JPH11146993A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH11146993A JPH11146993A JP9317831A JP31783197A JPH11146993A JP H11146993 A JPH11146993 A JP H11146993A JP 9317831 A JP9317831 A JP 9317831A JP 31783197 A JP31783197 A JP 31783197A JP H11146993 A JPH11146993 A JP H11146993A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- spring
- washing machine
- load
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
度よく重量を測定できる洗濯機を提供することを目的と
したものである。 【解決手段】 洗濯槽を内蔵する水槽2を吊り下げる4
ヶ所の吊り棒3において、各吊り棒3の支点間で正方形
を形成するように設定し、4ヶ所の吊り棒3の内、対角
の2ヶ所に重量検知手段を設けたものである。
Description
する洗濯機に関するものである。
9784号公報に開示されているが、水槽を吊り下げる
吊り棒4本の全てに重量検知手段を取り付けて、4ヶ所
全てで重量を検出し、その検出値の総和を洗濯物の重量
として測定するものである。
濯機であれば、吊り棒4ヶ所全てに重量検知手段を設け
る必要があるため、コスト高となっていた。
で、吊り棒の内2ヶ所に重量検知手段を設けて精度よく
重量を測定できる洗濯機を提供することを目的としたも
のである。
目的を達成するためになされたもので、請求項1記載の
発明は、洗濯槽を内蔵する水槽を吊り下げる4ヶ所の吊
り棒において、各吊り棒の支点間で正方形を形成するよ
うに設定し、4ヶ所の吊り棒の内、対角の2ヶ所に重量
検知手段を設けるようにしたものである。
載の発明の重量検知手段がバネの変位を重量に変換する
ようにしたものである。
記載の発明の重量検知手段を4ヶ所の吊り棒の内、対角
の2ヶ所に設け、他の2ヶ所には重量検知手段で用いた
バネと同等のバネを設けたものである。
項2記載の重量検知手段が水槽重量と洗濯物重量と給水
量の合計からなる最大荷重以下で下死点となるようにバ
ネの長さ、バネ定数を設定したものである。
記載の発明の各吊り棒に、同一バネ定数をもち、無負荷
時の水槽の偏荷重を受けた状態で各吊り棒の圧縮長が一
定となるように各吊り棒のバネの初期長さを調整したバ
ネを設けたものである。
載の発明の重量検知手段のキャップ部に検知素子を内蔵
させ、キャップの取り付け位置を決める取付け穴を重量
検知手段の本体部に設けたものである。
記載の発明の重量検知手段に対して逆荷重がかかった時
に、検知素子及び制御回路を保護するためのストッパー
を設けたものである。
態について図面を参照しながら説明する。
数の吊り棒3により水槽2を懸架し、この水槽2内に洗
濯槽兼脱水槽(図示せず)が配設され、この洗濯槽兼脱
水槽の内部に攪拌体(図示せず)が配設されている。該攪
拌体は上記水槽2の底部に設けた駆動ユニット6で回転
させるようになっている。該駆動ユニット5はベルトを
介してモータ5によって駆動されるようになっている。
7は排水ホース、8は蓋である。吊り棒3の上端は外枠
1側壁に設けられた支持板4に回転自在に支承されてい
る。各吊り棒3を結ぶ直線が正方形をなすように、各吊
り棒3を支持板上に配してある。同様に、該吊り棒3の
下端を水槽に配してある。
知部を示したもので、図中、9は吊り棒3の上端に直結
したバネ固定材、10はバネ14を固定する本体ケー
ス、19はマグネット11と連携しバネ14の変位を検
出するホール素子19、13はマグネット11の取付台
である。
置決め固定する取付穴、16はホール素子19に結合し
た回路基板で、18は取付台13と連携しバネ14に逆
荷重がかかった時にホール素子19がマグネット11に
接触する前に当接し、ホール素子19及びマグネット1
1を保護するストッパである。
たものであるが、重量検知をするものでなく、変位特性
を図2と同等にするために同じバネ特性を持つバネ14
だけを設けたものである。20はバネ14を固定する本
体ケースである。バネ14については、水槽2のモータ
5等による無負荷時での偏荷重に対応して、その状態で
各吊り棒の圧縮長さが一定となるように予め調整してあ
る。
無負荷時に偏荷重がない水槽2であるならば、バネ14
のバネ長さは4ヶ所共一定でよいが、無負荷時に偏荷重
がある水槽2であるならば、そのことは予め分かってい
るため、各所のバネ14は水槽2を吊り下げた状態で全
て一定の長さになるように、予めそれぞれ所定の長さの
バネ14に調整したものを設けている。
説明すると、大きな荷重がかかる吊り棒のバネ14は必
然的にバネ長の長いもの(図中14b)を用いるが、図
9に示すように水槽2を吊り下げ、かつ無負荷時(但し
偏荷重はあり、図中のWで示す。)においては、最も荷
重のかかりにくい吊り棒のバネ14aのバネ長h1を基
