JP2001018443A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001018443A JP11191874A JP19187499A JP2001018443A JP 2001018443 A JP2001018443 A JP 2001018443A JP 11191874 A JP11191874 A JP 11191874A JP 19187499 A JP19187499 A JP 19187499A JP 2001018443 A JP2001018443 A JP 2001018443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各々変調される複数の光ビームを感光体上に
走査し、該感光体上に画像を形成する画像形成装置にお
いて、各光ビームの画像書き込み禁止・許可を高精度に
制御して、用紙の端部ぎりぎりのところまで画像書き込
みを行うことを目的とする。 【解決手段】 各々変調される複数のレーザL1〜L4
を感光体上に走査して画像を形成する画像形成装置にお
いて、レーザL1〜L4の各々を互いに異なるタイミン
グでマスキングするためのマスキング信号/MASK1
〜/MASK4を発生して、レーザL1〜L4の各々を
互いに異なるタイミングでマスキングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のレーザを用
いて画像の走査を行う画像形成装置において、非画像域
に画像が書かれないようマスキング制御する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のレーザを用いて画像の走査
を行う画像形成装置は本出願人より出願された特開昭5
7−67375号のごとく構成されている。
【0003】各レーザは縦にならべても主走査線の間隔
よりも広い間隔でしか配置できない。このため各レーザ
を主走査方向に斜めに配置して各レーザの間隔が主走査
線のきめられた線密度になるように配置しなければなら
ない。
【0004】ところで画像形成装置には用紙サイズに応
じて決められた画像書き込み範囲があり、この範囲を超
えると画像が用紙よりはみ出し、はみ出した部分に付着
しているトナーは感光ドラムに付着したまま転写ローラ
に付いて転写ローラを汚染する。この様子は本出願人よ
り出願された特開平2−226262に説明されてい
る。ただしそこでは副走査方向すなわち用紙の搬送方向
の画像のはみ出し防止についてのみ書かれている。例え
ば特開平2−226262の図2でENBL信号のタイ
ムチャートが書かれているが、これは副走査方向で画像
信号VDOをマスキングしている信号でENBL信号の
真の期間だけ画像信号を通過させる。
【0005】しかし画像のはみ出しは主走査方向でも生
じる。主走査方向の画像のはみ出しが生じると特開平2
−226262の図1の転写ローラ9の端部がトナーで
汚染される。転写ローラに付着したトナーは次により大
きな用紙がくるとその裏側に付着し裏汚れと呼ばれる現
象を引き起こす。特に用紙の両面にプリントを行う場合
非常に重大な汚染画像となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の特開昭5
7−67375号では、各レーザが主走査方向に画像を
書き始めるタイミングは異なる。
【0007】このように書き込みレーザビームが複数あ
ると画像信号もレーザビームの本数分あり、画像信号が
はみださないようマスキングするにしても各レーザビー
ムの位相がずれていると1個のマスキング信号で精度良
くマスキングを行うのは困難であることが分かった。
【0008】最近は用紙の端部ぎりぎりまで画像を書き
込み、用紙を有効に使いたいとの要望が強い。そのため
従来に増して精度の良い画像マスキングを行い、万一画
像が画像域をはみ出した場合用紙端部ぎりぎりのところ
で正確に画像書き込みのオーバーランを防止する必要が
でている。
【0009】本発明は係る課題を鑑みてなされたもの
で、複数の光ビームを感光体上に走査して画像を形成す
る画像形成装置において、各光ビームの画像書き込み禁
止・許可を高精度に制御することを目的とする。また、
それを簡素な構成で実現することをさらなる目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における画像形成
