JPH10305614A - 画像形成装置及びプリンタ - Google Patents

画像形成装置及びプリンタ

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JPH10305614A
JPH10305614A JP9115626A JP11562697A JPH10305614A JP H10305614 A JPH10305614 A JP H10305614A JP 9115626 A JP9115626 A JP 9115626A JP 11562697 A JP11562697 A JP 11562697A JP H10305614 A JPH10305614 A JP H10305614A
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pulse
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scanning
forming apparatus
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謙治郎 堀
Haruhiko Okumura
晴彦 奥村
Nobuhiro Aizawa
信廣 相沢
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • B41J2/473Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours

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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザアレーの発する複数のレーザビ
ームにより画像を形成するレーザビームプリンタにおい
て、半導体レーザアレーの取り付け傾き角の誤差又はビ
ーム間のピッチ誤差によるビーム間の走査方向の画像ず
れを無くす。 【解決手段】 レーザビーム検出手段と、パルス間隔計
測手段と、画像開始タイミング調整手段と、各々のレー
ザビームに対応した複数の画像信号発生回路とを備え、
レーザビーム検出手段はレーザビーム群を検出しパルス
列を出力し、前記パルス間隔計測手段は前記パルス列の
間隔を計測し、タイミング調整手段は先頭パルスが入力
されてから各々の画像信号発生手段が画像信号を出力す
るまでの遅延時間を前記パルス列の間隔の計測値に応じ
て各々調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のレーザビー
ムにより画像を記録する画像形成装置及びこれを備えた
プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速印字と高解像度の特徴を有す
るレーザビームプリンタが広く利用されるようになって
きている。このレーザビームプリンタの画像記録用光源
として半導体レーザアレーが注目されており、その半導
体レーザアレーの特徴は以下のようになる。
【0003】(1)複数のレーザビームによる走査線を
同時に記録することができるので、高速印字が可能であ
り、そのためレーザビームを走査させる回転多面鏡の回
転速度を遅くすることができる。
【0004】(2)各レーザビームの変調周波数を低く
することができ、そのデジタル変調回路を動作させやす
くすることができる。
【0005】(3)半導体レーザパワーを低く抑えるこ
とができるので、レーザの寿命が長くなる。
【0006】半導体レーザアレーを超高解像度レーザビ
ームプリンタに用いる場合には、その半導体レーザアレ
ーのピッチ(隣り合う半導体アレーの間隔)を非常に短
くする必要がある。
【0007】しかしながら、レーザ半導体レーザアレー
のピッチを非常に短くすると、その隣接しあうレーザ間
の熱干渉が大きくなり、各レーザの光強度が安定しなく
なる問題がある。
【0008】この隣接しあうレーザ間の熱干渉の問題を
避ける方法として、半導体レーザアレーを走査面に対し
て斜めに傾ける方法がある。その説明図を図8と図9に
示す。
【0009】図8において、101は半導体レーザアレ
ー、102は半導体レーザアレー101から出力された
複数のレーザビームを集光させるコリメータレンズ、1
03はコリメータレンズ102を通過したレーザビーム
に感光体ドラム105上を走査させるための回転多面
鏡、104は回転多面鏡103で反射されたレーザビー
ムを回転する感光体ドラム105上で集光させ、感光体
ドラム105上での走査ビーム速度を均一化させる走査
レンズ、106は走査レンズ104を通過した走査レー
ザビームの走査面上に配置された反射ミラー、108は
反射ミラー106で反射されたレーザビームを検出する
ビーム検出器、109はビーム検出器9と反射ミラー1
06の間に設けられた遮光板であり、走査レーザビーム
の走査開始基準を決めるために設けられたものである。
【0010】図8における半導体レーザアレー1から出
力されるレーザビームの本数は4本である。図8におい
て、それらのレーザビームにはL1,L2,L3,L4
