JPH061508A - 自動製図機等におけるロール紙残量検出方法 - Google Patents

自動製図機等におけるロール紙残量検出方法

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JPH061508A
JPH061508A JP18601592A JP18601592A JPH061508A JP H061508 A JPH061508 A JP H061508A JP 18601592 A JP18601592 A JP 18601592A JP 18601592 A JP18601592 A JP 18601592A JP H061508 A JPH061508 A JP H061508A
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JP
Japan
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paper
roll
roll paper
radius
layers
Prior art date
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Pending
Application number
JP18601592A
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English (en)
Inventor
Yoshio Asami
義雄 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
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Publication of JPH061508A publication Critical patent/JPH061508A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種類のロール紙に容易に対応できるロール
紙の残量表示方法を提供する。 【構成】 ロール紙を所定量繰り出すとき、その繰り出
し速度とロール紙が1回転に要する時間とからロール紙
の半径を求め、この半径とロール紙の紙厚の値とからロ
ール紙の断面の層の数を求める。更にロール紙の初期半
径から使用済みのロール紙の紙層の数を算出し、この紙
層の数とロール紙初期半径とから、使用済みのロール紙
の紙層の数に相当するロール紙の長さを求める。そし
て、この使用済みの紙の長さをロール紙の初期全長から
減算してその値をロール紙の残量として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙を用いた用紙
駆動型自動製図機等におけるロール紙残量検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール紙の残量は、これを機械的
に検出するものと、特開平3ー195660号公報に見
られるようにロール用紙の送り量とその際のロール紙供
給側支持ローラの回転量から現在のロール紙半径を求め
る方式とが存する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】機械的にロール紙の
残量を検出する方法は正確な残量の検出が出来ない欠陥
が存した。また、後者の方法によると、正確なロール紙
の残量検出のために、ロール紙の初期半径からロール部
の回転量に対する半径とそれに対応する残量を記憶装置
にテーブル化する必要がある。その為、紙種ごとに多数
のテーブルを用意しておかなければならないという欠陥
が存する。発明は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、ロール紙のロール部を供給側ロール紙支持手段
に回転自在に支承し、該ロール紙を作業面上に供給する
ようにした自動製図機等において、ロール紙のロール部
の半径rを求める工程と、前記ロール紙の初期半径RO
と前記ロール部の半径rと前記紙厚dの値から使用した
紙層の数Kを算出する工程と、前記使用済み紙層の数K
と紙厚の値dとロール紙の初期半径ROとから使用済み
の紙の長さSを算出する工程と、前記使用済みの紙の長
さSとロール紙の初期全長Lとからロール紙の残量を算
出する工程と、前記残量を表示部に表示する工程とから
成るものである。
【0005】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。2は、第2図に示す用紙駆
動型自動製図機4の脚体6,8間に回転自在に支承され
たローラ軸から成る供給側ロール紙支持手段であり、こ
れにロール紙10のロール部が巻着された紙管12が脱
着自在に支持されている。
【0006】前記支持手段2には円盤14が固定され、
該円盤14の外周部には、図4に示すように1個のスリ
ット16が透設されている。18は前記スリット16を
検出してパルス信号として出力する光透過型のセンサで
あり、これの出力端は、波形整形回路を介してコンピュ
ータから成るコントローラに接続している。前記コント
ローラは、前記製図機4の機体に設けられたボックス2
0に内蔵され、CADを構成するホストコンピュータ
(図示省略)に接続可能となっている。
【0007】前記コントローラには、前記センサ18か
らのパルス信号に基づいて、前記円盤14を回転させた
とき、この円盤14の1回転に要する時間Tを測定する
プログラムが内蔵されている。また、前記コントローラ
には後述するロール紙の残量を検出するためのプログラ
ムが内蔵されている。前記支持手段2に支持されたロー
ル紙10のロール部からくり出された部分10aは、自
動製図機4の用紙載置部材22の上面を経て、巻き取り
モータに連係する巻き取り軸24に巻き取られるように