装置は、各々変調される複数の光ビームを感光体上に走
査し、該感光体上に画像を形成する画像形成装置におい
て、前記光ビームの各々を互いに異なるタイミングでマ
スキングするためのマスキング信号を発生するマスキン
グ信号発生手段と、前記マスキング信号より発生された
前記マスキング信号の各々に基いて、前記光ビームの各
々を互いに異なるタイミングでマスキングするマスキン
グ手段を有することを特徴とする。
【0011】本発明の画像形成装置の制御方法は、各々
変調される複数の光ビームを感光体上に走査し、該感光
体上に画像を形成する画像形成装置の制御方法であっ
て、前記光ビームの各々を互いに異なるタイミングでマ
スキングすることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本実施例の画像
形成装置について、図に基いて説明する。
【0013】図2は、本は実施例の画像形成装置のレー
ザ走査光学系を説明するための斜視図である。
【0014】図2において、1は複数の発光源を備える
マルチビームレーザであり、略平行な4本のレーザビー
ムを射出する。3はコリメータレンズ、3はマルチビー
ムレーザから射出される4本のレーザビームを走査する
ためのポリゴンミラー、4はF−θレンズ、5は走査さ
れるレーザビームが照射されて静電潜像が形成される感
光ドラム、6は反射ミラー、7は主走査開始のタイミン
グ等を制御するためにレーザビームの走査路上の一点で
レーザビームが通過したことを検知するビーム検出器で
ある。8はスリットである。また、F−θレンズ4で集
光された4本のレーザビームには、それぞれB1、B
2、B3、B4の記号を付ける。コリメータレンズ2を
通って収束されたレーザビームは、ポリゴンモーラ3に
よって矢印方向へ偏向され、F−θレンズで集光された
後、感光ドラム5上を走査する。辺子されたレーザビー
ムの一部は主走査開始位置で反射ミラー6で反射されビ
ーム検出器7へ導かれる。
【0015】図3は、ビーム検出器7が出力する信号を
処理する回路のブロック図である。
【0016】図3において、10はビーム検出器で受け
た信号を増幅する増幅器、11はスライサであり可変抵
抗器12で設定された電圧によって増幅器11の出力を
スライスすることによりアナログ信号を方形波に変換し
て端子13へ出力する。
【0017】図4はマルチビームの傾きを示す図であ
り、ある瞬間の、ビームの照射位置を示すものである。
図4において、主走査線SL方向に垂直な線をL−L’
とする。4つのビームの各ビーム間隔をPlとすると、
線L−L’に対して角度αだけ傾けることにより、感光
ドラム上での走査線の間隔はPsとなり、Plより狭く
することができる。ところがこのように傾けたことによ
り、各ビームの主走査方向の照射位置がずれてしまう。
この各ビーム間の主走査方向のずれ分は、ともにおよそ
0.5mm程度である。よって、画像信号による各ビー
ムの変調は、この照射位置ずれ分に応じた所定の時間分
をずらして行わねばならない。
【0018】一方、これらの画像信号のマスキング制御
は、従来、ビーム変調制御ほどシビアには行われていな
かった。すなわち、マスキング制御は、画像領域以外に
おいて、ビームを無駄に発光させないよう制御するため
のものであるが、従来のように、用紙の各端部から3m
m程度を余白部としてとり、その内側を画像領域とする
場合、各ビームに共通なタイミングでマスキング信号を
発生させても上述のおよそ0.5mmの各ビームのずれ
による影響はさほど問題にならない。
【0019】しかしながら、用紙の端部ぎりぎりまで画
像を書き込みたい場合は、そのビームの照射位置のずれ
量は無視できないものとなる。これが本実施例で解決す
るテーマである。
【0020】図5は、スリット8を各ビームが通過する
状況を示す図である。図5にいおいて、各ビームのビー
ム径をdd、スリット8の間隔をds、ビームの中心間
の主走査方向の間隔をdb、各ビームとビームの隙間の
主走査方向の長さをdaとする。スリット間隔dsをビ
ーム径ddより大きく、かつビームの隙間daより十分
狭くすることにより、スリット8を通過する各ビームを
分離してビーム検出器7へ導くことができる。
【0021】図6は画像形成装置の主要部の断面図であ
る。この図では、光学系に折り返しミラ−30が追加さ
れている。31は給紙カセット、32は紙サイズセンサ
であり、紙サイズセンサ32は給紙カセット31に設け