の符号が付記されている。それらL1,L2,L3,L
4のレーザビーム群が回転多面鏡3に対して斜めに入射
するように、半導体レーザアレー1は傾いて配置され
る。このとき感光体ドラム5上の走査レーザビームは図
9のようになる。
【0011】図9に示すように、半導体レーザアレー1
が斜めに配置されることによって、半導体レーザアレー
1から出力される4本のレーザビームは走査方向に沿っ
て互いに時間的にシフトした形で感光体ドラム5上を走
査する。
【0012】この走査方向のビーム群の時間差を補正す
るように半導体レーザアレー1を駆動するレーザ変調回
路を制御すれば、感光体ドラム5上でビーム間の画像ず
れがない正常なレーザ走査画像が形成される。
【0013】レーザビーム群が斜めに配置されることに
よって、感光体ドラム5の回転方向における見かけ上の
レーザビーム群のピッチは短くなる。
【0014】したがって半導体レーザアレー1の傾き角
しだいで、前述の見かけ上のレーザビーム群のピッチは
短くなり、高解像度レーザビームプリンタを形成するこ
とができる。また半導体レーザアレーのピッチを広げ、
その熱干渉を避けることもできるようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この半
導体レーザアレーを斜めに傾ける技術では、感光体ドラ
ム上5での見かけ上のピッチを精度よく所望の値にあわ
せるためには、半導体レーザアレーを高い精度の傾き角
で固定する機械的な機構が必要となる。特に超高解像度
を達成するべく、感光体ドラム5上で挟ピッチにしよう
とすると、半導体レーザアレーの傾き角を大きくとる必
要がある。また、半導体レーザアレー自身のピッチを精
度良く所望の値にあわせることが難しいので、同じく各
レーザビームの走査方向及び感光体ドラム5の回転方向
に沿った画像上のずれが生じてしまう場合があった。
【0016】また複数の走査レーザビームを単一のビー
ム検出器でビームを検出しようとすると、レーザアレー
1の1回のレーザ走査毎にビーム検出器9で複数の検出
パルスが発生してしまう。ビーム検出器9で出力される
信号をもとに、回転多面鏡3の回転速度を安定化させる
場合には、複数個の検出パルスが出力されてしまうの
で、その回転速度を安定化させることが困難であった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、互いに斜めに配置され、ビームを発光する複数個
のビーム発光手段と、前記ビーム発光手段から入射する
複数個のビームを回転しながら反射して、前記複数個の
ビームを走査ビーム群にするビーム走査線化手段と、前
記ビーム走査線化手段を回転させる回転駆動手段と、前
記走査ビーム群を受光し、可視画像に変換する画像生成
手段と、走査基準位置に配置され、前記走査ビーム群を
検出し、前記走査ビーム群中の各走査ビームを検出時に
出力される検出パルスよりなる検出パルス群を出力する
ビーム検出手段と、出力部が前記ビーム発光手段の入力
部に接続され、各々の前記ビームの強度変調を行う複数
個の光変調手段と、出力部が前記光変調手段の入力部に
接続され、指定されたタイミングで各ビームに対応した
画像を発生する複数個の画像信号発生手段とを備える画
像形成装置において、更に、前記検出パルス群内の各検
出パルスの間隔を計測し、各パルス間隔データを出力す
るパルス間隔計測手段と、前記検出パルス群から基準時
間を定める単一パルスを形成するパルス整形手段と、前
記単一パルスと前記各パルス間隔データを入力し、前記
各パルス間隔データに応じて、前記各々の画像信号発生
手段が前記単一パルスを入力してから画像信号の出力を
開始するまでの調整時間を変化させる画像開始タイミン
グ調整手段とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明による画像形成装置は、前記画像開
始タイミング調整手段は、前記各パルス間隔データの各
平均値を算出し、該各平均値に応じて、前記調整時間を
変化させることを特徴とする。
【0019】本発明による画像形成装置は、記憶手段を
更に備え、前記画像開始タイミング調整手段は、前記各
平均値を前記記憶手段に記憶し、記憶された前記各平均
値に応じて、前記調整時間を変化させることを特徴とす
る。
【0020】本発明による画像形成装置は、前記単一パ
ルスの周期を計測する周期計測手段と、前記周期計測手
段が出力する計測周期と基準周期を比較する比較手段と
を更に備え、前記比較手段の出力に応じて前記回転駆動
手段の回転周波数を調整することを特徴とする。
【0021】本発明による画像形成装置は、前記画像生
成手段が、感光手段と、該感光手段を帯電させる帯電手
段とを備え、前記走査ビーム群は該帯電手段によって帯
電させられた該感光手段の表面上を走査し、該感光手段
の表面に帯電像を生成するように構成されており、更
に、前記画像生成手段が、前記感光手段の表面に形成さ
れた前記帯電像を現像材の可視像に変換する現像手段
と、前記現像手段によって前記感光手段の表面に生成さ
れた前記現像材の可視像を紙葉体に転写する転写手段と
を備えることを特徴とする。
