JPH06148243A - 圧電振動板のインピーダンス測定方法 - Google Patents

圧電振動板のインピーダンス測定方法

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Publication number
JPH06148243A
JPH06148243A JP4299792A JP29979292A JPH06148243A JP H06148243 A JPH06148243 A JP H06148243A JP 4299792 A JP4299792 A JP 4299792A JP 29979292 A JP29979292 A JP 29979292A JP H06148243 A JPH06148243 A JP H06148243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
piezoelectric
piezoelectric vibrating
impedance
vibrating plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4299792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Matsumura
光教 松村
Shuho Saito
秀峰 斎藤
Hideki Sakamoto
秀樹 坂本
Toshiaki Yamashita
敏明 山下
Masataka Kida
雅隆 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧電振動板における振動ノード点の正確な位
置決めを行わなくてもインピーダンス特性を正しく測定
することができ、しかも、測定作業の自動化を図ること
が可能な圧電振動板の有するインピーダンス測定方法を
提供する。 【構成】 本発明方法は、表裏面それぞれに電極が形成
された圧電セラミック板2と、その裏面側電極に対面接
合された金属板3とからなる平板状の圧電振動板1をそ
の平面方向に沿って載置した後、この圧電振動板1の有
するインピーダンス特性を拡がり振動モード条件下で測
定することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電振動板のインピー
ダンス測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電ブザーなどに組み込んで使用される
圧電振動板1は、図2で示すように、表裏面それぞれに
電極(図示していない)が形成された圧電セラミック板
2と、これよりも外径の大きな金属板3とを対面接合し
た平板状となっているのが一般的であり、組み込み前に
おける圧電振動板1に対しては、これの有するインピー
ダンス特性をベンディング振動モード条件下で測定する
ことが行われている。そして、このインピーダンス測定
に際しては、対向配置された左右一対の爪治具4によっ
て測定対象となる圧電振動板1の振動ノード点(振動モ
ードの節点)を挟み込んで吊り下げ支持することが行わ
れており、爪治具4それぞれは所要機能を有するインピ
ーダンス測定器5に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベンディン
グ振動モード条件下で行われるインピーダンス測定方法
においては、爪治具4によって圧電振動板1の振動ノー
ド点を正確に挟んでいなければ本来のインピーダンス特
性を測定することができず、挟み込む位置が多少とも異
なると測定値が大きく変化することが起こるため、正し
いインピーダンス特性が検出しにくいという不都合があ
った。また、圧電振動板1を吊り下げ支持しておく必要
があることから、測定作業の自動化を図るのは大変に難
しいのが実状となっていた。
【0004】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであって、圧電振動板における振動ノード点の
正確な位置決めを行わなくてもインピーダンス特性を正
しく測定することができ、測定作業の自動化を図ること
が可能なインピーダンス測定方法の提供を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる圧電振動
板のインピーダンス測定方法は、このような目的を達成
するために、表裏面それぞれに電極が形成された圧電セ
ラミック板と、その裏面側電極に対面接合された金属板
とからなる平板状の圧電振動板をその平面方向に沿って
載置した後、この圧電振動板の有するインピーダンス特
性を拡がり振動モード条件下で測定することを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】上記方法によれば、平面方向に沿って載置され
た圧電振動板のインピーダンス特性を拡がり振動モード
条件下において測定するのであるから、従来のベンディ
ング振動モード条件下におけるインピーダンス測定時の
ように、圧電振動板の振動ノード点を正確に位置決めし
たうえで吊り下げ支持しておく必要はないことになる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかるインピーダンス測定方
法を実施するための具体的な構成を示す説明図であり、
本発明方法は、圧電ブザーなどに組み込んで使用される
平板状の圧電振動板1、すなわち、表裏面それぞれに電
極(図示していない)が形成された圧電セラミック板2
と、これよりも大きな外径を有し、かつ、導電性接着剤
(図示していない)などを用いて圧電セラミック板2の
裏面側電極と対面接合された金属板3とからなる圧電振
動板1の有するインピーダンス特性を拡がり振動モード
条件下で測定するものである。なお、この図1において
は、従来例を示す図2と互いに同一もしくは相当する部
品、部分に同一符号を付している。
【0008】すなわち、測定対象としての圧電振動板1
は、図1で示すように、金属板3を下側とする平面方向
に沿った姿勢で測定台10上に載置されるようになって
おり、その金属板3は測定台10の載置面上に配設され
た下側電極11と対面接触させられている。また、測定
台板10上に載置された圧電振動板1上、すなわち、こ
の圧電振動板1を構成する圧電セラミック板2の表面側
電極上には上側電極板12を介したうえで重り13が載
置されており、上側電極板12から下向きに突出して設
けられた複数本の電極棒14それぞれは圧電セラミック
板2の表面側電極における所定箇所ごとに押し付け接触
させられている。そして、このとき、下側電極11及び
電極棒14のそれぞれは、従来例同様の所要機能を有す
るインピーダンス測定器5に対してリード線15を介し
て接続されている。そこで、この圧電振動板1の有する
インピーダンス特性は、拡がり振動モード条件下で測定
されることになる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、平面方向に沿って載置された圧電振動板のインピー
ダンス特性を拡がり振動モード条件下において測定する
のであるから、圧電振動板の振動ノード点を正確に位置
決めしておく必要はなくなり、振動ノード点の正確な位
置決めを行わなくてもインピーダンス特性を正しく測定
することができる。また、従来例のように圧電振動板を
吊り下げ支持する必要はなくなり、ただ単に圧電振動板
を平面方向に沿って載置しておけば済むのであるから、
インピーダンス測定作業の自動化を図ることが可能とな
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるインピーダンス測定方法の具
体構成を示す説明図である。
【図2】従来例にかかるインピーダンス測定方法の具体
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 圧電振動板 2 圧電セラミック板 3 金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 敏明 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 木田 雅隆 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏面それぞれに電極が形成された圧電
    セラミック板(2)と、その裏面側電極に対面接合され
    た金属板(3)とからなる平板状の圧電振動板(1)を
    その平面方向に沿って載置した後、この圧電振動板
    (1)の有するインピーダンス特性を拡がり振動モード
    条件下で測定することを特徴とする圧電振動板のインピ
    ーダンス測定方法。
JP4299792A 1992-11-10 1992-11-10 圧電振動板のインピーダンス測定方法 Pending JPH06148243A (ja)

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JP4299792A JPH06148243A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 圧電振動板のインピーダンス測定方法

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JPH06148243A true JPH06148243A (ja) 1994-05-27

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JP4299792A Pending JPH06148243A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 圧電振動板のインピーダンス測定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101148016B1 (ko) * 2010-12-31 2012-05-24 인하대학교 산학협력단 나노선 제너레이터를 이용한 기전력 측정 시스템 및 이를 이용한 기전력 측정 방법

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KR101148016B1 (ko) * 2010-12-31 2012-05-24 인하대학교 산학협력단 나노선 제너레이터를 이용한 기전력 측정 시스템 및 이를 이용한 기전력 측정 방법

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