られた紙サイズに対応する特記の情報をマイクロスイッ
チなどでビット情報として読み取る。33は給紙ロー
ラ、34はレジストローラ、35は転写ローラ、36は
現像ローラ、37は定着ローラ、38は排紙トレーであ
る。
【0022】次に、本実施例の特徴部について、図1を
もとに説明する。
【0023】図1において、40は検出回路であり、4
本の光ビームB1〜B4が図3のビーム検出器7に入射
することにより、パルスを出力するものである。光ビー
ムB1〜B4は、前述とおりそれぞれ主走査方向に間隔
を以って走査されるため、ビーム検出器7はこれらを時
間差を以って順に受光することとなる。これにより、検
出回路40は、4つのパルスを時間差を以って順に出力
することとなる。41は分配器であり、検出回路40よ
り出力される4つのパルスを分解し、BD1〜BD4と
して出力する。なおBD1〜BD4は、それぞれ光ビー
ムB1〜B4に対応するものであり、それぞれの主走査
開始タイミング信号となる。
【0024】ここで分配器41の詳細を図7に示す。図
7において、14は上記検出回路40からの出力が入力
される入力端子、15〜18はゲート回路、19は4進
カウンタ、20はデコーダ、21〜24は分解されたB
D信号BD1〜BD4の出力端子である。これらの動作
を図8を用いて説明する。図8において、入力端子14
に、4つのパルスが時間差を以って順に入力される。各
パルスが印加される毎にカウンタ19が進む。そのカウ
ンタ出力をデコーダ20でデコードすると、デコーダ2
0のC0、C1、C2、C3の出力部にはカウンタ19
の出力に対応する信号が得られる。この信号でゲート回
路15〜18を順にスルーにさせると、出力端子21〜
24には、図8に示すように、それぞれ光ビームB1〜
B4に対応するBD信号BD1〜4がそれぞれ分解され
た様態で出力される。
【0025】再び図1に戻って説明を続ける。図1にお
いて、42は上述の4つのBD信号に同期して光ビーム
をそれぞれ変調するための4つの画像信号を出力する画
像信号発生部、43〜46は画像信号発生部42より発
生される画像信号を後述のマスキング信号によりマスキ
ングするためのマスキング手段としてのゲート回路、4
7〜50は、それぞれの画像信号に応じてレーザ1を駆
動することによりレーザ1よりレーザビームL1〜L4
を射出させるためのドライバである。
【0026】次に本実施例において最も特徴的なマスキ
ング機能について説明する。図1において、51はフリ
ップフロップ、52はカウンタ、53はカウンタ52の
クロック入力端子であり、カウンタ52は、BD1が入
力されると、ゼロからカウントアップを開始し、クロッ
ク入力端子に入力されるクロックを最大値までカウント
アップしていくこととなる。
【0027】また、70はCPU、62〜69はCPU
70によって値がセットされるレジスタであり、レジス
タ62、63には、/MASK1の立ち上がり時刻、立
ち下がり時刻がそれぞれセットされ、レジスタ63、6
4には、/MASK2の立ち上がり時刻、立ち下がり時
刻がそれぞれセットされ、レジスタ65、66には、/
MASK3の立ち上がり時刻、立ち下がり時刻がそれぞ
れセットされ、レジスタ67、68には、/MASK4
の立ち上がり時刻、立ち下がり時刻がそれぞれセットさ
れる。54〜61はデジタルコンパレータであり、それ
ぞれ上記レジスタ62〜69の値とカウンタ52のカウ
ント値とを比較するものである。71〜74はフリップ
フロップ(以下、フリフロ)であり、それぞれコンパレ
ータ54の出力COMP1−1と55の出力COMP1
−2、56の出力COMP2−1と57の出力COMP
2−2、58の出力COMP3−1と59の出力COM
P3−2、60の出力COMP4−1と61の出力CO
MP4−2が入力され、マスキング信号/MASK1〜
/MASK4を出力する。これらマスキング信号/MA
SK1〜/MASK4は、前述したように、それぞれゲ
ート回路43〜46へ入力される。
【0028】以上の構成の動作を図9のタイミングチャ
ートを用いて説明する。まず時刻t0において、分配器
41から出力されたBD1がフリフロ51のセット端子
に入力されると、フリフロ51はカウンタ52に動作可
能信号CNTENBをQ端子より出力する。これによっ
てカウンタ52はクロック端子53に加えられたクロッ
クをカウントスタートする。なお、後に、カウンタ52
