JPH0615088A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH0615088A
JPH0615088A JP4173459A JP17345992A JPH0615088A JP H0615088 A JPH0615088 A JP H0615088A JP 4173459 A JP4173459 A JP 4173459A JP 17345992 A JP17345992 A JP 17345992A JP H0615088 A JPH0615088 A JP H0615088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
amt
hanging
displacement
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4173459A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Araki
康志 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4173459A priority Critical patent/JPH0615088A/ja
Publication of JPH0615088A publication Critical patent/JPH0615088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の吊り棒の移動量を検出する検出手段か
らのデータ差が設定された所定値以上の場合に、洗濯機
が水平に設定されていないとしてその旨を知らせること
により、異常振動の発生や洗濯機の自動化率の低下を防
止できるようにする。 【構成】 複数の吊り棒3A,3Bにより洗濯機本体1
内に吊り下げ支持された外槽2と、これらの各吊り棒と
外槽との間に装着された振動吸収体4と、外槽2内に回
転可能に支持された脱水兼洗濯槽5と、複数の吊り棒3
A,3Bの内少なくとも2本の吊り棒の移動量をそれぞ
れ電気的信号として検出する検出手段を備えた洗濯機に
おいて、脱水兼洗濯槽5内に負荷がなく、かつ運転状態
が初期段階にある場合に、各吊り棒の検出手段からのデ
ータ差を演算する演算手段と、これらのデータ差が設定
された所定値以上の場合に異常を知らせる警報手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は洗濯機に関し、更に詳
しくは、複数の吊り棒により洗濯機本体内に吊り下げ支
持された外槽と、これらの各吊り棒と外槽との間に装着
された振動吸収体と、前記外槽内に回転可能に支持され
た脱水兼洗濯槽と、前記複数の吊り棒の内少なくとも2
本の吊り棒の移動量をそれぞれ電気的信号として検出す
る検出手段を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の洗濯機としては、特開昭59−197289号公報に
提案されているものが挙げられる。提案されている洗濯
機は、洗濯物の重量検出手段を備え、この重量検出手段
が出力する信号によって洗濯物重量を検知し、検知した
洗濯物重量と、この重量に見合った適当な洗剤量を報知
するとともに、洗濯槽への給水量を制御するようにした
ものである。
【0003】しかしながら、重量検出手段によって検知
した洗濯物重量により洗剤量と洗濯槽への給水量とを制
御する場合には、洗濯量に合致した効果的な洗濯を行な
い水、洗剤、及び電力等を自動的に節約することはでき
るが、洗濯機が水平に設置されていない場合には、脱水
兼洗濯槽を回転すると、異常振動が発生したり安全スイ
ッチが異常振動によって切れ易くなるため、洗濯機損傷
の原因となるだけでなく、洗濯機のせっかくの自動化率
を低下させる原因となる。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は複数
の吊り棒により洗濯機本体内に吊り下げ支持された外槽
と、これらの各吊り棒と外槽との間に装着された振動吸
収体と、前記外槽内に回転可能に支持された脱水兼洗濯
槽と、前記複数の吊り棒の内少なくとも2本の吊り棒の
移動量をそれぞれ電気的信号として検出する検出手段を
備えた洗濯機において、脱水兼洗濯槽内に負荷がなく、
かつ運転状態が初期段階にある場合に、各吊り棒の検出
手段からのデータ差を演算する演算手段と、これらのデ
ータ差が設定された所定値以上の場合に異常を知らせる
警報手段とを備えてなる洗濯機である。
【0005】すなわち、この発明は複数の吊り棒の移動
量を検出する検出手段からのデータ差が設定された所定
値以上の場合に、洗濯機が水平に設定されていないとし
てその旨を知らせることにより、異常振動の発生や洗濯
機の自動化率の低下を防止できるようにするものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
述する。なお、これによってこの発明が限定されるもの
