JPH0614854A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number
JPH0614854A
JPH0614854A JP17696792A JP17696792A JPH0614854A JP H0614854 A JPH0614854 A JP H0614854A JP 17696792 A JP17696792 A JP 17696792A JP 17696792 A JP17696792 A JP 17696792A JP H0614854 A JPH0614854 A JP H0614854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
wall
port body
sucking port
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17696792A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP17696792A priority Critical patent/JPH0614854A/ja
Publication of JPH0614854A publication Critical patent/JPH0614854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下部本体ケース12,13の前面を含む周面に
沿ってバンパ14を挟持し、バンパ14の保護部15に長手方
向に沿って帯状の凹部21を形成する。凹部21に、絨毛22
を植設したブラシ体24を背面の接着部にて、絨毛22の先
端が吸込口体11の外周面より外方に突出して着脱自在に
取り付ける。吸込口体11の吸込口の前側および長手方向
両端側に傾斜面12a を形成する。傾斜面12a に、絨毛35
が、吸込口体11の外周より外方に突出し、先端が床面に
接触するようにブラシ体34を取り付ける。 【効果】 壁面に沿って吸込口体11を移動して掃除する
際に、絨毛22が吸込口体11の走行方向と反対側に倒れて
壁面との摩擦抵抗を低減し、走行性を向上できる。絨毛
35が壁際の角部に容易に入り込み、壁面に付着した塵埃
および角部付近に堆積した塵埃も掃除でき、壁際まで十
分に掃除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絨毛部材を有したブラ
シ体をケース体に設けた電気掃除機の吸込口体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、壁際を効率よく掃除できる電気掃
除機の吸込口体としては、例えば図5に示す構成が知ら
れている。
【0003】そして、この図5に示す電気掃除機の吸込
口体1は、上ケース1aおよび下ケース1bの2つの部材か
ら形成され、上ケース1aの下面周縁と下ケース1bの上面
周縁とにて可撓性を有する軟質塩化ビニル製などからな
るバンパ2が挟持されている。また、下ケース1bの前面
側の下縁に下方に向かって突出し、可撓性を有する板状
のシールリップ3を吸込口体1の下面に開口する吸込口
4の前側に取り付けている。そして、吸込口4の気密性
を高めて吸引力を向上している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気掃除機の吸込口体1において、壁際を掃除する
際に壁に沿って吸込口体1を走行させると、軟質塩化ビ
ニル製などのバンパ2が壁面と接触し、壁面とバンパ2
との摩擦によって吸込口体1の走行性が低下するととも
に、バンパ2が壁面に接触してバンパ2を損傷したり、
壁面を汚す問題がある。また、シールリップ3を下ケー
ス1bに設けたため、下ケース1bにシールリップ3を支持
するための構成が必要となり、壁面に当接したバンパ2
とシールリップ3との間に距離を有し、この距離間では
吸塵を行えず、特に塵埃が堆積し易い壁際の掃除ができ
ない範囲が生じる問題を有している。
【0005】また、シールリップ3は気密性を向上する
ものであり、絨毯に付着した塵埃を掻き出す効果は小さ
く、絨毯の中の塵埃を十分に掃除することができない問
題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、請求項1記
載のものは掃除作業性が向上するとともに、壁際まで十
分に掃除できる電気掃除機の吸込口体を提供することを
目的とし、請求項2記載のものは、掃除作業性を損うこ
となく、掻き出し効果を向上し壁際まで十分に掃除でき
る電気掃除機の吸込口体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の電
気掃除機の吸込口体は、被掃除面に対向する下面に吸込
口が形成されたケース体と、このケース体の外周の少な
くとも一部に外周に沿って設けられた絨毛部材を有する
ブラシ体とを備え、前記絨毛部材は、前記ケース体の外
周より外方に突出して植設されたものである。
