JPH0985989A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0985989A JPH0985989A JP7249986A JP24998695A JPH0985989A JP H0985989 A JPH0985989 A JP H0985989A JP 7249986 A JP7249986 A JP 7249986A JP 24998695 A JP24998695 A JP 24998695A JP H0985989 A JPH0985989 A JP H0985989A
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- JP
- Japan
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- laser beam
- count number
- laser
- write clock
- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に複数のレーザビーム間の等倍性を保つと
同じに、ビーム間の位置ずれのない画像形成装置を提供
する。 【構成】 画像信号に基づいて変調される複数のレーザ
ビーム発生手段と、前記発生手段より発生したレーザビ
ームを偏向する偏向手段と、前記複数のレーザビームの
一主走査内の2ヵ所にてレーザビームを検知する検知手
段と、一方の検知手段が検知してから他方の検知手段が
検知するまでの間の所定クロックのカウント数を計測す
る手段と、前記計測結果と所定のカウント数とを比較
し、その結果で書き込みクロック周波数を補正する画像
形成装置。
同じに、ビーム間の位置ずれのない画像形成装置を提供
する。 【構成】 画像信号に基づいて変調される複数のレーザ
ビーム発生手段と、前記発生手段より発生したレーザビ
ームを偏向する偏向手段と、前記複数のレーザビームの
一主走査内の2ヵ所にてレーザビームを検知する検知手
段と、一方の検知手段が検知してから他方の検知手段が
検知するまでの間の所定クロックのカウント数を計測す
る手段と、前記計測結果と所定のカウント数とを比較
し、その結果で書き込みクロック周波数を補正する画像
形成装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームを書き
込み系に採用した複写機、ファクシミリ、プリンタ等の
画像形成装置のうち、複数のレーザビームを用いて感光
体へ画像情報の書き込みを行うものに関する。
込み系に採用した複写機、ファクシミリ、プリンタ等の
画像形成装置のうち、複数のレーザビームを用いて感光
体へ画像情報の書き込みを行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、レーザービ
ームを書き込み系に採用して感光体への画像情報の書き
込みを行う画像形成装置が知られており、近年、この方
式の画像形成装置に於いて、低コスト化及び軽量化の目
的で、ガラスレンズに替えてプラスチックレンズが使用
されるようになっている。また、当該方式を採用した複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の普及
や用途の広がりに伴って、永続的に高画質を得る要求が
さらに高くなっており、より高精度の画像書き込の制御
が要求されている。
ームを書き込み系に採用して感光体への画像情報の書き
込みを行う画像形成装置が知られており、近年、この方
式の画像形成装置に於いて、低コスト化及び軽量化の目
的で、ガラスレンズに替えてプラスチックレンズが使用
されるようになっている。また、当該方式を採用した複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の普及
や用途の広がりに伴って、永続的に高画質を得る要求が
さらに高くなっており、より高精度の画像書き込の制御
が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラスチックレ
ンズを用いた画像形成装置では、ガラスレンズを採用し
たものに較べて、低コスト化及び軽量化を図ることがで
きるものの、装置周辺の環境温度変化や、装置内温度変
化等によって、プラスチックレンズの状態変化が著し
い。このため、感光体上のレーザ走査位置が変化し、主
走査方向の倍率誤差が発生する。これは、複数のレーザ
ビームにより感光体上に書き込みを行う画像形成装置で
は、より大きな課題となっている。即ち、先に述べたよ
うな環境変化により、プラスチックレンズの状態やレー
ザダイオード(LD)の発光波長が変化した場合、fθ
特性が初期調整時に較べ変化し、感光体の像面でのレー
ザビームの走査位置が変化し、各ビームの主走査方向の
倍率誤差やそれぞれのビームの倍率誤差によるずれが発
生し、高品位の画像を得られない問題があった。
ンズを用いた画像形成装置では、ガラスレンズを採用し
たものに較べて、低コスト化及び軽量化を図ることがで
きるものの、装置周辺の環境温度変化や、装置内温度変
化等によって、プラスチックレンズの状態変化が著し
い。このため、感光体上のレーザ走査位置が変化し、主
走査方向の倍率誤差が発生する。これは、複数のレーザ
ビームにより感光体上に書き込みを行う画像形成装置で
は、より大きな課題となっている。即ち、先に述べたよ
うな環境変化により、プラスチックレンズの状態やレー
ザダイオード(LD)の発光波長が変化した場合、fθ
特性が初期調整時に較べ変化し、感光体の像面でのレー
ザビームの走査位置が変化し、各ビームの主走査方向の
倍率誤差やそれぞれのビームの倍率誤差によるずれが発
生し、高品位の画像を得られない問題があった。
【0004】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたものであって、温度変化やビームの波長変化等の影
