JP2000338128A - 加速度センサ素子の感度評価方法 - Google Patents

加速度センサ素子の感度評価方法

Info

Publication number
JP2000338128A
JP2000338128A JP2000069860A JP2000069860A JP2000338128A JP 2000338128 A JP2000338128 A JP 2000338128A JP 2000069860 A JP2000069860 A JP 2000069860A JP 2000069860 A JP2000069860 A JP 2000069860A JP 2000338128 A JP2000338128 A JP 2000338128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor element
vibration
acceleration sensor
sensitivity
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000069860A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
Kazuyoshi Shibata
和義 柴田
Hideki Ando
秀樹 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
NGK Optoceramics Co Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
NGK Optoceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, NGK Optoceramics Co Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2000069860A priority Critical patent/JP2000338128A/ja
Publication of JP2000338128A publication Critical patent/JP2000338128A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/084Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass the mass being suspended at more than one of its sides, e.g. membrane-type suspension, so as to permit multi-axis movement of the mass

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動試験機に由来するノイズ振動の影響を排
除することができ、測定対象とする軸の感度と他の軸の
感度とをいずれも正確に評価することが可能な加速度セ
ンサ素子の感度評価方法を提供する。 【解決手段】 外部から作用する加速度をX,Y,Zの
各軸毎の加速度成分として検出し得る加速度センサ素子
の感度評価方法である。振動試験機に加速度センサ素子
を固定し、測定対象とする軸方向に加振してX,Y,Z
各軸用の検出素子から出力される第1の電気的出力を測
定し、次いで加振軸を中心に180°回転した位置に加
速度センサ素子を固定し、測定対象とする軸方向に再度
加振してX,Y,Z各軸用の検出素子から出力される第
2の電気的出力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、圧電型素子等の
機械的力を電気的信号として出力する検出素子により、
外部から作用する加速度をX,Y,Zの各軸毎の加速度
成分として検出し得る加速度センサ素子の感度を評価す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 自動車産業や機械産業では、力、加速
度、磁気などの物理量を正確に検出できるセンサの需要
が高まっている。特に、二次元あるいは三次元の各成分
ごとにこれらの物理量を検出し得る小型のセンサが望ま
れている。例えば、作用体を有する可撓板上に複数個の
圧電体を載置したセンサが公開されている(特開平5−
26744号公報)。
【0003】 このセンサは、外部から作用体に作用す
る物理量に対応して可撓板が変形するように構成されて
おり、当該可撓板の変形による歪みに応じて圧電体に発
生する電荷により、前記物理量の方向及び大きさを単一
のセンサ素子により三次元的に検出することができるも
のである。
【0004】 作用体を重錘とした加速度センサの例に
より説明すると、図2に示すように、センサ素子に対し
外部から加速度aが作用した場合、重錘10には加速度
aと相反する方向に慣性力fが作用するため、重錘10
−支台11間に横架された可撓板12に慣性力fに伴う
変形が生ずる。
【0005】 当該変形による歪みの方向及び大きさと
可撓板12上に載置された圧電体13の分極方向および
大きさに応じた電荷が圧電体13に発生するため、当該