ではない。洗濯機本体(1)は、外槽(2)と、この外
槽(2)に軸受(8)に保持され垂直軸(8a)を中心
に回転可能に支持された脱水兼洗濯機(脱水槽)(5)
と、この脱水槽内底部に位置し垂直軸(8a)を中心に
脱水槽(5)に対して回転可能に支持された攪拌体
(6)と、ベルト等を介して動力を垂直軸(8a)に伝
達する駆動モータ(7)と、外槽(2)の下端部を洗濯
機本体(1)の上端部の四隅に吊り下げ支持するセンサ
ーを備えた4本の吊り棒(3)とからなる。
【0007】図3はセンサーを備えた吊り棒(3)の一
例を示したもので、吊り棒(3)はL形に折り曲げられ
下端部に、防振機構部としての外槽受け座(4)が設け
られるとともに、上端部にセンサー部としての洗濯機本
体受け座(13)が受けられている。外槽受け座(4)
は、吊り棒(3)の折り曲げ下端部により保持される下
側ばね受け座(10)と上側ばね受け座(9)とからな
り、これらのばね受け座(9)、(10)の間には、吊
り棒(3)を挿通させる振動吸収体(コイルスプリン
グ)(11)が装着されている。
【0008】これに対し、洗濯機本体受け座(13)
は、吊り棒(3)に外挿されて固定されるコア止め(1
4)と、このコア止め(14)に保持される外挿ケース
(16)とからなる。外挿ケース(16)は、コア止め
(14)に接触する下部小径端がコア止め(14)の下
端係止部によって保持され、コア止め(14)の上部に
形成された突出円板(14a)より下側の空間部に、コ
ア止め(14)に外挿されるコイルスプリング(17)
が装着されている。(15)はコア止め(14)の上端
に固定されたコアで、このコア(15)のがいしゅうに
は、洗濯機本体受け座(13)に固定されたコイル(1
8)が設けられている。フレーム受け座(13)の上部
には、コア(15)とコイル(18)の位置関係から吊
り棒(3)の移動量を電気的に検出する検出手段(1
9)が設けられている。
【0009】吊り棒(3)の外槽受け座(4)は、外槽
下端部から外方に突出する外槽受け部(12)の下面を
支持し、外槽受け部(12)に設けられた穴を通して斜
め上側に向かう4本の吊り棒(3)は、洗濯機本体
(1)の上端部の四隅に設けられた各コーナー受け部
(1a)の穴を通して、洗濯機本体受け座(13)の上
部に形成された逆円錐状の面を、コーナー受け部(1
a)によって支持されている。
【0010】このため、脱水時の回転における外槽
(2)の振動は、外槽受け座(4)に装着されたコイル
スプリング(11)によって減衰され、脱水兼(5)内
に入れられる洗濯物の重さが変ると、コイルスプリング
(11)、(17)の長さが変化し、洗濯機本体受け座
(13)のコイル(18)とコア(15)の位置関係も
変化する。これにより、洗濯物の重さに応じた合理的な
運転制御も可能となる。
【0011】吊り棒(3)の移動によりコイル(18)
とコア(15)の位置関係が変化すると、この変化はコ
イル(18)のインダクタンスの変化となる。図4は、
各吊り棒(3)に設けられたコイル(18)のインダク
タンスの変化を、それぞれ電気信号に変換するための変
換回路(20)〜(23)を示したものである。コイル
(18)はコンデンサ(24)、(25)とともに発振
回路(26)を構成しており、各コイル(18)のイン
ダクタンスが変化すると、発振回路(26)から発振さ
れる発振周波数が変化する。この信号は、各変換回路
(20)〜(23)を構成しているバッファアンプ(2
7)で整形増幅され、パルス信号として、図7に示すマ
イクロコンピュータ(以下、マイコンと略記)(28)
に入力される。マイコン(28)は、このパルス信号の
周期によって、前記吊り棒(3)の移動量を判定する。
【0012】マイコン(28)は、変換回路(20)〜
(23)の他に、入力キー回路(29)や水位センサー
(30)とも接続されて入力信号を受け、マイコン(2
8)からの出力は、ドライバー回路(35)を介して前
記駆動モータ(7)や給水弁(31)、排水弁(32)
の他に、ブザー(33)や表示器(34)などの警報手
段にも出される。図8はマイコン(28)の構成の一例
を示したもので、マイコン(28)は、制御部(43)
と演算部(44)からなるCPU(36)と、RAM
(37)と、ROM(38)と、CPU(36)に接続
されるタイマー(39)などからなる。
【0013】マイコン(28)の演算部(44)では、
脱水槽(5)内に負荷がなく、かつ、入力キー回路(2
9)によってマイコン(28)が作動可能な運転状態の
初期段階にある場合に、各吊り棒(3)の検出手段(1
9)からのデータ差が演算され、演算されたデータ差が
設定された所定値、例えば、10Hz以上の場合に、警
報手段であるブザー(33)や表示器(34)などによ
り異常が知らされる。次に、以上の構成を備えた洗濯機
の作動を図1〜図8に基づいて説明する。
【0014】洗濯機が、図5に示すように、水平の出て
いない状態で設置された場合、外槽(2)と脱水槽
(5)は、吊り棒(3A)と(3B)により水平の出て
いない洗濯機本体(1)に対し水平に保持される。この
