JPH061506Y2 - パワ−ステアリング制御装置 - Google Patents

パワ−ステアリング制御装置

Info

Publication number
JPH061506Y2
JPH061506Y2 JP10946586U JP10946586U JPH061506Y2 JP H061506 Y2 JPH061506 Y2 JP H061506Y2 JP 10946586 U JP10946586 U JP 10946586U JP 10946586 U JP10946586 U JP 10946586U JP H061506 Y2 JPH061506 Y2 JP H061506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
vehicle speed
energization
power steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10946586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6316270U (ja
Inventor
正文 永見
Original Assignee
株式会社カンセイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP10946586U priority Critical patent/JPH061506Y2/ja
Publication of JPS6316270U publication Critical patent/JPS6316270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061506Y2 publication Critical patent/JPH061506Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電磁バルブによって動力操舵部へのオイル
流量を制御することによってハンドル操舵力を制御する
パワーステアリング制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のパワーステアリング制御装置としては、例えば第
3図に示すようなものがある。図において、1は車速に
応じた周波数の車速パルスを入力して車速検出機能2に
より該車速を示すディジタル信号(電磁バルブ制御デー
タ)を発生するマイクロコンピュータ、3はマイクロコ
ンピュータ1からのディジタル信号を車速に応じた電圧
値の車速信号(Vc)に変換するディジタル/アナログ変換
回路(以下、D/A変換回路という)、4は車速検出機
能2とD/A変換回路3とが構成している車速検出回路
である。従って、この車速検出回路4は車速を検出して
該車速に応じた電圧値の車速信号Vcを出力するように
なっている。5は動力操舵部へのオイル流量を制御する
電磁バルブ6のソレノイドコイル、7′はソレノイドコ
イル5への通電電流を検出する電流検出抵抗、8′はソ
レノイドコイル5の通電電流に応じて出力される電流検
出抵抗7の両端電圧を入力信号としてその通電電流値に
応じた電圧値の通電電流信号Va′を出力する電流電圧
変換回路、9′は電流検出抵抗7′と電流電圧変換回路
8′とが構成している通電検出回路である。従って、こ
の通電検出回路9′はソレノイドコイル5への通電電流
値を検出して該電流値に応じた電圧値の通電電流信号V
a′を出力するようになっている。10は車速信号Vc
と通電電流信号Va′とを電圧比較する電圧比較回路、
11はソレノイドコイル5への通電電流を制御する電流
制御手段としての電流制御用トランジスタで、電圧比較
回路10は車速信号Vcと通電電流信号Va′とが一致
するように電流制御用トランジスタ11のベース端子電
圧レベルを変化させている。
このような従来のパワーステアリング制御装置は、通電
検出回路9′でソレノイドコイル5に流れる通電電流を
検出して電圧変換することにより得た通電電流信号V
a′と、車速検出回路4からの車速信号Vcとを比較
し、両者が一致するように電流制御用トランジスタ11
の導通度合を変化させ、ソレノイドコイル5への通電電
流値を車速に応じた値に制御している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のパワーステアリング制
御装置にあっては、ソレノイドコイル5への電流制御手
段としての電流制御用トランジスタ11がその能動領域
を使うリニア制御(アナログ制御)となっているため、
発熱量が多くそのため放熱機構が大規模になるという問
題点があった。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、電流制御手段の発熱を抑制できるパワーステア
リング制御装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るパワーステアリング制御装置は、ソレノ
イドコイルへの電流制御手段としてスイッチング回路を
用い、このスイッチング回路の導通時間、即ちソレノイ
ドコイルへの通電時間に応じたパルス幅のパルス信号を
積分回路で積分して、その積分出力と車速信号とを電圧
比較回路で比較し、この電圧比較回路は両者が一致した
時点でトリガ信号を出してラッチ回路に与え、ラッチ回
路はこのトリガ信号でセットされると共に外部回路から
のクロック信号でリセットされることによってスイッチ
ング回路をスイッチング動作させ、これにより平均電流
値が車速に応じた一定値に保たれるようにソレノイドコ
イルに電流を断続供給するようにし、さらに積分回路は
ラッチ回路がトリガ信号に基づいてセットされる毎に放
電制御回路の制御で充電電荷を急速放電し、電源電圧の
変動や負荷の変動に対する電流補正を即座に行えるよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図を参照して詳細に説明
する。なお、前述した第3図と同一部分には同一符号を
付して示している。7は電流検出抵抗、8は差動増幅
器、9は該電流検出抵抗7及び差動増幅器8からなる通
電検出回路で、差動増幅器8は電流検出抵抗7に流れる
電流の通電時間に応じたパルス幅の通電検出パルス信号
Vaを出力する。12は該パルス信号Vaを積分しての
こぎり波状の通電検出信号Vbを出力する積分回路、1
3は車速信号Vcと通電検出信号Vbとを比較して両者
の電圧値が一致したときトリガ信号Vdを出力する電圧
比較回路、14は一定のタイミングでクロック信号Rを
出力するマイクロコンピュータ1内の発振回路、15は
該クロック発振回路14からのクロック信号Rに基づい
てリセットされかつ電圧比較回路13からのトリガ信号
Vdに基づいてセットされるラッチ回路、16はラッチ
回路15がトリガ信号Vdに基づいてセットされたとき
に出力される制御信号Vfに基づいて積分回路12の充
電電荷を急速放電する入出力端短絡スイッチ17を主体
とした放電制御回路、18はスイッチングトランジスタ
19とそのベースに接続された抵抗20とを備えて構成
されてラッチ回路15からのパルス状の出力信号Veに
基づいてソレノイドコイル5への通電電流ILを断続制御
する電流制御手段としてのスイッチング回路である。
次に、その動作を第1図及び第2図を参照して説明す
る。なお、第2図において、T1は車速に変化が生じた
時刻である。ソレノイドコイル5に流れる通電電流IL
通電検出回路9で電圧変換されて第2図(イ)に示す如き
通電時間に応じたパルス幅の通電検出パルス信号Vaと
して出力される。該パルス信号Vaは積分回路12で積
分され、第2図(ロ)に示す如きのこぎり波状の通電検出
信号Vbに変換される。一方、車速検出回路4からは、
第2図(ロ)に破線で示す如き車速に応じた電圧値の車速
信号Vcが出力される。なお、この第2図(ロ)では車速
が遅いときの車速信号VcをVc′として示し、車速が
それより速くなったときの車速信号VcをVc″として
示している。電圧比較回路13は、車速信号Vcと通電
検出信号Vbとを比較し両者の電圧値が一致したVc=
Vbの時点で第2図(ニ)に示す如きトリガ信号Vdを出
力する。このトリガ信号Vdはラッチ回路15に入力さ
れる。ラッチ回路15はトリガ信号Vdが入力されると
ハイレベルにセットされ、また第2図(ハ)に示す如きク
ロック信号Rが入力されるとローレベルにリセットさ
れ、これにより第2図(ホ)に示す如きパルス状の出力信
号Veを出力する。この出力信号Veが印加されてスイ
ッチング回路18はスイッチング動作し、出力信号Ve
のハイレベルでオフとなり、ローレベルでオンとなる。
放電制御回路16のスイッチ17は、ラッチ回路15か
らの制御信号Vfにより該ラッチ回路15がトリガ信号
Vdでセットされスイッチングトランジスタ19をオフ
すると同時にオンされ、またラッチ回路15がリセット
信号Rでリセットされスイッチングトランジスタ19を
オンすると同時にオフとなるように制御される。これに
より積分回路12は第2図(ロ)に示すように0レベルよ
り積分を開始する。そしてその積分出力Vbが上昇し車
速信号Vcと同レベルになると、ラッチ回路15はスイ
ッチングトランジスタ19をオフすると同時にスイッチ
17をオンとし、これにより再び次期サイクルにそなえ
積分回路12の出力を強制的に0レベルに戻す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は電磁バルブ6によって
動力操舵部へのオイル流量を制御することによってハン
ドル操舵力を制御するパワーステアリング装置におい
て、車速を検出して該車速に応じた電圧値の車速信号V
cを出力する車速検出回路4と、前記電磁バルブ6のソ
レノイドコイル5への通電を検出して該通電時間に応じ
たパルス幅の通電検出パルス信号Vaを出力する通電検
出回路9と、前記通電検出パルス信号Vaを積分して通
電検出信号Vbを出力する積分回路12と、前記車速信
号Vcと前記通電検出信号Vbとを比較して両者の電圧
値が一致したときトリガ信号Vdを出力する電圧比較回
路13と、外部回路14からのクロック信号Rに基づい
てローレベルにリセットされかつ前記電圧比較回路13
からのトリガ信号Vdに基づいてハイレベルにセットさ
れるラッチ回路15と、該ラッチ回路15が前記トリガ
信号Vdに基づいてセットされたとき出力する制御信号
Vfを受けて前記積分回路12の充電電荷を急速放電す
る放電制御回路16と、前記ラッチ回路15からの出力
信号Veのローレベルに基づいて閉路しハイレベルで開
路して前記ソレノイドコイル5への通電電流を断続制御
するスイッチング回路18とを備えた構成なので、ソレ
ノイドコイルに流れる電流の積分回路を周期化し、その
積分回路による積分を放電完了位置より開始することが
でき、この積分回路の積分信号と車速信号の比較が周期
的に正確に行われる。そして、この比較結果であるトリ
ガ信号によりラッチ回路を介してスイッチング回路を断
続制御するため、前記スイッチング回路の発熱を低く抑
制できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるパワーステアリング
制御装置を示すブロック図、第2図は第1図の各部の動
作波形図、第3図は従来のパワーステアリング制御装置
を示すブロック図である。 4…車速検出回路、5…ソレノイドコイル、6…電磁バ
ルブ、9…通電検出回路、12…積分回路、13…電圧
比較回路、14…外部回路、15…ラッチ回路、16…
放電制御回路、17…スイッチ、18…スイッチング回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁バルブ(6)によって動力操舵部へのオ
    イル流量を制御することによってハンドル操舵力を制御
    するパワーステアリング装置において、車速を検出して
    該車速に応じた電圧値の車速信号(Vc)を出力する車速検
    出回路(4)と、前記電磁バルブ(6)のソレノイドコイル
    (5)への通電を検出して該通電時間に応じたパルス幅の
    通電検出パルス信号(Va)を出力する通電検出回路(9)
    と、前記通電検出パルス信号(Va)を積分して通電検出信
    号(Vb)を出力する積分回路(12)と、前記車速信号(Vc)と
    前記通電検出信号(Vb)とを比較して両者の電圧値が一致
    したときトリガ信号(Vd)を出力する電圧比較回路(13)
    と、外部回路(14)からのクロツク信号(R)に基づいてリ
    セットされかつ前記電圧比較回路(13)からのトリガ信号
    (Vd)に基づいてセットされるラッチ回路(15)と、該ラッ
    チ回路(15)が前記トリガ信号(Vd)に基づいてセットされ
    たときに前記積分回路(12)の充電電荷を急速放電する放
    電制御回路(16)と、前記ラッチ回路(15)からの出力信号
    (Ve)に基づいて前記ソレノイドコイル(5)への通電を断
    続制御するスイッチング回路(18)とを備えてなることを
    特徴とするパワーステアリング制御装置。
JP10946586U 1986-07-18 1986-07-18 パワ−ステアリング制御装置 Expired - Lifetime JPH061506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10946586U JPH061506Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 パワ−ステアリング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10946586U JPH061506Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 パワ−ステアリング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316270U JPS6316270U (ja) 1988-02-03
JPH061506Y2 true JPH061506Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=30987587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10946586U Expired - Lifetime JPH061506Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 パワ−ステアリング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061506Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6316270U (ja) 1988-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4878147A (en) Electromagnetic coil drive device
JPS6042519Y2 (ja) 積分回路
JP3987953B2 (ja) ソレノイド駆動装置及び駆動方法
JP3478890B2 (ja) 複数の信号を生成するためのdc/dcコンバータ
JPH061506Y2 (ja) パワ−ステアリング制御装置
JP2652583B2 (ja) スィツチング電源装置
US4891532A (en) Darlington connected switch having base drive with active turn-off
JPH0638779Y2 (ja) パワ−ステアリング制御装置
JPS59144366A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPS5942961B2 (ja) マグネツト駆動回路
JPH0830574B2 (ja) 燃焼制御装置
SU1387141A1 (ru) Устройство дл управлени транзисторным преобразователем
SU725205A1 (ru) Генератор импульсов
JP2840073B2 (ja) 直流定電流定電圧電源装置
JPH0122273Y2 (ja)
JPS5829635Y2 (ja) 同期発振回路
SU1292129A1 (ru) Способ управлени транзисторным ключом
SU1510053A1 (ru) Устройство дл управлени силовым тиристором
JP2592232Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPS5918866Y2 (ja) 電源回路
JPH073828Y2 (ja) オンゲ−ト回路
JPS635296Y2 (ja)
SU1264288A1 (ru) Устройство дл стабилизации частоты вращени электродвигател посто нного тока
JPH0687653B2 (ja) 電力制御回路
JPS62152217A (ja) 電子装置