビームの
位相と合致させることができ、画像メモリの構成を従来
の1光ビーム用の構成と同じ構成にすることができ、各
光ビームに対応した同期信号を確実に得ることができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、複数の光源からの複数の光
ビームによって走査対象物を走査すると共に、画像領域
外に設けられて前記光ビームを受光する光センサの出力
信号に基づいて前記複数の光ビームの主走査方向の同期
をとる画像形成装置において、前記複数の光ビームが前
記光センサに時系列で順次に到来することで順次に発生
する前記光センサの出力信号により前記複数のビーム各
々の同期信号を発生する同期信号発生器と、前記複数の
光ビームが前記光センサに入射する直前から前記光セン
サによって前記複数の光ビーム各々の入射が検知される
ように前記複数の光源を変調するための複数の同期検知
用変調信号を発生する同期検知用変調信号発生器とを具
備し、前記同期信号発生器は前記複数の同期検知用変調
信号が発生している時に前記光センサから得られる出力
信号を前記複数のビーム各々の同期信号とするものであ
り、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うことが
できる。
【0013】請求項2に係る発明は、複数の光源からの
複数の光ビームによって走査対象物を走査すると共に、
画像領域外に設けられて前記光ビームを受光する光セン
サの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの主走査方
向の同期をとる画像形成装置において、前記複数の光ビ
ームが前記光センサに時系列で順次に到来することで順
次に発生する前記光センサの出力信号により前記複数の
ビーム各々の同期信号を発生する同期信号発生器と、こ
の同期信号発生器から得られる前記複数のビーム各々の
同期信号で前記複数のビーム各々の画像走査クロックを
更新する画像走査クロック発生器と、前記複数の光ビー
ムが前記光センサに入射する直前から前記光センサによ
って前記複数の光ビーム各々の入射が検知されるように
前記複数の光源を変調するための複数の同期検知用変調
信号を発生する同期検知用変調信号発生器とを具備し、
前記同期信号発生器は前記複数の光源各々の同期検知用
変調信号が発生している時に前記光センサから得られる
出力信号を前記複数のビーム各々の同期信号とするもの
であり、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うこ
とができると共に、各画像走査クロックの位相を各光ビ
ームの位相に合致させることができる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記同期検知用変調信号発
生器は、前記複数の光ビーム各々の同期信号が得られて
から所定時間後に立ち上がり、前記光センサによって前
記複数の光ビーム各々の入射が検知された直後に立ち下
がる信号を前記複数のビーム各々の同期検知用変調信号
とするものであり、各光ビームの同期をとるためのそれ
ぞれの同期検知用変調信号を確実に発生させることがで
きる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記同期検知用変調信号発生器
は、前記複数のビームの中で最初に前記光センサに到来
する1番目の光ビームにより1番目の同期信号が得られ
てから所定時間後に立ち上がり、前記光センサによって
前記1番目の光ビームの入射が検知された直後に立ち下
がる信号を前記1番目の光ビームの同期検知用変調信号
とし、前記複数のビームのうち(i−1)番目(i≧
2)に前記光センサに到来する光ビームの入射が前記光
センサによって検知された後に立ち上がり、前記複数の
ビームのうちi番目に前記光センサに到来する光ビーム
の入射が前記光センサによって検知された直後に立ち下
がる信号をi番目の同期検知用変調信号とするものであ
り、各光ビームの同期をとるためのそれぞれの同期検知
用変調信号を確実に発生させることができると共に、同
期検知用変調信号発生用カウンタを1つにすることがで
きる。請求項5に係る発明は、請求項4記載の画像形成
装置において、前記同期検知用変調信号発生器は、前記
(i−1)番目に到来する光ビームに対する前記光セン
サの出力信号が立ち下がったら立ち上がり、前記i番目
に前記光センサに到来する光ビームの入射が前記光セン
サによって検知された直後に立ち下がる信号をi番目の
同期検知用変調信号とするものであり、同期検知用変調
信号をなるべく短くすることができる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項3、4又は
5記載の画像形成装置において、前記同期信号発生器は
前記光センサの出力信号と前記複数の光源各々の同期検
知用変調信号との論理積をとって得られた出力信号を前
記複数の光源各々の同期信号とするものであり、同期検
知用変調信号を短くすることができる。
【0017】請求項7に係る発明は、請求項1、2、
3、4、5又は6記載の画像形成装置において、前記複
数の光ビーム各々の画像走査クロックにより前記複数の
光ビームに対応する画像情報を画像メモリから読み出し
て該画像情報により前記複数の光源を変調する手段を備
えたものであり、各光ビームに対応した画像情報による
変調信号の位相を各光ビームの位相と合致させることが
できる。
【0018】請求項8に係る発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、画像メモリから1つのクロック信
号により読み出された前記複数の光ビームに対応する画
像情報が書き込まれる、前記複数の光ビーム各々に対応
したラインバッファと、このラインバッファから前記複
数の光ビームに対応する画像走査クロックにより前記複
数の光ビームに対応する画像情報を読み出して該画像情
報により前記複数の光源を変調する手段とを備えたもの
であり、画像メモリの構成を従来の1光ビーム用の構成
と同じ構成にすることができる。
【0019】請求項9に係る発明は、請求項3、4又は
5記載の画像形成装置において、前記同期信号発生器か
ら前記複数のビーム各々の同期信号のうちの1番目の同
期信号が得られたらカウントを開始し、前記同期信号発
生器から前記複数のビーム各々の同期信号のうちのi番
目の同期信号が得られたらカウント値がリセットされる
カウンタと、このカウンタの値が示す時間が前記所定時
間と比べて一定の割合以上になった場合は前記カウンタ
がカウントを開始する際に得られた前記光センサの出力
信号は前記光センサのi番目の出力信号ではないと判断
し、現在の走査線上での同期合わせを無効とする手段と
を備えたものであり、各光ビームに対応した同期信号を
確実に得ることができる。
【0020】請求項10に係る発明は、複数の光源から
の複数の光ビームによって走査対象物を走査すると共
に、画像領域外に設けられて前記光ビームを受光する光
センサの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの主走
査方向の同期をとる画像形成装置において、前記複数の
光ビームが前記光センサに時系列で順次に到来すること
で順次に発生する前記光センサの出力信号により前記複
数のビーム各々の同期信号を発生する同期信号発生器
と、この同期信号発生器から得られる前記複数のビーム
各々の同期信号で前記複数のビーム各々の画像走査クロ
ックを更新する画像走査クロック発生器と、前記複数の
光ビームが前記光センサに入射する所定期間前から前記
複数の光源を変調するための複数の同期検知用変調信号
を発生する同期検知用変調信号発生器とを具備し、前記
同期信号発生器は前記複数の光源各々の同期検知用変調
信号が発生している時に前記光センサから得られる出力
信号を前記複数のビーム各々の同期信号とするものであ
り、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うことが
できる。
【0021】請求項11に係る発明は、複数の光源から
の複数の光ビームによって走査対象物を走査すると共
に、画像領域外に設けられて前記光ビームを受光する光
センサの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの主走
査方向の同期をとる画像形成装置において、前記複数の
光ビームが前記光センサに入射する直前から前記光セン
サによって前記複数の光ビームの入射が検知されるよう
に前記複数の光源を変調するための複数の同期検知用変
調信号を発生する同期検知用変調信号発生器と、前記複
数の光ビームが前記光センサに時系列で順次に到来して
検知されることで順次に発生する前記光センサの出力信
号と前記同期検知用変調信号発生器からの同期検知用変
調信号とに基づいて同期信号を発生する同期信号発生器
とを具備し、前記同期検知用変調信号発生器は前記複数
の光ビームそれぞれに対応する同期検知用変調信号を発
生するものであり、各光ビームに対応した同期検知を確
実に行うことができる。
【0022】請求項12に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、前記同期検知用変調信号発生