【0008】請求項2記載の発明の電気掃除機の吸込口
体は、被掃除面に対向する下面に吸込口が形成されたケ
ース体と、このケース体の下面周縁に形成されたテーパ
面部と、このテーパ面部に設けられた絨毛部材を有する
ブラシ体とを備え、前記絨毛部材は、ケース体の外周よ
り外方に突出し、かつ、先端は前記被掃除面に接触する
ものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明の電気掃除機の吸込口体
は、ケース体の外周の少なくとも一部に、外周より外方
に突出して絨毛部材を植設したブラシ体を設けたことに
より、壁面に当接して壁面に沿ってケース体を移動して
掃除する際に、絨毛部材が壁面に接触して摩擦抵抗が低
減し、ケース体の走行性を向上するとともに、壁面に付
着した塵埃も掃除でき、壁際まで十分に掃除できる。
【0010】請求項2記載の発明の電気掃除機の吸込口
体は、ケース体の少なくとも前側のテーパ面部に、絨毛
部材がケース体の外周より外方に突出し、かつ、先端が
被掃除面に接触するようにブラシ体を設けたことによ
り、ケース体の移動の際に、ブラシ体がテーパ面部に設
けられているので絨毛部材が倒れ込みやすく走行性を損
うことなく、絨毛部材の先端が壁際の角まで容易に接触
するため、壁際に堆積した塵埃も掻き出して吸い込み、
壁際まで十分に掃除できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0012】図1および図2において、11はケース体と
しての進行方向に対して横長の吸込口体で、この吸込口
体11は、下部本体ケース12と、この下部本体ケース12の
上に結合固定される上部本体ケース13とからなり、これ
ら上下部本体ケース12,13の前面を含む周面に沿って保
護体としてのバンパ14が挟持されている。
【0013】そして、このバンパ14は、図3に示すよう
に、吸込口体11の側面に沿って外方に向かって突出する
ように突状に形成された保護部15と、この保護部15の内
面より内方に突出し上下部本体ケース12,13の周縁にて
挟持される挟持部16とをポリウレタンなどから柔軟性を
有する可撓性部材にて一体に形成されている。
【0014】さらに、保護部15には、略中央に長手方向
に沿って帯状に凹部21が形成されている。そして、この
凹部21には、表面にナイロンなどから形成された絨毛部
材としての絨毛22が植設され背面に接着部23が設けられ
た、例えばフェルト生地などのブラシ体24が、壁面25に
絨毛22の先端が接触するように吸込口体11の外周より外
方に突出して着脱自在に接着部23の粘着力によって着脱
自在に取り付けられている。なお、この接着部23は、ブ
ラシ体24を取り外して水洗いなどしても粘着力の低下し
ない接着剤などが付されている。
【0015】また、図2に示すように、吸込口体11に
は、被掃除面としての床面31と対向する吸込口体11の下
面に、進行方向側である前側に横長方向に細長い吸込口
32が開口形成されている。そして、この吸込口32の前側
および長手方向両端側には、テーパ状に傾斜するテーパ
面部としての傾斜面12a が形成されている。
【0016】そして、この傾斜面12a には、ブラシ体24
と同様に背面に接着部33が設けられた、例えばフェルト
生地などのブラシ体34が、図4に示すように、表面に植
設されたバンパ14の摩擦抵抗性より低い摩擦抵抗性材
料、例えばナイロンなどから形成された絨毛部材として
の絨毛35が、吸込口体11の外周より外方に突出し、か
つ、先端が床面31に接触するように、着脱自在に接着部
33の粘着力によって取り付けられている。また、このブ
ラシ体34は、絨毛35にて吸込口体11の下面が気密性を向
上するように設けられている。
【0017】さらに、前記吸込口体11の後部中央に、吸
込口32に連通する連通管36が回動自在に取り付けられて
いる。そして、この連通管36は、図示しない延長管を介
してホースに着脱自在に接続され、さらに掃除機本体に
接続され、吸込口32は、連通管36、延長管、および、ホ
ースを介して図示しない掃除機本体の集塵室に連通され
る。
【0018】また、吸込口32の後部に、床面31に接触す
るように下部本体ケース12の下面より突出して従動輪37
が回転自在に設けられている。そして、吸込口体11は、
この従動輪37によって床面31上に摺動可能になってい
る。また、前記ブラシ体34の絨毛35は、これら従動輪37
の外周下端にて形成される面より突出する長さに形成さ
れている。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0020】掃除を行う際、図示しない掃除機本体にホ
ースおよび延長管を介して吸込口体11を接続する。次
に、ホースの延長管側の端部を把持しながら押動して、
吸込口体11を床面31に接触させながら前後に走行させ
る。そして、壁際において、吸込口体11の横長方向の一
側面を壁面25に対向させ、バンパ14に取り付けたブラシ
