JPH06148228A - 圧電型振動センサ装置 - Google Patents
圧電型振動センサ装置Info
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- JPH06148228A JPH06148228A JP29345892A JP29345892A JPH06148228A JP H06148228 A JPH06148228 A JP H06148228A JP 29345892 A JP29345892 A JP 29345892A JP 29345892 A JP29345892 A JP 29345892A JP H06148228 A JPH06148228 A JP H06148228A
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- pedestal
- vibration sensor
- terminal portion
- piezoelectric vibration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程が少なく、コストの削減が可能で、
圧電体に熱劣化が生じることがなく、台座側電極と接続
端子部との電気的接続が良好な圧電型振動センサ装置を
得ること。 【構成】 圧電体31の両面に荷重体側電極35a,台
座側電極35bを設けた検知部21の上に荷重体23を
積層してなるセンサ25と、このセンサ25からの電気
的出力を取り出すための接続端子部29を有する圧電型
振動センサ装置において、上記接続端子部29に導電性
突起39を形成し、この突起39を用いて上記検知部2
1の台座側電極35bと上記接続端子部29とを電気的
に接続した圧電型振動センサ装置。
圧電体に熱劣化が生じることがなく、台座側電極と接続
端子部との電気的接続が良好な圧電型振動センサ装置を
得ること。 【構成】 圧電体31の両面に荷重体側電極35a,台
座側電極35bを設けた検知部21の上に荷重体23を
積層してなるセンサ25と、このセンサ25からの電気
的出力を取り出すための接続端子部29を有する圧電型
振動センサ装置において、上記接続端子部29に導電性
突起39を形成し、この突起39を用いて上記検知部2
1の台座側電極35bと上記接続端子部29とを電気的
に接続した圧電型振動センサ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体を用いた圧電型
振動センサ装置に係わり、検知部の電極と接続端子部と
の電気的な接続が良好な圧電型振動センサ装置に関す
る。
振動センサ装置に係わり、検知部の電極と接続端子部と
の電気的な接続が良好な圧電型振動センサ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の圧電型振動センサ装置の
例を示すものである。この圧電型振動センサ装置は、検
知部21の上に荷重体23を積層してなるセンサ25
と、このセンサ25が取り付けられた台座27と、この
台座27のセンサ取付部27a上に設けられている接続
端子部29と、台座27の両面に設けられ、上記接続端
子部29と電気的に接続されている電気回路(図示略)
とから概略構成されている。
例を示すものである。この圧電型振動センサ装置は、検
知部21の上に荷重体23を積層してなるセンサ25
と、このセンサ25が取り付けられた台座27と、この
台座27のセンサ取付部27a上に設けられている接続
端子部29と、台座27の両面に設けられ、上記接続端
子部29と電気的に接続されている電気回路(図示略)
とから概略構成されている。
【0003】検知部21は、圧電体31の両面に導電性
接着剤からなる接着層33a,33bを介して金属箔か
らなる荷重体側電極35a,台座側電極35bを固着し
てなるものである。圧電体31は圧電性を有する材料か
らなるものである。圧電性を有する材料としては、チタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛(PT)、チ
タン酸バリウムなどの無機圧電物質や、ポリフッ化ビニ
リデンなどの強誘電性高分子などが用いられる。
接着剤からなる接着層33a,33bを介して金属箔か
らなる荷重体側電極35a,台座側電極35bを固着し
てなるものである。圧電体31は圧電性を有する材料か
らなるものである。圧電性を有する材料としては、チタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛(PT)、チ
タン酸バリウムなどの無機圧電物質や、ポリフッ化ビニ
リデンなどの強誘電性高分子などが用いられる。
【0004】接続端子部29は、上記圧電体31からの
電気的出力を取り出すためもので、導電性を有する材料
からなる。この接続端子部29と荷重体側電極35aと
