JPH06147844A - 架空線の離隔値を測定する装置および方法 - Google Patents

架空線の離隔値を測定する装置および方法

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JPH06147844A
JPH06147844A JP5101493A JP5101493A JPH06147844A JP H06147844 A JPH06147844 A JP H06147844A JP 5101493 A JP5101493 A JP 5101493A JP 5101493 A JP5101493 A JP 5101493A JP H06147844 A JPH06147844 A JP H06147844A
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JP
Japan
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angle
distance measuring
measurement value
measuring device
elevation
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Application number
JP5101493A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takahashi
精一 高橋
Kazufumi Matsuura
和史 松浦
Minoru Komiya
穣 小宮
Takeshi Doihara
健 土居原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASIA KOSOKU KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
ASIA KOSOKU KK
East Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 架空にある少なくとも2本の線の所定点の間
の高低差等の離隔値を測定するため、水平角および仰角
回転駆動雲台上に、レーザー式距離測定器を搭載し、水
平角および仰角回転駆動雲台の回転駆動制御を行ないつ
つ、各線までのレーザー式距離測定器による測距値を取
り込み且つそのときの前記水平角および仰角回転駆動雲
台の水平方位、仰角の測角値を取り込み、取り込んだ測
距値と測角値とより演算処理して離隔値を算出する。ま
た、レーザー式距離測定器と共にビデオカメラを水平角
および仰角回転駆動雲台に搭載し、ビデオカメラの映像
をモニターに表示させて、モニターを見ながら、離隔値
を算出するようにすることもできる。 【効果】 従来の間隔測定竿を使用して手作業で行なう
測定に比べて、労力少なく、短時間にて、しかも、作業
者の経験による精度の不均一性を生ずることもなく、ま
た、感電等の危険もなしに、自動的に容易に精度よく測
定を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空において延長して
いる線間の高低差等の離隔値を測定する装置および方法
に関するものであり、特に、鉄道の電気設備の点検、検
査に使用するのに適しており、例えば、軌道敷きの上空
に架けられた2本のわたり線の高低差を地上から非接触
で測定するのに適した装置および方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄道の軌道敷きの上空に架けられた2本
のわたり線間の高低差は、そのわたり線間隔が90cmに
なるところで3cm以下でなければならないという、安全
基準がある。従来、鉄道の電気設備の点検、検査におい
ては、このような安全基準を遵守するために、わたり線
の間隔測定を、間隔測定竿を使用して行っていた。この
従来の測定方法は、作業員が、概ね、わたり線間隔90
cmとなる位置の真下に間隔測定竿を持ち運び、高さ約5
mのところに架けられたわたり線に竿を押し当て、手作
業で行なうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設備の
点検は、夜間作業が原則であり、限られた時間内に業務
を完了させなければならないと言う制約がある。わたり
線間隔の測定など短時間に効率良く行なう必要があり、
夜間業務の人手、労力を大幅に削減させる必要もある。
このような観点からすると、従来の手作業による測定
は、人手を要し労力も掛かり時間も掛かるものであり、
また、感電事故などの危険も伴うものであり、好ましい
ものではなかった。その上、従来の手作業による測定方