響による走査速度の変化に影響されることなく、常に複
数のビーム間の等倍性(倍率の正確さ)を保つと同時に
ビーム間の位置ずれの少ない高品位の画像を得る画像形
成装置を提供することを目的とする。
れたものであって、温度変化やビームの波長変化等の影
響による走査速度の変化に影響されることなく、常に複
数のビーム間の等倍性(倍率の正確さ)を保つと同時に
ビーム間の位置ずれの少ない高品位の画像を得る画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の第1の発明は、画像信号に基づいて変調さ
れる複数のレーザビーム発生手段と、前記複数のレーザ
ビーム発生手段より発生したレーザビームを偏向する偏
向手段と、前記複数のレーザビームの一主走査内の2箇
所にてレーザビームを検知するレーザビーム検知手段と
前記複数のレーザビーム検知手段の1つが1つのレーザ
ビームを検出してから他のレーザビーム検知手段が同レ
ーザビームを検知するまでの間の所定のクロックのカウ
ント数を計測する計測手段と、前記計測手段で計測した
カウント数と所定のカウント数とを比較し、その結果に
基づき書き込みクロック周波数を補正する書き込み周波
数補正手段を備えたことを特徴とする画像形成装置であ
り。第2の発明は、第1の発明のもので、前記複数のレ
ーザビームの各レーザビームの変調周波数は、所定のク
ロックによりカウントされる各レーザビームによるカウ
ント数を各レーザビームごとに設定された所定のカウン
ト数と等しくするように制御されることを特徴とする画
像形成装置である。第3の発明は、第1の発明のもの
で、変調周波数の補正動作上エラーが発生した場合、補
正動作を中止し、あらかじめ設定してある基準書き込み
クロック周波数でレーザビーム変調を行うことを特徴と
する画像形成装置である。
め、本発明の第1の発明は、画像信号に基づいて変調さ
れる複数のレーザビーム発生手段と、前記複数のレーザ
ビーム発生手段より発生したレーザビームを偏向する偏
向手段と、前記複数のレーザビームの一主走査内の2箇
所にてレーザビームを検知するレーザビーム検知手段と
前記複数のレーザビーム検知手段の1つが1つのレーザ
ビームを検出してから他のレーザビーム検知手段が同レ
ーザビームを検知するまでの間の所定のクロックのカウ
ント数を計測する計測手段と、前記計測手段で計測した
カウント数と所定のカウント数とを比較し、その結果に
基づき書き込みクロック周波数を補正する書き込み周波
数補正手段を備えたことを特徴とする画像形成装置であ
り。第2の発明は、第1の発明のもので、前記複数のレ
ーザビームの各レーザビームの変調周波数は、所定のク
ロックによりカウントされる各レーザビームによるカウ
ント数を各レーザビームごとに設定された所定のカウン
ト数と等しくするように制御されることを特徴とする画
像形成装置である。第3の発明は、第1の発明のもの
で、変調周波数の補正動作上エラーが発生した場合、補
正動作を中止し、あらかじめ設定してある基準書き込み
クロック周波数でレーザビーム変調を行うことを特徴と
する画像形成装置である。
【0006】
【作用】第1の発明及び第2の発明では、常に複数のレ
ーザビーム間の等倍性(倍率の正確さ)を保つと同時に
ビーム間の位置ずれのない画像形成装置を提供できる。
第3の発明では、補正動作上エラーが発生した場合、補
正動作を中止し、あらかじめ設定してある基準書き込み
クロック周波数を使用して記録を行うので、記録動作の
無駄な停止時間を短縮可能な画像形成装置を提供でき
る。
ーザビーム間の等倍性(倍率の正確さ)を保つと同時に
ビーム間の位置ずれのない画像形成装置を提供できる。
第3の発明では、補正動作上エラーが発生した場合、補
正動作を中止し、あらかじめ設定してある基準書き込み
クロック周波数を使用して記録を行うので、記録動作の
無駄な停止時間を短縮可能な画像形成装置を提供でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の詳細について説明する。図1
は本発明の一実施例である画像形成装置の書き込み部の
概略構成図である。本実施例は、2つのレーザビーム
(110)(112)を用いた書き込み部である。レー
ザダイオード(LD)(101)(111)は、それぞ
れ2つレーザビーム(110)(112)を出射するた
めの発光部である。発光部から出射された2つのビーム
は、ポリゴンミラー(102)に入射する。 当該ポリ
ゴンミラーは正確な多角形をしており、一定方向に一定
速度で回転している。この回転速度は、感光体ドラム
(103)の回転速度と書き込み密度とポリゴンミラー
の面数によって決定されている。ポリゴンミラー(10
2)に入射したレーザビームは、その反射光がポリゴン
ミラーの回転によって偏向される。偏向された2つのレ
ーザビームは、fθレンズ(104)に入射する。fθ
レンズ(104)は、入射した角速度が一定のレーザビ
ーム走査光を、感光体ドラム(103)上で等速走査す
るように変換して、感光体ドラム上で最小点となるよう
に結像する。fθレンズの好ましい例は、低コスト化及
び軽量化の目的からプラスチックレンズが採用されてい
る。さらに好ましくは、面倒れ補正機構も有しており、
感光体上での正確なレーザビーム走査位置制御を行うこ
とを可能にする。
は本発明の一実施例である画像形成装置の書き込み部の
概略構成図である。本実施例は、2つのレーザビーム
(110)(112)を用いた書き込み部である。レー
ザダイオード(LD)(101)(111)は、それぞ
れ2つレーザビーム(110)(112)を出射するた
めの発光部である。発光部から出射された2つのビーム
は、ポリゴンミラー(102)に入射する。 当該ポリ
ゴンミラーは正確な多角形をしており、一定方向に一定
速度で回転している。この回転速度は、感光体ドラム
(103)の回転速度と書き込み密度とポリゴンミラー
の面数によって決定されている。ポリゴンミラー(10