器は前記複数の光源のうち対応する光源の同期検知用変
調信号のみを発生し、前記光センサは前記複数の光ビー
ムのうち対応する光ビームが入射した時のみ検知可能と
したものであり、各光ビームに対応した同期検知を確実
に行うことができる。
【0023】請求項13に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、前記同期検知用変調信号発生
器は前記複数の光源のうち対応する光源の同期検知用変
調信号のみを発生し、前記同期信号発生器は前記同期検
知用変調信号発生器からの同期検知用変調信号と前記光
センサの出力信号とに基づいて同期信号を発生するもの
であり、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1実施形態にお
ける光源装置を示す。この第1実施形態は、請求項1〜
3、6、11に係る発明の一実施形態であり、書き込み
系に用いられる光走査装置を有するデジタル複写機、レ
ーザプリンタ等の画像形成装置の一実施形態である。こ
の実施形態の光源装置は例えば2個の半導体レーザから
なる光源10、11からの光ビームを合成して出射する
光源装置である。2個の半導体レーザ10、11は、同
一平面上に配列され、共にp−n接合面に垂直な方向が
所定の軸方向X0、X1にそれぞれ一致している。
【0025】半導体レーザ10、11から出射された光
ビームはそれぞれコリメータレンズ12、13及びアパ
ーチャ部材16、17のアパーチャを通過することによ
り平行光束に整形される。アパーチャ部材16のアパー
チャを通過した光束14は基準となる光束としてビーム
合成プリズムからなるビーム合成手段19を透過する。
アパーチャ部材17のアパーチャを通過した光束15
は、1/2波長板18により偏光面が90度回転し、ビ
ーム合成プリズム19に入射してその斜面19aで内面
反射され、さらに偏光ビームスプリッタ面19bで反射
されて基準となる光束14の光軸近傍に合成されて光束
14と共に光ビーム1、2として出射される。
【0026】この際に、半導体レーザ11とコリメータ
レンズ13とをわずかに偏心させることで光ビーム1、
2がビーム合成プリズム19から主走査方向に所定の角
度αだけ隔てて出射されるようにし、図3に示すように
記録面上で主走査方向に間隔Lだけ隔てて当該光源装置
全体を光軸回りに回転させることで副走査ピッチ(光ビ
ーム1、2の副走査方向のピッチ)を可変することが可
能である。
【0027】ここに、当該光源装置全体を光軸回りにθ
1、θ2、θ3と回転させた場合には副走査ピッチがp1
2、p3と可変され、光源装置全体の回転角がθ1で副
走査ピッチを最も狭いp1とした場合に最も解像度が高
くなり、光源装置全体の回転角がθ2で副走査ピッチを
2とした場合に解像度がその次に高くなる。なお、光
源装置は、上記のように2個の半導体レーザを用いた構
成の他に、光源を1チップ内に独立に変調可能な複数の
発光点を有する半導体レーザアレイで構成してもよい。
【0028】図1は本実施形態を簡便に表わしたものを
示す。スキャナ、画像メモリ等から入力された画像情報
としての印字データ320は、書き込み制御手段として
の印字制御部302により偶数ラインの印字データ83
2と奇数ラインの印字データ833とに分けられ、光源
制御手段としての半導体レーザ制御部305を通して上
述した光源装置306内の半導体レーザ10、11への
変調信号となる。
【0029】印字制御部302は同期信号発生器308
からの同期信号322、323を元に各ラインの印字デ
ータの出力タイミングの調整を行う。また、半導体レー
ザ制御部305は同期検知用変調信号発生器303から
同期検知用変調信号324、325が入力された場合に
光源装置306に対して半導体レーザ10、11を発光
させるための変調信号を出力する。
【0030】光源装置306は、半導体レーザ制御部3
05からの2ライン分の印字データ832、833によ
り半導体レーザ10、11を駆動して2ライン分の印字
データを半導体レーザ10、11で2本の光ビームに変
換し、この2本の光ビームを上述のようにビーム合成プ
リズム19により主走査方向に所定の角度αだけ隔てた
光ビーム1、2に合成する。
【0031】この光ビーム1、2はポリゴンミラーから
なる偏向走査手段307により共通に偏向を受けて図示
しない光学系を介して感光体、例えば感光体ドラム31
0に照射されることにより感光体ドラム310を感光す
る。ポリゴンミラー307はポリゴンモータからなる駆
動手段により回転駆動されて光ビーム1、2を感光体ド
ラム310上で主走査方向に走査する。
【0032】感光体ドラム310は、図示しないが、モ
ータからなる駆動手段により副走査方向に移動(回転駆
動)されて帯電手段により均一に帯電された後にポリゴ
ンミラー307からの光ビーム1、2が照射されること
で印字データが2ラインずつ順次に書き込まれて静電潜
像が形成され、この静電潜像が現像手段により現像され
て転写手段によりシートに転写される。この場合、感光
体ドラム310は、第1ビームとしての光ビーム1によ
り奇数ラインに1ライン分の印字データが書き込まれ、
第2ビームとしての光ビーム2により偶数ラインに1ラ
イン分の印字データが書き込まれる。
【0033】光センサ309は、走査領域内の画像領域
外(光ビーム1、2が走査される走査領域内で画像デー
タの書き込みが行われる画像領域の外)に配置され、ポ
リゴンミラー307からの光ビーム1、2により走査領
域内の画像領域外で順次に走査される。この光センサ3
09は時系列で順次に入射するポリゴンミラー307か
らの光ビーム1、2を検知して2個のパルス列である光
センサ出力321として同期信号発生器308及び同期
検知用変調信号発生器303に出力する。
【0034】ここで、請求項1、2に係る発明の実施形
態である本実施形態では、同期検知用変調信号発生器3
03は光センサ309が光ビーム1、2を受光して光セ
ンサ出力321を出力できるようにするために各光ビー
ム1、2が光センサ309に入射する前にそれぞれ予め
同期検知用変調信号324、325を立ち上げておき、
同期信号発生器308は同期検知用変調信号発生器30
3からの同期検知用変調信号324、325を用いて光
センサ309からの光センサ出力321を各光ビーム
1、2の主走査方向の同期信号322、323に変換し
て出力する。
【0035】また、請求項2に係る発明の実施形態であ
る本実施形態では、画像走査クロック発生器304は、
外部から供給されるリファレンスクロック328を元に
画像走査クロック326、327を発生するが、同期信
号発生器308からの同期信号322、323により画
像走査クロック326、327を更新することで画像走
査クロック326、327の位相を各光ビーム1、2の
主走査方向の位相に合わせ、この画像走査クロック32
6、327を印字制御部302に供給する。印字制御部
302がその画像走査クロック326、327を用いて
印字データを出力することにより、各光ビーム1、2そ
れぞれの同期信号322、323に位相を合致させて光
ビーム1、2の印字データによる変調を行うことができ
る。
【0036】次に、本実施形態の同期検知用変調信号発
生器303及び同期信号発生器308を説明する。図4
は同期検知用変調信号発生器303及び同期信号発生器
308を示し、図5は本実施形態における各信号の動作
タイミングを示し、図6は同期検知用変調信号発生器3
03の動作の流れを示し、図7は同期検知用変調信号発
生器303の構成を示す。
【0037】請求項3に係る発明の実施形態である本実
施形態では、同期検知用変調信号発生器303は、複数
ラインのそれぞれの光ビーム(ここでは2つのラインに
印字データを書き込む光ビーム1、2)の同期検知(光
センサ309による検知)がなされて同期信号発生器3
08から同期信号322、323が出力されてから所定
の時間Ti(i=1、2)が経過した後で、各光ビーム
1、2がそれぞれ光センサ309により次回に検知され
る前に、それぞれの光ビーム1、2の同期検知用変調信
号324、325を高レベル(以下Hという)に立ち上
げておく。
【0038】つまり、同期検知用変調信号発生器303
は、各奇数ライン目に印字データを書き込む第1ビーム
1の同期検知がなされて第1ビーム1用の同期検知用変
調信号324を立ち下げてから(同期信号発生器308
から同期信号322が出力されてから)T1が経過した
後で、第1ビーム1が光センサ309により次回に検知
される前に、第1ビーム1用の同期検知用変調信号32
4をHに立ち上げておく。
【0039】また、同期検知用変調信号発生器303
は、各偶数ライン目に印字データを書き込む第2ビーム
2の同期検知がなされて第2ビーム2用の同期検知用変
調信号325を立ち下げてから(同期信号発生器308
から同期信号323が出力されてから)T2が経過した
後で、第2ビーム2が光センサ309により次回に検知
される前に、第2ビーム2用の同期検知用変調信号32
5をHに立ち上げておく。
【0040】同期信号発生器308は、同期検知用変調
信号発生器303からの第1ビーム1用の同期検知用変
調信号324がHの間に光センサ309からの光センサ
出力321の立ち上がりを検出したら第1ビーム用同期