【0022】本発明によるプリンタは、上記の画像形成
装置を備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]図1は、本発明に係る画像形成装置の第
1の実施形態を示すためのブロック図である。1は、複
数個の半導体レーザを一列に配置した半導体レーザアレ
ーで、これらの半導体レーザのなす列は後述する回転多
面鏡の回転方向に対し斜めになっている。なお、本実施
形態ではレーザアレーのビーム数はnを3として3本と
して説明する。2は、半導体レーザアレー1からの出射
光L1,L2,L3を平行ビームにするコリメータレン
ズである。出射光L1,L2,L3は図にはない結像レ
ンズにより感光材ドラム5に結像する。3は平行ビーム
となった出射光L1,L2,L3を感光材ドラム5上に
走査させる回転多面鏡である。4は、回転多面鏡3を回
転させるためのモータ制御回路である。6は、感光材ド
ラム5を帯電させるための帯電器である。7は、感光材
ドラム5上にビーム走査により形成された静電潜像を、
トナーによって現像化するための現像器である。8は、
現像器7によって顕像化されたトナー像を紙面上に転写
するための転写器である。9は、ビームの走査面上の走
査基準位置に配置され、走査ビームを検出するためのビ
ーム検出器である。ビーム検出器は例えば、感光体ドラ
ム5に隣接して配置される。10は、ビーム検出器9か
らの出力を増幅し、ビームを検出していないときのレベ
ルとビームを検出したときのピーク値との間に定められ
た閾値と比較することでパルス信号を出力するビーム検
出回路である。11は、ビーム検出回路10からのビー
ム検出出力パルス列のパルス間隔を計測するためのパル
ス間隔計測回路である。12は、ビーム検出回路10か
らの出力パルス列から先頭のパルスを検出し単一パルス
に整形するパルス整形回路である。13は、パルス間隔
計測回路11からのパルス間隔計測結果をデジタルデー
タに変換するA/D変換回路である。14はCPUであ
る。CPU14の動作については後述する。15,1
6,17は、パルス整形回路12のパルス出力とCPU
14の出力を入力し、感光材ドラム5上に形成される各
々のビームに対応した画像がお互いにずれないように、
パルス整形回路12のパルスが立ち上がってからそれぞ
れの画像が生成されはじめるまでの遅延量を調整するた
めの画像開始タイミング調整回路である。18,19,
20は、不図示の画像信号を入力し、画像開始タイミン
グ調整回路15,16,17により感光材ドラム5上を
走査するビームの画像開始タイミングが調整された画像
信号を発生させる画像信号発生回路である。21,2
2,23は各画像信号で半導体レーザアレーを駆動する
電流を変調して結果的にレーザ光を変調する光変調回路
である。
【0024】なお、パルス整形回路12はパルス間隔計
測回路11の出力を利用しても良い。また、パルス整形
回路12はビーム検出回路10の出力パルス列から基準
時間を表す単一パルスを出力すれば良く、立ち上がりが
先頭のパルスの立ち上がりと一致していなくても良い。
【0025】以上のように構成された本実施形態に係る
画像形成装置においては、次に述べる方法により半導体
レーザアレーの取り付け角度誤差やピッチ誤差による走
査方向の画像のずれを補正し、ビーム間のピッチずれの
ない画像を形成する。
【0026】図4に示すようにビームスポット1、ビー
ムスポット2、ビームスポット3は回転多面鏡3の回転
方向に対し互いに斜めに配置されており、ラインピッチ
Lp1が所望のピッチとなるようにあらかじめ調整され
ている。各ビーム間のピッチをBp1として、走査方向
と各ビームを結ぶ線が成す角度をθ1とする。走査方向
に沿った各ビームの間隔をBp1′とする。間隔Bp
1′は、図6に示すような、ビーム検出回路10の第1
レーザによる出力パルスと第2レーザによる出力パルス
との時間間隔t1、及び第2レーザによる出力パルスと
第3レーザによる出力パルスとの時間間隔t1と対応す
る。
【0027】次に、図5に示すように各ビーム間のピッ
チがBp2<Bp1となるような半導体レーザアレーを
使用する場合、ラインピッチLp1が所望のピッチとな
るようにあらかじめ調整することで、走査方向と各ビー
ムを結ぶ線が成す角度θ2がθ1よりも大きくなる。こ
のときの走査方向に沿った各ビームの間隔をBp2′と
する。間隔Bp2′は、図7に示すような、ビーム検出
回路10の第1レーザによる出力パルスと第2レーザに
よる出力パルスの時間間隔t2、及び第2レーザによる
出力パルスと第3レーザによる出力パルスの時間間隔t
2と対応する。つまり、距離Bp1′と距離Bp2′と
の差ΔBp12(図5に図示)、及び距離2×Bp1′
と距離2×Bp2′との差ΔBp23(図5に図示)と
により、図7における第1レーザによる出力パルスと第
2レーザによる出力パルスの時間間隔誤差Δt12、及
び第2レーザによる出力パルスと第3レーザによる出力
パルスの時間間隔誤差Δt23が発生する。ΔBp12
とΔBp23は、走査方向のピッチのずれであり、これ
によりビーム間の画像がずれる。ビーム検出回路10か
ら出力されるビーム検出出力パルス列はパルス間隔計測