法は、必ずしも十分な測定精度が得られなかったり、ま
た、測定者の経験の差による精度の不均一性があったり
するという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、このような従来の問題点
にかんがみ、そのような線間の高低差等の離隔値を自動
的に精度よく測定できるような装置および方法を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、架空に
ある少なくとも2本の線の所定点の間の高低差等の離隔
値を測定する装置において、レーザー式距離測定器と、
該レーザー式距離測定器を搭載する水平角および仰角回
転駆動雲台と、該水平角および仰角回転駆動雲台の回転
駆動制御を行なう回転駆動制御手段と、前記レーザー式
距離測定器および前記回転駆動制御手段へ制御信号を送
り、前記各線までの前記レーザー式距離測定器による測
距値を取り込み且つそのときの前記水平角および仰角回
転駆動雲台の水平方位、仰角の測角値を取り込むための
測距値および測角値取り込み手段と、取り込んだ測距値
と測角値とより演算処理して前記離隔値を算出する演算
処理手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明によれば、水平角および仰角
回転駆動雲台に搭載したレーザー式距離測定器を用い
て、架空にある少なくとも2本の線の所定点の間の高低
差等の離隔値を測定する方法において、前記水平角およ
び仰角回転駆動雲台を制御して比較的に速い速度で前記
レーザー式距離測定器を回転駆動させることにより、前
記レーザー式距離測定器によって、前記各線までの測距
値が得られる回転位置を検出し、次に、前記検出した回
転位置を中心として微小角度を増減した範囲についての
み前記水平角および仰角回転駆動雲台を制御して比較的
に遅い速度で前記レーザー式距離測定器を回転駆動させ
ることにより得られる前記各線までの前記レーザー式距
離測定器による測距値と、そのときの前記水平角および
仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角の測角値とより演算
処理を行って前記離隔値を算出することを特徴とする。
【0007】さらにまた、本発明によれば、架空にある
少なくとも2本の線の所定点の間の高低差等の離隔値を
測定する装置において、レーザー式距離測定器と、ビデ
オカメラと、前記レーザー式距離測定器および前記ビデ
オカメラを、それらの光軸が互いに平行になるようにし
て搭載する水平角および仰角回転駆動雲台と、該水平角
および仰角回転駆動雲台の回転駆動制御を行なう回転駆
動制御手段と、前記ビデオカメラの映像をモニターに表
示させるための画像表示手段と、前記モニターに表示し
た画像上に前記レーザー式距離測定器の測距点を示すマ
ークを表示させるためのマーク表示手段と、前記レーザ
ー式距離測定器および前記回転駆動制御手段へ制御信号
を送り、前記モニターの画像上にて前記マークが測定す
る前記所定点に合うようにして、その時点での前記レー
ザー式距離測定器による測距値を取り込み且つそのとき
の前記水平角および仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角
の測角値を取り込むための測距値および測角値取り込み
手段と、取り込んだ測距値と測角値とより演算処理して
前記離隔値を算出する演算処理手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】また、本発明によれば、水平角および仰角
回転駆動雲台に互いに光軸が平行となるように搭載した
レーザー式距離測定器およびビデオカメラを用いて、架
空にある少なくとも2本の線の所定点の間の高低差等の
離隔値を測定する方法において、前記ビデオカメラの映
像をモニターに表示させ、該モニターに表示した画像上
に前記レーザー式距離測定器の測距点を示すマークを表
示させ、前記モニターの画像を見ながら、先ず、前記所
定点のうちの一方に前記マークを合わせるように、前記
水平角および仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角を制御
して、その時点での前記レーザー式距離測定器による測
距値を取り込み且つそのときの前記水平角および仰角回
転駆動雲台の水平方位、仰角の測角値を取り込むための
測距値および測角値取り込み、次に、前記所定点のうち
の他方に前記マークを合わせるように、前記水平角およ
び仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角を制御して、その
時点での前記レーザー式距離測定器による測距値を取り