信号322を立ち上げる。また、同期信号発生器308
は、同期検知用変調信号発生器303からの第2ビーム
2用の同期検知用変調信号325がHの間に光センサ3
09からの光センサ出力321の立ち上がりを検出した
ら第2ビーム用同期信号323を立ち上げる。
【0041】同期検知用変調信号発生器303内の同期
検知用変調信号制御装置401は、第1ビーム1に対す
る光センサ出力321の立ち上がりを検出したらすぐに
第1ビーム1用の同期検知用変調信号324を立ち下
げ、同様に第2ビーム2に対する光センサ出力321の
立ち上がりを検出したらすぐに第2ビーム2用の同期検
知用変調信号325を立ち下げる。各同期検知用変調信
号324、325を光センサ出力321の立ち上がり検
出後にすぐに立ち下げるのは、フレア等のノイズを防ぐ
ためである。
【0042】この後、同期検知用変調信号制御装置40
1は、次の複数ライン(次の2つのライン)に印字デー
タを書き込む光ビーム1、2の同期をとるために、第1
ビーム1用の同期検知用変調信号324を立ち下げて第
1ビーム用同期信号322が同期信号発生器308から
出力されてからT1が経過した後に再び第1ビーム1用
の同期検知用変調信号324を立ち上げ、また、第2ビ
ーム2用の同期検知用変調信号325を立ち下げて第2
ビーム用同期信号323が同期信号発生器308から出
力されてからT2が経過した後に再び第2ビーム2用の
同期検知用変調信号325を立ち上げる。
【0043】同期検知用変調信号発生器303内の第1
ビーム用変調信号発生用カウンタ402は、同期検知用
変調信号324が出力されたら同期検知用変調信号制御
装置401からの第1ビーム用カウントリセット信号4
10によりリセットされ、画像走査クロック発生器30
4からの画像走査クロック326をT1に対応したフル
カウント値までカウントしてそのカウントが終了したら
カウント終了信号411を同期検知用変調信号制御装置
401に出力する。
【0044】同期検知用変調信号発生器303内の第2
ビーム2用変調信号発生用カウンタ403は、同期検知
用変調信号325が出力されたら同期検知用変調信号制
御装置401からの第2ビーム用カウントリセット信号
412によりリセットされ、画像走査クロック発生器3
04からの画像走査クロック327をT2に対応したフ
ルカウント値までカウントしてそのカウントが終了した
らカウント終了信号413を同期検知用変調信号制御装
置401に出力する。
【0045】図7に示すように同期検知用変調信号制御
装置401内の同期検知用変調信号324、325を出
力するためのDラッチ404、405は、それぞれ変調
信号発生用カウンタ402、403からのカウント終了
信号411、413がオアゲート415、416を介し
て入力されてその立ち上がりでセットされることにより
同期検知用変調信号324、325を立ち上げ、光セン
サ309からの光センサ出力321がオアゲート41
5、416を介して入力されてその立ち上がりでリセッ
トされることにより同期検知用変調信号324、325
を立ち下げる。
【0046】また、Dラッチ404、405は互いに相
手の反転出力信号がクリア信号としてアンドゲート44
1、442を介して入力され、これにより同期検知用変
調信号324、325はそれぞれ対応する光ビーム1、
2の光センサ309への入射前で出力される。Tiの値
はシステム設計時におよその設定ができるので、変調信
号発生用カウンタ402、403にT1、T2に対応した
カウント値を設定しておけばよい。
【0047】なお、変調信号発生用カウンタ402、4
03でカウントを行うための動作クロックは変調信号発
生用カウンタ402、403の内部に独立したクロック
発生器を持たせてこのクロック発生器からのクロックを
用いるようにしてもよいが、本実施形態では、変調信号
発生用カウンタ402、403でカウントを正確に行う
ために各ビーム用の画像走査クロック326、327を
変調信号発生用カウンタ402、403の動作クロック
としている。
【0048】また、変調信号発生用カウンタ402、4
03の代りにそれぞれワンショットマルチバイブレータ
を配することもできる。図17は、この場合の同期検知
用変調信号発生器303の構成例を示す。ここで、変調
信号発生用カウンタ402、403の代りに用いられる
ワンショットマルチバイブレータ430、431は、そ
れぞれ同期検知用変調信号制御装置401からの信号4
10、412によりトリガーされて設定パルス幅のワン
ショットパルスをカウント終了信号411、413の代
りに同期検知用変調信号制御装置401へ出力する。同
期検知用変調信号制御装置401はワンショットマルチ
バイブレータ430、431からのワンショットパルス
411、413の立ち下がりで同期検知用変調信号32
4、325をそれぞれ立ち上げる。
【0049】ワンショットマルチバイブレータ430、
431の出力パルス幅を決定する抵抗R1、R2とコン
デンサC1、C2は、それぞれワンショットマルチバイ
ブレータ430、431が同期検知用変調信号制御装置
401からの信号410、412によりトリガーされて
からTi期間が経過するまでワンショットパルスを出力
するように、つまり、同期信号発生器308から同期信
号322、323が出力されてから所定の時間Ti(i
=1、2)が経過するまでワンショットパルスを出力す
るように適当な値の抵抗及びコンデンサを配する。この
ような構成にした場合は、同期検知用変調信号発生器3
03へ画像走査クロック326、327を入力する必要
がない。
【0050】また、Dラッチ404、405は印字制御
部302からのリセット信号340によりアンドゲート
441、442を介してリセットされ、変調信号発生用
カウンタ402、403はそれぞれDラッチ404、4
05からの同期検知用変調信号324、325がノアゲ
ート417、418を介してカウントリセット信号41
0、412として入力されると共に印字制御部302か
らのリセット信号340がノアゲート417、418を
介してカウントリセット信号410、412として入力
される。
【0051】また、請求項6係る発明の実施形態である
本実施形態では、同期信号発生器308は、同期検知用
変調信号制御装置401からの第1ビーム用の同期検知
用変調信号324と光センサ309からの光センサ出力
321との論理積をアンドゲート419でとって得られ
た信号を第1ビーム用同期信号322とし、同期検知用
変調信号制御装置401からの第2ビーム用の同期検知
用変調信号325と光センサ309からの光センサ出力
321との論理積をアンドゲート420でとって得られ
た信号を第2ビーム用同期信号323とする。また、同
期信号発生器308は光センサ出力321が無効である
か否かを判断し、光センサ出力321が無効である場合
には同期無効信号329を印字制御部302に出力して
現在の走査線上での同期合わせを無効とさせる。
【0052】このような本実施形態の構成では、各光ビ
ーム1、2に対応したライン毎にそれぞれ変調信号発生
用カウンタ402、403を必要とする。これに対し
て、例えば後述する請求項4に係る発明の実施形態の構
成によれば、変調信号発生用カウンタは1つで済む。し
かしながら、本実施形態のように各光ビーム1、2に対
応したライン毎に独立に変調信号発生用カウンタ40
2、403を用いて同期検知用変調信号324、325
を発生させると、各同期検知用変調信号324、325
の発生タイミングを高精度に制御することができる。
【0053】前述したように、同期検知用変調信号は、
フレア等のノイズを防ぐためになるべく短くすることが
望ましく、光センサ309により光ビーム1、2が検知
されて光センサ出力321が出力される直前に出力する
のが理想的である。そこで、請求項3に係る発明の実施
形態である本実施形態のように各光ビーム1、2に対応
したライン毎に独立に変調信号発生用カウンタ402、
403を設けておけば、各同期検知用変調信号324、
325を、光センサ309により光ビーム1、2が検知
されて光センサ出力321が出力される直前に出力する
ように高精度に制御することができる。
【0054】本実施形態はi=2の実施形態であるが、
i≧3の場合でも変調信号発生用カウンタを各光ビーム
に対応したライン毎に独立に配し、それぞれこれらの変
調信号発生用カウンタでTiに対応したカウント値を同
様にカウントするようにすればよい。また、本実施形態
では、各同期検知用変調信号324、325の立ち下が
りで各変調信号発生用カウンタ402、403をリセッ
トするように構成しているが、各同期検知用変調信号3
24、325の立ち上がりで各変調信号発生用カウンタ
402、403をリセットするように構成してもよい。
【0055】このように、本実施形態は、請求項1に係
る発明の実施形態であって、複数の光源10、11から
の複数の光ビーム1、2によって走査対象物としての感
光体310を走査すると共に、画像領域外に設けられて
前記光ビームを受光する光センサ309の出力信号に基
づいて前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画
像形成装置において、前記複数の光ビームが光センサ3
09に時系列で順次に到来することで順次に発生する光