2)に入射したレーザビームは、その反射光がポリゴン
ミラーの回転によって偏向される。偏向された2つのレ
ーザビームは、fθレンズ(104)に入射する。fθ
レンズ(104)は、入射した角速度が一定のレーザビ
ーム走査光を、感光体ドラム(103)上で等速走査す
るように変換して、感光体ドラム上で最小点となるよう
に結像する。fθレンズの好ましい例は、低コスト化及
び軽量化の目的からプラスチックレンズが採用されてい
る。さらに好ましくは、面倒れ補正機構も有しており、
感光体上での正確なレーザビーム走査位置制御を行うこ
とを可能にする。
【0008】まず初めに、書き込みクロックCLKの補
正のために、各レーザビームが第一のビーム検センサ
(105)に検知されてから第二のビーム検知センサに
検知されるまでの時間を、所定のクロックのカウント数
で計測する。この場合、2つのレーザビームを同時に点
灯させながら計測することも可能であるが、2つのビー
ムかを識別する構成や、カウンタを複数必要とすること
から、ここでの説明は、レーザダイオード一つずつ順次
点灯させ、各レーザビームごとにカウント数計測を行う
方法について説明する。
正のために、各レーザビームが第一のビーム検センサ
(105)に検知されてから第二のビーム検知センサに
検知されるまでの時間を、所定のクロックのカウント数
で計測する。この場合、2つのレーザビームを同時に点
灯させながら計測することも可能であるが、2つのビー
ムかを識別する構成や、カウンタを複数必要とすること
から、ここでの説明は、レーザダイオード一つずつ順次
点灯させ、各レーザビームごとにカウント数計測を行う
方法について説明する。
【0009】fθレンズ(104)を経過した主走査方
向に走査するビーム(110)が、まず画像領域外に配
置された第一のビーム検センサ(105)の位置に到達
し、次に感光体ドラム(103)を経て、さらに画像領
域外に配置された第二のビーム検知センサ(106)の
位置に到達する。第一のビーム検知センサ(105)
は、ビーム走査同期信号(同期検知信号)を検出するた
めの同期検知センサとしての役割も果たしている。第一
のビーム検知センサ及び第二のビーム検知センサは、レ
ーザビームを受光するとそれぞれ検出信号DETP1,
DETP2を書き込みクロック生成回路(107)へ出
力する。
向に走査するビーム(110)が、まず画像領域外に配
置された第一のビーム検センサ(105)の位置に到達
し、次に感光体ドラム(103)を経て、さらに画像領
域外に配置された第二のビーム検知センサ(106)の
位置に到達する。第一のビーム検知センサ(105)
は、ビーム走査同期信号(同期検知信号)を検出するた
めの同期検知センサとしての役割も果たしている。第一
のビーム検知センサ及び第二のビーム検知センサは、レ
ーザビームを受光するとそれぞれ検出信号DETP1,
DETP2を書き込みクロック生成回路(107)へ出
力する。
【0010】書き込みクロック生成回路(107)は、
検出信号DETP1,DETP2に基づいて、第一のビ
ーム検知センサ(105)がレーザビーム(110)を
検知してから第二のビーム検知センサ(106)がレー
ザビームを検知するまでの間の所定のクロック(基準ク
ロック)のカウント数を計測する。そして、計数された
カウント数と略一致するように書き込みクロック周波数
を補正し、該書き込みクロック周波数に基づいて、書き
込みクロックCLK0を出力する。なお、このとき、書
き込みクロック生成回路(107)は、書き込みクロッ
クCLK0として互いに位相の異なる複数のクロックを
出力する。また、書き込みクロック生成回路(107)
は書き込みクロックの生成によって書き込み倍率を補正
するため、倍率補正回路と呼ぶこともできる。書き込み
クロック生成回路(107)から出力された書き込みク
ロックCLK0は、位相同期回路(108)に入力され
る。
検出信号DETP1,DETP2に基づいて、第一のビ
ーム検知センサ(105)がレーザビーム(110)を
検知してから第二のビーム検知センサ(106)がレー
ザビームを検知するまでの間の所定のクロック(基準ク
ロック)のカウント数を計測する。そして、計数された
カウント数と略一致するように書き込みクロック周波数
を補正し、該書き込みクロック周波数に基づいて、書き
込みクロックCLK0を出力する。なお、このとき、書
き込みクロック生成回路(107)は、書き込みクロッ
クCLK0として互いに位相の異なる複数のクロックを
出力する。また、書き込みクロック生成回路(107)
は書き込みクロックの生成によって書き込み倍率を補正
するため、倍率補正回路と呼ぶこともできる。書き込み
クロック生成回路(107)から出力された書き込みク
ロックCLK0は、位相同期回路(108)に入力され
る。
【0011】また、位相同期回路(108)には、第一
のビーム検知センサ(105)からビームの一走査毎に
得られるビームの同期検知信号が入力される。位相同期
回路108は、互いに位相の異なる複数のクロックから
なる書き込みクロックCLK0のうち、同期検知信号に
最も近いクロックを選択し、書き込みクロックCLKと
してレーザー駆動回路(109)へ出力する。一方、レ
ーザー駆動回路(109)は、書き込みクロックCLK
に同期させて、画像形成を行うべく、画像信号(画像デ
ータ)に基づいてレーザダイオード(101)を発光さ
せて、レーザビームの出力を行う。
のビーム検知センサ(105)からビームの一走査毎に
得られるビームの同期検知信号が入力される。位相同期
回路108は、互いに位相の異なる複数のクロックから
なる書き込みクロックCLK0のうち、同期検知信号に
最も近いクロックを選択し、書き込みクロックCLKと
してレーザー駆動回路(109)へ出力する。一方、レ
ーザー駆動回路(109)は、書き込みクロックCLK
に同期させて、画像形成を行うべく、画像信号(画像デ
ータ)に基づいてレーザダイオード(101)を発光さ
せて、レーザビームの出力を行う。