準に4ヶ所それぞれのバネ14が一定の長さh1になる
ように設定している。従って、バネ単独で見た場合、図
8に示すようにバネ14aの長さはH1で最も短く、バ
ネ14bの長さH2はH1より長くなっている。さら
に、バネ定数は各バネ共一定である。
2の自重と定格洗濯容量と最大水量の合計値以下で最大
となるように、バネ長、バネ定数を決定してある。従っ
て、それ以上の荷重がかかってもバネの変位はなく密着
されるため、最大荷重時の共振が防止できる。さらに、
バネの変位幅を検知対象の重量分だけに限定しているた
め、無駄な変位スペースを設ける必要がなく、相対的に
検知幅を最大限に有効に使え、検知の応答性、精度がよ
くなる。
角に配し、一方図3に示した吊り棒3は2個を別の対角
に配している。
明の重量検知の原理の説明をする。101は水槽2の底
面を模式的に示した円である。図中A、B、C、Dの4
本の線が吊り棒であると仮定する。
02、103、104、105を頂点とする4角形を描
き、その4角形の形状に着目すると、この4角形が正方
形であれば、図5のように重り100が矢印の方向に移
動しても吊り棒C、Dにかかる荷重の和には変化がな
い。
転しようとするとき、その回転軸107となるのは吊り
棒C及びDの接点104、105を結んだ直線になり、
この回転軸107は、言い換えればテコの支点に相当す
るため、支点にかかる荷重の総和は常に一定となる関係
が当てはまるのである。図6はその関係を上から見たと
ころを示したものである。一方、吊り棒Aと吊り棒Bに
加えられる荷重の和は吊り棒Aが増加すると吊り棒Bが
減少するため、これも常に一定となる。
同様であり、結果として、 FA+FB=FC+FD (1) となり、どちらか対角にある一対の吊り棒に働く力を測
定するだけで全体に働く力が計算できる。
ると、負荷量1〜6kgにおいて吊り棒2ヶ所にかかる
荷重の和の場合、その値を2倍した結果繰り返し測定誤
差は最大±340gとなった。一方吊り棒4ヶ所にかか
る荷重の和の場合、繰り返し測定誤差は最大±300g
であった。この結果を比較する限り、両者に顕著な差が
見られないことが分かる。
5の矢印の方向に重り100が移動すると、図7の上か
ら見た図で説明すると、吊り棒AとBのみならず吊り棒
CとDも回転軸109を中心に回転することになり、こ
のため、 FA+FB+FC+FD=一定 (2) の関係は成立するが、式(1)の関係は成立しない。
吊り棒にかかる荷重を検知しなければ水槽に働く真の荷
重を知ることができない。以上の説明から、吊り棒の各
接点を結ぶ4角形が正方形であった場合、重量検知部は
対角の吊り棒2ヶ所にあれば良いことが分かる。
ホール素子で説明したが、それに限定するものではな
い。
るから、請求項1及び請求項2記載の発明は、4ヶ所の
吊り棒の内、対角の2ヶ所に重量検知手段を設けるだけ
で精度よく重量が測定できる洗濯機を提供できる。
段を設けない、対角の2ヶ所の吊り棒には、重量検知手
段で用いたバネと同等のバネを設けたので、各吊り棒共
同等の吊り棒特性が維持できる。
位幅を検知対象の重量分だけに限定しているため、無駄
な変位スペースを設ける必要がなく、相対的に検知幅を
最大限に有効に使え、検知の応答性、精度がよくなる。
さらに、それ以上の荷重ではバネの変位はなく密着され
るため、最大荷重時の共振が防止できる。
水槽の偏荷重を受けた状態で各吊り棒の圧縮長が一定と
なるように各吊り棒のバネの初期長さを調整したバネを
設けているため、各バネ長による偏荷重化の防止が図ら
れる。
とマグネットの間隔を一定に固定することでき、さら
に、請求項7記載の発明は、検知素子、制御回路等を保
護することができる。
である。
段の縦断側面図である。
内、重量検知手段を持たないものの上端縦断面図であ
る。
理の説明図である。
理の第1の状態の説明図である。
理の第1の状態の関係を上から見た説明図である。
の重量測定原理の説明図である。
1の状態に関する説明図である。
2の状態に関する説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 洗濯槽を内蔵する水槽を吊り下げる4ヶ
所の吊り棒において、各吊り棒の支点間で正方形を形成
するように設定し、4ヶ所の吊り棒の内、対角の2ヶ所
に重量検知手段を設けたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 前記重量検知手段は、バネの変位を重量
に変換するものであることを特徴とする請求項1記載の
洗濯機。 - 【請求項3】 前記重量検知手段は、4ヶ所の吊り棒の
内、対角の2ヶ所に設け、他の2ヶ所には重量検知手段
で用いたバネと同等のバネを設けたことを特徴とする請
求項2記載の洗濯機。 - 【請求項4】 前記重量検知手段は、水槽重量と洗濯物
重量と給水量の合計からなる最大荷重以下で下死点とな
るようにバネの長さ、バネ定数を設定したことを特徴と
する請求項2記載の洗濯機。 - 【請求項5】 前記各吊り棒に、同一バネ定数をもち、
無負荷時の水槽の偏荷重を受けた状態で各吊り棒の圧縮
長が一定となるように各吊り棒のバネの初期長さを調整