込み且つそのときの前記水平角および仰角回転駆動雲台
の水平方位、仰角の測角値を取り込み、それら取り込ん
だ測距値と測角値とより演算処理して前記離隔値を算出
することを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
について本発明をより詳細に説明する。
【0010】添付図面の図1は、本発明の一実施例とし
ての測定装置の概略構成図である。図1に示されるよう
に、この実施例の測定装置は、水平角および仰角回転駆
動雲台21と、この水平角および仰角回転駆動雲台21
に搭載されたレーザー式距離測定器22と、測距値およ
び測角値の取り込みと回転制御と演算処理を行なうパー
ソナルコンピュータ23と、パーソナルコンピュータ2
3から出力した回転制御信号に応じて水平角および仰角
回転駆動雲台21を回転させる信号に変換するコントロ
ーラ24とを備えている。
【0011】このような測定装置を使用して、わたり線
の離隔値測定の第1の方法について、図2のフローチャ
ートを特に参照して以下説明する。
【0012】まず、ステップ1にて、この測定装置一式
を、トロッコ等の車両20(図4参照)に搭載する。雲
台21は、雲台自身に定めたx軸方向がほぼ線路の延長
方向となるように搭載する。次に、ステップ2にて、装
置の構成部品間の配線を行なう。電源は、発電機より供
給する。
【0013】次に、ステップ3にて雲台21に取り付け
られている気泡管をみながら調整ネジにより雲台の水平
回転軸が鉛直になるように整準する。次に、ステップ4
にて、装置一式の電源を投入する。パーソナルコンピュ
ータ23に電源が投入されると制御プログラムが自動的
に起動する。
【0014】次に、ステップ5にて、図3に示すわたり
線の交差部のほぼ下の位置が雲台21の位置となるよう
に車両20を移動させる。次に、ステップ6にて、車両
20が測定中に動き出さないように停止させる。次に、
ステップ7にて、測定をスタートさせるキーを押す。以
下の動作は、ステップ8および10のうちの精査水平角
を指定することを除きパーソナルコンピュータ23の自
動制御により動作する。
【0015】スタートキーを押すと、雲台21上のレー
ザー式距離測定器22の測距方向の仰角が調整され、異
なる仰角によってそれぞれ連続測距しながら雲台21が
回転し、各回転に際し、測距レーザー光が架空の各々の
わたり線を横切る点の測距値L、並びに水平角Hθ、仰
角Vθが記録される。各々のわたり線の空間座標(X,
Y,Z)は、以下の式で計算される。
【0016】X=L×cos Vθ×cos Hθ Y=L×cos Vθ×sin Hθ Z=L×sin Vθ
【0017】異なる2つの仰角によりこれらが行われる
ことにより、図4に示す合計8箇所の空間座標が求ま
る。
【0018】図4の交差部片側の2本のわたり線を例
に、測定した空間座標から離隔値を計算する方法につい
て、図5を参照しながら説明する。わたり線名をA、
B、わたり線上の測定点を各々A1 、A2 、B1 、B2
と仮定し、各空間座標を以下のように仮定する。
【0019】A1 =(XA1,YA1,ZA1) A2 =(XA2,YA2,ZA2) B1 =(XB1,YB1,ZB1) B2 =(XB2,YB2,ZB2
【0020】わたり線A、BをX,Y平面(水平面)に
投影した直線式を求める。 Y=αA X+βA ・・・・わたり線AのXY平面の直線
式 Y=αB X+βB ・・・・わたり線BのXY平面の直線
式 αA =(YA1−YA2)/(XA1−XA2) βA =YA1−XA1(YA1−YA2)/(XA1−XA2) αB =(YB1−YB2)/(XB1−XB2) βB =YB1−XB1(YB1−YB2)/(XB1−XB2
【0021】わたり線A、Bの交点Pの座標(PX ,P
Y )は、以下の式で求まる。
【0022】PX =−(βA −βB )/(αA −αB ) PY =αA ×PX +βA
【0023】わたり線A、Bのなす角度(φ)は、以下
の式で求まる。
【0024】φ=ATAN(αA )−ATAN(αB
【0025】l=A′P=B′Pの長さを求める。
【0026】l=0.9/TAN(φ)
【0027】A′点の座標(AX ,AY )は、以下の連
立方程式より求まる。
【0028】 (AX −PX 2 +(AY −PY 2 =l2Y =αA ×AX +βA
【0029】B′点も同様に以下の連立方程式より求ま
る。
【0030】 (BX −PX 2 +(BY −PY 2 =l2Y =αB ×BX +βB
【0031】a点、b点のX座標は、以下の式により求
まる。
【0032】aX =(E−F)/(E−αB ) 但し、E=−1/αA F=AX /αA +AYX =(G−H)/(G−αA ) 但し、G=−1/αB H=BX /αB +BY