【0012】上記と同様の動作を今度はレーザダイオー
ド(111)のみを発光させてレーザビーム(112)
についても行う。この場合にはレーザ駆動回路(10
9)は、この時得られる書き込みクロックCLKに同期
させて、画像形成を行うべく、画像信号に基づいてレー
ザダイオード(111)を発光させて、レーザビームの
出力を行う。
ド(111)のみを発光させてレーザビーム(112)
についても行う。この場合にはレーザ駆動回路(10
9)は、この時得られる書き込みクロックCLKに同期
させて、画像形成を行うべく、画像信号に基づいてレー
ザダイオード(111)を発光させて、レーザビームの
出力を行う。
【0013】但し、装置の簡略化を図るため、レーザビ
ーム(110)によるカウント数の計測のみを行い、レ
ーザビーム(112)の補正動作はレーザビーム(11
0)のカウント数を用いて行うこともできる。更に複数
のレーザビームがある場合にも同様に補正制御すること
が可能である。この方法を採用する場合でも、経時に変
化するビームの倍率をかなり補正することができる。
ーム(110)によるカウント数の計測のみを行い、レ
ーザビーム(112)の補正動作はレーザビーム(11
0)のカウント数を用いて行うこともできる。更に複数
のレーザビームがある場合にも同様に補正制御すること
が可能である。この方法を採用する場合でも、経時に変
化するビームの倍率をかなり補正することができる。
【0014】図2は、図1の書き込みクロック生成回路
(107)の詳細図である。書き込みクロック生成回路
(107)は、カウンタ(201)、フリップフロップ
(202)(203)(204)、制御回路(205)
及びクロック生成回路(206)を備えている。カウン
タ(201)は、入力される計測用クロック数をカウン
トし、第一のビーム検知センサ(105)の検出信号D
EPT1によりクリアされる。フリップフロップ(20
2)は、第二のビーム検知センサ(106)の検出信号
DEPT2によってカウンタ(201)のデータをラッ
チする。ラッチされたデータは、第一のビーム検知セン
サ(105)と第二のビーム検知センサ(106)との
走査時間(DEPT1−DEPT2)に相当する。ま
た、フリップフロップ(203)及びフリップフロップ
(204)は、第二のビーム検知センサ(106)の検
出信号DEPT2によってラッチするタイミングをカウ
ンタ(201)の入力クロックに同期させる回路であ
る。また、制御回路(205)は、フリップフロップ
(202)の/OC信号を“H”から“L”にセットし
てラッチされたカウント数を読み込み、計測されたカウ
ント数と所定のカウント数を比較し計測したカウント数
が所定のカウント数と略一致するように書き込みクロッ
ク周波数を補正する。なお、クロック生成回路(20
6)は、制御回路(205)から出力されたデータに応
じた周波数で互いに異なる位相を有する複数のクロック
CLK0を生成し出力する。以上におけるカウント数の
計測に際して、ポリゴンミラー102の各面の面精度等
によるビームの走査特性の差異をキャンセルする方法と
して、常に特定の面の反射ビームにて、測定を行う方
法、ポリゴンミラー102の面数の倍数分のデータの平
均を用いる方法等、考えられるが、前者の場合ポリゴン
ミラー102のある1面を特定するための手段が必要と
なる。
(107)の詳細図である。書き込みクロック生成回路
(107)は、カウンタ(201)、フリップフロップ
(202)(203)(204)、制御回路(205)
及びクロック生成回路(206)を備えている。カウン
タ(201)は、入力される計測用クロック数をカウン
トし、第一のビーム検知センサ(105)の検出信号D
EPT1によりクリアされる。フリップフロップ(20
2)は、第二のビーム検知センサ(106)の検出信号
DEPT2によってカウンタ(201)のデータをラッ
チする。ラッチされたデータは、第一のビーム検知セン
サ(105)と第二のビーム検知センサ(106)との
走査時間(DEPT1−DEPT2)に相当する。ま
た、フリップフロップ(203)及びフリップフロップ
(204)は、第二のビーム検知センサ(106)の検
出信号DEPT2によってラッチするタイミングをカウ
ンタ(201)の入力クロックに同期させる回路であ
る。また、制御回路(205)は、フリップフロップ
(202)の/OC信号を“H”から“L”にセットし
てラッチされたカウント数を読み込み、計測されたカウ
ント数と所定のカウント数を比較し計測したカウント数
が所定のカウント数と略一致するように書き込みクロッ
ク周波数を補正する。なお、クロック生成回路(20
6)は、制御回路(205)から出力されたデータに応
じた周波数で互いに異なる位相を有する複数のクロック
CLK0を生成し出力する。以上におけるカウント数の
計測に際して、ポリゴンミラー102の各面の面精度等
によるビームの走査特性の差異をキャンセルする方法と
して、常に特定の面の反射ビームにて、測定を行う方
法、ポリゴンミラー102の面数の倍数分のデータの平
均を用いる方法等、考えられるが、前者の場合ポリゴン
ミラー102のある1面を特定するための手段が必要と
なる。
【0015】以下に、書き込みクロック生成回路(10
7)の動作について、図2の構成図および図3の動作フ
ローチャートを参照して説明する。まず、第一のビーム
検出センサ(105)の検出信号DETP1によってカ
ウンタ(201)をクリアした後、カウンタ(201)
で計測用クロックICLKをカウントし、第二のビーム
検知センサ(106)の検出信号DETP2によってカ
ウンタ(201)のデータをフリップフロップ(20
2)でラッチする。これにより、第一のビーム検出セン
サ(105)と第二のビーム検知センサ(106)との
間の走査時間(カウント数)T1の測定を行う。(S3
01)
7)の動作について、図2の構成図および図3の動作フ
ローチャートを参照して説明する。まず、第一のビーム
