JPH06148602A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH06148602A
JPH06148602A JP30204492A JP30204492A JPH06148602A JP H06148602 A JPH06148602 A JP H06148602A JP 30204492 A JP30204492 A JP 30204492A JP 30204492 A JP30204492 A JP 30204492A JP H06148602 A JPH06148602 A JP H06148602A
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holder
insertion groove
display panel
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JP30204492A
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Shigeyuki Uehira
茂行 植平
Yuji Yamamoto
裕司 山本
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減らす。 【構成】 保持具15の第一挿入溝22に液晶表示板1
1を挿入し、第二挿入溝23から接続用回路シート13
を第一挿入溝22まで挿入し、液晶表示板11と接続用
回路シート13とを重ね合わせる。保持具15内の多段
カム33をひねり、板ばね34にて多段カム33を中央
凹部31の下端部から遊嵌体32側に付勢し、遊嵌体3
2の押圧にて液晶表示板11と接続用回路シート13と
を圧接する。この保持具15にて背面照明装置14を併
せて保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背面照明装置を備えた
バックライト付液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バックライト付液晶表示装置
は、図8,9の如く、液晶表示板(LCDパネル)1
と、これを駆動する駆動回路2(ドライバIC)との間
を、テープキャリア(TAB)方式の接続用回路シート
(以下、単にTABと称す)3にて接続する。
【0003】ここで、液晶表示板1の端子部にTAB3
を重ね合わせて駆動回路2に接続する方法としては、
図8の如く、液晶表示板1の端子部1a(外部リード電
極)とTAB3との間に、厚さ方向に導電するが幅方向
には導電しない膜(以下、異方性導電膜と称す)3aを
介在させて加熱加圧し接続する方法、図9の如く、N
iTi系形状記憶合金からなる(スリット3b付き)筒
状ファスナ3cを設け、室温以下(望ましくは−20℃
以下)に冷却してスリット3bの開度を拡げて液晶表示
板1とTAB3とを異方性導電膜3aを介して重ね合わ
せ、室温付近の変態点以上において、筒状ファスナ3b
の形状回復(超弾性効果)利用して、液晶表示板1とT
AB3とを互いに圧接方向に押圧する方法、がある。具
体的には、前記については、特開昭62−2409
27号、特開昭62−229673号が既に出願されて
いる。
【0004】これらの接続作業後、液晶表示板1等を、
枠状のベゼル4およびベースプレート5で前後(図10
中の上下方向)から挟み込み、その背面に照明装置を設
置する。この背面照明装置は、照明装置本体6に光源ホ
ルダー7を用いて光源8を取り付け、光源8(蛍光管)
の前方に半透明の拡散板9を、後方に光源カバー10を
設置してなる。すなわち、従来の液晶表示装置では、液
晶表示板1、駆動回路2および照明装置の各部材6〜1
0等の支持は、すべて支持部材としてのベースプレート
5に取り付けることで行っていた。特に、照明装置は、
光源8の交換等のメンテナンスを可能とするため、ベー
スプレート5に着脱自在に取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、液晶
表示板1とTAB3を接続するための異方性導電膜3a
が必要であったため、接続時に、異方性導電膜3aの粘
着、接続のための仮留め、加熱圧着、コーティング処理
等の多くの作業工程があり、しかもこれらの各作業に
は、専用装置が必要であり、生産面でも多くの問題をも
っていた。
【0006】また、補修面では、TAB3または液晶表
示板1のいずれかに不良状態が発生した場合、修理しよ