とき荷重のかかりが大きい吊り棒(3A)の下側への移
動量は、荷重のかかりが小さい吊り棒(3B)の下側へ
の移動量より大きくなる。この移動量の差は、吊り棒
(3A),(3B)の検出手段(19)、(19)によ
りインダクタンスの差として検出され、図4に示す変換
回路(20)〜(23)により周期の異なるパルス信号
に変換される。
【0015】警報手段に指令を出すマイコン(28)へ
の設定値を10Hzとすると、洗濯機本体(1)の設置
時の傾斜がパルス信号の周波数で10Hzに相当する傾
斜より大きい場合に、マイコン(28)からの指令によ
りブザー(33)が鳴らされるとともに表示器(34)
に表示され、異常が知らされる。警報手段によって異常
が知らされると、洗濯機本体(1)の設置状態をチェッ
クしてその水平度を良くすると、脱水中の異常振動が少
なくなり、異常振動によって安全スイッチが切れないよ
うにすることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば脱水兼洗濯槽内に負荷
がなく、かつ運転状態が初期段階にある場合に、洗濯物
の量を計測する吊り棒の検出手段を利用して洗濯機の設
置状態の異常を知らせることができる。異常の警報を受
ければ、設置状態を水平にすることにより、脱水中の異
常振動を防止し、異常振動が発生した場合に切れ易くな
る安全スイッチを切れにくくして、洗濯機の運転時の自
動化率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】吊り棒の上下両端部の構造を示す縦断面図であ
る。
【図4】吊り棒の移動量をパルス信号に変換する変換回
路の一例を示す回路図である。
【図5】洗濯機が水平に設置されていない場合の状態を
示す縦断面図である。
【図6】洗濯機設置の異常状態を報知するフローチャー
トである。
【図7】マイコンへの接続関係を示すブロック図であ
る。
【図8】マイコンの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 外槽 3 吊り棒 5 脱水兼洗濯槽(脱水槽) 11、17 振動吸収体(コイルスプリング) 19 検出手段 32 ブザー警報手段 34 表示器警報手段 44 演算手段(演算部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吊り棒により洗濯機本体内に吊り
    下げ支持された外槽と、これらの各吊り棒と外槽との間
    に装着された振動吸収体と、前記外槽内に回転可能に支
    持された脱水兼洗濯槽と、前記複数の吊り棒の内少なく
    とも2本の吊り棒の移動量をそれぞれ電気的信号として
    検出する検出手段を備えた洗濯機において、脱水兼洗濯
    槽内に負荷がなく、かつ運転状態が初期段階にある場合
    に、各吊り棒の検出手段からのデータ差を演算する演算
    手段と、これらのデータ差が設定された所定値以上の場
    合に異常を知らせる警報手段とを備えてなる洗濯機。
JP4173459A 1992-06-30 1992-06-30 洗濯機 Pending JPH0615088A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4173459A JPH0615088A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 洗濯機

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JP4173459A Pending JPH0615088A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 洗濯機

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JP (1) JPH0615088A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018350A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Mitsubishi Electric Corporation Machine à laver
JP2008036225A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機
JP2008167972A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機
JP2009213634A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Toshiba Corp 洗濯機
WO2015172638A1 (zh) * 2014-05-16 2015-11-19 无锡小天鹅股份有限公司 波轮洗衣机

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