検出センサ(105)の検出信号DETP1によってカ
ウンタ(201)をクリアした後、カウンタ(201)
で計測用クロックICLKをカウントし、第二のビーム
検知センサ(106)の検出信号DETP2によってカ
ウンタ(201)のデータをフリップフロップ(20
2)でラッチする。これにより、第一のビーム検出セン
サ(105)と第二のビーム検知センサ(106)との
間の走査時間(カウント数)T1の測定を行う。(S3
01)
【0016】次に、制御回路(205)は、フリップフ
ロップ(202)の/OC信号を“H”から“L”にセ
ットしてラッチされたカウント数を読み込み、倍率補正
動作中に何らかのエラーが発生したか否かを判定しす
る。(S302)
ロップ(202)の/OC信号を“H”から“L”にセ
ットしてラッチされたカウント数を読み込み、倍率補正
動作中に何らかのエラーが発生したか否かを判定しす
る。(S302)
【0017】エラーを検知した場合(カウント数が正常
でなかった場合など)にはエラー処理を実行して、発生
したエラーの内容をメッセージとして本動作よりも上位
の制御部に通知し(S303)、各ビームの書き込みク
ロック周波数を所定の値(予め記憶してある基準書き込
みクロック周波数、あるいは初期的に書き込みクロック
の調整を行った際の書き込みクロック周波数、あるいは
エラーの発生していないビームの書き込みクロック周波
数。)に設定し(S304)、処理を終了する。
でなかった場合など)にはエラー処理を実行して、発生
したエラーの内容をメッセージとして本動作よりも上位
の制御部に通知し(S303)、各ビームの書き込みク
ロック周波数を所定の値(予め記憶してある基準書き込
みクロック周波数、あるいは初期的に書き込みクロック
の調整を行った際の書き込みクロック周波数、あるいは
エラーの発生していないビームの書き込みクロック周波
数。)に設定し(S304)、処理を終了する。
【0018】一方、エラーでない場合(カウント数が正
常に計測された場合)には、計測されたカウント数T1
と所定のカウント数T0とを比較し(S305)、計測
カウント数T1と所定のカウント数T0と略一致するか
否かを判定する。(S306)ここでT1=T0でない
ならば、計測したカウント数T1と所定のカウント数T
2との大小関係を判定し(S307)、T1<T0なら
ば、カウント数T1が大きくなるように書き込みクロッ
ク周波数を減らして(S308)、ステップS301へ
戻り、再度第1のビーム検知センサ105と第2のビー
ム検知センサ106との間の走査時間(カウント数)T
1の測定を行う。また、T1<T0でなければ、カウン
ト数T1が小さくなるように書き込みクロックを周波数
を増やして(S309)、ステップS301へ戻り、再
度第1のビーム検知センサ105と第2のビーム検知セ
ンサ106との間の走査時間(カウント数)T1の測定
を行う。
常に計測された場合)には、計測されたカウント数T1
と所定のカウント数T0とを比較し(S305)、計測
カウント数T1と所定のカウント数T0と略一致するか
否かを判定する。(S306)ここでT1=T0でない
ならば、計測したカウント数T1と所定のカウント数T
2との大小関係を判定し(S307)、T1<T0なら
ば、カウント数T1が大きくなるように書き込みクロッ
ク周波数を減らして(S308)、ステップS301へ
戻り、再度第1のビーム検知センサ105と第2のビー
ム検知センサ106との間の走査時間(カウント数)T
1の測定を行う。また、T1<T0でなければ、カウン
ト数T1が小さくなるように書き込みクロックを周波数
を増やして(S309)、ステップS301へ戻り、再
度第1のビーム検知センサ105と第2のビーム検知セ
ンサ106との間の走査時間(カウント数)T1の測定
を行う。
【0019】ここでは、各クロックの増減の量は、T1
とT0を略一致させるように決定したが、T1とT2と
の差によってきめられても、あるいは、ある関数によっ
て与えられても、また与えられたテーブルから読み出さ
れてもよい。
とT0を略一致させるように決定したが、T1とT2と
の差によってきめられても、あるいは、ある関数によっ
て与えられても、また与えられたテーブルから読み出さ
れてもよい。
【0020】上記の制御を複数のレーザビームに関して
行うことで、レーザビーム(110)、ビーム(11
2)各々の書き込みクロック周波数が決定、補正され
る。
行うことで、レーザビーム(110)、ビーム(11
2)各々の書き込みクロック周波数が決定、補正され
る。
【0021】図3のフローチャートでは、1つのレーザ
ビームのみに関して示した。この実施例によれば、走査
されるレーザビームを感光体ドラム(103)の画像記
録面に集光し、結像させるための走査光学系の環境変動
による光学特性の変化に対応して、自動的に各ビームの
倍率補正を行うことができる。また、図3のフローチャ
ートに示すように、書き込みクロックの周波数の制御に
フィードバックループ(ステップ(S308)および
(S309)から(S301)へ戻るループ)を有する
ため、高精度に周波数の制御を行うことを可能とする。
(補正周波数を一義的に定める場合は、この限りではな
い。)
ビームのみに関して示した。この実施例によれば、走査
されるレーザビームを感光体ドラム(103)の画像記
録面に集光し、結像させるための走査光学系の環境変動
による光学特性の変化に対応して、自動的に各ビームの
倍率補正を行うことができる。また、図3のフローチャ
ートに示すように、書き込みクロックの周波数の制御に
フィードバックループ(ステップ(S308)および
(S309)から(S301)へ戻るループ)を有する
ため、高精度に周波数の制御を行うことを可能とする。
(補正周波数を一義的に定める場合は、この限りではな
い。)
【0022】あらかじめ初期倍率調整時の補正データを
装置に記憶させておくことにより、同一の構成で初期倍
率調整時と、経時の倍率補正を行うことが可能である。