【0033】A、a、B、bの各Z座標は、以下の式に
より求まる。
【0034】AZ =e×AX +f aZ =g×aX +h BZ =g×BX +h bZ =e×bX +f e=(ZA1−ZA2)/(XA1−XA2) f=ZA1−XA1(ZA1−ZA2)/(XA1−XA2) g=(ZB1−ZB2)/(XB1−XB2) h=ZB1−XB1(ZB1−ZB2)/(XB1−XB2
【0035】
【外1】
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】この測定方法では、測定時間を短縮するた
め、わたり線の1点の3次元空間座標を求めるに当り、
ステップ7およびステップ9に示す「概査」と、ステッ
プ8およびステップ10に示す「精査」の2段階で測定
している。その理由について図6と図7を用いて説明す
る。
【0039】測定開始の段階では、架空のわたり線が雲
台21からみてどの水平角方向にあるのか認識できてい
ない。レーザー式距離測定器22は、その測距精度の変
更が可能であるが、高精度測定モードでは測距頻度が1
回/秒と低く、低精度測定モードでは、測距頻度は、1
5回/秒と高い。従って、わたり線の位置を連続測距さ
せながら捜すとき、測距精度を高くして1回の測定で直
径1cmのわたり線の位置を精密に測定しようとすると、
単位時間当りの測距回数が少ないため、雲台21の回転
を低速度に調整しなければならず、1周回転する時間が
極めて長くなってしまう。
【0040】そこで、図6に示すように、レーザー式距
離測定器22の測距精度を低くして測距頻度を高めて連
続測距させながら雲台21を1周回転させ、わたり線か
らレーザー測距値が得られる水平角度をまず取得し、次
に、図7に示すように、測距精度を高くして、わたり線
からレーザー測距値が得られた水平角の方向を中心とし
て微小角度を増減した範囲についてのみ選択的に再度測
定する。便宜上、この測距精度の低い測定を「概査」、
測距精度の高い測定を「精査」と呼ぶ。この「概査」と
「精査」を異なる仰角についてそれぞれ行い、合計8箇
所のわたり線の位置座標を求める。
【0041】8箇所の位置座標を求めた後、ステップ1
1で前記の計算式に従って、離隔値が計算される。次
に、ステップ12で計算した離隔値をパーソナルコンピ
ュータ23のディスプレイに表示する。最後のステップ
13で、計算した離隔値をフロッピーディスクに保存
し、測定は終了する。
【0042】前述したような測定装置を使用して、わた
り線の離隔値測定の第2の方法について、図8のフロー
チャートを特に参照して以下説明する。
【0043】ステップ1からステップ4までは、第1の
方法と同様である。次に、ステップ5にて、図3に示す
わたり線のABもしくはCDの間隔が0.9mとなる位置
の下が大体雲台21の位置となるように車両20を移動
させる。ステップ6は、第1の方法と同様である。
【0044】次に、ステップ7にて、測定をスタートさ
せるキーを押す。以下の動作は、ステップ8を除きパー
ソナルコンピュータ23の自動制御により動作する。ス
タートキーを押すと、雲台21の上のレーザー式距離測
定器22の測距方向の仰角が調整され、連続測距しなが
ら雲台21が1周回転し、回転に際し測距レーザー光が
架空の各々のわたり線を横切る点の測距値L、並びに水
平角Hθ、仰角Vθが記録される。この空間座標(X,
Y,Z)は、第1の方法と同様に計算される。
【0045】1周回転すると、図9に示す合計4箇所の
空間座標が求まる。この4箇所の測定地点は、第1の方
法で参照した図5のA1 、A2 、B1 、B2 となり、第
1の方法と同様にして離隔値が計算される。
【0046】この第2の方法でも、わたり線の1点の3
次元空間座標を求めるに当り、第1の方法と同様な理由
と方法でステップ7に示す「概査」と、ステップ8に示
す「精査」の2段階で測定している。
【0047】4箇所の位置座標を求めた後、ステップ9
で前記の計算式に従って離隔値が計算される。次に、ス
テップ10で計算した離隔値をパーソナルコンピュータ
23のディスプレイに表示する。次に、ステップ11で
計算した離隔値をフロッピーディスクに保存する。
【0048】この第2の方法では、1回の測定フロー
で、わたり線の交差部片側の2本のわたり線の離隔値を
測定する。従って、わたり線のもう一方の離隔値を測定
するには、ステップ5に戻り、わたり線の間隔が0.9m
となる位置のほぼ下が大体雲台21の位置となるように
車両20を移動させる。
【0049】前述したような測定装置を使用して、わた
り線の離隔値測定の第3の方法について、図10のフロ
ーチャートを特に参照して以下説明する。
【0050】ステップ1からステップ6までは、第2の
方法と同様である。次に、ステップ7にて、測定をスタ
