JPH0614977U - 電気部品耐久試験用パレット - Google Patents

電気部品耐久試験用パレット

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JPH0614977U
JPH0614977U JP5805492U JP5805492U JPH0614977U JP H0614977 U JPH0614977 U JP H0614977U JP 5805492 U JP5805492 U JP 5805492U JP 5805492 U JP5805492 U JP 5805492U JP H0614977 U JPH0614977 U JP H0614977U
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electric
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進 水谷
成夫 中武
定男 岩本
彰利 白田
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Yamato Scientific Co Ltd
Tsubakimoto Chain Co
Sharp Corp
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Yamato Scientific Co Ltd
Tsubakimoto Chain Co
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温高湿等の雰囲気下で長時間通電させられ
た電気部品等の動作を通電状態のまま検査する際に使用
されるパレットを提供する。 【構成】 パレット10は、電気部品等を出入する自動
シャッター40が付けられた出入口41が形成された電
気部品耐久試験用ハウジング20内で使用されるもので
あって、電気部品Lを保持する起倒自在な電気部品ホル
ダー25と、この電気部品ホルダー25の起きた状態を
保持するロック手段26と、電源に接続され電気部品L
に電力を供給する集電子(図示省略)とで構成されてい
る。電気部品Lは、検査時に、出入口41から手を差し
入れた検査員によって電気部品ホルダー25とともに起
こされ、見易い状態にロック機構26によってロックさ
れる。検査後、電気部品Lは、電気部品ホルダー25と
ともに倒される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高温高湿等の雰囲気下で長時間通電させられた電気部品や電子部品 の動作を検査する際に使用されるパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気部品や電子部品(以下、「電気部品等」と称する。)は、各種条件下で使 用されることが多いため、高温、極低温、高湿等の種々の環境下で、長期間使用 できる特性を備えていなければならない。 このため、電気部品等は、種々の環境下で耐久試験が行なわれ、特性や品質の 改善が行なわれている。 このような耐久試験には、一般に、耐久試験用収納庫を有する試験装置(図示 省略)が使用される。耐久試験用収納庫は、電気部品を通電状態にしておいて、 高温高湿等の種々の環境下にさらすことができるようになっている。
【0003】 耐久試験用収納庫に電気部品等を収納するとき、電気部品等は、板状の治具パ レット(図示省略)に通電できるように填め込まれた後、さらに、この治具パレ ット(図示省略)をセットパレットに填め込み、間接的にセットパレットに装着 されるようになっている。セットパレットには、複数枚の治具パレットが填め込 まれるようになっている。 従って、電気部品等は、セットパレットに複数取付けられて耐久試験用収納庫 に収納される。 電気部品等の検査は、治具パレットをセットパレットから外し、さらに、治具 パレットから電気部品等を外し、その電気部品等を検査テーブルに設けられた他 のパレットに装着してから行なわれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなセットパレットや治具パレットを使用して電気部品の検 査を行なうと、電気部品等の積み替えに手間がかかり、検査に時間を要するとい う問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電気部品等を出し入れする自動シャッター付出入口が形成された電 気部品耐久試験用ハウジング内で使用されるパレットであって、電気部品等を保 持する起倒自在な電気部品ホルダーと、前記電気部品ホルダーの起きた状態を保 持するロック手段と、電源に接続され前記電気部品に電力を供給する集電子とを 具え、前記電気部品等は常時通電状態に保持されるようになっているパレットに より、前記の課題を解決した。
【0006】