は電気的に接続されている。また、この接続端子部29
と台座側電極35bとは電気的に接続されている。上記
接続端子部29と電気的に接続されている電気回路は、
接続端子部29によって取り出された圧電体31からの
電気的出力を処理するためのインピーダンス交換回路、
増幅回路などから構成されている。このような圧電型振
動センサ装置では、圧電体31の膜面に直交し、荷重体
23の中心を通る軸G方向と、これに直交する軸方向の
振動を検知することができる。
電気的出力を取り出すためもので、導電性を有する材料
からなる。この接続端子部29と荷重体側電極35aと
は電気的に接続されている。また、この接続端子部29
と台座側電極35bとは電気的に接続されている。上記
接続端子部29と電気的に接続されている電気回路は、
接続端子部29によって取り出された圧電体31からの
電気的出力を処理するためのインピーダンス交換回路、
増幅回路などから構成されている。このような圧電型振
動センサ装置では、圧電体31の膜面に直交し、荷重体
23の中心を通る軸G方向と、これに直交する軸方向の
振動を検知することができる。
【0005】ところで、このような圧電型振動センサ装
置において、接続端子部29と台座側電極35bとの電
気的接続には、センサ25を台座27のセンサ取付部2
7aに固着する際に、このセンサ取付部27aに導電性
接着剤または導電性ペースト37を塗布することによっ
て、接続端子部29と台座側電極35bとが直接接続さ
れている。しかしながら、圧電型振動センサ装置は、通
常、振動が加わる場所で使用されるため、導電性接着剤
または導電性ペースト37を用いて接続端子部29と台
座側電極35bとを電気的に接続したものでは、接着力
が弱く実用には不向きであった。さらに、補強するため
には接着剤や封止剤を付加する必要があり、工程が増え
るとともにコストがかかった。
置において、接続端子部29と台座側電極35bとの電
気的接続には、センサ25を台座27のセンサ取付部2
7aに固着する際に、このセンサ取付部27aに導電性
接着剤または導電性ペースト37を塗布することによっ
て、接続端子部29と台座側電極35bとが直接接続さ
れている。しかしながら、圧電型振動センサ装置は、通
常、振動が加わる場所で使用されるため、導電性接着剤
または導電性ペースト37を用いて接続端子部29と台
座側電極35bとを電気的に接続したものでは、接着力
が弱く実用には不向きであった。さらに、補強するため
には接着剤や封止剤を付加する必要があり、工程が増え
るとともにコストがかかった。
【0006】また、接続端子部と台座側電極とを電気的
に接続する他の方法としては、接続端子部と台座側電極
とをリード線を介して接続し、この接続に導電性接着剤
または導電性ペーストを用いる方法がある。この方法に
よる場合も接着力が弱いため、さらに接着剤等を付加す
る必要があった。また、接続端子部と台座側電極とをリ
ード線を介して接続し、この接続にはんだ付けを採用す
る方法がある。この方法による場合では、圧電体が上述
の強誘電性高分子から構成されている場合に、溶融はん
だを台座側電極に塗布すると、溶融はんだの温度は通常
170℃以上であるため、圧電体に熱劣化が生じてしま
い、センサとして機能しなくなってしまうという不都合
があった。さらに、その他の方法としては、接続端子部
と台座側電極とをワイヤーを介して接続し、この接続を
超音波ワイヤーボンディングにより行なう方法がある。
この方法による場合には、マイグレーション等の考慮か
ら接続端子部、台座側電極、ワイヤーの材質がAuやA
lに限定され、Auを用いる場合にはコストがかかり、
一方、Alを用いる場合には耐腐食性が劣るという問題
があった。また、超音波ワイヤーボンディングを採用す
るには、接続端子部と台座側電極とが台座の同じ面側に
あって同一方向を向いており、かつ、これらの間に大き
な段差がないことが必須であるために、圧電型振動セン
サ装置の設計上の制約が多かった。また、台座側電極が
薄く、さらに、これの下に柔かい材質があると、接続を
行なうことができなかった。
に接続する他の方法としては、接続端子部と台座側電極
とをリード線を介して接続し、この接続に導電性接着剤
または導電性ペーストを用いる方法がある。この方法に
よる場合も接着力が弱いため、さらに接着剤等を付加す
る必要があった。また、接続端子部と台座側電極とをリ
ード線を介して接続し、この接続にはんだ付けを採用す
る方法がある。この方法による場合では、圧電体が上述
の強誘電性高分子から構成されている場合に、溶融はん
だを台座側電極に塗布すると、溶融はんだの温度は通常
170℃以上であるため、圧電体に熱劣化が生じてしま
い、センサとして機能しなくなってしまうという不都合
があった。さらに、その他の方法としては、接続端子部
と台座側電極とをワイヤーを介して接続し、この接続を
超音波ワイヤーボンディングにより行なう方法がある。