したバネを設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯
機。 - 【請求項6】 前記重量検知手段のキャップ部に検知素
子を内蔵させ、キャップの取り付け位置を決める取付け
穴を重量検知手段の本体部に設けたことを特徴とする請
求項1記載の洗濯機。 - 【請求項7】 前記重量検知手段に対して逆荷重がかか
った時に、検知素子、制御回路等を保護するためのスト
ッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9317831A JPH11146993A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9317831A JPH11146993A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11146993A true JPH11146993A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18092544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9317831A Pending JPH11146993A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11146993A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101144785B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2012-05-11 | 엘지전자 주식회사 | 드럼세탁기 |
CN104452183A (zh) * | 2013-09-23 | 2015-03-25 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机、吊杆组件和光电称重传感器 |
CN105088682A (zh) * | 2014-05-16 | 2015-11-25 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 波轮洗衣机 |
US9534334B2 (en) | 2014-09-22 | 2017-01-03 | Whirlpool Corporation | Laundry treating appliance with a suspension assembly and a suspension assembly |
EP2594677A3 (en) * | 2011-11-17 | 2018-01-24 | LG Electronics, Inc. | Washing machine with weight sensing unit |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP9317831A patent/JPH11146993A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101144785B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2012-05-11 | 엘지전자 주식회사 | 드럼세탁기 |
EP2594677A3 (en) * | 2011-11-17 | 2018-01-24 | LG Electronics, Inc. | Washing machine with weight sensing unit |
EP3913128A1 (en) * | 2011-11-17 | 2021-11-24 | LG Electronics Inc. | Washing machine with weight sensing unit |
CN104452183A (zh) * | 2013-09-23 | 2015-03-25 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机、吊杆组件和光电称重传感器 |
WO2015039466A1 (zh) * | 2013-09-23 | 2015-03-26 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机、吊杆组件和光电称重传感器 |
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US9534334B2 (en) | 2014-09-22 | 2017-01-03 | Whirlpool Corporation | Laundry treating appliance with a suspension assembly and a suspension assembly |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050331 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050830 |