うとすると、まず液晶表示板1やTAB3に損傷を与え
ないように、コーティング材を除く必要があり、さらに
液晶表示板1とTAB3とを分離すると共に、その後双
方の接続面に残存する異方性導電膜3aをいずれの面に
も損傷を与えないように除去しなければならず、これら
の作業は、至難であり、しかも短時間ですることは一層
困難を伴う為に現実には殆ど修理がなされず不経済であ
った。
【0007】また、特に従来例では、超弾性領域にお
ける復元力で重ね合わせ部を加圧しているため、軸方向
にスリットを設けた筒状ファスナの取付作業として加
熱、冷却作業工程が増えてしまう。また、例えば、−2
0℃以下に冷却してスリットの開度を拡げる場合、他の
部材に影響を与えないように専用装置(専用治具等)が
必要となる。
【0008】そして、従来では、液晶表示板1、駆動回
路2および照明装置の各部材6〜10等を固定する専用
支持部材としてベースプレート5が必要であった。
【0009】これらのことから、 (1)構造が複雑になり、小型、薄型化が困難であっ
た。
【0010】(2)また、部品点数が増え、製造コスト
面で不利であった。
【0011】(3)さらに、補修や部品交換等のメンテ
ナンス性が必ずしも良いとはいえなかった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、構造を簡略化
でき、小型・軽量薄型化に対応可能で、TABの補修や
蛍光管の交換等のメンテナンスを容易に行い得る液晶表
示装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1〜4の如く、液晶表示板11と、該
液晶表示板11を駆動するための駆動回路12と、該液
晶表示板11と駆動回路12との間に介在接続される接
続用回路シート13と、前記液晶表示板11の後方に配
された背面照明装置14とを有する液晶表示装置におい
て、前記液晶表示板11と接続用回路シート13とを圧
接して保持する保持具15が設けられ、該保持具15
は、保持具本体21と、該保持具本体21の内側面で前
記液晶表示板11の一部を挿入する第一挿入溝22と、
保持具本体21の外側面から前記接続用回路シート13
を第一挿入溝22まで挿入するための第二挿入溝23
と、第一挿入溝22内の液晶表示板11と接続用回路シ
ート13とを圧接する圧接手段24とを有せしめられた
ものである。
【0014】本発明請求項2による課題解決手段は、請
求項1記載の圧接手段24は、保持具本体21の中央部
で第一挿入溝22に隣接形成された中央凹部31と、該
中央凹部31に遊嵌される遊嵌体32と、該遊嵌体32
を第一挿入溝22側へ押圧するための多段カム33と、
該多段カム33を前記中央凹部31の下端部から遊嵌体
32側に付勢する板ばね34とからなるものである。
【0015】本発明請求項3による課題解決手段は、請
求項1記載の保持具本体21に、請求項1記載の背面照
明装置14を保持する保持爪26が形成されたものであ
る。
【0016】本発明請求項4による課題解決手段は、請
求項1記載の保持具本体21に、請求項1記載の駆動回
路12が装着されたものである。
【0017】本発明請求項5による課題解決手段は、請
求項1または請求項3記載の液晶表示装置において、保
持具15は、液晶表示板11に対して着脱自在とされた
ものである。
【0018】
【作用】上記請求項1,2による課題解決手段におい
て、複数の保持具15にて、接続用回路シート13と液
晶表示板11を接続する際、第一挿入溝22に液晶表示
板11の一部を挿入し、第二挿入溝23から接続用回路
シート13を第一挿入溝22まで挿入し、液晶表示板1
1と接続用回路シート13とを重ね合わせる。
【0019】次に、圧接手段24としての多段カム33
をひねり、板ばね34にて多段カム33を中央凹部31
の下端部から遊嵌体32側に付勢し、遊嵌体32の押圧
にて液晶表示板11と接続用回路シート13とを圧接す
る。
【0020】請求項3では、保持具15の保持爪26に
て背面照明装置14を併せて保持でき、そのための専用
部材を省略できる。
【0021】請求項4では、保持具本体21に駆動回路
12を装着しているので、そのための専用部材を省略で
きる。
【0022】請求項5では、背面照明装置14の光源交
換時には、液晶表示板11を保持具15から外すこと
で、液晶表示装置の照明面を開口でき、背面照明装置1
4全体を液晶表示装置から取り外さなくても光源を交換
できる。
【0023】
【実施例】本発明一実施例の液晶表示装置は、図1〜4
の如く、液晶表示板11(LCDパネル)と、該液晶表
示板11を駆動するための駆動回路12(ドライバI
C)と、該液晶表示板11と駆動回路12との間に介在
接続される接続用回路シート13と、前記液晶表示板1
1の後方に配された背面照明装置14と、前記液晶表示
板11と接続用回路シート13とを圧接して保持する複
数個の保持具15(コネクタ)とを有している。
【0024】前記液晶表示板11は、液晶層が透明電極
を有する一対のガラス板や偏光板にて密閉されてなり、
その四辺端部に保持段部16が形成され、該保持段部1
6の上面に端子17が形成されている。
【0025】前記駆動回路12は、図1の如く、前記液
晶表示板11の透明電極に駆動信号を供給する従来と同
様の一般的な回路であり、後述の保持具本体21の外側
面に絶縁ペースト等で直接取付け可能とされている。
【0026】前記接続用回路シート13は、図1,4の
如く、樹脂性絶縁シートの片面(下面)に電気回路がパ
ターン形成されたテープキャリア(TAB)方式のもの
であり、他方の面(上面)は電気的絶縁面とされる。
【0027】前記背面照明装置14は、図1,2の如
く、液晶表示板11の後方に平行に配された単数または
複数の図示しない光源と、該光源を後方から保持する光
源カバー19とからなる。前記光源は、例えば管径3m
m程度の冷陰極管(CCFT)が使用され、例えばソケ
ット式プラグ等で脱着可能に取り付けられる。該光源の
上方(液晶表示板側)には、輝度均一のため図示しない
拡散板が配置される。また、前記光源カバー19は、ポ
リカーボネート樹脂等の反射率の高い絶縁樹脂成形部材
が使用され、平らな矩形に形成されている。
【0028】前記各保持具15は、図3,4の如く、保
持具本体21と、該保持具本体21の内側面で前記液晶
表示板11の一部を着脱自在に挿入する第一挿入溝22
と、保持具本体21の外側面から前記接続用回路シート
13を第一挿入溝22まで挿入するための第二挿入溝2
3と、前記第一挿入溝22内の液晶表示板11と接続用
回路シート13とを圧接する圧接手段24とを有せしめ
られている。
【0029】前記保持具本体21は、一定の弾性を有す
る樹脂を用いて略直方体に形成され、その内側面中央部
から下端部には、後述の圧接手段24の中央凹部31
が、第一挿入溝22に隣接して開口されている。該保持
具本体21の内側面下端部には、前記背面照明装置14
の光源カバー19を下側から保持するL字形の保持爪2
6が突出形成されている。そして、図5の如く、複数個
(例えば五個)の保持具本体21が、一体的に連結した
状態で成形されている。
【0030】前記第一挿入溝22は、保持具本体21の
内側面中央部を横切るよう形成されている。該第一挿入
溝22の上溝壁には、前記接続用回路シート13に当接
する際にその破損を防止するよう、例えば導電性ゴム等
からなる弾性片27が添設される。なお、該弾性片27
を導電性とするのは、接続用回路シート13に接続しな
いときに、導電性の弾性片27が液晶表示板11の端子
17に接触することで、液晶表示板11内の静電気を逃
がし、透明電極等の回路を保護するためである。
【0031】前記第二挿入溝23は、前記第一挿入溝2
2に連通されているが、保持具本体21が完全に上下に
分断してしまうのを防止するよう、前記接続用回路シー
ト13の幅寸法に限って形成されている。また、保持具
本体21の強度を確保するため、図5の如く、隣り合っ
た保持具15の第二挿入溝23について傾斜角度を違え
ており、これにより隣り合った保持具15の第二挿入溝
23が一度に拡がって保持具本体21が裂けてしまうの
を防止している。
【0032】前記圧接手段24は、前記中央凹部31
と、該中央凹部31に遊嵌される遊嵌体32と、該遊嵌
体32を第一挿入溝22側へ押圧するための不等辺多角
形の多段カム33と、該多段カム33を前記中央凹部3
1の下端部から遊嵌体32側に付勢する板ばね34とか
らなる。
【0033】前記遊嵌体32は、前記中央凹部31内で
上下動自在とされ、その下面には、後述の多段カム33
を挿入する挿入凹部35が開口される。該挿入凹部35
の深さ寸法D1は、多段カム33の対辺間距離のうち最
も小さい寸法L1にほぼ等しく設定されている。
【0034】前記多段カム33は、図4の如く、横軸3
8周りに回動自在とされており、該横軸38は、保持具
本体21の側部に突出されたノブ(図示せず)にて回動
操作される。該多段カム33は、不等辺多角形に形成さ
れ、また前記横軸38が偏心されることで、上下方向に
ついて少なくとも二種類以上の寸法、例えば、対辺間距