この方法による場合には、マイグレーション等の考慮か
ら接続端子部、台座側電極、ワイヤーの材質がAuやA
lに限定され、Auを用いる場合にはコストがかかり、
一方、Alを用いる場合には耐腐食性が劣るという問題
があった。また、超音波ワイヤーボンディングを採用す
るには、接続端子部と台座側電極とが台座の同じ面側に
あって同一方向を向いており、かつ、これらの間に大き
な段差がないことが必須であるために、圧電型振動セン
サ装置の設計上の制約が多かった。また、台座側電極が
薄く、さらに、これの下に柔かい材質があると、接続を
行なうことができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、この発明にお
ける課題は、製造工程が少なく、コストの削減が可能
で、圧電体に熱劣化が生じることがなく、検知部の電極
と接続端子部との電気的接続が良好な圧電型振動センサ
装置を得ることにある。
ける課題は、製造工程が少なく、コストの削減が可能
で、圧電体に熱劣化が生じることがなく、検知部の電極
と接続端子部との電気的接続が良好な圧電型振動センサ
装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電型振動セン
サ装置は、検知部の電極および接続端子部のいずれか一
方に導電性突起を形成し、この突起を用いて上記検知部
の電極と上記接続端子部とを電気的に接続したことを特
徴とする。
サ装置は、検知部の電極および接続端子部のいずれか一
方に導電性突起を形成し、この突起を用いて上記検知部
の電極と上記接続端子部とを電気的に接続したことを特
徴とする。
【0009】
【実施例】図1に本発明の圧電型振動センサ装置の第一
の実施例を示す。この実施例の圧電型振動センサ装置が
図4に示した従来の圧電型振動センサ装置と異なるとこ
ろは、台座27のセンサ取付面27aに設けられている
接続端子部29に突起39が設けられ、台座側電極35
bと接続端子部29とが突起39によって電気的に接続
されている点である。尚、従来例と同一構成部分には、
同一符号を付して説明を簡略化する。
の実施例を示す。この実施例の圧電型振動センサ装置が
図4に示した従来の圧電型振動センサ装置と異なるとこ
ろは、台座27のセンサ取付面27aに設けられている
接続端子部29に突起39が設けられ、台座側電極35
bと接続端子部29とが突起39によって電気的に接続
されている点である。尚、従来例と同一構成部分には、
同一符号を付して説明を簡略化する。
【0010】上記突起39は、導電性を有する材料から
なるものである。導電性を有する材料としては、銅箔が
挙げられるが、台座側電極35bとの電気的接続を考慮
してこの台座側電極35bをなす材料と同様のものを用
いることが望まれる。突起39の形状としては、検知部
21の台座側電極35bに当接するような形状であれば
特に限定はされないが、例えば、針状、板バネ状、四角
錘などが挙げられる。突起39の弾性率としては、この
突起39が当接する台座側電極35bの弾性率とほぼ等
しいか、あるいは台座側電極35bの弾性率より大きい
ことが望まれる。突起39の弾性率が台座側電極の35
bの弾性率以上であると、センサ25を台座27のセン
サ取付部27aに固着した際に、上記突起39が台座側
電極35bにくいこみ、台座側電極35bと接続端子部
29との電気的接続を確実にすることができる。
なるものである。導電性を有する材料としては、銅箔が
挙げられるが、台座側電極35bとの電気的接続を考慮
してこの台座側電極35bをなす材料と同様のものを用
いることが望まれる。突起39の形状としては、検知部
21の台座側電極35bに当接するような形状であれば
特に限定はされないが、例えば、針状、板バネ状、四角
錘などが挙げられる。突起39の弾性率としては、この
突起39が当接する台座側電極35bの弾性率とほぼ等
しいか、あるいは台座側電極35bの弾性率より大きい
ことが望まれる。突起39の弾性率が台座側電極の35
bの弾性率以上であると、センサ25を台座27のセン
サ取付部27aに固着した際に、上記突起39が台座側
電極35bにくいこみ、台座側電極35bと接続端子部
29との電気的接続を確実にすることができる。
【0011】このような突起39は、接続端子部29の
一部分に設けられていてもよいし、全体にわたって設け
られていてもよい。接続端子部29に突起39を設ける
方法の例としては、針状等に成形された突起39を導電
性接着剤を用いて接続端子部29に固着する方法や、接
続端子部29の一部分を突起状に形成する方法などがあ
る。
一部分に設けられていてもよいし、全体にわたって設け
られていてもよい。接続端子部29に突起39を設ける
方法の例としては、針状等に成形された突起39を導電
性接着剤を用いて接続端子部29に固着する方法や、接
続端子部29の一部分を突起状に形成する方法などがあ
る。
【0012】このような圧電型振動センサ装置において
は、センサ25を台座27により強固に固着させるため
に、センサ25を台座27に取り付ける際に、センサ2
5の台座側電極35bと台座27のセンサ取付部27a
との少なくとも一方に導電性接着剤または導電性ペース
ト37を塗布した後、センサ25の台座側電極35bと
台座27のセンサ取付部27aとを固着することが望ま
しい。
は、センサ25を台座27により強固に固着させるため
に、センサ25を台座27に取り付ける際に、センサ2
5の台座側電極35bと台座27のセンサ取付部27a
との少なくとも一方に導電性接着剤または導電性ペース
ト37を塗布した後、センサ25の台座側電極35bと
台座27のセンサ取付部27aとを固着することが望ま
しい。
【0013】第一の実施例の圧電型振動センサ装置は、
台座27のセンサ取付部27aに接続端子部29が設ら
れ、台座側電極35bに当接する導電性を有する突起3
9が上記接続端子部29に設けられているので、センサ
25をセンサ取付部27aに固着するだけで、上記台座
側電極35bと上記接続端子部39との電気的接続を容
易に良好にすることができる。この台座側電極35bと
上記接続端子部39との電気的接続には、超音波ワイヤ
ーボンディングやはんだ付けが採用されていないので、
コストの削減が可能であり、圧電体31に熱劣化が生じ
ることもない。また、台座側電極35bの弾性率とほぼ
等しいかこれより大きい弾性率を有する突起39を用い
ることで、台座側電極35bと接続端子部29との電気
的接続をより確実にすることができる。
台座27のセンサ取付部27aに接続端子部29が設ら
れ、台座側電極35bに当接する導電性を有する突起3
9が上記接続端子部29に設けられているので、センサ
25をセンサ取付部27aに固着するだけで、上記台座
側電極35bと上記接続端子部39との電気的接続を容
易に良好にすることができる。この台座側電極35bと
上記接続端子部39との電気的接続には、超音波ワイヤ
ーボンディングやはんだ付けが採用されていないので、
コストの削減が可能であり、圧電体31に熱劣化が生じ
ることもない。また、台座側電極35bの弾性率とほぼ
等しいかこれより大きい弾性率を有する突起39を用い
ることで、台座側電極35bと接続端子部29との電気
的接続をより確実にすることができる。
【0014】また、この圧電型振動センサ装置では、検
知部21の台座側電極35bが1個設けられ、これに対
向する接続端子部29がセンサ取付部27aに1個設け
られ、この接続端子部29に突起39が設けられている
場合について説明したが、図2に示すように検知部21
の荷重体側電極35a、台座側電極35bがそれぞれ4
個設けられ、この4個の台座側電極35bに対向する4
個の接続端子部29がセンサ取付部27aに設けられ、
これら接続端子部29それぞれに突起39が設けられて
いる場合も同様になし得る。
知部21の台座側電極35bが1個設けられ、これに対
向する接続端子部29がセンサ取付部27aに1個設け
られ、この接続端子部29に突起39が設けられている
場合について説明したが、図2に示すように検知部21
の荷重体側電極35a、台座側電極35bがそれぞれ4
個設けられ、この4個の台座側電極35bに対向する4
個の接続端子部29がセンサ取付部27aに設けられ、
これら接続端子部29それぞれに突起39が設けられて
いる場合も同様になし得る。
【0015】また、この圧電型振動センサ装置では、接
続端子部29によって取り出された電気的出力を処理す
るための電気回路が台座27の両面に設けられていた
が、この電気回路が圧電型センサ装置の外部に設けられ
ていてもよい。
続端子部29によって取り出された電気的出力を処理す
るための電気回路が台座27の両面に設けられていた
が、この電気回路が圧電型センサ装置の外部に設けられ
ていてもよい。
【0016】つぎに、本発明の圧電型振動センサ装置の
第二の実施例を図3に示す。図1に示した第一の実施例
の圧電型振動センサ装置では、突起39が接続端子部2
9に設けられていたが、この第二の実施例では突起39
が検知部21の台座側電極35bに設けられ、台座側電
極35bと接続端子部29とが突起39によって電気的
に接続されている。
第二の実施例を図3に示す。図1に示した第一の実施例
の圧電型振動センサ装置では、突起39が接続端子部2
9に設けられていたが、この第二の実施例では突起39
が検知部21の台座側電極35bに設けられ、台座側電
極35bと接続端子部29とが突起39によって電気的
に接続されている。
【0017】ここでの突起39をなす材料としては、第
一の実施例で述べたものと同様ものが用いられるが、接
続端子部29との電気的接続を考慮してこの接続端子部
29をなす材料と同様のものを用いることが望まれる。
突起39の形状としては、センサ取付部27aの接続端
子部29に当接する形状であれば特に限定はされない
が、例えば、針状、板バネ状、四角錘などが挙げられ
る。突起39の弾性率としては、この突起39が当接す
る接続端子部29の弾性率とほぼ等しいか、あるいは接
続端子部29の弾性率より大きいことが望まれる。突起
39の弾性率が接続端子部29の弾性率以上であると、
センサ25を台座27のセンサ取付部27aに固着した
際に、上記突起39が接続端子部29にくいこみ、台座
側電極35bと接続端子部29との電気的接続を確実に
することができる。このような突起39は、台座側電極
35bの一部分に設けられていてもよいし、全体にわた
って設けられていてもよい。台座側電極35bに突起3
9を設ける方法の例としては、針状等に成形された突起
39を導電性接着剤を用いて台座側電極35bに固着す
る方法や、台座側電極35bの一部分を突起状に形成す
る方法などがある。
一の実施例で述べたものと同様ものが用いられるが、接
続端子部29との電気的接続を考慮してこの接続端子部
29をなす材料と同様のものを用いることが望まれる。
突起39の形状としては、センサ取付部27aの接続端
子部29に当接する形状であれば特に限定はされない
が、例えば、針状、板バネ状、四角錘などが挙げられ
る。突起39の弾性率としては、この突起39が当接す
る接続端子部29の弾性率とほぼ等しいか、あるいは接
続端子部29の弾性率より大きいことが望まれる。突起
39の弾性率が接続端子部29の弾性率以上であると、
センサ25を台座27のセンサ取付部27aに固着した
際に、上記突起39が接続端子部29にくいこみ、台座
側電極35bと接続端子部29との電気的接続を確実に
することができる。このような突起39は、台座側電極
35bの一部分に設けられていてもよいし、全体にわた
って設けられていてもよい。台座側電極35bに突起3
9を設ける方法の例としては、針状等に成形された突起
39を導電性接着剤を用いて台座側電極35bに固着す
る方法や、台座側電極35bの一部分を突起状に形成す
る方法などがある。
【0018】このような圧電型振動センサ装置において
は、センサ25を台座27により強固に固着させるため
に、センサ25を台座27に取り付ける際に、センサ2
5の台座側電極35bまたは台座27のセンサ取付部2
7aの少なくとも一方に導電性接着剤または導電性ペー
スト37を塗布した後、センサ25の台座側電極35b
と台座27センサ取付部27aとを固着することが望ま
しい。
は、センサ25を台座27により強固に固着させるため
に、センサ25を台座27に取り付ける際に、センサ2
5の台座側電極35bまたは台座27のセンサ取付部2
7aの少なくとも一方に導電性接着剤または導電性ペー
スト37を塗布した後、センサ25の台座側電極35b
と台座27センサ取付部27aとを固着することが望ま
しい。
【0019】第二の実施例の圧電型振動センサ装置は、
台座27のセンサ取付部27aに接続端子部29が設ら
れ、この接続端子部29に当接する導電性を有する突起
39が台座側電極35bに設けられているので、センサ
25をセンサ取付部27aに固着するだけで、上述の第
一の実施例と同様の効果がある。また、接続端子部29
の弾性率とほぼ等しいかこれより大きい弾性率を有する
突起39を用いることで、台座側電極35bと接続端子
部29との電気的接続をより確実にすることができる。
台座27のセンサ取付部27aに接続端子部29が設ら
れ、この接続端子部29に当接する導電性を有する突起
39が台座側電極35bに設けられているので、センサ
25をセンサ取付部27aに固着するだけで、上述の第
一の実施例と同様の効果がある。また、接続端子部29
の弾性率とほぼ等しいかこれより大きい弾性率を有する
突起39を用いることで、台座側電極35bと接続端子
部29との電気的接続をより確実にすることができる。
【0020】以下、具体例を示す。 (実施例1)まず、一辺10mmの正方形状の圧電体3
1の両面に、接着層33a,33bをなす材料としてエ
ポキシ系接着剤を用いて、厚さ30μm、一辺10mm
の正方形状の銅箔製荷重体側電極35a,台座側電極3
5bを貼着し、検知部21を作製した。ついで、この検
知部21の荷重体側電極35aの上面に、質量1g、厚
さ3mm、一辺10mmの正方形状の真ちゅう製荷重体
23をエポキシ系接着剤を用いて固着してセンサ25を
作製した。ついで、このセンサ25の台座側電極35b
にエポキシ系接着剤を塗布した後、この台座側電極35
bをアルミブロック製台座27のセンサ取付面27aに
固着し、図1と同様の圧電型振動センサ装置を得た。こ
こでの台座27としては、センサ取付面27aに銅箔製
接続端子部29が設けられており、また、この接続端子
部29にはこれの一部を突起状に形成した突起39が設
けられているものを用いた。また、この台座27の両面
には接続端子部29と電気的に接続され、圧電体31か
らの電気的出力を処理するための電気回路が設けられて
いるものであった。ここで得られたものを実施例1の圧
電型振動センサ装置とした。この実施例1の圧電振動セ
ンサ装置について、圧電体31をポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から構
成した場合のそれぞれについて100個作製した。
1の両面に、接着層33a,33bをなす材料としてエ
ポキシ系接着剤を用いて、厚さ30μm、一辺10mm
の正方形状の銅箔製荷重体側電極35a,台座側電極3
5bを貼着し、検知部21を作製した。ついで、この検
知部21の荷重体側電極35aの上面に、質量1g、厚
さ3mm、一辺10mmの正方形状の真ちゅう製荷重体
23をエポキシ系接着剤を用いて固着してセンサ25を
作製した。ついで、このセンサ25の台座側電極35b
にエポキシ系接着剤を塗布した後、この台座側電極35
bをアルミブロック製台座27のセンサ取付面27aに
固着し、図1と同様の圧電型振動センサ装置を得た。こ
こでの台座27としては、センサ取付面27aに銅箔製
接続端子部29が設けられており、また、この接続端子
部29にはこれの一部を突起状に形成した突起39が設
けられているものを用いた。また、この台座27の両面
には接続端子部29と電気的に接続され、圧電体31か
らの電気的出力を処理するための電気回路が設けられて
いるものであった。ここで得られたものを実施例1の圧
電型振動センサ装置とした。この実施例1の圧電振動セ
ンサ装置について、圧電体31をポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から構
成した場合のそれぞれについて100個作製した。
【0021】(実施例2)検知部21の荷重体側電極3
5a、台座側電極35bがそれぞれ4個設けられ、この
4個の台座側電極35bに対向する4個の接続端子部2
9がセンサ取付部27aに設けられ、これら接続端子部
29それぞれに突起39が設けられている以外は実施例
1と同様にし、図2に示すような圧電型振動センサ装置
を得た。これを実施例2の圧電型振動センサ装置とし
た。この実施例2の圧電振動センサ装置について、圧電
体31をポリフッ化ビニリデン(PVDF)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)から構成した場合のそれぞれに
ついて100個作製した。
5a、台座側電極35bがそれぞれ4個設けられ、この
4個の台座側電極35bに対向する4個の接続端子部2
9がセンサ取付部27aに設けられ、これら接続端子部
29それぞれに突起39が設けられている以外は実施例
1と同様にし、図2に示すような圧電型振動センサ装置
を得た。これを実施例2の圧電型振動センサ装置とし
た。この実施例2の圧電振動センサ装置について、圧電
体31をポリフッ化ビニリデン(PVDF)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)から構成した場合のそれぞれに
ついて100個作製した。
【0022】(比較例1)接続端子部29に突起39を
設けない以外は実施例1と同様にし、図4に示すような
圧電型振動センサ装置を得た。これを比較例1の圧電型
振動センサ装置とした。この比較例1の圧電振動センサ
装置について、圧電体31をポリフッ化ビニリデン(P
VDF)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から構成し
た場合のそれぞれについて100個作製した。
設けない以外は実施例1と同様にし、図4に示すような
圧電型振動センサ装置を得た。これを比較例1の圧電型
振動センサ装置とした。この比較例1の圧電振動センサ
装置について、圧電体31をポリフッ化ビニリデン(P
VDF)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から構成し
た場合のそれぞれについて100個作製した。
【0023】(比較例2)接続端子部29に突起39を
設けず、センサ25をアルミブロック製台座27のセン
サ取付面27aに固着する際に、センサ取付面27aに
クリームハンダ41を塗布し、この上にセンサ25を仮
止めし、リフロー炉によりハンダで固着した以外は実施
例1と同様にし、図5に示すような圧電型振動センサ装
置を得た。これを比較例2の圧電型振動センサ装置とし
た。この比較例2の圧電振動センサ装置について、圧電
体31をポリフッ化ビニリデン(PVDF)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)から構成した場合のそれぞれに
ついて100個作製した。
設けず、センサ25をアルミブロック製台座27のセン
サ取付面27aに固着する際に、センサ取付面27aに
クリームハンダ41を塗布し、この上にセンサ25を仮
止めし、リフロー炉によりハンダで固着した以外は実施
例1と同様にし、図5に示すような圧電型振動センサ装
置を得た。これを比較例2の圧電型振動センサ装置とし
た。この比較例2の圧電振動センサ装置について、圧電
体31をポリフッ化ビニリデン(PVDF)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)から構成した場合のそれぞれに
ついて100個作製した。
【0024】これら実施例1〜2および比較例1〜2の
圧電型振動センサ装置の感度と耐衝撃性について評価し
た。感度については、25℃において80Hz、1Gの
正弦波振動を連続的に圧電型振動センサ装置に加えた。
その結果、比較例1の圧電型振動センサ装置は実施例1
の圧電型振動センサ装置に比べて平均で約15%感度が
低かった。また、比較例2の圧電型振動センサ装置う
ち、圧電体31がポリフッ化ビニリデン(PVDF)か
ら構成されているものは、クリームハンダの熱によって
圧電体31に熱劣化が生じ、圧電率が著しく低下し、感
度が実施例1の圧電型振動センサ装置に比べて約1/2
0と低いものであった。耐衝撃性試験では、各圧電型振
動センサ装置のセンサ25の振動を検知する軸方向に約
1000Gの衝撃加速度を100回印加し、センサ25
の破壊の有無を評価した。その結果、比較例1の圧電型
振動センサ装置は、100個中40個がセンサ25と台
座27間に剥離が生じ、台座側電極35bと接続端子部
29との接続不良が生じた。この比較例1以外の圧電型
振動センサ装置で破壊が生じたものは100個中10個
未満であった。
圧電型振動センサ装置の感度と耐衝撃性について評価し
た。感度については、25℃において80Hz、1Gの
正弦波振動を連続的に圧電型振動センサ装置に加えた。
その結果、比較例1の圧電型振動センサ装置は実施例1
の圧電型振動センサ装置に比べて平均で約15%感度が
低かった。また、比較例2の圧電型振動センサ装置う
ち、圧電体31がポリフッ化ビニリデン(PVDF)か
ら構成されているものは、クリームハンダの熱によって
圧電体31に熱劣化が生じ、圧電率が著しく低下し、感
度が実施例1の圧電型振動センサ装置に比べて約1/2
0と低いものであった。耐衝撃性試験では、各圧電型振
動センサ装置のセンサ25の振動を検知する軸方向に約
1000Gの衝撃加速度を100回印加し、センサ25
の破壊の有無を評価した。その結果、比較例1の圧電型
振動センサ装置は、100個中40個がセンサ25と台
座27間に剥離が生じ、台座側電極35bと接続端子部
29との接続不良が生じた。この比較例1以外の圧電型
振動センサ装置で破壊が生じたものは100個中10個
未満であった。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧電型振動
センサ装置は、上記検知部の電極および上記接続端子部
のいずれか一方に導電性突起を形成し、この突起を用い
て上記検知部の電極と上記接続端子部とを電気的に接続
したものであるので、上記検知部の電極と上記接続端子
部とを固着するだけで、上記検知部の電極と上記接続端
子部との電気的接続を容易に良好にすることができる。
上記検知部の電極と上記接続端子部との電気的接続に
は、超音波ワイヤーボンディングやはんだ付けが採用さ
れていないので、コストの削減が可能で、圧電体に熱劣
化が生じることもない。また、突起を接続端子部に形成
する場合は、この突起の弾性率が、検知部の電極の弾性
率とほぼ等しいかこれより大きい弾性率を有するものを
用いることで、上記検知部の電極と上記接続端子部との
電気的接続をより確実にすることができる。また、突起
を検知部の電極に形成する場合は、この突起の弾性率
が、接続端子部の弾性率とほぼ等しいかこれより大きい
弾性率を有するものを用いることで、上記検知部の電極
と上記接続端子部との電気的接続をより確実にすること
ができる。
センサ装置は、上記検知部の電極および上記接続端子部
のいずれか一方に導電性突起を形成し、この突起を用い
て上記検知部の電極と上記接続端子部とを電気的に接続
したものであるので、上記検知部の電極と上記接続端子
部とを固着するだけで、上記検知部の電極と上記接続端
子部との電気的接続を容易に良好にすることができる。
上記検知部の電極と上記接続端子部との電気的接続に
は、超音波ワイヤーボンディングやはんだ付けが採用さ
れていないので、コストの削減が可能で、圧電体に熱劣
化が生じることもない。また、突起を接続端子部に形成
する場合は、この突起の弾性率が、検知部の電極の弾性
率とほぼ等しいかこれより大きい弾性率を有するものを
用いることで、上記検知部の電極と上記接続端子部との
電気的接続をより確実にすることができる。また、突起
を検知部の電極に形成する場合は、この突起の弾性率
が、接続端子部の弾性率とほぼ等しいかこれより大きい
弾性率を有するものを用いることで、上記検知部の電極
と上記接続端子部との電気的接続をより確実にすること
ができる。
【図1】 第一の実施例の圧電型振動センサ装置を示し
た概略構成図である。
た概略構成図である。
【図2】 図1に示した圧電型振動センサ装置の他の例
を示した概略構成図である。
を示した概略構成図である。
【図3】 第二の実施例の圧電型振動センサ装置を示し
た概略構成図である。
た概略構成図である。
【図4】 従来の圧電型振動センサ装置を示した縦断面
図である。
図である。
【図5】 比較例2の圧電型振動センサ装置を示した縦
断面図である。
断面図である。
21・・・検知部、23・・・荷重体、25・・・センサ、27・
・・台座、27a・・・センサ取付部、29・・・接続端子部、
31・・・圧電体、35a・・・荷重体体側電極、35b・・・
台座側電極、39・・・突起
・・台座、27a・・・センサ取付部、29・・・接続端子部、
31・・・圧電体、35a・・・荷重体体側電極、35b・・・
台座側電極、39・・・突起
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電体の両面に電極を設けた検知部の上
に荷重体を積層してなるセンサと、このセンサからの電
気的出力を取り出すための接続端子部を有する圧電型振
動センサ装置において、 上記検知部の電極および上記接続端子部のいずれか一方
に導電性突起を形成し、この突起を用いて上記検知部の
電極と上記接続端子部とを電気的に接続したことを特徴
とする圧電型振動センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29345892A JPH06148228A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧電型振動センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29345892A JPH06148228A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧電型振動センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148228A true JPH06148228A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17795014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29345892A Pending JPH06148228A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 圧電型振動センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06148228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5631421A (en) * | 1994-11-10 | 1997-05-20 | Temic Telefunken Microelectronic Gmbh | Piezoelectric acceleration transducer |
US6021671A (en) * | 1997-08-06 | 2000-02-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Acceleration sensor including an acceleration detection element bonded to a circuit substrate with a conductive bonding material |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29345892A patent/JPH06148228A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5631421A (en) * | 1994-11-10 | 1997-05-20 | Temic Telefunken Microelectronic Gmbh | Piezoelectric acceleration transducer |
US6021671A (en) * | 1997-08-06 | 2000-02-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Acceleration sensor including an acceleration detection element bonded to a circuit substrate with a conductive bonding material |
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