電荷を上部電極17x,17y,17z及び下部電極1
8から電気的信号として出力することにより外部から作
用する加速度の方向及び大きさを検出することが可能と
なるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 上述の加速度センサ
素子は、外部から作用する加速度をX,Y,Zの各軸毎
の加速度成分として検出するものであることに起因し
て、例えば重錘がX軸方向にのみ加速度を受けているに
も拘わらず、Y軸方向、Z軸方向の感度を示す場合があ
る(以下、このような感度を「ノイズ感度」とい
う。)。
【0007】 センサの信頼性を担保するためにはノイ
ズ感度の存在は好ましくないため、前記の例でいえば検
出すべきX軸方向の感度(以下、このような感度を「主
軸感度」という。)に対するノイズ感度の比率を所定範
囲以内(例えば主軸感度を100%とした場合にノイズ
感度は5%以下など)に抑制する必要がある。
【0008】 但し、加速度センサ素子の製造工程にお
いてノイズ感度を0に作り込むことは非常に困難である
ため、製造した加速度センサ素子のノイズ感度を正確に
評価して、圧電型素子を構成する圧電体の分極度を調整
する分極トリミング或いは圧電型素子を構成する電極の
一部を切除するキャパシタンストリミング等のトリミン
グによりノイズ感度を抑制するように感度較正を行って
いる。
【0009】 一般に、加速度センサ素子の感度評価
は、例えば動電型振動試験機等の加振軸を有する振動試
験機に、加速度センサ素子のX,Y,Zいずれかの軸が
振動試験機の加振軸と一致するように固定して加振し、
X,Y,Z各軸用の圧電型素子から出力される電荷又は
電圧を測定することにより行われる。
【0010】 例えば図1に示すように、振動試験機1
は、内周面に励磁用コイル(又は永久磁石)2を備えた
中空円筒状の基台3と、板バネ4により基台3の円筒状
中空部中心に釣支された、円筒状の振動体5とを備えた
ものであり、振動体5は駆動用コイル6と一体に形成さ
れている。
【0011】 振動試験機1によれば、励磁用コイル2
への通電によって形成された電磁石(若しくは永久磁
石)によって磁界を形成し、当該磁界中において駆動用
コイル6に交流電流を通電することにより振動体5を基
台3の円筒状中空部の中心軸を加振軸として上下方向に
振動させることができる(以下、このような振動を「主
軸振動」という。)。
【0012】 従って、例えば加速度センサ素子のX軸
を前記加振軸と一致するように振動体5の上面に固定し
て加振し、X,Y,Z各軸用の圧電型素子から出力され
る電荷又は電圧を測定すれば、本来検出すべきX軸方向
の感度(主軸感度)と検出すべきでないY軸方向、Z軸
方向の感度(ノイズ感度)のいずれもが正確に評価でき
るはずである。
【0013】 しかしながら、実際には、振動試験機
の振動体を釣支する複数の板バネのバネ性にはバラツキ
があること、加速度センサ素子の振動体への固定時に
荷重を完全に均衡させてバランスを調整するのは困難で
あること、等に起因して、主軸振動のみならず、これと
直交する振動成分(以下、このような振動成分を「ノイ
ズ振動」という。)が発生する場合が生じ得る。
【0014】 前記ノイズ振動は、上述の例でいえば振
動体上の加速度センサ素子をY軸方向、或いはZ軸方向
に振動させる成分であるため、振動体上の加速度センサ
素子はX軸方向のみに振動していないことになる。
【0015】 即ち、このような場合には、Y軸用素
子、Z軸用素子の感度はノイズ振動の影響を含んだ値で
しか評価できず、ノイズ感度を正確に評価することがで
きないという問題があった。ノイズ感度が正確に評価で
きなければ、ノイズ感度を抑制する感度較正を行うこと
もできないため、加速度センサ素子の信頼性の低下につ
ながり好ましくない。
【0016】 本発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ノイズ振動の影響
を排除することにより、加速度センサ素子の主軸感度と
ノイズ感度とをいずれも正確に評価することができる加
速度センサ素子の感度評価方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、機械的力を電気的信号として出力する検出素子に
より、外部から作用する加速度をX,Y,Zの各軸毎の
加速度成分として検出し得る加速度センサ素子の感度を
評価する方法であって、加振軸を有する振動試験機に前
記加速度センサ素子を固定し、当該加速度センサ素子の
X,Y,Zの各軸のうち測定対象とする1の軸方向に加
振して、X,Y,Z各軸用の検出素子から出力される第
1の電気的出力を測定し、次いで、前記振動試験機にお
いて、前記加振軸を中心に180°回転した位置に前記
加速度センサ素子を固定し、前記測定対象とする1の軸
方向に再度加振して、X,Y,Z各軸用の検出素子から
出力される第2の電気的出力を測定することを特徴とす
る加速度センサ素子の感度評価方法が提供される。
【0018】 本発明の感度評価方法の対象となる加速
度センサ素子としては、重錘と、当該重錘近傍に周設さ
れた、中空部を有する支台と、機械的力を電気的信号と
して出力するX,Y,Z各軸用の検出素子を有し、か