離寸法L1および対角間距離寸法L2等に変化可能とさ
れる。
【0035】前記板ばね34は、遊嵌体32が中央凹部
31内に挿入された際、挿入凹部35の入り口に配置さ
れる。
【0036】図2中、41は上ケース、42は下ケース
である。
【0037】上記構成の液晶表示装置の組立工程時に
は、まず、光源カバー19内に光源を配置する。
【0038】次に、複数の保持具15にて、接続用回路
シート13と液晶表示板11を接続し、背面照明装置1
4とともに保持する。このときの手順を詳述する。
【0039】まず、保持具15の中央凹部31に遊嵌体
32を遊嵌し、遊嵌体32の挿入凹部35に多段カム3
3を挿入する。そして、中央凹部31の下端部を板ばね
34で閉塞しておく。
【0040】そして、各保持具15のノブ(図示せず)
を調整し、多段カム33を横軸38周りに回動操作する
ことで、多段カム33の上下寸法をその最も小さい対辺
間距離寸法L1の状態にして、遊嵌体32を自然状態と
する。このとき、第一挿入溝22の溝幅が大となるた
め、図5の如く、ここに液晶表示板11の保持段部16
を挿入する。
【0041】これと同時に、各保持具15の保持爪26
の上側に、背面照明装置14の光源カバー19を嵌入
し、保持爪26にて光源カバー19を下側から保持す
る。
【0042】ここで、この時点では第一挿入溝22は大
幅であるので、第一挿入溝22の上壁と保持段部16と
の間には、十分な間隙ができている。
【0043】次に、図5の如く、第二挿入溝23から接
続用回路シート13を挿入し、接続用回路シート13の
先端部が液晶表示板11の保持段部16に重なるまで押
し進める。
【0044】接続用回路シート13の先端部が保持段部
16に重なる位置に到着したら、図4の如く、各保持具
15のノブを90度ひねって、多段カム33を横軸38
周りに回動操作し、多段カム33の上下寸法を最も大き
い対角間距離寸法L2の状態にする。
【0045】そうすると、挿入凹部35の入り口にある
板ばね34は、多段カム33により下方に湾曲し、その
弾性復元力にて、多段カム33を遊嵌体32側に付勢す
る。そして、遊嵌体32は、液晶表示板11の保持段部
16を押圧し、これを接続用回路シート13に押圧す
る。
【0046】このとき、接続用回路シート13の上面
は、第一挿入溝22の上溝壁の弾性片27にて上動を抑
止され、液晶表示板11の端子17と接続用回路シート
13とを互いに圧接する。このような締め付け状態とす
ることにより、接続用回路シート13との液晶表示板へ
の取り付けは終了する。
【0047】ここで、圧接強度については、多段カム3
3の形状により二段階以上の選択が可能であるため、仮
固定時等に接続用回路シート13の位置合わせをした
り、圧接前の固定等を容易に行える。
【0048】また、保持具15は、図1,2の如く、背
面照明装置14および液晶表示板11を同時に支持する
部材として機能するため、従来必要であった専用支持部
材としてベースプレートや異方性導電膜を省略できるの
で、構造が簡単になり、小型、薄型化が可能となり、部
品点数を軽減でき、製造コストを軽減できる。
【0049】また、異方性導電膜の粘着、接続のための
仮留め、加熱圧着、コーティング処理等の多くの作業工
程が不要となるので、製造工程を簡略化でき、補修や部
品交換等のメンテナンス性がよくなる。
【0050】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0051】例えば、上記実施例では、背面照明装置1
4を保持具15で保持していたが、図6の如く、下ケー
ス42に直接取り付けられていてもよい。そうすると、
例えば、図10に示す従来技術では、シールド用の下ケ
ースを外した後、背面照明装置は別の支持部材(ベース
プレート)にビス等で固定されており、これの交換は必
ずしも容易なものではなかったのに対し、図6の例で
は、下ケース42を外すことによって、背面照明装置1
4の光源の交換を容易にでき、メンテナンス作業が簡単
になる。
【0052】また、図7の如く、液晶表示板11のいず
れかの一辺を占める複数の保持具15を一体的に連結
し、ヒンジ部45にて開閉自在とし、液晶表示板11
や、背面照明装置14の拡散板46を簡単に外せるよう
構成すれば、中の光源47(蛍光灯)の交換が容易にな
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1,2によると、液晶表示板を挿入する第一挿入溝
と、接続用回路シートを挿入する第二挿入溝と、液晶表