構成されている。
【0008】前記ボックス18にはコントローラのため
の操作パネル26が設けられている。 次に、第1図の
フローチャートを参照してロール紙の残量を検出する方
法を以下に説明する。まず、ロール紙10のロール部を
ロール紙支持手段2にセットし、ロール紙10の余り部
分を引き出して巻き取り軸24に止着しておく。コント
ローラは、ロール紙残量検出動作をラベル1からスター
トする。オペレータは、ステップ2でコントローラの操
作パネルから、ロール紙10の初期半径R0、ロール紙
10の初期全長L(ロール紙セッティングのための余り
部分の長さを除く)、ロール紙10の厚さdをコントロ
ーラに入力し、初期設定を行う。
【0009】今、R0を200ミリメートル、Lを24
0メートル、dを0.5ミリメートルと仮定する。次に
コントローラはステップ3で、ロール紙10を1作画分
一定速度Pで自動製図機の用紙載置部材22上にくり出
す。このとき、コントローラは、ステップ4で、ロール
紙10の現在の半径r(図5参照)を算出する。ロール
紙10搬送時の円盤14の最後の1周に要する時間を
T、ロール紙10のくり出し部10aの搬送速度をPと
すると、ロール紙10のロール部の円周Aは、 A=P・T=2πr で求めることができ、この式から、コントローラは、ス
テップ5で現在のロール紙の半径rを r=A/2π として演算する。
【0010】今、現在のロール紙半径rを80ミリメー
トルと仮定する。次にコントローラは、ステップ6で、
現在のロール紙10の紙層の数Mを算出する。このM
は、 M=r/d として求めることができる。このMは、紙管12の内径
部分がすべてロール紙であると仮定している。半径rを
80ミリメートルとすると、 M=80/0.5 から、ロール紙10の紙層の数Mは、残り160であ
る。
【0011】現在のロール紙10がM層のとき今までに
使用した即ちロール部からくり出された紙層の数Kは、 K=(R0−r)/d で求めることができる。コントローラはステップ7で、
使用済みの紙層の数Kを算出する。ロール紙半径80ミ
リメートルのとき、 K=(200−80)/0.5=240(層) である。次に、コントローラは、ステップ7で、使用済
みの紙の長さSを算出する。上記Sは第1層からK層ま
での各層の長さの和として求めることができる。
【0012】各層の長さは 2π(R0−nd) であり、nは、第1層は1、第2層は2、第3層は3の
値をとり、順次K層まで増加する整数である。R0を2
00ミリメートル、dを0.5ミリメートルとすると、
実際のSの値は、210.1288メートルとなる。上
記Sの値は、次の式で求めることができる。
【0013】
【数1】 =2π(K−1)RO−2πd・1/2(K−1)(K
−1+1) =2π(K−1)(RO−1/4K) =2π(239)(200−240/4) =210・1288
【0014】次に、コントローラは、ステップ8で、ロ
ール紙10の初期全長Lから使用済みのロール紙10の
長さを減算して、操作パネル26の表示部にロール紙1
0の残量を表示する(ステップ9)。次に、コントロー
ラは、ステップ10で、ロール紙残量検出動作を続行す
るか否か判断し、肯定を判断すると、ステップ11で所
定量ロール紙10をくり出し、ステップ12でMの値を
カウントダウンする。
【0015】Mの数が160の場合には、ステップ12
で、Mは159・158‥‥と減少してゆく。このと
き、コントローラは、ステップ13でロール紙10のロ
ール部が1回転するごとにロール部の現在の円周L1を
算出する。M=159のときロール紙10の実際の円周
L1は、 L1=2π(159×0.5) から499.26ミリ(0.49926メートル)が演
算され、ロール部即ち円盤14の1回転ごとにステップ
15で、使用済みの紙の長さS(210.6312メー
トル)にロール紙10の円周L1(0.49926メー
トル)が加算され、この加算値S1(211.1304
6メートル)とロール紙10の初期全長Lとからコント
ローラは、ステップ8でL−S1を演算して、ステップ
9で操作パネル26の表示部にロール紙10の残量2
8.87メートルを表示する。コントロ−ラはステップ
10で否定を判断すると、ロ−ル紙の残量検出動作を終
了する。
【0016】次に、図6のフローチャートを参照して、
ロール紙10の残量をロール紙の断面層即ち紙層の数で
表示する実施例について説明する。ロール紙10を支持
手段2にセットした状態において、コントローラの残量
検出プログラムをスタートした後(ステップ1)、オペ
レータは、ステップ2で操作パネルからロール紙10の
初期半径R0、用紙厚さd、紙管12の半径Qをコント
ローラに入力する。コントローラは、ステップ3で、ロ
ール紙10を所定量一定速度Pで自動製図機の用紙載置
部材22上にくり出す。
【0017】このとき、コントローラは、ステップ4で
ロール紙10の現在の半径rを算出する。次にコントロ
ーラは、ステップ5でロール紙10の使用済みの、即ち
ロール紙10のロール部からくり出された部分の紙層の
数Kを算出する。次に、コントローラは、ステップ6
で、P−Kを演算し、ステップ7で、その値を操作パネ
ル26の表示部にロール紙10の残りの紙層の数を表す
数値として表示する。上記Pは、ロール紙10の初期即
ち未使用時の紙層の数である。
【0018】このPは、 P=(R0−Q)/d の式で求めることができる。次に、コントローラはステ
ップ8で、残量検出動作を続行するか否かを判断し、肯
定を判断するとセンサ18の出力パルスごとにKをカウ
ントアップする(ステップ9)。次にステップ6に戻っ
てP−Kを演算し、操作パネル26の表示部にロール紙
10の残りの紙層の数を表示する。尚、ステップ5にお
けるロール紙半径の算出、ステップ5における使用済み
の紙層の数の算出は、図1のフローチャートにおいて説