回路11において計測され、パルス間隔は電圧に変換さ
れ、A/D変換回路13においてこの電圧がデジタル値
に変換される。CPU14はA/D変換回路13からの
入力値に応じて、Δt12とΔt23がゼロになるよう
に各々の画像開始タイミングを補正するための遅延デー
タを画像開始タイミング調整回路15〜17に出力す
る。画像開始タイミング調整回路15,16,17はパ
ルス整形回路12で生成される先頭のパルスを検出した
単一パルスをCPU14が出力する遅延時間だけ遅ら
せ、各半導体レーザに対応した画像信号発生回路18,
19,20へ画像開始タイミングを出力する。そして、
画像信号発生回路18,19,20と各半導体レーザに
対応した光変調回路21,22,23を介して、半導体
レーザアレー1の各々の半導体レーザ素子からタイミン
グが補正された画像信号で変調されたビームが発射され
る。このようにして、半導体レーザアレーの取り付け角
度誤差や半導体レーザアレーのピッチずれによる走査方
向のピッチずれを補正して、ビーム間の画像の走査方向
のずれが無い全体画像を得ることができる。
【0028】なお、この実施形態では、ビームの数が3
本の場合について説明したが、これに限定される訳では
なく、2本以上であれば何本でも良いことは勿論であ
る。また、走査方向と各ビームを結ぶ線が成す角度がθ
2>θ1の場合について説明したが、θ2<θ1の場合
も同じである。
【0029】[実施形態2]図2は本発明に係る画像形
成装置の第2の実施形態を示すためのブロック図であ
る。これは、実施形態1の画像形成装置にパルス間隔記
憶回路24を追加したものである。実施形態1でパルス
間隔計測回路11において計測されたパルス間隔データ
はA/D変換回路13を介してCPU14へ取り込まれ
るが、パルス間隔計測回路11での計測誤差、A/D変
換回路13における量子化誤差も画像開始タイミング補
正値に含まれてしまう。そこでCPU14へ取り込まれ
た複数回のビーム走査のパルス間隔データの平均値をパ
ルス間隔記憶回路24に記憶し、この平均値に従いCP
U14は画像開始タイミング調整回路15,16,17
へ各半導体レーザに対応した遅延データを出力する。
【0030】[実施形態3]図3は本発明に係る画像形
成装置の第3の実施形態を示すためのブロック図であ
る。これは、実施形態1の画像形成装置に点線で囲んだ
部分を追加したものである。25は、パルス整形回路1
2から出力される単一パルスの周期を計測する周期計測
回路であり、26は、周期計測回路25で使用するクロ
ックである。27は、周期計測回路25からの周期デー
タとあらかじめ理論的に設定された基準値28の値を比
較し、その差分データを出力する比較回路である。29
は、比較回路27の差分データをD/A変換してモータ
制御回路4へ出力するD/A変換回路である。
【0031】ビーム検出回路10からのパルス列にはパ
ルスが密な状態と、パルスが粗な状態が混在する。この
パルス列はパルス整形回路12において単一パルスに整
形される。そこでパルス整形回路12の出力の周期を周
期計測回路25において計測し、あらかじめ理論的に設
定された基準周期を保持する基準周期保持回路28の出
力と比較回路27で比較する。この結果、基準周期に比
べ周期計測回路25において計測された周期が長い場合
にはD/A変換回路29を介してモータ制御回路4に回
転数を上げる信号を出力し、逆に基準値に比べ周期計測
回路25において計測された周期が短い場合にはD/A
変換回路29を介してモータ制御回路4に回転数を下げ
る信号を出力することによって、常にビームの走査周期
が基準値に等しくなるようにモータを制御することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビーム検出器から出力されるビーム間距離に対応したパ
ルス間隔を計測し、その計測値に応じて画像生成開始タ
イミングを変化させることにより、半導体レーザアレー
の走査方向のピッチずれを補正し、各々のビームが形成
した画像が走査方向にずれていない高品位な全体画像を
形成することができる。
【0033】また本発明によれば、複数回のビーム走査
のパルス間隔の平均値を記憶素子に格納し、記憶素子に
格納されたデータにしたがって画像生成開始タイミング
を変化させることにより、パルス間隔の計測誤差やA/
D変換器の量子化誤差の影響のない、より一層正確なピ
ッチずれ補正をして、各々のビームが形成した画像が走
査方向にずれていない、より一層高品位な全体画像を形
成することができる。
【0034】更に本発明によれば、1ビーム群ごとに1
パルス発生するように単一化されたビーム検出回路出力
の周期を計測する周期計測手段を備え、周期計測手段出
力と基準周期とを比較し、計測周期が基準周期と等しく
なるようにモータ回転数を補正することにより、半導体
レーザアレーを使用する場合であっても、ビーム検出手
段から出力される信号をもとに回転多面鏡の回転速度を
安定化して、ビームの走査速度を安定化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施形態における画像形成
装置の構成図である。
【図2】本発明による第二の実施形態における画像形成
装置の構成図である。
【図3】本発明による第三の実施形態における画像形成
装置の構成図である。
【図4】走査方向に沿ったビーム間隔の影響を説明する
図である。
【図5】走査方向に沿ったビーム間隔の影響を説明する
第2の図である。
【図6】図4におけるビーム検出出力パルスへのタイミ
ングを説明する図である。
【図7】図4、図5におけるビーム検出出力パルスへの
タイミングを説明する図である。
【図8】従来例における半導体レーザアレーを用いた画
像形成装置を説明する図である。
【図9】図8におけるレーザスポットの走査を説明する
図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザアレー 2 コリメータレンズ 3 回転多面鏡 4 モータ制御回路 5 感光体ドラム 9 ビーム検出器 10 ビーム検出回路 11 パルス間隔計測回路 12 パルス整形回路 13 A/D変換回路 14 CPU 15〜17 画像開始タイミング調整回路 18〜20 画像信号発生回路 21〜23 光変調回路 24 パルス間隔記憶回路 25 周期計測回路 27 比較回路 28 基準周期保持回路 29 D/A変換回路 104 走査レンズ 106 反射ミラー 109 遮光板 L1〜L4 レーザビーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに斜めに配置され、ビームを発光す
    る複数個のビーム発光手段と、 前記ビーム発光手段から入射する複数個のビームを回転
    しながら反射して、前記複数個のビームを走査ビーム群
    にするビーム走査線化手段と、 前記ビーム走査線化手段を回転させる回転駆動手段と、 前記走査ビーム群を受光し、可視画像に変換する画像生
    成手段と、 走査基準位置に配置され、前記走査ビーム群を検出し、
    前記走査ビーム群中の各走査ビームを検出時に出力され
    る検出パルスよりなる検出パルス群を出力するビーム検
    出手段と、 出力部が前記ビーム発光手段の入力部に接続され、各々
    の前記ビームの強度変調を行う複数個の光変調手段と、 出力部が前記光変調手段の入力部に接続され、指定され
    たタイミングで各ビームに対応した画像を発生する複数
    個の画像信号発生手段とを備える画像形成装置におい
    て、 更に、前記検出パルス群内の各検出パルスの間隔を計測
    し、各パルス間隔データを出力するパルス間隔計測手段
    と、 前記検出パルス群から基準時間を定める単一パルスを形
    成するパルス整形手段と、 前記単一パルスと前記各パルス間隔データを入力し、前
    記各パルス間隔データに応じて、前記各々の画像信号発
    生手段が前記単一パルスを入力してから画像信号の出力
    を開始するまでの調整時間を変化させる画像開始タイミ
    ング調整手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像開始タイミング調整手段は、前
    記各パルス間隔データの各平均値を算出し、該各平均値
    に応じて、前記調整時間を変化させることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段を更に備え、前記画像開始タイ
    ミング調整手段は、前記各平均値を前記記憶手段に記憶
    し、記憶された前記各平均値に応じて、前記調整時間を
    変化させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記単一パルスの周期を計測する周期計
    測手段と、 前記周期計測手段が出力する計測周期と基準周期を比較
    する比較手段とを更に備え、前記比較手段の出力に応じ
    て前記回転駆動手段の回転周波数を調整することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成手段は、 感光手段と、 該感光手段を帯電させる帯電手段とを備え、前記走査ビ
    ーム群は該帯電手段によって帯電させられた該感光手段
    の表面上を走査し、該感光手段の表面に帯電像を生成す
    るように構成されており、更に、前記感光手段の表面に
    形成された前記帯電像を現像材の可視像に変換する現像
    手段と、 前記現像手段によって前記感光手段の表面に生成された
    前記現像材の可視像を紙葉体に転写する転写手段とを備
    えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    画像形成装置を備えたことを特徴とするプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015196371A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 キヤノン株式会社 画像形成装置

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