また、少なくても2個以上のビーム検知センサ間の走査
時間をカウンタを用いて、クロックをカウントすること
によって、測定する場合、入力クロックの周波数が変化
するとカウント数の処理(正常/異常判断、補正演算
等)が複雑になってしまう。そこで、実施例では、カウ
ント数の計測時のクロック(即ち、計測用クロックIC
LK)の周波数をある一定の周波数とすることにより、
制御回路(205)の処理を大幅に軽減できるようにし
ている。
装置に記憶させておくことにより、同一の構成で初期倍
率調整時と、経時の倍率補正を行うことが可能である。
また、少なくても2個以上のビーム検知センサ間の走査
時間をカウンタを用いて、クロックをカウントすること
によって、測定する場合、入力クロックの周波数が変化
するとカウント数の処理(正常/異常判断、補正演算
等)が複雑になってしまう。そこで、実施例では、カウ
ント数の計測時のクロック(即ち、計測用クロックIC
LK)の周波数をある一定の周波数とすることにより、
制御回路(205)の処理を大幅に軽減できるようにし
ている。
【0023】また、補正動作中になんらかのエラー、例
えば補正範囲を超えてしまったり、ビーム検知センサの
破損により走査時間の測定が不可能になり、倍率補正が
できなくなってしまったりとういことが発生した場合
に、制御回路(205)がエラーを検知して補正動作を
中断し、前述したステップ(304)において、所定の
書き込み周波数を設定するような構成となっている。上
記の構成にすることにより、装置が画像を形成できなく
なることが防止され、発生したエラーを解消するまでの
期間でも装置を動作させておくことができる。ただし、
同期検知信号の出力手段の破損など、画像形成が不可能
になってしまうようなエラーに関してはこの限りではな
い。換言すれば、補正時に画像形成に大きな支障がない
エラーが発生した場合にはこれを一時的に回避すること
ができる。一方このようなエラーが起こった場合、書き
込みクロック生成回路(107)内で処理をしてしまう
と、本回路より上位の制御部ではこのエラーを認識する
ことなく画像形成装置が通常の状態であるとして装置の
制御を行うことになる。よって、エラーが発生した場合
には、前述したステップS303のエラー処理におい
て、発生したエラーの内容をメッセージとして本動作よ
りも上位の制御部に通知することにより、上位の制御部
はエラーメッセージに対応し、操作者や上位システムに
警告を発行し、迅速なエラー回避を実現できいる。また
前述のとおり、エラー回避までの間でもそれほど画像品
質を劣化させることなく装置を作動させておくことが可
能である。
えば補正範囲を超えてしまったり、ビーム検知センサの
破損により走査時間の測定が不可能になり、倍率補正が
できなくなってしまったりとういことが発生した場合
に、制御回路(205)がエラーを検知して補正動作を
中断し、前述したステップ(304)において、所定の
書き込み周波数を設定するような構成となっている。上
記の構成にすることにより、装置が画像を形成できなく
なることが防止され、発生したエラーを解消するまでの
期間でも装置を動作させておくことができる。ただし、
同期検知信号の出力手段の破損など、画像形成が不可能
になってしまうようなエラーに関してはこの限りではな
い。換言すれば、補正時に画像形成に大きな支障がない
エラーが発生した場合にはこれを一時的に回避すること
ができる。一方このようなエラーが起こった場合、書き
込みクロック生成回路(107)内で処理をしてしまう
と、本回路より上位の制御部ではこのエラーを認識する
ことなく画像形成装置が通常の状態であるとして装置の
制御を行うことになる。よって、エラーが発生した場合
には、前述したステップS303のエラー処理におい
て、発生したエラーの内容をメッセージとして本動作よ
りも上位の制御部に通知することにより、上位の制御部
はエラーメッセージに対応し、操作者や上位システムに
警告を発行し、迅速なエラー回避を実現できいる。また
前述のとおり、エラー回避までの間でもそれほど画像品
質を劣化させることなく装置を作動させておくことが可
能である。
【0024】また、走査時間を測定する目的で使用して
いるビーム検知センサは、ビーム検知センサの位置でレ
ーザーが点灯していれば1個の光源に対して毎主走査に
1回の検出信号を得ることができる。そこで、前述した
ように第一のビーム検知センサの(105)の検出信号
を書き込みクロックの位相同期や画像記録制御信号の生
成のための同期検知信号として用いることにより、走査
時間の測定と同期検知信号検出にビーム検知センサを供
用できるためコストダウンの効果もえられる。
いるビーム検知センサは、ビーム検知センサの位置でレ
ーザーが点灯していれば1個の光源に対して毎主走査に
1回の検出信号を得ることができる。そこで、前述した
ように第一のビーム検知センサの(105)の検出信号
を書き込みクロックの位相同期や画像記録制御信号の生
成のための同期検知信号として用いることにより、走査
時間の測定と同期検知信号検出にビーム検知センサを供
用できるためコストダウンの効果もえられる。
【0025】また、書き込みクック生成回路(107)
における書き込みクロック周波数の補正は、基本的に画
像形成時以外の任意のタイミングで行うことができる。
しかし、本発明における書き込みクロックの補正は装置
の環境変動に対して画像品質を維持することを目的とし
ているので、書き込みクロック周波数の補正(設定)の
タイミングは画像形成のタイミングに可能な限り近づけ
ることが望ましい。例えば、書き込みクロック周波数を
補正するタイミングをスタートボタン押し下げ時に行う
ことにより、補正直後に画像の形成が行われるため、経
時の環境変動に左右されることなく、高品位な画像出力
を維持することができる。あるいは、一回のスタートボ
タンの押下によって複数の画像(フレーム)の形成を行
う場合に、書き込みクロック周波数を補正するタイミン