体24の絨毛22が壁面25に当接する。そして、絨毛22が吸
込口体11の走行方向と反対側に倒れて走行抵抗を小さく
し、壁面25に付着した塵埃を掃き取りながら吸込口体11
を走行させて掃除する。また、壁際の角部付近は、ブラ
シ体34の絨毛35の先端が角部に入り込み、角部に堆積し
た塵埃を掻き取りながら負圧によって吸い込んで掃除す
る。
【0021】このようにして床面31から吸込口32を介し
て吸い込まれた塵埃は、連通管36、ホースを介して掃除
機本体の集塵室に集塵される。
【0022】上記構成によれば、吸込口体11の前面を含
む周面に沿って設けられたバンパ14に、外周より外方に
突出する絨毛22を植設したブラシ体24を取り付けたこと
により、壁面25に当接して壁面25に沿って吸込口体11を
移動して掃除する際に、絨毛22が吸込口体11の走行方向
と反対側に倒れて、壁面25との接触面積がバンパ14より
小さくなり摩擦抵抗が低減し、吸込口体11の走行性が向
上するとともに、壁面25に付着した塵埃も掃除でき、壁
際まで十分に掃除できる。さらに、壁面25に接触する絨
毛22の倒れ込みにより、バンパ14の弾性変形とともに吸
込口体11に加わる壁面25からの衝撃を低減し、吸込口体
11の損傷を防止するとともに、バンパ14の損傷も防止で
きる。
【0023】また、吸込口体11に形成された傾斜面12a
に、吸込口体11の外周より外方に突出し、かつ、絨毛35
の先端が床面31に接触するようにブラシ体34を取り付け
たことにより、ブラシ体34の絨毛35の先端が容易に壁際
の角部に入り込み、壁際に堆積した塵埃も掻き出して吸
い込み、塵埃の堆積し易い壁際まで十分に掃除できる。
また、吸込口体11の移動の際に、絨毛35が容易に吸込口
体11の走行方向と反対側に倒れ込んで床面31との摩擦抵
抗を低減し、走行性を損わずに、吸込口体11の下面の気
密性の向上による吸込力を向上できる。
【0024】さらに、ブラシ体24,34を着脱自在に取り
付けたことにより、掃除作業にてブラシ体24,34が汚れ
ても取り外して水洗いし、再び取り付けるだけでよく、
保守管理が容易である。
【0025】なお、上記実施例において、ブラシ体24,
34をナイロンなどから形成された絨毛22,35が植設され
たフェルト生地などから形成させて説明したが、絨毯の
ようなものでもできる。
【0026】また、ブラシ体24,34の接着部23,33を水
洗いなどしても粘着力の低下しない接着剤などを付して
説明したが、ファスナ式やカセット式などによって吸込
口体11に取り付けることもできる。
【0027】さらに、傾斜面12a を吸込口32の前側およ
び長手方向両端側に形成し、ブラシ体を取り付けて説明
したが、吸込口体11の下面周縁全体に形成してもでき、
ブラシ体34も傾斜面の一部にだけ取り付けてもできる。
【0028】また、キャニスタ型の電気掃除機の吸込口
体に限らず、吸込口体11が電気掃除機本体の下面に直接
形成されたアップライト型、その他自走式の一体型にも
適用することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明の電気掃除機の吸込
口体によれば、ケース体の外周の少なくとも一部に、外
周より外方に突出して絨毛部材を植設したブラシ体を設
けたことにより、壁面に当接して壁面に沿ってケース体
を移動して掃除する際に、絨毛部材が壁面に接触して摩
擦抵抗が低減し、ケース体の走行性を向上するととも
に、壁面に付着した塵埃も掃除でき、壁際まで十分に掃
除できる。
【0030】請求項2記載の発明の電気掃除機の吸込口
体によれば、ケース体の少なくとも前側のテーパ面部
に、ケース体の外周より外方に突出し、かつ、先端が被
掃除面に接触するようにブラシ体を設けたことにより、
ケース体の移動の際に、ブラシ体がテーパ面部に設けら
れているので絨毛部材が倒れ込みやすく走行性を損うこ
となく、絨毛部材の先端が壁際の角度まで容易に接触す
るため、壁際に堆積した塵埃も掻き出して吸い込み、壁
際まで十分に掃除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す吸引口体の上面側の斜視図である。
【図2】同上の下面側の斜視図である。
【図3】同上の図1中に示すA−Aのブラシ体付近の断
面図である。
【図4】同上の図1中に示すB−Bのブラシ体付近の断
面図である。
【図5】従来の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示す
吸込口体の上面側の斜視図である。
【符号の説明】
11 ケース体としての吸込口体 12a テーパ面部としての傾斜面 22,35 絨毛部材としての絨毛 24,34 ブラシ体 31 被掃除面としての床面 32 吸込口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掃除面に対向する下面に吸込口が形成
    されたケース体と、 このケース体の外周の少なくとも一部に外周に沿って設
