JPH06148U - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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Publication number
JPH06148U
JPH06148U JP4729792U JP4729792U JPH06148U JP H06148 U JPH06148 U JP H06148U JP 4729792 U JP4729792 U JP 4729792U JP 4729792 U JP4729792 U JP 4729792U JP H06148 U JPH06148 U JP H06148U
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JP
Japan
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casing
main body
brush
brush main
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP4729792U
Other languages
English (en)
Inventor
繁喜 池本
Original Assignee
池本刷子工業株式会社
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Publication date
Application filed by 池本刷子工業株式会社 filed Critical 池本刷子工業株式会社
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Publication of JPH06148U publication Critical patent/JPH06148U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯に便利でかつ使用しやすい歯ブラシを提
供する。 【構成】 植毛部6を先端に有するブラシ本体1と、開
閉蓋2付ケーシング3と、を備える。ケーシング3内の
前端部に、ブラシ本体1の基端部を揺動自在に保持する
枢着部22を設ける。これにより、ブラシ本体1の折畳状
態乃至展開伸長状態の変位が可能となる。ブラシ本体1
の折畳状態では、ブラシ本体1はケーシング3内に収納
される。ブラシ本体1の展開伸長状態では、ケーシング
3が握り用柄部となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、歯ブラシは、握り用柄部と、該握り用柄部の先端に設けられる植毛部 と、からなり、全体の長さ寸法が比較的大となり、肉厚寸法及び幅寸法は比較的 小となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、旅行等で歯ブラシを携帯する場合、上述の従来のものでは、握り用柄 部が折れたり、植毛部が損傷したりする虞れがあり、携帯しにくいものとなって いた。
【0004】 そこで、本考案では、携帯中において植毛部等が有効に保護され、しかも極め て携帯しやすい歯ブラシを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る歯ブラシは、植毛部を先端に有す るブラシ本体と、開閉蓋付ケーシングと、を備えた歯ブラシであって、該ケーシ ング内の前端部に、上記ブラシ本体の基端部を揺動自在に保持して該ブラシ本体 の折畳状態乃至展開伸長状態の変位を可能とする枢着部を設け、上記ブラシ本体 の折畳状態にて上記ケーシング内の該ブラシ本体の収納を可能とし、かつ、上記 ブラシ本体の展開伸長状態にて該ブラシ本体が上記ケーシングから突出して該ケ ーシングが握り用柄部となるように構成したものである。
【0006】
【作用】
ブラシ本体を折畳状態とすれば、該ブラシ本体を開閉蓋付ケーシングに収納す ることができ、この状態で携帯すれば、ブラシ本体が外部に露出しない。
【0007】 また、ブラシ本体を展開伸長状態とすれば、ブラシ本体はケーシングから突出 し、該ケーシングが握り用柄部となって、歯ブラシとして使用可能状態となる。
【0008】 ブラシ本体の折畳状態乃至展開伸長状態の変位は、該ブラシ本体を、その基端 部を中心に揺動させることにより行なうことができる。
【0009】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0010】 図1と図2は本考案に係る歯ブラシを示し、この歯ブラシは、短寸のブラシ本 体1と、開閉蓋2付ケーシング3と、を備える。
【0011】 即ち、ブラシ本体1は頭部4と胴部5とを備え、頭部4の表て面に植毛部6が 形成される。
【0012】 従って、ブラシ本体1はその先端に植毛部6を有することになる。
【0013】 そして、胴部5の基端部には平面視において略三角形状の膨出部7が設けられ 、かつ、胴部5の基端面8には突出部9が設けられる。
【0014】 また、この突出部9には、図3に示すように、ブラシ本体1の長手方向と略直 交する方向の貫孔10が設けられる。
【0015】 しかして、ケーシング3は、底壁11と該底壁11から立設される周囲壁12とから なるケーシング本体13と、上壁14と該上壁14から垂下される周囲壁15とからなる 上記開閉蓋2と、からなる。
【0016】 また、ケーシング本体13の周囲壁12の上面の内部側には、全周にわたる突出壁 部16が設けられ、開閉蓋2の周囲壁15の下面の内部側には、全周にわたる凹部17 が設けられる。
【0017】 即ち、図4と図5に示すように、ケーシング本体13と開閉蓋2とを、ケーシン グ本体13の上面と開閉蓋2の下面とが相対面するように、重ね合わせれば、ケー シング本体13の突出壁部16が開閉蓋2の凹部17に嵌合し、該ケーシング本体13は 開閉蓋2にて施蓋される。
【0018】 ところで、この場合、ケーシング本体13の周囲壁12の一方の側壁の外面中央部 には、図2に示すように切欠き部18が設けられ、かつ、切欠き部18の上端には、 外方へ突出する係止片19が突設される。
【0019】 また、開閉蓋2の周囲壁15には、ケーシング本体13と開閉蓋2とを嵌合させた 際に、係止片19が係脱自在に係止する係止用凹所20が形成される。
【0020】 従って、ケーシング本体13を開閉蓋2にて施蓋した際には、係止片19が係止用 凹所20に係止し、不意にその施蓋状態が解除されることはない。
【0021】 なお、この施蓋状態において、ケーシング本体13の切欠き部18近傍を内方へ押 圧すれば、係止片19が係止用凹所20から外れ、開状態とすることができる。
【0022】 また、逆に、開状態から、ケーシング本体13の上面と開閉蓋2の下面とを相対 面させて重ね合わせれば、簡単に係止片19が係止用凹所20に係止する。
【0023】 そして、ケーシング本体13と開閉蓋2とは、図1に示すように、ヒンジ部21, 21にて連結される。