センサ309の出力信号321により前記複数のビーム
各々の同期信号322、323を発生する同期信号発生
器308と、前記複数の光ビームが光センサ309に入
射する直前から光センサ309によって前記複数の光ビ
ーム各々の入射が検知されるように複数の光源10、1
1を変調するための複数の同期検知用変調信号324、
325を発生する同期検知用変調信号発生器303とを
具備し、同期信号発生器308は複数の同期検知用変調
信号324、325が発生している時に光センサ309
から得られる出力信号を前記複数のビーム各々の同期信
号とするので、各光ビームに対応した同期検知を確実に
行うことができる。
【0056】また、本実施形態は、請求項2に係る発明
の実施形態であって、複数の光源10、11からの複数
の光ビーム1、2によって走査対象物としての感光体3
10を走査すると共に、画像領域外に設けられて前記光
ビームを受光する光センサ309の出力信号321に基
づいて前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画
像形成装置において、前記複数の光ビームが光センサ3
09に時系列で順次に到来することで順次に発生する光
センサ309の出力信号により前記複数のビーム各々の
同期信号322、323を発生する同期信号発生器30
8と、この同期信号発生器308から得られる前記複数
のビーム各々の同期信号322、323で前記複数のビ
ーム各々の画像走査クロック326、327を更新する
画像走査クロック発生器304と、前記複数の光ビーム
が光センサ309に入射する直前から光センサ309に
よって前記複数の光ビーム各々の入射が検知されるよう
に複数の光源10、11を変調するための複数の同期検
知用変調信号324、325を発生する同期検知用変調
信号発生器303とを具備し、同期信号発生器308は
複数の光源10、11各々の同期検知用変調信号32
4、325が発生している時に光センサ309から得ら
れる出力信号を前記複数のビーム各々の同期信号とする
ので、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うこと
ができると共に、各画像走査クロックの位相を各光ビー
ムの位相に合致させることができる。
【0057】また、本実施形態は、請求項3に係る発明
の実施形態であって、請求項1又は2記載の画像形成装
置において、同期検知用変調信号発生器303は、前記
複数の光ビーム各々の同期信号322、323が得られ
てから所定時間Ti後に立ち上がり、光センサ309に
よって前記複数の光ビーム各々の入射が検知された直後
に立ち下がる信号を前記複数のビーム各々の同期検知用
変調信号324、325とするので、各光ビームの同期
をとるためのそれぞれの同期検知用変調信号を確実に発
生させることができる。
【0058】また、本実施形態は、請求項6に係る発明
の実施形態であって、同期信号発生器308は光センサ
309の出力信号321と複数の光源10、11各々の
同期検知用変調信号324、325との論理積をとって
得られた出力信号を複数の光源10、11各々の同期信
号322、323とするので、同期検知用変調信号を短
くすることができる。
【0059】また、本実施形態は、請求項11に係る発
明の実施形態であって、複数の光源10、11からの複
数の光ビーム1、2によって走査対象物としての感光体
310を走査すると共に、画像領域外に設けられて前記
光ビームを受光する光センサ309の出力信号に基づい
て前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形
成装置において、前記複数の光ビームが前記光センサ3
09に入射する直前から前記光センサ309によって前
記複数の光ビームの入射が検知されるように前記複数の
光源10、11を変調するための複数の同期検知用変調
信号を発生する同期検知用変調信号発生器303と、前
記複数の光ビームが前記光センサ309に時系列で順次
に到来して検知されることで順次に発生する前記光セン
サ309の出力信号と前記同期検知用変調信号発生器3
03からの同期検知用変調信号とに基づいて同期信号を
発生する同期信号発生器308とを具備し、前記同期検
知用変調信号発生器303は前記複数の光ビームそれぞ
れに対応する同期検知用変調信号を発生するので、各光
ビームに対応した同期検知を確実に行うことができる。
【0060】図8は本発明の第2実施形態における同期
検知用変調信号発生器303及び同期信号発生器308
の構成を示し、図9は第2実施形態における各信号の動
作タイミングを示し、図10は同期検知用変調信号発生
器303の動作の流れを示し、図11は同期検知用変調
信号発生器303の構成を示す。この第2実施形態は、
請求項4、5、13に係る発明の一実施形態であり、上
記第1実施形態において、図8に示すような同期検知用
変調信号発生器303を用いるようにしたものである。
【0061】本実施形態における同期検知用変調信号発
生器303は、複数ラインのうちの最初の第1ラインに
印字データを書き込む光ビーム1の同期検知(光センサ
309による検知)がなされて同期信号322が同期信
号発生器308から出力されてから所定の時間T0が経
過した後で、光ビーム1が光センサ309により次回に
検知される前に、光ビーム1の同期検知用変調信号32
4をHに立ち上げておく。
【0062】同期信号発生器308は、同期検知用変調
信号発生器303からの第1ビーム1用の同期検知用変
調信号324がHの間に光センサ309からの光センサ
出力321の立ち上がりを検出したら第1ビーム用同期
信号322を立ち上げて第1ビーム用同期信号322を
出力する。同期検知用変調信号発生器303は、同期検
知用変調信号制御装置1101と変調信号発生用カウン
タ1102からなる。同期検知用変調信号制御装置11
01は、光センサ309からの第1ビーム1に対する光
センサ出力321を検出したらすぐに第1ビーム1用の
同期検知用変調信号324を立ち下げ、第2ビーム2用
の同期検知用変調信号325を立ち上げる。
【0063】同期信号発生器308は、同期検知用変調
信号発生器303からの第2ビーム2用の同期検知用変
調信号325がHの間に光センサ309からの光センサ
出力321の立ち上がりを検出したら第2ビーム用同期
信号323を立ち上げて第2ビーム用同期信号323を
出力する。同期検知用変調信号制御装置1101は、第
2ビーム2に対する光センサ出力321を検出したらす
ぐに第2ビーム2用の同期検知用変調信号325を立ち
下げる。
【0064】変調信号発生用カウンタ1102は、同期
検知用変調信号324が出力されたら同期検知用変調信
号制御装置1101からのカウントリセット信号111
0によりリセットされ、画像走査クロック発生器304
からの画像走査クロック326をT0に対応したフルカ
ウント値までカウントしてそのカウントが終了したらカ
ウント終了信号1111を同期検知用変調信号制御装置
1101に出力する。
【0065】図11に示すように同期検知用変調信号制
御装置1101内の同期検知用変調信号324を出力す
るためのDラッチ1604は、変調信号発生用カウンタ
1102からのカウント終了信号1111がオアゲート
1614を介して入力されてその立ち上がりでセットさ
れることにより同期検知用変調信号324を立ち上げ、
光センサ309からの光センサ出力321がオアゲート
1614を介して入力されてその立ち上がりでリセット
されることにより同期検知用変調信号324を立ち下げ
る。
【0066】第2ビーム用同期検知用変調信号325を
出力するためのDラッチ1605は、光センサ309か
らの1番目の光センサ出力321の立ち上がりでセット
されることにより同期検知用変調信号325を立ち上
げ、光センサ309からの2番目の光センサ出力321
の立ち上がりでリセットされることにより同期検知用変
調信号325を立ち下げる。
【0067】また、Dラッチ1604は印字制御部30
2からのリセット信号340によりアンドゲート441
を介してリセットされ、Dラッチ1605は印字制御部
302からのリセット信号340によりリセットされ
る。変調信号発生用カウンタ1102はDラッチ160
4からの同期検知用変調信号324がノアゲート161
7を介してカウントリセット信号1110として入力さ
れると共に印字制御部302からのリセット信号340
がノアゲート1617を介してカウントリセット信号1
110として入力される。また、Dラッチ1604はD
ラッチ1605の反転出力信号がクリア信号としてノア
ゲート1617を介して入力される。
【0068】T0の値はシステム設計時におよその設定
ができるので、変調信号発生用カウンタ1102にT0
に対応したカウント値を設定しておけばよい。なお、変
調信号発生用カウンタ1102でカウントを行うための
動作クロックは変調信号発生用カウンタ1102の内部
に独立したクロック発生器を持たせてこのクロック発生
器からのクロックを用いるようにしてもよいが、本実施
形態では、変調信号発生用カウンタ1102でカウント
を正確に行うために画像走査クロック326を変調信号
発生用カウンタ1102の動作クロックとしている。
【0069】このような構成とすることにより、各光ビ