    けられた絨毛部材を有するブラシ体とを備え、 前記絨毛部材は、前記ケース体の外周より外方に突出し
    て植設されたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. 【請求項2】 被掃除面に対向する下面に吸込口が形成
    されたケース体と、 このケース体の下面周縁に形成されたテーパ面部と、 このテーパ面部に設けられた絨毛部材を有するブラシ体
    とを備え、 前記絨毛部材は、ケース体の外周より外方に突出し、か
    つ、先端は前記被掃除面に接触することを特徴とする電
    気掃除機の吸込口体。
JP17696792A 1992-07-03 1992-07-03 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH0614854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17696792A JPH0614854A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 電気掃除機の吸込口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17696792A JPH0614854A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 電気掃除機の吸込口体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614854A true JPH0614854A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16022844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17696792A Pending JPH0614854A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 電気掃除機の吸込口体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000150A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 自走式掃除機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000150A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 自走式掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH081731Y2 (ja) 濡れ雑巾機能を有する真空掃除機
US10765281B2 (en) Suction head for a vacuum cleaner and method of operation
CN111358366A (zh) 一种地刷、清洁装置及自移动清洁机器人
JP3661216B2 (ja) 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機
US5953787A (en) Suction globe of a vacuum cleaner
JP3457553B2 (ja) 電気掃除機用吸込口体
JPH0614854A (ja) 電気掃除機の吸込口体
US5907888A (en) Suction nozzle of vacuum cleaners
JPH0759689A (ja) 電気掃除機の吸込具
KR20120116248A (ko) 로봇 청소기
KR200144861Y1 (ko) 진공청소기의 브러쉬헤드구조
JP2903427B2 (ja) 電気掃除機
JPS6110593Y2 (ja)
CN213696725U (zh) 一种滚刷及带有该滚刷的吸尘器地刷组件
JP5332973B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
JP3024256B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
KR20030023224A (ko) 진공 청소기의 흡입구체용 미세먼지 떨이 장치
KR100627894B1 (ko) 로봇 청소기용 확장 브러쉬
CN108553020B (zh) 刷体、地刷及吸尘器
KR960000914Y1 (ko) 진공청소기의 브러쉬
JPS6142515Y2 (ja)
JPH04122331A (ja) 電気掃除機の吸込具
JP3132206B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
US20040221419A1 (en) Vacuum cleaner nozzle
JPH11299712A (ja) 電気掃除機の床用吸込具