ートさせるキーを押す。以下の動作は、ステップ8およ
びステップ10のうち精査仰角を指定することを除きパ
ーソナルコンピュータ23の自動制御により動作する。
【0051】スタートキーを押すと、雲台21上のレー
ザー式距離測定器22の測距方向の仰角が調整され、異
なる2つの水平角方向でそれぞれ連続測距しながら雲台
21の仰角が回転し、各回転に際し測距レーザー光が架
空の各々のわたり線を横切る点の測距値L、並びに水平
角Hθ、仰角Vθが記録される。各々のわたり線の空間
座標(X,Y,Z)は、第1の方法と同様に計算され
る。
【0052】異なる2つの水平角によりこれらが行われ
ることにより、図11に示す合計4箇所の空間座標が求
まる。この4箇所の測定地点は、第1の方法で参照した
図5のA1 、A2 、B1 、B2 となり、第1の方法と同
様にして離隔値が計算される。
【0053】この第3の方法でも、わたり線の1点の3
次元空間座標を求めるに当り、第1の方法と同様な理由
で、ステップ7およびステップ9に示す「概査」と、ス
テップ8およびステップ10に示す「精査」の2段階で
測定している。この測定の方法を、図12と図13を用
いて説明する。
【0054】まず、図12に示すように、軌道の延長方
向に対してほぼ±45°回転した水平2方向のそれぞれ
についてレーザー式距離測定器22の測距精度を低くし
て、測距頻度を高めて連続測距させながら、仰角を回転
させ、わたり線からレーザー測距値が得られる仰角度を
まず取得し、次に、図13に示すように、測距精度を高
くして、わたり線からレーザー測距値が得られた仰角の
方向を中心として微小角度を増減した範囲についてのみ
選択的に再度測定する。
【0055】4箇所の位置座標を求めた後、ステップ1
1で前記の計算式に従って離隔値が計算される。ステッ
プ12、13は、第2の測定方法ステップ10、11と
同様である。
【0056】この第3の方法も第2の方法と同様に、1
回の測定フローで、わたり線の交差部片側の2本のわた
り線の離隔値を測定する。従って、わたり線のもう一方
の離隔を測定するには、ステップ5に戻り、わたり線の
間隔が0.9mとなる位置のほぼ下が大体雲台21の位置
となるように車両20を移動させる。
【0057】前述したような測定装置を使用して、わた
り線の離隔値測定の第4の方法について、図14のフロ
ーチャートを特に参照して以下説明する。
【0058】ステップ1からステップ6までは、第2の
方法と同様である。次に、ステップ7にて、測定をスタ
ートさせるキーを押す。以下の動作は、パーソナルコン
ピュータ23の自動制御により動作する。
【0059】スタートキーを押すと、雲台21上のレー
ザー式距離測定器22の測距方向の水平角が軌道の延長
方向とほぼ垂直な方向に、すなわち仰角の回転軸が軌道
の延長方向にほぼ一致するように調整され、連続測距し
ながら雲台21の仰角が回転し、測距レーザー光が架空
の各々のわたり線を横切る点の測距値L、並びに水平角
Hθ、仰角Vθが記録される。各々のわたり線の空間座
標(X,Y,Z)は、第1の方法と同様に計算される。
【0060】わたり線方向に向け仰角を回転させた結
果、図15に示す合計2箇所の空間座標が求まる。この
第4の方法では、この2箇所の位置を離隔計算地点とみ
なし、
【0061】
【外2】 以下の式により計算される。
【0062】
【数3】
【0063】
【数4】
【0064】この第4の方法でも、わたり線の1点の3
次元空間座標を求めるに当り、第1の方法と同様な理由
で、ステップ7に示す「概査」と、ステップ8にて示す
「精査」の2段階で測定している。この測定の方法を、
図16おび図17を用いて説明する。
【0065】先ず、図16に示すように、レーザー式距
離測定器22の測距精度を低くして測距頻度を高めて連
続測距させながら、仰角を回転させ、わたり線からレー
ザー測距値が得られる仰角度をまず取得し、次に、図1
7に示すように、測距精度を高くしてわたり線からレー
ザー測距値が得られた仰角の方向を中心として微小角度
を増減した範囲についてのみ選択的に再度測定する。
【0066】2箇所の位置座標を求めた後、ステップ9
で前記の計算式に従って離隔値が計算される。ステップ
10、11は、第2の測定方法と同様である。
【0067】この第4の方法でも、第2の方法と同様
に、1回の測定フローでわたり線の交差部片側の2本の
わたり線の離隔値を測定する。従って、わたり線のもう
一方の離隔値を測定するには、ステップ5に戻り、わた
り線の間隔が、0.9mとなる位置のほぼ下が大体雲台2
1の位置となるように車両20を移動させる。
【0068】図18は、本発明のさらに別の実施例とし
て装置構成を略示している。この実施例の装置は、図1