ーム1、2の同期をとるための同期検知用変調信号32
4、325を確実に発生させることができると共に、所
定時間T0を測定するための変調信号発生用カウンタを
1つだけ配すればよい構成にすることができる。なお、
本実施形態は、i=2の実施形態であるが、i≧3の場
合でも同期検知用変調信号発生器303にてi番目の同
期検知用変調信号はそれぞれ(i−1)番目の光ビーム
に対する(i−1)番目の光センサ出力321を検出し
た後に立ち上げ、それぞれi番目の光ビームに対するi
番目の光センサ出力321を検出したら立ち下げるよう
に構成すればよい。
【0070】また、本実施形態では、同期検知用変調信
号324の立ち下がりで変調信号発生用カウンタ110
2をリセットするように構成しているが、同期検知用変
調信号324の立ち上がりで変調信号発生用カウンタ1
102をリセットするように構成してもよい。
【0071】このように、本実施形態は、請求項4に係
る発明の実施形態であって、同期検知用変調信号発生器
303は、複数のビーム1、2の中で最初に光センサ3
09に到来する1番目の光ビーム1により1番目の同期
信号322が得られてから所定時間T0後に立ち上が
り、光センサ309によって前記1番目の光ビーム1の
入射が検知された直後に立ち下がる信号を前記1番目の
光ビーム1の同期検知用変調信号324とし、前記複数
のビームのうち(i−1)番目(i≧2)に光センサ3
09に到来する光ビームの入射が光センサ309によっ
て検知された後に立ち上がり、前記複数のビームのうち
i番目に光センサ309に到来する光ビームの入射が光
センサ309によって検知された直後に立ち下がる信号
をi番目の同期検知用変調信号とするので、各光ビーム
の同期をとるためのそれぞれの同期検知用変調信号を確
実に発生させることができると共に、同期検知用変調信
号発生用カウンタを1つにすることができる。
【0072】また、本実施形態は、請求項5に係る発明
の実施形態であって、請求項4記載の画像形成装置にお
いて、同期検知用変調信号発生器303は、前記(i−
1)番目に到来する光ビームに対する光センサ309の
出力信号321が立ち下がったら立ち上がり、前記i番
目に光センサ309に到来する光ビームの入射が光セン
サ309によって検知された直後に立ち下がる信号をi
番目の同期検知用変調信号とするので、同期検知用変調
信号をなるべく短くすることができる。
【0073】また、本実施形態は、請求項13に係る発
明の実施形態であって、請求項11記載の画像形成装置
において、前記同期検知用変調信号発生器303は前記
複数の光源10、11のうち対応する光源の同期検知用
変調信号のみを発生し、前記同期信号発生器308は前
記同期検知用変調信号発生器303からの同期検知用変
調信号と前記光センサ309の出力信号とに基づいて同
期信号を発生するので、各光ビームに対応した同期検知
を確実に行うことができる。
【0074】図12は本発明の第3実施形態を簡便に表
わしたものを示す。この第3実施形態は、請求項7に係
る発明の一実施形態である。この第3実施形態では、上
記第1実施形態において、画像メモリ301から画像情
報としての印字データ320が印字制御部302に入力
されて各光ビーム1、2の変調信号となる。画像メモリ
301から印字データ320を読み出して印字制御部3
02に入力することにより各光ビーム1、2の変調信号
とする際には、画像走査クロック発生器304で更新さ
れた各光ビーム1、2に対応する画像走査クロック32
6、327のうちその変調信号とすべき光ビームに対応
する画像走査クロックにより画像メモリ301から印字
データ320を読み出して印字制御部302に入力す
る。このような構成とすることにより、各光ビーム1、
2に対応した画像情報からなる変調信号の位相を各光ビ
ーム1、2の主走査方向の位相と合致させることができ
る。
【0075】このように、請求項7に係る発明の一実施
形態は、複数の光ビーム1、2各々の画像走査クロック
326、327により複数の光ビーム1、2に対応する
画像情報を画像メモリ301から読み出して該画像情報
により複数の光源10、11を変調する手段としての画
像走査クロック発生器304、印字制御部302、半導
体レーザ制御部305を備えたので、各光ビームに対応
した画像情報からなる変調信号の位相を各光ビームの位
相と合致させることができる。なお、請求項7に係る発
明は、上記第2実施形態に同様に適用することができ
る。
【0076】図13は本発明の第4実施形態を簡便に表
わしたものを示し、図14は本実施例における印字制御
部302の構成を示す。この第4実施形態は、請求項8
に係る発明の一実施形態である。この第4実施形態は、
上記第1実施形態において、画像メモリ301からライ
ンバッファ書き込みクロック834により各ビーム1、
2に対応した画像情報としての印字データ830、83
1がそれぞれ読み出されて印字制御部302内の各ビー
ム1、2に対応したラインバッファ912、913に一
旦1ライン分ずつ書き込まれる。
【0077】印字制御部302内の印字制御装置914
は、同期信号発生器308からの第1ビーム用同期信号
322、第2ビーム用同期信号323により各ラインの
印字データの出力タイミングをそれぞれ調整し、各ビー
ムの画像走査クロック326、327によりラインバッ
ファ912、913から各ラインの印字データを読み出
して半導体レーザ制御部305へ変調信号として出力す
る。このような構成とすることにより、各ビームに対応
した画像情報からなる変調信号の位相を各ビームの主走
査方向の位相に合致させると共に従来の1ビーム用の構
成と同じ構成にすることができる。
【0078】このように、第4実施形態は、請求項8に
係る発明の一実施形態であって、請求項2記載の画像形
成装置において、画像メモリ301から1つのクロック
信号834により読み出された前記複数の光ビームに対
応する画像情報830、831が書き込まれる、前記複
数の光ビーム各々に対応したラインバッファ912、9
13と、このラインバッファ912、913から前記複
数の光ビームに対応する画像走査クロック326、32
7により前記複数の光ビームに対応する画像情報をそれ
ぞれ読み出して該画像情報により前記複数の光源10、
11を変調する手段としての印字制御装置914及び半
導体レーザ制御部305とを備えたので、画像メモリの
構成を従来の1光ビーム用の構成と同じ構成にすること
ができる。
【0079】図15は本発明の第5実施形態における同
期信号発生器308の構成を示し、図16は第5実施形
態における各信号の動作タイミングを示す。この第5実
施形態は、請求項9に係る発明の一実施形態であり、上
記第2実施形態において、図15に示すような構成の同
期信号発生器308を用いたものである。この同期信号
発生器308は、上述したアンドゲート419、420
の他に同期シーケンス監視用カウンタ1003及び同期
シーケンス監視部1004を有する。同期シーケンス監
視用カウンタ1003は、アンドゲート419からの第
1ビーム用同期信号322の立ち上がりでクロックのカ
ウントを開始し、アンドゲート420からの第2ビーム
用同期信号323の立ち上がりでカウント値がリセット
される。
【0080】例えば本実施形態を用いたシステムの立ち
上がり直後などでリセット信号340が印字制御部30
2から出力され、変調信号発生用カウンタ1102が所
定のカウントを終了してカウント終了信号1111を出
力する時、リセット信号340が印字制御部302から
出力されてから同期検知用変調信号発生器303から第
1ビーム用同期検知用変調信号324が出力されるまで
の時間T0がt<T0<t’(リセット信号340が出力
されてから第1ビーム1が光センサ309を走査するま
での時間をt、リセット信号340が出力されてから第
2ビーム2が光センサ309を走査するまでの時間を
t’とする)となった場合、第1ビーム用同期検知用変
調信号324は本来の光センサ309による第1ビーム
1の検知で光センサ出力321が出力されるところより
後で出力されるので、アンドゲート419からの第1ビ
ーム用同期信号322は本来第2ビーム用同期信号32
3が出力されるところで出力されてしまい、また、第2
ビーム用同期信号323は出力されないことになる。
【0081】このような事態を防ぐため、同期シーケン
ス監視部1004は、同期シーケンス監視用カウンタ1
003のカウント値を監視し、同期シーケンス監視用カ
ウンタ1003のカウント値tcがT0と比べて一定の
値以上になった場合には同期シーケンス監視用カウンタ
1003がカウントを開始する際に光センサ309に入
射したビームは第1ビーム1ではないと判断して同期無
効信号329を印字制御部302に出力する。通常、第
1ビーム用同期信号322と第2ビーム用同期信号32
3との時間差はT0と比べて十分に小さい値であるはず
である。そこで、同期シーケンス監視部1004は、例
えば(T0/tc)<100になった場合に同期無効信
号329を印字制御部302に出力する。
【0082】印字制御部302は、同期シーケンス監視
部1004から同期無効信号329が入力された場合に
は現在画像情報の書き込みを行っているラインでの同期
合わせを無効とみなし、現在画像情報の書き込みを行っ