【作用】
パレットは、電気部品ホルダーに収められた電気部品等に常時電力を供給し、 その電気部品等の耐久試験を電気部品耐久試験用ハウジング内で行なえるように なっている。 電気部品ホルダーは、通常、倒されており、電気部品等の検査を行なうとき、 電気部品等を見易い角度に出入口から手を差し入れた検査員によって起こされ、 ロック手段によってその角度に保持される。 電気部品等の検査終了後の電気部品ホルダーは、ロック手段のロックが解除さ れて倒される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 パレット10(図2参照)は、電気部品等、例えば液晶体Lを載せたまま、耐 久試験用ハウジング(以下、単に「ハウジング」と称する。)20内に設置され た耐久試験用の収納庫11と検査テーブル12との間を搬送機13によって往復 搬送されるようになっている。 ハウジング20には、液晶体Lを検査するとき、検査員Mが手を出し入れする 液晶体出入口(出入口)41が形成されている。この液晶体出入口41には、公 知の自動シャッター40とエアカーテン42が取付けられている。 自動シャッター40は、検査員Mが液晶体出入口41に手を接近離間させると 、センサー(図示省略)によってそのことが検知され、自動的に開閉するように なっている。 エアカーテン42は、液晶体出入口41が開いているとき、作動するようにな っている。
【0008】 収納庫11は、全体がハウジング20によって密閉され、収納庫11内は常に 一定の温度(約60度)に保たれている。収納庫11は、床Fに敷設された長円 軌道21上を循環移動するようになっている一種の恒温槽である。さらに、収納 庫11は、パレット10を載せる棚22を複数段有している。 搬送機13はテーブル36にパレット10を載せ、支柱37を案内に矢印A方 向に昇降し、且つ、直線レール38を案内にして、図1の紙面の表裏方向へ移動 できるようになっている。 検査テーブル12は複数のローラ23によって移動する可動台39を有してお り、パレット10を図1において矢印B方向に搬送できるようになっている。
【0009】 パレット10(図2参照)には、液晶体Lを保持する起倒自在な電気部品ホル ダー25と、電気部品ホルダー25の起きた状態を保持するロック手段26とで 構成された電気部品起倒機構27が設けられている。 電気部品ホルダー25はホルダースタンド28に蝶番29,29によって起倒 自在に設けられている。ホルダースタンド28は、パレット10のベース30に 設けられている。ストッパ32は倒れた電気部品ホルダー25を支える部材であ る。 ロック手段26は、公知の機構であり、図2に示すように伸縮自在になってい る。ロック手段26は伸びた状態でロックされるようになっている。
【0010】 ベース30の底面には、3枚の薄板状の集電子31,31,31(図3参照) が設けられている。この集電子31は、収納庫11、搬送機13、検査テーブル 12に設けられた電源接触子(図示省略)に接触するようになっている。 ベース30の上面には、収納庫11から得た約200Vの電圧を約12Vの電 圧に変換する変圧器33が設けられている。 電気部品ホルダー25上の液晶体Lは、集電子31と変圧器33によって、常 時、通電状態に保持されている。 さらに、ベース30の上面には、液晶体Lの種々の検査を行なうときに使用さ れるスイッチボックス34と、電気部品ホルダー25の液晶体Lが通電状態であ ることを点灯によって示す表示灯35とが設けられている。
【0011】 次に動作を説明する。 液晶体Lは、電気部品ホルダー25に収められた状態でパレット10ごと収納 庫11に収納され高温、高湿等の種々の環境下に曝される。 液晶体Lは、収納庫11内である一定の時間経過すると、パレット10に載せ られたまま、搬送機13によって収納庫11から取出され、検査テーブル12に 送られ、種々の検査が行なわれる。
【0012】 検査を行なうとき、液晶体Lは、自動シャッター40を開けてハウジング20 内に手を入れた検査員Mによって、倒れている状態から電気部品ホルダー25と ともに、起こされ、ロック手段26によって起きた状態が保持される。 なお、耐久試験用ハウジン20内の収納庫11付近の温度は、約60度である が、耐久試験用ハウジン20内の空気は殆ど攪拌されておらず、液晶体出入口4 1付近の温度は、約40度である。又、検査員Mは手袋(図示省略)を着用して いること、液晶体出入口41はエアカーテン42によって外部と遮断されている こと等によって、検査員Mの身体の安全性は保証されている。
【0013】 液晶体Lは、起こされた状態で検査が行なわれるため、検査員Mに見易い角度 で対向する。なお、ロック手段26の伸縮長さは調整できるようになっているた め、液晶体Lを検査員Mが最も見易い視線に対して略々90度の角度にすること ができる。 検査終了後の液晶体Lは、ロック手段26のロックを解除することによって電 気部品ホルダー25ごと倒される。 その後、ハウジング20は自動シャッター40によって閉じられ、液晶体Lは パレット10ごと搬送機13によって搬送され収納庫11に再度収納される。