示板と接続用回路シートとを圧接する圧接手段とを有す
る保持具を設けているので、従来必要であった専用支持
部材としてベースプレートや異方性導電膜を省略でき
る。したがって、構造が簡単になり、小型、薄型化が可
能となり、部品点数を軽減でき、製造コストを軽減でき
る。しかも、異方性導電膜の粘着、接続のための仮留
め、加熱圧着、コーティング処理等の多くの作業工程が
不要となるので、製造工程を簡略化でき、補修や部品交
換等のメンテナンス性がよくなる。
【0054】請求項3によると、保持具本体に背面照明
装置を併せて保持する保持爪を形成しているので、背面
照明装置を保持するための専用部材を省略できる。
【0055】請求項4によると、保持具本体に駆動回路
を直接装着しているので、そのための専用部材を省略で
きる。
【0056】これらのことから、構造を簡略化でき、製
造コストを軽減でき、小型・軽量薄型化の可能性を広げ
得る。
【0057】請求項5によると、保持具を液晶表示板に
対して着脱自在としているので、背面照明装置の光源交
換時に、液晶表示板を保持具から外すだけで液晶表示装
置の照明面を開口でき、背面照明装置全体を液晶表示装
置から取り外さなくても光源を交換できる。したがっ
て、メンテナンスが楽になるといった優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置を示す要部構
成図
【図2】本発明の一実施例の液晶表示装置を示す全体構
成図
【図3】本発明の一実施例の液晶表示装置を示す要部斜
視図
【図4】本発明の一実施例の圧接手段の動作原理を示す
要部断面図
【図5】液晶表示板や接続用回路シートの保持具への挿
入動作を示す斜視図
【図6】本発明の他の実施例を示す分解斜視図
【図7】本発明の他の実施例を示す分解斜視図
【図8】従来の液晶表示装置における液晶表示板および
接続用回路シートの接続方法の一例を示す図
【図9】従来の液晶表示装置における液晶表示板および
接続用回路シートの接続方法の他の例を示す斜視図
【図10】従来の液晶表示装置の分解斜視図
【符号の説明】
11 液晶表示板 12 駆動回路 13 接続用回路シート 14 背面照明装置 15 保持具 21 保持具本体 22 第一挿入溝 23 第二挿入溝 24 圧接手段 26 保持爪 31 中央凹部 32 遊嵌体 33 多段カム 34 板ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示板と、該液晶表示板を駆動する
    ための駆動回路と、該液晶表示板と駆動回路との間に介
    在接続される接続用回路シートと、前記液晶表示板の後
    方に配された背面照明装置とを有する液晶表示装置にお
    いて、前記液晶表示板と接続用回路シートとを圧接して
    保持する保持具が設けられ、該保持具は、保持具本体
    と、該保持具本体の内側面で前記液晶表示板の一部を挿
    入する第一挿入溝と、保持具本体の外側面から前記接続
    用回路シートを第一挿入溝まで挿入するための第二挿入
    溝と、第一挿入溝内の液晶表示板と接続用回路シートと
    を圧接する圧接手段とを有せしめられたことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接手段は、保持具本体
    の中央部で第一挿入溝に隣接形成された中央凹部と、該
    中央凹部に遊嵌される遊嵌体と、該遊嵌体を第一挿入溝
    側へ押圧するための多段カムと、該多段カムを前記中央
    凹部の下端部から遊嵌体側に付勢する板ばねとからなる
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の保持具本体に、請求項1
    記載の背面照明装置を保持する保持爪が形成されたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の保持具本体に、請求項1
    記載の駆動回路が装着されたことを特徴とする液晶表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3記載の液晶表示
    装置において、保持具は、液晶表示板に対して着脱自在
    とされたことを特徴とする液晶表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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