ているラインでの半導体レーザ制御部305への画像情
報の出力を停止する。次の複数ライン(2つのライン)
のうちの第1ビーム1が光センサ309に入射する時点
より前に第1ビーム用同期検知用変調信号324を出力
するため、例えば印字制御部302が変調信号発生用カ
ウンタ1102でのカウンタ設定値をT0/2にして早
めに第1ビーム用同期検知用変調信号324を出力させ
る。
【0083】なお、請求項9に係る発明は上記第1実施
形態に同様に適用することができる。また、上記請求項
9に係る発明の一実施形態はi=2の実施形態である
が、i≧3の場合でも第1ビーム用同期信号322の立
ち上がりでクロックのカウントを開始し、第iビーム用
同期信号の立ち上がりでカウント値がリセットするよう
に同期シーケンス監視用カウンタ1003を構成すれば
よい。
【0084】このような構成にすることにより、次の複
数ラインからは確実に第1ビームから同期検知を開始す
ることができる。また、第1ビーム用同期信号322と
第2ビーム用同期信号323との間の時間差は設計上あ
る程度予測できるので、同期シーケンス監視部1004
で同期合わせ無効と判断する値は、その予測値からある
程度の余裕を持って設定すればよい。
【0085】このように、第5実施形態は、請求項9に
係る発明の実施形態であって、同期信号発生器308か
ら前記複数のビーム1、2各々の同期信号322、32
3のうちの1番目の同期信号322が得られたらカウン
トを開始し、同期信号発生器308から前記複数のビー
ム各々の同期信号のうちのi番目の同期信号が得られた
らカウント値がリセットされるカウンタ1003と、こ
のカウンタ1003の値が示す時間が所定時間T0と比
べて一定の割合以上になった((T0/tc)<100
になった)場合はカウンタ1003がカウントを開始す
る際に得られた光センサ309の出力信号は光センサ3
09のi番目の出力信号ではないと判断し、現在の走査
線上での同期合わせを無効とする手段としての同期シー
ケンス監視部1004とを備えたので、各光ビームに対
応した同期信号を確実に得ることができる。
【0086】本発明の第6実施形態は、請求項10に係
る発明の一実施形態であり、上記第1実施形態におい
て、同期検知用変調信号発生器303は各ビーム1、2
が光センサ309に入射する各時点よりそれぞれ所定期
間前にそれぞれの光ビーム1、2に対応した同期検知用
変調信号324、325を発生する。また、画像走査ク
ロック発生器304は、外部から供給されるリファレン
スクロック328を元に画像走査クロック326、32
7を発生するが、同期信号発生器308からの同期信号
322、323により画像走査クロック326、327
を更新することで画像走査クロック326、327の位
相を各光ビーム1、2の主走査方向の位相に合わせ、こ
の画像走査クロック326、327を印字制御部302
に供給する。これにより、各光ビームに対応した同期検
知を確実に行うことができる。
【0087】このように、この第6実施形態は、請求項
10に係る発明の一実施形態であって、複数の光源1
0、11からの複数の光ビーム1、2によって走査対象
物としての感光体310を走査すると共に、画像領域外
に設けられて前記光ビームを受光する光センサ309の
出力信号に基づいて前記複数の光ビームの主走査方向の
同期をとる画像形成装置において、前記複数の光ビーム
が前記光センサ309に時系列で順次に到来することで
順次に発生する前記光センサ309の出力信号により前
記複数のビーム各々の同期信号を発生する同期信号発生
器308と、この同期信号発生器308から得られる前
記複数のビーム各々の同期信号で前記複数のビーム各々
の画像走査クロック326、327を更新する画像走査
クロック発生器304と、前記複数の光ビームが前記光
センサ309に入射する所定期間前から前記複数の光源
10、11を変調するための複数の同期検知用変調信号
324、325を発生する同期検知用変調信号発生器3
03とを具備し、前記同期信号発生器303は前記複数
の光源10、11各々の同期検知用変調信号324、3
25が発生している時に前記光センサ309から得られ
る出力信号を前記複数のビーム各々の同期信号とするの
で、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うことが
できる。
【0088】図18は本発明の第7実施形態を示す。こ
第7実施形態は、請求項12に係る発明の一実施形態で
あり、上記第1実施形態において、オアゲート311を
設けたものである。同期検知用変調信号発生器303か
らの同期検知用変調信号324、325はオアゲート3
11に入力され、光センサ309はオアゲート311の
出力信号によりオン/オフされて光ビーム1、2のうち
対応する光ビームが入射した時のみ検知可能になる。つ
まり、光センサ309は、光ビーム1が入射した時には
光ビーム1の検知が可能になり、光ビーム2が入射した
時には光ビーム2の検知が可能になる。
【0089】このように、こ第7実施形態は、請求項1
2に係る発明の一実施形態であって、請求項11記載の
画像形成装置において、前記同期検知用変調信号発生器
303は前記複数の光源10、11のうち対応する光源
の同期検知用変調信号のみを発生し、前記光センサ30
9は前記複数の光ビームのうち対応する光ビームが入射
した時のみ検知可能としたので、各光ビームに対応した
同期検知を確実に行うことができる。
【0090】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、複数の光源からの複数の光ビームによって走査対象
物を走査すると共に、画像領域外に設けられて前記光ビ
ームを受光する光センサの出力信号に基づいて前記複数
の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形成装置にお
いて、前記複数の光ビームが前記光センサに時系列で順
次に到来することで順次に発生する前記光センサの出力
信号により前記複数のビーム各々の同期信号を発生する
同期信号発生器と、前記複数の光ビームが前記光センサ
に入射する直前から前記光センサによって前記複数の光
ビーム各々の入射が検知されるように前記複数の光源を
変調するための複数の同期検知用変調信号を発生する同
期検知用変調信号発生器とを具備し、前記同期信号発生
器は前記複数の同期検知用変調信号が発生している時に
前記光センサから得られる出力信号を前記複数のビーム
各々の同期信号とするので、各光ビームに対応した同期
検知を確実に行うことができる。
【0091】請求項2に係る発明によれば、複数の光源
からの複数の光ビームによって走査対象物を走査すると
共に、画像領域外に設けられて前記光ビームを受光する
光センサの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの主
走査方向の同期をとる画像形成装置において、前記複数
の光ビームが前記光センサに時系列で順次に到来するこ
とで順次に発生する前記光センサの出力信号により前記
複数のビーム各々の同期信号を発生する同期信号発生器
と、この同期信号発生器から得られる前記複数のビーム
各々の同期信号で前記複数のビーム各々の画像走査クロ
ックを更新する画像走査クロック発生器と、前記複数の
光ビームが前記光センサに入射する直前から前記光セン
サによって前記複数の光ビーム各々の入射が検知される
ように前記複数の光源を変調するための複数の同期検知
用変調信号を発生する同期検知用変調信号発生器とを具
備し、前記同期信号発生器は前記複数の光源各々の同期
検知用変調信号が発生している時に前記光センサから得
られる出力信号を前記複数のビーム各々の同期信号とす
るので、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うこ
とができると共に、各画像走査クロックの位相を各光ビ
ームの位相に合致させることができる。
【0092】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は2記載の画像形成装置において、前記同期検知用変調
信号発生器は、前記複数の光ビーム各々の同期信号が得
られてから所定時間後に立ち上がり、前記光センサによ
って前記複数の光ビーム各々の入射が検知された直後に
立ち下がる信号を前記複数のビーム各々の同期検知用変
調信号とするので、各光ビームの同期をとるためのそれ
ぞれの同期検知用変調信号を確実に発生させることがで
きる。
【0093】請求項4に係る発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、前記同期検知用変調信号発
生器は、前記複数のビームの中で最初に前記光センサに
到来する1番目の光ビームにより1番目の同期信号が得
られてから所定時間後に立ち上がり、前記光センサによ
って前記1番目の光ビームの入射が検知された直後に立
ち下がる信号を前記1番目の光ビームの同期検知用変調
信号とし、前記複数のビームのうち(i−1)番目(i
≧2)に前記光センサに到来する光ビームの入射が前記
光センサによって検知された後に立ち上がり、前記複数
のビームのうちi番目に前記光センサに到来する光ビー
ムの入射が前記光センサによって検知された直後に立ち