のカウント値が最大値出力に達すると、フリフロ51の
リセット端子に戻されて、フリフロ51がリセットさ
れ、CNTEB信号はロウに落ちる。このように、CN
TENB信号がハイの区間がカウンタ52が動作してい
る時間であり、カウント値が最大値に達するとカウント
ゼロのイニシャル状態に戻るものである。
【0029】カウンタの出力はコンパレータ54〜61
により、それぞれレジスタ62〜69の出力と一致して
いるか否かを比較され、一致している場合、ハイにな
る。すなわち、図9に示すように、コンパレータの出力
COMP1−1〜COMP4−2は、それぞれ対応する
レジスタに格納された値が表す時刻に、ハイになるもの
である。
【0030】これにより、フリフロ71〜74に印加さ
れるコンパレータ信号によって、各フリフロは、図9に
示すようなマスキング信号/MASK1〜/MASK4
を出力するものである。例えばマスキング信号/MAS
K1は、レジスタ62に格納された値が示す時刻t1か
ら、レジスタ63に格納された値が示す時刻t5までの
期間、ハイとなる。また、他のマスキング信号/MAS
K2〜/MASK4についても、図9に示す如く、それ
ぞれの時刻t2〜t4から、それぞれの時刻t6〜t8
までの期間、それぞれハイとなる。
【0031】なお、マスキング信号の信号名の前の
「/」という記号は、その信号がロウレベルの時に、そ
の信号の機能が有効となることを示す。すなわち/MA
SK1は、ロウの時に、画像信号をマスキングするもの
であり、ハイの時は、画像信号をマスキングせずゲート
回路43から通過させることを示している。よって、マ
スキング信号とは、逆の見方によると許可信号とも言え
る。いずれにせよ、どの場合にハイとなるかロウとなる
かは設計事項であり、画像信号による光ビーム変調の禁
止(マスキング)又は許可を制御する機能を実現させる
ものであることに変わりない。
【0032】また、各レジスタに格納される値は、CP
U70が任意に設定可能である。詳しくは、立ち上げ時
刻、立ち下げ時刻の各マスキング信号間の差分は、図5
に示したdbのように、各レーザビームの主走査方向の
位置ずれに起因して生じる走査タイミングのずれに応じ
て決定されるものであることは勿論である。このずれ良
はCPU70に対して、別途、調整分を与えることで、
さらに詳細な補正が可能である。また、各マスキング信
号がハイとなる期間の長さは、紙サイズセンサ32によ
って検知される用紙サイズに応じた長さとなるものであ
る。
【0033】また、カウンタ52のカウント値はマスキ
ング信号発生のためのみならず、他の信号たとえばBD
信号を得るべくレーザを強制的に点灯させるための強制
点灯信号(アンブランキング)を発生するため等にも使
われる。また、BD信号の周期の監視等にも用いられ
る。
【0034】また、この実施例では、分配器41により
取り出されたBD信号BD1のみをフリフロ51へ入力
し、カウンタ52のカウント動作開始を指示させる構成
としたが、このように分配器41の出力を用いずに、検
出回路40の出力すなわちBD1〜BD4の4つのパル
スをもつBD信号をそのままフリフロ51へ入力させて
も構わない。なぜなら、フリフロ51は一度S端子をト
リガされてセットされるとR端子にリセット信号が入力
されるまでQ出力は変化しないので、BD信号BD2〜
BD4のパルスの影響を受けないからである。
【0035】以上のようにして、複数のレーザビームの
各ビームに対応してそれぞれ相異なるタイミングでマス
キング信号を発生させることにより、画像信号の正確な
マスキングを行うことができる。
【0036】(第2の実施例)第1の実施例においては
カウンタを1個だけ使用する例を示した。このような構
成は、各ビーム間の距離に個体差が小さいければ有効で
ある。しかし、各ビーム間の距離の調整が必要な場合、
例えばF−θレンズ4に歪みがある場合、図4における
レーザ1を回転する角度αを調整することとなる。この
場合、走査線の間隔が規定値になるよう調整するので、
ビーム間の距離dbは装置個体毎に異なるものとなる。
第1の実施例においてはCPU70に補正値を入力し
て、装置個体毎にこれらを補正することは可能である
が、調整の工数が多くなる。そこで第2の実施例におい
ては、ビーム間の距離が変化しても調整を不要とする構
成を提案する。
【0037】図10は第2の実施例を示すブロック図、
図11はそのタイムチャートである。図10のうち図1