グを連続記録時のフレームとフレームの間に行うことに
より、連続動作時の環境温度上昇による画像品質の劣化
を防止し、高品質な画像出力を維持することができる。
における書き込みクロック周波数の補正は、基本的に画
像形成時以外の任意のタイミングで行うことができる。
しかし、本発明における書き込みクロックの補正は装置
の環境変動に対して画像品質を維持することを目的とし
ているので、書き込みクロック周波数の補正(設定)の
タイミングは画像形成のタイミングに可能な限り近づけ
ることが望ましい。例えば、書き込みクロック周波数を
補正するタイミングをスタートボタン押し下げ時に行う
ことにより、補正直後に画像の形成が行われるため、経
時の環境変動に左右されることなく、高品位な画像出力
を維持することができる。あるいは、一回のスタートボ
タンの押下によって複数の画像(フレーム)の形成を行
う場合に、書き込みクロック周波数を補正するタイミン
グを連続記録時のフレームとフレームの間に行うことに
より、連続動作時の環境温度上昇による画像品質の劣化
を防止し、高品質な画像出力を維持することができる。
【0026】次に、書き込み周波数の補正により各レー
ザビームの主走査方向の画像形成位置が変化するのを補
正するために、書き込み周波数補正のためのCLK出力
により、偏向走査露光装置の主走査方向の画像形成開始
位置を補正することができる。そのための回路構成を図
4にしめす。偏向走査型露光装置において、同期検知信
号を出力する第一のビーム検知センサ(105)と、こ
の第一のビーム検知センサから出力された同期検知信号
を増幅する増幅回路(401)と、この増幅回路により
増幅された信号の波形を整形する波形整形部(402)
と、遅延回路(403)と、複数の遅延時間データを持
つデータセレクタ(404)とで構成され、このデータ
セレクタ(404)にはCLKの入力を演算処理するC
PU(405)より入力される。
ザビームの主走査方向の画像形成位置が変化するのを補
正するために、書き込み周波数補正のためのCLK出力
により、偏向走査露光装置の主走査方向の画像形成開始
位置を補正することができる。そのための回路構成を図
4にしめす。偏向走査型露光装置において、同期検知信
号を出力する第一のビーム検知センサ(105)と、こ
の第一のビーム検知センサから出力された同期検知信号
を増幅する増幅回路(401)と、この増幅回路により
増幅された信号の波形を整形する波形整形部(402)
と、遅延回路(403)と、複数の遅延時間データを持
つデータセレクタ(404)とで構成され、このデータ
セレクタ(404)にはCLKの入力を演算処理するC
PU(405)より入力される。
【0027】このような構成において、図5を参照して
動作を説明する。図5において、Cは第一のビーム検知
センサ(105)が出力する同期信号、Dは同期検知信
号Cをt時間遅延させた出力信号、Eは出力信号Dに同
期した画像クロック、Fは露光開始信号である。そし
て、データセレクタ(404)への入力信号により、遅
延時間tを変更することができ、その結果露光開始信号
FがHighとなる位置を変えることができる。なお、
ここでは説明を省くが、出力信号Dから露光開始信号F
までの画素クロックのカウント数nを変更することによ
っても露光開始信号Fの位置を変えることができる。即
ち、補正されたCLKに応じ、データセレクタ(40
4)に与えるデータを変更することにより、主走査方向
の画像形成位置を変化させることができる。これによ
り、書き込みクロックを補正した場合にも主走査方向画
像形成位置を一定に保ち、紙面に対しての画像位置およ
び、各ビーム間の主走査方向のずれを最小限にすること
ができる。
動作を説明する。図5において、Cは第一のビーム検知
センサ(105)が出力する同期信号、Dは同期検知信
号Cをt時間遅延させた出力信号、Eは出力信号Dに同
期した画像クロック、Fは露光開始信号である。そし
て、データセレクタ(404)への入力信号により、遅
延時間tを変更することができ、その結果露光開始信号
FがHighとなる位置を変えることができる。なお、
ここでは説明を省くが、出力信号Dから露光開始信号F
までの画素クロックのカウント数nを変更することによ
っても露光開始信号Fの位置を変えることができる。即
ち、補正されたCLKに応じ、データセレクタ(40
4)に与えるデータを変更することにより、主走査方向
の画像形成位置を変化させることができる。これによ
り、書き込みクロックを補正した場合にも主走査方向画
像形成位置を一定に保ち、紙面に対しての画像位置およ
び、各ビーム間の主走査方向のずれを最小限にすること
ができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明及び第
2の発明では、常に複数のレーザビーム間の等倍性(倍
率の正確さ)を保つと同時にビーム間の位置ずれのない
画像形成装置を提供できる。第3の発明では、補正動作
上エラーが発生した場合、補正動作を中止し、あらかじ
め設定してある基準書き込みクロック周波数を使用して
記録を行うので、記録動作の無駄な停止時間を短縮可能
な画像形成装置を提供できる。
2の発明では、常に複数のレーザビーム間の等倍性(倍
率の正確さ)を保つと同時にビーム間の位置ずれのない
画像形成装置を提供できる。第3の発明では、補正動作
上エラーが発生した場合、補正動作を中止し、あらかじ
め設定してある基準書き込みクロック周波数を使用して
記録を行うので、記録動作の無駄な停止時間を短縮可能
な画像形成装置を提供できる。
【0029】
【図1】本発明の画像形成装置の書き込み部の概略構成
図である。
図である。
【図2】図1に示す書き込みクロック生成回路の詳細図
である。
である。
【図3】書き込みクロック生成回路の動作についてのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】偏向走査露光装置の主走査方向の画像形成開始
位置を補正するための回路構成。