に示した装置構成と大部分において同じであるが、この
実施例の装置では、ビデオカメラ25が水平角および仰
角回転駆動雲台21に、レーザー式距離測定器22とそ
れらの光軸が互いに平行になるようにして、搭載されて
いる。そして、この実施例の装置では、パーソナルコン
ピュータ23にビデオ映像のスーパーインポーズを可能
とする制御装置を組み込み、ビデオカメラ25の映像を
パーソナルコンピュータ23のモニター(CRT)上に
文字表示と同時に表示させるようになっている。
【0069】この実施例の装置構成によれば、任意の2
点間の離隔を測るとき、CRT上にビデオ映像を表示
し、その上に測距値から計算される測距点マークを重ね
て表示することにより、測距点を確認、視準して計測を
行うことができる。
【0070】次に、この図18の装置構成にて、所望の
2点間の距離を測定する第5の方法について、図19の
フローチャートを特に参照して説明する。
【0071】ステップ1からステップ4までは、第1の
方法と同様である。次に、ステップ5にて、レーザー式
距離測定器22から所望の2点までの距離計測が可能な
位置に車両を移動させる。ステップ6は、第1の方法と
同様である。
【0072】次に、ステップ7にて、任意動作の測定を
スタートさせるスタートキーを押す。スタートキーを押
すとキーボードに割り振られた動作キーを測定者が押す
ことに連動して雲台21の水平角と仰角の回転、レーザ
ー式距離測定器22の連続測距が制御される。
【0073】この時、レーザー式距離測定器22のレー
ザーが不可視のため、次の方法によりレーザー測距点を
確認し、目標を視準する。図18のビデオカメラ25の
映像をパーソナルコンピュータ23のディスプレイに表
示させ、その上に、測距値に応じて測距点マークの位置
を逐次計算して、図20のように表示させる。画像内に
表示された測距点を示すマークを確認して所望の測点に
視準を合わせる。
【0074】次に、測距値から測距点マークの位置を計
算する方法について、図21から図23を参照しながら
説明する。
【0075】図21は、パーソナルコンピュータ23の
モニターであるディスプレイの画面全体を示す図であ
り、図22は、雲台21上に搭載されたレーザー式距離
測定器22とビデオカメラ25との位置関係を示す平面
図であり、図23は、雲台21上に搭載されたレーザー
式距離測定器22とビデオカメラ25との位置関係を示
す側面図である。
【0076】レーザー式距離測定器22の測距光軸上に
2点P1 、P2 があり、その距離をL1 、L2 とする。
ビデオカメラ25で撮影した映像がディスプレイに表示
され、各点の画像上の座標をP1 について(X1
1 )、P2 について(X2 ,Y 2 )とする。これら
は、任意動作の測定の前にあらかじめ求めておく。
【0077】測距値をLとすると、マークの表示位置
(X,Y)は、以下の式で求まる。
【0078】X=L1 (X1 −X0 )/L+X0 Y=L1 (Y1 −Y0 )/L+Y0 ここで、X0 =(L1 ×X1 −L2 ×X2 )/(L1
2 ) Y0 =(L1 ×Y1 −L2 ×Y2 )/(L1 −L2
【0079】このように表示した測距点マークが画像上
で測定する所望の1点目に合うよう、雲台21の水平角
と仰角を制御する。測距点マークが所望の点に合ったと
ころで、ステップ8にて測定値を取り込むキーを押す。
キーを押すと1点目の測距値、水平角値、仰角値が記録
される。
【0080】ステップ9は、ステップ7と同様に、画像
上の測距点マークを確認しながら、キーボードにより雲
台21の水平角と仰角を回転制御し、測距点マークを測
定する所望の2点目に合わせる。ステップ10は、ステ
ップ8と同様に、測定値を取り込むキーを押すことによ
り、2点目の測距値、水平角値、仰角値が記録される。
【0081】次に、ステップ11で2点間の距離を計算
する。1点目の測定値(測距値、水平角値、仰角値)に
よる空間座標を(Xa ,Ya ,Za )、2点目の測定値
による空間座標を同様に(Xb ,Yb ,Zb )とする
と、2点間の距離Dは、以下の式で求まる。
【0082】D=[(Xa −Xb 2 +(Ya −Yb
2 +(Za −Zb 2 1/2
【0083】最後のステップ12で計算した2点間の距
離をパーソナルコンピュータ23のディスプレイに表示
する。
【0084】前述の説明では、本発明の装置および方法
を、鉄道軌道上のわたり線の離隔値を測定する場合につ
いて説明したのであるが、本発明の装置および方法は、
このような特定の測定に限らず、架空にある同様な線の
間の高低差等種々な離隔値を地上より自動的に測定する
場合において同様の効果のあるものである。
【0085】
【発明の効果】本発明による装置および方法を用いて、
わたり線の離隔を測定することにより、従来の間隔測定
竿を使用した測定方法に比べて、以下の問題点を全て解
消することができる。
【0086】 (1)間隔測定竿を手で扱うことによる肉体的労力。 (2)上空のわたり線を見上げる肉体的労力。 (3)間隔測定竿をわたり線に接触させることによる感
電事故の危険性。 (4)測定者の経験による精度の不均一性。 (5)長い測定時間。
【0087】(6)測定に伴う多大な作業人員。
【0088】このような効果に加えて、本発明によれ
ば、次のような効果も得られる。すなわち、測定結果が
フロッピーディスクに保存でき、測定後に既成のソフト
ウエアによりデータの加工、集計が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての測定装置の構成を示
す概略図である。
【図2】図1の測定装置を用いてわたり線の離隔値を測
定するための第1の方法を説明するためのフローチャー
トを示す図である。
【図3】わたり線の形状および離隔測定位置を説明する
ための図である。
【図4】第1の測定方法により測定する際のわたり線の
位置における測距レーザーの輝跡と、輝跡がわたり線を
横切る点の位置関係を示す図である。
【図5】わたり線の交差部より左側の2本の線から離隔
を計算する方法を説明するための図である。
【図6】「概査」による測定を説明するための概略図で
ある。
【図7】「精査」による測定を説明するための概略図で
ある。
【図8】図1の測定装置を用いてわたり線の離隔値を測
定するための第2の方法を説明するためのフローチャー
トを示す図である。
【図9】第2の測定方法により測定する際のわたり線の
位置における測距レーザーの輝跡と、輝跡がわたり線を
横切る点の位置関係を示す図である。
【図10】図1の測定装置を用いてわたり線の離隔値を
測定するための第3の方法を説明するためのフローチャ
ートを示す図である。
【図11】第3の測定方法により測定する際のわたり線
の位置における測距レーザーの輝跡と、輝跡がわたり線
を横切る点の位置関係を示す図である。
【図12】第3の測定方法における「概査」による測定
を説明するための図である。
【図13】第3の測定方法における「精査」による測定
を説明するための図である。
【図14】図1の測定装置を用いてわたり線の離隔値を
測定するための第4の方法を説明するためのフローチャ
ートを示す図である。
【図15】第4の測定方法により測定する際のわたり線
の位置における測距レーザーの輝跡と、輝跡がわたり線
を横切る点の位置関係を示す図である。
【図16】第4の測定方法における「概査」による測定
を説明するための図である。
【図17】第4の測定方法における「精査」による測定
を説明するための図である。
【図18】本発明の別の実施例の装置構成を略示する図
1と同様の図である。
【図19】図18の装置構成において所望の2点間の距
離を測定する本発明の第5の方法を説明するためのフロ
ーチャートを示す図である。
【図20】図18の装置構成においてパーソナルコンピ
ュータのディスプレイ上に表示されたビデオ映像とレー
ザー式距離測定器の測距点位置を同時に表示したときの
関係を説明するための図である。
【図21】パーソナルコンピュータ上のディスプレイに
表示したビデオ映像上に、レーザー式距離測定器の測距
中心軸上にある測距点を同時に表示するときの表示位置
の計算を説明するため、パーソナルコンピュータのモニ
ターであるディスプレイの画面全体を示す図である。
【図22】図21と同様の目的で、雲台上に搭載された
レーザー式距離測定器とビデオカメラとの位置関係を示
す平面図である。
【図23】図21と同様の目的で、雲台上に搭載された
レーザー式距離測定器とビデオカメラとの位置関係を示
す側面図である。
【符号の説明】
20 台車 21 水平角および仰角回転駆動雲台 22 レーザー式距離測定器 23 パーソナルコンピュータ 24 コントローラー 25 ビデオカメラ A わたり線 B わたり線 C わたり線 D わたり線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 和史 東京都品川区広町2丁目1番19号 東日本 旅客鉄道株式会社総合企画本部総合技術開 発推進部テクニカルセンター内 (72)発明者 小宮 穣 神奈川県厚木市田村町13番16号 アジア航 測株式会社コンサルタント事業部応用シス テム部内 (72)発明者 土居原 健 神奈川県厚木市田村町13番16号 アジア航 測株式会社コンサルタント事業部応用シス テム部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空にある少なくとも2本の線の所定点
    の間の高低差等の離隔値を測定する装置において、レー