と同じ機能を持つ箇所には同じ番号を付し説明を省略す
る。
【0038】図10において、80はフリップフロッ
プ、81はカウンタ、82はカウンタ81のクロック入
力端子であり、カウンタ81は、BD1が入力される
と、ゼロからカウントアップを開始し、クロック入力端
子に入力されるクロックを最大値までカウントアップし
ていくこととなる。また、85,86はCPU70によ
って値がセットされるレジスタであり、レジスタ85,
86には、/MASK1の立ち上がり時刻、立ち下がり
時刻がそれぞれセットされる。83、84はデジタルコ
ンパレータであり、それぞれ上記レジスタ85,86の
値とカウンタ81のカウント値とを比較するものであ
る。87はフリップフロップ(以下、フリフロ)であ
り、コンパレータ83の出力COMP1−1と86の出
力COMP1−2が入力され、マスキング信号/MAS
K1を出力する。88は以上より構成されるマスキング
信号発生回路であり図中に一点鎖線で示した。このマス
キング信号発生回路88によって、レーザビームL1に
対応した/MASK1が発生される。89,90,91
はそれぞれレーザビームL2、L3,L4に対応した、
/MASK2、/MASK3、/MASK4を発生する
ためのマスキング信号発生回路であり、その内部はマス
キング信号発生回路88と同様に構成されている。ま
た、第2の実施例においては、各マスキング信号発生回
路へのBD信号の入力として、それぞれ分配器からの出
力BD1〜BD4が用いられている。このようにしてマ
スキング信号発生回路88〜91からそれぞれ発生され
るマスキング信号/MASK1〜/MASK4は、第1
の実施例と同様に、それぞれゲート回路43〜46へ入
力される。
【0039】またこれらのタイミングチャートを図11
に示した。
【0040】また、第2の実施例においても、第1の実
施例と同様に、上記のカウンタのカウント値はマスキン
グ信号発生のためのみならず、他の信号たとえばBD信
号を得るべくレーザを強制的に点灯させるための強制点
灯信号(アンブランキング)を発生するため等にも使う
とよい。勿論、この場合は、4本のレーザビームのそれ
ぞれの強制点灯信号は、対応する上記マスキング信号発
生回路内のそれぞれのカウンタに基いて発生させること
で、マスキング信号と同様に、ビーム間距離の誤差によ
らず、正確なタイミングで強制点灯を行うことができ
る。
【0041】この第2の実施例によれば、各レーザビー
ムに対応したBD信号のタイミングを基準にして各レー
ザビーム毎のカウンタを動作させてマスキング信号を発
生するので、ビーム間距離が任意の距離であってもこれ
を補正する必要がないため、工数が増えることもない。
【0042】(その他の実施例)以上の実施例において
は、感光体上に潜像を形成するための光源としてレーザ
を用いる例について説明したが、光源はこれに限らず、
種々のものを用いることができよう。また、光ビームを
4本用いる例について説明したが、本発明はこの数値に
限定されるものでなく、2以上であれば、何本の光ビー
ムを用いた場合においても適用できることは勿論であ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、各々変調される複数の
光ビームを感光体上に走査し、該感光体上に画像を形成
する画像形成装置において、前記光ビームの各々を互い
に異なるタイミングでマスキングするためのマスキング
信号を発生するマスキング信号発生手段と、前記マスキ
ング信号発生手段より発生された前記マスキング信号の
各々に基いて、前記光ビームの各々を互いに異なるタイ
ミングでマスキングするマスキング手段を有するので、
各光ビームの画像書き込み禁止・許可を高精度に制御す
ることができ、これによって、用紙の端部ぎりぎりのと
ころまで画像書き込みを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す回路ブロック図
【図2】画像形成装置のレーザ走査光学系の斜視図
【図3】ビーム検出器7で受けた信号を処理する回路の
ブロック図
【図4】マルチビームの傾きを示す図
【図5】スリット8を各ビームが通過する状況を示す図
【図6】画像形成装置の主要部の断面図
【図7】分配器41の中身のブロック図
【図8】分配器41のタイムチャート
【図9】図1の回路のタイムチャート
【図10】第2実施例を示す回路ブロック図
【図11】第2実施例のタイムチャート