位置を補正するための回路構成。
【図5】露光開始信号の作成過程を示す図である。
101,111.レーザビーム発生手段 110,112.レーザビーム 102.ポリゴンミラー 103.感光体 104.fθレンズ 105,106.レーザビーム検知手段 107.書き込みクロック発生回路 108.位相同期回路 109.レーザ駆動
回路
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコ−内
Claims (3)
- 【請求項1】 画像信号に基づいて変調される複数のレ
ーザビーム発生手段と、前記複数のレーザビーム発生手
段より発生したレーザビームを偏向する偏向手段と、前
記複数のレーザビームの一主走査内の2箇所にてレーザ
ビームを検知するレーザビーム検知手段と前記複数のレ
ーザビーム検知手段の1つが1つのレーザビームを検出
してから他のレーザビーム検知手段が同レーザビームを
検知するまでの間の所定のクロックのカウント数を計測
する計測手段と、前記計測手段で計測したカウント数と
所定のカウント数とを比較し、その結果に基づき書き込
みクロック周波数を補正する書き込み周波数補正手段を
備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記複数のレーザビームの各レーザビー
ムの変調周波数は、所定のクロックによりカウントされ
る各レーザビームによるカウント数を各レーザビームご
とに設定された所定のカウント数と等しくするように制
御されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 変調周波数の補正動作上エラーが発生し
た場合、補正動作を中止し、あらかじめ設定してある基
準書き込みクロック周波数でレーザビーム変調を行うこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249986A JPH0985989A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249986A JPH0985989A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985989A true JPH0985989A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17201137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249986A Pending JPH0985989A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0985989A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001318330A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-11-16 | Hewlett Packard Co <Hp> | 複数の走査光路を用いて画像転写面上に出力画像をレンダリングするためのシステムおよび方法 |
JP2005266015A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006175646A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システム及び画像形成方法 |
JP2009066927A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
CN113155026A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 山西钢科碳材料有限公司 | 收丝机的摇臂位置检测装置、收丝机的控制系统和方法 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249986A patent/JPH0985989A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001318330A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-11-16 | Hewlett Packard Co <Hp> | 複数の走査光路を用いて画像転写面上に出力画像をレンダリングするためのシステムおよび方法 |
JP4499309B2 (ja) * | 2000-03-24 | 2010-07-07 | ヒューレット・パッカード・カンパニー | 複数の走査光路を用いて画像転写面上に出力画像をレンダリングするためのシステムおよび方法 |
JP2005266015A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4504709B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-07-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2006175646A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システム及び画像形成方法 |
JP2009066927A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
CN113155026A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 山西钢科碳材料有限公司 | 收丝机的摇臂位置检测装置、收丝机的控制系统和方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |