JPH0615019Y2 - 2軸延伸ブロー成形用コア金型 - Google Patents
2軸延伸ブロー成形用コア金型Info
- Publication number
- JPH0615019Y2 JPH0615019Y2 JP10466290U JP10466290U JPH0615019Y2 JP H0615019 Y2 JPH0615019 Y2 JP H0615019Y2 JP 10466290 U JP10466290 U JP 10466290U JP 10466290 U JP10466290 U JP 10466290U JP H0615019 Y2 JPH0615019 Y2 JP H0615019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stretch blow
- blow molding
- molding
- core mold
- biaxial stretch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、熱可塑性プラスチック製中空成形品の射出成
形工程においてパリソン等のチューブ状またはパイプ状
の成形体を成形するコア金型に関する。
形工程においてパリソン等のチューブ状またはパイプ状
の成形体を成形するコア金型に関する。
(従来の技術) 従来のパリソン成形用コア金型は、すべての部分を合金
工具鋼で作っていた。このため耐摩耗性については支障
はないのであるが、熱伝導度が悪いため冷却効果も不十
分であり、成形サイクルタイムが長いという欠点があっ
た。
工具鋼で作っていた。このため耐摩耗性については支障
はないのであるが、熱伝導度が悪いため冷却効果も不十
分であり、成形サイクルタイムが長いという欠点があっ
た。
これに対処するため、パリソン成形用コア金型をすべて
銅系合金で作ったものもあるが摩耗が激しく金型寿命が
短いという欠点があった。
銅系合金で作ったものもあるが摩耗が激しく金型寿命が
短いという欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、製品の成形サイクル
タイムが短く、芯ブレ等がなく高精度で、冷却水の気密
性が良好で信頼性が高く、耐摩耗性に優れ、金型寿命も
長い、2軸延伸ブロー成形用コア金型を提供することに
ある。
タイムが短く、芯ブレ等がなく高精度で、冷却水の気密
性が良好で信頼性が高く、耐摩耗性に優れ、金型寿命も
長い、2軸延伸ブロー成形用コア金型を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1)2軸延伸ブロー成形用金型の射出セクションでチュ
ーブ状またはパイプ状の成形体を成形するコア金型にお
いて、合金鋼等の耐摩耗性に優れた鋼材を素材とする本
体のテーパー嵌合部に、銅系合金を素材とする製品成形
部を接合した構造とした2軸延伸ブロー成形用コア金型 2)本体のテーパー嵌合部と製品成形部とを電子ビーム
溶接で接合した構造とした請求項1記載の2軸延伸ブロ
ー成形用コア金型 にある。
ーブ状またはパイプ状の成形体を成形するコア金型にお
いて、合金鋼等の耐摩耗性に優れた鋼材を素材とする本
体のテーパー嵌合部に、銅系合金を素材とする製品成形
部を接合した構造とした2軸延伸ブロー成形用コア金型 2)本体のテーパー嵌合部と製品成形部とを電子ビーム
溶接で接合した構造とした請求項1記載の2軸延伸ブロ
ー成形用コア金型 にある。
(作用) 本考案の2軸延伸ブロー成形用コア金型は、本体のテー
パー嵌合部を合金工具鋼で作り、製品成形部を銅系合金
で作り、両者を接合した構造としている。
パー嵌合部を合金工具鋼で作り、製品成形部を銅系合金
で作り、両者を接合した構造としている。
製品成形部は銅系合金であるため熱伝導度が良好である
ため冷却効果が高く成形サイクルタイムを短縮すること
ができる。
ため冷却効果が高く成形サイクルタイムを短縮すること
ができる。
本体のテーパー嵌合部は、合金工具鋼であるため耐摩耗
性を損なうことがなく、また高精度を保つことができ
る。
性を損なうことがなく、また高精度を保つことができ
る。
本考案の2軸延伸ブロー成形用コア金型では、合金工具
鋼を素材とする本体のテーパー嵌合部と、銅系合金を素
材とする製品成形部とを電子ビーム溶接で接合したもの
もある。電子ビーム溶接により両者は一体化されるた
め、熱伝導状態が良好であり、芯ブレについても一体物
と同等の精度が維持でき、冷却水の気密性に関する信頼
性も高い。
鋼を素材とする本体のテーパー嵌合部と、銅系合金を素
材とする製品成形部とを電子ビーム溶接で接合したもの
もある。電子ビーム溶接により両者は一体化されるた
め、熱伝導状態が良好であり、芯ブレについても一体物
と同等の精度が維持でき、冷却水の気密性に関する信頼
性も高い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例を示す一部切欠側面図、第2図は同底面
図、第3図は同一部切欠拡大断面図、第4図は使用状態
を示す一部切欠断面図、第5図は他の実施例を示す一部
切欠拡大断面図である。
図、第3図は同一部切欠拡大断面図、第4図は使用状態
を示す一部切欠断面図、第5図は他の実施例を示す一部
切欠拡大断面図である。
本実施例の2軸延伸ブロー成形用コア金型1は、本体の
テーパー嵌合部2を合金工具鋼で作り、製品成形部3を
銅系合金で作り、両者を電子ビーム溶接で接合してい
る。電子ビーム溶接なので接合部4の接合状態は極めて
良好であり、ネジ込み、圧入等によるものに比べて高性
能である。すなわち伝熱状態は良好で、冷却効果は高
く、芯ブレについても一体物と同等の精度が維持でき、
冷却水の気密性に対しても高い信頼性を有している。
テーパー嵌合部2を合金工具鋼で作り、製品成形部3を
銅系合金で作り、両者を電子ビーム溶接で接合してい
る。電子ビーム溶接なので接合部4の接合状態は極めて
良好であり、ネジ込み、圧入等によるものに比べて高性
能である。すなわち伝熱状態は良好で、冷却効果は高
く、芯ブレについても一体物と同等の精度が維持でき、
冷却水の気密性に対しても高い信頼性を有している。
製品成形部3を銅系合金とすることにより、この部分の
熱伝導度は合金工具鋼の約4倍となるため、成形サイク
ルタイムを10〜20%程度短縮することができる。
熱伝導度は合金工具鋼の約4倍となるため、成形サイク
ルタイムを10〜20%程度短縮することができる。
テーパー嵌合部2については合金工具鋼を使用している
ので耐摩耗性については支障がなく、金型寿命も長いも
のとなっている。
ので耐摩耗性については支障がなく、金型寿命も長いも
のとなっている。
なお、本実施例において合金工具鋼として、NAK5
5,NAK80,HPM−1(いずれも商標名)等を使
用し、銅系合金としてHR750,HIT71,HIT
72(いずれも商標名)等を使用したところ良好な結果
が得られた。
5,NAK80,HPM−1(いずれも商標名)等を使
用し、銅系合金としてHR750,HIT71,HIT
72(いずれも商標名)等を使用したところ良好な結果
が得られた。
本実施例では、テーパー嵌合部2と製品成形部3との接
合部4は第3図に示すような形状をしているが、第5図
に示すようにテーパー嵌合部5と製品成形部6とを突き
合わせた形状の接合部7にすることもできる。
合部4は第3図に示すような形状をしているが、第5図
に示すようにテーパー嵌合部5と製品成形部6とを突き
合わせた形状の接合部7にすることもできる。
(考案の効果) 本考案により、製品の成形サイクルタイムが短く、芯ブ
レ等がなく高精度で、冷却水の気密性が良好で信頼性が
高く、耐摩耗性に優れ、金型寿命も長い、2軸延伸ブロ
ー成形用コア金型を提供することができる。
レ等がなく高精度で、冷却水の気密性が良好で信頼性が
高く、耐摩耗性に優れ、金型寿命も長い、2軸延伸ブロ
ー成形用コア金型を提供することができる。
第1図は実施例を示す一部切欠側面図、第2図は同底面
図、第3図は同一部切欠拡大断面図、第4図は使用状態
を示す一部切欠断面図、第5図は他の実施例を示す一部
切欠拡大断面図である。 1:2軸延伸ブロー成形用コア金型 2:テーパー嵌合部 3:製品成形部 4:接合部 5:テーパー嵌合部 6:製品成形部 7:接合部
図、第3図は同一部切欠拡大断面図、第4図は使用状態
を示す一部切欠断面図、第5図は他の実施例を示す一部
切欠拡大断面図である。 1:2軸延伸ブロー成形用コア金型 2:テーパー嵌合部 3:製品成形部 4:接合部 5:テーパー嵌合部 6:製品成形部 7:接合部
フロントページの続き (72)考案者 有吉 一弘 福岡県直方市大字感田811―1 株式会社 メイホー本社工場内 (56)参考文献 実開 昭59−118518(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】2軸延伸ブロー成形用金型の射出セクショ
ンでチューブ状またはパイプ状の成形体を成形するコア
金型において、合金鋼等の耐摩耗性に優れた鋼材を素材
とする本体のテーパー嵌合部に、銅系合金を素材とする
製品成形部を接合した構造とした2軸延伸ブロー成形用
コア金型。 - 【請求項2】本体のテーパー嵌合部と製品成形部とを電
子ビーム溶接で接合した構造とした請求項1記載の2軸
延伸ブロー成形用コア金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466290U JPH0615019Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 2軸延伸ブロー成形用コア金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466290U JPH0615019Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 2軸延伸ブロー成形用コア金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463222U JPH0463222U (ja) | 1992-05-29 |
JPH0615019Y2 true JPH0615019Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31850036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10466290U Expired - Lifetime JPH0615019Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 2軸延伸ブロー成形用コア金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615019Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-03 JP JP10466290U patent/JPH0615019Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463222U (ja) | 1992-05-29 |
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