【符号の説明】
1 マルチビームレーザ 3 ポリゴンミラースキャナ 4 F−θレンズ 5 感光ドラム 6 反射ミラー 7 ビーム検出器BD 8 スリット 32 紙サイズ検知 40 ビーム検出回路 41 分配器 42 画像信号発生部 43,44,45,46 ゲート回路 47,48,49,50 レーザドライブ回路 51 フリップフロップ 52 カウンタ 53 カウンタクロック入力端子 54〜61 デジタルコンパレータ 62〜69 レジスタ 70 CPU 71〜74 フリップフロップ 80 フリップフロップ 81 カウンタ 82 カウンタクロック入力端子 83,84 デジタルコンパレータ 85,86 レジスタ 87 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA07 AA16 BA56 BA66 BA70 BB33 BB37 BB42 DA26 DA28 2H076 AB06 AB16 AB31 AB66 AB76 5C072 AA03 BA04 BA13 FB03 HA02 HA04 HA06 HB08 RA04 XA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々変調される複数の光ビームを感光体
    上に走査し、該感光体上に画像を形成する画像形成装置
    において、 前記光ビームの各々を互いに異なるタイミングでマスキ
    ングするためのマスキング信号を発生するマスキング信
    号発生手段と、 前記マスキング信号より発生された前記マスキング信号
    の各々に基いて、前記光ビームの各々を互いに異なるタ
    イミングでマスキングするマスキング手段を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記マスキング手段は、前記変調信号
    と、当該変調信号に対応するマスキング信号とをそれぞ
    れ論理演算することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の光ビームのうち基準となる1
    つを検出する検出手段を有し、 前記マスキング信号発生手段は、前記検出手段によって
    検出された1つの検出信号に基いて、前記複数の光ビー
    ムの各々に対応するマスキング信号を生成することを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記1つの検出信号に基いて動作する計
    時手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の光ビームのそれぞれを検出す
    る検出手段を有し、 前記マスキング信号発生手段は、前記検出手段によって
    検出されたそれぞれの検出信号に基いて、当該光ビーム
    に対応するマスキング信号を生成することを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出信号のそれぞれに同期する複数
    の計時手段を有することを特徴とする請求項5記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記マスキング信号の幅を変更する手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 用紙サイズに応じて前記マスキング信号
    の幅を変更する手段を有することを特徴とする請求項7
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記検出信号を得るべく前記光ビームを
    強制的に発生させるための強制点灯信号を前記計時手段
    を用いて発生することを特徴とする請求項4または6記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 各々変調される複数の光ビームを感光
    体上に走査し、該感光体上に画像を形成する画像形成装
    置の制御方法であって、 前記光ビームの各々を互いに異なるタイミングでマスキ
    ングすることを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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