【0014】 液晶体Lは、どこの位置にあっても、パレット10の底面に貼りつけられた3 枚の薄板状の集電子31が、収納庫11、搬送機13、検査テーブル12に設け られた何れかの電源接触子に接触するようになっているため、常時通電状態に保 持されている。 なお、パレット10が収納庫11、搬送機13、検査テーブル12の間を乗り 移るとき、集電子31は電源接触子から離れる恐れがある。このため、スイッチ ボックス34内には、バッテリ(図示省略)が収納されており、通電状態が途切 れないようになっている。 又、電源接触子は収納庫11のみに設け、パレット10が搬送機13、検査テ ーブル12上にあるとき、電源は上記バッテリから得るようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の電気部品耐久試験用パレットは、次の効果を奏する。 (1) 電気部品等を他のパレットに移し替えることなく、検査を行なうことがで きるため、電気部品等の検査時間を短縮することができる。 (2) 集電子が取付けられているため、常時、電気部品等の通電状態を保持する ことができ、検査中も耐久試験を継続したまま、電気部品等の検査を行なうこと ができる。 (3) 電気部品等は電気部品ホルダーとともに起こされ、検査員の見易い角度に ロック手段によって保持されるようになっているため、電気部品等の検査を正確 且つ短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐久試験用のパレットと、収納庫と、搬送機
と、検査テーブルとの配置関係を示す概略図である。
【図2】本考案の電気部品起倒機構付き電気部品耐久試
験用パレットの側面図である。
【図3】図2のパレットの平面図である。
【図4】図3において電気部品ホルダーを省略したパレ
ットの正面図である。
【符号の説明】
L 液晶体(電気部品) M 検査員 10 パレット(電気部品耐久試験用パレット) 20 電気部品耐久試験用ハウジング 25 電気部品ホルダー 26 ロック手段 31 集電子 40 自動シャッター 41 液晶体出入口(出入口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592179023 ツバコー技研株式会社 神奈川県横浜市神奈川区台町13番20号カー サブランカビル (72)考案者 水谷 進 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 中武 成夫 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)考案者 岩本 定男 東京都中央区日本橋本町二丁目1番6号 ヤマト科学株式会社内 (72)考案者 白田 彰利 神奈川県横浜市神奈川区台町13番20号カー サブランカビル ツバコー技研株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品等を出し入れする自動シャッタ
    ー付出入口が形成された電気部品耐久試験用ハウジング
    内で使用されるパレットであって、電気部品等を保持す
    る起倒自在な電気部品ホルダーと、前記電気部品ホルダ
    ーの起きた状態を保持するロック手段と、電源に接続さ
    れ前記電気部品に電力を供給する集電子とを具え、前記
    電気部品等は常時通電状態に保持されることを特徴とす
    る、電気部品耐久試験用パレット。
JP1992058054U 1992-07-28 1992-07-28 電気部品耐久試験用パレット Expired - Fee Related JP2545206Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265095A (ja) * 2009-04-09 2009-11-12 Nittetsu Elex Co Ltd 発光パネルのエイジング検査方法
KR200482969Y1 (ko) * 2015-12-30 2017-04-05 혼.테크놀로지스,인코포레이티드 전자유닛 작업장치의 탑재기 포지셔닝기구 및 그 응용에 따른 작업설비
JP2018044875A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 エスペック株式会社 環境試験装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6434397U (ja) * 1987-08-27 1989-03-02
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