つ、前記支台の中空部の中心に重錘を釣支するように支
台に横架された可撓板と、によって構成された加速度セ
ンサ素子が挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】 本発明の感度評価方法の対象と
なる加速度センサ素子(以下、単に「センサ素子」とい
う。)は、例えば図2に示す如く、重錘10と、重錘1
0近傍に周設された支台11と、機械的力を電気的信号
として出力する検出素子を有し、かつ、重錘10を釣支
するように対向する支台11間に横架される可撓板12
とによって構成されるセンサ素子が挙げられる。
【0020】 前記センサ素子における重錘10とは、
上端面を可撓板12に当接するように釣支された、外部
から作用する加速度の大きさ、方向に基づいて発生した
力により、可撓板12に変形を生じさせるための部材で
ある。
【0021】 重錘は、可撓板12に接着剤等により接
着してもよく、或いは可撓板12と一体成形してもよ
い。重錘は、対称性の面から可撓板の中心部に釣支する
ことが好ましい。
【0022】 重錘は、上端面を可撓板に当接するよう
に釣支できる形状である限りにおいて特に限定されず、
筒状の他、円錐台や異径円筒のように外径が連続的に或
いは不連続に変化するものも包含される。但し、X−Y
平面に対する対称性が高い点において図2に示すような
円筒状が好ましい。
【0023】 重錘の材質も特に限定されないが、十分
な質量があり密度の高いことに加えて、電磁波の影響を
受け難く、熱膨張率の低い材質であるセラミックスによ
り構成することが好ましい。
【0024】 前記センサ素子における支台11とは、
重錘10を中心として周設された、可撓板12及び重錘
10を支持するための部材である。従って、可撓板12
及び重錘10を支持し得る強度を有する限りにおいてそ
の形状、材質等は特に限定されない。
【0025】 但し、加工が容易で、X−Y平面に対す
る対称性が比較的高い点において、図2に示すような外
部形状が四角柱状で円筒状中空部16を有する形状が好
ましく、剛性が高く、電磁波の影響を受け難い材質であ
るセラミックスにより構成することが好ましい。
【0026】 前記センサ素子における可撓板12と
は、重錘10を釣支して対向する支台11間に横架され
た、検出素子を有する板状部材であって、機械的力を電
気的信号として出力する検出素子が配設される。可撓板
は、可撓性を有し、重錘の挙動により破損しない限りに
おいて、形状、材質等は特に限定されないが、図2に示
すように1枚の板状体12により構成することが加工が
容易な点において好ましい。
【0027】 検出素子としては、例えば圧電型、動電
型、サーボ型、ストレインゲージ型、静電容量型の検出
素子が挙げられるが、本発明においては広帯域、高感
度、小型で軽量である点において図2に示すような圧電
体を上下面から1組の電極(上部電極及び下部電極)で
挟持してなる圧電型素子(以下、単に「圧電素子」とい
う。)であることが好ましい。
【0028】 検出素子が圧電素子である場合には、ヤ
ング率が高く、圧電体に歪みを誘起し易いセラミックス
で可撓板を構成することが好ましい。また、可撓板全体
を圧電体で構成してもよい。
【0029】 圧電素子を構成する圧電体としては、P
ZT、PMN、PNN等の圧電セラミックスや有機圧電
体等を用いることができるが、圧電特性に優れるPZT
を用いることが好ましい。圧電体の形状は特に限定され
ないが、例えば図2に示すように可撓板12の上面全体
に圧電体13を形成することができる。
【0030】 更に、圧電素子においては、上部電極、
圧電体、下部電極は、必ずしも圧電素子毎に区分して形
成する必要はなく、図2に示すように下部電極18及び
圧電体13を可撓板12の上面全体に形成し、上部電極
17x,17y,17zのみを区分して配置することに
よって圧電素子14x,14y,14zを形成してもよ
い。
【0031】 本発明の感度評価方法の対象となる加速
度センサ素子は、外部から作用する加速度をX,Y,Z
の各軸毎の加速度成分として検出し得るものであれば足
り、単一の重錘・可撓板によってX,Y,Zの全ての軸
の加速度成分を検出するものであることを要しない。例
えば、X,Y,Zの各軸に対応する3基のセンサ素子を
組み合わせてなる1組のセンサ素子であっても良い。
【0032】 但し、本発明においては加速度センサ素
子が、1の可撓板上にX,Y,Z各軸用の圧電素子を有
し、外部から作用する加速度を単一のセンサ素子により
X,Y,Zの各軸毎の加速度成分として検出し得る加速
度センサ素子(以下、このようなセンサ素子を「3軸セ
ンサ素子」という。)に対して特に好適に用いることが
できる。
【0033】 既述した3基のセンサ素子を組み合わせ
てなる1組のセンサ素子の場合には、3基のセンサ素子
の各々を感度評価し較正した後、組み合わせることも可
能であるが、3軸センサ素子の場合には、1の可撓板上
に全ての圧電素子を有する構造上、そのような方法を採
ることは困難であるため、本発明のような方法でなけれ
ば、主軸感度とノイズ感度の双方を正確に評価し較正す
ることはできないからである。
【0034】 図2に示すように3軸センサ素子の各軸
用の圧電素子は、重錘10を中心として相対称する位置
に配置された少なくとも1対の圧電素子により構成され
る。当該1対の圧電素子を構成する圧電体はX,Y軸用
のものは互いに逆極性に、Z軸用のものはいずれも同極
性で同じ大きさの分極処理が施されている。
【0035】 このような分極処理により、図3(b)
に示すように重錘10がZ軸方向に振動した場合にはX
軸用の圧電素子14x及び図示されないY軸用の圧電素
子14yに発生した逆極性の電荷は互いに相殺されて電
気的信号は出力されず、一方、図3(c)に示すように
重錘10がX,Y軸方向に振動した場合にはZ軸用の圧
電素子14zに発生した逆極性の電荷は互いに相殺さ
れ、電気的信号は出力されない。
【0036】 即ち、他の軸方向に作用する加速度の影
響を受けることなく、X,Y,Z各軸毎の成分を検出す
ることができるため、当該成分を合成することにより外
部から作用する加速度の方向及び大きさを単一のセンサ
素子によって三次元的に検知することが可能となる。
【0037】 以上のような構成のセンサ素子は、セン
サ素子の形状の断層形状に切断した複数のグリーンシー
トを積層し、一体に圧着した後、焼成する、グリーンシ
ート積層法により成形でき、当該成形体にスクリーン印
刷等の厚膜法の技術を用いて下部電極、圧電体、上部電
極を形成することにより小型で高感度かつ高精度のセン
サ素子を簡便に製造することが可能である。
【0038】 本発明の感度評価方法に使用する振動試
験機とは、加振軸を有する振動試験機をいい、例えば図
1に示すような、内周面に励磁用コイル(又は永久磁
石)2を備えた中空円筒状の基台3と、板バネ4により
基台3の円筒状中空部中心に釣支された、円筒状の振動
体5とを備え、振動体5が駆動用コイル6と一体に形成
された、動電型振動試験機等が挙げられる。
【0039】 図1の動電型振動試験機は、交流電流の
通電により基台3の円筒状中空部の中心軸を加振軸とし
て振動体5を振動させるが、実際には、振動試験機の
複数の板バネにおけるバネ性のバラツキ、センサ素子
の振動体への固定時における荷重の不均衡、等に起因し
て、基台3の円筒状中空部の中心軸と直交する振動成分
(以下、このような振動成分を「ノイズ振動」とい
う。)を含むため、その影響を排除する必要がある。
【0040】 そこで、本発明においては、加振軸を中
心として180°対象の2つの位置において検出素子か
ら出力される電気的出力を測定する。当該2種の電気的
出力の測定値については、例えば後述するような数学的
処理を施すことにより、振動試験機のノイズ振動の影響
を相殺することができ、センサ素子の主軸感度とノイズ
感度とをいずれも正確に評価することが可能となる。
【0041】 以下、図1の振動試験機を使用して、セ
ンサ素子をX軸方向に振動させた場合(主軸振動がX軸
方向の場合)の電気的出力の測定、及び数学的処理の例
を説明するが、Y軸方向,Z軸方向に振動させた場合
(主軸振動がY軸方向、或いはZ軸方向の場合)も全く
同様の方法を用いることができる。
【0042】(電気的出力の測定)まず、振動試験機1
にセンサ素子を固定する。振動試験機1の加振軸と、測
定対象とするセンサ素子のX軸の方向とが一致するよう
に、加速度センサ素子を振動体5上面に固定する。
【0043】 次いで、振動試験機1の励磁用コイル2
に電流を通電し、更に駆動用コイル6に交流電流を通電
することにより、センサ素子をX軸方向に加振し、X,
Y,Z各軸用の検出素子から出力される電気的出力を測
定し、記録する(以下、「第1の電気的出力の測定値」
という。)。
【0044】 更に、振動試験機1の振動体5上面であ
って、円筒状の振動体5の中心軸を基準として180°
回転した位置にセンサ素子を固定し、再度センサ素子を
X軸方向に加振して同様に電気的出力を測定し、記録す
る(以下、「第2の電気的出力の測定値」という。)。
【0045】 例えば検出素子が圧電素子である場合に
は、測定する「電気的出力」としては、当該圧電素子を
構成する圧電体に発生する電荷若しくは当該電荷に伴い
生ずる電圧等が挙げられる。この場合においては、リー
ド線等のキャパンシタンス成分の影響を受け難い点にお
いては電荷を、比較的簡便に測定できる点においては電
圧を測定することが好ましい。
【0046】 また、電気的出力を測定する際には、第
1の電気的出力を測定する際の振動のX軸方向の加速度
成分と、第2の電気的出力を測定する際の振動のX軸の
加速度成分が等しくなるように振動試験機の入力電圧を
調整する。こうすることにより、後述する数学的処理が
容易なものとなるからである。
【0047】 上述のように測定した第1の電気的出力
の測定値と第2の電気的出力の測定値は全て、振動試
験機の複数の板バネにおけるバネ性のバラツキ、セン
サ素子の振動体への固定時における荷重の不均衡、等に
起因するノイズ振動(加振方向と直交する軸方向の振動
成分)の影響を含む値であるが、例えば後述するような
数学的処理を施すことにより、ノイズ振動の影響を相殺
することができる。
【0048】(数学的処理)上述のようにセンサ素子を
X軸方向に加振した場合における、X,Y,Z各軸用の
検出素子からの第1の電気的出力の測定値Vx1,Vy
1,Vz1は加振機の主軸振動の加速度成分Ax1(X軸
方向)のみならず、加振機のノイズ振動の加速度成分A
y1(Y軸方向)、Az1(Z軸方向)の影響を含む値で
ある。この点については第2の電気的出力の測定値につ
いても同様である。
【0049】 また、X軸用検出素子はX軸方向の加速
度に対する感度(主軸感度:xx)に対して一定の比率
で、Y軸方向,Z軸方向の加速度に対する感度(ノイズ
感度:xy,xz)を有している。この点についてはY軸用
の検出素子(yx:yy:yz)、Z軸用の検出素子(zx:z
y:zz)についても同様である。
【0050】 上述のような条件下における、検出素子
からの電気的出力、実際に加わった加速度成分、及び検
出素子の感度、の相互の関係は、第1の電気的出力の測
定値については下記式1、第2の電気的出力の測定値に
ついては下記式2のように表すことができる。
【0051】
【式1】
【0052】
【式2】
【0053】 ここで、X軸方向の加速度成分Ax1を
100とした場合におけるノイズ振動の加速度成分Ay
1の相対比をβ、Az1の相対比をγとすると、第1の
電気的出力測定時には下記式3が成立する。
【0054】
【式3】
【0055】 一方、センサ素子を180°回転後の第
2の電気的出力測定時には、ノイズ振動の大きさは同じ
であるもののセンサ素子に対して全く逆の方向に作用す
ることになるため、β及びγの符号が逆転し、下記式4
が成立する。
【0056】
【式4】
【0057】 式1に対して式3を代入することにより
下記式5を、式2に対して式4を代入することにより下
記式6を導くことができる。
【0058】
【式5】
【0059】
【式6】
【0060】 既述のように電気的出力を測定する際に
は、第1の電気的出力を測定する際の振動のX軸方向の
加速度成分Ax1と、第2の電気的出力を測定する際の
振動のX軸の加速度成分Ax2が等しくなるように振動
試験機の入力電圧を調整しているため、下記式7が成り
立つ。
【0061】
【式7】
【0062】 従って、式5と式6との和からノイズ振
動β,γの項が消去された、下記式8を導くことができ
る。式8からはX軸方向の加速度に対するX軸用検出素
子の主軸感度xx、及びノイズ振動の影響を含まないY軸
用検出素子,Z軸用検出素子のノイズ感度yx,zxを求め
ることができる。
【0063】
【式8】
【0064】 一方、式5と式6との差からは下記式9
を導くことができる。この場合において、出力成分βx
y、γxz、γyz、βzyはノイズ振動についてのノイズ感
度であるから、ノイズ振動についての主軸感度である出
力成分βyy、γzzと比較して極めて小さい値となり無視
できる。従って、式9は式10のように近似でき、ノイ
ズ振動のY軸方向の加速度成分の相対比β、Z軸方向の
加速度成分の相対比γの近似値をも求めることができ
る。
【0065】
【式9】
【0066】
【式10】
【0067】 既述のような数学的処理により、振動試
験機のノイズ振動の影響を相殺してセンサ素子の主軸感
度とノイズ感度とをいずれも正確に評価することが可能
となる。
【0068】 但し、加振機において加わる振動は正弦
波であり、例えば振動体が楕円状の軌道を描いて振動す
る場合等には、主軸振動とノイズ振動の位相は必ずしも
一致しない。従って、実際には式11に示すようにノイ
ズ振動の位相遅れθy,θzを考慮しなければならない点
に留意する必要がある。
【0069】
【式11】
【0070】
【実施例】 以下、本発明の感度測定方法について実施
例により更に詳細に説明する。本実施例においては振動
試験機として図1に示す構造の動電型振動試験機を、電
気的出力として電圧を測定することにより行った。
【0071】 センサ素子の固定は図4に示す治具2
2,23,26を使用して行った。治具22はセンサ素
子20と略同一形状の開口部22cを備えた箱状であっ
て、同軸線21を引き出すための細溝22d、及び四隅
にめねじ22a、辺中央にボルト穴22bが形成されて
いる。
【0072】 治具23は平板状であって、治具22と
同様に四隅にボルト穴23a、辺中央にボルト穴23b
が形成されている。また、治具26は治具22,23と
一辺の長さを同じくする正六面体であって、四隅にボル
ト穴26a、辺中央にめねじ26bが形成されている。
更に、振動試験機の振動体28にもめねじ28aを形成
し、めねじ28a近傍に標準加速度ピックアップ31を
瞬間接着剤で固定した。
【0073】 まず、電荷の検出を行うための同軸線2
1を半田付けしたセンサ素子20を治具22に接着剤で
貼着し、ボルト25を用いて治具23との間にセンサ素
子20を挟持するように螺着して固定する(以下、この
部材を「固定用部材30」という。)。一方、ボルト2
7を用いて治具26と振動試験機の振動体28とを螺着
して固定し、治具26の水平を水準器で調整しておく。
【0074】 次いで、固定用部材30のボルト穴22
b,23bと治具26のめねじ26bとを位置合わせ
し、ボルト24を用いて固定用部材30と治具26とを
螺着することにより、センサ素子20と振動試験機の振
動体28とを固定した。
【0075】 センサ素子20を図5(b)に示すよう
にモデル化して説明すれば、センサ素子20をX軸方向
に振動させる場合における治具26に対する取付位置は
図6(a)に示す位置となり、180°回転させた取付
位置は図6(b)に示す位置となる。同様にY軸方向に
振動させる場合には図7、Z軸方向に振動させる場合に
は図8に示す位置にセンサ素子20を取り付ければよ
い。
【0076】 なお、X,Y軸を測定対象とする場合に
は固定用部材30は、治具26の側面に取り付けられる
ため、治具26の固定用部材30を取り付けた面の裏面
に固定用部材30と同一形状、同一重量のダミー治具2
9を螺着して固定し、重量を均衡させた。
【0077】 まず、図6(a)の位置にセンサ素子2
0を含む固定用部材30を固定し、振動周波数80Hz
において、振動試験機の振動体28に貼着された標準ピ
ックアップ31のX軸方向の最大加速度Ax1が10m
/s2の正弦波となるように振動試験機の振動を調整し
た。この状態において、センサ素子20からの第1の電
気的出力、即ち各軸用の圧電素子に発生した電圧の測定
値Vx1,Vy1,Vz1、及び各々の振動の位相につい
て測定した。
【0078】 また、固定用部材30とダミー治具29
の取付位置を入れ替えて(即ち、180°回転させた位
置で取り付けて)、同様にX軸方向の最大加速度Ax2
が10m/s2の正弦波となるように振動試験機の振動
を調整し、センサ素子20からの第2の電気的出力、即
ち各軸用の圧電素子に発生した電圧の測定値Vx2,Vy
2,Vz2、及び各々の振動の位相遅れについて記録し
た。これらの結果を表1及び図9(a)〜(c)に示
す。
【0079】
【表1】
【0080】 更に、図9(a)〜(c)に示すよう
に、第1の電圧の測定値Vx1,Vy1,Vz1、第2の
電圧の測定値Vx2,Vy2,Vz2から、各軸毎に第1
の電圧の測定値と第2の電圧の測定値との和の1/2、
差の1/2のグラフをそれぞれ作図し、各々のグラフに
おけるピーク値を読みとった。その結果を表2に示す。
【0081】
【表2】
【0082】 同様にして、センサ素子20を図7の位
置に取り付けてY軸を測定対象とした場合における、図
8の位置に取り付けてZ軸を測定対象とした場合におけ
る、第1及び第2の電圧の測定値、並びに振動の位相遅
れを測定し、第1の電圧の測定値と第2の電圧の測定値
との和の1/2、差の1/2のグラフをそれぞれ作図
し、各々のグラフにおけるピーク値を読みとった。その
結果を、表3、表4に示す。
【0083】
【表3】
【0084】
【表4】
【0085】 表2〜表4の結果より、センサ素子の
X,Y,Z各軸毎の主軸感度の絶対値が表5に示すよう
に、ノイズ感度の相対値が表6に示すように算出され
る。また、振動試験機由来のノイズ振動の相対値(近似
値)が表7に示すように算出される。
【0086】
【表5】
【0087】
【表6】
【0088】
【表7】
【0089】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の感度評
価方法によれば、振動試験機に由来するノイズ振動の影
響を排除することができ、加速度センサ素子の主軸感度
とノイズ感度とをいずれも正確に評価することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 振動試験機の例を示す概略断面図である。
【図2】 本発明に使用するセンサ素子の一の実施例を
示す概略説明図であって、(a)は上面図、(b)はA
−A’断面図である。
【図3】 本発明に使用するセンサ素子の作動状況を示
す概略説明図(a)、(b)、(c)である。
【図4】 センサ素子と振動試験機との固定方法の例を
示す概略斜視図である。
【図5】 (a)はセンサ素子の実際の形状を示す上面
図、(b)はセンサ素子をモデル化した図である。
【図6】 センサ素子をX軸方向に振動させる場合にお
ける治具に対する取付位置を示す概略説明図(a)、
(b)である。
【図7】 センサ素子をY軸方向に振動させる場合にお
ける治具に対する取付位置を示す概略説明図(a)、
(b)である。
【図8】 センサ素子をZ軸方向に振動させる場合にお
ける治具に対する取付位置を示す概略説明図(a)、
(b)である。
【図9】 センサ素子をX軸方向に振動させた際の測定
波形を示すグラフであっって、(a)はX軸用素子の出
力、(b)はY軸用素子の出力、(c)はZ軸用素子の
出力を示す。
【符号の説明】
1…振動試験機、2…励磁用コイル、3…基台、4…板
バネ、5…振動体、6…駆動用コイル、10…重錘、1
1…支台、12…可撓板、13…圧電体、14…圧電素
子、16…円筒状中空部、17…上部電極、18…下部
電極、20…センサ素子、21…同軸線、22,23…
治具、24,25…ボルト、26…治具、27…ボル
ト、28…振動体、29…ダミー治具、30…固定用部
材、31…標準ピックアップ、32a…ボンディングパ
ッド(上部電極)、32b…ボンディングパッド(下部
電極)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 和義 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 安藤 秀樹 愛知県小牧市大字下末字五反田434番地の 3 エヌジーケイ・オプトセラミックス株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的力を電気的信号として出力する検