明した原理と同じである。
【0019】
【効果】本発明は上述の如く構成したので、ロール紙の
紙の種類例えば全長、厚さ等が変わっても2,3の設定
値の変更で対応でき、且つ従来のように記憶装置内に多
数のテーブルを設定する必要がないので、多くの種類の
ロール紙への対応が容易であるという効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フローチャートである。
【図2】用紙駆動型自動製図機の外観図である。
【図3】ロール紙支持手段の外観図である。
【図4】円盤の正面図である。
【図5】説明図である。
【図6】他の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ロール紙支持手段 4 自動製図機 6 脚体 8 脚体 10 ロール紙 12 紙管 14 円盤 16 スリット 18 センサ 20 ボックス 22 用紙載置部材 24 巻き取り軸 26 操作パネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙のロール部を供給側ロール紙支
    持手段に回転自在に支承し、該ロール紙を作業面上に供
    給するようにした自動製図機等において、ロール紙のロ
    ール部の半径rを求める工程と、前記ロール紙の初期半
    径ROと前記ロール部の半径rと前記紙厚dの値から使
    用した紙層の数Kを算出する工程と、前記使用済み紙層
    の数Kと紙厚の値dとロール紙の初期半径ROとから使
    用済みの紙の長さSを算出する工程と、前記使用済みの
    紙の長さSとロール紙の初期全長Lとからロール紙の残
    量を算出する工程と、前記残量を表示部に表示する工程
    とから成るロール紙残量検出方法。
  2. 【請求項2】 ロール紙を一定速度Pで作業面上に搬送
    し、この搬送速度と前記ロール紙のロール部の1回転に
    要する時間Tとからロール紙のロール部の半径rを算出
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動
    製図機等におけるロール紙残量検出方法。
  3. 【請求項3】 ロール紙のロール部を供給側ロール紙支
    持手段に回転自在に支承し、該ロール紙を作業面上に供
    給するようにした自動製図機等において、ロール紙のロ
    ール部の半径rを求める工程と、前記ロール部の半径r
    とロール紙の紙厚の値dとから前記ロール部の紙層の数
    Mを演算する工程と、前記ロール紙の初期半径ROと前
    記ロール部の半径rと前記紙厚dの値から使用した紙層
    の数Kを算出する工程と、前記使用済み紙層の数Kと紙
    厚の値dとロール紙の初期半径ROとから使用済みの紙
    の長さSを算出する工程と、前記ロール部の紙層の数M
    をロール紙の搬送時におけるロール部の1回転ごとにカ
    ウントダウンし、このカウントダウンした紙層の数Mと
    前記紙厚の値dとからカウントダウンごとのロール紙の
    ロール部の円周L1を算出し前記使用済みの紙の長さS
    に前記円周L1を加算して加算値S1を求める工程と、
    ロール紙の初期全長Lから前記加算値S1を減算してロ
    ール紙の残量を算出する工程と、前記残量を表示する工
    程とから成るロール紙残量検出方法。
  4. 【請求項4】 ロール紙のロール部を供給側ロール紙支
    持手段に回転自在に支承し、該ロール紙を作業面上に供
    給するようにした自動製図機等において、ロール紙の半
    径を求める工程と、前記ロール紙の初期半径ROと前記
    ロール部の半径rとロール紙の紙厚dの値から使用済み
    の紙層の数Kを算出する工程と、前記ロール部の初期紙
    層の数Pから前記ロール部の使用済みの紙層の数Kを減
    算し前記ロール部の残りの紙層の数を演算する工程と、
    このロール部の残りの紙層の数を表示部に表示する工程
    とから成るロール紙残量検出方法。
  5. 【請求項5】 前記ロール部の使用済みの紙層の数Kを
    ロール紙の搬送時におけるロール部の1回転ごとにカウ
    ントアップする工程を更に付加したことを特徴とする請
    求項1に記載の自動製図機等におけるロール紙残量検出
    方法。
JP18601592A 1992-06-19 1992-06-19 自動製図機等におけるロール紙残量検出方法 Pending JPH061508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE45949E1 (en) 1996-09-20 2016-03-29 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Method of adjusting tension applied to sheet, and device for the same
JP2016121932A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 大日本印刷株式会社 用紙残量計測システムおよび用紙残量測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE45949E1 (en) 1996-09-20 2016-03-29 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Method of adjusting tension applied to sheet, and device for the same
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