    ザー式距離測定器と、該レーザー式距離測定器を搭載す
    る水平角および仰角回転駆動雲台と、該水平角および仰
    角回転駆動雲台の回転駆動制御を行なう回転駆動制御手
    段と、前記レーザー式距離測定器および前記回転駆動制
    御手段へ制御信号を送り、前記各線までの前記レーザー
    式距離測定器による測距値を取り込み且つそのときの前
    記水平角および仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角の測
    角値を取り込むための測距値および測角値取り込み手段
    と、取り込んだ測距値と測角値とより演算処理して前記
    離隔値を算出する演算処理手段とを備えることを特徴と
    する装置。
  2. 【請求項2】 水平角および仰角回転駆動雲台に搭載し
    たレーザー式距離測定器を用いて、架空にある少なくと
    も2本の線の所定点の間の高低差等の離隔値を測定する
    方法において、前記水平角および仰角回転駆動雲台を制
    御して比較的に速い速度で前記レーザー式距離測定器を
    回転駆動させることにより、前記レーザー式距離測定器
    によって、前記各線までの測距値が得られる回転位置を
    検出し、次に、前記検出した回転位置を中心として微小
    角度を増減した範囲についてのみ前記水平角および仰角
    回転駆動雲台を制御して比較的に遅い速度で前記レーザ
    ー式距離測定器を回転駆動させることにより得られる前
    記各線までの前記レーザー式距離測定器による測距値
    と、そのときの前記水平角および仰角回転駆動雲台の水
    平方位、仰角の測角値とより演算処理を行って前記離隔
    値を算出することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 架空にある少なくとも2本の線の所定点
    の間の高低差等の離隔値を測定する装置において、レー
    ザー式距離測定器と、ビデオカメラと、前記レーザー式
    距離測定器および前記ビデオカメラを、それらの光軸が
    互いに平行になるようにして搭載する水平角および仰角
    回転駆動雲台と、該水平角および仰角回転駆動雲台の回
    転駆動制御を行なう回転駆動制御手段と、前記ビデオカ
    メラの映像をモニターに表示させるための画像表示手段
    と、前記モニターに表示した画像上に前記レーザー式距
    離測定器の測距点を示すマークを表示させるためのマー
    ク表示手段と、前記レーザー式距離測定器および前記回
    転駆動制御手段へ制御信号を送り、前記モニターの画像
    上にて前記マークが測定する前記所定点に合うようにし
    て、その時点での前記レーザー式距離測定器による測距
    値を取り込み且つそのときの前記水平角および仰角回転
    駆動雲台の水平方位、仰角の測角値を取り込むための測
    距値および測角値取り込み手段と、取り込んだ測距値と
    測角値とより演算処理して前記離隔値を算出する演算処
    理手段とを備えることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 水平角および仰角回転駆動雲台に互いに
    光軸が平行となるように搭載したレーザー式距離測定器
    およびビデオカメラを用いて、架空にある少なくとも2
    本の線の所定点の間の高低差等の離隔値を測定する方法
    において、前記ビデオカメラの映像をモニターに表示さ
    せ、該モニターに表示した画像上に前記レーザー式距離
    測定器の測距点を示すマークを表示させ、前記モニター
    の画像を見ながら、先ず、前記所定点のうちの一方に前
    記マークを合わせるように、前記水平角および仰角回転
    駆動雲台の水平方位、仰角を制御して、その時点での前
    記レーザー式距離測定器による測距値を取り込み且つそ
    のときの前記水平角および仰角回転駆動雲台の水平方
    位、仰角の測角値を取り込むための測距値および測角値
    を取り込み、次に、前記所定点のうちの他方に前記マー
    クを合わせるように、前記水平角および仰角回転駆動雲
    台の水平方位、仰角を制御して、その時点での前記レー
    ザー式距離測定器による測距値を取り込み且つそのとき
    の前記水平角および仰角回転駆動雲台の水平方位、仰角
    の測角値を取り込み、それら取り込んだ測距値と測角値
    とより演算処理して前記離隔値を算出することを特徴と
    する方法。
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