    出素子により、外部から作用する加速度をX,Y,Zの
    各軸毎の加速度成分として検出し得る加速度センサ素子
    の感度を評価する方法であって、 加振軸を有する振動試験機に前記加速度センサ素子を固
    定し、当該加速度センサ素子のX,Y,Zの各軸のうち
    測定対象とする1の軸方向に加振して、X,Y,Z各軸
    用の検出素子から出力される第1の電気的出力を測定
    し、 次いで、前記振動試験機において、前記加振軸を中心に
    180°回転した位置に前記加速度センサ素子を固定
    し、前記測定対象とする1の軸方向に再度加振して、
    X,Y,Z各軸用の検出素子から出力される第2の電気
    的出力を測定することを特徴とする加速度センサ素子の
    感度評価方法。
  2. 【請求項2】 感度評価の対象となる加速度センサ素子
    が、重錘と、当該重錘近傍に周設された、中空部を有す
    る支台と、機械的力を電気的信号として出力するX,
    Y,Z各軸用の検出素子を有し、かつ、前記支台の中空
    部の中心に重錘を釣支するように支台に横架された可撓
    板と、によって構成された加速度センサ素子である請求
    項1に記載の加速度センサ素子の感度評価方法。
JP2000069860A 1999-03-19 2000-03-14 加速度センサ素子の感度評価方法 Withdrawn JP2000338128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069860A JP2000338128A (ja) 1999-03-19 2000-03-14 加速度センサ素子の感度評価方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-76768 1999-03-19
JP7676899 1999-03-19
JP2000069860A JP2000338128A (ja) 1999-03-19 2000-03-14 加速度センサ素子の感度評価方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000338128A true JP2000338128A (ja) 2000-12-08

Family

ID=26417901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000069860A Withdrawn JP2000338128A (ja) 1999-03-19 2000-03-14 加速度センサ素子の感度評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000338128A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004097433A1 (ja) * 2003-04-28 2004-11-11 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 慣性センサの動的マトリックス感度計測装置およびその計測方法
WO2005095998A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 加速度を検出するセンサの横感度を計測する方法および加速度計測方法
JP2006153754A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Denso Corp 多軸半導体加速度センサの検査方法
WO2010055871A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 エプソントヨコム株式会社 姿勢検出装置の補正パラメーター作成方法、姿勢検出装置の補正パラメーター作成用装置及び姿勢検出装置
CN104076164A (zh) * 2014-06-12 2014-10-01 株洲南车时代电气股份有限公司 用于固定加速度计的装置和使用装置测量加速度的方法
KR20200042162A (ko) * 2018-10-15 2020-04-23 주식회사 삼양감속기 다축 진동 센서로 감지되는 진동의 방향 사상 장치 및 그 방법
CN113311192A (zh) * 2021-05-24 2021-08-27 国能包神铁路集团有限责任公司 速度传感器检测装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004097433A1 (ja) * 2003-04-28 2004-11-11 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 慣性センサの動的マトリックス感度計測装置およびその計測方法
US7680620B2 (en) 2003-04-28 2010-03-16 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Dynamic matrix sensitivity measuring instrument for inertial sensors, and measuring method therefor
WO2005095998A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 加速度を検出するセンサの横感度を計測する方法および加速度計測方法
JPWO2005095998A1 (ja) * 2004-03-31 2008-02-21 独立行政法人産業技術総合研究所 加速度を検出するセンサの横感度を計測する方法および加速度計測方法
US7644602B2 (en) 2004-03-31 2010-01-12 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Method of measuring transverse sensitivity of sensor for detecting acceleration and acceleration measuring method
JP2006153754A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Denso Corp 多軸半導体加速度センサの検査方法
WO2010055871A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 エプソントヨコム株式会社 姿勢検出装置の補正パラメーター作成方法、姿勢検出装置の補正パラメーター作成用装置及び姿勢検出装置
CN102216790A (zh) * 2008-11-13 2011-10-12 爱普生拓优科梦株式会社 姿势检测装置的校正参数生成方法、用于生成姿势检测装置的校正参数的装置以及姿势检测装置
CN102216790B (zh) * 2008-11-13 2013-06-05 精工爱普生株式会社 姿势检测装置的校正参数生成方法、用于生成姿势检测装置的校正参数的装置以及姿势检测装置
CN104076164A (zh) * 2014-06-12 2014-10-01 株洲南车时代电气股份有限公司 用于固定加速度计的装置和使用装置测量加速度的方法
KR20200042162A (ko) * 2018-10-15 2020-04-23 주식회사 삼양감속기 다축 진동 센서로 감지되는 진동의 방향 사상 장치 및 그 방법
KR102192141B1 (ko) * 2018-10-15 2020-12-16 주식회사 삼양감속기 다축 진동 센서로 감지되는 진동의 방향 사상 장치 및 그 방법
CN113311192A (zh) * 2021-05-24 2021-08-27 国能包神铁路集团有限责任公司 速度传感器检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6918298B2 (en) Horizontal and tuning fork vibratory microgyroscope
JP3590023B2 (ja) コリオリ効果トランスデューサ
JP3151927B2 (ja) 加速度センサ
JP2010071793A (ja) 多軸加速度センサ及び角速度センサ
JPS61119835A (ja) 動的耐振装置
JP2000338129A (ja) 加速度センサ素子の感度較正方法
JPS58174854A (ja) 角度率センサ装置
CN101287977A (zh) 振动梁传感器中的或者涉及振动梁传感器的改进
JP2000338128A (ja) 加速度センサ素子の感度評価方法
JP3314187B2 (ja) 慣性質量測定器の力補償器
JP2001508537A (ja) ソリッドステート多軸ジャイロスコープ
US7332849B2 (en) Method and transducers for dynamic testing of structures and materials
CN104181582A (zh) 振动监测器及地震振动监测装置
JP2010190705A (ja) 3軸検出角速度センサ
JP3711709B2 (ja) 渦巻き型感震器
TWI292042B (ja)
JPH05142090A (ja) 振動検出装置
Xiaoyan et al. A new transducer for rotational and translational impedance measurement
JP2000292303A (ja) 動電式振動発生機および振動制御方法
Chu et al. Vibration transducers
Wakatsuki et al. Tri-axial sensors and actuators made of a single piezoelectric cylindrical shell
JP2707032B2 (ja) 加速度ピツクアツプの校正用取付け台
JP2000275126A (ja) 力センサ回路
JPH08327653A (ja) 加速度センサ
JP3136544B2 (ja) ジャイロ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605