下がる信号をi番目の同期検知用変調信号とするので、
各光ビームの同期をとるためのそれぞれの同期検知用変
調信号を確実に発生させることができると共に、同期検
知用変調信号発生用カウンタを1つにすることができ
る。請求項5に係る発明によれば、請求項4記載の画像
形成装置において、前記同期検知用変調信号発生器は、
前記(i−1)番目に到来する光ビームに対する前記光
センサの出力信号が立ち下がったら立ち上がり、前記i
番目に前記光センサに到来する光ビームの入射が前記光
センサによって検知された直後に立ち下がる信号をi番
目の同期検知用変調信号とするので、同期検知用変調信
号をなるべく短くすることができる。
【0094】請求項6に係る発明によれば、請求項3、
4又は5記載の画像形成装置において、前記同期信号発
生器は前記光センサの出力信号と前記複数の光源各々の
同期検知用変調信号との論理積をとって得られた出力信
号を前記複数の光源各々の同期信号とするので、同期検
知用変調信号を短くすることができる。
【0095】請求項7に係る発明によれば、請求項1、
2、3、4、5又は6記載の画像形成装置において、前
記複数の光ビーム各々の画像走査クロックにより前記複
数の光ビームに対応する画像情報を画像メモリから読み
出して該画像情報により前記複数の光源を変調する手段
を備えたので、各光ビームに対応した画像情報による変
調信号の位相を各光ビームの位相と合致させることがで
きる。
【0096】請求項8に係る発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、画像メモリから1つのクロ
ック信号により読み出された前記複数の光ビームに対応
する画像情報が書き込まれる、前記複数の光ビーム各々
に対応したラインバッファと、このラインバッファから
前記複数の光ビームに対応する画像走査クロックにより
前記複数の光ビームに対応する画像情報を読み出して該
画像情報により前記複数の光源を変調する手段とを備え
たので、画像メモリの構成を従来の1光ビーム用の構成
と同じ構成にすることができる。
【0097】請求項9に係る発明によれば、請求項3、
4又は5記載の画像形成装置において、前記同期信号発
生器から前記複数のビーム各々の同期信号のうちの1番
目の同期信号が得られたらカウントを開始し、前記同期
信号発生器から前記複数のビーム各々の同期信号のうち
のi番目の同期信号が得られたらカウント値がリセット
されるカウンタと、このカウンタの値が示す時間が前記
所定時間と比べて一定の割合以上になった場合は前記カ
ウンタがカウントを開始する際に得られた前記光センサ
の出力信号は前記光センサのi番目の出力信号ではない
と判断し、現在の走査線上での同期合わせを無効とする
手段とを備えたので、各光ビームに対応した同期信号を
確実に得ることができる。
【0098】請求項10に係る発明によれば、複数の光
源からの複数の光ビームによって走査対象物を走査する
と共に、画像領域外に設けられて前記光ビームを受光す
る光センサの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの
主走査方向の同期をとる画像形成装置において、前記複
数の光ビームが前記光センサに時系列で順次に到来する
ことで順次に発生する前記光センサの出力信号により前
記複数のビーム各々の同期信号を発生する同期信号発生
器と、この同期信号発生器から得られる前記複数のビー
ム各々の同期信号で前記複数のビーム各々の画像走査ク
ロックを更新する画像走査クロック発生器と、前記複数
の光ビームが前記光センサに入射する所定期間前から前
記複数の光源を変調するための複数の同期検知用変調信
号を発生する同期検知用変調信号発生器とを具備し、前
記同期信号発生器は前記複数の光源各々の同期検知用変
調信号が発生している時に前記光センサから得られる出
力信号を前記複数のビーム各々の同期信号とするので、
各光ビームに対応した同期検知を確実に行うことができ
る。
【0099】請求項11に係る発明によれば、複数の光
源からの複数の光ビームによって走査対象物を走査する
と共に、画像領域外に設けられて前記光ビームを受光す
る光センサの出力信号に基づいて前記複数の光ビームの
主走査方向の同期をとる画像形成装置において、前記複
数の光ビームが前記光センサに入射する直前から前記光
センサによって前記複数の光ビームの入射が検知される
ように前記複数の光源を変調するための複数の同期検知
用変調信号を発生する同期検知用変調信号発生器と、前
記複数の光ビームが前記光センサに時系列で順次に到来
して検知されることで順次に発生する前記光センサの出
力信号と前記同期検知用変調信号発生器からの同期検知
用変調信号とに基づいて同期信号を発生する同期信号発
生器とを具備し、前記同期検知用変調信号発生器は前記
複数の光ビームそれぞれに対応する同期検知用変調信号
を発生するので、各光ビームに対応した同期検知を確実
に行うことができる。
【0100】請求項12に係る発明によれば、請求項1
1記載の画像形成装置において、前記同期検知用変調信
号発生器は前記複数の光源のうち対応する光源の同期検
知用変調信号のみを発生し、前記光センサは前記複数の
光ビームのうち対応する光ビームが入射した時のみ検知
可能としたので、各光ビームに対応した同期検知を確実
に行うことができる。
【0101】請求項13に係る発明によれば、請求項1
1記載の画像形成装置において、前記同期検知用変調信
号発生器は前記複数の光源のうち対応する光源の同期検
知用変調信号のみを発生し、前記同期信号発生器は前記
同期検知用変調信号発生器からの同期検知用変調信号と
前記光センサの出力信号とに基づいて同期信号を発生す
るので、各光ビームに対応した同期検知を確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施形態における光源装置を示す斜視図であ
る。
【図3】同実施形態を説明するための図である。
【図4】同実施形態の同期検知用変調信号発生器及び同
期信号発生器の一実施形態を示すブロック図である。
【図5】同実施形態の各信号の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図6】同実施形態の同期検知用変調信号発生器の動作
の流れを示すフローチャートである。
【図7】同実施形態の同期検知用変調信号発生器の構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施形態における同期検知用変調
信号発生器及び同期信号発生器の構成を示すブロック図
である。
【図9】同実施形態の各信号の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図10】同実施形態の同期検知用変調信号発生器の動
作の流れを示すフローチャートである。
【図11】同実施形態の同期検知用変調信号発生器の構
成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3実施形態を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の第4実施形態を示すブロック図であ
る。
【図14】同実施例における印字制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図15】本発明の第5実施形態における同期信号発生
器の構成を示すブロック図である。
【図16】同実施形態の各信号の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図17】本発明に用いる同期検知用変調信号発生器の
構成例を示すブロック図である。
【図18】本発明の第7実施形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10、11導体レーザ 301 画像メモリ 302 印字制御部 303 同期検知用変調信号発生器 304 画像走査クロック発生器 305 半導体レーザ制御部 307 ポリゴンミラー 308 同期信号発生器 309 光センサ 310 感光体ドラム 311 オアゲート 401 同期検知用変調信号制御装置 402 変調信号発生用カウンタ 403 変調信号発生用カウンタ 419、420 アンドゲート 912、913 ラインバッファ 1003 同期シーケンス監視用カウンタ 1004 同期シーケンス監視部 1101 同期検知用変調信号制御装置 1102 変調信号発生用カウンタ

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光源からの複数の光ビームによって
    走査対象物を走査すると共に、画像領域外に設けられて
    前記光ビームを受光する光センサの出力信号に基づいて
    前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形成
    装置において、前記複数の光ビームが前記光センサに時
    系列で順次に到来することで順次に発生する前記光セン
    サの出力信号により前記複数のビーム各々の同期信号を
    発生する同期信号発生器と、前記複数の光ビームが前記
    光センサに入射する直前から前記光センサによって前記