【0024】 即ち、ケーシング本体13と開閉蓋2とはヒンジ部21,21を中心に相互に揺動可 能となり、図1に示す状態から開閉蓋2を揺動させて、図4と図5に示すように 開閉蓋2をケーシング本体13に嵌合させることができる。
【0025】 しかして、ケーシング3内の前端部には、ブラシ本体1の基端部を揺動自在に 保持する枢着部22が設けられる。
【0026】 即ち、枢着部22は、ケーシング本体13の底壁11から立設される一対の保持板23 ,23と、該保持板23,23を連結する軸部材24と、を備え、ブラシ本体1の突出部 9がこの保持板23,23間に介装されると共に、突出部9の貫孔10に軸部材24が挿 通される。
【0027】 また、ケーシング本体13の周囲壁12の前壁12aには、突出部9に対応する切欠 き部25が設けられると共に、開閉蓋2の周囲壁15の前壁15aには、突出部9に対 応する切欠き部26が設けられる。
【0028】 従って、ブラシ本体1は軸部材24を中心に、図2の矢印A,Bの如く揺動する 。
【0029】 この場合、図2の実線で示すように、展開伸長状態では、図3に示すように、 ケーシング本体13の前壁12aにブラシ本体1の胴部5の基端面8の下端部が当接 し、該ブラシ本体1はケーシング本体13と略同一直線上に配設される。
【0030】 また、図1の仮想線で示すように、ブラシ本体1を折畳状態とすれば、該ブラ シ本体1は、ケーシング本体13内に収納され、この状態で、開閉蓋2にて該ケー シング本体13を施蓋すれば、図5に示すように、ケーシング3内に完全に収納さ れる。
【0031】 即ち、ブラシ本体1を折畳状態とすると共に、開閉蓋2を施蓋状態とした際に 、突出部9の端部27がケーシング本体13の前壁12a及び開閉蓋2の前壁15aから 突出しないように設定している。
【0032】 従って、ブラシ本体1の折畳状態では、図5に示すように、ブラシ本体1をケ ーシング3内に収納することができ、植毛部6を有するブラシ本体1は外部へ露 出せず、この状態でこの歯ブラシを携帯すれば、該ブラシ本体1はケーシング3 に有効に保護され、携帯中に、該ブラシ本体1が損傷することがない。
【0033】 また、ブラシ本体1の展開伸長状態では、図4に示すように、該ブラシ本体1 をケーシング3から突出し、該ケーシング3が握り用柄部となり、歯ブラシとし て使用することができる。
【0034】 この際、突出部9は、ケーシング本体13の切欠き部25と開閉蓋2の切欠き部26 とに嵌合し、該ブラシ本体1はがたつくことなく、ケーシング3から突出する。
【0035】 なお、図1の仮想線で示すように、ブラシ本体1を折畳んだ状態では、ケーシ ング本体13内に比較的大きな空間28が形成されるので、この空間28に、仮想線で 示すように、はみがき入りのチューブ29を内装するも好ましい。
【0036】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0037】 ブラシ本体1を折畳状態とすれば、該ブラシ本体1をケーシング3内に収 納することができ、この収納した状態では、ブラシ本体1が外部へ露出せず、該 ブラシ本体1がケーシング3にて保護され、この状態でこの歯ブラシを持ち運び した際に該ブラシ本体1が損傷することがない。
【0038】 ブラシ本体1をケーシング3内に収納した際には、コンパクトなものとな り、嵩ばらず、持ち運び(携帯)に便利である。
【0039】 ブラシ本体1の折畳状態乃至展開伸長状態の変位を、簡単かつ迅速に行な うことができ、ブラシ本体1の取出し(歯ブラシとして使用可能状態)及び収納 (携帯可能状態)がスムースかつ迅速に行なうことができる。
【0040】 ブラシ本体1とケーシング3とは枢着部22を介して連結され、ブラシ本体 1はケーシング3から外れることがなく、ブラシ本体1を紛失したり、操作中等 にブラシ本体1を落としたりすることがなく、取扱いが便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の展開状態を示す平面図であ
る。
【図2】展開状態の側面図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】ブラシ本体の展開伸長状態の平面図である。
【図5】ブラシ本体の折畳状態の平面図である。
【符号の説明】
1 ブラシ本体 2 開閉蓋 3 ケーシング 6 植毛部 22 枢着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植毛部6を先端に有するブラシ本体1
    と、開閉蓋2付ケーシング3と、を備えた歯ブラシであ
    って、該ケーシング3内の前端部に、上記ブラシ本体1
    の基端部を揺動自在に保持して該ブラシ本体1の折畳状
    態乃至展開伸長状態の変位を可能とする枢着部22を設
    け、上記ブラシ本体1の折畳状態にて上記ケーシング3
    内の該ブラシ本体1の収納を可能とし、かつ、上記ブラ
    シ本体1の展開伸長状態にて該ブラシ本体1が上記ケー
    シング3から突出して該ケーシング3が握り用柄部とな
    るように構成したことを特徴とする歯ブラシ。
JP4729792U 1992-06-11 1992-06-11 歯ブラシ Pending JPH06148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4729792U JPH06148U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4729792U JPH06148U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 歯ブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06148U true JPH06148U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12771352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4729792U Pending JPH06148U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 歯ブラシ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06148U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329424B2 (ja) * 1980-12-04 1988-06-14 Sumitomo Electric Industries

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329424B2 (ja) * 1980-12-04 1988-06-14 Sumitomo Electric Industries

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