    複数の光ビーム各々の入射が検知されるように前記複数
    の光源を変調するための複数の同期検知用変調信号を発
    生する同期検知用変調信号発生器とを具備し、前記同期
    信号発生器は前記複数の同期検知用変調信号が発生して
    いる時に前記光センサから得られる出力信号を前記複数
    のビーム各々の同期信号とすることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】複数の光源からの複数の光ビームによって
    走査対象物を走査すると共に、画像領域外に設けられて
    前記光ビームを受光する光センサの出力信号に基づいて
    前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形成
    装置において、前記複数の光ビームが前記光センサに時
    系列で順次に到来することで順次に発生する前記光セン
    サの出力信号により前記複数のビーム各々の同期信号を
    発生する同期信号発生器と、この同期信号発生器から得
    られる前記複数のビーム各々の同期信号で前記複数のビ
    ーム各々の画像走査クロックを更新する画像走査クロッ
    ク発生器と、前記複数の光ビームが前記光センサに入射
    する直前から前記光センサによって前記複数の光ビーム
    各々の入射が検知されるように前記複数の光源を変調す
    るための複数の同期検知用変調信号を発生する同期検知
    用変調信号発生器とを具備し、前記同期信号発生器は前
    記複数の光源各々の同期検知用変調信号が発生している
    時に前記光センサから得られる出力信号を前記複数のビ
    ーム各々の同期信号とすることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記同期検知用変調信号発生器は、前記複数の光ビ
    ーム各々の同期信号が得られてから所定時間後に立ち上
    がり、前記光センサによって前記複数の光ビーム各々の
    入射が検知された直後に立ち下がる信号を前記複数のビ
    ーム各々の同期検知用変調信号とすることを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の画像形成装置において、前
    記同期検知用変調信号発生器は、前記複数のビームの中
    で最初に前記光センサに到来する1番目の光ビームによ
    り1番目の同期信号が得られてから所定時間後に立ち上
    がり、前記光センサによって前記1番目の光ビームの入
    射が検知された直後に立ち下がる信号を前記1番目の光
    ビームの同期検知用変調信号とし、前記複数のビームの
    うち(i−1)番目(i≧2)に前記光センサに到来す
    る光ビームの入射が前記光センサによって検知された後
    に立ち上がり、前記複数のビームのうちi番目に前記光
    センサに到来する光ビームの入射が前記光センサによっ
    て検知された直後に立ち下がる信号をi番目の同期検知
    用変調信号とすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像形成装置において、前
    記同期検知用変調信号発生器は、前記(i−1)番目に
    到来する光ビームに対する前記光センサの出力信号が立
    ち下がったら立ち上がり、前記i番目に前記光センサに
    到来する光ビームの入射が前記光センサによって検知さ
    れた直後に立ち下がる信号をi番目の同期検知用変調信
    号とすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3、4又は5記載の画像形成装置に
    おいて、前記同期信号発生器は前記光センサの出力信号
    と前記複数の光源各々の同期検知用変調信号との論理積
    をとって得られた出力信号を前記複数の光源各々の同期
    信号とすることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6記載の画
    像形成装置において、前記複数の光ビーム各々の画像走
    査クロックにより前記複数の光ビームに対応する画像情
    報を画像メモリから読み出して該画像情報により前記複
    数の光源を変調する手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載の画像形成装置において、画
    像メモリから1つのクロック信号により読み出された前
    記複数の光ビームに対応する画像情報が書き込まれる、
    前記複数の光ビーム各々に対応したラインバッファと、
    このラインバッファから前記複数の光ビームに対応する
    画像走査クロックにより前記複数の光ビームに対応する
    画像情報を読み出して該画像情報により前記複数の光源
    を変調する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】請求項3、4又は5記載の画像形成装置に
    おいて、前記同期信号発生器から前記複数のビーム各々
    の同期信号のうちの1番目の同期信号が得られたらカウ
    ントを開始し、前記同期信号発生器から前記複数のビー
    ム各々の同期信号のうちのi番目の同期信号が得られた
    らカウント値がリセットされるカウンタと、このカウン
    タの値が示す時間が前記所定時間と比べて一定の割合以
    上になった場合は前記カウンタがカウントを開始する際
    に得られた前記光センサの出力信号は前記光センサのi
    番目の出力信号ではないと判断し、現在の走査線上での
    同期合わせを無効とする手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  10. 【請求項10】複数の光源からの複数の光ビームによっ
    て走査対象物を走査すると共に、画像領域外に設けられ
    て前記光ビームを受光する光センサの出力信号に基づい
    て前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形
    成装置において、前記複数の光ビームが前記光センサに
    時系列で順次に到来することで順次に発生する前記光セ
    ンサの出力信号により前記複数のビーム各々の同期信号
    を発生する同期信号発生器と、この同期信号発生器から
    得られる前記複数のビーム各々の同期信号で前記複数の
    ビーム各々の画像走査クロックを更新する画像走査クロ
    ック発生器と、前記複数の光ビームが前記光センサに入
    射する所定期間前から前記複数の光源を変調するための
    複数の同期検知用変調信号を発生する同期検知用変調信
    号発生器とを具備し、前記同期信号発生器は前記複数の
    光源各々の同期検知用変調信号が発生している時に前記
    光センサから得られる出力信号を前記複数のビーム各々
    の同期信号とすることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】複数の光源からの複数の光ビームによっ
    て走査対象物を走査すると共に、画像領域外に設けられ
    て前記光ビームを受光する光センサの出力信号に基づい
    て前記複数の光ビームの主走査方向の同期をとる画像形
    成装置において、前記複数の光ビームが前記光センサに
    入射する直前から前記光センサによって前記複数の光ビ
    ームの入射が検知されるように前記複数の光源を変調す
    るための複数の同期検知用変調信号を発生する同期検知
    用変調信号発生器と、前記複数の光ビームが前記光セン
    サに時系列で順次に到来して検知されることで順次に発
    生する前記光センサの出力信号と前記同期検知用変調信
    号発生器からの同期検知用変調信号とに基づいて同期信
    号を発生する同期信号発生器とを具備し、前記同期検知
    用変調信号発生器は前記複数の光ビームそれぞれに対応
    する同期検知用変調信号を発生することを特徴とする画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の画像形成装置におい
    て、前記同期検知用変調信号発生器は前記複数の光源の
    うち対応する光源の同期検知用変調信号のみを発生し、
    前記光センサは前記複数の光ビームのうち対応する光ビ
    ームが入射した時のみ検知可能としたことを特徴とする
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載の画像形成装置におい
    て、前記同期検知用変調信号発生器は前記複数の光源の
    うち対応する光源の同期検知用変調信号のみを発生し、
    前記同期信号発生器は前記同期検知用変調信号発生器か
    らの同期検知用変調信号と前記光センサの出力信号とに
    基づいて同期信号を発生することを特徴とする画像形成
    装置。
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